JP3224653B2 - スライス肉のセンタ折り方法 - Google Patents
スライス肉のセンタ折り方法Info
- Publication number
- JP3224653B2 JP3224653B2 JP28735393A JP28735393A JP3224653B2 JP 3224653 B2 JP3224653 B2 JP 3224653B2 JP 28735393 A JP28735393 A JP 28735393A JP 28735393 A JP28735393 A JP 28735393A JP 3224653 B2 JP3224653 B2 JP 3224653B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meat
- sliced meat
- sliced
- rotating body
- slice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
- Processing Of Meat And Fish (AREA)
Description
その中心部から2つ折りに折曲げる方法に関する。
ス肉に切断した後、これらスライス肉をトレイに盛付け
て店頭に展示し販売している。この場合にスライス肉が
大きい場合にはスライス肉を従来から肉のほぼ真中から
2つ折りに折曲げて盛付けることがよく行われている。
また調理の仕方によってはこのように真中を折曲げて重
ねて盛付けていると肉が取出し易く好ましいものであ
る。
た肉のほぼ真中を折曲げる場合に、従来はもっぱら人手
により行われていた。すなわち、ミートスライサにより
食肉をスライスし、その状態で一時保管用の比較的大き
な容器であるパイレッシュに受取り、次いでパイレッシ
ュから1枚ずつ取出し、ほぼ真中から折曲げてトレイに
盛付け、または折曲げた状態でパイレッシュに受取り、
その重ねた状態でトレイに盛付けたりしている。
いるが、肉が柔らかいため、これらを真中から形よく折
曲げるためにはかなりの熟練を要するものである。
ることは往々にして衛生上の問題を生じることがある。
的に真中から折曲げることができる方法が望まれてい
た。しかしながら、このような方法は殆ど実用に供され
ていなかった。
に鑑みて、スライスした食肉を機械的にそのほぼ真中か
ら2つに折曲げることができる方法を提供することにあ
る。
た目的を、スライス肉受取り位置からスライス肉排出位
置へ回転動可能な回転体がミート搬送コンベアの上方に
設けられ、前記スライス肉受取り位置に位置した前記回
転体にミートスライス装置からスライス肉を受取り、該
回転体のスライス肉受取り位置からスライス肉排出位置
への回転動に関連して前記スライス肉を折曲げ、前記ス
ライス肉排出位置において該折曲げられたスライス肉を
前記ミート搬送コンベア上に排出することを特徴とする
スライス 肉のセンタ折り方法により達成する。
ス装置から回転体に受取り、回転体がスライス肉受取り
位置からスライス肉排出位置へ回転動するのに関連して
スライス肉を折曲げるので、ミートスライス装置から回
転体へのスライス肉の受渡しタイミングが取り易く、受
取ったスライス肉の折曲げに十分な時間が確保でき、更
に確実に折曲げられたスライス肉をミート搬送コンベア
への受渡しのタイミングが取り易く、機械的にスライス
肉を折曲げることができる。 本発明に係る回転体は回転
動により、スライス肉受取り位置からスライス肉排出位
置へ移動すればよく、実施例に示すように、連続的にま
たは間欠的に回転してもよく、更に回転方向も常時同一
方向でもよいし、正転および逆転を行ってもよい。 ま
た、本発明に係る回転体には、回転軸の回りに回転可能
な回転体の周面に膜状部材あるいは2つ折れ可能部材か
らなるスライス肉受け部材を形成してもよい。この場合
に、回転体のスライス肉受取り位置からスライス肉排出
位置への回転動に関連して、この膜状部材または2つ折
れ可能部材からなるスライス肉受け部材を折曲げ制御部
材により屈曲させることによりスライス肉受け部材上に
載置したスライス肉を折曲げるようにすることが好まし
い。 更に、本発明の回転体の近傍に、その先端が前記回
転体の近傍位置と該近傍位置から離れた待避位置との間
を移動可能に設けられたツイスト部材を含んでいてもよ
い。
明する。図1は本発明方法を実施する装置の一実施例の
斜視図であり、通常のベルトコンベアからなるミート搬
送コンベア10は折畳まれたスライス肉Mを重ねた状態
で矢印で示すように右から左へ搬送するものである。
から折畳む装置が本発明に係るセンタ折り方法を実施す
る装置であり、このセンタ折り装置は回転体20を含ん
でいる。回転体20は一対の円板21およびこの円板2
1の中心部を貫通し取着された回転軸22(図2参照)
からなる。回転軸22は、軸受32によりフレーム24
に回転可能に支承されるとともに、フレーム24に取付
けた駆動モータ23の出力軸に連結されている。駆動モ
ータ23は、後述するように回転体20上のスライス肉
受け部材26上にスライス肉Mが載ったことを光電管な
ど適宜な装置により検出して間欠的に回転するものであ
るが、場合によっては連続回転するようにしてもよい。
に等間隔の位置(図3では6ヶ所)において、一対の円
板21の間を棒部材25が連結している。図2、図3に
示すように円板部材21の回転軸22のすぐ外側に同心
状の位置に6本の支点軸33が設けられ、支点軸33の
回りに揺動可能に揺動部材28が取付けられ、揺動部材
28の先端に棒部材27が取付けられている。揺動部材
28の基端部には捩りばね29または適宜な引張りばね
が取付けられており、揺動部材28の先端の棒部材27
を棒部材25から離れる方向に付勢するようになってい
る。
部材あるいは2つ折れ可能部材からなるスライス肉受け
部材26の一端部が連結されている。肉受け部材26の
他端部は、図3に示すように他の棒部材27に取着され
ている。
0が回転可能に取付けられており、このカムフォロアー
30はフレーム24に設けられたガイド形状をしたカム
31に係合するようになっている。
をしており、上側の大径部31aと下側の小径部31b
と、その間をつなぐ肩部31cからなっている。
る。今或るスライス肉受け部材26が回転体の上側の位
置に位置している場合には、図3に上側で示しているよ
うに2つの棒部材25および27は捩りばね29の働き
により広がった状態となっている(図5(a)参照)。
た状態のスライス肉Mを、ミートスライス装置(図示せ
ず)から供給する。この状態で駆動モータ23により回
転体20が図3に矢印Aで示すように時計方向に回転す
る。これによりカムフォロアー30がガイド形状をした
カムの肩部31cに当り、この状態では回転体20が回
転しても揺動部材28は支点軸の回りに回転できず、従
って回転体20に対し相対的に逆方向に揺動する(図4
(a)、図5(a)参照)。その間にスライス肉を図4
(a)〜図4(b)に示すように折り曲げる。
4(b)の状態になるとカムフォロアー30がカム31
aから外れ(図5(b)参照)、これにより揺動部材2
8は回転体20とともに回転し、揺動部材28が搬送コ
ンベアの上方に到達すると、カムフォロアー30がカム
の大径側に移行し、これにより揺動部材28は揺動され
(図4(c)参照)、これによりスライス肉受け部材2
6が広がり、従ってスライス肉Mは図4(d)のように
してミート搬送コンベア10上に排出される。この場
合、スライス肉受け部材26は、スライス肉Mから剥離
し易い状態となる。
に、スライス肉受け部材26の進み側の方が遅れ側に比
較して肉が剥離し易い材質とすることが好ましい。
例においては、図6、図7に示すように駆動モータ23
は正逆可能であり、駆動モータ23により間欠回転され
る回転軸22に対し、揺動部材41を固定設置し、一
方、揺動部材42を自由状態に支持している。また、フ
レーム24にブレーキ保持ブラケット43を設け、保持
ブラケット43に保持したスプリング45によりブレー
キ板44を自由揺動部材42に付勢して、揺動部材42
の回動を制動するようにしている。
7に示すようにスライス肉受け部材46の折り曲げ側に
のみ設けられている。
ライス肉受け部材46が張った状態でその上にスライス
肉Mを受取る。この状態で駆動モータ23を回転させて
回転軸22を反時計方向に回動させると、揺動部材42
にはブレーキ板44の制動力が作用しているために揺動
部材42はその位置にほぼ停止した状態となり、一方、
揺動部材41は回転軸22とともに回転する。これによ
りスライス肉受け部材46はスライス肉Mの重量により
図8(a)に示すように折れ曲がり、スライス肉Mが折
り曲げられる。
た状態になると揺動部材42は揺動部材41により押さ
れて揺動部材42とともに動き、両揺動部材41、42
は図8(b)に示すように重なった状態でミート搬送コ
ンベア10上に移動する。
位置に到達すると、駆動モータ23は前述した方向と逆
方向に回動し(図8(c)参照)、この際に揺動部材4
2にはブレーキが作用しているため、揺動部材42はほ
ぼ定位置に止まった状態にあり、従ってスライス肉受け
部材46は図8(d)に示すように開いた状態となり、
揺動部材41の揺動につれ、折り重なった状態でスライ
ス肉Mがスライス肉受け部材46からミート搬送コンベ
ア10上に排出される。
図1から図5に示した第1実施例と主要部においては類
似している。
ト52に、例えば、流体圧シリンダ50または電磁ソレ
ノイドを取着している。上述した膜状部材または折返し
部材からなるスライス肉受け部材26がスライス肉の折
返し作動を行うポジションの近傍に、先端がその膜状部
材または折返し部材からなるスライス肉受け部材26の
近傍位置と、その近傍位置から離れた位置との間を、流
体圧シリンダ50または電磁ソレノイドにより移動可能
に、ツイスタ部材51が設けられている。
板状であり、膜状部材または折返し部材からなるスライ
ス肉受け部材26の幅方向に延在し、先端が尖ってい
る。膜状部材または折返し部材からなるスライス肉受け
部材26によるスライス肉Mの折返し動作に同期してツ
イスタ部材51の先端が折り返された膜状部材または折
返し部材からなるスライス肉受け部材26に向けて(図
9においては下方へ)突出し、折り返されるスライス肉
の折り目を規制するので、スライス肉Mの折返しが確実
に行える。
実施例にツイスタ部材51を付加しているが、第2実施
例として示したものに同様のツイスタ部材を付加するこ
ともできる。
のほぼ真中部分から半分に折り曲げることを機械的に行
うことができる。
法を実施する装置の斜視図である。
ある。
図である。
正面図である。
斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 スライス肉受取り位置からスライス肉排
出位置へ回転動可能な回転体がミート搬送コンベアの上
方に設けられ、前記スライス肉受取り位置に位置した前
記回転体にミートスライス装置からスライス肉を受取
り、該回転体のスライス肉受取り位置からスライス肉排
出位置への回転動に関連して前記スライス肉を折曲げ、
前記スライス肉排出位置において該折曲げられたスライ
ス肉を前記ミート搬送コンベア上に排出することを特徴
とするスライス肉のセンタ折り方法。 - 【請求項2】 前記回転体に膜状部材が設けられ、該膜
状部材に前記スライス肉を付着させ、該膜状部材を屈曲
させることにより該スライス肉を折曲げることを特徴と
する請求項1に記載のスライス肉のセンタ折り方法。 - 【請求項3】 その先端が前記回転体の近傍位置と該近
傍位置から離れた待避位置との間を移動可能に設けられ
たツイスト部材を含むことを特徴とする請求項1または
2に記載のスライス肉のセンタ折り方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28735393A JP3224653B2 (ja) | 1993-04-10 | 1993-10-23 | スライス肉のセンタ折り方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10763493 | 1993-04-10 | ||
JP5-107634 | 1993-04-10 | ||
JP28735393A JP3224653B2 (ja) | 1993-04-10 | 1993-10-23 | スライス肉のセンタ折り方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06339355A JPH06339355A (ja) | 1994-12-13 |
JP3224653B2 true JP3224653B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=26447659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28735393A Expired - Lifetime JP3224653B2 (ja) | 1993-04-10 | 1993-10-23 | スライス肉のセンタ折り方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3224653B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102276097B1 (ko) * | 2021-03-24 | 2021-07-12 | 홍익아이씨티 주식회사 | 육골 절단기 |
-
1993
- 1993-10-23 JP JP28735393A patent/JP3224653B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06339355A (ja) | 1994-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6880310B2 (en) | Method for automatic bale bag loading | |
JP2004509021A (ja) | 食品の包装方法および包装装置、並びに包装食品。 | |
JP3224653B2 (ja) | スライス肉のセンタ折り方法 | |
FR2694268A1 (fr) | Dispositif d'application d'étiquettes pour étiqueter automatiquement des articles. | |
JPH0629054B2 (ja) | 包装装置 | |
JP2004026444A (ja) | 物品整列搬送装置 | |
US5704194A (en) | Process and apparatus for applying wrapped packages to cups | |
WO2002012069A1 (en) | System and method for including inserts with goods during automated packaging | |
JP3753834B2 (ja) | 箱詰め装置 | |
JP4121610B2 (ja) | 油揚げ払出し装置 | |
JPH08216303A (ja) | ログペーパー切断装置 | |
JPH07115892A (ja) | スライス肉のセンタ折り装置 | |
JP4205264B2 (ja) | 結球野菜の切断装置 | |
JPH023438Y2 (ja) | ||
JP4537412B2 (ja) | 封筒を自動的に閉じるための装置および方法 | |
JPS6216411Y2 (ja) | ||
JPH0930503A (ja) | 食品の内装装置 | |
JP3562655B2 (ja) | フィルム予備切断装置 | |
JP3487519B2 (ja) | スライス肉のセンタ折り装置 | |
JPH07213254A (ja) | スライス肉の折り曲げ装置 | |
JPH04121362A (ja) | テープ貼付け装置 | |
JP2003245892A (ja) | スライス肉片の移送装置 | |
JPH05294321A (ja) | 小物袋投入機 | |
JPH0714262Y2 (ja) | ロータリーストッパ | |
JP2021010330A (ja) | 球状野菜の両端切断装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090824 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130824 Year of fee payment: 12 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |