JP3224896B2 - 定着用力伝達体 - Google Patents

定着用力伝達体

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JP3224896B2
JP3224896B2 JP06436093A JP6436093A JP3224896B2 JP 3224896 B2 JP3224896 B2 JP 3224896B2 JP 06436093 A JP06436093 A JP 06436093A JP 6436093 A JP6436093 A JP 6436093A JP 3224896 B2 JP3224896 B2 JP 3224896B2
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デヴイツト・ロゴフスキー
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ファウ・エス・エル・インターナツイオナール・アクチエンゲゼルシヤフト
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    • E04BUILDING
    • E04CSTRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
    • E04C5/00Reinforcing elements, e.g. for concrete; Auxiliary elements therefor
    • E04C5/08Members specially adapted to be used in prestressed constructions
    • E04C5/12Anchoring devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49826Assembling or joining
    • Y10T29/49863Assembling or joining with prestressing of part
    • Y10T29/49874Prestressing rod, filament or strand

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接触面が個々の部材を
収容するアンカーブッシュを摩擦連結的に接触させため
のものであり、力伝達体が少なくとも二つの部分を備
え、ほぼリング状の第1の部分が接触面を備え、第2の
部分が接触面と反対の第1部分の側に設けられ、第2の
部分が外側表面と内周面を有する中空体の形をし、外側
表面がほぼ円環状の二つの端面と一つの外周面に分割さ
れている、コンクリートからなる構造物部分に埋め込み
固定するための、定着用、特に緊張定着用の力伝達体に
関する。
【0002】
【従来の技術】定着、例えばコンクリートからなる構造
物での緊張定着の場合の力伝達領域の寸法は、非常に重
要である。1本または複数本の単一部材を含む予備緊張
ケーブルの場合には、構造物部分のコンクリートの硬化
の後で緊張ケーブルに予備緊張力が加えられた後で、予
備緊張された状態の緊張力が少なくとも1個の緊張定着
部によって集中して構造物部分に伝達される。その際、
緊張ケーブルは予備緊張すべき構造物部分の外方で延び
ていてもよいし、この構造物部分の内方に配置してもよ
い。構造物部分の内方に配置する場合には、予備緊張さ
れた構造物部分と緊張ケーブルを後から連結することが
できる。単一部材が線材、撚り線、鋼棒等からなる緊張
ケーブルの一端は通常は、緊張定着部に固定保持され
る。この緊張定着部は多くの場合、予備緊張すべき構造
物部分に載置されるかまたは埋め込まれる鋼製のアンカ
ー板と、挟持くさびを収容するための円錐状穴を有す
る、同様に鋼製のアンカーブッシュを含んでいる。予備
緊張すべき緊張ケーブルの単一部材が挟持くさびを通過
している。緊張過程の後で、アンカー板は予備緊張力を
構造物部分に伝達する。普通は正方形に形成されたアン
カー板は、構造物部分に対してほとんど均一な力の伝達
が保証されるようにアンカー板の曲がりが制限されるよ
うな大きさに形成しなければならない。この要求を満足
するために、従来のアンカー板は厚く形成され、そのた
め重量が大である。
【0003】上記アンカー板の代わりに、しばしば鋳造
アンカー体、いわゆる鋳物が使用される。この鋳物は、
トランペットのように、ジャケット管内を延びるまとめ
られた単一部材への、アンカーブッシュに固定保持され
扇形に拡がった単一部材の移行部を形成している。鋳物
は半径方向外側へ延びる少なくとも一つの周方向のビー
ドを備えている。このビードは前側の力伝達面に加えて
緊張力を構造物部分に伝達する働きをする。この形状の
ために、鋳造アンカー体は鋼製の前記アンカー板よりも
軽量である。
【0004】重量を軽くするために、いわゆるアンカー
鐘形部材が提案されている。このアンカー鐘形部材は中
空円筒状の鋼本体を含んでいる。この鋼本体は予備緊張
すべき構造物部分に埋め込み固定される。コンクリート
打ちの際に、型枠に入れられるアンカー鐘形部材内に同
心的に、いわゆるアンカーディスクを後で収容するため
の窪みが形成される。このアンカーディスクは前記のア
ンカーブッシュの機能を発揮する。アンカー鐘形部材の
周りには、付加的な補強材として、拡開力を受け止める
ためのいわゆるアンカーらせん体が設けられている。こ
の拡開力はすべての定着装置の場合に、構造物部分に力
を伝達する際に発生する。ここで述べた定着装置は構築
すべき構造物部分と同じコンクリートを必要とする。構
造物部分のコンクリート打ちの間アンカー鐘形部材の中
空室にこのコンクリートが空洞を生じないように侵入す
ることは、大きな問題をかかえている。アンカー鐘形部
材の周りに設けられたアンカーらせん体は、他の補強部
材と共に、この侵入を一層困難にする。それによって、
アンカーディスクまたはアンカーブッシュが予備緊張時
または予備緊張の後でコンクリート内に侵入しないよう
にすることが保証されない。
【0005】フリッツ レオンハルト(Fritz Leonhard
t)博士著の本“実際のプレストレストコンクリート”の
1973年第3版第3.75図には、緊張定着装置の他
の実施例が示してある。この緊張定着装置は、単一部材
を固着可能な鋼製アンカー体の周りにおいて、鋼板円錐
皿内のコンクリート体がコンクリート接着されるように
形成されている。このコンクリート体は緊張過程の前
に、出来上がった構造物部分に装着され、緊張時および
緊張の後で予備緊張力を構造物に伝達する働きをする。
このプレストレスト定着装置は有効であることが実証さ
れなかった。
【0006】ドイツ連邦共和国実用新案登録第1103
345号公報には、構造物部分に埋め込み固定するため
の定着体が開示されている。この定着体はアンカーブッ
シュ用接触面を有する金属リングと、コンクリート体を
含んでいる。このコンクリート体は外側の円錐状の巻線
と内側の金属管の間に埋め込まれ、接触面と反対の金属
リングの側に接続している。定着体の外径は金属リング
から徐々に増大している。最大直径は構造体部分の内部
に完全に入れられた定着体の端部のところである。コン
クーリート体は構造物部分のコンクリートよりも硬い。
【0007】このような定着体は比較的に重い。定着体
に定着された緊張ケーブルを予備緊張した後で、金属リ
ングと反対の側のコンクリート体の端面の周縁に、大き
な圧力集中が発生するという欠点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、前記のアンカー板、前記の鋳造アンカー体および
引用文献に開示された定着体よりも軽量である、技術水
準に対して改良された、緊張力を構造物部分に伝達する
および導くために役立つ力伝達体を提供することであ
る。アンカーブッシュのための確実で充分にしっかりし
た載置を保証すべきである。本発明による力伝達体は、
予備緊張時およびその後で、伝達すべき力を完全に受け
止めることができ、かつ構造物部分に導くことができる
ように、構造的に形成すべきである。力の導きを改善す
べきである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は、外周面がほ
ぼ円錐台の外周壁の形をし、その大きな端面が第1の部
分の側にあり、外周面が少なくとも一つの半径方向のく
びれ部を備え、このくびれ部によって、小さな端面に加
えて緊張力を構造物部分に伝達するための円環面が形成
されていることを特徴とする力伝達体ことによって解決
される。
【0010】本発明による力伝達体はいわゆる複合体で
ある。この力伝達体は特に金属からなる第1の部分と、
この第1の部分に接触する特に非金属材料からなる第2
の部分からなっている。第1の部分は、アンカーブッシ
ュからの緊張力を受け止め、第2の部分に伝達する。第
2の部分は、受け止められた緊張力を構造物部分に伝達
する。両部分の材料と、力を伝達する作用面は、互いに
適合されている。この場合、作用面とは、力線が通る第
2の部分の外側表面の区間であると理解される。くびれ
部により、構造物部分への緊張力の伝達は小さな端面を
介して行う必要はなく、そして構造物部分内において第
2の部分のところに軸方向に互いに離した少なくとも二
つの周方向の縁部が設けられる。それによって、前記の
圧力集中が分散し、従って均一が力の導きが達成され
る。予備緊張力が構造物部分のコンクリートに段階的に
伝達される。それによって、構造物部分の応力が小さく
なる。構造物部分のコンクリートとの連結が改善され
る。このような構造によって、公知のアンカー板、鋳造
アンカー体および定着体に比べて、重量がかなり軽くな
り、構造物部分への力の導きが改善される。
【0011】本発明による力伝達体の形状は、前記のア
ンカー鐘形部材に関連して説明した難点が充分に克服さ
れるように選択可能である。第2の部分が請求項2に従
って形成されていると、第1の部分からの緊張力を受け
止めるための第1の作用面は、受け止められた緊張力を
構造物部分のコンクリートに伝達するための第2の作用
面よりも小さくなる。その際、第1の作用面は実質的に
第1の部分寄りの大きな端面に相当し、第2の作用面は
実質的に他の小さな端面と円環面の合計に相当する。
【0012】円環面は力伝達体の長手軸線に対してやや
傾斜していると有利である。傾斜角度は力伝達体の長手
軸線に対して直角の仮想平面に対して、高々30°であ
る。力伝達体の軸方向において円環面の外側の円は内側
の円よりも小さな端面から離れている。予備緊張力のた
めの前記の面の拡大により、構造物部分のコンクリート
に対する単位面積当たりの圧力負荷が小さくなるという
利点がある。
【0013】予め工場で作られた第1の部分は第2の部
分を製作する際にこの第2の部分に鋳込まれるかまたは
第2の分が第1の部分に鋳合わせられる。第2の部分の
外側表面は、構造物部分の予備緊張されたコンクリート
と共に改善された連結を達成するために、窪み、リブお
よびまたはビードを備えていてもよい。特に一つ(また
は複数の)半径方向のビードによって、第2の作用面が
拡大され、それによって構造物部分のコンクリートに対
する単位面積当たりの圧力負荷を更に低減することがで
きる。くびれ部の範囲に設けた軸方向に延びるリブが同
じ目的を達成する。
【0014】第2の部分は好ましくは鋳造可能で硬化可
能な材料、特にモルタルで作られる。モルタルの強度は
第1の部分の強度と構造物部分のコンクリートの強度の
間に位置する。モルタルの強度は一方では第2の部分の
選択された形状に依存し、他方ではアンカーブッシュが
第1の部分の接触面を越えて半径方向にどれくらい延び
ているかに依存する。硬化状態で少なくとも60N/m
2 の強度を有するモルタルを使用すると有利である。
流し込むことができる材料は冷間状態で流し込めると有
利である。この場合、鋳型に対する要求は少ない。鋳型
は低コストで製作可能である。しかし、モルタルの代わ
りに他の材料、例えば電気絶縁製材料を使用することが
できる。
【0015】第1の部分と構造物部分のコンクリートに
対する第2の部分の強度を適応させるために、第2の部
分は、適合したモルタルと適切な形状のほかに、付加的
な補強要素を含んでいる。
【0016】非常に適切な実施形では、第1の部分がほ
ぼU字形の横断面を有する。この場合、第2の部分はU
字の両脚部と基礎脚部によって形成された周方向の溝に
挿入される。U字の基礎脚部によって形成されたリング
には、溝と反対側に、接触面が形成されている。第1の
部分を過剰に大きく形成しないで、アンカーブッシュの
縁部から約45°の角度をなして構造物部分内に達する
拡開力を受け止めることができるようにするために、U
字の外側の脚部によって形成された第1の部分の外側の
周方向カラーが、リングから外側へ離れるように傾斜
し、力伝達体の長手軸線に対して10°〜45°、特に
20°〜30°の角度をなしていると有利である。予備
緊張力による負荷の際に外側のカラーが変形しないよう
にするために、ほぼ半径方向に延びるウェブを設けるこ
とができる。このウェブはU字の内側の脚部によって形
成された内側のカラーと外側のカラーを連結する。
【0017】他の実施形では、力伝達体の内周面がほぼ
漏斗状の合成樹脂部材によって内張りされている。この
合成樹脂部材の接触面寄りの端範囲は、第1の部分の内
側のカラーと少なくとも部分的にオーバーラップしてい
る。合成樹脂部材の他方の端範囲は力伝達体から突出
し、この端部に、漏斗状または管状の他の合成樹脂部材
に連結するための手段を備えている。前記の両合成樹脂
部材は一緒にトランペットを形成する。更に、最初に述
べた合成樹脂は固定手段を備えている。この固定手段は
第2の部分に作用連結され、第2の部分または第1の部
分に対する合成樹脂部材の軸方向摺動を阻止する。
【0018】本発明による力伝達体は工場であるいは現
場で鋳造可能である。
【0019】
【実施例】図に基づいて、本発明に係わる対象物を例示
的に詳しく説明する。図1には、コンクリートからなる
構造物部分9に固定された本発明による力伝達体1の第
1実施例の縦断面が示してある。力伝達体はほぼリング
状の第1の部分5と、この第1の部分5に連結された第
2の部分6からなっている。第2の部分6は流し込みお
よび硬化可能な材料、特にモルタルからなっている。第
1の部分5は好ましくは金属で作られる。特に、鋼鋳物
であると有利である。リング状の第1の部分は好ましい
実施形では、ほぼU字状の横断面を有する。U字の両脚
部は周方向に延びる内側のカラー11と、周方向に延び
る外側のカラー12を形成する。両カラーは第2の部分
6の方へ向いている。この両カラーを第2の部分6と反
対の側で互いに連結するU字の基礎脚部によって、実質
的に一つのリング13、特に円形リングが形成されてい
る。第2の部分6と反対の側の環状面は平らな接触面2
として形成され、この接触面には、参照符号4を付けた
アンカーブッシュが摩擦的に接触している。アンカーブ
ッシュは一つまたは複数の円錐形の穴39を備えてい
る。この穴内には、緊張ケーブルの各々1本の部材3が
挟持楔30によって緊張状態に保持されている。内側の
カラー11、外側のカラー12およびリング13の互い
に隣接する内側の面は、周方向に延びる溝を形成してい
る。この溝には、第2の部分6のモルタルが挿入されて
いる。アンカーブッシュ4の外側の縁部40から約45
°の角度で力伝達体1内に作用する緊張力または拡開力
を、この力伝達体によって最適に受け止めできるように
するために、外側のカラー12がリング13から外側へ
離れるよう延びると有利である。力伝達体の長手軸線1
5に対してなす外側カラーの角度は、10°〜45°、
特に20°〜30°である。この角度は図2において参
照符号16で示してある。第1の部分5寄りの第2の部
分6の範囲が上記の実施例に従って第1の部分5によっ
て包囲されていることにより、緊張力および拡開力が第
1の部分5から第2の部分6へ最適に伝達される。
【0020】第1の部分5の前記溝内に、内側と外側の
カラー11,12を連結する互いに離隔されたウェブ1
4を取付けることができる。このウェブは補強部材とし
ての働きをし、大きな拡開力の場合に第1の部分を変形
させないように作用する。ウェブ14は特に、周囲にわ
たって均一に分配配置されている。
【0021】力伝達体1は通常は、第2の部分6のモル
タルが特に金属からなる第1の部分5よりも弱い強度を
有するように構成されている。しかし、第2の部分6の
モルタルの強度は構造物部分9のコンクリートの強度よ
りも大きい。
【0022】図示実施例ではほぼ円錐台状の回転体であ
る第2の部分6は、円錐形の内周面8を備えている。こ
の内周面は第1の部分5の方へ向かって開放している。
第2の部分6は外側の表面7を有する。この表面は実質
的に二つの端面7a,7dと外周面7b,7cに分割さ
れている。この場合、第1の部分5寄りの大きな端面7
aは、この第1の部分に接する第2の部分6の面全体で
あると理解される。この端面は実質的に、第1の部分5
の溝内に挿入されている、第2の部分6の外側の表面7
の部分を含んでいる。小さな端面7dは、第1の部分5
と反対側の第2の部分6の端面である。この端面は長手
軸線に対してほぼ直角に延びている。外周面は、半径方
向のくびれ部7b,7cが存在しないときに第1の部分
5から小さな端面の方へ先細になっている円錐台の外周
面である。このくびれ部によって実質的に円環面7bと
くびれ外周面7cが形成される。その際、円環面7bは
小さな端面7dと共に、第2の部分6から構造物部分9
へ緊張力を伝達する働きをする。くびれ外周面7cは小
さな端面7dに直角に接続し、この第2部分の軸方向に
円環面7bまで延びている。くびれ外周面は小さな端面
7dの外側の円周と円環面7bの内側の円周を接続して
いる。くびれ外周面7cは好ましくは、破線で示すよう
に、円錐形である。この場合、円錐は好ましい変形実施
例では小さな端面7dから出発して円環面7bの方へ縮
小している。この手段により、緊張力を伝達する面が大
きくなる。すなわち、小さな端面7dと円環面7bの合
計が大きくなる。これは、くびれ外周面7cが第2部分
の長手軸線に対して平行に延びているかあるいは参照符
号7cと一点鎖線で示すように円錐が円環面7bの方へ
拡がっている場合には当てはまらない。
【0023】参照符号28によってリブが示してある。
このリブはくびれの範囲において特に第2部分の外周に
均一に分配されて第2部分の軸方向に延びている。この
リブ28により、緊張力の伝達に役立つ面が、7eによ
って示した端面部分によって更に拡大される。
【0024】第2部分6の内周面8はテーパ穴19を形
成している。この穴の大きな直径部分が接触面2の側に
ある。内周面8は例えばポリエチレンからなるほぼ漏斗
状の合成樹脂部材18によって内張りされている。その
際、接触面2寄りの合成樹脂部材18の端範囲は、第1
の部分5の内側カラー11の少なくとも一部とオーバー
ラップしている。接触面2と反対側の合成樹脂部材18
の端範囲は第2の部分6から突出し、その端部に、この
合成樹脂部材を他の漏斗状または管状合成樹脂部材21
に連結するための連結手段20を備えている。連結手段
20は例えば合成樹脂部材端部で内方へ突出する周方向
のカラーを含んでいてもよい。他の合成樹脂部材21は
特に固定保持すべき端部に、36で示した外向きの周方
向カラーを備えている。他の合成樹脂部材21は、前記
の二つのカラー20,36が互いに接触するまで、接触
面2から力伝達部分の円錐状穴19に挿入される。両合
成樹脂部材18,21の前記カラー20,36は相互の
スナップ錠止部として形成可能である。
【0025】合成樹脂部材18が第2の部分6の円錐状
穴19内で長手方向に摺動しないようにするために、漏
斗状合成樹脂部材18の外周面には、外側へ突出する固
定手段24,25が設けられている。この固定手段は第
2の部分6内に挿入される周方向のビードの形をしてい
る。
【0026】第2部分6から突出する、接触面2と反対
側の合成樹脂部材18の端範囲には、空気抜きホースま
たは注入ホース23を接続するための短管22の形をし
た装置が設けられている。短管22内で、合成樹脂部材
の壁が穿孔され、空気抜き口およびまたは注入口33を
形成している。第1の部分5には、半径方向外側へ延び
るフランジ31が設けられている。このフランジは穴3
2を備えている。この穴を通って空気抜きホースまたは
注入ホース23が案内され、前記短管22に固定されて
いる。
【0027】第2の部分6の強度は構造物部分9のコン
クリートの強度に充分に合わせることができる。これは
一方では、モルタルの材料の適当な選択によって行わ
れ、他方では第2の部分6内に補強要素10、例えば繊
維状の補強要素を設けることによって行うことができ
る。
【0028】本発明による力伝達体の製作は次のように
して有利に行われる。すなわち、予め工場で製作された
第1の部分5を第2の部分6内に鋳込むかまたは第2の
部分を第1の部分に鋳付けすることによって行われる。
鋳造過程で、第1の部分5と漏斗状の合成樹脂部材18
は、鋳型の型枠要素として使用可能である。そのため
に、鋳造過程の前に、第1の部分5 − その内側カラ
ーに突起41を備えていてもよい − は、漏斗状合成
樹脂部材18の対応して形成された端部に嵌め込まれ
る。どれだけのモルタルが鋳型に充填されるかに応じ
て、第2の部分6の大きさを、築かれる構造物部分に適
合させることができる。鋳造過程は現場で行うことがで
きる。それによって、運搬コストを節約することができ
る。同様に、構造物のコンクリート打ちの後で、第2の
部分を築くことができる。そのためには、第1の部分
と、それに対応して形成された鋳型が、コンクリート打
ちすべき構造物部分の型枠に固定される。コンクリート
打ちされた後で、好ましくは合成樹脂で作られる鋳型の
間の中空室に、モルタルが注入される。
【0029】定着体1を構造物部分9内で取り囲むアン
カーらせん体26は公知のごとく配置可能である。本発
明による力伝達体には、築かれる構造物部分の型枠部分
にこの力伝達体を固定するための図示していない手段が
設けられている。
【0030】図2と図3は、本発明による前記の力伝達
体の組み込まれていない状態を示している。図2は力伝
達体の縦断面を示し、図3は第1の部分の側から力伝達
体を見た図である。
【0031】前述の詳細に補足して、これらの図に基づ
いて、個々の面または部分の傾斜等をどの位にするのが
有利であるかが判る。既に述べたように、第1の部分5
の周方向の外側カラー12は、リング13から外側へ離
れるように延びている。力伝達体の長手軸線15に対す
るこの角度16は10〜45°、好ましくは20〜30
°である。リブ28の外周面は接触面2から見て、同様
に外側へ傾斜して延びている。この傾斜角は参照符号1
7で示してあり、長手軸線15に対して5〜30°、特
に10〜20°である。各々2個のリブの間に形成され
た凹部27の側面は5〜20°の比較的に大きな傾斜角
度を有する。円環面7bと、7eで示したリブ28の端
面部分は、力線が二つの力伝達体部分からほぼ直角に出
て、前記端面に接続する構造物部分に達し得るように傾
斜している。傾斜角度42,43は長手軸線と直角な仮
想平面に対して5〜20°である。
【0032】第2の部分6の内周面8の傾斜は漏斗状合
成樹脂部材18のテーパに一致し、約3°のテーパ角度
を有する。同様に第1の部分5の内側カラー11は、前
記の内周面に相応して傾斜している。
【0033】円錐状のくびれ部外周面7cの傾斜は力伝
達体長手軸線15に対して約プラスマイナス5°からプ
ラスマイナス20°までの範囲である。第2の部分6は
次のように形成されている。すなわち、空気を封じ込め
る危険なしに、モルタルを問題なく鋳型に流し込むこと
ができるように、かつ力伝達体が製作完了してコンクリ
ート打設される構造物部分に挿入される際に、コンクリ
ート打ち時に空気を封じ込める中空室が生じないように
形成されている。
【0034】いろいろな面の傾斜やテーパを適切に選択
することにより、アンカーブッシュに存在する同心的な
力を構造物部分に伝達することは、第2の部分を介して
均一に分配して行われる。
【0035】図4には、図1に示した本発明による力伝
達体の変形実施例の部分縦断面が示してある。漏斗状の
合成樹脂部材18は第1の部分5の内側カラー11とほ
ぼ完全にオーバーラップしている。第2の部分6の内周
面8は、第1の部分5の内側カラー11の内周面と共
に、力伝達体の連続的に延びる円錐状の開口を形成して
いる。接触面2寄りの合成樹脂部材18の端部は、内側
カラー11の高さよりも高くない端部範囲において、壁
厚が薄くなっている。更に、L字状の横断面を有するリ
ング状の絶縁中間層37が設けられている。合成樹脂部
材18とオーバーラップしない絶縁中間層の脚部は、接
触面2の少なくとも一部にわたって力伝達体の前端上を
延びている。アンカーブッシュ4と定着体1の第1の部
分5の互いに接触する面の間に設けられた絶縁中間層3
7は、力伝達体1の第1の部分5に対するアンカーブッ
シュ4の電気的に絶縁された当接を達成する。非常の大
きな強度を有していなければならない絶縁材料として
は、例えばセボリット(Cevolit)を使用することができ
る。
【0036】本発明による力伝達体の第2の実施例が図
5に示してある。この力伝達体は簡単な変形実施例に相
当する。前記の力伝達体と比べて、くびれ部7b,7c
の範囲に、軸方向に延びるリブが存在しない点だけが異
なっている。
【0037】この実施例の構成は本発明による力伝達体
の第3の実施例として図6,7,8に示してある。この
力伝達体は第2の部分6の形状と空気抜きホースまたは
注入ホース23の配置が前記実施例と異なっている。
【0038】同様に鋳造および硬化可能なモルタルで作
られた第2の部分6は、その長手軸線15回りの中空の
回転体の形をしている。第2の部分は、既に説明したよ
うに、第1の部分5に鋳合わせられる。第2の部分を後
で挿入する構造物部分のコンクリートとの連結面を付加
的に拡大するために、第2の部分の外周面は、周囲に交
互に分配配置され軸方向に延びるリブと凹部の代わり
に、半径方向外側へ延びる周方向のビード29を備えて
いる。このビードはくびれ部外周面7cの範囲に設けら
れている。ビードは小さな端面7d寄りの側に、他の円
環面7fを形成している。この円環面は同様に傾斜し、
円環面7bに対してほぼ平行に延びている。前記の円環
面と小さな端面の傾斜は、第2の部分6から力線ができ
るだけ直角い出て、構造物部分に入るように選択されて
いる。形状付与は、第2の部分の鋳造時および製作され
た力伝達体のコンクリート固定時に、空気が封じ込めら
れないように、行われている。ビード29は半径方向に
おいて高々、大きな端面7aによって決まる第2の部分
6の最大直径まで、延びている。ビードの直径は特に、
第2の部分の最大直径よりも小さくなっている。
【0039】第1の部分5は第1の実施例に比べて、空
気抜きホースおよびまたは注入ホース23を通過または
接続するための通過口32を有するフランジ31を備え
ているだけでなく、更にホース案内通路38を備えてい
る。このホース案内通路を通って、空気抜きホースまた
は注入ホースが第1の部分5の範囲において力伝達体の
円錐状穴19内へ案内可能である。漏斗状の合成樹脂部
材18内には、第1の部分5とのオーバーラップ範囲に
おいて対応する個所に空気抜き口または注入口33が形
成されている。前記のフランジ31とホース案内通路3
8の形状および配置の一例が図7と8に示してある。ホ
ース案内通路38の壁は同時に、内側と外側のカラー1
1,12を補強するための連結要素であってもよい。
【0040】図6には、くびれ部の範囲の変形が一点鎖
線で示してある。くびれ部外周面7cはビードなしに大
きな端面7aの方へ円錐状に先細に延びている。以上の
すべての説明では回転対称の力伝達体について説明した
が、他の形状、例えば角錐台状の力伝達体も考えられ
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明による力伝達
体は、従来のものに比べてかなり軽量化され、かつ構造
物部分への緊張力の伝達が改善されるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の力伝達体の組み込み状態の
縦断面図である。
【図2】図1に示す力伝達体の分解状態の縦断面図であ
る。
【図3】図2に示す力伝達体の平面図である。
【図4】図1に示す本発明による力伝達体の変形実施例
の部分縦断面図である。
【図5】本発明による力伝達体の第2の実施例の縦断面
図である。
【図6】本発明による力伝達体の第3の実施例の縦断面
図である。
【図7】図6に示す力伝達体の部分平面図である。
【図8】図6に示す力伝達体のホース案内通路の断面図
である。
【符号の説明】
1 力伝達体 2 接触面 4 アンカーブッシュ 5 第1の部分 6 第2の部分 7a,7d 端面 7b 円環面 7c 外周面 9 構造物部分 11 内側カラー 12 外側カラー 14 ウェブ 18,21 合成樹脂部材 23 注入ホース 28 リブ 29 ビード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭37−14177(JP,B1) 欧州特許出願公開344608(EP,A 1) 仏国特許出願公開2628777(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04C 5/12

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触面が個々の部材を収容するアンカー
    ブッシュを摩擦連結的に接触させためのものであり、力
    伝達体が少なくとも二つの部分を備え、ほぼリング状の
    第1の部分が接触面を備え、第2の部分が接触面と反対
    の第1部分の側に設けられ、第2の部分が外側表面と内
    周面を有する中空体の形をし、外側表面がほぼ円環状の
    二つの端面と一つの外周面に分割されている、コンクリ
    ートからなる構造物部分に埋め込み固定するための、定
    着用、特に緊張定着用の力伝達体において、外周面がほ
    ぼ円錐台の外周壁の形をし、その大きな端面が第1の部
    分の側にあり、外周面が少なくとも一つの半径方向のく
    びれ部を備え、このくびれ部によって、小さな端面に加
    えて緊張力を構造物部分に伝達するための円環面が形成
    されていることを特徴とする力伝達体。
  2. 【請求項2】 くびれ部が円環面に加えてくびれ外周面
    を備え、このくびれ外周面が小さな端面に接続し、かつ
    力伝達体の軸方向に先細になるよう大きな端面の方へ円
    錐状に延びていることを特徴とする請求項1の力伝達
    体。
  3. 【請求項3】 円環面が力伝達体長手軸線に対して直角
    な仮想平面に対して高々30°傾斜しており、円環面の
    内側の円が小さな端面の側にあることを特徴とする請求
    項1の力伝達体。
  4. 【請求項4】 第2の部分の外周面がくびれ部の範囲
    に、外側へ延びる少なくとも一つの半径方向のビードを
    備え、このビードの半径方向の最大寸法が、第1の部分
    寄りの端面の範囲における第2の部分の最大半径方向寸
    法よりも小さいことを特徴とする請求項1の力伝達体。
  5. 【請求項5】 くびれ部の範囲に、軸方向に延びるリブ
    が周囲に分配されて配置されていることを特徴とする請
    求項1の力伝達体。
  6. 【請求項6】 第2の部分が流し込み可能で硬化可能な
    材料、特にモルタルで作られ、その強度が特に第1の部
    分の材料の強度よりも弱く、構造物部分のコンクリート
    の強度よりも強いことを特徴とする請求項1の力伝達
    体。
  7. 【請求項7】 第1の部分が特に鋼鋳物で作られ、かつ
    ほぼU字状の横断面を有し、U字の両脚部が外側と内側
    の周方向のカラーを形成し、接触面が基礎脚部によって
    形成されたリングに形成され、第2の部分が互いに向き
    合ったリングの面とカラーによって囲まれた溝内に達し
    ていることを特徴とする請求項1の力伝達体。
  8. 【請求項8】 第1の部分の外側カラーがリングから離
    れるように外側へ向き、かつ力伝達体の長手軸線に対し
    て10°〜45°の角度をなし、ほぼ半径方向に延び、
    両カラーを連結するウェブが設けられていることを特徴
    とする請求項7の力伝達体。
  9. 【請求項9】 内周面が円錐状に形成され、内周面によ
    って形成された円錐状の穴の大きな直径が接触面の側に
    あることを特徴とする請求項1の力伝達体。
  10. 【請求項10】 内周面がほぼ漏斗状の合成樹脂部材に
    よって内張りされ、接触面寄りの合成樹脂部材の範囲
    と、第1の部分の内側カラーが、少なくとも部分的にオ
    ーバーラップしていることを特徴とする請求項1の力伝
    達体。
  11. 【請求項11】 接触面と反対の側の合成樹脂部材の端
    範囲が、第2の部分の円錐状穴から突出し、かつ他の管
    状の合成樹脂部材との連結のための手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項10の力伝達体。
  12. 【請求項12】 合成樹脂部材の突出する端部範囲に、
    注入ホースを接続するための装置が設けられていること
    を特徴とする請求項11の力伝達体。
  13. 【請求項13】 内周の範囲において注入ホースが合成
    樹脂部材に開口していることを特徴とする請求項11の
    力伝達体。
  14. 【請求項14】 第2の部分と相対的な合成樹脂部材の
    軸方向摺動を阻止するための、第2の部分に作用連結さ
    れる少なくとも1個の固定手段が、合成樹脂部材に設け
    られていることを特徴とする請求項10の力伝達体。
  15. 【請求項15】 第1の部分と合成樹脂部材が、第2の
    部分の製作時の型枠部分として設けられていることを特
    徴とする請求項10の力伝達体。
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