JP3227052B2 - 着席状況表示システム - Google Patents

着席状況表示システム

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JP3227052B2 JP9105194A JP9105194A JP3227052B2 JP 3227052 B2 JP3227052 B2 JP 3227052B2 JP 9105194 A JP9105194 A JP 9105194A JP 9105194 A JP9105194 A JP 9105194A JP 3227052 B2 JP3227052 B2 JP 3227052B2
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特急列車等の自由席の
着席状況を表示する着席状況表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車上及びホーム上において各車両
ごとのその時点までの空席状況を表示する装置はあるが
(特開昭63-98094号公報「列車の空席表示装置」)、空
席であるか否かだけしか表示させていなかったため、満
席表示の場合に降車客が多いにもかかわらず、その駅か
らは座れないような表示となることがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、駅の表示装
置を見た着席希望客は満席ならばと指定席に変更した
り、後続の列車に変えたりして予定を変更することにな
るが、実際にその列車が駅に到着してみると降車客がた
くさんいて、そのまま待っていても十分着席できるとい
う状況も考えられる。本発明の目的は、特急列車等の自
由席車の着席状況だけでなく、降車予定客数を乗車前の
乗客に知らせることにより、立ったまま乗車するという
状況や降車客が多かったため自由席車内に空席を残して
発車するということを少なくし座席確保に対する不安を
取り除くと共に、乗客の入れ替わりを円滑に行うことで
座席を有効に活用することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、各座席
に取り付けられた自動検札装置に所持している切符を挿
入し検札を受けることにより着席しているかどうかを判
断し、各車両ごとに情報を整理し、車上で表示すると共
に、地上へ無線により伝送し、ホーム等に設置された表
示装置に各車両ごとの空席状況,乗車区間,降車予定客
数を表示することにある。
【0005】
【作用】乗車前に自由席車の着席状況及び降車予定客数
がわかるため、混雑していてかつ乗車してもとても着席
できないような状況の時にどうしても着席したい場合
は、事前に指定席券を購入するか、後続列車等の他の列
車に変えることができ、また、そのまま自由席車に立っ
て乗車する場合でも座れないことを承知しているので精
神的疲労度が少なくなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0007】図1は、本発明の特徴を最もよく表してい
る着席状況表示システムのブロック図、図2は、列車上
の各座席と駅の表示装置との間の説明図、図3及び図4
は、表示装置における表示内容の一例、図5は自動検札
装置を兼ねた着席検知装置が取り付けられた座席の説明
図、図6は中央処理装置内における送信駅決定処理のフ
ローチャート、図7は駅処理装置内における表示装置へ
の着席状況出力処理のフローチャートである。これらの
図1ないし図7において、6は列車内各座席に取り付け
られた自動検札装置であり着席検知機能も兼ね備える。
7は6と結ばれ、座席番号,検札内容を伝送するための
車両間伝送路である。7で伝送されてきたデータを処理
するのが、車上処理装置2である。車上処理装置2で処
理されたデータを送信したり受信したりするのが無線送
受信機11である。また、12は車内の車掌室内や乗車
口付近に設置されて、乗客,車掌への案内表示用とし
て、あるいは、車掌の車内検札業務用として用いられ
る。5は通信手段であり無線によって行われる。13は
沿線に設置され、車上より発信された無線を受信して伝
送する役目を果たす通信用ケーブルである。9は、13
によって伝送されてきたデータを表示用として再変換す
るための地上側伝送制御装置である。4は、各駅構内の
線路内列車情報検知装置14より駅処理装置1を介して
送られてきたデータ(列車名,行先,現在位置)を自ら
が内部に持つダイヤ情報と照合し送信先を決定する処理
を行い、車上より送られてきた空席情報を各停車駅装置
へ送信する、中央処理装置である。10は4または8と
結ばれ座席予約情報を提供する座席予約システムであ
る。3は送信先である各駅との間を結ぶ伝送路である。
3を介して4と結ばれているのが、駅処理装置1であ
る。8は、駅ホーム上やコンコース内に設置され、乗客
に対して情報を提供する着席状況表示装置である。次に
動作について説明する。乗客が着席して所持している切
符を挿入すると、裏側に登録された乗車日,列車名,乗
車区間などのデータを読み取り、その座席は使用されて
いると判断する各座席に取り付けられた自動検札機能付
着席検知装置6がある。この判断を各座席ごとに行い、
車両間伝送路7を用いて車上に搭載されている車上処理
装置2へ伝送する。車上処理装置2では、送られてきた
着席状況を各車両ごとに集計し、その結果を無線通信5
や通信用ケーブル13を用いて地上側の伝送制御装置9
へ伝送する。また、車両間伝送路7を用いて各車両の乗
車口や車掌室内に設置されたモニタ装置12へも送られ
る。その時に送るデータは、乗降車口付近に設置される
乗客案内用車上モニタへは、着席状況,列車名,乗車区
間であり、車掌用モニタへは、これに加えて乗客からの
呼出し要求の有無及び検札結果である。また、地上側へ
は車上乗客用モニタ向けデータに加えて、行先,走行位
置を送る。通信用ケーブル13で受信されたデータは、
伝送制御装置9によって中央処理装置4へ送られる。中
央処理装置4では、データを各駅の着席状況表示装置8
へ伝送する処理を行うが、その時、すでに発車してしま
った列車の表示をしないように、中央処理装置4内部に
持つダイヤ情報と列車情報検知装置から送られてきた列
車名や走行位置情報とを照合し、送信先を決定する処理
を行う。列車情報検知装置とは、各停車駅線路内に設置
され、列車が停車中に発信する列車名,行先信号を受信
することにより列車の到着や発車を検出する装置であ
り、信号受信が無くなれば発車したと判断する。図6を
用いて処理の流れを説明する。まず、列車が駅発車後、
車上処理装置から無線通信によって送信されてきた、そ
の列車の列番,列車名,着席状況,降車予定客数,走行
位置等のデータを受信する。受信したデータは、処理装
置内のデータ格納エリアに格納する。これとは別に駅処
理装置より、その列車が発車したことを示す[発車済]
を列番,列車名,行先と共に受信する。次に車上より送
信されてきたデータと、発車直後の停車駅処理装置より
送信されてきたデータをもとに、中央処理装置内にあら
かじめ登録されたダイヤ情報ファイルから当該列車のダ
イヤをサーチする。サーチされた列車ダイヤ上から[発
車済]を送信した駅をサーチし、ダイヤ情報ファイル内
の停車駅エリアに[発車済]を格納すると共に未来側の
停車駅を抽出する。抽出された駅に対して列車名,着席
状況,降車予定客数,走行位置を送信する。これで、一
通りの処理は完了するが停車駅の抽出もれを防ぐため
に、この後、他に停車駅があるかという判定を行い、あ
れば再び列車ダイヤからサーチし、送信処理を行う。無
ければ処理を完了する。以上のように中央処理装置で
は、内部に持つダイヤ情報と送信されてきた列車情報に
基づき、送信駅を決定し、データを送信する処理のみを
行う。各駅における先発,次発列車情報の管理や終着駅
等における非表示処理判定等は、各駅処理装置で行われ
る。中央処理装置4で処理された情報は、駅処理装置1
を介して駅の着席状況表示装置8へ送られ、図3に示す
様な内容を表示する。図7を用いて駅処理装置内の処理
の流れを説明する。中央処理装置から列車名,着席状
況,降車予定客数,走行位置を受信すると次に、受信し
た列車のデータが当駅をまだ発車していない列車かどう
かの判定を出発順序ファイルを参照することで行う(出
発順序ファイルとは、当駅を発車する予定の列車の時刻
が順に登録されたものである。)。まだ発車していない
列車ならば、駅処理装置内部の出発順序ファイルの列車
エリアに受信データを格納する。ここでもし、すでに発
車してしまった列車のデータが送信されてきたり、当駅
が終着駅の列車のデータであった場合は、この判定によ
りそのデータは破棄される。データを格納した後は、時
間による判定を行う。現在時刻が列車の発車時刻まで一
定時分以上あれば、列車エリア内に格納したまま、デー
タの再受信があれば、エリア内データの書きかえを行
う。そして発車一定時分前になったら、格納エリアより
データを編集して表示装置へ出力し、表示される。この
後、このデータ(表示内容)が当駅よりすぐ前の停車駅
発車後のデータであるかの判定を行い、前の駅発車後の
データでなければ、再受信したデータにより表示内容を
更新する。前の駅発車後のデータを受信し表示されたな
らば、この処理は、完了する。図3の表示例では、先
発,次発,次々発と最大3本先までの列車について空席
状況を表示できるようになっている。空席状況の表示方
法は、中央処理装置内に記憶された列車情報に基づき図
3に示すように各列車の編成内容を表示させ、その部分
の上段に空席数を、下段に駅降車予定客数を表示させ
る。また、着席状況の表示方法は図4に示すように各列
車,各車両の各座席ごとの着席状況,乗車区間と、その
車両からの降車予定客数を表示する。また、列車及び車
両の選択もできるようにする。表示は、列車情報検知装
置が列車の発車を検知して、[発車済]を駅処理装置へ
送り列車エリア内のデータが削除されることにより消え
る。その時に次発列車の表示があれば自動的に先発列車
の表示となる。これらの表示装置は、駅のホームやコン
コースなどに設置されるものである。乗客は、ホームや
コンコースにおいて表示装置を見て自分がこれから乗ろ
うとする列車の混雑状況を確認して乗車することができ
る。また、中央処理装置4と座席予約システム10とを
つなぐことにより、車上やホームにて指定席の予約状況
を見ることができ、表示装置と合わせて券売機を置け
ば、自由席が満席の時に指定席券をすぐに購入できる。
さらに車上ではたとえ予約されていても、予約区間外で
指定券を発売することができる。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば乗車前に着席状況及び降
車予定客数がわかるので特に特急列車等の自由席車に乗
車しようとする乗客にとっては、乗ってから座れないこ
とがわかり立ったまま乗車するということが少なくな
る。また、どうしても座りたい時には、指定席券を買う
事も可能となり、自由席車には立ち客までいるほど混ん
でいるのに指定席車には空席が目立つということがなく
なる。さらに、着席検知手段として自動検札装置を用い
たことにより、乗客にとっては乗車してすぐにくつろぐ
ことができ、車掌に用のある場合だけ呼び出せば良い。
また、車掌にとっても検札業務として各座席を一つ一つ
回り、応対することが無くなり、乗客の求めに応じて出
向けば良いことになり、接客サービス向上とかなりの業
務量軽減に、つながる。その上、着席率向上,座席の有
効活用にもつながる。どうしても自由席車でという乗客
にとっても座れないことを承知して乗車できるので、座
席の確保について気にする必要がない、つまり、精神的
疲労度が軽くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例でありシステム全体のブロッ
ク図。
【図2】本発明の一実施例である。また、車上と地上の
間の情報の流れを示す説明図。
【図3】駅のホームやコンコースに設置された空席状況
表示装置の表示内容の一例を示した説明図。
【図4】駅のホームやコンコースに設置された着席状況
表示装置の表示内容の一例を示した説明図。
【図5】自動検札機能付着席検知装置が取り付けられた
座席の説明図。
【図6】中央処理装置内の送信駅決定処理のフローチャ
ート。
【図7】駅処理装置内の着席状況表示出力処理のフロー
チャート。
【符号の説明】
1…駅処理装置、2…車上処理装置、3…伝送路、4…
中央処理装置、5…無線通信、6…着席検知装置、7…
車両間伝送路、8…着席状況表示装置、9…伝送制御装
置、10…座席予約システム、11…無線送受信機、1
2…車上設置モニタ装置、13…通信用ケーブル、14
…列車情報検知装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 5/00 B61D 37/00 G06F 17/60 G07B 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも乗車日、列車名、乗車区間を含
    むデータが記載されている切符を所持した乗客が前記切
    符を挿入すると着席検知と検札を行うものであって、指
    定席車両と自由席車両を連結した列車内の自由席各座席
    に取り付けられている自動検札装置と,前記自動検札装
    置の着席情報と検札情報を取込み処理すると共に前記自
    由席の空席情報と前記切符データを送信する車上処理装
    置と、前記列車が停車する各駅に設置され、前記列車名
    毎の列車の空席状況を表示する表示装置を備えた駅処理
    装置と、前記列車がある駅を発車後に前記車上処理装置
    の前記空席情報と前記切符データを受信して、前記列車
    の次停車駅に設置されている前記駅処理装置に前記自由
    席の空席情報と前記切符データを含む列車情報を送信し
    て当該駅処理装置の表示装置に、少なくとも前記自由席
    の空席情報と前記自由席に着席している乗客の次停車駅
    における降車予定客数を表示させる中央処理装置とを具
    備することを特徴とする着席状況表示システム。
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CN112823113A (zh) * 2019-09-14 2021-05-18 王哲 一种城市轨道交通列车运行方法

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