JP3223306B2 - カメラ用測距装置 - Google Patents

カメラ用測距装置

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JP3223306B2
JP3223306B2 JP32036992A JP32036992A JP3223306B2 JP 3223306 B2 JP3223306 B2 JP 3223306B2 JP 32036992 A JP32036992 A JP 32036992A JP 32036992 A JP32036992 A JP 32036992A JP 3223306 B2 JP3223306 B2 JP 3223306B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラなどの測距装
置、さらに詳しくはアクティブ式のカメラ用測距装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から積分回路を使った投受光タイプ
のさまざまな測距装置が提案されているが、これらは投
光回路を予め決められた回数あるいは時間だけ動作さ
せ、その積分電圧をA/D変換して被写体までの距離を
算出していた。ところが前記のような測距装置では、た
とえば特開平3−119307号公報に示されるよう
に、積分コンデンサの端子間電圧をデジタル信号に変換
するためにコンパレータを複数個必要とし、しかも分解
能はコンパレータの数に比例するため、測距精度を上げ
ようとすれば回路も複雑かつ大規模になり高価なものと
なっていた。
【0003】以上の課題を解決するため、本出願人は特
願平4−291342号において被写体にパルス光を投
光し、被写体からの光信号を遠距離・近距離の2つの受
光回路で一定電圧に達するまでの間積分しそのときの投
光回数をカウントし、そうして得られた2つのカウント
値から被写体までの距離を算出する測距装置を提案し
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記の測距装
置は温度変化などによる内部の増幅回路のドリフト電圧
の影響を考慮していないため、周囲温度が変化すると積
分回路出力にドリフト電圧が重畳し、これを取り除く手
段がなく、測距精度を低下させる一因となりうる。これ
を回路的に除去することはできるが、そのためにドリフ
ト電圧を除去するための専用の回路を付加しなければな
らないため、回路規模も大きくなり測距装置全体が高価
なものとなってしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のカメラ用測距装置では、被写体へ光を照射
する投光手段と、前記投光手段の照射光が前記被写体で
反射する光を受光し2つの電流出力に変換する受光手段
と、前記受光手段の一方の出力電流を電圧に変換する第
1の電流電圧変換回路と、前記受光手段の他方の出力電
流を電圧に変換する第2の電流電圧変換回路と、前記2
つの電流電圧変換回路のいずれかを選択的に出力する選
択回路と、前記選択回路が前記第1の電流電圧変換回路
を選択しているときに前記投光手段の投光回数をカウン
トする第1のカウント手段と、前記選択回路が前記第2
の電流電圧変換回路を選択しているときに前記投光手段
の投光回数をカウントする第2のカウント手段と、前記
第1および第2の電流電圧変換回路の出力信号を増幅す
る増幅回路と、前記増幅回路のドリフト電圧を記憶する
記憶手段と、前記増幅回路の出力を積分する積分回路
と、前記積分回路の出力と前記記憶手段の出力とから前
記被写体までの距離を演算する演算手段とを備えてい
る。
【0006】
【作用】測距に先だって測距回路のアンプが出力する単
位時間当たりのドリフト電圧を測り、測距後に測距結果
から前記ドリフト電圧の影響分を差し引くことによっ
て、測距精度を高める。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例の構成を図1に基づいて説
明する。投光回路10は投光素子15(以下IREDと
いう)を駆動するための定電流回路であり、アンプ1
1、ベース抵抗12、トランジスタ13、センシング用
抵抗14からなる。センシング用抵抗14はIRED1
5に流れる電流を検出するために使われ、その端子間電
圧はアンプ11の反転入力端子に入力され、電流帰還さ
れる。したがってIRED15はD/A変換器76から
出力される電圧に比例する電流によって定電流ドライブ
される。実際にはD/A変換器76は間欠的に電圧を出
力するので、IRED15はパルス駆動される。
【0008】遠側電流電圧変換回路20、近側電流電圧
変換回路30は受光素子3(以下PSDという)と一体
となって受光回路を構成する。PSD3に光信号が入射
すると、PSD3はその強度と入射位置に応じた電流を
遠側電流電圧変換回路20と近側電流電圧変換回路30
に出力する。遠側電流電圧変換回路20と近側電流電圧
変換回路30はまったく同じ構成なので遠側電流電圧変
換回路20を例にとって説明する。遠側電流電圧変換回
路20はアンプ21と3個の帰還抵抗で構成された、入
力電流に比例した電圧を出力する回路である。回路中に
スイッチ25とスイッチ26を持っており、これらのス
イッチはCPU70によってオン/オフを制御できる。
スイッチ25は帰還抵抗23を、スイッチ26は帰還抵
抗24をそれぞれオン/オフするので、これらのスイッ
チの状態によりアンプ21のゲインが段階的に変化す
る。したがって信号電流から電圧への変換も、この変化
したゲインに応じて行われる。出力された電圧は、スイ
ッチ4に導かれる。以上とまったく同様な過程をへて、
近側電流電圧変換回路30からも信号電流に応じた電圧
が出力され、スイッチ4に導かれる。スイッチ4は遠側
電流電圧変換回路20と近側電流電圧変換回路30のい
ずれかの出力を後段の回路に伝える役割を持ち、その状
態はCPU70によって制御される。遠距離側の測距を
行うときは遠側電流電圧変換回路20、近距離側の測距
を行うときは近側電流電圧変換回路30側にオンする。
【0009】増幅回路40と増幅回路50はまったく同
様な構成なので、増幅回路40を例にとって説明する。
増幅回路40の前にはカップリングコンデンサ5が接続
され、入力信号の直流分はここでカットされる。増幅回
路40はアンプ41と3個の帰還抵抗43、44、45
とで構成され、入力信号をある一定のゲインで増幅する
回路である。回路中にスイッチ46とスイッチ47を持
っており、これらのスイッチはCPU70によってオン
/オフを制御できる。スイッチ46は帰還抵抗44を、
スイッチ47は帰還抵抗45をそれぞれオン/オフする
ので、これらのスイッチの状態によりアンプ41のゲイ
ンが段階的に変化する。したがって信号電流から電圧へ
の変換も、この変化したゲインに応じて行われ、後段の
回路に出力される。増幅回路50もまったく同様な動作
をし、CPU70はスイッチ56とスイッチ57を操作
して適切なゲインを設定し、それにしたがって増幅回路
40の出力した信号の増幅が行われる。増幅回路50の
出力信号はスイッチ7を経て後段の積分回路60に出力
される。
【0010】積分回路60はアンプ61、入力抵抗6
2、積分コンデンサ63、それに積分コンデンサ63の
電荷を放電するためのスイッチ64、さらに出力部に電
圧ホロワ65が接続されている。積分動作に先だって積
分コンデンサ63に残っている電荷を放電するためスイ
ッチ64がオンする。十分に放電されるとスイッチ64
はオフする。積分動作がスイッチ7のオンによって開始
されると、積分コンデンサ63には入力信号の時間積分
値が電荷として貯えられる。積分動作が終了するとスイ
ッチ7はオフし、積分コンデンサ63の端子間電圧が電
圧ホロワ65に出力される。このときスイッチ9もオン
し、電圧ホロワ65の出力電圧はA/D変換器71に取
りこまれる。A/D変換器71はこれをデジタル電圧に
変換してCPU70に出力する。
【0011】次に本発明の実施例の回路の動作について
説明する。不図示のレリーズボタンが押されて測距動作
に入ると、CPU70はまず図1内のすべての回路の電
源をオンする。次に読み書き可能なメモリ72(以下R
AMという)の内容をクリアし、遠側電流電圧変換回路
20と近側電流電圧変換回路30のゲインを決定する。
このときゲインを最小にセットしても被写体の輝度が大
きくアンプが飽和してしまう場合は、被写界深度が十分
に深くなるためRAM72中の無限遠フラグをセット
し、無限遠と判定する。さらに増幅回路40と増幅回路
50のゲインを決定する。このときゲインを最小にセッ
トしても被写体の輝度が大きくアンプが飽和してしまう
場合は、RAM72中の至近フラグをセットし、測距を
行わずに至近と判定する。そして測距前に回路の単位投
光時間当たりのドリフト電圧Vdを決定する。
【0012】その後CPU70は投光回路10をパルス
駆動し、カウンタ74で投光回数をカウントしながらそ
の時の受光素子の出力電流を遠側電流電圧変換回路20
で電流電圧変換し、増幅回路40・50で増幅し、積分
回路60で積分する。積分電圧がVth3に達するとC
PU70は投光を終了し、その時のカウンタ出力回数K
1をRAM72に保存する。このとき積分電圧がVth
3に達しないうちに投光回数が回数Nlimに達した場
合は無限遠と判定し、RAM72中の無限遠フラグをセ
ットする。それから再びCPU70は投光回路をパルス
駆動し、カウンタ75で投光回数をカウントしながらそ
の時の受光素子の出力電流を近側電流電圧変換回路30
で電流電圧変換し、増幅回路で増幅し、積分回路で積分
する。積分電圧がVth3に達するとCPU70は投光
を終了し、その時のカウンタ出力回数K2をRAM72
に保存する。以上で投光動作が終了すると、無限遠フラ
グがセットされていれば無限遠、至近フラグがセットさ
れていれば至近、いずれでもなければRAM72に保存
されている回数K1にVdに応じた補正をかけた回数N
1、同様にRAM72に保存されている回数K2にVd
に応じた補正をかけた回数N2の両方から次のような値
Xを算出する。
【0013】 X=N1/(N1+N2) (a) 式(a)により値Xが定まると、Xの値に対応する予め
決められた読みだし可能なメモリ73(以下ROMとい
う)のアドレスを参照し(図8)、被写体までの距離D
を求め、その結果にしたがってモータ77に通電し、鏡
筒78を駆動する。最後に測距回路の電源をオフして、
このルーチンを抜ける。
【0014】以上のうち、遠側電流電圧変換回路20と
近側電流電圧変換回路30のゲイン決定動作を図2を使
って以下に詳細に説明する。最初にスイッチ4が遠側電
流電圧変換回路20側にオンし、スイッチ8がオンし
て、遠側電流電圧変換回路20の出力がA/D変換器7
1に入力される(図2a)。遠側電流電圧変換回路20
は反転増幅を行うのでA/D変換器71の出力電圧Vo
utはグランドレベル以下になる。CPU70はVou
tを読み込んで、Vth1(たとえば−0.5V)と比
較し、Voutの方が低ければスイッチ25をオンして
ゲインを下げる。さらにもう一度Voutを取り込んで
(図2b)Vth1と比較し、Voutの方が低ければ
スイッチ26をオンしてゲインを下げる(図2c)。こ
れで遠側電流電圧変換回路20の最適なゲインが定まっ
たことになる。次にスイッチ4を近側電流電圧変換回路
30側にオンし、近側電流電圧変換回路30の出力がA
/D変換器71に入力されるようにする(図2d)。こ
こで遠側電流電圧変換回路20の時と同様にA/D変換
器71のVoutをCPU70が読み込んで比較し、V
outの方が低ければスイッチ35をオンする(図2
e)。さらにその状態でもう一度Voutを読み込んで
みると、今度はVoutよりもVth1の方が高くなっ
ているので、近側電流電圧変換回路30としてはすでに
最適なゲインに達している。
【0015】しかし、ここで遠側電流電圧変換回路20
と近側電流電圧変換回路30を比較してみた場合、遠側
電流電圧変換回路20の方がゲインが大きいため受光回
路全体としての対称性に欠けている。したがって両方の
回路のうちゲインのより小さい遠側電流電圧変換回路2
0に合わせるために、近側電流電圧変換回路30のスイ
ッチ36をオンする(図2f)。これで受光回路全体と
してのゲインが定まったことになる。最後にスイッチ8
をオフして電流電圧変換回路ゲイン決定の動作を終了す
る。ところである程度までの輝度の被写体に対しては以
上のゲイン決定の操作で対応できるが、もし輝度が非常
に大きい被写体の場合はそれぞれの電流電圧変換回路に
含まれる2つのスイッチをオンしてもまだアンプが飽和
してしまうことが考えられる。その場合は撮影時の絞り
値を最大に設定することで被写界深度が非常に深くなる
ため、実質的に無限遠と判定して差し支えない。したが
ってこのような場合には無限遠フラグをセットして終了
する。
【0016】次に、増幅回路40と増幅回路50のゲイ
ン決定動作を図3、図4を使って以下に詳細に説明す
る。最初にCPU70によってスイッチ4を遠側電流電
圧変換回路20側にオンし、スイッチ9をオフする。ス
イッチ64をオンし、積分コンデンサ63にたまってい
る電荷を放電させる(図3a)。十分に電荷を放電した
後、スイッチ64をオフし、そしてカウンタ74を0に
クリアする(図3b)。それからCPU70は投光回路
10を動作させ、投光を開始する。各増幅回路の立ち上
り時間の確保および投光開始に伴う電源変動の影響を軽
減するため、投光後時間T1を経過してからスイッチ7
を開き、(図3c)積分回路を時間T2の間だけ動作さ
せてスイッチ7を閉じる(図3d)。それが終わると投
光・積分を停止して、時間T3の間だけ待機し、カウン
タに1を加える(図3e)。
【0017】図4のように、この動作を予め決められた
回数Ngain(たとえば10回)だけ繰り返した後、
スイッチ9をオンして積分コンデンサ63の端子間電圧
すなわち積分電圧VintをA/D変換器71に出力し
(図3f)、A/D変換器71はその電圧をデジタル変
換してCPU70に出力する。CPU70はVintと
Vth2(たとえば0.5V)とを比較し、Vintの
方が大きい場合にはスイッチ46をオンする。以下同様
に、積分動作と比較演算とをくり返し、VintがVt
h2よりも大きい場合は、スイッチ56、スイッチ4
7、スイッチ57の順でオンする。これで増幅回路全体
としてのゲインが定まったことになる。もし以上の手順
にしたがってすべてのスイッチをオンしてもなおVin
tがVth2よりも大きい場合には被写体は至近距離に
あるものと判断して至近フラグをセットして終了する。
【0018】次に、単位投光時間当たりのドリフト電圧
の求め方を図6を使って以下に詳細に説明する。最初に
スイッチ64をオンし、積分コンデンサ63にたまって
いる電荷を放電させる。十分に電荷を放電した後、スイ
ッチ64をオフし、スイッチ4を遠側電流電圧変換回路
20側にオンし、スイッチ7とスイッチ8とスイッチ9
をオフする。それから時間T4だけ待機する。続いて投
光回路10を駆動しないでスイッチ7をオンし、積分動
作を開始して時間T5だけ待機する。この間積分コンデ
ンサ63には回路のドリフト電圧によって電荷が貯えら
れる。その後投光・積分動作を終了して、次の式にした
がって単位投光時間当たりのドリフト電圧Vdを求め
る。Vdは正の場合も負の場合も考えられる。
【0019】 Vd=Vint・T2/T5 (b) 次に、遠側電流電圧変換回路20による測距と回数N1
の求め方を図3と図7を使って以下に詳細に説明する。
最初にスイッチ64をオンし、積分コンデンサ63にた
まっている電荷を放電させる。十分に電荷を放電した
後、スイッチ64はオフする。そしてカウンタ74を0
にクリアする。
【0020】続いて測距動作に移る。測距の方法は図3
に示した通りである。投光を繰り返しながらカウンタ7
4を加算していき、Vintが予め定められたVth3
に達した時点で終了するが、もしも被写体までの距離が
遠くて予め定められた回数Nlimだけ投光してもVt
h3に達しない場合は無限遠と判断し、RAM72中の
無限遠フラグをセットして終了する。それ以外の場合は
測距終了の時点でカウンタ74に残っている回数K1か
らドリフト電圧の影響を除去するため、次のような演算
を行う。
【0021】仮にドリフト電圧が正極性であった場合の
演算方法を図7に従って説明する。測距終了の時点で積
分コンデンサの端子間電圧はVth3に達しているが、
その中にはドリフト電圧Voffが含まれているため、
ドリフト電圧がまったくない場合に対して少ない投光回
数で測距を終了しているはずである。もしドリフト電圧
がまったくなければ、図7に示す回数N1だけ投光しな
ければならないことになる。回数N1は回数K1とVt
h3とVoffとを使って次のように表される。
【0022】 N1=K1・Vth3/(Vth3−Voff) (c) ここでVoffは単位投光時間当たりのドリフト電圧V
dを使って次のように表される。
【0023】 Voff=K1・Vd (d) したがって前記の式(c)と(d)とからVoffを消
去すれば回数N1が計算できる。
【0024】 N1=K1・Vth3/(Vth3−K1・Vd) (e) この回数N1をRAM72に格納する。上の例ではドリ
フト電圧が正極性であった場合の演算方法を説明した
が、負極性であった場合はVoffが負になるだけで、
まったく同様に算出される。
【0025】次に、近側電流電圧変換回路30による測
距と回数N2の求め方を図3と図7に基づいて説明す
る。最初にスイッチ64をオンし、積分コンデンサ63
にたまっている電荷を放電させる。十分に電荷を放電し
た後、スイッチ64はオフする。そしてカウンタ75を
0にクリアする。続いて測距動作に移る。測距の方法は
図3に示した通りである。投光を繰り返しながらカウン
タ75を加算していき、Vintが予め定められたVt
h3に達した時点で終了する。測距終了の時点でカウン
タ75に残っている回数K2を使って、回数N1のとき
と同様な演算方法で次のような回数N2を算出しRAM
72に格納する。
【0026】 N2=K2・Vth3/(Vth3−K2・Vd) (f) 以上が本実施例における回路の動作である。後段アンプ
のゲイン決定から近側電流電圧変換回路30による測距
までの経過を図で表わすと図5のようになる。以上の動
作をフローチャートで表わすと図9〜図14のようにな
る。まず、メインルーチンを図9に基づいて説明する。
【0027】この測距ルーチンに入ると、CPU70は
測距回路の電源をオンし(#001)、続いてRAM7
2の内容をクリアする(#002)。そして遠側電流電
圧変換回路20と近側電流電圧変換回路30のゲインを
決定し(#003)、無限遠フラグの状態を確認し(#
004)、セットされていれば#012にジャンプす
る。次に増幅回路40と増幅回路50のゲインを決定し
(#005)、至近フラグの状態を確認し(#00
6)、セットされていれば#012にジャンプする。そ
れからドリフト電圧を決定する(#007)。そして遠
側電流電圧変換回路20での測距を行い、回数N1を算
出してRAM72に保存し(#008)、無限遠フラグ
の状態を確認し(#009)、セットされていれば#0
12にジャンプする。同様に近側電流電圧変換回路30
での測距を行い、回数N2を算出してRAM72に保存
する(#010)。引き続きサブルーチン#008と#
010の操作でRAM72に保存されている回数N1と
回数N2を読み出し値Xを算出する(#011)。無限
遠フラグがセットされていれば無限遠、至近フラグがセ
ットされていれば至近、それ以外では値Xをオフセット
値とする予め決められたROM73のアドレスを参照す
ることで(図8)、被写体までの距離Dを求め(#01
2)、鏡筒を駆動する(#013)。最後に測距回路の
電源をオフし(#014)、このルーチンを抜ける。
【0028】次に各サブルーチン内での動作を説明す
る。まず、電流電圧変換回路ゲイン決定のサブルーチン
を図10に基づいて説明する。電流電圧変換回路ゲイン
決定のサブルーチンがコールされると、CPU70はカ
ウンタ74を0にクリアし(#101)、スイッチ4を
遠側電流電圧変換回路20側にオンし、スイッチ7をオ
ンし、他のスイッチはすべてオフする(#102)。こ
のときアンプ21のゲインは最大になっている。A/D
変換器71は遠側電流電圧変換回路20のVoutをデ
ジタル値に変換してCPU70に出力し(#103)、
CPU70はA/D変換器71のVoutとVth1
(たとえば0.5V)とを比較し、Voutの方が大き
ければ#110にジャンプする(#104)。
【0029】次にスイッチ25の状態を確認し(#10
5)、オフしていればスイッチ25をオンしてアンプ2
1のゲインをより小さくし(#106)、カウンタ74
に1を加え(#109)、#103にジャンプする。ス
イッチ25がオンしていればスイッチ26の状態を確認
し、オフしていればオンしてアンプ21のゲインをより
小さくし(#108)、カウンタ74に1を加え(#1
09)、#103にジャンプする。スイッチ26がオン
していればRAM72内の無限遠フラグをセットして
(#130)、このルーチンを抜ける。
【0030】続いてカウンタ75を0にクリアし(#1
10)、スイッチ4を近側電流電圧変換回路30側にオ
ンし(#111)、A/D変換器71は近側電流電圧変
換回路30のVoutをデジタル値に変換しCPU70
に出力する(#112)。CPU70はVoutとVt
h1(たとえば0.5V)とを比較し(#113)、V
outの方が大きければ#119にジャンプする。
【0031】次にスイッチ35の状態を確認し(#11
4)、オフしていればスイッチ35をオンしてアンプ3
1のゲインをより小さくし(#115)、カウンタ75
に1を加え(#118)、#112にジャンプする。ス
イッチ35がオンしていればスイッチ36の状態を確認
し、オフしていればオンしてアンプ31のゲインをより
小さくし(#117)、カウンタ75に1を加え(#1
18)、#112にジャンプする。スイッチ36がオン
していればRAM72内の無限遠フラグをセットして
(#130)、このルーチンを抜ける。
【0032】次に回数K1と回数K2の値を比較し(#
119)、両方の値が等しければこのルーチンを抜け
る。回数K2の方が大きければ#120に、回数K1の
方が大きければ#125にジャンプしてそれぞれの処理
を行う。
【0033】まず回数K2の方が回数K1よりも大きい
場合、スイッチ25の状態を確認し(#120)、オフ
していればオン側に切り換えてアンプ21のゲインをよ
り小さくし(#121)、カウンタ74に1を加え(#
124)、#119にジャンプする。スイッチ25がオ
ンしていればスイッチ26の状態を確認し(#12
2)、オフしていればオン側に切り換えてアンプ21の
ゲインをより小さくし(#123)、カウンタ74に1
を加え(#124)、#119にジャンプする。スイッ
チ26がオンしてRAM72内の無限遠フラグをセット
して(#130)、このルーチンを抜ける。
【0034】また回数K1の方が回数K2よりも大きい
場合、スイッチ35の状態を確認し(#125)、オフ
していればオン側に切り換えてアンプ31のゲインをよ
り小さくし(#126)、カウンタ75に1を加え(#
129)、#119にジャンプする。スイッチ35がオ
ンしていればスイッチ36の状態を確認し(#12
7)、オフしていればオン側に切り換えてアンプ31の
ゲインをより小さくし(#128)、カウンタ75に1
を加え(#129)、#119にジャンプする。スイッ
チ26がオンしていればRAM72内の無限遠フラグを
セットして(#130)、このサブルーチンを抜ける。
【0035】次に、後段の増幅回路(増幅回路40、増
幅回路50)のゲイン決定のサブルーチンを図11に基
づいて説明する。後段の増幅回路のゲイン決定のサブル
ーチンがコールされると、CPU70はスイッチ4を遠
側電流電圧変換回路20側にオン、スイッチ9をオフす
る(#201)。スイッチ64をオンし、積分コンデン
サ63にたまっている電荷を放電させる。十分に電荷を
放電した後、スイッチ64はオフする(#202)。カ
ウンタ74を0にクリアする(#203)。CPU70
によって投光回路10を動作させ、投光を開始する(#
204)。最初に時間T1だけ待機すると(#20
5)、スイッチ7をオンし、積分動作を開始する(#2
06)。時間T2だけ待機し(#207)、この間積分
コンデンサ63には電荷が貯えられる。時間T2経過
後、投光回路10の動作を止めて投光動作を終了し、ス
イッチ7をオフして、積分動作を終了する(#20
8)。時間T3だけ待機した後(#209)、カウンタ
74に1を加える(#210)。以上#204〜#21
0の動作はカウンタ74が予め決められた回数Ngai
nに達するまで繰り返される(#211)。それが終わ
るとスイッチ7をオフし、スイッチ9をオンして、Vi
ntをA/D変換器71に出力する。A/D変換器71
はその電圧をA/D変換し、CPU70に出力する(#
212)。
【0036】#213でVintがVth2(たとえば
0.5V)に達しなければゲイン操作を行わずにこのル
ーチンを抜ける。VintがVth2に達していれば以
下の手順でゲイン操作を行う。まずスイッチ46の状態
を確認し(#214)、オフしていればスイッチ46を
オン側に切り換え(#215)、アンプ41のゲインを
より小さくし、#202にジャンプする。スイッチ46
がオンしていれば次にスイッチ56の状態を確認し(#
216)、オフしていればスイッチ56をオン側に切り
換え(#217)、アンプ51のゲインをより小さく
し、#202にジャンプする。スイッチ56がオンして
いれば次にスイッチ47の状態を確認し(#218)、
オフしていればスイッチ47をオン側に切り換え(#2
19)、アンプ51のゲインをより小さくし、#202
にジャンプする。スイッチ46がオンしていれば次にス
イッチ57の状態を確認し(#220)、オフしていれ
ばスイッチ57をオン側に切り換え(#221)、アン
プ51のゲインをより小さくし、#202にジャンプす
る。スイッチ57がオンしていれば#222でRAM7
2中の至近フラグをセットし、このサブルーチンを抜け
る。
【0037】次に、単位投光時間当たりのドリフト電圧
決定のサブルーチンを図12に基づいて説明する。単位
投光時間当たりのドリフト電圧決定のサブルーチンがコ
ールされると、CPU70はスイッチ64をオンし、積
分コンデンサ63にたまっている電荷を放電させる。十
分に電荷を放電した後、スイッチ64をオフする(#3
01)。次にスイッチ4を遠側電流電圧変換回路20側
にオンし、スイッチ8とスイッチ9をオフする(#30
2)。それから時間T4だけ待機すると(#303)、
スイッチ7をオンし、投光回路10は駆動しないで積分
動作を開始し(#304)、時間T5だけ待機する(#
305)。この間積分コンデンサ63には電荷が貯えら
れる。時間T5だけ経過するとスイッチ7をオフし、積
分動作を終了する(#306)。そしてスイッチ9をオ
ンし、A/D変換器71から出力されたVintをCP
U70が読み取る(#307)。CPU70はVint
を時間T5で割り、単位時間当たりの電圧Vdを求め、
RAM72に出力し(#308)、このサブルーチンを
抜ける。
【0038】次に、遠側電流電圧変換回路20による測
距のサブルーチンを図13に基づいて説明する。遠側電
流電圧変換回路20による測距のサブルーチンがコール
されると、CPU70はスイッチ64をオンし、積分コ
ンデンサ63にたまっている電荷を放電させる。十分に
電荷を放電した後、スイッチ64をオフする(#40
1)。次にCPU70はスイッチ4を遠側電流電圧変換
回路20側にオンし、スイッチ7をオンし、スイッチ8
とスイッチ9をオフする(#402)。それからカウン
タ74を0にクリアする(#403)。
【0039】続いて測距動作に移る。最初に回数N1が
回数Nlim以上かどうかを判定し(#404)、回数
Nlim以上ならばRAM72中の無限遠フラグをセッ
トし(#405)、このサブルーチンを抜ける。回数N
1が回数Nlim未満ならばCPU70は投光回路10
を駆動し、投光を開始する(#406)。投光開始に伴
う各アンプの立ち上り時間の確保と電源変動の影響とを
軽減するため、時間T1だけ待機した後(#407)、
スイッチ7をオンして積分動作を開始し(#408)、
時間T2だけ待機する(#409)。この間積分コンデ
ンサ63には電荷が貯えられる。時間T2だけ経過する
と投光回路10の動作を止めて投光動作を終了し、スイ
ッチ7をオフして、積分動作を終了する(#410)。
それから時間T3だけ待機し(#411)、カウンタ7
4に1を加算し(#412)、スイッチ7をオフし、ス
イッチ8をオンして、VintをA/D変換器71に出
力する。A/D変換器71はその電圧をA/D変換して
CPU70に出力する(#413)。CPU70はVi
ntをVth3(たとえば1.0V)と比較し(#41
4)、VintがVth3よりも小さい場合には#40
4にジャンプして投光動作を繰り返す。VintがVt
h3よりも大きい場合にはカウンタ74内の回数K1か
ら回数N1を算出してRAM72に記憶し(#41
5)、このサブルーチンを抜ける。
【0040】次に、遠側電流電圧変換回路20による測
距のサブルーチンを図14に基づいて説明する。近側電
流電圧変換回路30による測距のサブルーチンがコール
されると(500)、CPU70はスイッチ64をオン
し、積分コンデンサ63にたまっている電荷を放電させ
る。十分に電荷を放電した後、スイッチ64をオフする
(#501)。次にスイッチ4を近側電流電圧変換回路
30側にオンし、スイッチ8とスイッチ9をオフする
(#502)。それからカウンタ75を0にクリアする
(#503)。
【0041】続いて測距動作に移る。CPU70は投光
回路10を駆動し、投光を開始する(#504)。投光
開始に伴う各アンプの立ち上り時間の確保と電源変動の
影響とを軽減するため、時間T1だけ待機した後(#5
05)、スイッチ7をオンして積分動作を開始し(#5
06)、時間T2だけ待機する(#507)。この間積
分コンデンサ63には電荷が貯えられる。時間T2だけ
経過すると投光回路10の動作を止めて投光動作を終了
し、スイッチ7をオフして、積分動作を終了する(#5
08)。それから時間T3だけ待機し(#509)、カ
ウンタ74に1を加算し(#510)、スイッチ7をオ
フし、スイッチ8をオンして、VintをA/D変換器
71に出力する。A/D変換器71はその電圧をA/D
変換してCPU70に出力する(#511)。CPU7
0はVintをVth3(たとえば1.0V)と比較し
(#512)、VintがVth3よりも小さい場合に
は#504にジャンプして投光動作を繰り返す。Vin
tがVth3よりも大きい場合にはカウンタ75内の回
数K2から回数N2を算出してRAM72に記憶し(#
513)、このサブルーチンを抜ける。以上の動作によ
り、被写体までの距離が測定される。
【0042】なお本実施例では電流電圧変換回路と後段
の増幅回路のゲインを決定した後に単位投光時間あたり
のドリフト電圧を求めているが、単位投光時間あたりの
ドリフト電圧を求めた後に電流電圧変換回路と後段の増
幅回路のゲインを決定してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上の構成によれば、測距回路を構成す
るアンプのドリフト電圧を除去するための専用の回路を
付加することなくドリフト電圧の影響を排除するので、
精度のよい測距装置をより安価に提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例の遠側電流電圧変換回路20と
近側電流電圧変換回路30のゲイン決定法を説明する図
である。
【図3】本発明の実施例の積分動作を説明する図であ
る。
【図4】本発明の実施例の増幅回路40と増幅回路50
のゲイン決定法を説明する図である。
【図5】本発明の実施例の測距時の一連の動作をを説明
する図である。
【図6】本発明の実施例のオフセットの算出方法を説明
する図である。
【図7】本発明の実施例のN1、N2の算出方法を説明
する図である。
【図8】本発明の実施例の値Xから距離Dを求めるRO
M73上のテーブルである。
【図9】本発明の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図10】図9のフローチャートの電流電圧変換回路の
ゲイン決定の部分のサブルーチンを示すフローチャート
である。
【図11】図9のフローチャートの後段アンプのゲイン
決定の部分のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図12】図9のフローチャートのドリフト電圧の決定
の部分のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図13】図9のフローチャートの遠側電流電圧変換回
路20による測距の部分のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図14】図9のフローチャートの近側電流電圧変換回
路30による測距の部分のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
3 PSD 10 投光回路 15 IRED(投光素子) 20 遠側電流電圧変換回路 30 近側電流電圧変換回路 40 増幅回路 50 増幅回路 60 積分回路 70 CPU(演算回路) 71 A/D変換器 72 RAM 73 ROM 74 カウンタ 75 カウンタ 76 D/A変換器 77 モータ 78 鏡筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 英男 千葉県四街道市鹿渡934−13番地 株式 会社精工舎 千葉事業所内 (56)参考文献 特開 昭63−133013(JP,A) 特開 昭63−275921(JP,A) 特開 平1−118108(JP,A) 特開 平3−67113(JP,A) 特開 平5−141963(JP,A) 特開 平5−306930(JP,A) 特開 平6−67087(JP,A) 特開 平6−194567(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 3/06 G02B 7/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体へ光を照射する投光手段と、前記
    投光手段の照射光が前記被写体で反射する光を受光し2
    つの電流出力に変換する受光手段と、前記受光手段の一
    方の出力電流を電圧に変換する第1の電流電圧変換回路
    と、前記受光手段の他方の出力電流を電圧に変換する第
    2の電流電圧変換回路と、前記2つの電流電圧変換回路
    のいずれかを選択的に出力する選択回路と、前記選択回
    路が前記第1の電流電圧変換回路を選択しているときに
    前記投光手段の投光回数をカウントする第1のカウント
    手段と、前記選択回路が前記第2の電流電圧変換回路を
    選択しているときに前記投光手段の投光回数をカウント
    する第2のカウント手段と、前記第1および第2の電流
    電圧変換回路の出力信号を増幅する増幅回路と、前記増
    幅回路のドリフト電圧を記憶する記憶手段と、前記増幅
    回路の出力を積分する積分回路と、前記積分回路の出力
    と前記記憶手段の出力とから前記被写体までの距離を演
    算する演算手段とを有し、前記演算手段は前記記憶手段
    の出力に基づき、前記第1・第2のカウント手段のそれ
    ぞれのカウント回数に相応する出力を補正して距離を算
    出することを特徴とするカメラ用測距装置。
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JPS59154880A (ja) * 1983-02-24 1984-09-03 Asahi Optical Co Ltd 光電出力のダ−ク電流補償回路
US4673274A (en) * 1984-09-18 1987-06-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Automatic focusing apparatus for camera
JPH0714970Y2 (ja) * 1988-12-29 1995-04-10 株式会社精工舎 自動焦点調整装置

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