JP3221275B2 - 静電潜像現像用キャリア - Google Patents
静電潜像現像用キャリアInfo
- Publication number
- JP3221275B2 JP3221275B2 JP08623795A JP8623795A JP3221275B2 JP 3221275 B2 JP3221275 B2 JP 3221275B2 JP 08623795 A JP08623795 A JP 08623795A JP 8623795 A JP8623795 A JP 8623795A JP 3221275 B2 JP3221275 B2 JP 3221275B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- toner
- carriers
- electrostatic latent
- particle diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
等の画像形成装置において、感光体等の像担持体に形成
された静電潜像を現像するのに使用する静電潜像現像用
キャリアに係り、特に、樹脂中に磁性粉が分散されたバ
インダー型の静電潜像現像用キャリアに関するものであ
る。
形成装置においては、感光体等の像担持体に形成された
静電潜像を現像するにあたり、その現像剤として、トナ
ーとキャリアとを混合させたものが広く利用されてい
た。
ャリアとしては、従来、鉄やフェライト等の粉体をその
まま用いるようにしたものの他に、これらの磁性粉を樹
脂に分散させたバインダー型のものが知られていた。
したキャリアは、一般に磁気強度が強くて、形成される
磁気ブラシの穂が硬くなり、黒べた画像中に白筋が発生
したり、写真原稿等のハーフトーン画像を現像する際に
筋状のむらが発生する等の問題があったり、またこのよ
うなキャリアは一般に体積固有電気抵抗が低いため、現
像剤中のトナー濃度が低下した場合、像担持体上におけ
る電荷がこのキャリアを通して流れ、これにより形成さ
れた画像にぬけが生じたり、現像スリーブからの注入電
荷によりキャリアが像担持体に付着したりする等の問題
があった。
樹脂中に磁性粉を分散させたバインダー型のキャリアが
注目されるようになった。
形成装置において高品質な画像形成を行なうため、近年
においては次第に粒径の小さなトナーが用いられるよう
になった。
使用すると、単位体積あたりのトナーの比表面積が増大
し、これによりトナーとキャリアとからなる現像剤の流
動性が低下したり、トナーの荷電の立ち上がりが悪くな
るという問題があった。
を良くするため、従来においては、小粒径のキャリアを
使用することが行なわれていたが、このように小粒径の
キャリアを使用した場合、現像剤の流動性を向上させる
ことはできず、逆に現像剤の流動性が更に悪くなる傾向
にあり、またこのような小粒径のキャリアが像担持体に
付着して形成される画像にキャリアかぶりが生じたり、
付着したキャリアによって像担持体が傷ついたりすると
いう問題があった。
0753号公報に示されるように、現像剤の流動性を向
上させるため、小粒径のキャリアと大粒径のキャリアと
を組み合わせて使用することが提案されていた。
散させたバインダー型のキャリアの場合、上記のように
大粒径のキャリアが含まれると、キャリア全体としての
比表面積が低下し、トナーを荷電させる荷電点が減少し
て、トナーの荷電が十分に行なえなくなるという問題が
あった。
プリンター等の画像形成装置において、感光体等の像担
持体に形成された静電潜像を現像するのに用いる静電潜
像現像用キャリアにおける上記のような様々な問題を解
決することを課題とするものである。
磁性粉が分散されたバインダー型のキャリアを使用する
にあたり、高品質な画像を得るために小粒径のトナーを
用いた場合においても、現像剤の流動性が低下するとい
うことがなく、トナーの荷電の立ち上がりも速やかに行
なわれ、トナーが十分に帯電されて良好な画像形成が安
定して行なえるようにすることを課題とするものであ
る。
記のような課題を解決するため、樹脂中に磁性粉が分散
されてなるバインダー型の静電潜像現像用キャリアにお
いて、平均粒径が80〜150μm,飽和磁化が50e
mu/g以下であって表面に磁性粉が固着されてなる第
1キャリアと、平均粒径が30〜50μm,飽和磁化が
55emu/g以上である第2キャリアとを用いるよう
にしたのである。
アにおいて、第1キャリアに平均粒径が80〜150μ
mで飽和磁化が50emu/g以下のものを用いるよう
にしたのは、平均粒径が小さいと、現像剤の流動性を十
分に向上させることができなくなる一方、平均粒径が大
きすぎると、トナーに対する荷電性が悪くなるためであ
り、また飽和磁化が50emu/gより大きいと、現像
剤の流動性や細線の再現性に悪影響を及ぼすためであ
り、好ましくは、平均粒径が90〜100μm、飽和磁
化が45〜50emu/gのものを用いるようにする。
面に磁性粉を固着させるにあたっては、この第1キャリ
アが適当な抵抗値を持つと共に、この第1キャリアが十
分な荷電点を持つようにようにするため、上記の磁性粉
としては、一般にその比表面積が8〜12m2 /gのも
のを、好ましくは比表面積が8〜10m2 /gのものを
用いるようにし、このような磁性粉を第1キャリアに使
用するバインダー樹脂100重量部に対して50〜20
0重量部の範囲で使用することが好ましい。
磁性粉を固着させるにあたっては、例えば、オングミル
(ホソカワミクロン社製)等のメカノフュージョンシス
テムを用いて、磁性粉を第1キャリアの表面に押し込む
ようにして融着させるようにしたり、サフュージングシ
ステム(日本ニューマチック工業社製)等の気流中加熱
処理システムを用いて、第1キャリアにおける樹脂表面
を加熱溶融させて、磁性粉をこのキャリア粒子の表面に
融着させるようにする。なお、この第1のキャリアの収
率を向上させる点からは、上記のメカノフュージョンシ
ステムを用いることが好ましい。
て、現像剤の片寄りや凝集物の発生を抑制するために
は、この第1のキャリアとして残留磁化が10emu/
gのものを用いることが好ましい。
0〜50μmで飽和磁化が55emu/g以上のものを
用いるようにしたのは、この第2キャリアにおける平均
粒径が大きすぎると、小粒径のトナーに対する帯電安定
性が悪くなり、細線やハーフトーン画像の再現性等が低
下する一方、この平均粒径が小さすぎると、現像剤の流
動性が悪くなり、また飽和磁化が55emu/gより小
さいと、像担持体に対するキャリア付着が生じやすくな
るためであり、好ましくは、飽和磁化が60〜65em
u/gのものを用いるようにする。
アとを含有させるにあたっては、現像剤における流動性
やトナーに対する帯電性能を向上させると共に、キャリ
ア付着等を防止する点から、一般に粒径の小さな第2キ
ャリアの含有量が30〜70重量%、好ましくは30〜
50重量%になるようにする。
におけるバインダー樹脂としては、例えば、ポリスチレ
ン系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、スチレン−ア
クリル共重合系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、エポキシ系樹脂等を使用することができ
る。
としては、例えば、鉄,ニッケル,コバルト等の金属、
これらの金属と亜鉛,アンチモン,アルミニウム,鉛,
錫,ビスマス,ベリリウム,マンガン,セレン,タング
ステン,ジルコニウム,バナジウム等の金属との合金或
いは混合物、酸化鉄,酸化チタン,酸化マグネシウム等
の金属酸化物との混合物、強磁性フェライト,マグネタ
イト及びこれらの混合物を使用することができる。
において、上記のようなバインダー樹脂中に含有させる
磁性粉については、この磁性粉がバインダー樹脂中にお
いて均一に分散されるようにするため、その一次粒径が
5μm以下、好ましくは2μm以下、より好ましくは
0.1〜1μmのものを用いるようにする。
ような磁気特性を持つように調整するため、各キャリア
のバインダー樹脂中に含有させる磁性粉の量について
は、第1キャリアの場合、バインダー樹脂100重量部
に対して250〜350重量部、第2キャリアの場合、
バインダー樹脂100重量部に対して600〜750重
量部の範囲にする。
2の各キャリアにおいては、バインダー樹脂中に磁性粉
が均一に分散されるようにするため、カーボンブラッ
ク,シリカ,チタニア,アルミナ等の分散剤を含有させ
るようにしても良く、分散剤を含有させる量について
は、キャリアに対して0.01〜3重量%の範囲にする
ことが好ましい。
っては、例えば、バインダー樹脂と磁性粉を所定の混合
比で加熱混合し、これを冷却させた後、粉砕し分級する
方法や、バインダー樹脂を溶剤に溶解させた樹脂溶液に
磁性粉を分散させた後、スプレードライする方法等によ
って製造することができる。
ャリアと組み合わせて使用するトナーとしては、高繊細
な画像が得られるようにするため、その体積平均粒径が
9μm以下、好ましくは4〜9μmの粒径の小さなトナ
ーを用いるようにする。なお、このようなトナーは、公
知の方法によって製造されたトナーを使用することがで
き、例えば、懸濁重合法、粉砕法、マイクロカプセル
法、スプレードライ法、メカノケミカル法等で製造され
たものを使用することができる。
いては、樹脂中に磁性粉が分散されたバインダー型のキ
ャリアとして、平均粒径が80〜150μm,飽和磁化
が50emu/g以下である表面に磁性粉が固着された
第1キャリアと、平均粒径が30〜50μm,飽和磁化
が55emu/g以上である第2キャリアとを一緒に使
用するようにしたため、これらのキャリアが十分な流動
性を持つようになり、小粒径のトナーを使用した場合で
あっても安定した帯電が行なえるようになると共に、像
担持体へのキャリアの付着も少なくなる。
ャリアにおいては、上記のように粒径の大きい第1キャ
リアの表面に磁性粉を固着させるようにしたため、この
第1キャリアにおける荷電点が増加し、小粒径のトナー
に対しても十分な荷電が行なえるようになる。
用キャリアについて具体的に説明すると共に、比較例を
挙げ、この発明の実施例の静電潜像現像用キャリアが優
れていることを明らかにするが、この発明は特に実施例
に示したものに限定されるものではない。
るにあたっては、下記のようにして粒径の大きい3種類
のキャリアa,b,cと、粒径の小さな1種類のキャリ
アdを製造した。
アを製造するにあたっては、比表面積が7.4m2 /g
で粒径が約0.5μmのフェライト粉末(TDK社製:
MFP−2)を300重量部、ポリエステル樹脂(花王
社製:タフトンNE1110)を100重量部、カーボ
ンブラック(ライオン油脂社製:ケッチェンブラック)
を2重量部、シリカ(日本アエロジル社製:#200)
を1.5重量部の割合で用い、これらの材料をヘンシェ
ルミキサーで混合した後、この混合物を加圧ニーダーで
溶融・混練し、この混練物を冷却させた後、フェザーミ
ルで粗粉砕し、更にジェットミルで微粉砕し、風力分級
機により分級した後、これをサフュージングシステム
(日本ニューマチック工業社製)により熱処理して平均
粒径が90μmになったキャリア粒子を得た。
ンダー樹脂100重量部に対して、比表面積が9.6m
2 /gの小粒径のフェライト粉末を100重量部加え、
これらを混合させた後、キャリアaにおいては、この混
合物をオングミル(ホソカワミクロン社製)により、摩
擦熱が約90℃になるようにして10分間熱処理を行な
い、上記のキャリア粒子の表面に上記のフェライト粉末
を固着させ、またキャリアbにおいては、上記の混合物
3000gに対して上記のサフュージョンシステムによ
り、温度500℃,搬送エアー8nl/h,熱風0.3
Nm3 /minの条件で熱処理を行ない、上記のキャリ
ア粒子の表面に上記のフェライト粉末を固着させるよう
にした。
造するにあたっては、材料として、上記のキャリアa,
bにおける材料中のフェライト粉末の添加量だけを40
0重量部に変更し、それ以外の材料についてはキャリア
a,bと同じにし、この材料をキャリアa,bの場合と
同様にして混合,混練,粉砕,分級及び熱処理を行な
い、平均粒径が90μmになったキャリアcを得た。な
お、このキャリアcにおいては、その表面にフェライト
粉末を表面に固着させなかった。
造するにあたっては、材料として、上記キャリアa,b
における材料中のフェライト粉末の添加量だけを700
重量部に変更し、それ以外の材料についてはキャリア
a,bと同じにし、この材料をキャリアa,bの場合と
同様にして混合,混練,粉砕,分級及び熱処理を行な
い、平均粒径が40μmになったキャリアdを得た。
a〜dにおける飽和磁化と残留磁化(外部磁場の強さ1
KOe)を測定すると共に、動的電流値を求め、その結
果を下記の表1に示した。なお、飽和磁化及び残留磁化
については直流磁化特性自動記録装置(横河北辰電機社
製:TYPE−3257)を用いて測定した。また、動
的電流値については、図1に示すように、内部にマグネ
ットローラ1が設けられて磁束密度が1000ガウスに
なったスリーブローラ2上に各キャリア3をそれぞれ5
g供給すると共に、このスリーブローラ2と電極管4と
の間隔を1mmに設定し、上記マグネットローラ1を5
0rpmで回転させると共に、電源5から500Vのバ
イアス電圧を印加し、各キャリア3を通して電極管4に
流れた電流値を電流計6により測定し、これを動的電流
値として示した。
例1〜6及び比較例1〜4の各キャリアを得た。
は、フェライト粉末が表面に固着された粒径の大きなキ
ャリアaと、粒径の小さなキャリアdとを組み合わせて
用いるようにし、実施例1においてはキャリアdが30
重量%、実施例2においてはキャリアdが40重量%、
実施例3においてはキャリアdが50重量%含有される
ようにした。
は、フェライト粉末が表面に固着された粒径の大きなキ
ャリアbと、粒径の小さなキャリアdとを組み合わせて
用いるようにし、実施例4においてはキャリアdが30
重量%、実施例5においてはキャリアdが40重量%、
実施例6においてはキャリアdが50重量%含有される
ようにした。
ライト粉末が表面に固着されていない粒径の大きなキャ
リアcだけを用いるようにし、また比較例2においては
粒径の小さなキャリアdだけを用いるようにした。
は、上記のキャリアcとキャリアdとを組み合わせて用
いるようにし、比較例3においてはキャリアdが30重
量%、比較例4においてはキャリアdが40重量%含有
されるようにした。
の各キャリアについて、前記の場合と同様にして残留磁
化,飽和磁化及び動的電流値を求め、その結果を下記の
表2に示した。
電量を上昇させる方向と下降させる方向の双方の劣化を
受けることを考慮し、上記実施例1〜6及び比較例1〜
4の各キャリアについて、トナーの帯電量を上昇させる
方向に劣化した場合とトナーの下降させる方向に劣化し
た場合とにおけるトナーの帯電量の変化幅を調べ、その
結果を下記の表2に合わせて示した。
に劣化したキャリアを得るにあたっては、上記の各キャ
リア10gにそれぞれテフロン樹脂微粒子(セントラル
硝子社製:TFO−V)を1.5mg加え、これらをロ
ールミルにより120rpmで5時間混合撹拌させ、ま
たトナーの帯電量を下降させる方向に劣化したキャリア
を得るにあたっては、各キャリア10gにそれぞれCC
A(オリエント化学社製:S−34)を1.5mg加
え、これらをロールミルにより120rpmで12時間
混合撹拌させるようにした。
i30)に使用されている粒径8μmのトナーを用い、
このトナーを上記のようにトナーの帯電量を上昇させる
方向に劣化したキャリアに加えてトナー濃度が3重量%
になった現像剤を得、この現像剤10gをロールミルに
より120rpmで60分間撹拌し、このキャリアによ
るトナーの帯電量を測定する一方、上記のトナーをトナ
ーの帯電量を下降させる方向に劣化したキャリアに加え
てトナー濃度が7重量%になった現像剤を得、この現像
剤10gをロールミルにより120rpmで3分間撹拌
し、このキャリアによるトナーの帯電量を測定し、両キ
ャリアによるトナーの帯電量の差を帯電量の変化幅とし
て表2に示した。
量が多くなるに連れて、残留磁化,飽和磁化及び動的電
流値が高くなる一方、トナーの帯電量の変化幅が少なく
なっており、またフェライト粉末が表面に固着された粒
径の大きなキャリアa又はbと、粒径の小さなキャリア
dとを組み合わせた実施例1〜6のものは、フェライト
粉末が表面に固着されていない粒径の大きなキャリア
c、粒径の小さなキャリアdとを組み合わせた比較例の
ものに比べて、一般にトナーの帯電量の変化幅が少なく
なっており、またキャリアdの含有量が変化した場合に
おけるその変動も少なくなっていた。
の各キャリアに上記の粒径8μmのトナーを加えてトナ
ー濃度が4〜5重量%になった各現像剤を調製し、これ
らの現像剤をそれぞれ市販の複写機(ミノルタ社製:D
i30)に使用して1万枚の連続コピーを行ない、クリ
ーニング装置によって回収されたトナー中に含まれるキ
ャリアの量(キャリア回収量)を測定すると共に、トナ
ー補給時において発生した地肌かぶりの状態及び現像器
内における現像剤の片寄りや凝集物の有無を調べ、その
結果を下記の表3に示した。なお、キャリア回収量につ
いては、クリーニング装置に回収されたトナーとキャリ
アとを焙焼してキャリアの含有量を求め、キャリアの含
有量が0〜80mg/千枚の場合を○、80〜120m
g/千枚の場合を△、120mg/千枚以上の場合を×
で示した。また、地肌かぶりについては、湿度30%の
低湿環境下でトナーを連続補給してコピーを行ない、白
画像部分におけるかぶりの状態を調べ、ほとんどかぶり
が生じていない場合を◎、少しかぶりが生じているが品
質上問題がない場合を○、かぶりが生じているが問題が
ない限界レベルを△、多くかぶりが生じて品質上問題が
ある場合を×で示した。また、現像器内における現像剤
の片寄りや凝集物の有無については、目視によりこれら
の有無を調べ、凝集物や現像剤の片寄りがない場合を
○、凝集物や現像剤の片寄りがある場合を×で示した。
用いた比較例1のものや粒径の小さなキャリアdだけを
用いた比較例2のものは実用上問題がある一方、粒径の
大きなキャリアと粒径の小さなキャリアとを組み合わせ
た実施例1〜6及び比較例3,4の各キャリアは実用上
問題がなかったが、特に、実施例1〜6の各キャリアの
ように、フェライト粉末が表面に固着された粒径の大き
なキャリアa又はbを用いた場合、フェライト粉末が表
面に固着されていない粒径の大きなキャリアcを用いた
比較例3,4の各キャリアよりさらにトナーに対する荷
電性が向上し、トナー補給時における地肌かぶりの発生
がより一層抑制されるようになった。
静電潜像現像用キャリアを用いると、小粒径のトナーを
使用した場合であっても、現像剤が十分な流動性をしめ
すようになると共に像担持体へのキャリアの付着も少な
く、さらにトナーの荷電の立ち上がりも速やかに行なわ
れ、トナーが十分に帯電されて地肌かぶり等のない良好
な画像形成が安定して行なえるようになった。
示した概略説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 樹脂中に磁性粉が分散されてなるバイン
ダー型の静電潜像現像用キャリアにおいて、平均粒径が
80〜150μm,飽和磁化が50emu/g以下であ
って表面に磁性粉が固着されてなる第1キャリアと、平
均粒径が30〜50μm,飽和磁化が55emu/g以
上である第2キャリアとが含有されていることを特徴と
する静電潜像現像用キャリア。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08623795A JP3221275B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 静電潜像現像用キャリア |
US08/615,966 US5834152A (en) | 1995-03-17 | 1996-03-14 | Carrier and developer for electrophotographic latent image development, and image forming method using same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08623795A JP3221275B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 静電潜像現像用キャリア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08262803A JPH08262803A (ja) | 1996-10-11 |
JP3221275B2 true JP3221275B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=13881198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08623795A Expired - Fee Related JP3221275B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 静電潜像現像用キャリア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3221275B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6572756B2 (en) | 1997-01-31 | 2003-06-03 | Elisha Holding Llc | Aqueous electrolytic medium |
US6592738B2 (en) | 1997-01-31 | 2003-07-15 | Elisha Holding Llc | Electrolytic process for treating a conductive surface and products formed thereby |
US6599643B2 (en) | 1997-01-31 | 2003-07-29 | Elisha Holding Llc | Energy enhanced process for treating a conductive surface and products formed thereby |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6269526B2 (ja) * | 2015-02-16 | 2018-01-31 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 2成分現像剤の製造方法 |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP08623795A patent/JP3221275B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6572756B2 (en) | 1997-01-31 | 2003-06-03 | Elisha Holding Llc | Aqueous electrolytic medium |
US6592738B2 (en) | 1997-01-31 | 2003-07-15 | Elisha Holding Llc | Electrolytic process for treating a conductive surface and products formed thereby |
US6599643B2 (en) | 1997-01-31 | 2003-07-29 | Elisha Holding Llc | Energy enhanced process for treating a conductive surface and products formed thereby |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08262803A (ja) | 1996-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5453203B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像用現像剤、及び画像形成装置 | |
JP2006284922A (ja) | 静電潜像現像用トナー及び画像形成方法 | |
JP3221275B2 (ja) | 静電潜像現像用キャリア | |
JPH10198077A (ja) | 静電潜像現像剤用キャリア、二成分現像剤及び画像形成方法 | |
JP2000039742A (ja) | 磁性コートキャリア及び該磁性コートキャリアを使用した2成分現像剤 | |
JPH0312680A (ja) | 現像装置 | |
EP0488742A1 (en) | Electrophotographic toner for negative charging | |
JP3232846B2 (ja) | キャリア | |
US5496673A (en) | Carrier for developer of electrostatic latent images | |
US5472817A (en) | Carrier for development of electrostatic latent images | |
JP3368720B2 (ja) | 静電潜像現像用キャリア | |
JP3232903B2 (ja) | 静電潜像現像剤用キャリア | |
JPH05119516A (ja) | 電子写真用トナー | |
JP2962040B2 (ja) | 絶縁性磁性1成分トナーの現像方法 | |
JP3034549B2 (ja) | 電子写真用磁性トナー、電子写真用磁性トナーの製造方法および画像形成方法 | |
JP2609357B2 (ja) | 負帯電用電子写真用トナー | |
JPS5895748A (ja) | 転写型磁性トナ−粒子 | |
JPH0257302B2 (ja) | ||
JP3020287B2 (ja) | 現像方法 | |
JP3047074B2 (ja) | 高濃度現像方法 | |
JP2808776B2 (ja) | 熱定着型磁気潜像現像用磁性トナー | |
JP2855852B2 (ja) | 電子写真法 | |
JPH0764322A (ja) | 磁性トナー | |
JP3041010B2 (ja) | 電子写真用磁性トナー、電子写真用磁性トナーの製造方法および画像形成方法 | |
JP3109937B2 (ja) | 磁性体分散型樹脂キャリア |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080817 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080817 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090817 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090817 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |