JP5944766B2 - フィルム製包装袋 - Google Patents

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Description

この発明は、フィルムを折り曲げて製袋し、ガセットにより自立可能としたフィルム製包装袋に関するものである。
一般に、ナッツ類等の菓子は、ピロー袋と呼ばれる3方シールのフィルム製包装袋で包装されている。このような包装袋の内容物を多人数で食べる際には、テーブルの中央部に開口させた包装袋を置き、内容物を自由に取れるようにすることが好ましい。
ところが、上記のような包装袋は、自立性がないことから、テーブル上に寝かしておかなければならず、そのように寝かした状態で、一端のシール部を破っただけでは、開口部が小さいため、内容物を取り出し難く、一方の側面中央部の縦向きのシール部を破って大きく開口させると、内容物がこぼれやすくなる。
また、下記特許文献1には、図8に示すように、ウインナーソーセージ等の食品の包装袋として、基材層とシーラント層を積層したフィルムを折り曲げて、底面部51、対向する側面部52及び天面部53を形成すると共に、底面部51及び天面部53に折込によりガセットを形成し、一方の側面部52の中間部全幅に亘る合掌シール部54及び両側端の側端シール部55,56,57でシールしたものが記載されている。
このような包装袋では、底面部51のガセットを開くと、自立可能となり、天面部53のガセットを開くと、上方から視認可能な広い表示面を形成することができる。また、開封に際し、側面部52を天面部53の下方で切断すると、切断位置で開口するので、内容物を取り出すことができる。
特開2011−148503号公報
しかしながら、上記のような包装袋では、開封状態での開口部が小さいので、ナッツ類等の菓子の包装に使用して、多人数で内容物を食べる際、テーブル上に自立させて置いたまま、内容物を取り出すことが難しいという問題がある。
そこで、この発明は、自立可能な包装袋を大きく開口させて、内容物を容易に取り出せるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、基材層とシーラント層を積層したフィルムを折り曲げ、底面部、対向する側面部及び天面部を形成すると共に、底面部と天面部にガセットを形成してシールし、底面部のガセットを開いて自立可能としたフィルム製包装袋において、底面部と天面部のガセットを、複数の襞状の折込により形成し、対向する側面部とその間に挟まれた底面部及び天面部の両側端部を摘むようにして、側端シール部で一体的にシールしたのである。
また、前記底面部及び天面部に形成したガセットを、互い違いに折込幅を変えて非対称とし、側端シール部で底面部と天面部の一側及び他側のガセットが重なり、これに対し、他側及び一側のガセットがずれて重ならないようにしたのである。
さらに、前記底面部に対向する側面部及び天面部を順次連設し、天面部の端縁部同士を合掌シール部でシールしたのである。
この発明に係るフィルム製包装袋では、ガセットが複数の谷を形成するものとして、開封状態における開口部の幅を、側面部の高さを超える大きさに設定することができ、自立状態で大きく開口させて、内容物を容易に取り出すことができる。このとき、内容物がこぼれにくく、内容物が減少しても倒れることがない。
また、底面部及び天面部のガセットを非対称とし、側端シール部で底面部と天面部の一側及び他側のガセットが重なり、これに対し、他側及び一側のガセットがずれて重ならないようにすると、側端シール部の段差が抑制され、密閉性能を確保することができる。
さらに、天面部の端縁部同士を合掌シール部でシールして封緘すると、上端に位置する合掌シール部を切除するだけで、天面を大きく開口させることができる。
この発明の実施形態に係る包装袋の封緘状態を示す斜視図 同上のII−II線に沿った断面図 同上の吊下陳列状態を示す斜視図 同上の開封過程を示す斜視図 同上の開封状態を示す斜視図 同上の製袋前のフィルムを示す図 同上の製袋後の側端シール部を示す縦断側面図 従来の自立可能な包装袋の封緘状態を示す斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、この包装袋は、ナッツ類を内容物として包装するものであり、合成樹脂製のフィルム1を折り曲げて、底面部2、対向する側面部3及び天面部4を形成すると共に、底面部2及び天面部4にガセット2a,2b,4a,4bを形成し、内容物を収納すると共に、両側端部の側端シール部5及び上端部の合掌シール部6でシールしたものである。
フィルム1は、基材層1aとシーラント層1bを積層したものであり、材質構成が二軸延伸ポリプロピレン(OPP)と無延伸ポリプロピレン(CPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)と直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、OPPとアルミ蒸着無延伸ポリプロピレン(VM−CPP)等のものを用いる。
製袋前の状態のフィルム1において、図6に示すように、その各部分を製袋後の各部に対応させた場合、底面部2を中間部に配置し、これを挟んで山折線を介し一対の側面部3及び天面部4を順次連設する。各天面部4の先端側には、後述する合掌シール部6でのシールのために中頂部7を連設する。
底面部2には、幅の広いガセット2aと幅の狭いガセット2bとを山折線を介して形成し、それぞれの中間部に谷折線を形成する。幅の広いガセット2a側の天面部4は、幅の狭いガセット4aとし、幅の狭いガセット2b側の天面部4は、幅の広いガセット4bとして、それぞれの中間部に谷折線を形成する。
フィルム1の両側端部は、側端シール部5とし、ガセット2a,2b,4a,4bの両方の側端シール部5には、シール時に側面部3同士を貼着するため、シール穴8を穿設する。このシール穴8は、製袋前に開けておく必要がある。
また、両方の側面部3及びガセット2a,4bの一方の側端シール部5には、陳列用の吊下穴9を穿設し、両方の側端シール部5には、開封用の切込10を入れる。吊下穴9及び切込10は、製袋後に開けることにより、フィルム1の重ね合わせの誤差に伴う位置ずれが防止される。
このフィルム1を製袋する際には、図7に示すように、底面部2及び天面部4のガセット2a,2b,4a,4bを襞状の折込により形成し、対向する側面部3とその間に挟まれた底面部2及び天面部4の両方の側端部を摘むようにして、側端シール部5でシーラント層1b同士が貼着されるようにヒートシールする。
このとき、側面部3同士がシール穴8を介して貼着され、対向する側面部3とその間に折り込まれたガセット2a,2b,4a,4bとがばらばらにならないように、一体的にシールされる。
また、底面部2及び天面部4のガセット2a,2b,4a,4bを、互い違いに折込幅を変えて非対称とし、側端シール部5で底面部2と天面部4の一側及び他側のガセット2a,4bが重なり、これに対し、他側及び一側のガセット2b、4aがずれて重ならないようにしているので、側端シール部5の段差が抑制され、密閉性能が確保される。
このように側端シール部5でシールした後、図1及び図2に示すように、天面の開口部から内容物を充填し、中頂部7同士を突き合わせて、合掌シール部6でシーラント層1b同士が貼着されるようにヒートシールして封緘する。
なお、一方の側端シール部5と合掌シール部6とでフィルム1を先にシールしておき、その状態で開放状態の側端から内容物を充填して、他方の側端シール部5でフィルム1をシールして封緘するようにしてもよい。
この封緘方法による場合、ロールに巻回したフィルム1を内容物の製造業者に納入し、その業者の包装ラインにおいて、フィルム1をロールから繰り出し、製袋しつつ内容物を充填して、封緘するようにしてもよい。
上記いずれかの方法により内容物を充填して封緘した包装袋は、ガセット2a,2b,4a,4bが開いて自立可能となる。この包装状態では、底面部2及び天面部4の中間部の幅が広くなるので、店頭で陳列する際、多数個の包装袋を積み上げることもできる。
また、図3に示すように、一方の側端シール部5が上端となり、他方の側端シール部5が下端となるようにして、吊下穴9に店頭の什器の吊下棒Bを挿通し、吊り下げた状態で陳列することもできる。
一方、このように封緘した包装袋を開封する際には、図4に示すように、一方の切込10からフィルム1を引き裂き、合掌シール部6を切除して、天面を開口させる。
このように開封した包装袋は、底面のガセット2a,2b及び天面のガセット4a,4bが複数の谷を形成していることから、図5に示すように、幅広く大きく開口し、内容物のナッツを多人数で食べる際、テーブルの中央部に開口させた包装袋を自立させて置いた状態で、内容物を容易に摘んで取り出すことができる。また、このとき、内容物がこぼれにくく、内容物が減少しても倒れることがない。
なお、上記実施形態では、底面部2及び天面部4のガセット2a,2b,4a,4bをそれぞれ襞状にそれぞれ2回折り込んで、側面部3の2倍までの開口幅を確保できるようにしているが、これらをそれぞれ3回以上襞状に折り込んで形成してもよく、その場合、側面部3の2倍を超える開口幅を確保することができる。
また、上端に位置する天面部4の端縁部同士を合掌シール部6でシールしているが、合掌シール部6は、側面部3と天面部4の稜部や、側面部3の中間部等に位置するようにしてもよい。
また、合掌シール部6に替えて、封筒状のシールや溶断シール等により封緘することもできる。
1 フィルム
1a 基材層
1b シーラント層
2 底面部
2a,2b ガセット
3 側面部
4 天面部
4a,4b ガセット
5 側端シール部
6 合掌シール部
7 中頂部
8 シール穴
9 吊下穴
10 切込

Claims (2)

  1. 基材層とシーラント層とが積層されたフィルム(1)が折れ曲がり、底面部(2)、対向する側面部(3)及び天面部(4)形成されると共に、底面部(2)と天面部(4)にガセット形成されてシールされており、底面部(2)のガセットを開くと自立可能となるフィルム製包装袋において、
    底面部(2)と天面部(4)のガセット(2a,2b,4a,4b)複数の襞状の折込により形成され、対向する側面部(3)とその間に挟まれた底面部(2)及び天面部(4)の両側端部まれて、側端シール部(5)で一体的にシールされており、
    前記底面部(2)及び天面部(4)に形成されたガセット(2a,2b,4a,4b)は、互い違いに折込幅が変えられて非対称とされ、側端シール部(5)で底面部(2)と天面部(4)の一側及び他側のガセット(2a,4b)が重なり、これに対し、他側及び一側のガセット(2b,4a)がずれて重ならないようにされていることを特徴とするフィルム製包装袋。
  2. 前記底面部(2)に対向する側面部(3)及び天面部(4)順次連設され、天面部(4)の端縁部同士合掌シール部(6)でシールされていることを特徴とする請求項1に記載のフィルム製包装袋。
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