JP3220972B2 - 実像式アルバダファインダ - Google Patents

実像式アルバダファインダ

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JP3220972B2
JP3220972B2 JP26849495A JP26849495A JP3220972B2 JP 3220972 B2 JP3220972 B2 JP 3220972B2 JP 26849495 A JP26849495 A JP 26849495A JP 26849495 A JP26849495 A JP 26849495A JP 3220972 B2 JP3220972 B2 JP 3220972B2
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勝博 大竹
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B25/00Eyepieces; Magnifying glasses
    • G02B25/001Eyepieces

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  • Optics & Photonics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は実像式アルバダファ
インダに係り、特にファインダ内の光学部材に付着する
ゴミ等が目立たないようにした実像式アルバダファイン
ダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の実像式ファインダは、対物レンズ
によって結像される倒立像を正立像に直す正立系プリズ
ムの出射面あるいは入射面を結像面とし、この結像面に
ターゲットマーク、パララックス補正マーク等が成形に
より刻印され、また、この結像面に視野枠が貼着されて
いる。そして、接眼レンズによって前記結像面で結像さ
れた視野枠内の実像とともに、ターゲットマーク等が観
察できるようになっている。また、ターゲットマーク等
を液晶表示させる液晶面を結像面とした実像式ファイン
ダが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、対物レ
ンズによる結像面を正立系プリズムの出射面あるいは入
射面とすると、これらの面に付着したゴミや、正立系プ
リズム内の結像面近傍に混入した異物が接眼レンズによ
って観察され、ゴミ等が目立つという問題があった。
【0004】これに対する対策としては、対物レンズに
よる結像面を正立系プリズムの出射面あるいは入射面か
ら離間した位置に形成させ、正立系プリズムの出射面や
入射面に付着するゴミ等が目立たないようにすること
(即ち、接眼レンズのピントがゴミ等に合わないように
すること)が考えられるが、この場合には、ターゲット
マーク等を空間に見せることができないという問題があ
る。また、視野枠、ターゲットマーク等を実像光学系の
間に入れたハーフミラーにより、採光式のマークの虚像
を視野像に重ねる採光式実像ファインダがある。しか
し、この場合には採光式を実現するためのスペースが必
要となる。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ファインダ内の光学系の出射面あるいは入射面
に付着するゴミ等が目立たないようにすることができる
とともに、ターゲットマーク等も空間に見せることがで
きる実像式アルバダファインダを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、被写体光を所定の結像面で結像させる対物
レンズと、該結像面で結像された実像を観察するための
接眼レンズと、前記対物レンズと接眼レンズとの間に配
設され、倒立像を正立像に直す正立光学系とを有する実
像式アルバダファインダにおいて、前記対物レンズによ
る結像面を、前記正立光学系の出射面及び入射面から適
度に離間した位置に形成させ、これによりに前記正立光
学系の出射面や入射面に付着するゴミ等が目立たないよ
うにしている。また、この結像面の位置に視野枠を配置
することにより、視野枠がボケずに視野の境界が鮮明に
見えるようにし、更に、視野枠の位置においてターゲッ
トマーク等のマークの虚像をアルバダ式で結ばせるアル
バダ式表示手段を設けるようにしている。
【0007】このアルバダ式表示手段としては、視野枠
の接眼レンズ側に位置する正立光学系の入射面に半透明
な接眼レンズより見て凹面鏡を形成し、この凹面鏡より
も接眼レンズ側における光学部材の面にターゲットマー
ク等のマークを鏡面コートして構成される。このアルバ
ダ式表示手段を採用することにより、ターゲットマーク
等を空間に見せることができるとともに、採光式に比べ
てスペースを必要としない利点がある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る実像式アルバダファインダの好ましい実施の形態につ
いて詳説する。図1は本発明に係る実像式アルバダファ
インダの第1の実施の形態を示す斜視図であり、図2は
図1に示したファインダ光学系の概略図である。
【0009】これらの図面に示すように、この実像式ア
ルバダファインダは、主として対物レンズ10と、第1
の正立系プリズム12と、第2の正立系プリズム14
と、接眼レンズ16と、視野枠18とから構成されてい
る。被写体光は、対物レンズ10によって、被写体光を
第1の正立系プリズム12と第2の正立系プリズム14
との間の所定の位置Pの結像面で結像され、この結像さ
れた実像(空中像)は接眼レンズ16によって拡大され
て観察できるようになっている。
【0010】ここで、対物レンズ10によって結像され
る実像は、上下左右が逆の倒立像になるが、前記第1及
び第2の正立系プリズム12及び14によって正立像に
直される。また、第1の正立系プリズム12と第2の正
立系プリズム14とは、位置Pに示す結像面が第1の正
立系プリズム12の出射面12A及び第2の正立系プリ
ズム14の入射面14Aから大きく離間するように設置
されており、これより前記出射面12A及び入射面14
Aに付着するゴミや、これらの出射面12及び入射面1
4Aの近傍のプリズム内に混入する異物等が目立たない
ようにしている。即ち、接眼レンズ16は位置Pに示す
結像面にピントが合っているため、結像面から離間した
前記出射面12や入射面14Aに付着するゴミ等にはピ
ントが合わず、ゴミ等は目立たなくなる。
【0011】また、上記位置Pの結像面には視野枠18
が配置されており、これにより視野枠18がボケずに視
野の境界が鮮明に見えるようになっている。次に、視野
枠18の位置においてターゲットマーク等のマークの虚
像をアルバダ式で結ばせるアルバダ式表示手段について
説明する。このアルバダ式表示手段は、第2の正立系プ
リズム14に一体的に形成されている。即ち、第2の正
立系プリズム14の入射面14Aは、所定の曲率をもつ
ように形成され、更に半透明な凹面鏡となるようにハー
フコートされている。また、第2の正立系プリズム14
の出射面14Bには、ターゲットマーク19A、パララ
ックス補正マーク19B(図1参照)等のマークが鏡面
コートされている。
【0012】上記構成のアルバダ式表示手段において、
ターゲットマーク19A等のマークは、対物レンズ1
0、第1及び第2の正立系プリズム12及び14を介し
て入射する光によって照明され、その反射光が第2の正
立系プリズム14の入射面14Aに形成された半透明な
凹面鏡で反射される。そして、ターゲットマーク19A
等のマークの虚像が前記結像面の位置Pで結ばれるよう
になっている。
【0013】これにより、アルバダ式でターゲットマー
ク等のマークを空間に見せるようにしている。尚、図2
に示すようにターゲットマーク19A等のマークを照明
する照明ランプ20等を設けるようにしてもよい。図3
は本発明に係る実像式アルバダファインダの第2の実施
の形態を示すファインダ光学系の概略図である。尚、図
2と共通する部分には同一の符号を付し、その詳細な説
明は省略する。
【0014】図3に示す実像式アルバダファインダは、
第2の正立系プリズム14の出射面にターゲットマーク
等のマークが形成されておらず、ターゲットマーク22
A等のマークが鏡面コートされたレチクル板22が別途
設けられている。尚、ターゲットマーク等のマークが設
けられる位置は、上記実施の形態に限らず、要は第2の
正立系プリズム14の半透明な凹面鏡が形成された入射
面よりも接眼レンズ側であればよい。
【0015】図4は本発明に係る実像式アルバダファイ
ンダの第3の実施の形態を示すファインダ光学系の概略
図である。尚、図2と共通する部分には同一の符号を付
し、その詳細な説明は省略する。図4に示す実像式アル
バダファインダは、ズームミング可能な対物レンズ30
とポロプリズム32とを有している。被写体光は、対物
レンズ30によって対物レンズ30とポロプリズム32
との間の所定の位置Pの結像面で結像され、この結像さ
れた実像はポロプリズム32によって正立像に直された
のち、接眼レンズ16によって観察できるようになって
いる。また、ポロプリズム32には、図2に示した第2
の正立系プリズム14に設けられたアルバダ式表示手段
と同様な手段が設けられている。即ち、ポロプリズム3
2の入射面32Aは、所定の曲率をもつように形成さ
れ、更に半透明な凹面鏡となるようにハーフコートされ
ており、ポロプリズム32の出射面32Bには、ターゲ
ットマーク19A等のマークが鏡面コートされている。
従って、ターゲットマーク19A等のマークの虚像が結
像面の位置Pで結ばれるようになっている。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る実像式
アルバダファインダによれば、ファインダ内の光学系の
出射面あるいは入射面から離れた位置に結像面を形成す
ることにより、これらの光学系の出射面や入射面に付着
するゴミ等が目立たないようにすることができるととも
に、アルバダ式表示手段を採用することにより、ターゲ
ットマーク等を空間に見せることができ、かつ採光式に
比べてスペースを必要としないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る実像式アルバダファインダ
の第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図2は図1に示したファインダ光学系の概略図
である。
【図3】図3は本発明に係る実像式アルバダファインダ
の第2の実施の形態を示すファインダ光学系の概略図で
ある。
【図4】図4は本発明に係る実像式アルバダファインダ
の第3の実施の形態を示すファインダ光学系の概略図で
ある。
【符号の説明】
10、30…対物レンズ 12…第1の正立系プリズム 14…第2の正立系プリズム 16…接眼レンズ 18…視野枠 19A、22A…ターゲットマーク 19B…パララックス補正マーク 22…レチクル板 32…ポロプリズム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体光を所定の結像面で結像させる対
    物レンズと、該結像面で結像された実像を観察するため
    の接眼レンズと、前記対物レンズと接眼レンズとの間に
    配設され、倒立像を正立像に直す正立光学系とを有する
    実像式アルバダファインダにおいて、 前記対物レンズによる結像面を、前記正立光学系の出射
    面や入射面に付着するゴミ等が目立たないように出射面
    及び入射面から離間した位置に形成させるとともに、該
    結像面の位置に視野枠を配置し、 前記視野枠の位置においてターゲットマーク等のマーク
    の虚像をアルバダ式で結ばせるアルバダ式表示手段を設
    前記アルバダ式表示手段は、前記視野枠の接眼レンズ側
    に位置する前記正立光学系の入射面に半透明な凹面鏡を
    形成し、該凹面鏡よりも接眼レンズ側における光学部材
    の面にターゲットマーク等のマークを鏡面コートして成
    ことを特徴とする実像式アルバダファインダ。
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