JP3221081U - 収納ポケット付きクリアファイル - Google Patents
収納ポケット付きクリアファイル Download PDFInfo
- Publication number
- JP3221081U JP3221081U JP2019000474U JP2019000474U JP3221081U JP 3221081 U JP3221081 U JP 3221081U JP 2019000474 U JP2019000474 U JP 2019000474U JP 2019000474 U JP2019000474 U JP 2019000474U JP 3221081 U JP3221081 U JP 3221081U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- area
- storage pocket
- tongue
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
Abstract
【課題】収容した紙片等が落下してしまうことを防止可能な収納ポケット付きクリアファイルを提供する。
【解決手段】第1折曲線22を介し第1領域24と第2領域26に区切って2つ折りされる第1シート20と、第1領域24および第2領域26において第1折曲線22に対向する対向端辺の少なくとも一方を第2折曲線32とし、第1シート20と一体をなし第1シート20の内側に2つ折りされ、第1領域24および第2領域26の少なくとも一方よりも小片の第2シート30を具備し、第2折曲線32に交差する下側端辺(28,34)に沿って第1シート20と第2シート30とが接合され、第2シート30の下側端辺34と対向する上側端辺36と向き合う第1シート20の部位には、第1切込線50により第1舌片52が形成され第2シート30の上側端辺36が係止可能な収納ポケット付きクリアファイル10である。
【選択図】図1
【解決手段】第1折曲線22を介し第1領域24と第2領域26に区切って2つ折りされる第1シート20と、第1領域24および第2領域26において第1折曲線22に対向する対向端辺の少なくとも一方を第2折曲線32とし、第1シート20と一体をなし第1シート20の内側に2つ折りされ、第1領域24および第2領域26の少なくとも一方よりも小片の第2シート30を具備し、第2折曲線32に交差する下側端辺(28,34)に沿って第1シート20と第2シート30とが接合され、第2シート30の下側端辺34と対向する上側端辺36と向き合う第1シート20の部位には、第1切込線50により第1舌片52が形成され第2シート30の上側端辺36が係止可能な収納ポケット付きクリアファイル10である。
【選択図】図1
Description
本考案は収納ポケット付きクリアファイルに関する。
クリアファイルの中には紙片等を収容するためのポケットを有する、いわゆる収納ポケット付きクリアファイルと称されるものがある。このような収納ポケット付きクリアファイルには特許文献1に開示されているような構成のものが提案されている。
特許文献1に開示されている構成の収納ポケット付きクリアファイルは、収納ポケットの上側開口部が常に開口した状態になっている。このため、収納ポケットの開口部を下側に向けた状態で使用すると、収納ポケットの内部に収容した紙片等が収納ポケット付きクリアファイルから落下してしまうおそれがあるといった課題がある。
そこで本考案は、収納ポケットの内部に収容した紙片等が収納ポケット付きクリアファイルから落下してしまうことを防止した収納ポケット付きクリアファイルの提供を目的としている。
上記課題を解決するために本考案者は鋭意研究を行った結果、以下の構成に想到した。すなわち、第1折曲線を介して第1領域と第2領域に区切って2つ折りにされる第1シートと、前記第1領域および前記第2領域において前記第1折曲線に対向する対向端辺の少なくとも一方を第2折曲線として、前記第1シートと一体をなして前記第1シートの内側に2つ折りにされ、前記第1領域および前記第2領域の少なくとも一方よりも小片の第2シートと、を具備し、前記第2折曲線に交差する第1端辺に沿って前記第1シートと前記第2シートとが接合され、前記第2シートの前記第1端辺と対向する第2端辺と向き合う前記第1シートの部位には、第1切込線により第1舌片が形成されていて、前記第1舌片により前記第2シートの前記第2端辺を係止可能に形成され、前記第1領域および前記第2領域の少なくとも一方と、前記第2シートとの間が収納ポケットに形成されていることを特徴とする収納ポケット付きクリアファイルである。
これにより、少なくとも第1舌片の部分においては収納ポケットの上側開口部に相当する第2シートの第2端辺を第1舌片により係止させた状態にすることができ、収納ポケット内の紙片等が収納ポケット付きクリアファイルから落下してしまうことがない。
また、前記第1シートおよび前記第2シートは矩形であって、前記第2シートは、前記第1領域および前記第2領域の少なくとも一方よりも幅狭かつ低背に形成されていて、前記第1舌片は、前記第2シートの高さ方向端辺と向き合う部位に形成されていることが好ましい。
これにより、製造時における端材発生量が少なく生産効率に優れた矩形の収納ポケット付きクリアファイルの使い勝手を良好にすることができる。
また、前記第2シートの前記第2折曲線と平行な幅方向端辺と向き合う前記第1シートの部位には、第2切込線により第2舌片が形成されていて、前記第2舌片により前記第2シートの幅方向端辺が係止可能になっていることが好ましい。
これにより、第1折曲線の近傍位置で第1折曲線に対向する第2シートの幅方向端辺(収納ポケットの横側開口部)についても上側開口部と同様に第2舌片により係止させた状態にすることができる。
本考案にかかる構成を採用することにより、収納ポケット付きクリアファイルにおいて、収納ポケットの開口部が収納ポケット付きクリアファイルの外部との間に係止部を設けることができ、収納ポケット内に収容された紙片等が収納ポケット付きクリアファイルから落下してしまうといった不具合を解消することができる。
以下、本考案における収納ポケット付きクリアファイルの実施形態について図面に基づいて具体的に説明する。
(第1実施形態)
本実施形態における収納ポケット付きクリアファイル10は、図1に示すように、第1領域24と第2領域26に区切るようにして第1折曲線22の位置で2つ折りにされる第1シート20と、第1シート20と一体をなし、第2折曲線32を介して第1シート20の内側に折り曲げられる第2シート30とを具備している。本実施形態における第1シート20と第2シート30はいずれもポリプロピレンやポリエチレン等により形成されているが、これら材料に限定されるものではない。
本実施形態における収納ポケット付きクリアファイル10は、図1に示すように、第1領域24と第2領域26に区切るようにして第1折曲線22の位置で2つ折りにされる第1シート20と、第1シート20と一体をなし、第2折曲線32を介して第1シート20の内側に折り曲げられる第2シート30とを具備している。本実施形態における第1シート20と第2シート30はいずれもポリプロピレンやポリエチレン等により形成されているが、これら材料に限定されるものではない。
本実施形態においては、第1シート20の第1領域24において第1折曲線22に対向する対向端辺(第1領域24および第2領域26のうちの一方の対向端辺)を第2折曲線32としている。第1シート20と一体をなして、第2折曲線32の位置で第1領域24の内側に折り曲げられてなる第2シート30は、第1領域24よりも小片に形成されている。図1からも明らかなように、第2シート30は、第1領域24の幅寸法・高さ寸法に対して幅狭寸法・低背寸法に形成されている。
第2折曲線32に交差する第1シート20および第2シート30の第1端辺としての下側端辺28,34どうしが超音波溶着等の公知の手法により接合され接合端辺40に形成されている。なお、下側端辺28,34とは、第1シート20と第2シート30の下側における端辺はもちろんのこと、その近傍部分を含む概念である。ここでは、第1シート20の下側端辺28と第2シート30の下側端辺34の位置が一致しているが、第1シート20または第2シート30の下側端辺28,34のいずれかを基準にして(いずれかに沿って)他方に接合させた接合端辺40にすることもできる。このようにして第1領域24と第2シート30との間が収納ポケット60として形成されることになる。
また、第2シート30の下側端辺34と対向する第2端辺としての上側端辺36と向き合う第1シート20(第1領域24)の部位には、第1切込線50により形成され、上側端辺36を係止可能な第1舌片52が設けられている。第1切込線50は、第1シート20と第2シート30を互いに密着させた状態において、第1切込線50の中途部と第2シート30の上側端辺36とが交差するような半円状に形成されている。第1切込線50の両端部は、第1舌片52を形成する側の湾曲面とは反対側かつ曲率半径の小さい湾曲端部51に形成されている。このような湾曲端部51を設けることにより、第1舌片52を繰り返して使用することによる第1切込線50の両端部の裂け広がりを防止することができる。
このようにして形成された第1舌片52を第1シート20の面外方向に弾性変形させた後、第2シート30の上側端辺36を跨がせるようにした状態で弾性変形を復元させればよい。これにより、第1舌片52が第2シート30の上側端辺36を跨いで第2シート30の外側面(収納ポケット60の外側面)に重複した状態になる(図2参照)。換言すると、第1舌片52が収納ポケット60の上側開口端辺(上側端辺36)を係止し、収納ポケット60に収納されたチケット等の紙片70が収納ポケット60から落下することを防止することができる。
なお、収納ポケット60は側方開口端辺62を有しているが、図2に示すように、第1折曲線22の部分で第2領域26を第1領域24に重ねるように2つ折りにすれば、側方開口端辺62は第2領域26により閉塞することができる。よって、側方開口端辺62から紙片70が落下してしまうことはないのである。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態における収納ポケット付きクリアファイル10を見開き状態にした正面図である。本実施形態においては、第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態で用いた符号を用いることでここでの詳細な説明を省略している。
図3は、第2実施形態における収納ポケット付きクリアファイル10を見開き状態にした正面図である。本実施形態においては、第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態で用いた符号を用いることでここでの詳細な説明を省略している。
本実施形態においては、第1領域24および第2領域26における第1折曲線22に対向する対向端辺のいずれもが第2折曲線32になっている。すなわち、図3に示すように、第1領域24と第2領域26のそれぞれに対して第2シート30が設けられ、2つの収納ポケット60を有している点が本実施形態の特徴点である。そして、それぞれの収納ポケット60の上側開口端辺と向き合う第1領域24および第2領域26(第1シート20)には、それぞれ第1切込線50により第1舌片52が形成されている。
このような構成を採用することで、図4に示すように、一つの収納ポケット付きクリアファイル10に複数種類の紙片70をそれぞれ区別して収容することができる点において好都合である。
(第3実施形態)
図5は、第3実施形態における収納ポケット付きクリアファイル10を見開き状態にした正面図である。本実施形態においても先の実施形態と共通する構成部分には同一の符号を付すことによりここでの詳細な説明を省略している。
図5は、第3実施形態における収納ポケット付きクリアファイル10を見開き状態にした正面図である。本実施形態においても先の実施形態と共通する構成部分には同一の符号を付すことによりここでの詳細な説明を省略している。
本実施形態においては、第2シート30の第2折曲線32と平行な幅方向端辺38(収納ポケット60の側方開口端辺62)と向き合う第1シート20の部位に、第2切込線54により第2舌片56が形成されている。第2切込線54は、第2シート30と第1シート20とを密着させた状態で第2切込線54の中途部が幅方向端辺38と交差するように形成されている。これにより、第2舌片56を第1シート20の面外方向に弾性変形させた後、幅方向端辺38を跨がせるようにした状態で弾性変形を復元させて第2舌片56を第2シート30の外側面(収納ポケット60の外側面)に重ね合わせることで、第2舌片56で幅方向端辺38を係止することができる。
このように第1舌片52と第2舌片56を設けることにより、収納ポケット付きクリアファイル10を第1折曲線22の位置で2つ折りにする前の状態であっても、収納ポケット60に収容した紙片70が収納ポケット60から落下することが防止することができる点において好都合である。
このように、本考案における収納ポケット付きクリアファイル10は、第1切込線50または、第1切込線50および第2切込線54により収納ポケット60の係止手段を構成しているため、係止手段である第1舌片52および第2舌片56の製造時における端材の発生をなくすことができる点において製造コストの削減に寄与することができる点で好都合である。
以上に、本考案にかかる収納ポケット付きクリアファイル10について複数の実施形態に基づいて詳細に説明をしたが、本考案の技術的範囲は、以上の実施形態に限定されるものではない。すなわち、考案の要旨を変更しない範囲における適宜変更を施した構成は、本考案の技術的範囲に属するのである。例えば、以上の実施形態においては、いずれも第1領域24と第2領域26の大きさが等しい形態について説明しているが、第1領域24と第2領域26の大きさが異なる形態を採用することもできる。
また、以上の実施形態においては、いずれも2つ折りにした際に長方形(矩形)をなす収納ポケット付きクリアファイル10の形態について説明しているが、2つ折りにした際の形態は長方形に限定されるものではなく、任意の形態を採用することができる。
さらに、以上の実施形態においては、第1切込線50と第2切込線54はいずれも半円状に形成された形態について説明しているが、第1切込線50と第2切込線54を倒コの字形状や三角形状等の任意の形状で形成することもできる。
この他、明細書内に記載されている各種の変形例を適宜組み合わせた形態を採用することも可能である。
10 収納ポケット付きクリアファイル,
20 第1シート,22 第1折曲線,24 第1領域,26 第2領域,
28 下側端辺(第1端辺),
30 第2シート,32 第2折曲線,
34 下側端辺(第1端辺),36 上側端辺(第2端辺),38 幅方向端辺,
40 接合端辺,
50 第1切込線,51 湾曲端部,52 第1舌片,
54 第2切込線,56 第2舌片,
60 収納ポケット,62 側方開口端辺,
70 紙片
20 第1シート,22 第1折曲線,24 第1領域,26 第2領域,
28 下側端辺(第1端辺),
30 第2シート,32 第2折曲線,
34 下側端辺(第1端辺),36 上側端辺(第2端辺),38 幅方向端辺,
40 接合端辺,
50 第1切込線,51 湾曲端部,52 第1舌片,
54 第2切込線,56 第2舌片,
60 収納ポケット,62 側方開口端辺,
70 紙片
Claims (3)
- 第1折曲線を介して第1領域と第2領域に区切って2つ折りにされる第1シートと、
前記第1領域および前記第2領域において前記第1折曲線に対向する対向端辺の少なくとも一方を第2折曲線として、前記第1シートと一体をなして前記第1シートの内側に2つ折りにされ、前記第1領域および前記第2領域の少なくとも一方よりも小片の第2シートと、を具備し、
前記第2折曲線に交差する第1端辺に沿って前記第1シートと前記第2シートとが接合され、
前記第2シートの前記第1端辺と対向する第2端辺と向き合う前記第1シートの部位には、第1切込線により第1舌片が形成されていて、
前記第1舌片により前記第2シートの前記第2端辺を係止可能に形成され、前記第1領域および前記第2領域の少なくとも一方と、前記第2シートとの間が収納ポケットに形成されていることを特徴とする収納ポケット付きクリアファイル。 - 前記第1シートおよび前記第2シートは矩形であって、
前記第2シートは、前記第1領域および前記第2領域の少なくとも一方よりも幅狭かつ低背に形成されていて、
前記第1舌片は、前記第2シートの高さ方向端辺と向き合う部位に形成されていることを特徴とする請求項1記載の収納ポケット付きクリアファイル。 - 前記第2シートの前記第2折曲線と平行な幅方向端辺と向き合う前記第1シートの部位には、第2切込線により第2舌片が形成されていて、前記第2舌片により前記第2シートの幅方向端辺が係止可能になっていることを特徴とする請求項2記載の収納ポケット付きクリアファイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000474U JP3221081U (ja) | 2019-02-13 | 2019-02-13 | 収納ポケット付きクリアファイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000474U JP3221081U (ja) | 2019-02-13 | 2019-02-13 | 収納ポケット付きクリアファイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3221081U true JP3221081U (ja) | 2019-04-25 |
Family
ID=66324071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019000474U Active JP3221081U (ja) | 2019-02-13 | 2019-02-13 | 収納ポケット付きクリアファイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3221081U (ja) |
-
2019
- 2019-02-13 JP JP2019000474U patent/JP3221081U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9346311B2 (en) | High capacity pocket file folder | |
JP6708282B2 (ja) | ファイル | |
JP3221081U (ja) | 収納ポケット付きクリアファイル | |
JP6127858B2 (ja) | 包装箱 | |
JP6513141B2 (ja) | ファイル及びファイルブック | |
JP6697016B2 (ja) | ホルダ | |
JP3198550U (ja) | 面取箱 | |
JP6616701B2 (ja) | 包装箱 | |
US6578756B2 (en) | Filing device | |
JP5499945B2 (ja) | 両方向に開封可能なジッパー構造 | |
JP6717170B2 (ja) | 包装箱 | |
JP5464920B2 (ja) | 閉口維持機能付包装用箱 | |
JP3130541U (ja) | 梱包材 | |
JP6255375B2 (ja) | 包装容器 | |
JP2020040305A (ja) | 書類ホルダ及び書類ホルダの製造方法 | |
JP7021830B2 (ja) | 包装箱 | |
JP4309743B2 (ja) | 紙製品の罫線構造および該罫線を用いた紙製容器 | |
JP5223143B2 (ja) | 未使用時積重ね可能な箱 | |
JP4024183B2 (ja) | 簡易封緘箱 | |
JP5629711B2 (ja) | 隅部の構造 | |
JP5618782B2 (ja) | 紙製容器 | |
JP2022072133A (ja) | 包装箱およびブランク | |
JP2020189651A (ja) | 包装箱および包装体の封緘構造 | |
JP3205540U (ja) | ポケット付ファイル | |
JP3067013U (ja) | ホルダ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3221081 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |