JP3224764U - ポリ袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】極薄のポリ袋の入り口の開口が指で容易にできるポリ袋を提供する。【解決手段】少なくとも開口部11を有する袋状のポリ袋本体1に対し、前記開口部11のフィルムが2枚重なった各開口端部11aに、開口用突片2を一体に設け、その各開口用突片2が重ならないように位置をずらし、また、長尺なポリエチレンフィルムの長手方向を二つ折して2枚重ねにした帯状のポリ袋本体に対し、それに袋部を多数形成した状態の前記ポリ袋本体をロール状に巻いて、袋部を切り離して使用すること。【選択図】図1
Description
本考案は、買い物の際に食品等を入れる開口容易なポリ袋に関にする。
従来、食品スーパーで用意されたポリ袋は、レジ袋に入れた他の購入品に対して、冷凍食品等から発生する結露水で濡れるのを防止するために、冷凍食品等を一時的に入れるためのものである。
このポリ袋は、素材が極めて薄いポリエチレンチューブフィルム等で作られているため、入り口が静電気等で密着状態にあり、その入り口を開口するのにも、指で2枚のフィルムを横にずらして開く必要がある。
その場合、指が乾いていると、上手くずらすことができず、仕方なく自分の口で指をなめて濡らして開口していた。
また、指を濡らすのに、店側において、濡れた布巾が用意されており、この布巾で指を濡らして開口していた。しかしながら、そのポリ袋は極めて薄く、指を濡らしても簡単に開かず、入り口を開口するのに手間を要していた。
このポリ袋は、素材が極めて薄いポリエチレンチューブフィルム等で作られているため、入り口が静電気等で密着状態にあり、その入り口を開口するのにも、指で2枚のフィルムを横にずらして開く必要がある。
その場合、指が乾いていると、上手くずらすことができず、仕方なく自分の口で指をなめて濡らして開口していた。
また、指を濡らすのに、店側において、濡れた布巾が用意されており、この布巾で指を濡らして開口していた。しかしながら、そのポリ袋は極めて薄く、指を濡らしても簡単に開かず、入り口を開口するのに手間を要していた。
このポリ袋の入り口を開けやすくするための工夫として、特許文献1(特開2016−165434号)には、ポリ袋の上部の中央を切り取り、開け易くし、すぐに開くポリ袋が開示されている。
更に、特許文献2(特開平8−290495号)には、鋭利な突起つきリングと平らなゴム付きリングを交互に組み合わせたローラで、手提げ用ポリエチレン袋の開口部にすべり止めの凹凸を両面に付けた、すべり止め凹凸を付けたポリエチレン袋の製造方法が開示されている。
更に、特許文献2(特開平8−290495号)には、鋭利な突起つきリングと平らなゴム付きリングを交互に組み合わせたローラで、手提げ用ポリエチレン袋の開口部にすべり止めの凹凸を両面に付けた、すべり止め凹凸を付けたポリエチレン袋の製造方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1のものは、ポリ袋の上部中央を、四角に切り取っただけであり、依然として、入り口及び切り取った部分はぴったり張り付いた状態であり、この状態では、従来のように、指で入り口をずらして開かなければならず、開口が容易ではない問題点があった。
他方、特許文献2では、ポリ袋であるが、手提げ用ポリエチレン袋であり、ロール状のポリ袋に比べ、比較的厚手の素材で手提げがあるため、必ずしも、すべり止めの凹凸がなくても開口部が開け易いが、他方、極薄のロール状のポリ袋にすべり止めの凹凸を形成するのは極めて難しく、仮に凹凸を形成するにしても手間を要し、量産化するのに難しい問題点を有していた。
他方、特許文献2では、ポリ袋であるが、手提げ用ポリエチレン袋であり、ロール状のポリ袋に比べ、比較的厚手の素材で手提げがあるため、必ずしも、すべり止めの凹凸がなくても開口部が開け易いが、他方、極薄のロール状のポリ袋にすべり止めの凹凸を形成するのは極めて難しく、仮に凹凸を形成するにしても手間を要し、量産化するのに難しい問題点を有していた。
本考案は、上記問題点に鑑み、極薄なポリ袋の開口が指で容易にできるポリ袋提供することを目的とする。
本考案は、少なくとも開口部(11)を有する袋状のポリ袋本体(1)に対し、前記開口部(11)のフィルムが2枚重なった各開口端部(11a)に、開口用突片(2)を一体に設け、その各開口用突片(2)が重ならないように位置をずらしたことを特徴とする。
前記ポリ袋本体(1)の少なくとも底部を熱溶着した底用シール部(3)を有するのがよい。
両側端に多数の開口用突片(21)を有する長尺なポリエチレンフィルムの長手方向を二つ折して2枚重ねにした帯状のポリ袋本体(12)に対し、その横幅方向全長に亘って熱溶着して形成した帯状の熱シール部(31)と、その熱シール部(31)に形成した切り離し用のミシン目(4)とを具備し、且つ、前記熱シール部(31)は前記ポリ袋本体(12)の長手方向に等間隔で多数設け、この熱シール部(31)で区画した多数の袋部(5)を有し、この各袋部(5)の開口端部(12a)には重ならない2枚の前記開口用突片(21)を備え、この袋部(5)を多数形成した状態の前記ポリ袋本体(12)をロール状に巻いたことを特徴とする。
本考案の請求項1では、開口部(11)を有する袋状のポリ袋本体(1)に対し、前記開口部(11)のフィルムが2枚重なった各開口端部(11a)に、開口用突片(2)を一体に設け、その各開口用突片(2)が重ならないように位置をずらしたことにより、両開口用突片(2)が見やすくて掴み易い。
従って、両開口用突片(2)の所を両手の指で別々に掴んで単に拡げるだけで、開口端部(11a)の密着した2枚のフィルムが容易に離れ、従来のように指を濡らすことなく、開口部(11)の開口が簡単にできる。
従って、両開口用突片(2)の所を両手の指で別々に掴んで単に拡げるだけで、開口端部(11a)の密着した2枚のフィルムが容易に離れ、従来のように指を濡らすことなく、開口部(11)の開口が簡単にできる。
また、請求項3では、長尺なポリエチレンフィルムの長手方向を二つ折して2枚重ねにした帯状のポリ袋本体(12)には、予めその両側端に多数の開口用突片(21)を有するので、加工的に開口用突片(21)の形成が容易で、しかも開口用突片(21)が重ならないようにずらすことも極めて容易となる。
更に、袋部(5)を多数形成した状態の長尺な前記ポリ袋本体(12)をロール状に巻いたことにより、ロールホルダにセットし、切り離し用のミシン目(4)から切り離せば、簡単に本考案のポリ袋が得られる。
更に、袋部(5)を多数形成した状態の長尺な前記ポリ袋本体(12)をロール状に巻いたことにより、ロールホルダにセットし、切り離し用のミシン目(4)から切り離せば、簡単に本考案のポリ袋が得られる。
以下、本考案の実施形態につき、図1を基に説明する。
図1において、(1)は、袋状に形成したポリ袋本体であり、このポリ袋本体(1)は、素材がポリエチレンフィルムを使用し、そのフィルムを2枚重ね、二つ折した2枚重ね、あるいは筒状フィルムにて、開口部(11)以外の開いた外周箇所を熱シールして袋状に形成したポリ袋本体であり、フィルムの厚さが5〜20ミクロン程度である。
図1において、(1)は、袋状に形成したポリ袋本体であり、このポリ袋本体(1)は、素材がポリエチレンフィルムを使用し、そのフィルムを2枚重ね、二つ折した2枚重ね、あるいは筒状フィルムにて、開口部(11)以外の開いた外周箇所を熱シールして袋状に形成したポリ袋本体であり、フィルムの厚さが5〜20ミクロン程度である。
(2)は、フィルムが2枚重なった開口部(11)の各開口端部(11a)に一体形成した開口用突片であり、この各開口用突片(2)は、互に重ならないように、その位置を開口端部(11a)に沿ってずらしている。
その開口用突片(2)の形状としては、四角形状、三角形状、半月形状であるが、これに限定されない。
その開口用突片(2)の形状としては、四角形状、三角形状、半月形状であるが、これに限定されない。
(3)は、ポリ袋本体(1)の少なくとも底部側を熱溶着して形成した帯状の底用シール部であり、この底用シール部(3)の幅は約1〜3mm程度である。
この熱溶着する部分が底用シール部(3)だけの場合は、フィルムが筒状のものを使用すれば底部のみでよく、フィルムを二つ折した2枚重ねの場合は、底用シール部(3)と、片側の側部が熱溶着されて密閉される。
他方、2枚フィルムを単に重ねて使用した場合は、底部の底用シール部(3)の他に、側部も熱溶着されて密閉される。
このポリ袋を開口するには、両開口用突片(2)の所を両手の指で別々に掴んで外側に拡げれば、開口部(11)の密着した2枚のフィルムが容易に離れ、ポリ袋の開口が簡単にできる。
この熱溶着する部分が底用シール部(3)だけの場合は、フィルムが筒状のものを使用すれば底部のみでよく、フィルムを二つ折した2枚重ねの場合は、底用シール部(3)と、片側の側部が熱溶着されて密閉される。
他方、2枚フィルムを単に重ねて使用した場合は、底部の底用シール部(3)の他に、側部も熱溶着されて密閉される。
このポリ袋を開口するには、両開口用突片(2)の所を両手の指で別々に掴んで外側に拡げれば、開口部(11)の密着した2枚のフィルムが容易に離れ、ポリ袋の開口が簡単にできる。
次に、本考案の請求項3のロール状に巻いたポリ袋ついて、図2,図3を基に説明する。
(12)は、図3に示すように、長手方向の両側端に多数突出する開口用突片(21)を一体形成した長尺なポリエチレンフィルムの長手方向中央を二つ折し、このフィルムを2枚重ねにした帯状のポリ袋本体であり、開口端部(12a)から開口用突片(21)が突出している。
両側の開口用突片(21)は、フィルムを二つ折した状態では、互いに重ならないように適宜に上下方向に位置をずらしている。
(12)は、図3に示すように、長手方向の両側端に多数突出する開口用突片(21)を一体形成した長尺なポリエチレンフィルムの長手方向中央を二つ折し、このフィルムを2枚重ねにした帯状のポリ袋本体であり、開口端部(12a)から開口用突片(21)が突出している。
両側の開口用突片(21)は、フィルムを二つ折した状態では、互いに重ならないように適宜に上下方向に位置をずらしている。
(31)は、図2に示すように、ポリ袋本体(12)の横幅方向全長に亘って熱溶着して形成した帯状の熱シール部であり、それをポリ袋本体(12)の長手方向に一定間隔で多数設け、そのシール部(31)の幅は約2〜6mm程度である。
(4)は、熱シール部(31)内に形成した切り離し用のミシン目であり、熱シール部(31)の中央でポリ袋本体(12)を切り離しできるようにしている。
(5)は、ポリ袋本体(12)を熱シール部(31)で区画した多数の袋部であり、この袋部(5)は、ミシン目(4)で切り離せば袋部(5)が分離して、開口端部(12a)側に開口用突片(21)を備えた1袋のポリ袋が得られ、このポリ袋は底部が折り畳まれ、両側端が熱シール部(31)でシールされ、開口端部(12a)側には重ならない2枚の開口用突片(21)を備えたものである。
そして、この袋部(5)を多数形成した状態の前記ポリ袋本体(12)を芯管にロール状に巻いて、その袋部(5)を1袋づつミシン目(4)から切り離して使用するロール状のポリ袋とする。
この切り離したポリ袋を開口するには、両開口用突片(21)の所を両手の指で別々に掴んで外側に拡げれば、開口端部(12a)の密着した2枚のフィルムが容易に離れ、開口部の開口が簡単にできる。
1 ポリ袋本体
11 開口部
11a 開口端部
12 ポリ袋本体
12a 開口端部
2 開口用突片
21 開口用突片
3 底用シール部
31 熱シール部
4 ミシン目
5 袋部
11 開口部
11a 開口端部
12 ポリ袋本体
12a 開口端部
2 開口用突片
21 開口用突片
3 底用シール部
31 熱シール部
4 ミシン目
5 袋部
Claims (3)
- 少なくとも開口部(11)を有する袋状のポリ袋本体(1)に対し、前記開口部(11)のフィルムが2枚重なった各開口端部(11a)に、開口用突片(2)を一体に設け、その各開口用突片(2)が重ならないように位置をずらしたことを特徴とするポリ袋。
- 前記ポリ袋本体(1)の少なくとも底部を熱溶着した底用シール部(3)を有する請求項1記載のポリ袋。
- 両側端に多数の開口用突片(21)を有する長尺なポリエチレンフィルムの長手方向を二つ折して2枚重ねにした帯状のポリ袋本体(12)に対し、その横幅方向全長に亘って熱溶着して形成した帯状の熱シール部(31)と、その熱シール部(31)に形成した切り離し用のミシン目(4)とを具備し、且つ、前記熱シール部(31)は前記ポリ袋本体(12)の長手方向に等間隔で多数設け、この熱シール部(31)で区画した多数の袋部(5)を有し、この各袋部(5)の開口端部(12a)には重ならない2枚の前記開口用突片(21)を備え、この袋部(5)を多数形成した状態の前記ポリ袋本体(12)をロール状に巻いたポリ袋。
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