JP3223518B2 - 複数テーブル駆動装置 - Google Patents

複数テーブル駆動装置

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JP3223518B2 JP09086291A JP9086291A JP3223518B2 JP 3223518 B2 JP3223518 B2 JP 3223518B2 JP 09086291 A JP09086291 A JP 09086291A JP 9086291 A JP9086291 A JP 9086291A JP 3223518 B2 JP3223518 B2 JP 3223518B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複数テーブル駆動装置
に関し、さらに詳細にいえば、動作可能な主テーブル上
において動作可能な補助テーブルの動作を達成するため
の複数テーブル駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から開閉および昇降可能なワーク支
承テーブルのように、複数の主テーブル上において動作
可能な補助テーブルの同期動作を達成する必要がある対
象物取扱い装置が提案されている。例えば、ワーク支承
テーブルを開閉可能かつ昇降可能に支持する場合には、
図12に示すように、昇降可能な基部テーブル121に
対して1対の補助テーブル122を接離可能に設け、基
部テーブル121を昇降させる昇降機構123および基
部テーブル121上において補助テーブル122を接離
させる接離機構124を設ける構成を採用することが考
えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構成を採
用すると、基部テーブル121、補助テーブル122お
よび支承されているワークを全体として昇降させなけれ
ばならなくなるので、昇降機構123の負荷が著しく大
きくなってしまうという不都合がある。本件発明者は、
このような不都合を解消するために、図11に示すよう
に、1対の基部テーブル111を水平方向スライド可能
に設け、駆動源112により駆動されるエンドレス索条
113の対称位置を基部テーブル111と連結すること
により基部テーブル111の接離を達成し、各基部テー
ブル111上にそれぞれ補助テーブル114を昇降可能
に設けるとともに、基部テーブル111上にそれぞれ設
けられたエンドレス索条115の所定位置を対応する補
助テーブル114と連結し、駆動源116により回転駆
動されるスプライン軸117に両エンドレス索条115
用の原動回転体118をスライドのみ自在に連結するこ
とにより両補助テーブル114を互に同期させて昇降さ
せる構成を考えた。
【0004】この構成を採用すれば、補助テーブル11
4およびワークのみを昇降させるだけでよいから駆動源
116の負荷を大巾に低減できる。しかし、この構成を
採用した場合であっても、基部テーブル111と補助テ
ーブル114のそれぞれに対応させて駆動源112,1
16が必要になり、構成が複雑化するのみならず、装置
全体として大型化するという不都合がある。さらに、原
動回転体118をスプライン軸117に対してスライド
自在に係合させなければならないとともに、スプライン
軸117の長さを基部テーブル111の移動範囲に対応
する長さに設定しなければならないので、基部テーブル
111の移動範囲が大きい場合にはスプライン軸117
のたわみを生じさせないように特別の軸支承機構を設け
なければならず構成の複雑化を招いてしまう。また、ス
プライン軸117のたわみが余り大きくならない長さに
設定すれば、基部テーブル111の移動範囲が大巾に制
約されてしまうという不都合がある。
【0005】以上には基部テーブルを接離させる場合に
ついてのみ説明したが、両基部テーブルを同じ方向に移
動させる場合にも同様の不都合が生じる。また、基部テ
ーブルが1つだけである場合にも、同期動作以外の点に
関して同様の不都合が生じる。
【0006】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、1つの駆動源により複数のテーブルの異
なる複数の方向への動作を簡単に達成できる新規な複数
テーブル駆動装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの、請求項1の複数テーブル駆動装置は、駆動源によ
り駆動されるエンドレス索条と、エンドレス索条と平行
な方向に移動可能な第1テーブルと、第1テーブルの所
定位置に設けられ、かつエンドレス索条と係合すること
により、第1テーブルの移動が許容されている状態にお
いて第1テーブルを移動させ、第1テーブルの移動が許
容されていない状態においてエンドレス索条と係合して
自転する係合ホイールと、第1テーブルに対して所定方
向に移動可能であり、かつエンドレス索条の所定位置に
連結された第2テーブルと、所定の固定部位と第1テー
ブルとを連結させることにより第1テーブルの移動を阻
止する第1移動阻止手段と、第1テーブルの所定位置と
第2テーブルとを連結させることにより第1テーブルに
対する第2テーブルの相対的移動を阻止する第2移動阻
止手段とを有している。
【0008】但し、第2テーブルはエンドレス・チェー
ン、エンドレス・タイミング・ベルト等のエンドレス索
条に直接連結されていてもよいが、間接的にエンドレス
索条に連結されていてもよい。請求項2の複数テーブル
駆動装置は、駆動源により駆動されるエンドレス索条
と、エンドレス索条と平行な方向に移動可能な1対の第
1テーブルと、1対の第1テーブルの所定位置にそれぞ
れ設けられ、かつエンドレス索条と係合することによ
り、第1テーブルの移動が許容されている状態において
対応する第1テーブルを移動させ、第1テーブルの移動
が許容されていない状態においてエンドレス索条と係合
して自転し、しかもエンドレス索条に対する係合位置を
エンドレス索条の対称位置に設定された係合ホイール
と、係合ホイールと一体的に設けた原動ホイールと、原
動ホイールにより駆動される従動索条と、従動索条の所
定位置に連結されることにより、各第1テーブルに対し
て所定方向に移動可能な第2テーブルと、所定の固定部
位と第1テーブルとを連結させることにより第1テーブ
ルの移動を阻止する第1移動阻止手段と、第1テーブル
の所定位置と第2テーブルとを連結させることにより第
1テーブルに対する第2テーブルの相対的移動を阻止す
る第2移動阻止手段とを有している。
【0009】
【作用】請求項1の複数テーブル駆動装置であれば、駆
動源によりエンドレス索条を駆動することにより複数の
第1テーブルにそれぞれ設けられた係合ホイールを同一
速度で駆動できる。そして、第1移動阻止手段により第
1テーブルの移動を阻止しておけば、係合ホイールが移
動することなく自転するので第2テーブルを移動させる
ことができる。逆に、第2移動阻止手段により第2テー
ブルの移動を阻止しておけば、係合ホイールが拘束され
るのであるから、エンドレス索条と係合ホイールとが一
体的に連結された状態になり、第1ホイールを移動させ
ることができる。
【0010】以上の説明から明らかなように、単一の駆
動源によりエンドレス索条を駆動し、しかも第1移動阻
止手段または第2移動阻止手段を選択的に動作させるだ
けで、第1テーブルと共に第2テーブルをエンドレス索
条と平行な方向に移動させる状態と、第2テーブルのみ
をエンドレス索条に対して所定の方向に移動させる状態
とを選択できる。そして、第1テーブル、第2テーブル
が複数個設けられている場合には、第1テーブル同士、
第2テーブル同士を互に同期させた状態で動作させるこ
とができる。
【0011】請求項2の複数テーブル駆動装置であれ
ば、エンドレス索条の駆動に伴なって第1テーブル同士
を接離でき、しかも間隔が制御された各第1テーブル上
において互に同期して第2テーブルを所定方向に移動さ
せることができる。
【0012】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図1はこの発明の複数テーブル駆動装置の一
実施例を示す概略斜視図であり、水平方向に延びる1対
のガイドレール11にスライド自在に支持された1対の
第1テーブル1と、各第1テーブル1上に設けられた垂
直方向に延びるガイドレール21にスライド自在に支持
された第2テーブル2と、各第2テーブル2を昇降させ
るためのエンドレス・チェーン3と、ガイドレール11
と平行に延びるエンドレス・チェーン4と、エンドレス
・チェーン4を駆動する駆動源5と、第1テーブル1の
移動を阻止するシリンダ装置6と、第2テーブル2の移
動を阻止するシリンダ装置7とを有している。
【0013】上記エンドレス・チェーン4は駆動源5に
より駆動される原動スプロケット・ホイール41と従動
スプロケット・ホイール42とに掛けわたされており、
原動スプロケット・ホイール41から従動スプロケット
・ホイール42に向かう部分の所定位置において一方の
第1テーブル1に自転自在に支持された1対のガイド・
スプロケット・ホイール43および係合スプロケット・
ホイール44にエンドレス・チェーン4が掛けわたされ
ているとともに、従動スプロケット・ホイール42から
原動スプロケット・ホイール41に向かう部分の所定位
置において他方の第1テーブル1に自転自在に支持され
た1対のガイド・スプロケット・ホイール45および係
合スプロケット・ホイール44にエンドレス・チェーン
4が掛けわたされている。そして、両係合スプロケット
・ホイール44が同一方向に回転駆動されるようにエン
ドレス・チェーン4が掛けわたされている。
【0014】上記エンドレス・チェーン3は、係合スプ
ロケット・ホイール44と一体的に連結された原動スプ
ロケット・ホイール31と従動スプロケット・ホイール
32との間に掛けわたされており、しかも所定位置が第
2テーブル2と一体的に連結されている。そして、両エ
ンドレス・チェーン3の第2テーブル連結位置が互に等
しく設定されている。
【0015】上記複数テーブル駆動装置の動作は次のと
おりである。シリンダ装置6を動作させて第1テーブル
1の移動を阻止する状態を選択しておいて駆動源5を動
作させれば、位置が固定された第1テーブル1上におい
て係合スプロケット・ホイール44がエンドレス・チェ
ーン4の走行に追従して自転する。そして、原動スプロ
ケット・ホイール31が係合スプロケット・ホイール4
4と一体に自転し、エンドレス・チェーン3を走行させ
るので、第2テーブル2を昇降させることができる。こ
の場合において、各第1テーブル1上の係合スプロケッ
ト・ホイール44は同一速度で同一方向に自転するので
あるから、両第2テーブル2を互に同期させた状態で昇
降できることになる。
【0016】逆に、シリンダ装置6に代えてシリンダ装
置7を動作させて第2テーブル2の移動を阻止する状態
を選択しておいて駆動源5を動作させれば、第2テーブ
ル2の移動が阻止されていることに伴なってエンドレス
・チェーン3の走行、原動スプロケット・ホイール31
および係合スプロケット・ホイール44の自転が阻止さ
れているので、エンドレス・チェーン4の走行に追従し
て第1テーブル1をスライドさせることができる。この
場合において、両係合スプロケット・ホイール44はエ
ンドレス・チェーン4の対称位置に係合されているので
あるから、両第1テーブルは互に逆方向に等しい距離だ
けスライドし、しかもセンタリングを達成できる。
【0017】図2は図1の複数テーブル駆動装置が装着
されたプレスブレーキを示す概略斜視図であり、上型8
1および下型82を含むプレスブレーキ本体8の前面所
定位置にガイドレール11が装着されているとともに、
原動スプロケット・ホイール41および従動スプロケッ
ト・ホイール42が設けられている。そして、第2テー
ブル2に対して、プレスブレーキ本体8の前面とほぼ直
角な方向に延びるワーク支承アーム83が装着されてい
る。
【0018】したがって、この構成のプレスブレーキお
よび図示しないプレスブレーキ用ワーク取扱ロボットを
用いてワークの折曲げを行なうに当ってプレスブレーキ
用ワーク取扱ロボットによるワークの把持面の変更が必
要な場合には、シリンダ装置7を動作させた状態で駆動
源5を動作させることにより第1テーブル1の間隔をワ
ークの幅に適合させる。この結果、ワークを両ワーク支
承アーム83上に安定に支承させることができる。
【0019】また、ワークを支承した状態または支承し
ていない状態においてワーク支承アーム83の上下位置
を変更する必要がある場合には、シリンダ装置7に代え
てシリンダ装置6を動作させた状態で駆動源5を動作さ
せることにより両第2テーブル2を互に同期させて昇降
でき、傾いた状態でワークを支承するという不都合を確
実に防止できる。
【0020】また、手作業により折曲げ作業を行なう場
合には、シリンダ装置7のみを動作させた状態で駆動源
5を動作させることにより両第1テーブル1を離せばよ
く、作業性を向上できる。
【0021】
【実施例2】図3はこの発明の複数テーブル駆動装置の
他の実施例を示す概略斜視図であり、図1の実施例と異
なる点は、両第1テーブル1の係合スプロケット・ホイ
ール44をエンドレス・チェーン4の原動スプロケット
・ホイール41から従動スプロケット・ホイール42に
向かう部分の所定位置に係合させた点のみである。
【0022】したがって、この実施例の場合には、エン
ドレス・チェーン4の駆動に伴なって両第1テーブル1
を同じ方向に移動させることができるほか、図1の実施
例と同様の作用を達成できる。
【0023】
【実施例3】図4はこの発明の複数テーブル駆動装置の
さらに他の実施例を示す概略斜視図であり、図1の実施
例と異なる点は、両係合スプロケット・ホイール44に
対するエンドレス・チェーン4の掛け方を互に逆に設定
した点のみである。したがって、この実施例の場合に
は、エンドレス・チェーン4の駆動に伴なって両第2テ
ーブル2を互に逆方向に移動させることができるほか、
図1の実施例と同様の作用を達成できる。
【0024】
【実施例4】図5はこの発明の複数テーブル駆動装置の
さらに他の実施例の要部を示す概略正面図であり、図1
の実施例と異なる点は、第2テーブル2をスライド自在
に支持する第1テーブル1を2対設けた点のみである。
したがって、この実施例の場合には、図1の実施例の作
用を2カ所で同時に達成できる。
【0025】
【実施例5】図6はこの発明の複数テーブル駆動装置の
さらに他の実施例の要部を示す概略正面図であり、図1
の実施例と異なる点は、エンドレス・チェーン4と平行
にエンドレス・チェーン3を掛けわたした点のみであ
る。したがって、この実施例の場合には、両第1テーブ
ル1を所定位置まで移動させた状態で第2テーブル2を
さらに同じ方向に移動させることができ、第1テーブル
1の可動範囲を余り大きくできない場合であっても、第
1テーブル1の移動限界位置において第2テーブル2を
移動させることにより全体としての可動範囲を拡大でき
る。
【0026】
【実施例6】図7はこの発明の複数テーブル駆動装置の
さらに他の実施例の要部を示す概略図であり、ワーク搬
送装置に適用した場合を示している。この実施例におい
ては、第1テーブル1および第2テーブル2が1つずつ
設けられているとともに、第1テーブル1と所定の固定
部位との間にコイルバネ12が張設されている。そし
て、第2テーブル2がワークを1つだけ収容し得る形状
に形成されている。さらにエンドレス・チェーン3が省
略されているとともに、ガイド・スプロケットホイール
43と係合スプロケット・ホイール44との間において
第2テーブル2がエンドレス・チェーン4に直接連結さ
れている。
【0027】この実施例の場合には、長尺の台13上に
整列されている多数のワークのうち、最も先頭のワーク
が第1テーブル1の初期位置において第2テーブル2と
正対しているので、この状態において第2テーブル2の
みをワークに向かって移動させることによりワークを1
つだけ収容し(図7中破線参照)、次いで第1テーブル
1のみを移動させることによりワークを搬送できる(図
7中二点鎖線参照)。
【0028】その後は、第1テーブル1および第2テー
ブル2を初期状態まで復帰させてから上記動作を反復す
ることにより必要回数だけワーク搬送を行なうことがで
きる。
【0029】
【実施例7】図8はこの発明の複数テーブル駆動装置の
さらに他の実施例の要部を示す概略図であり、分散して
いるワークを集めて送り出す装置に適用した場合を示し
ている。この実施例においては、図1の実施例と同様に
エンドレス・チェーン4と係合された係合スプロケット
・ホイール44を有する1対の第1テーブル1を有して
いるとともに、両第1テーブル1の接近方向の移動を規
制するストッパ14を有している。そして、各第1テー
ブル1に対して互に逆向きのL字状の第2テーブル2を
有しているとともに、各第1テーブル1の所定位置と対
応する第2テーブル2の所定位置との間に張設されたコ
イルバネ22を有している。さらに、上記第2テーブル
2は、第1テーブル1が限界位置まで接近した状態にお
いて基部の対向端部同士が当接する大きさに形成されて
いるとともに、ガイド・スプロケットホイール43と係
合スプロケット・ホイール44との間およびガイド・ス
プロケットホイール45と係合スプロケット・ホイール
44との間において各第2テーブル2がエンドレス・チ
ェーン4に直接連結されている。
【0030】この実施例の場合には、図8に破線で示す
ように分散した多数のワークが存在している状態におい
て第1テーブル1のみを限界位置まで接近させれば、図
9に示すようにワークをまとめることができ、次いで、
第2テーブル2のみを移動させることにより、図10に
示すようにまとめられたワークを移動させることができ
る。
【0031】尚、この発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、例えば、シリンダ装置5,6に代えてソ
レノイド等を採用することが可能であるほか、スプロケ
ット・ホイールの歯数を要求される動作量に合せて適宜
設定することが可能であり、さらにエンドレス・チェー
ンに代えてエンドレス・タイミング・ベルト等を採用す
ることが可能であるほか、この発明の要旨を変更しない
範囲内において種々の設計変更を施すことが可能であ
る。
【0032】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、単一の
駆動源によりエンドレス・チェーンを駆動し、しかも第
1移動阻止手段または第2移動阻止手段を選択的に動作
させるだけで、第1テーブルと共に第2テーブルをエン
ドレス・チェーンと平行な方向に移動させる状態と、第
2テーブルのみをエンドレス・チェーンに対して所定の
方向に移動させる状態とを選択でき、全体として構成を
簡素化できるとともに、必要空間を小さくできるという
特有の効果を奏する。
【0033】請求項2の発明は、請求項1の効果に加
え、エンドレス・チェーンの駆動に伴なって第1テーブ
ル同士を接離でき、しかも間隔が制御された各第1テー
ブル上において互に同期して第2テーブルを所定方向に
移動させることができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の複数テーブル駆動装置の一実施例を
示す概略斜視図である。
【図2】図1の複数テーブル駆動装置が装着されたプレ
スブレーキを示す概略斜視図である。
【図3】この発明の複数テーブル駆動装置の他の実施例
を示す概略斜視図である。
【図4】この発明の複数テーブル駆動装置のさらに他の
実施例を示す概略斜視図である。
【図5】この発明の複数テーブル駆動装置のさらに他の
実施例の要部を示す概略正面図である。
【図6】この発明の複数テーブル駆動装置のさらに他の
実施例の要部を示す概略正面図である。
【図7】この発明の複数テーブル駆動装置のさらに他の
実施例の要部を示す概略図である。
【図8】この発明の複数テーブル駆動装置のさらに他の
実施例の要部を示す概略図である。
【図9】図8の実施例の動作を説明する概略図である。
【図10】図8の実施例の動作を説明する概略図であ
る。
【図11】本件発明者が考えた構成を示す概略図であ
る。
【図12】従来例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 第1テーブル 2 第2テーブル 3,4 エ
ンドレス・チェーン 5 駆動源 6,7 シリンダ装置 44 係合ス
プロケット・ホイール

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源(5)により駆動されるエンドレ
    ス索条(4)と、 エンドレス索条(4)と平行な方向に移動可能な第1テ
    ーブル(1)と、 第1テーブル(1)の所定位置に設けられ、かつエンド
    レス索条(4)と係合することにより、第1テーブル
    (1)の移動が許容されている状態において第1テーブ
    ル(1)を移動させ、第1テーブル(1)の移動が許容
    されていない状態においてエンドレス索条(4)と係合
    して自転する係合ホイール(44)と、 第1テーブル(1)に対して所定方向に移動可能であ
    り、かつエンドレス索条(4)の所定位置に連結された
    第2テーブル(2)と、 所定の固定部位と第1テーブル(1)とを連結させるこ
    とにより第1テーブル(1)の移動を阻止する第1移動
    阻止手段(6)と、 第1テーブル(1)の所定位置と第2テーブル(2)と
    を連結させることにより第1テーブル(1)に対する第
    2テーブル(2)の相対的移動を阻止する第2移動阻止
    手段(7)とを有していることを特徴とする複数テーブ
    ル駆動装置。
  2. 【請求項2】 駆動源(5)により駆動されるエンドレ
    ス索条(4)と、 エンドレス索条(4)と平行な方向に移動可能な1対の
    第1テーブル(1)と、 1対の第1テーブル(1)の所定位置にそれぞれ設けら
    れ、かつエンドレス索条(4)と係合することにより、
    第1テーブル(1)の移動が許容されている状態におい
    て対応する第1テーブル(1)を移動させ、第1テーブ
    ル(1)の移動が許容されていない状態においてエンド
    レス索条(4)と係合して自転し、しかもエンドレス索
    条(4)に対する係合位置をエンドレス索条(4)の対
    称位置に設定された係合ホイール(44)と、 係合ホイール(44)と一体的に設けた原動ホイール
    (31)と、 原動ホイール(31)により駆動される従動索条(3)
    と、 従動索条(3)の所定位置に連結されることにより、各
    第1テーブル(1)に対して所定方向に移動可能な第2
    テーブル(2)と、 所定の固定部位と第1テーブル(1)とを連結させるこ
    とにより第1テーブル(1)の移動を阻止する第1移動
    阻止手段(6)と、 第1テーブル(1)の所定位置と第2テーブル(2)と
    を連結させることにより第1テーブル(1)に対する第
    2テーブル(2)の相対的移動を阻止する第2移動阻止
    手段(7)とを有していることを特徴とする複数テーブ
    ル駆動装置。
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