JP3222144U - 復元自在なノーフォーク仕様の上衣 - Google Patents
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Abstract
【課題】上衣の背中両サイドに設けたノーフォーク部を簡単な構成で立ち上がったヒダ部を自動的に復元させ、常にスッキリさせるようにした上衣を提供する。【解決手段】防寒ジャンパーや、作業服等の上衣1であって、背中部がノーフォークX仕様の上衣1において、背中部の表生地2の左右を折り畳み、外側(脇側)が山折り部Ya、内側(背中心側)が谷折り部Ybとなるヒダ部Yを左右に形成し、これらヒダ部Y間に、弾性部材3を設け、該弾性部材3の両端部を、固定手段を用い、表生地2の左右の谷折り部Ybの間に固着した。【選択図】図3
Description
この考案は、復元自在なノーフォーク仕様の上衣に関するものである。
従来、防寒ジャンパー、事務服、作業服等の上衣は、作業中に腕の上げ下ろしが窮屈でなく動き易いようノーフォーク仕様の上衣が製造され販売されている。
また、作業服に限らずジャケットにおいても、ノーフォーク仕様の上衣が存在している。
例えば、特許文献1のように。
例えば、特許文献1のように。
しかし、これらのノーフォーク仕様の上衣は、腕の上げ下ろしによってノーフォークのヒダ部が横方向に拡がってしまい、ヒダ部はそのままの状態で元の位置に復元せず、見た目に体裁の悪いものであった。
そこでこの考案は、背中両サイドにノーフォーク仕様に形成した上衣において、着用者の動きによって拡がったノーフォークのヒダ部を自動的に復元させ、常にスッキリさせるようにした復元自在なノーフォーク仕様の上衣を開発・提供する事にある。
この考案の復元自在なノーフォーク仕様の上衣は、防寒ジャンパーや、作業服等の上衣であって、背中部がノーフォーク仕様の上衣において、背中部の表生地の左右を折り畳み、外側(脇側)が山折り部、内側(背中心側)が谷折り部となるヒダ部を左右に形成し、これらヒダ部間に、弾性部材を設け、該弾性部材の両端部を、固定手段を用い、表生地の左右の谷折り部の間に固着したことを特徴とする。
前記弾性部材は、ゴムあるいは伸縮性のある布材であることを特徴とする。
前記弾性部材は、背中部の表生地と裏生地との間に設けたことを特徴とする。
前記固定手段は、糸あるいは接着剤であり、ノーフォーク部の両端にテンションをかけない状態の弾性部材を固着したことを特徴とする。
この考案によると、弾性部材(3)をノーフォーク(X)部間に跨座し、該弾性部材はテンションを掛けない状態で固定することにより、一時、ノーフォークのヒダ部(Y)が弾性部材(3)の弾力に抗して拡がっても、ヒダ部(Y)は弾性部材(3)が収縮することにより、ノーフォーク(X)部が復元し、元とおりのスマートな上衣に自動的に戻る等の効果を奏する。
以下、この考案について詳細に説明する。尚、この考案においては、以下の記述に限定されるものではなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲においては適宜変更可能である。
次に、この考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、防寒ジャンパーや、作業服等の上衣(1)であって、背中部がノーフォーク(X)仕様の上衣(1)において、背中部の表生地(2)の左右を折り畳み、外側(脇側)が山折り部(Ya)、内側(背中心側)が谷折り部(Yb)となるヒダ部(Y)、(Y)を左右に形成し、これらヒダ部(Y)、(Y)間に、弾性部材(3)を設け、該弾性部材(3)の両端部を、固定手段(4)を用い、表生地(2)の左右の谷折り部(Yb)、(Yb)の間に固着したことを特徴とする復元自在なノーフォーク仕様の上衣からなるものである。
そして、前記弾性部材(3)は伸縮性のある素材であり、ゴムあるいは、ストレッチ織物と呼ばれている伸縮性のある布材であることを特徴とする復元自在なノーフォーク仕様の上衣である。
また、前記弾性部材(3)は、背中部の表生地(2)と裏生地(2´)との間に設けた
ことを特徴とする復元自在なノーフォーク仕様の上衣である。
ことを特徴とする復元自在なノーフォーク仕様の上衣である。
さらに、前記固定手段(4)は、糸であり、ノーフォーク(X)部の両端にテンションをかけない状態の弾性部材(3)を縫着したことを特徴とする復元自在なノーフォーク仕様の上衣である。
なお、上衣(1)の表生地(2)の素材は、弾性部材(3)の弾力にある程度抗する厚手の生地が好ましい。
前記上衣(1)の背中部は、一実施例として図2に示しているように、一枚の後身頃から構成されたものであるが、背中心で左右の後身頃を縫着して構成されたものであってもよい。
また、背中部の表生地(2)を折り畳んで形成した左右のノーフォーク(X)、(X)部において、前記弾性部材(3)を固定する箇所は、背中部の裏生地(2´)側に位置する谷折り部(Yb)にそれぞれ固着するものである。
さらに、前記弾性部材(3)は、背中部の表生地(2)と背中部の裏生地(2´)の間に設けることにより、該弾性部材(3)は、上衣(1)を脱ぎ着する際に邪魔にならない。
前記弾性部材(3)は、実施例ではベルト状のゴム一本をノーフォーク部(X)(X)の上下方向の略中間部付近に固着するものを示したが、該弾性部材(3)は、平行に複数本設けてもよいものである。
前記固定手段(4)は、一実施例としては糸(素材は問わない)であり、該糸で前記弾性部材(3)の両端をヒダ部(Y)谷折り部(Yb)にそれぞれ縫着するものである。
また、糸に代わって接着剤であってもよい。固着時には、ノーフォーク(X)部の両端にテンションをかけない状態(弾性部材を伸長させてない状態をいう。)で弾性部材(3)を縫着、あるいは固着するものである。
これにより該上衣(1)を着用して作業をした際に、腕等の上げ下げ等による動きによって弾性部材(3)が一時的に伸長し、即ち、ノーフォーク(X)部のヒダ部(Y)が弾力に抗して脇側にそれぞれ拡がっても、動作が終了した際には、弾性部材(3)が収縮し、ヒダ部(Y)は、即時、復元するものである。
この考案の復元自在なノーフォーク仕様の上衣の技術を確立し、実施することにより産業上の利用可能性を有する。
1 上衣
2 背中部の表生地
2´ 背中部の裏生地
3 弾性部材
4 固定手段
X ノーフォーク部
Y ヒダ部
Ya 山折り部
Yb 谷折り部
2 背中部の表生地
2´ 背中部の裏生地
3 弾性部材
4 固定手段
X ノーフォーク部
Y ヒダ部
Ya 山折り部
Yb 谷折り部
Claims (4)
- 防寒ジャンパーや、作業服等の上衣(1)であって、背中部がノーフォーク(X)仕様の上衣(1)において、
背中部の表生地(2)の左右を折り畳み、外側(脇側)が山折り部(Ya)、内側(背中心側)が谷折り部(Yb)となるヒダ部(Y)、(Y)を左右に形成し、
これらヒダ部(Y)、(Y)間に、弾性部材(3)を設け、
該弾性部材(3)の両端部を、固定手段(4)を用い、表生地(2)の左右の谷折り部(Yb)、(Yb)の間に固着した
ことを特徴とする復元自在なノーフォーク仕様の上衣。 - 前記弾性部材(3)は、ゴムあるいは伸縮性のある布材である
ことを特徴とする請求項1記載の復元自在なノーフォーク仕様の上衣。 - 前記弾性部材(3)は、背中部の表生地(2)と裏生地(2´)との間に設けた
ことを特徴とする請求項1記載の復元自在なノーフォーク仕様の上衣。 - 前記固定手段(4)は、糸あるいは接着剤であり、ノーフォーク(X)部の両端にテンションをかけない状態の弾性部材(3)を固着した
ことを特徴とする請求項1記載の復元自在なノーフォーク仕様の上衣。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019001530U JP3222144U (ja) | 2019-04-26 | 2019-04-26 | 復元自在なノーフォーク仕様の上衣 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019001530U JP3222144U (ja) | 2019-04-26 | 2019-04-26 | 復元自在なノーフォーク仕様の上衣 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3222144U true JP3222144U (ja) | 2019-07-11 |
Family
ID=67212051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019001530U Active JP3222144U (ja) | 2019-04-26 | 2019-04-26 | 復元自在なノーフォーク仕様の上衣 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3222144U (ja) |
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2019
- 2019-04-26 JP JP2019001530U patent/JP3222144U/ja active Active
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