JP3224568U - 上衣 - Google Patents

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JP3224568U
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秀文 河合
秀文 河合
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株式会社明石スクールユニフォームカンパニー
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Abstract

【課題】表地及び裏地の二層構造で、アームホールに筒袖部を縫着する上衣において、着用者が腕を上げる動きを妨げないような上衣を提供する。【解決手段】表地及び裏地の二層構造で、アームホール5に筒袖部を縫着する上衣において、アームホール5を構成する後身頃裏地31及び細腹部裏地41の周縁部にわたって、2方向に伸縮する伸縮性生地からなる円弧状のアームホール裏地51を用いたことを特徴とする上衣である。【選択図】図3

Description

本考案は、着用者の腕を動かしやすくする上衣に関する。
学生服(詰襟型、ブレザー型)やセーラー服、そして小学生の制服等の上衣は、表地及び裏地の二層構造が多く、前身頃及び後身頃(又は前身頃、後身頃及び細腹部)が形成するアームホールに筒袖部を縫着して構成される。表地及び裏地は、アームホールで縫着され、表地に追随して裏地がずれないようにされる。特許文献1が開示する上衣は、着用者が腕を上げる動きを妨げないように、アームホールを構成する裏地の後身頃の周辺部に、伸縮性生地からなるアームホール裏地が縫着されている。
登録実用新案第3199799号公報
特許文献1が開示する上衣は、伸縮性生地からなるアームホール裏地により、着用者が腕を上げる動きが妨げられない効果をもたらす。しかし、アームホールに沿って形成されたアームホール裏地は、下半分の伸縮性が筒袖部の動きに追随して伸長することが少なく、むしろ腕を上げると、少し伸長しただけで、そのまま後身頃裏地を持ち上げてしまい、かえって腕の動きを阻害する場合のあることがわかった。そこで、腕を上げても動きの阻害されない上衣を提供するため、アームホール裏地について検討した。
検討の結果考案したものが、表地及び裏地の二層構造で、アームホールに筒袖部を縫着する上衣において、アームホールの周辺部に、伸縮性生地からなるアームホール裏地を用いてなり、アームホール裏地は、上半分がアームホールと後身頃裏地とに挟まれ、下半分が後身頃裏地と細腹部裏地とに挟まれることを特徴とする上衣である。細腹部裏地は、前身頃及び後身頃の間に介在する細腹部の裏地である。細腹部を用いない場合、後身頃裏地を背面及び側面に分割し、側面の後身頃裏地を細腹部裏地として用いる。
上半分がアームホールと後身頃とに挟まれ、下半分が後身頃と細腹部裏地とに挟まれる本考案のアームホール裏地は、上半分が筒袖部の動きに合わせて直接伸縮し、下半分が筒袖部の動きに合わせて動く細腹部裏地を介して伸縮することにより、腕の動きを妨げない。アームホール裏地は、後身頃裏地と細腹部裏地とに挟まれる下半分が下方に向けて窄まる鋭角に形成されると、後身頃及び細腹部がアームホール裏地を挟む部分と後身頃裏地及び細腹部裏地とが直接縫合される部分との切り替わりが滑らかとなり、アームホール裏地の伸縮を妨げずに済む。
本考案の上衣は、腕の動きを妨げないことで着用者の腕を動かしやすくする。これは、アームホールを構成する裏地の後身頃の周辺部に用いたアームホール裏地の上半分がアームホールと後身頃とに挟まれ、下半分が後身頃と細腹部裏地とに挟まれる構成であることによる効果である。また、後身頃裏地と細腹部裏地とに挟まれる下半分が下方に向けて窄まる鋭角に形成されるアームホール裏地は、アームホール裏地の下端から後身頃裏地及び細腹部裏地を無理なく縫合し、伸縮が妨げられないので、着用者の腕を動かしやすくする。
本発明を適用した学生服の一例における正面図である。 本例の学生服の背面図である。 本例の学生服の裏地の一部を表す正面図である。
以下、本考案を実施するための形態について図を参照しながら説明する。本考案は、例えば図1及び図2に見られるように、ブレザー型の学生服に適用される。本例の学生服は、前身頃2、後身頃3及び細腹部4の周縁部で形成されるアームホール5に筒袖部1を縫着して構成される(図1及び図2は表地のみを図示)。本考案の上衣は、アームホール5の周辺部に、上下方向及び左右方向に伸縮する伸縮性生地からなるアームホール裏地51を用いている。本例のアームホール裏地は、通気性を備えたメッシュ生地である。
前身頃裏地21、後身頃裏地31及び細腹部裏地41は、従来同様、左右方向に伸縮する伸縮性生地から構成される。本考案の裏地は、前身頃裏地21、後身頃裏地31及び細腹部裏地41に加えて、図3に見られるように、上半分がアームホール5と後身頃裏地31とに挟まれ、下半分が後身頃裏地31と細腹部裏地41とに挟まれる細幅のアームホール裏地51を用いる。アームホール裏地51は、後身頃裏地31におけるアームホール5の周縁部を一部取り除き、後身頃裏地31と細腹部裏地41とに挟まれて用いられる。
本例のアームホール裏地51は、一定幅で上下方向に延びる短冊状で、下方に向けて窄んだ鋭角な下端を有する伸縮性生地である。これにより、アームホール裏地51は、例えばアームホール5の後方を引っ張って筒袖部1を前方に向ける腕の動きに際し、伸長して腕の動きを妨げない。同様に、アームホール裏地51は、例えばアームホール5の下方を引っ張って筒袖部1を上方に向ける腕の動きに際し、筒袖部1に引っ張られる細腹部裏地41を介して伸長し、腕の動きを妨げない。こうして、本考案の上衣は、腕の動きが妨げられない効果を得る。
1 筒袖部
2 前身頃
21 前身頃裏地
3 後身頃
31 後身頃裏地
4 細腹部
41 細腹部裏地
5 アームホール
51 アームホール裏地

Claims (2)

  1. 表地及び裏地の二層構造で、アームホールに筒袖部を縫着する上衣において、
    アームホールの周辺部に、伸縮性生地からなるアームホール裏地を用いてなり、
    アームホール裏地は、上半分がアームホールと後身頃裏地とに挟まれ、下半分が後身頃裏地と細腹部裏地とに挟まれることを特徴とする上衣。
  2. アームホール裏地は、後身頃裏地と細腹部裏地とに挟まれる下半分が下方に向けて窄まる鋭角に形成された請求項1記載の上衣。
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