JP3220618B2 - 幅木及び廻縁の取付構造 - Google Patents

幅木及び廻縁の取付構造

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JP3220618B2 JP09489695A JP9489695A JP3220618B2 JP 3220618 B2 JP3220618 B2 JP 3220618B2 JP 09489695 A JP09489695 A JP 09489695A JP 9489695 A JP9489695 A JP 9489695A JP 3220618 B2 JP3220618 B2 JP 3220618B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は幅木又は廻縁の取付構
造、詳しくは、室内・室外間の気密性を確実に確保し
て、室内の冷暖房効率を向上させることのできる幅木及
び廻縁の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、柱、間柱等の複数の垂直材10,
10・・と床20との隅部に固定される幅木の取付構造
は、図6及び図7に示されるような構造が一般的であっ
た。図6及び図7に示される幅木の取付構造において
は、室内・室外間の気密性を確保して室内の冷暖房効率
を向上させることを意図して、気密シート50が複数の
上記垂直材10,10・・と上記床20との隅部に敷か
れ、該気密シート50を挟んで幅木30が複数の上記垂
直材10,10・・の室内側表面に亘って水平方向に固
定されている。そして、床仕上材60が上記気密シート
50を挟んで上記床20表面に敷設されると共に、壁面
材70が、その下端を上記幅木30の上端に面接させて
上記垂直材10,10・・に固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の幅木の取付構造においては、図7に示されるよ
うに、複数の上記垂直材10,10・・間において、上
記気密シート50が撓んでしまい、上記幅木30と上記
壁面材70との隙間から、室内の空気が流出したり、室
外の空気が流入してしまうことがあり、本来の意図する
ところを十分に達成できずに室内・室外間の気密性が確
保され得ない場合もあるという問題があった。また、以
上は、幅木の取付構造に関して説明したが、幅木を廻
縁、床を天井に置き換えれば、廻縁の取付構造も全く同
様の構造であり、廻縁の取付構造に関しても上述の問題
と全く同様の問題があった。
【0004】従って、本発明の目的は、室内・室外間の
気密性を確実に確保して、室内の冷暖房効率を向上させ
ることのできる幅木及び廻縁の取付構造を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、柱、間柱等の複数の垂直材と床との隅部に固定され
る幅木の取付構造において、幅木の上端よりも上方に突
出する突出部を有する硬質背板が複数の上記垂直材の室
内側表面に亘って水平方向に固定され、気密シートが該
硬質背板の室内側表面に沿って該硬質背板の上端から床
面に亘って面接され、上記幅木が該気密シートを挟んで
上記硬質背板に固定され、且つ床仕上材が該気密シート
を挟んで上記床表面に敷設されており、壁面材が、その
下端を上記幅木の上端に面接させ且つ上記気密シートを
上記突出部との間に挟んで上記垂直材に固定されている
ことを特徴とする幅木の取付構造を提供することによ
り、上記の目的を達成したものである。
【0006】また、請求項4に記載の発明は、柱、間柱
等の複数の垂直材と天井との隅部に固定される廻縁の取
付構造において、廻縁の下端よりも下方に突出する突出
部を有する硬質背板が複数の上記垂直材の室内側表面に
亘って水平方向に固定され、気密シートが該硬質背板の
室内側表面に沿って該硬質背板の下端から天井面に亘っ
て面接され、上記廻縁が該気密シートを挟んで上記硬質
背板に固定され、且つ天井仕上材が該気密シートを挟ん
で上記天井表面に敷設されており、壁面材が、その上端
を上記廻縁の下端に面接させ且つ上記気密シートを上記
突出部との間に挟んで上記垂直材に固定されていること
を特徴とする廻縁の取付構造を提供することにより、上
記の目的を達成したものである。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、幅木の上端よ
り上方に突出する突出部を有する硬質背板を複数の垂直
材の室内側表面に亘って水平方向に固定し、該硬質背板
から床表面まで気密シートを面接させ、該気密シートを
挟んで幅木,床仕上材及び壁面材を配設する。上記気密
シートが、上記幅木と上記硬質背板との間、上記幅木と
上記床表面との間、上記硬質背板と壁面材との間、及び
上記床表面と上記床仕上材との間のそれぞれに密着さ
れ、室内・室外間の気密性を確実に確保することができ
る。
【0008】また、請求項4に記載の発明によれば、廻
縁の下端より上方に突出する突出部を有する硬質背板を
複数の垂直材の室内側表面に亘って水平方向に固定し、
該硬質背板から天井表面まで気密シートを面接させ、該
気密シートを挟んで廻縁、天井仕上材及び壁面材を配設
する。上記気密シートが、上記廻縁と上記硬質背板との
間、上記廻縁と上記天井表面との間に密着され、室内・
室外間の気密性を確実に確保することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の幅木の取付構造の第1実施例
について図面を参照して説明する。図1は本実施例の外
観を示す一部断面斜視図であり、図2は本実施例の断面
図であり、図3は本実施例に用いられる、一体化された
幅木・硬質背板・気密シートの外観を示す斜視図であ
る。尚、以下には幅木の取付構造の実施例についてのみ
説明するが、幅木を廻縁、床を天井とすれば全く同様な
構造となるため、廻縁の取付構造については、その説明
を省略する。
【0010】本実施例の幅木の取付構造は、図1及び図
2に示されるように、柱、間柱等の複数の垂直材1,1
・・と床2との隅部に固定される幅木の取付構造におい
て、幅木3の上端よりも上方に突出する突出部41を有
する硬質背板4が複数の上記垂直材1,1・・の室内側
表面に亘って水平方向に固定され、気密シート5が該硬
質背板4の室内側表面に沿って該硬質背板4の上端から
床面に亘って面接され、上記幅木3が該気密シート5を
挟んで上記硬質背板4に固定され、且つ床仕上材6が該
気密シート5を挟んで上記床2表面に敷設されており、
壁面材7が、その下端を上記幅木3の上端に面接させ且
つ上記気密シート5を上記突出部41との間に挟んで上
記垂直材1,1・・に固定されている。
【0011】本実施例の幅木の取付構造を更に詳しく説
明する。まず、各部材について説明する。上記垂直材
1,1・・は、柱や間柱等であり、壁体内に上下方向に
配設される。上記垂直材1,1・・の両側面に上記壁面
材7が固定され、必要に応じて該壁面材7表面に壁紙等
の仕上げ材が貼られることもある。上記床2は、パネル
材であり、その表面上には、絨毯やフローリング材等の
床仕上材6が敷設される。
【0012】上記幅木3は、上記床仕上材6と上記壁面
材7との継ぎ目部分に固定されるもので、外観を美麗に
仕上げる役割と、該継ぎ目からの隙間風等を防止する役
割を担っている。上記幅木3の裏側には設備配線用の凹
部31が、該幅木3の延設方向に平行に形成されてお
り、該幅木3の上端には上記壁面材7の下端が係止され
る切欠縁32が、該幅木3の延設方向に平行に形成され
ている。。上記硬質背板4は、容易に変形しない長尺状
の板材であり、上記気密シート5は、通気性を持たない
シート状物である。上記幅木3の材質としては、桧,ラ
ワン等の木製や硬質プラスチック材等が用いられ、外
観、質感等により適当なものが選択される。上記硬質背
板4の材質としては、薄くて硬く且つ耐久性のあるもの
として、硬質塩化ビニール,合板,金属板等が好まし
く、上記気密シート5としては、気密性の観点から、塩
化ビニル系シート,合成ゴム系シート等が好ましい。上
記硬質背板4及び上記気密シート5は、その後の上記床
仕上材6及び上記壁面材7の取付作業性の観点からあま
り厚いものは好ましくなく、それぞれ0.5mm〜2.0
mm,0.1mm〜1.0mm程度の厚さのものが好ましい。
【0013】本実施例においては、上記幅木3、上記硬
質背板4及び上記気密シート5が予め一体化されてお
り、一体化された上記三部材を上記垂直材1,1・・と
上記床2との隅部に固定した後に、上記気密シート5を
挟んで上記床仕上材6及び上記壁面材7が配設される。
予め一体化された上記三部材を図3に示す。
【0014】図3に示される一体化された上記三部材
は、上記幅木3と上記硬質背板4とが、上記気密シート
5を挟んだ状態で一体化されている。上記幅木3の上記
凹溝31の上部に、上記硬質背板4の下方部がホチキス
針や釘で固定され、該硬質背板4は、該幅木3の上端よ
りも上方に突出し、突出した部分が上記突出部41とし
て形成されている。上記幅木3と上記硬質背板4との間
に挟まれた上記気密シート5は、上記硬質背板4に固着
されていることが好ましく、上記幅木3の上記凹溝31
の上部と上記硬質背板4の下方部との間で挟止されてお
り、その上端縁は上記突出部41の上方にまで延ばされ
ており、その下端縁は上記幅木3の下端で屈曲されて該
幅木3を越えて延ばされている。
【0015】そして、図3に示される一体化された上記
三部材は、図1及び図2に示されるように上記垂直材1
0,10・・と上記床2との隅部に固定される。一体化
された上記三部材の上記隅部への固定に際しては、上記
凹溝31に設備用配線8を組み、上記幅木3の下端を上
記床2表面に面接させて、上記突出部41を上記垂直材
10に釘等により打ち付ける。その後、上記気密シート
5を挟むように上記床2表面に上記床仕上材6が敷設さ
れる。また、上記幅木3の上記切欠縁32に上記壁面材
7の下端を挿入・係止させ、該壁面材7の下方と上記硬
質背板4の上記突出部41とで上記気密シート5を挟む
ように該壁面材7が上記垂直材10に固定される。上記
気密シート5は、気密性を保持する程度に各部位に密着
される。
【0016】本実施例の幅木の取付構造は上述のように
構成されており、本実施例の幅木の取付構造によれば、
上記気密シート5が、上記幅木3と上記硬質背板4との
間、該幅木3と上記床2表面との間、上記硬質背板4の
上記突出部41と上記壁面材7との間、及び該床2表面
と上記床仕上材6との間のそれぞれにおいて密着・挟止
されているため、室内・室外間の気密性を確実に確保す
ることができ、室内の冷暖房効率を向上させることがで
きる。また、壁、床、天井を他の気密用部材(気密シー
ト等)と併用することによって高気密住宅とすることが
できる。
【0017】また、本実施例の幅木の取付構造は、上記
幅木3、上記硬質背板4及び上記気密シート5が予め一
体的に形成されており、一体化された上記の三部材を上
記隅部に取り付けるようになしてあるため、その施工が
容易となる。また、本実施例の幅木の取付構造は、上記
凹溝31を有しているため、室内の設備用配線を外観美
麗に収納することができる。壁面にコンセントを設ける
場合には、専用の気密型コンセントボックスを使用すれ
ば、上記気密シート5を利用して、該コンセントボック
ス周囲との気密性を容易に保持したまま接合することが
できるため、気密性を損ねることがない。
【0018】図4及び図5に本発明の第2実施例を示
す。上記第1実施例と同様の機能を示す構成要素には同
一の符号を付してその詳しい説明を省略する。また、本
実施例においても、以下には幅木の取付構造の実施例に
ついてのみ説明するが、幅木を廻縁、床を天井とすれば
全く同様な構造となるため、廻縁の取付構造について
は、その説明を省略する。
【0019】本実施例の幅木の取付構造は、図4に示さ
れるように、柱、間柱等の複数の垂直材1,1・・と床
2との隅部に固定される幅木の取付構造において、硬質
背板4と、該硬質背板4の上下両端面に気密シート5
a,5bが密着面接され且つ該気密シート5aの上部他
端面が幅木3上部に密着して、上記四部材が予め連続的
に形成されており、該硬質背板4が複数の上記垂直材
1,1・・の室内側表面に亘って固定されると共に、上
記幅木3が上記硬質背板4に固定され、且つ床仕上材6
が該気密シート5bを挟んで上記床2表面に敷設されて
おり、壁面材7が、その下端を上記幅木3の上端に面接
させ且つ上記気密シート5aを上記硬質背板4の突出部
41との間に挟んで上記垂直材1,1・・に固定されて
いる。
【0020】本実施例の幅木の取付構造を更に詳しく説
明する。本実施例においては、上記硬質背板4がL字断
面を有するように形成されており、L字断面を有する該
硬質背板4の上端に上方の気密シート5aが結合され、
下端に下方の気密シート5bが結合されている。そし
て、上記上方の気密シート5aの上記硬質背板4との結
合端とは反対側の端部が、上記幅木3の上端に結合され
ている。本実施例においても、上記幅木3、上記硬質背
板4及び上記気密シート5a,5bが予め一体化されて
おり、一体化された上記四部材を上記垂直材1,1・・
と上記床2との隅部に固定した後に、上記気密シート5
a,5bを挟んで上記床仕上材6及び上記壁面材7がそ
れぞれ配設される。本実施例における予め一体化された
上記四部材を図5に示す。
【0021】そして、図5に示される一体化された上記
四部材は、図4に示されるように上記垂直材10,10
・・と上記床2との隅部に固定される。本実施例の場
合、上記床仕上材6としてフローリング材を用いてい
る。一体化された上記三部材の上記隅部への固定に際し
ては、L字断面を有する上記硬質背板4が、上記隅部に
固定され、該硬質背板4の底辺及び上記下方の気密シー
ト5bを挟んで上記床仕上げ材6を上記床2状に敷設す
る。続いて、上記凹溝31に設備用配線8を組み、上記
幅木3の下端を上記硬質背板4の底辺に面接させて、該
幅木3を固定する。その後、上記幅木3の上記切欠縁3
2に上記壁面材7の下端を上記上方の気密シート5aを
介して挿入・係止させ、更に、該壁面材7の下方と上記
硬質背板4の上記突出部41とで上記上方の気密シート
5aを挟むように該壁面材7が上記垂直材10に固定さ
れる。上記気密シート5a,5bは、気密性を保持する
程度に各部位に密着される。
【0022】本実施例の幅木の取付構造は上述のように
構成されており、本実施例の幅木の取付構造によれば、
上記上方の気密シート5aが、上記幅木3の上記切欠縁
32と上記硬質背板4との間及び該硬質背板4の上記突
出部41と上記壁面材7との間において密着・挟止さ
れ、且つ上記下方の気密シート5bが、上記床2表面と
上記床仕上材6との間のそれぞれにおいて密着・挟止さ
れているため、室内・室外間の気密性を確実に確保する
ことができ、室内の冷暖房効率を向上させることができ
る。また、壁、床、天井を他の気密用部材(気密シート
等)と併用することによって高気密住宅とすることがで
きる。
【0023】また、本実施例の幅木の取付構造は、上記
幅木3、上記硬質背板4及び上記気密シート5が予め一
体的に形成されており、一体化された上記の三部材を上
記隅部に取り付けるようになしてあるため、その施工が
容易となる。また、本実施例の幅木の取付構造は、上記
凹溝31を有しているため、室内の設備用配線を外観美
麗に収納することができる。壁面にコンセントを設ける
場合には、専用の気密型コンセントボックスを使用すれ
ば、上記気密シート5を利用して、該コンセントボック
ス周囲との気密性を容易に保持したまま接合することが
できるため、気密性を損ねることがない。
【0024】更に、上記硬質背板4を上記隅部に配置し
た後に、上記床仕上材6を敷設し、敷設された該床仕上
材6の端縁上に上記幅木3を配するようになしてあるた
め、廊下等の幅の狭い場所で床板(床仕上材6)を1枚
で施工する場合でも、該床仕上材6を上記硬質背板4を
介して壁際ぎりぎりにまで敷設して、外観美麗に仕上げ
ることができる。また、このような狭い場所でもその施
工が容易に行える。
【0025】本発明の幅木の取付構造は、上記実施例に
制限されることなく、例えば、上記第1及び第2実施例
においては、上記幅木3、上記硬質背板4及び上記気密
シート5(5a,5b)が予め一体化されていたが、そ
れぞれが個々に上記隅部に取り付けられて、幅木の取付
構造が構成されてもよい。また、請求項4〜6の廻縁の
取付構造についてはその実施例を省略したが、上記第1
及び上記第2実施例の幅木の取付構造の実施例におい
て、幅木を廻縁に、床を天井に置き換えれば廻縁の取付
構造としての構成となり、それらの構成によっても上記
第1及び上記第2実施例による効果と同様な効果が得ら
れることはいうまでもない。その他の点に関しても、本
発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、室内・室外間の気密性
を確実に確保して、室内の冷暖房効率を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の幅木の取付構造の外観を
示す一部断面斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例の幅木の取付構造の断面図
である。
【図3】本発明の第1実施例の幅木の取付構造に用いら
れる、一体化された幅木・硬質背板・気密シートの外観
を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例の幅木の取付構造の断面図
である。
【図5】本発明の第2実施例の幅木の取付構造に用いら
れる、一体化された幅木・硬質背板・気密シートの外観
を示す斜視図である。
【図6】従来の幅木の取付構造の外観を示す一部断面斜
視図である。
【図7】従来の幅木の取付構造の断面図である。
【符号の説明】
1 垂直材 2 床 3 幅木 4 硬質背板 41 突出部 5 気密シート 6 床仕上材 7 壁面材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 19/04 101 E04F 19/04 102

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱、間柱等の複数の垂直材と床との隅部
    に固定される幅木の取付構造において、幅木の上端より
    も上方に突出する突出部を有する硬質背板が複数の上記
    垂直材の室内側表面に亘って水平方向に固定され、気密
    シートが該硬質背板の室内側表面に沿って該硬質背板の
    上端から床面に亘って面接され、上記幅木が該気密シー
    トを挟んで上記硬質背板に固定され、且つ床仕上材が該
    気密シートを挟んで上記床表面に敷設されており、壁面
    材が、その下端を上記幅木の上端に面接させ且つ上記気
    密シートを上記突出部との間に挟んで上記垂直材に固定
    されていることを特徴とする幅木の取付構造。
  2. 【請求項2】 柱、間柱等の複数の垂直材と床との隅部
    に固定される幅木の取付構造において、硬質背板と、該
    硬質背板の上下両端面に気密シートが密着面接され且つ
    該気密シートの上部他端面が幅木上部に密着して、上記
    四部材が予め連続的に形成されており、該硬質背板が複
    数の上記垂直材の室内側表面に亘って固定されると共
    に、上記幅木が上記硬質背板に固定され、且つ床仕上材
    が該気密シートを挟んで上記床表面に敷設されており、
    壁面材が、その下端を上記幅木の上端に面接させ且つ上
    記気密シートを上記突出部との間に挟んで上記垂直材に
    固定されていることを特徴とする幅木の取付構造。
  3. 【請求項3】 上記幅木の裏面に、設備配線用の凹溝を
    有する、請求項1又は2に記載の幅木の取付構造。
  4. 【請求項4】 柱、間柱等の複数の垂直材と天井との隅
    部に固定される廻縁の取付構造において、廻縁の下端よ
    りも下方に突出する突出部を有する硬質背板が複数の上
    記垂直材の室内側表面に亘って水平方向に固定され、気
    密シートが該硬質背板の室内側表面に沿って該硬質背板
    の下端から天井面に亘って面接され、上記廻縁が該気密
    シートを挟んで上記硬質背板に固定され、且つ天井仕上
    材が該気密シートを挟んで上記天井表面に敷設されてお
    り、壁面材が、その上端を上記廻縁の下端に面接させ且
    つ上記気密シートを上記突出部との間に挟んで上記垂直
    材に固定されていることを特徴とする廻縁の取付構造。
  5. 【請求項5】 柱、間柱等の複数の垂直材と床との隅部
    に固定される廻縁の取付構造において、硬質背板と、該
    硬質背板の上下両端面に気密シートが密着面接され且つ
    該気密シートの下部他端面が廻縁下部に密着して、上記
    四部材が予め連続的に形成されており、該硬質背板が複
    数の上記垂直材の室内側表面に亘って固定されると共
    に、上記廻縁が該気密シートを挟んで上記硬質背板に固
    定され、且つ天井仕上材が該気密シートを挟んで上記天
    井表面に敷設されており、壁面材が、その上端を上記廻
    縁の下端に面接させ且つ上記気密シートを上記突出部と
    の間に挟んで上記垂直材に固定されていることを特徴と
    する廻縁の取付構造。
  6. 【請求項6】 上記廻縁の裏面に、設備配線用の凹溝を
    有する、請求項4又は5に記載の廻縁の取付構造。
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