JP3223021B2 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents
空気調和機の室内ユニットInfo
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- JP3223021B2 JP3223021B2 JP30959493A JP30959493A JP3223021B2 JP 3223021 B2 JP3223021 B2 JP 3223021B2 JP 30959493 A JP30959493 A JP 30959493A JP 30959493 A JP30959493 A JP 30959493A JP 3223021 B2 JP3223021 B2 JP 3223021B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- indoor unit
- air conditioner
- wind direction
- slit
- dew
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、露処理装置を有する空
気調和機の室内ユニットに関する。
気調和機の室内ユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】空気調和機の室内ユニットにおいては、
快適性を得るために風の流れを左右方向にも偏向させる
回動可能な複数枚の連結された羽根を有しているが、冷
房時の使用条件によっては止むなくこの羽根に結露する
場合がある。
快適性を得るために風の流れを左右方向にも偏向させる
回動可能な複数枚の連結された羽根を有しているが、冷
房時の使用条件によっては止むなくこの羽根に結露する
場合がある。
【０００３】これに対する従来の露処理装置を図面を参
照しながら説明する。図４、図５は従来の露処理装置を
説明するための図である。図４はその空気調和機の室内
ユニット本体正面図で、図中の１は前面グリル、２は前
記前面グリル１に形成された吹出口（吹出グリル）であ
り、この吹出口２には上下風向羽根３と左右風向羽根４
が可動自在に取りつけられている。
照しながら説明する。図４、図５は従来の露処理装置を
説明するための図である。図４はその空気調和機の室内
ユニット本体正面図で、図中の１は前面グリル、２は前
記前面グリル１に形成された吹出口（吹出グリル）であ
り、この吹出口２には上下風向羽根３と左右風向羽根４
が可動自在に取りつけられている。
【０００４】このように構成される空気調和機の室内ユ
ニットにおいて、冷房運転時にはその使用条件によって
は止むなく左右風向羽根４に結露する場合があり、その
結露水は吹出グリル２の表面を伝って、前面グリル１の
下方に設けたスリット５の中にはいり込み、前面グリル
１の下方内面に貼付した吸水材８（図５参照）に吸水・
保水される露処理構成がとられている。
ニットにおいて、冷房運転時にはその使用条件によって
は止むなく左右風向羽根４に結露する場合があり、その
結露水は吹出グリル２の表面を伝って、前面グリル１の
下方に設けたスリット５の中にはいり込み、前面グリル
１の下方内面に貼付した吸水材８（図５参照）に吸水・
保水される露処理構成がとられている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成においては吹出口２の全幅に相当するスリットで
は、前面グリル１の成形上の反りや離形時の強度が劣る
ため、補強用リブ６が複数個設けられており、たとえ
ば、図４のＢ部を拡大、斜視図とした図５に示すよう
に、左右羽根４ａに発生した結露水７ａは補強用リブ６
ａの上を通過し、スリット内にはいることなく、前面よ
り床に滴下し、じゅうたんや畳など漏らすことがある。
また、左右風向羽根４ｂに発生した結露水７ｂは図５で
はスリットにはいり込むように表しているが、回転可動
する左右風向羽根４であり、前記の結露水７ａと同様の
経路をたどり滴下する可能性がある。
構成においては吹出口２の全幅に相当するスリットで
は、前面グリル１の成形上の反りや離形時の強度が劣る
ため、補強用リブ６が複数個設けられており、たとえ
ば、図４のＢ部を拡大、斜視図とした図５に示すよう
に、左右羽根４ａに発生した結露水７ａは補強用リブ６
ａの上を通過し、スリット内にはいることなく、前面よ
り床に滴下し、じゅうたんや畳など漏らすことがある。
また、左右風向羽根４ｂに発生した結露水７ｂは図５で
はスリットにはいり込むように表しているが、回転可動
する左右風向羽根４であり、前記の結露水７ａと同様の
経路をたどり滴下する可能性がある。
【０００６】本発明はこのような従来の課題を解決する
もので、確実に露処理ができる空気調和機の室内ユニッ
トを提供することを目的とする。
もので、確実に露処理ができる空気調和機の室内ユニッ
トを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、前面グリルの下方に設けたスリット部の補
強用リブを、複数枚の左右風向羽根の取付け間で、少な
くとも前記左右風向羽根それぞれの回転可動範囲外の位
置に設けた構成とする。
に本発明は、前面グリルの下方に設けたスリット部の補
強用リブを、複数枚の左右風向羽根の取付け間で、少な
くとも前記左右風向羽根それぞれの回転可動範囲外の位
置に設けた構成とする。
【０００８】
【作用】前述した本発明の構成において、いずれの左右
風向羽根に結露が発生しても、その結露水は補強用リブ
の上を通過しないことになり、すなわち本来意図する前
面グリル下方のスリット内へ導くことができ、露処理の
信頼性を向上させることとなる。
風向羽根に結露が発生しても、その結露水は補強用リブ
の上を通過しないことになり、すなわち本来意図する前
面グリル下方のスリット内へ導くことができ、露処理の
信頼性を向上させることとなる。
【０００９】
【実施例】以下、図１から図３を用いて本発明の一実施
例を詳細に説明する。図１は本発明の空気調和機の室内
ユニット本体の正面図で、図２は図１のＡ−Ａ断面図で
ある。なお、従来例として示したものと同一構成部材に
は同じ符号を用いて説明する。図１に示すように前面グ
リル１の下方にはスリット５を設けてあり、このスリッ
ト５によって前面グリル１が弱くなることに対応して複
数の補強用リブ６を設けている。この実施例の特徴は前
記の各補強用リブ６を複数枚から成る各左右風向羽根４
の取付位置間で、図３に示すように左右風向羽根４の可
動範囲、たとえばＣ，Ｃ’外の位置に設けた構成にあ
る。
例を詳細に説明する。図１は本発明の空気調和機の室内
ユニット本体の正面図で、図２は図１のＡ−Ａ断面図で
ある。なお、従来例として示したものと同一構成部材に
は同じ符号を用いて説明する。図１に示すように前面グ
リル１の下方にはスリット５を設けてあり、このスリッ
ト５によって前面グリル１が弱くなることに対応して複
数の補強用リブ６を設けている。この実施例の特徴は前
記の各補強用リブ６を複数枚から成る各左右風向羽根４
の取付位置間で、図３に示すように左右風向羽根４の可
動範囲、たとえばＣ，Ｃ’外の位置に設けた構成にあ
る。
【００１０】上記構成により図２に示すように、左右風
向羽根４に結露した結露水７は吹出口２の表面を流れ落
ちるが、その真下には補強用リブ６がないので、補強リ
ブ６に沿うことなく流下してスリット５内に導かれるこ
とになる。
向羽根４に結露した結露水７は吹出口２の表面を流れ落
ちるが、その真下には補強用リブ６がないので、補強リ
ブ６に沿うことなく流下してスリット５内に導かれるこ
とになる。
【００１１】以上のように本実施例によれば、左右風向
羽根４の結露水７はスリット５に確実にはいり込み、吸
水材８に吸水・保水されるものであり、特に、補強リブ
６に沿って流れて床面滴下するということはなく、露処
理が確実に行なえる。
羽根４の結露水７はスリット５に確実にはいり込み、吸
水材８に吸水・保水されるものであり、特に、補強リブ
６に沿って流れて床面滴下するということはなく、露処
理が確実に行なえる。
【００１２】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなよう
に、本発明の空気調和機の室内ユニットでは、従来構成
に比較して、結露水の流れの道となっていたスリット部
の補強用リブを左右風向羽根の可動範囲外に設けるよう
にしたことで、結露水は確実にスリット内に導びかれて
露処理され、床面を濡らすことがなく、その効果は大き
い。
に、本発明の空気調和機の室内ユニットでは、従来構成
に比較して、結露水の流れの道となっていたスリット部
の補強用リブを左右風向羽根の可動範囲外に設けるよう
にしたことで、結露水は確実にスリット内に導びかれて
露処理され、床面を濡らすことがなく、その効果は大き
い。
【図１】本発明の一実施例の空気調和機の室内ユニット
本体の正面図
本体の正面図
【図２】図１のＡ−Ａ断面図
【図３】左右風向羽根の可動範囲と補強用リブの位置関
係を示す吹出口部分拡大正面図
係を示す吹出口部分拡大正面図
【図４】従来の室内ユニット本体の正面図
【図５】図４のＢ部の拡大斜視図
１ 前面グリル ２ 吹出口 ３ 左右風向羽根 ５ スリット部 ６ 補強用リブ ７ 結露水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24F 1/00 361 F24F 1/00 401
Claims (1)
- 【請求項１】 吹出口から吹出す風を左右方向に偏向さ
せるための複数枚の左右風向羽根と、結露水が流れ込む
スリットと、このスリットを補強する補強用リブを備
え、前記補強用リブを前記各左右風向羽根の取付け間
で、少なくとも前記左右風向羽根それぞれの回転可動範
囲外の位置に設けた空気調和機の室内ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30959493A JP3223021B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 空気調和機の室内ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30959493A JP3223021B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 空気調和機の室内ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07158880A JPH07158880A (ja) | 1995-06-20 |
| JP3223021B2 true JP3223021B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=17994917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30959493A Expired - Fee Related JP3223021B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 空気調和機の室内ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3223021B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7103052B2 (ja) | 2018-08-10 | 2022-07-20 | 日本精工株式会社 | テーブル装置 |
| JP7103053B2 (ja) | 2018-08-10 | 2022-07-20 | 日本精工株式会社 | テーブル装置 |
| JP7110818B2 (ja) | 2018-08-10 | 2022-08-02 | 日本精工株式会社 | テーブル装置 |
| JP7196453B2 (ja) | 2018-08-10 | 2022-12-27 | 日本精工株式会社 | テーブル装置 |
| JP7268301B2 (ja) | 2018-08-10 | 2023-05-08 | 日本精工株式会社 | テーブル装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7012188B1 (ja) * | 2021-08-27 | 2022-02-10 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 空気調和機 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP30959493A patent/JP3223021B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7103052B2 (ja) | 2018-08-10 | 2022-07-20 | 日本精工株式会社 | テーブル装置 |
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| JP7110818B2 (ja) | 2018-08-10 | 2022-08-02 | 日本精工株式会社 | テーブル装置 |
| JP7196453B2 (ja) | 2018-08-10 | 2022-12-27 | 日本精工株式会社 | テーブル装置 |
| JP7268301B2 (ja) | 2018-08-10 | 2023-05-08 | 日本精工株式会社 | テーブル装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07158880A (ja) | 1995-06-20 |
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| JPS6242161B2 (ja) | ||
| JPH0410511Y2 (ja) |
Legal Events
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