JP2000314916A - 実像式ファインダ光学系 - Google Patents

実像式ファインダ光学系

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JP2000314916A
JP2000314916A JP11124576A JP12457699A JP2000314916A JP 2000314916 A JP2000314916 A JP 2000314916A JP 11124576 A JP11124576 A JP 11124576A JP 12457699 A JP12457699 A JP 12457699A JP 2000314916 A JP2000314916 A JP 2000314916A
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Masatoshi Inoue
将利 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファインダ表示像に対してゴミ等による影響が
無く、物体像も明るく、しかも、配設スペ−スが少ない
実像式ファインダ光学系を提供する。 【解決手段】本発明の実像式ファインダ光学系におい
て、物体光は、対物光学系1を介して取り込まれ、対物
側反転プリズム2と視野枠3と反転ミラー6を通過、ま
たは、反射された後、ホログラムユニット7を透過し、
さらに、接眼側反転プリズム4で反射され、接眼レンズ
5により物体像として観察される。一方、物体光の一部
は、ホログラム7の開口穴7dを透過し、接眼側反転プ
リズム4に設けられたAFフレームパターン9で反射さ
れ、ホログラム7で特定波長の光のみが反射され、ファ
インダ内情報表示パターンとしてAFフレームが表示さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実像式ファインダ
光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の実像式ファインダ光学系は、虚像
式ファインダ光学系に比べて高倍率化,小型化が可能で
あり、特にズーム式カメラ用のファインダ装置として広
く用いられている。特開平10−293349号公報に
開示の実像式ファインダ光学系は、図10に示すように
主に物体側から順に物体像を形成するための対物光学系
101と、物体像(被写体像)を正立正像とするための
反転光学系としての対物側反転プリズム102と、物体
像を拡大して瞳EPで観察するための接眼光学系として
の接眼側反転プリズム104および接眼レンズ105と
からなる。
【0003】上記対物光学系101は、負の屈折力を有
する第1レンズ101aと、正の屈折力を有する第2レ
ンズ101bとの2群構成になっている。また、上記対
物側反転プリズム102も弱い屈折力を有している。こ
のファインダ光学系における変倍は、第1レンズ101
aと第2レンズ101bをファインダ光軸Ofに沿って
進退させることにより行われる。
【0004】また、上記ファインダ光学系として、上記
対物側反転プリズム102と、接眼側反転プリズム10
4の間にファインダ視野範囲を表示するための視野枠1
03が配設されている。その視野枠103の近傍に物体
像が形成される。さらに、上記物体像の位置からファイ
ンダ光軸Ofに沿って光路順に反転ミラー106と、接
眼側反転プリズム104が配置されている。上記接眼側
反転プリズム104によりハーフミラー面107および
AFフレームパターン(ファインダ内表示パターン)1
09が金属蒸着される金属蒸着面108からなるアルバ
ダ式表示光学系が形成される。
【0005】上記アルバダ式表示光学系では、AFフレ
ームパターン(ファインダ内表示パターン)109が視
野枠103と共役な位置にある。このためにAFフレー
ムパターン109で反射された光は、視野枠103にイ
ンポーズされて瞳EPで観察される。視野枠103内に
は光学面が存在しないのでファインダ視野内ではゴミ等
は、観察されないことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の特開
平10−293349号公報に開示の実像式ファインダ
によると、物体光は、接眼側反射プリズム104のハー
フミラー面107を透過するので、物体光量の減少が避
けられない。したがって、瞳EPで観察される物体像が
暗くなったり、色の変調が生じたりする。そこで、上記
ハーフミラー面107の入射光透過率を上げて物体像を
明るくしたとすると、AFフレームパターンが見えにく
くなるなどの不具合が生じる。
【0007】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、ファインダ表示像に対してゴミ等
による影響が無く、物体像も明るく、しかも、配設スペ
−スが少ない実像式ファインダ光学系を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
実像式ファインダ光学系は、対物光学系と接眼光学系を
有する実像式ファインダ光学系において、対物側から光
軸に沿って光路順に、ホログラムと、ファインダ内の情
報を表示するファインダ内情報表示パターンを有するフ
ァインダ内情報指示面とを有しており、上記ファインダ
内情報表示パターンは、対物光学系から入射した光を反
射する物質からなり、上記ファインダ内情報表示パター
ンで反射された光を上記ホログラムで反射させることに
よりファインダ内情報表示を行うアルバダ式光学系を設
けており、物体像と共に上記ファインダ内情報表示パタ
ーンが表示される。
【0009】本発明の請求項2記載の実像式ファインダ
光学系は、請求項1記載の実像式ファインダ光学系にお
いて、上記ホログラムは、上記ファインダ内情報表示面
のファインダ内情報表示パターンに光を投射すべく開口
部が設けられている。
【0010】本発明の請求項3記載の実像式ファインダ
光学系は、請求項1または2記載の実像式ファインダ光
学系において、上記ファインダ内表示面を有するプリズ
ムを有しており、少なくとも上記ファインダ内情報表示
パターン部は、負の曲率を持った面である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態で
ある実像式ファインダ光学系の構成を示す斜視図であ
り、図2は、上記実像式ファインダ光学系の光路の展開
図である。
【0012】本実施形態の実像式ファインダ光学系は、
図1に示すように主に物体側から順次に物体像を形成す
るための対物光学系1と、物体像(被写体像)を正立正
像とするための反転光学系として対物側反転プリズム2
およびアルバダ式光学系(アルバダ式表示光学系)を形
成する接眼側反転プリズム4と、物体像を拡大して瞳E
Pで観察するための接眼光学系としての接眼レンズ5と
を有している。
【0013】上記対物光学系1は、負の屈折力を有する
第1レンズ1aと、正の屈折力を有する第2レンズ1b
との2群構成になっている。また、上記対物側反転プリ
ズム2も弱い屈折力を有している。
【0014】このファインダ光学系の変倍は、第1レン
ズ1aと第2レンズ1bをファインダ光軸Ofに沿って
進退させることにより行われる。また、上記第1レンズ
1aが後述する視野枠3近傍に物体像を形成するズーム
レンズであれば、上記レンズ構成に関わらず対物光学系
1として適用することができる。
【0015】さらに、上記ファインダ光学系において
は、上記対物側反転プリズム2と接眼側反転プリズム4
の間に視野範囲を表示するための視野枠3が配置されて
いる。その視野枠3の近傍に物体像が形成される。さら
に、上記物体像の位置からファインダ光軸Ofに沿って
光路順に反転ミラー6と、ファインダ視野内表示のため
のアルバダ式光学系が配設されている。
【0016】上記アルバダ式光学系は、接眼側反転プリ
ズム4の入射面4a上に接着等で取り付けられるホログ
ラムユニット7および接眼側反転プリズム4の射出面
(金属蒸着面)4b上に配設される反射物質のAFフレ
ームパターン(ファインダ内情報表示パターン)9とで
構成される。なお、金属蒸着される接眼側反転プリズム
4の射出面4bは、負の曲率を有している。また、上記
AFフレームパターン9の光軸Of上の位置は、視野枠
3に対して略共役な位置とする。
【0017】上記ホログラムユニット7は、図4の断面
図に示すようにPET(ポリエチレンテレフタレート樹
脂)のフィルム7aとガラス基板7cとにより接着等で
ホログラム7bを挟持した板状部材である。なお、上記
ホログラム7bの中央部分には、AFフレームパターン
9に対応した大きさ、すなわち、少なくとも物体光がA
Fフレームパターン9を照射する大きさの開口穴7d
(φd)が設けられている。
【0018】上記ホログラム7bは、リップマン(体積
位相)型ホログラムであり、その材料は、フォトポリマ
(光重合ポリマ)である。上記ホログラム7bは、マス
タホログラムを用いて露光させて製作される。
【0019】すなわち、図5のホログラム露光状態図に
示すように少なくとも自然光に含まれる特定波長のみを
反射するものであって、レンズのパワーを持つマスタホ
ログラム11の上に未露光のホログラム7bを接近させ
て取り付ける。任意の角度からコヒーレント(可干渉)
光、例えば、特定波長のレザー光の参照光を照射する
と、マスタホログラム11で物体光として反射される。
上記参照光と物体光との干渉によって未露光のホログラ
ム7bに回折格子が設けられることになる。このホログ
ラム7bでは、上記特定波長の光のみが反射され、ま
た、レンズのパワーも有している。
【0020】以上のように構成された本第1の実施形態
の実像式ファインダ光学系において、物体光は、図2に
示すように対物光学系1から取り込まれ、対物側反転プ
リズム2で反転後、視野枠3の位置に物体像を結像す
る。その物体像からの物体光L0は、反転ミラー6で反
射してホログラムユニット7を透過して接眼側反転プリ
ズム4の入射面4aから入射し、射出面4bから射出す
る。接眼レンズ5で屈折されて瞳EP上にて物体像が視
野枠像3A(図3参照)と共に観察される。
【0021】一方、物体光のうち、ホログラムユニット
7のホログラム7b上の開口穴7dを透過した物体光
は、図2に示すように反射物質の金属が蒸着されたAF
フレームパターン9で反射される。その反射光L1 は、
ホログラム7bの反射面7b2で物体光の内、特定波長
の光のみが反射される。その反射光L2 は、接眼側反転
プリズム4の射出面4bから射出され、接眼レンズ5に
よりAFフレームパターン9の虚像が物体像,視野枠像
3Aと共役な位置で瞳EPにより観察される。
【0022】図3は、本実像式ファインダ光学系による
観察像10を示す図であって、視野枠像3A内にファイ
ンダ内情報表示パターンであるAFフレームパターン9
の像9Aがスーパーインポーズされて表示されている状
態を示す。
【0023】なお、上記物体光がホログラムユニット7
を透過する際、特定波長の光のみ反射されるがその反射
による光量の減少は僅かであり、100%に近い光が透
過するので上記物体像が暗くなることがなく、また、上
述のように特定波長の光以外は、すべて入射面4aから
入射するので物体像が色づくこと等が極めて少ない。
【0024】さらに、対物光学系1の結像面(物体像
面)となる視野枠3内は、空間であり、ゴミ等が付着す
ることがなく、物体像上でゴミが観察されることはな
い。
【0025】なお、上記ホログラム7bは、任意の特定
波長の光で露光することにより、該特定波長の色の光の
みが反射されるホログラムとなる。例えば、赤色(R)
レーザ光で露光したホログラムに対して自然光である物
体光を反射させると、上記反射光L2 は、赤色となり、
図3のAFフレームパターン像9Aは、赤色で表示され
る。
【0026】また、他の色でAFフレームパターン像9
Aを表示したい場合には、ホログラムを該当する特定波
長の光で露光し、製作することにより、所望の色で表示
することができる。また、白色でAFフレームパターン
像9Aを表示したい場合には、赤(R),緑(G),青
(R)の3色のレーザ光で露光させてホログラムを製作
すればよい。
【0027】上述した第1の実施形態の実像式ファイン
ダ光学系によれば、ファインダ表示像に対してゴミ等に
よる影響が無く、また、前述した従来のハーフミラーを
適用したファインダ光学系のように観察される物体像が
暗くなることがない。しかも、配設スペ−スが少なく、
光学機器のコンパクト化が可能になる。さらに、ホログ
ラム7bを露光させる光の波長を選択することにより任
意の色でファインダ内表示を行うことができる。
【0028】次に、上述の第1の実施形態の実像式ファ
インダ光学系におけるホログラムユニット7の変形例に
ついて説明する。図6は、本変形例のホログラムユニッ
トが配設された接眼側反転プリズムの斜視図である。上
記以外の光学系の構成は、前記第1の実施形態のものと
同一とする。
【0029】図6に示すように上記接眼側反転プリズム
34の入射側にはホログラムユニット36が一体的に設
けられている。また、上記接眼側反転プリズム34の射
出側にはファインダ内情報表示パターンとしてのAFフ
レームパターン39が金属蒸着されている。
【0030】上記ホログラムユニット36には、ホログ
ラムが内蔵されているが、そのホログラムを露光する場
合、その下部にマスタホログラムを取り付けて露光を行
うことになる。また、上記ホログラムには、上記AFフ
レームパターン39を物体光で十分照射できる大きさの
開口穴36dが配設されている。
【0031】本変形例を適用する実像式ファインダ光学
系は、上述のようにホログラムユニット36が接眼側反
転プリズム34と一体化しているために組立性が改善さ
れる。
【0032】次に、本発明の第2の実施形態の実像式フ
ァインダ光学系について説明する。本実施形態の実像式
ファインダ光学系は、前記第1の実施形態の実像式ファ
インダ光学系における対物側反転プリズム,反転ミラ
ー,接眼側反転プリズムに代えてダハプリズムとペンタ
プリズムを適用し、コンパクト化を実現したものであ
る。
【0033】図7は、本実施形態の実像式ファインダ光
学系の構成と光路を示す図であり、上記ファインダ光学
系は、主に物体側から順次に物体像を形成するための対
物光学系21と、物体像(被写体像)を正立正像とする
ための反転光学系として対物側ダハプリズム22と、接
眼側ペンタプリズム24と、物体像を拡大して瞳EPで
観察するための接眼光学系としての接眼レンズ25とを
有している。
【0034】上記対物光学系21は、負の屈折力を有す
る第1レンズ21aと、正の屈折力を有する第2レンズ
21bとの2群構成になっている。このファインダ光学
系の変倍は、第1レンズ21aと第2レンズ21bをフ
ァインダ光軸Ofに沿って進退させることにより行われ
る。
【0035】さらに、上記ファインダ光学系において
は、上記対物側ダハプリズム22と接眼側ペンタプリズ
ム24の間にファインダ視野範囲を表示するための視野
枠23が配置されている。その視野枠23の近傍に物体
像が形成される。
【0036】さらに、上記視野枠23と接眼光学系25
との間に配設されるアルバダ式光学系として、上記視野
枠23の近傍であって接眼側ペンタプリズム24の入射
面24aに接着して配設されるホログラムユニット26
と、接眼側ペンタプリズム24の射出面24bに金属蒸
着によるファインダ内情報表示パターンであるAFフレ
ームパターン29とが配設されている。
【0037】なお、上記金属蒸着される接眼側反転プリ
ズム24の射出面24bは、負の曲率を有している。ま
た、上記AFフレームパターン29の光軸Of上の位置
は、視野枠23に対して略共役な位置とする。
【0038】上記ホログラムユニット26には、前述の
ホログラム7bと同一に特定波長の光のみを反射するホ
ログラムが組み込まれている。そのホログラムにはAF
フレームパターン29に物体光を照射するだけの開口穴
26dが設けられている。
【0039】以上のように構成された本第2の実施形態
の実像式ファインダ光学系において、物体光は、図7に
示すように対物光学系21から取り込まれ、対物側ダハ
プリズム22で反転後、視野枠23の位置に物体像を結
像する。その物体像からの物体光L0は、ホログラムユ
ニット26を透過して接眼側ペンタプリズム24の入射
面24aから入射し、射出面24bから射出する。接眼
レンズ25で屈折されて瞳EP上にて物体像が視野枠2
3による視野枠像と共に観察される。
【0040】一方、物体光のうち、ホログラムユニット
26のホログラム上の開口穴26dを透過した物体光
は、図7に示すように反射物質の金属が蒸着されたAF
フレームパターン29で反射される。その反射光L1
は、ホログラムユニット26のホログラム反射面で物体
光の内、特定波長の光のみが反射される。その反射光L
2は、接眼側ペンタプリズム24の射出面24bから射
出され、接眼レンズ25によりAFフレームパターン2
9の虚像が物体像,視野枠像と共役な位置に形成され、
瞳EPにてファインダ内情報表示パターンとして観察さ
れる。
【0041】上記第2の実施形態の実像式ファインダ光
学系は、前述した第1の実施形態の実像式ファインダ光
学系の同様の効果を有しており、さらに、第1の実施形
態の光学系に比較して反転ミラー6を必要とせず、ま
た、視野枠23をホログラムユニット26と近接して配
設するので占有スペ−スが極めて少なくなり、さらなる
ファインダ光学系のコンパクト化が実現できる。
【0042】なお、本実施形態の実像式ファインダ光学
系におけるホログラムユニット26も接眼側ペンタプリ
ズム24と一体構造として組立性を改善することも可能
である。
【0043】上述の本発明の実施形態に基づいて、 (1) 対物光学系と接眼光学系を有する実像式ファイ
ンダ光学系において、対物側から光軸に沿って光路順
に、ホログラムと、ファインダ内の情報を表示するファ
インダ内情報表示パターンを有するファインダ内情報表
示面を持つプリズムと、を有しており、上記ファインダ
内情報表示パターンは、対物光学系から光を反射する物
質からなり、上記ファインダ内情報表示パターンで反射
された光を上記ホログラムで反射させることによりファ
インダ内情報表示を行うアルバダ式光学系を形成し、上
記ホログラムは、前記ファインダ内情報表示面のファイ
ンダ内情報表示パターンに光を投射すべく開口部が設け
られ、前記ファインダ内情報表示面が設けられた上記プ
リズムのプリズム面は、負の曲率を持った面を有するこ
とを特徴とする実像式ファインダ光学系を提案すること
ができる。
【0044】(2) 上記ホログラムと上記ファインダ
内情報表示面は、共に結像面より接眼光学系側に位置す
ることを特徴とする上記(1)記載の実像式ファインダ
光学系を提案することができる。
【0045】(3) 上記ホログラムは、リップマン型
ホログラムで構成されていることを特徴とする上記
(1)、または、(2)記載の実像式ファインダ光学系
を提案することができる。
【0046】(4) 上記ファインダ内情報表示パター
ン面は、金属蒸着面からなることを特徴とする上記
(1)、または、(2)、または、(3)記載の実像式
ファインダ光学系を提案することができる。
【0047】(5) 上記ホログラムで観察された上記
ファインダ内情報表示パターン像の色は、任意の色で表
示することができることを特徴とする上記(1)、
(2)、(3)、または、(4)記載の実像式ファイン
ダ光学系を提案することができる。
【0048】(6) 上記ホログラムは、任意の波長域
の光を反射することを特徴とする上記(1)、(2)、
(3)、(4)、または、(5)記載の実像式ファイン
ダ光学系を提案することができる。
【0049】(7) 上記ホログラムは、上記プリズム
と一体化されていることを特徴とする上記(1)、
(2)、(3)、(4)、(5)、または、(6)記載
の実像式ファインダ光学系を提案することができる。
【0050】(8) 上記ファインダ光学系は、対物光
学系の結像面を挟んで複数のプリズムを有しており、上
記ホログラムは、上記複数のプリズムの内、上記結像面
よりも接眼光学系側に配置されたプリズムと一体化され
ていることを特徴とする上記(1)、(2)、(3)、
(4)、(5)、(6)、または、(7)記載の実像式
ファインダ光学系を提案することができる。
【0051】
【発明の効果】上述のように本発明の実像式ファインダ
光学系によれば、ゴミ等による影響が無く、前述した従
来のハーフミラーを適用した実像式ファインダ光学系の
ように観察されるファインダの物体像が暗くなることが
なく、しかも、配設スペ−スが少なく、光学機器のコン
パクト化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である実像式ファイン
ダ光学系の構成を示す斜視図。
【図2】上記第1の実施形態の実像式ファインダ光学系
の光路の展開図。
【図3】上記第1の実施形態の実像式ファインダ光学系
による観察像を示す図。
【図4】上記第1の実施形態の実像式ファインダ光学系
に適用されるホログラムユニットの断面図。
【図5】上記第1の実施形態の実像式ファインダ光学系
に適用されるホログラムの露光状態図。
【図6】上記第1の実施形態の実像式ファインダ光学系
のホログラムユニットの変形例が配設された接眼側反転
プリズムの斜視図。
【図7】本発明の第2の実施形態の実像式ファインダ光
学系の構成と光路を示す図。
【図8】従来の実像式ファインダ光学系の構成を示す斜
視図。
【符号の説明】
1,21……対物光学系 5,25……接眼レンズ(接眼光学系) 7b……ホログラム(アルバダ式光学系) 26……ホログラムユニット(ホログラム,アルバダ式
光学系) 9,29,39……AFフレームパターン(ファインダ
内情報表示パターン) 4b,34b……接眼側反転プリズムの射出面(負の曲
面を有したファインダ内情報表示面,アルバダ式光学
系) 24b……接眼側ペンタプリズムの射出面(負の曲面を
有したファインダ内情報表示面,アルバダ式光学系)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物光学系と接眼光学系を有する実像式
    ファインダ光学系において、 対物側から光軸に沿って光路順に、ホログラムと、ファ
    インダ内の情報を表示するファインダ内情報表示パター
    ンを有するファインダ内情報指示面と、 を有しており、上記ファインダ内情報表示パターンは、
    対物光学系から入射した光を反射する物質からなり、該
    ファインダ内情報表示パターンで反射された光を上記ホ
    ログラムで反射させることによりファインダ内情報表示
    を行うアルバダ式光学系を形成したことを特徴とする実
    像式ファインダ光学系。
  2. 【請求項2】 上記ホログラムは、上記ファインダ内情
    報表示面のファインダ内情報表示パターンに光を投射す
    べく開口部を設けたことを特徴とする請求項1記載の実
    像式ファインダ光学系。
  3. 【請求項3】 上記ファインダ内表示面を有するプリズ
    ムを有しており、少なくとも上記ファインダ内情報表示
    パターン部は、負の曲率を持った面であることを特徴と
    する請求項1または2記載の実像式ファインダ光学系。
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6678079B1 (en) * 2000-07-28 2004-01-13 Terabeam Corporation Transceiver for a wireless optical telecommunication system
US6867889B1 (en) 2000-07-28 2005-03-15 Terabeam Corporation Transceiver for a wireless optical telecommunication system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6678079B1 (en) * 2000-07-28 2004-01-13 Terabeam Corporation Transceiver for a wireless optical telecommunication system
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