JP3220553B2 - 給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

給紙装置及び画像形成装置

Info

Publication number
JP3220553B2
JP3220553B2 JP05509693A JP5509693A JP3220553B2 JP 3220553 B2 JP3220553 B2 JP 3220553B2 JP 05509693 A JP05509693 A JP 05509693A JP 5509693 A JP5509693 A JP 5509693A JP 3220553 B2 JP3220553 B2 JP 3220553B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
air
suction
adsorbed
sucked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05509693A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06247576A (ja
Inventor
伸介 鵜林
康美 吉田
隆成 小湊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP05509693A priority Critical patent/JP3220553B2/ja
Priority to US08/144,260 priority patent/US5478066A/en
Priority to DE69318108T priority patent/DE69318108T2/de
Priority to EP93117695A priority patent/EP0598272B1/en
Publication of JPH06247576A publication Critical patent/JPH06247576A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3220553B2 publication Critical patent/JP3220553B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の画像形成装置に備えられる給紙装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置に備えられている給紙装置は、給紙ローラの
回転によってシートトレイ上に積載されたシートを下流
側に搬送する、給紙ローラ式の給紙装置が一般的であ
る。
【0003】この従来の給紙ローラ式の給紙装置は、給
紙ローラ表面がゴム等の弾性体で構成され、その給紙性
能が給紙ローラ表面の摩擦係数によるところが大きい。
従って、摩擦による給紙ローラの外形変化、給紙ローラ
の材質の経時変化、給紙ローラへの紙粉の付着等による
給紙ローラ表面の摩擦係数の変化により給紙性能が安定
しなかったり、各種の表面性の違うシートに対応しきれ
ないという欠点があった。
【0004】このようなことから、近時、エアの吸引力
を利用してシートを吸着、搬送するエア吸引式の給紙装
置が提案されている。
【0005】図12は、従来提案されているエア吸引式
の給紙装置の一例(従来例1)である。
【0006】シートSを積載したトレイ101の上方に
は、シート搬送部100が配置されている。シート搬送
部100は、シート吸着部102、複数の吸着用開口1
03Aを有する搬送ベルト103、搬送ベルトの開口1
03A及びシート吸着部102の開口を通してエアを吸
引するブロワ104により構成されている。
【0007】トレイ101上のシート先端近傍には、シ
ートSを浮上させるべくエアを噴出させるノズル10
5、2枚目以降のシートSにエアを吹き付けてシートS
を1枚だけ分離するためのノズル106が配置されてい
る。ノズル105,106は、ブロワ107に連結さ
れ、エアを供給される。
【0008】本給紙装置は、以下のように作動する。
【0009】まず、ノズル105からブロワ107の作
用によりエアを噴出させ、トレイ上のシートSを数枚浮
上させる。そして、ブロワ104の作用により一番上の
シートSを搬送ベルト103の平面状のシート吸着面1
03Hに吸着させる。次に搬送ベルト103を駆動し、
シートSを下流側に搬送する。このとき、ブロワ107
の作用によりノズル106からシート先端にエアを吹き
付け、重送してきたシートSを吹き戻して分離する。そ
してシートSを1枚だけ次の搬送ローラ対108まで搬
送する。また、従来提案されているエア吸引式の給紙装
置の別の例(従来例2)として、図15に示す給紙装置
がある。
【0010】符号1は複数枚のシートを積載可能なトレ
イであり、シートSは、その先端がシート揃えガイド板
2に突き当てられるように積載されている。符号3はシ
ート搬送部である。
【0011】符号4は第1のシート吸着部であり、トレ
イ1上に積載されたシート束に対向した略平面状底面
5、略平面状底面5にあけられたエア吸引用開口6、吸
引チャンバ7により構成されている。
【0012】符号8は第2のシート吸着部であり、第1
の略平面状底面5に対してシート搬送方向下流側に配置
され、所定の角度θを成して第1の略平面状底面5の上
方に変位した第2の略平面状底面9、第2の略平面状底
面9にあけられたエア吸引用開口10、吸引チャンバ1
1により構成されている。
【0013】第1のシート吸着部4と第2のシート吸着
部8は、エア吸引用のブロワ12に接続されている。ブ
ロワ12の吸引は、バルブ13によりON/OFF可能
となっている。
【0014】第1のシート吸着部4と第2のシート吸着
部9の表面を覆うようにして、搬送ベルト14が巻き掛
けられている。搬送ベルト14には、複数の吸引用開口
14Aがあけられている。
【0015】搬送ベルト14は、ローラ15,16,1
7,18により所定の張力で支持されており、図示しな
い駆動手段により矢印A方向に断続的に駆動され、シー
トSを搬送する。
【0016】ローラ15は第1の略平面状底面5と第2
の略平面底面9の交わる位置に配置され、シートSを下
向きに変位させるための変位支点部15Aとして機能す
る。
【0017】符号19は、シートSを浮上させるために
エアを噴出するノズル、符号20は、シートSを1枚だ
け分離するためにエアを噴出するノズルである。ノズル
19,20はエア噴出用のブロワ21に接続されてい
る。ノズル19,20からのエアの噴出は、バルブ22
により選択的に切り換え可能となっている。
【0018】符号23は搬送されてきたシートSを更に
下流側に搬送する搬送ローラ対である。
【0019】次に、本給紙装置の動作を説明する。
【0020】まず、図示しないソレノイド等の切り換え
手段によりバルブ22がaの位置に切り換えられ、ブロ
ワ21が作動して、ノズル19からトレイ1上のシート
先端に向けてエアが噴出する。すると、数枚のシートS
が吹き上げられて浮上する。
【0021】そして、図示しないソレノイド等の切り換
え手段によりバルブ13がcの位置に切り換えられ、ブ
ロワ12が作動し、吸引用開口6,10,14Aを通し
てエアが吸引される。すると、一番上のシートS1は第
1、第2のシート吸着部4,8に吸引され、搬送ベルト
14の平面状のシート吸着面14H−1,14H−2に
密着する。
【0022】すなわち、シートSの中央部付近は第1の
シート吸着部4に吸着され、シートSの先端付近は第2
のシート吸着部8に吸着される。このとき、第1、第2
のシート吸着部4,8の吸引力によって、シートSはシ
ートSの腰に抗して変位支点部15Aを支点にして屈曲
し、シートSの先端、中央部共に搬送ベルト14のシー
ト吸着面14H−1,14H−2に密着し、シートS1
は、略平面状底面5,9にならい、変位支点部15aを
支点とした下側に凸の『く』の字状になる。
【0023】このとき、2枚目のシートS2がシートS
1と密着していたとする。この場合、シートS2の中央
部付近はシートS1に概ねならっている。ところが、第
2のシート吸着部8の表面はシートS1で覆われている
ため、シートS2の先端付近は吸着される力が働かな
い。したがって、シートS2の腰の力が勝って、シート
S2は変位支点部15Aを支点にして屈曲せずに平面状
を維持し、シートS2の先端はシートS1の先端から分
離し、両シート先端間に隙間eができる。
【0024】その後、図示しない駆動手段により搬送ベ
ルト14が駆動され、シートS1は矢印A方向に搬送さ
れる。それと同時に、バルブ22がbの位置に切り換わ
り、ノズル20からシートS1とシートS2の隙間eに
エアが吹き込まれ、シートS2は安定して分離する。し
たがって、シートS1のみが下流に向けて搬送され、搬
送ローラ対23に渡される。
【0025】この後、バルブ22がaの位置に戻ってブ
ロワ21が停止し、バルブ13がdの位置に戻ってブロ
ワ12が停止する。
【0026】図16は上記従来例1あるいは従来例2の
給紙装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す。
【0027】給紙装置の搬送ベルト103(あるいは1
4)によりトレイ101(あるいは1)上から給紙され
たシートSは、搬送ローラ対108(あるいは23)に
よりレジストローラ対109へ送られ、次いでレジスト
ローラ対109により画像形成部110へ送られ、ここ
で所定のトナー像を得る。
【0028】その後、シートSは搬送部111により下
流へ搬送され、定着装置112によりトナー像が定着さ
れた後、排紙ローラ対113により機外へ排出される。
【0029】レジストローラ対109の直上流と搬送部
111と排紙ローラ対113の直上流には、それぞれJ
AM検知センサ114,115,116が配置され、シ
ートSの遅延、滞留を検知することによりシートづまり
(JAM)を検知している。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
1の給紙装置(図12)において大切なのは、搬送すべ
き1枚目のシートと分離すべき2枚目のシートの間にエ
アを吹き付けることである。
【0031】図13に示すように、1枚目のシートS1
と2枚目のシートS2の間にエアが吹き込まれると、こ
の部分は正圧となり、2枚目のシートS2には分離を補
助するような下向きの力が発生し、また、1枚目のシー
トS1には搬送ベルト103に対する吸着を助けるよう
な上向きの力が発生する。したがって、1枚目のシート
S1と2枚目のシートS2は自然に分離する。
【0032】このように、搬送すべき1枚目のシートS
1と分離すべき2枚目のシートS2の先端に少しでも隙
間があればそこからエアが両シートS1,S2間に入り
込んで2枚目のシートS2を分離することができる。
【0033】しかしながら、シートS1,S2の繊維の
からみつきやシートS1,S2の裁断不良などによるバ
リ等により、1枚目のシートS1と2枚目のシートS2
の先端が密着している場合は、図14に示すように、1
枚目のシートS1と2枚目のシートS2の間にエアが入
り込まず、2枚目のシートS2の下側が正圧の状態にな
る。
【0034】この場合、2枚目のシートS2の下側から
エアが吹き上げるような状態になり、1枚目のシートS
1と2枚目のシートS2が密着するのを助ける力が働い
てしまう。また特に薄いシートの場合、1枚目のシート
S1と同時に2枚目のシートS2まで、搬送ベルト10
3の開口103Aからのエアの吸引力により吸着されて
しまう。
【0035】このように、先端が完全に密着したシート
S1,S2に対して重送を充分に防止できないという欠
点があった。
【0036】また、重送を防止しようとしてノズル10
6からのエアの噴出力を強くすれば、搬送すべき1枚目
のシートS1まで吹き戻してしまう問題が発生してしま
う。
【0037】以上説明したように、従来例1の給紙装置
では、給紙不良がなくかつ給紙性能の経時変化のない安
定した給紙が実現できなかった。
【0038】また、上記従来例2の給紙装置(図15)
においては、シートの腰が強い場合、第1のシート吸着
部4(シート吸着面14H−1)には吸着しても、吸引
力不足のために、シートSはシートSの腰の力に抗して
変位支点部15Aを支点にして屈曲して第2のシート吸
着部8(シート吸着面14H−2)に完全に吸着するこ
とができない場合があり、このよう場合、エアによるシ
ートの分離が行えず、給紙不良や重送の原因となってい
た。
【0039】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、シート同士が密着していてもシートの
重送を確実に防止できる給紙装置及び画像形成装置を提
供することを第1の目的とする。また、腰の強いシート
であってもエアによる分離を確実に行うことができる給
紙装置及び画像形成装置を提供することを第2の目的と
する。
【0040】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート積載部
上に積載されたシートに対向する平面状のシート吸着面
を有する搬送ベルトと、エアの吸引によりシートを前記
搬送ベルトのシート吸着面に吸着させるシート吸着部
と、前記シート積載部上に積載された上部のシートにエ
アを吹き付けて浮上させるシート浮上用エア吹付け手段
と、前記搬送ベルトの前記シート吸着面に吸着されたシ
ートにエアを吹き付けて最上位シート以外のシートを最
上位シートから分離させるシート分離用エア吹付け手段
と、を備えている給紙装置において、上下に移動可能な
加圧部材を、前記搬送ベルトの前記シート吸着面から前
記シート積載部側に突出可能に設け、前記シート吸着部
によるエアの吸引により前記搬送ベルトに吸着されたシ
ートに対して前記加圧部材が下降し前記シート吸着面か
ら突出して該吸着されたシートを部分的に押し出すこと
を特徴とするものである。
【0041】また本発明は、前記加圧部材を前記シート
吸着部に対してシートの給送方向の上流側に配置したこ
とを特徴とするものである。
【0042】また本発明は、シート積載部上に積載され
たシートに対向する平面状のシート吸着面を有する搬送
ベルトと、エアの吸引によりシートを前記搬送ベルトの
シート吸着面に吸着させるシート吸着部と、前記シート
積載部上に積載された上部のシートにエアを吹き付けて
浮上させるシート浮上用エア吹付け手段と、前記搬送ベ
ルトの前記シート吸着面に吸着されたシートにエアを吹
き付けて最上位シート以外のシートを最上位シートから
分離させるシート分離用エア吹付け手段と、を備えてい
る給紙装置において、前記シート搬送ベルト側から前記
シート積載部に向けてエアを吹き出し可能なシート加圧
エアノズルと、該シート加圧エアノズルからのエアの吹
き出し、停止を行うシャッタとを設け、前記シート吸着
部によるエアの吸引により前記搬送ベルトに吸着された
シートに対して前記シャッタにより前記シート加圧エア
ノズルからエアを吹き付けることを特徴とするものであ
る。
【0043】また本発明は、前記搬送ベルトに吸着され
たシートにエアを吹き付けるための前記シート加圧エア
ノズルを前記シート吸着部に対してシートの給送方向の
上流側に配置したことを特徴とするものである。
【0044】また本発明は、シート積載部上に積載され
たシートに対向する平面状のシート吸着面を有する搬送
ベルトと、エアの吸引によりシートを前記搬送ベルトの
シート吸着面に吸着させるシート吸着部と、前記シート
積載部上に積載された上部のシートにエアを吹き付けて
浮上させるシート浮上用エア吹付け手段と、前記搬送ベ
ルトの前記シート吸着面に吸着されたシートにエアを吹
き付けて最上位シート以外のシートを最上位シートから
分離させるシート分離用エア吹付け手段と、を備えてい
る給紙装置において、前記シート吸着部によるエアの吸
引により前記搬送ベルトに吸着されたシートに対して当
接するシート加圧振動部材と該シート加圧振動部材を振
動させる振動発生装置と、を有し、前記シート加圧振動
部材が前記搬送ベルトのシート吸着面に吸着されたシー
トに部分的に振動を加えることを特徴とするものであ
る。
【0045】また本発明は、シート積載部上に積載され
たシートに対向する平面状のシート吸着面を有する搬送
ベルトと、エアの吸引によりシートを前記搬送ベルトの
シート吸着面に吸着させるシート吸着部と、前記シート
積載部上に積載された上部のシートにエアを吹き付けて
浮上させるシート浮上用エア吹付け手段と、前記搬送ベ
ルトの前記シート吸着面に吸着されたシートにエアを吹
き付けて最上位シート以外のシートを最上位シートから
分離させるシート分離用エア吹付け手段と、を備えてい
る給紙装置において、前記シート吸着部側に回転可能な
弾性体からなるシート加圧パドルを設け、前記シート吸
着部によるエアの吸引により前記搬送ベルトに吸着され
たシートに対して前記シート加圧パドルが回転して衝撃
を与えることを特徴とするものである。
【0046】また本発明は、画像形成装置において、上
記のいずれかに記載の給紙装置と、前記給紙装置から送
り出されたシートに画像を形成する画像形成手段と、を
備えたことを特徴とするものである。
【0047】
【作用】加圧部材を備えた給紙装置によれば、搬送ベル
トのシート吸着面に吸着されたシートを加圧部材がシー
ト積載部方向に加圧する。
【0048】従って、この加圧部材の加圧作用により、
最上位シートに重なった状態でシート吸着面に吸着され
ている最上位シート以外のシートが最上位シートから剥
れるようになり、この最上位シートと最上位シート以外
のシートの下流側先端との間にシート分離用エア吹付け
手段のエアを吹き付けると、最上位シート以外のシート
は最上位シートから分離する。
【0049】また、シート加圧エアノズル及びシート加
圧エアノズルからのエアの吹き出し、停止を行うシャッ
タを備えた給紙装置によれば、シャッタにより、シート
加圧エアノズルから、シート搬送ベルト側からシート積
載部に向けてエアを吹き出すことにより、最上位シート
に重なった状態でシート吸着面に吸着されている最上位
シート以外のシートが最上位シートから剥れるようにな
る。
【0050】また、搬送ベルトに吸着されたシートに対
して当接するシート加圧振動部材及び振動発生装置を備
えた給紙装置によれば、シート加圧振動部材を振動発生
装置により振動させて搬送ベルトに吸着されたシートに
部分的に振動を加えることにより、最上位シートに重な
った状態でシート吸着面に吸着されている最上位シート
以外のシートが最上位シートから剥れるようになる。
【0051】また、シート加圧パドルを備えた給紙装置
によれば、シート加圧パドルの回転によって搬送ベルト
に吸着されたシートに衝撃を与えることにより、最上位
シートに重なった状態でシート吸着面に吸着されている
最上位シート以外のシートが最上位シートから剥れるよ
うになる。
【0052】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説
明する。 〈実施例1〉 図1は本発明の実施例1に係る給紙装置の全体構成を示
す。
【0053】なお、本給紙装置において、上記従来例1
の給紙装置(図12)と同一の部材等には同一符号を付
すと共に、構成的、機能的に変わらないものについては
その説明を省略する。後述する第1の発明の実施例2、
3、4についても同様とする。
【0054】本給紙装置において、符号117は先端に
加圧ローラ117Aを有するシート加圧棒(加圧部材)
であり、搬送ベルト103の下流側端の近傍にあり、搬
送ベルト101とは重ならないように設置されている。
また符号118はシート加圧棒117を上方向に引いて
いる付勢ばねであり、符号119はシート加圧棒117
を駆動するソレノイドである。
【0055】このソレノイド119は、シート加圧棒1
17がベルト103のシート吸着面103Hに吸着され
たシートSを加圧するときにONとなり、シート加圧棒
117を図2(b) に示すFの位置に下げる。通常はソレ
ノイド119がOFFであり、シート加圧棒117は図
2(a) に示すEの位置にある。
【0056】本給紙装置は以下のように作動する。
【0057】まず、ノズル105からブロワ107の作
用によりエアを噴出させ、トレイ101上のシートSを
数枚浮上させる。そしてブロワ104の作用により一番
上のシートS1を搬送ベルト103のシート吸着面10
3Hに吸着させる。ここで、シート加圧棒117を図2
のFの位置に比較的衝撃的に下ろすためにソレノイド1
19をONにする。
【0058】このとき、1枚目のシートS1が2枚目の
シートS2と密着している場合(図2(a) )には、1枚
目のシートS1と2枚目のシートS2との間にシート加
圧棒117の加圧作用で隙間Gができる(図2(b) )。
【0059】次に、ブロワ107の作用によりノズル1
06からシートS1,S2の先端にエアを吹き付け、1
枚目のシートS1と2枚目のシートS2を完全に分離さ
せる。その後、ソレノイド119がOFFとなり、シー
ト加圧棒117は付勢ばね118によって元の位置Eに
戻る(図2(c) )。
【0060】次に、搬送ベルト103を駆動し、シート
S1を1枚だけ次の搬送ローラ対108まで搬送する。
【0061】このように、上下に移動可能なシート加圧
棒117を下降させて、搬送ベルト103のシート吸着
面から突出させ、搬送ベルト103に吸着されたシート
S1を部分的に押し出すことにより、1枚目のシートS
1に重なった状態の2枚目のシートS2を1枚目のシー
トS1から剥れるようにすることができる。なお、本実
施例では、シート加圧棒117は略垂直方向にシートを
加圧するようになっているが、これに限らず、斜め方向
にシートを加圧してもよい。
【0062】〈実施例2〉 図3は本発明の実施例2に係る給紙装置の全体構成を示
す。
【0063】本給紙装置において、符号120はシート
加圧エアノズルであり、搬送ベルト103の下流側端の
近傍にあり、搬送ベルト103と重ならないように設置
されている。また、符号122はファンであり、符号1
21はエアシャッタである。
【0064】このエアシャッタ121は、ファン122
からのエアをON/OFFして、シート加圧エアノズル
120に供給する。通常はエアシャッタ121はOFF
になっている。すなわち、ベルト103のシート吸着面
103Hに吸着されたシートSにエアを吹き付けないよ
うになっている。
【0065】本給紙装置は以下のように作動する。
【0066】まず、ノズル105からブロワ107の作
用によりエアを噴出させ、トレイ101上のシートSを
数枚浮上させる。そしてブロワ104の作用により一番
上のシートS1を搬送ベルト103のシート吸着面10
3Hに吸着させる。ここで、ファン122を作動させる
又は前もって作動させておく。続いて、エアシャッタ1
21をONにして、シート加圧エアノズル120からシ
ートSに向かってエアを吹き付ける。
【0067】このとき、1枚目のシートS1と2枚目の
シートS2が密着している場合(図4(a) )には、1枚
目のシートS1と2枚目のシートS2との間にシート加
圧エアノズル120の作用で隙間Gができる(図4(b)
)。
【0068】次に、ブロワ107の作用によりノズル1
06からシートS1,S2の先端にエアを吹き付け、1
枚目のシートS1と2枚目のシートS2を完全に分離さ
せる。その後、エアシャッタ121がOFFとなり、シ
ート加圧エアノズル120からのエアの噴出は止まる
(図4(c) )。
【0069】次に、搬送ベルト103を駆動し、シート
S1を1枚だけ次の搬送ローラ対108まで搬送する。
【0070】このように、シート加圧エアノズル120
からのエアの吹き出し、停止を行うエアシャッタ121
により、シート加圧エアノズル120から、シート搬送
ベルト側からシート積載部に向けてエアを吹き出すこと
により、1枚目のシートS1に重なった状態の2枚目の
シートS2を1枚目のシートS1から剥れるようにする
ことができる。なお、本実施例では、シート加圧エアノ
ズル120からの噴出するエアは略垂直方向にシートを
加圧するようになっているが、これに限らず、斜め方向
にシートを加圧するようにしてもよい。
【0071】〈実施例3〉 図5は本発明の実施例3に係る給紙装置の全体構成を示
す。
【0072】本給紙装置において、符号123はシート
加圧振動棒(シート加圧振動部材)であり、符号124
はシート加圧振動棒123を駆動する振動発生装置であ
る。加圧振動棒123は搬送ベルト103の下流側端の
近傍にあり、搬送ベルト103とは重ならないように設
置されている。
【0073】本給紙装置は以下のように作動する。
【0074】まず、ノズル105からブロワ107の作
用によりエアを噴出させ、トレイ101上のシートSを
数枚浮上させる。そしてブロワ104の作用により一番
上のシートS1を搬送ベルト103のシート吸着面10
3Hに吸着させる。ここで、振動発生装置124を駆動
してシート加圧振動棒123を振動させる。そしてある
一定の時間振動させることによって複数回の衝撃をシー
トSに与える。
【0075】このとき、1枚目のシートS1と2枚目の
シートS2が密着している場合には、シート加圧振動棒
123による衝撃によって、1枚目のシートS1と2枚
目のシートS2の下流側先端に隙間ができる。
【0076】次に、ブロワ107の作用によりノズル1
06からシートS1,S2の先端にエアを吹き付け、1
枚目のシートS1と2枚目のシートS2を完全に分離さ
せる。その後、振動発生装置124がOFFとなり、シ
ート加圧振動棒123の振動が停止する。
【0077】次に、搬送ベルト103を駆動し、シート
S1を1枚だけ次の搬送ローラ対108まで搬送する。
【0078】このように、シート加圧振動棒123を振
動発生装置124により振動させて搬送ベルト103に
吸着されたシートに部分的に振動を加えることにより、
1枚目のシートS1に重なった状態の2枚目のシートS
2を1枚目のシートS1から剥れるようにすることがで
きる。なお、本実施例では、シート加圧振動棒123に
よって直接的にシートSを振動させているが、これに限
らず、搬送ベルト103の一部を介して間接的にシート
Sを振動させても良い。
【0079】〈実施例4〉 図6は本発明の実施例4に係る給紙装置の全体構成を示
す。
【0080】本給紙装置において、符号125はゴムな
どの回転可能な弾性体からなるシート加圧パドルであ
り、搬送ベルト103の下流側端の近傍にあり、搬送ベ
ルト103とは重ならないように設定されている。この
シート加圧パドル125は不図示の駆動装置によってO
N/OFF自在に矢印方向に回転し、搬送ベルト103
のシート吸着面103Hに吸着したシートSに対して衝
撃を与えるようになっている。シート加圧パドル125
は通常はOFFとなっており、回転していない。図7に
シート加圧パドル125の斜視図を示す。
【0081】本給紙装置は以下のように作動する。
【0082】まず、ノズル105からブロワ107の作
用によりエアを噴出させ、トレイ101上のシートSを
数間浮上させる。そしてブロワ104の作用により一番
上のシートS1を搬送ベルト103のシート吸着面10
3Hに吸着させる。ここで、シート加圧パドル125を
回転させる。そして、ある一定の時間回転させることに
よって複数回の衝撃をシートSに与える。
【0083】このとき、1枚目のシートS1と2枚目の
シートS2が密着している場合には、シート加圧パドル
125による衝撃によって、1枚目のシートS1と2枚
目のシートS2の下流側先端に隙間ができる。
【0084】次に、ブロワ107の作用によりノズル1
06からシートS1,S2の先端にエアを吹き付け、1
枚目のシートS1と2枚目のシートS2を完全に分離さ
せる。その後、シート加圧パドル125の回転はOFF
となる。
【0085】次に、搬送ベルト103を駆動し、シート
S1を1枚だけ次の搬送ローラ対108まで搬送する。
このように、搬送ベルト103に吸着されたシートSに
対してシート加圧パドル125によって衝撃を与えるこ
とにより、1枚目のシートS1に重なった状態の2枚目
のシートS2を1枚目のシートS1から剥れるようにす
ることができる。
【0086】〈実施例5〉 図8は本発明の実施例5に係る給紙装置の全体構成を示
す。
【0087】なお、本給紙装置において、上記従来例2
の給紙装置(図15)と同一の部材等には同一符号を付
すと共に、構成的、機能的に変わらないものについては
その説明を省略する。後述する本発明の実施例6の給紙
装置も同様とする。
【0088】本給紙装置において、符号24は先端にロ
ーラ29Aを有するシート押出し棒(加圧部材)であ
り、搬送ベルト14の上流側端の近傍にあり、搬送ベル
ト14とは重ならないように設置されている。また、符
号25はシート押出し棒24を上方向に引いている付勢
ばねであり、符号26はソレノイドである。
【0089】このソレノイド26は、シート押出し棒2
4がベルト103のシート吸着面103Hに吸着された
シートSを押し出す時にONとなり、シート押出し棒2
4を図9(b) に示すFの位置に下げる。通常はソレノイ
ド26がOFFであり、シート押出し棒24は図9(a)
に示すEの位置にある。
【0090】次に、本給紙装置の動作を図9を参照して
説明する。
【0091】まず、図示しないソレノイド等の切り換え
手段によりバルブ22がaの位置に切り換えられ、ブロ
ワ21が作動して、ノズル19からシート先端に向けて
エアが噴出する。すると、数枚のシートS1,S2が吹
き上げられて浮上する(図9(a) )。
【0092】そして、図示しないソレノイド等の切り換
え手段によりバルブ13がcの位置に切り換えられ、ブ
ロワ12が作動し、吸引用開口6,10,14Aを通し
てエアが吸引される。それと同時に、シート押出し棒2
4をFの位置に下ろすためにソレノイド26をONにす
る(図9(b) )。
【0093】すると、XとYのエリアのエアの流れが塞
ぎ止められ、XとYのエリアの圧力が上昇する。そし
て、吸引チャンバ11,7に対するエリアX,Yの圧力
が著しく大きくなるため、一番上のシートS1は第1、
第2のシート吸着部4,8に吸引され、搬送ベルト14
のシート吸着面14H−1,14H−2に安定的に密着
することになる。
【0094】その後、ソレノイド26がOFFとなり、
シート押出し棒24の押出し作用が解除することによ
り、X,Yのエリアのエアの流れも圧力も元のようにな
る。(図9(c) )。この場合、第1、第2のシート吸着
部4,8の吸引力によって、シートS1はシートの腰の
力に抗して変位支点部15Aを支点にして屈曲し、シー
トS1の先端、中央部共に搬送ベルト14のシート吸着
面14H−1,14H−2に密着する。つまり、シート
S1は、シート吸着面14H−1,14H−2になら
い、変位支点部15Aを支点とした下側に凸の『く』の
字状になる。
【0095】このとき、2枚目のシートS2が1枚目の
シートS1と密着している場合、シートS2の中央部付
近はシートS1に概ねならっているが、第2のシート吸
着部8の表面はシートS1で覆われているため、シート
S2の先端付近は吸着される力が働かない。
【0096】従って、2枚目のシートS2はシートの腰
の力が勝ち、2枚目のシートS2は変位支点部15Aを
支点にして屈曲せずに平面状を維持し、シートS2のシ
ート先端はシートS1のシート先端から分離し、両シー
ト先端間に隙間eができる(図9(c) )。
【0097】その後、図示しない駆動手段により搬送ベ
ルト14は駆動され、シートS1は矢印A方向に搬送さ
れる。それと同時に、バルブ22がbの位置に切り換わ
り、ノズル20からシートS1とシートS2の隙間eに
エアが吹き込まれ、シートS2はシートS1から安定し
て分離する(図9(d) )。従って、シートS1のみが下
流に向けて搬送され、搬送ローラ対23に渡される。
【0098】本実施例では、シート押出し棒24は略垂
直方向にシートを加圧するようになっているが、これに
限らず、斜め方向にシートを押し出しても、また、支点
を中心に回転して押し出してもよい。
【0099】〈実施例6〉 図10は本発明の実施例6に係る給紙装置の全体構成を
示す。
【0100】本給紙装置において、符号27はシート押
出しエアノズル(シート加圧エアノズル)であり、搬送
ベルト14の上流側端の近傍にあり、搬送ベルト14と
は重ならないように設定されている。また符号30はシ
ート押出しエアノズル27にエアを供給するファンであ
り、符号28はシート押出しエアノズル27のエアのO
N/OFFを切り換えるシャッタである。このシャッタ
28は通常、OFFになっている。
【0101】図11に本給紙装置の動作順序を示すが、
基本的な動作は上記実施例5の給紙装置の場合と同じで
ある。
【0102】本給紙装置の場合には、図11(b) におい
て、シート押出しエアノズル27からエアを噴出させて
シートS1,S2を押し出し、X,Yのエリアのエアの
流れを塞ぎ止めてX,Yのエリアの圧力を高めるのであ
る。
【0103】本実施例では、シート押出しエアノズル2
7から噴出するエアは略垂直方向にシートを押出すよう
になっているが、これに限らず、斜めの方向からシート
を押し出してもよい。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、加圧部材を備えた
給紙装置では、搬送ベルトのシート吸着面に吸着したシ
ートを、シート積載部方向に加圧するようにしたので、
繊維の絡みや切断時のバリ等でシート同士が密着してい
てもシートの分離を確実に行い得る。
【0105】また、シート加圧エアノズル及びシャッタ
を備えた給紙装置では、シート搬送ベルト側からシート
積載部に向けてエアを吹き出すことにより、シートの分
離を確実に行い得る。
【0106】また、シート加圧振動部材及び振動発生装
置を備えた給紙装置では、搬送ベルトに吸着されたシー
トに部分的に振動を加えることにより、シートの分離を
確実に行い得る。
【0107】また、シート加圧パドルを備えた給紙装置
では、シート加圧パドルの回転によって搬送ベルトに吸
着されたシートに衝撃を与えることにより、シートの分
離を確実に行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る給紙装置の全体構成を
示す縦断側面図。
【図2】同給紙装置の動作を説明する縦断側面図。
【図3】本発明の実施例2に係る給紙装置の全体構成を
示す縦断側面図。
【図4】同給紙装置の動作を説明する縦断側面図。
【図5】本発明の実施例3に係る給紙装置の全体構成を
示す縦断側面図。
【図6】本発明の実施例4に係る給紙装置の全体構成を
示す縦断側面図。
【図7】同給紙装置において用いたシート加圧パドルの
構成を示す斜視図。
【図8】本発明の実施例5に係る給紙装置の全体構成を
示す縦断側面図。
【図9】同給紙装置の動作を説明する縦断側面図。
【図10】本発明の実施例6に係る給紙装置の全体構成
を示す縦断側面図。
【図11】同給紙装置の動作を説明する縦断側面図。
【図12】従来例1の給紙装置の全体構成を示す縦断側
面図。
【図13】同給紙装置においてシートが分離される状態
を説明する縦断側面図。
【図14】同給紙装置においてシートの分離不良が生じ
た状態を説明する縦断側面図。
【図15】従来例2の給紙装置の全体構成を示す縦断側
面図。
【図16】従来例(1,2)の給紙装置を備えた画像形
成装置の全体構成を示す縦断側面図。
【符号の説明】
1,101 トレイ(シート積載部) 14,103 搬送ベルト 14H−1 第1のシート吸着面 14H−2 第2のシート吸着面 19,105 ノズル(シート浮上用エア吹付け手段) 20,106 ノズル(シート分離用エア吹付け手段) 24 シート押出し棒(シート押出し手段) 27 シート押出しエアノズル(シート押出し手
段) 103H シート吸着面 117 シート加圧棒(シート加圧手段) 120 シート加圧エアノズル(シート加圧手段) 123 シート加圧振動棒(シート加圧手段) 125 シート加圧パドル(シート加圧手段) S シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B65H 7/12 B65H 7/12 H04N 1/00 108 H04N 1/00 108L (56)参考文献 特開 昭62−16944(JP,A) 特開 昭60−232343(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート積載部上に積載されたシートに対
    向する平面状のシート吸着面を有する搬送ベルトと、エアの吸引によりシートを前記搬送ベルトのシート吸着
    面に吸着させるシート吸着部と、 前記シート積載部上に積載された上部のシートにエアを
    吹き付けて浮上させるシート浮上用エア吹付け手段と、 前記搬送ベルトの前記シート吸着面に吸着されたシート
    にエアを吹き付けて最上位シート以外のシートを最上
    シートから分離させるシート分離用エア吹付け手段と、 を備えている給紙装置において、上下に移動可能な加圧部材を、 前記搬送ベルトの前記シ
    ート吸着面から前記シート積載部側に突出可能に設け、
    前記シート吸着部によるエアの吸引により前記搬送ベル
    に吸着されたシートに対して前記加圧部材が下降し前
    記シート吸着面から突出して該吸着されたシートを部分
    的に押し出すことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記加圧部材を前記シート吸着部に対し
    てシートの給送方向の上流側に配置したことを特徴とす
    る請求項1に記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 シート積載部上に積載されたシートに対
    向する平面状のシート吸着面を有する搬送ベルトと、 エアの吸引によりシートを前記搬送ベルトのシート吸着
    面に吸着させるシート吸着部と、 前記シート積載部上に積載された上部のシートにエアを
    吹き付けて浮上させるシート浮上用エア吹付け手段と、 前記搬送ベルトの前記シート吸着面に吸着されたシート
    にエアを吹き付けて最上位シート以外のシートを最上位
    シートから分離させるシート分離用エア吹付け手段と、 を備えている給紙装置において、 前記シート搬送ベルト側から前記シート積載部に向けて
    エアを吹き出し可能なシート加圧エアノズルと、該シー
    ト加圧エアノズルからのエアの吹き出し、停止を行うシ
    ャッタとを設け、前記シート吸着部によるエアの吸引に
    より前記搬送ベルトに吸着されたシートに対して前記シ
    ャッタにより前記シート加圧エアノズルからエアを吹き
    付けることを特徴とする給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送ベルトに吸着されたシートにエ
    アを吹き付けるための前記シート加圧エアノズルを前記
    シート吸着部に対してシートの給送方向の上流側に配置
    したことを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  5. 【請求項5】 シート積載部上に積載されたシートに対
    向する平面状のシート吸着面を有する搬送ベルトと、 エアの吸引によりシートを前記搬送ベルトのシート吸着
    面に吸着させるシート吸着部と、 前記シート積載部上に積載された上部のシートにエアを
    吹き付けて浮上させるシート浮上用エア吹付け手段と、 前記搬送ベルトの前記シート吸着面に吸着されたシート
    にエアを吹き付けて最上位シート以外のシートを最上位
    シートから分離させるシート分離用エア吹付け手段と、 を備えている給紙装置において、 前記シート吸着部によるエアの吸引により前記搬送ベル
    トに吸着されたシートに対して当接するシート加圧振動
    部材と該シート加圧振動部材を振動させる振動発生装置
    と、を有し、前記シート加圧振動部材が前記搬送ベルト
    のシート吸着面に吸着されたシートに部分的に振動を加
    えることを特徴とする給紙装置。
  6. 【請求項6】 シート積載部上に積載されたシートに対
    向する平面状のシート吸着面を有する搬送ベルトと、 エアの吸引によりシートを前記搬送ベルトのシート吸着
    面に吸着させるシート吸着部と、 前記シート積載部上に積載された上部のシートにエアを
    吹き付けて浮上させるシート浮上用エア吹付け手段と、 前記搬送ベルトの前記シート吸着面に吸着されたシート
    にエアを吹き付けて最上位シート以外のシートを最上位
    シートから分離させるシート分離用エア吹付け手段と、を備えている給紙装置において、 前記シート吸着部側に回転可能な弾性体からなるシート
    加圧パドルを設け、前記シート吸着部によるエアの吸引
    により前記搬送ベルトに吸着されたシートに対して前記
    シート加圧パドルが回転して衝撃を与えることを特徴と
    する給紙装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1ないし6のいずれか1項に
    記載の給紙装置と、 前記給紙装置から送り出されたシートに画像を形成する
    画像形成手段と、 を備えたことを特徴とする 画像形成装置。
JP05509693A 1992-11-02 1993-02-19 給紙装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP3220553B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05509693A JP3220553B2 (ja) 1993-02-19 1993-02-19 給紙装置及び画像形成装置
US08/144,260 US5478066A (en) 1992-11-02 1993-11-01 Sheet supply apparatus
DE69318108T DE69318108T2 (de) 1992-11-02 1993-11-02 Bogenzuführvorrichtung
EP93117695A EP0598272B1 (en) 1992-11-02 1993-11-02 Sheet supply apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05509693A JP3220553B2 (ja) 1993-02-19 1993-02-19 給紙装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06247576A JPH06247576A (ja) 1994-09-06
JP3220553B2 true JP3220553B2 (ja) 2001-10-22

Family

ID=12989214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05509693A Expired - Fee Related JP3220553B2 (ja) 1992-11-02 1993-02-19 給紙装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3220553B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4317037A1 (en) * 2022-07-29 2024-02-07 FUJIFILM Business Innovation Corp. Feeding device

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006327716A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Konica Minolta Business Technologies Inc シート給送装置及び画像形成装置
JP2009208858A (ja) 2008-02-29 2009-09-17 Toshiba Corp 分離取出装置
JP5308784B2 (ja) * 2008-11-19 2013-10-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 給紙装置及びそれを備えた画像形成装置
JP6187044B2 (ja) * 2012-08-30 2017-08-30 株式会社リコー シート搬送装置、および画像形成装置
JP7373884B2 (ja) * 2019-03-26 2023-11-06 理想科学工業株式会社 媒体供給装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4317037A1 (en) * 2022-07-29 2024-02-07 FUJIFILM Business Innovation Corp. Feeding device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06247576A (ja) 1994-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3097889B2 (ja) シート給送装置及び画像形成装置
US20060290048A1 (en) Sheet feeding apparatus
EP0080865B1 (en) Sheet feeding apparatus
US7802785B2 (en) Apparatus for separating and extracting sheets utilizing a vibration and an air flow
JPS62111844A (ja) 高速上側シ−ト分離給送装置
JP2890674B2 (ja) 給紙装置
JP3220553B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2788382B2 (ja) 給紙装置
JP3892265B2 (ja) 真空コルゲーション給紙供給装置のパルス状エアナイフ制御方法
JP3220541B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2000103535A (ja) シート給送装置
JP4712174B2 (ja) 積層シートの頂部から一枚ずつシートを取出する装置
JPH057291B2 (ja)
JP2001354331A (ja) シート分離装置およびシート給送装置
JPS61254438A (ja) 給紙装置
JPH03211136A (ja) 給紙装置
JPS61254439A (ja) 給紙装置
JP2000177870A (ja) シート紙給送装置
JP3706277B2 (ja) 給紙装置
JPH04358637A (ja) 画像形成装置の給紙装置
JP3620198B2 (ja) 紙葉類の分離装置
JP3058237B2 (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP3177667B2 (ja) 紙葉材給送装置
JPH034463B2 (ja)
JPH0741199A (ja) 用紙さばき方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees