JP3219990B2 - ファスナエレメントの打ち込み工具 - Google Patents

ファスナエレメントの打ち込み工具

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JP3219990B2
JP3219990B2 JP35308595A JP35308595A JP3219990B2 JP 3219990 B2 JP3219990 B2 JP 3219990B2 JP 35308595 A JP35308595 A JP 35308595A JP 35308595 A JP35308595 A JP 35308595A JP 3219990 B2 JP3219990 B2 JP 3219990B2
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ザオエル マルクス
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ヨー.フリードリッヒ ベーレンス アクチエンゲゼルシャフト
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/04Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure
    • B25C1/041Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure with fixed main cylinder
    • B25C1/042Main valve and main cylinder

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、請求項1の前文
に記載されているファスナエレメント(留め具、締め付
け具)を放出する打ち込み工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この形式の打ち込み工具はファスナエレ
メントを放出することができる放出チャンネルを有する
ノーズ部を含む。放出チャンネルに側方に配置されたマ
ガジンから送られるファスナエレメントが供給される。
打ち込みプランジャが供給開口部に対し横切る方向に往
復運動し、前記プランジャがファスナエレメントを移動
させ、ノーズ部から放出する。プランジャはシリンダ内
にスライド可能に配置されたピストンに固定される。打
ち込み作業がなされるとき、ピストンの上方のシリンダ
チャンバに圧縮エアが充填される。チャンバが通気さ
れ、ピストンがその最初の位置に復帰する。これに加え
て、ピストンの下方のシリンダチャンバに圧縮エアを充
填し、ピストンを復帰させることもできる。
【0003】バルブ手段はシリンダの上側作用チャンバ
内の圧縮エアを制御する。小さい工具の場合、いわゆる
“パラレルバルブ”がピストンに平行に配置され、トリ
ガスイッチに直接関係する。バルブ手段が狭い流路を介
して作用チャンバに接続され、その効率は比較的低い。
パラレルバルブ形式の工具の場合、ケーシングにねじキ
ャップを設け、作用チャンバを閉じ、シールすることが
できる。ピストンの復帰動作によって流動するエアは工
具のハンドルの領域内に配置された排気口から放出さ
れ、オペレータはその影響を受けない。他の形式の打ち
込み工具にいわゆる“ヘッドバルブ”が設けられ、バル
ブ手段がシリンダの上方に直接配置される。バルブ手段
が開位置にあるとき、シリンダと圧縮エア源間の大きい
流路が解放され、打ち込み作業の効率が実質的に向上す
る。
【0004】通常、メインバルブがシリンダの上方に設
けられる。メインバルブのバルブチャンバにバルブピス
トンが収容され、下側位置にあるとき、それが圧縮エア
源に接続された入口流路とシリンダの上側作用チャンバ
間を遮断する。上側位置において、バルブピストンはそ
の貫通孔を介して作用チャンバに接続された出口流路を
閉じる。バルブピストンを下側および上側位置間に移動
させるため、それは常時圧縮エア源の圧力を受ける下面
を有する。さらに、ピストンは制御バルブによって大気
圧または圧縮エア源の圧力を選択的に受けさせることが
できる上面を有する。制御バルブはほとんどの場合、バ
ルブピストンに近接するよう配置され、それをケーシン
グを貫通するバルブロッドを介してトリガによって操作
することができる。しかしながら、制御流路を介してメ
インバルブに接続された制御バルブを利用した打ち込み
工具があり、バルブはトリガに直接近接するよう配置さ
れる。
【0005】この形式の打ち込み工具のケーシングキャ
ップはメインバルブの上方に配置される。キャップはケ
ーシングにねじ合わされ、それに対しシールされる。キ
ャップは上側位置でバルブピストンの貫通孔を閉じ、出
口流路を閉じるバルブシートエレメントを有する。した
がって、圧縮エアが入口流路を通り、チャンバ内に流
れ、シリンダを下方に駆動する。出口流路はバルブシー
トエレメントからキャッフの外面に配置された出口開口
部にのびる。バルブピストンの下側位置において、圧縮
エア源が作用チャンバから遮断され、復帰するピストン
によって流動するエアは出口流路を通り、外側に押し出
される。キャップから流れる排出エアがオペレータを悩
ませることがあり、特定の作業位置において、排出エア
がオペレータの顔面に吹き付けられることがある。した
がって、キャップにエアガイド手段が設けられ、エアの
流出状態が改善されている。
【0006】従来のヘッドバルブ形式の工具はキャップ
を金属またはプラスチック材料の型内で形成し、キャッ
プをケーシングに対しシールし、エアガイド手段を設け
たもので、いくらか高価である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この発明
の目的は、排出エアの流出状態を改善したコストの低い
前述した形式のファスナエレメントの打ち込み工具を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、特許請求の
範囲の請求項1の特徴によって達成される。他の請求項
は、この発明の他の特徴に関する。
【0009】この発明の打ち込み工具は、キャップの外
周に配置された少なくとも1つの流路開口部を有する出
口流路からなる。流路開口部に関係する少なくとも1つ
の出口開口部を有する回転アパーチャリングがキャップ
の外面に配置される。流路開口部および出口開口部を連
通させる接続流路がキャップとアパーチャリング間に外
周にのびる。さらに、アパーチャリングはキャップとケ
ーシング間にクランプされ、シールされる。アパーチャ
リングを回転させることにより出口開口部を種々の方向
に直接することができる。打ち込み工具をどのように使
用するかにより、オペレータは出口開口部を適宜調節
し、排出エアに悩まされないようにすることができる。
これに加えて、アパーチャリングがキャップおよびケー
シングをシールする。従来のものと異なり、エアガイド
手段とは別個のシールエレメントは要求されない。さら
に、アパーチャリングのクランプシートがそれを工具に
取り付け、付加的連結エレメントは要求されない。
【0010】出口流路はキャップの少なくとも1つの半
径方向排出孔を通り、外端に配置されたチャンネル開口
部にのびることが好ましい。接続流路はキャップの外周
のみぞを含むものであってもよい。複数の流路開口部が
みぞに開口してもよい。流出するエアに実質上ノイズお
よび障害物がないようにするため、出口開口部がアパー
チャリングの外周部に沿ってスロット状にのびるように
してもよい。これに加えて、出口開口部をアパーチャリ
ングのエアガイド面と相互作用させ、排出エアをオペレ
ータに対面する工具の上面から方向選定することができ
る。
【0011】アパーチャリングはキャップの外周を被覆
する垂直脚部を有し、キャップおよびケーシングの対面
するシール面間に配置された水平脚部をもつL字形状の
横断面のものであることが好ましい。水平脚部をクラン
プすることにより、キャップとケーシング間のシールが
提供される。アパーチャリングを回転させることができ
る場合であっても、クランプ力は十分大きい。
【0012】キャップは複数のねじによってケーシング
に固定されたフランジキャップであってもよい。アパー
チャリングをねじの円の外側に配置してもよい。しかし
ながら、キャップが中央のねじによってケーシングに固
定されることが好ましい。これは組立体が傾斜しないよ
うにすることができ、アパーチャリングに作用するクラ
ンプ力を調節することができる。さらに、キャップは中
実のつち型のものであってもよい。この特別の工具の作
用は、エアガイド手段によって得られる。キャップを高
価な金属またはプラスチック材料成形物として形成する
必要はなく、いくらか廉価な丸削りされたスチール部材
として製造することができる。
【0013】ねじはキャップの中空の円筒状キャップフ
ランジに設けられた外ねじおよびバルブチャンバの上縁
に設けられた内ねじを有する。制御バルブの制御流路が
キャップの下方でバルブチャンバに開口する。制御流路
はキャップが取り外されたとき、外部から直線動作によ
って使用することができるバルブチャンバへの接続部を
有することが好ましい。さらに、制御バルブまたは制御
流路はケーシングの下面からのびる盲孔を有することが
好ましい。
【0014】バルブピストンをケーシングの孔に対しシ
ールし、バルブピストンの肩部または環状バルブシール
リングを設ける必要がないようにすることができる。肩
部はケーシングに形成される。したがって、メインバル
ブ部材を簡単な工具によって製造することができる。し
たがって、シールリングのみぞ内のまくれは生じない。
制御流路または制御バルブの好ましい実施例では、ケー
シングの上面に他の開口部を設ける必要がなく、ねじキ
ャップによって終端部が得られる。
【0015】メインバルブのバルブピストンはキャップ
のブッシュを貫通し、上側位置でバルブシートエレメン
トにシール係合するピストン延長部を有する。ブッシュ
をキャップ内に保持し、シールしてもよい。ブッシュの
上面に排出流路の半径方向にのびる流路部を有する中空
の円筒状フランジを設けてもよい。バルブシートエレメ
ントをキャップの盲孔内に配置してもよい。ブッシュま
たはバルブシートエレメントを有するキャップをケーシ
ングから取り外し、バルブピストンはバルブチャンバ内
に維持されるようにしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を説明す
る。
【0017】図1および図2はケーシング1と、ピスト
ン4がスライド可能に配置されたシリンダ3を有するヘ
ッド部2とからなる打ち込み工具を示す。ピスント4は
ノーズ部7の放出チャンネル6内にスライド可能に案内
された打ち込みプランジャ5に固定されている。一列に
配置されたファスナエレメントを含むマガジン8がノー
ズ部7の側方に取り付けられている。マガジンは供給開
口部を介して放出チャンネル6に連通する。
【0018】ケーシング1に圧縮エアの貯槽を形成する
中空スペース10を有するハンドル9が設けられ、この
スペースを取付部11を介して圧縮エア源に接続するこ
とができる。ハンドル9の後端がブリッジ12を介して
マガジン8に連結されている。ブリッジはファスナエレ
メントが再充填されるとき、マガジン8を開き、閉じる
ためのレバー13を支持する。
【0019】トリガレバー14がヘッド部2に近接して
ハンドル9の下面に配置された制御バルブサポート15
に取り付けられている。制御バルブサポート15はレバ
ー14に係合する円筒部を有するトリガピン16を収容
し、その円錐部はケーシング1に取り付けられ、貯槽1
0に連通するシールブッシュ17に同心に対面する。図
面の位置において、トリガピン16の円錐部がシールブ
ッシュ17の孔を開口させ、制御バルブサポート15に
よって形成される中空スペース18を圧縮エアの貯槽に
接続する。トリガレバー14を操作し、上向きに回動さ
せると、円錐部がブッシュ17の開口部に入り、流路を
遮断する。さらに、円錐部と円筒部間のみぞ内に設けら
れたOリングシールが制御バルブサポート15のシール
されたシートから持ち上げられ、中空スペース18の流
路を円筒部16の領域の大気に開口させる。
【0020】中空スペース18は貯槽10を貫通するチ
ューブ19からなる制御流路に接続され、そのチューブ
はケーシングの下方から形成された盲孔20内に取り付
けられている。制御流路は盲孔20に連通する孔21を
有し、キッャプ24によって閉じられるシリンダ3の上
方のバルブスペース22に開口する。
【0021】バルブチャンバ22にバルブピストン25
が収容され、その外周にO‐シールリング26が設けら
れている。図3に詳細に示されているように、バルブピ
ストン25はO‐シールリング26を収容する外側肩部
27を有する。バルブピストン25の上面から円筒状突
出部28がのびる。バルブピストンは突出部28を貫通
する中央貫通孔29を有する。貫通孔29の上側部30
が拡大され、ヘリカルスプリング31が収容されてい
る。
【0022】バルブピストン25の下面にそれを越えて
スライド可能に突出するO‐シールリング33を収容す
る環状みぞ32が設けられている。
【0023】図1の位置において、バルブピストン25
がO‐シールリング33の下面によってシリンダ3の上
縁に係合し、シールされる。ヘリカルスプリング31は
キャップ24の盲孔35内に収容されたバルブシートエ
レメント34の下面に係合する。
【0024】ピストンの突出部28は突出部に対しシー
ルするためのO‐シールリング37を有するブッシュ3
6内に案内されている。図4から明らかなように、ブッ
シュ36にO‐シールリングを収容する内部環状みぞ3
8が設けられている。他のO‐シールリング40を収容
する外側環状みぞ39によって外側シールが提供され
る。ブッシュ36の下面は半径方向にのびるみぞ41を
有する。ブッシュ36の上面は半径方向にのびる排出み
ぞ43が設けられた中空の円筒状延長部42を有する。
【0025】図1に示されているように、ハウジング3
6の上縁がキャップ24の下面に係合し、排出みぞ43
がエアをブッシュの内側および外側間に流す。外側では
ブッュ36のO‐シールリング40がキャップ24の中
空の円筒状延長部44に係合する。図5はキャップの延
長部44が外ねじ45を有することを示す。キャップ2
4の上側部45’が平坦円錐台部45’によって形成さ
れている。円錐台部45’と延長部44間に外側環状み
ぞ47が設けられた短い円筒部46がある。円筒部46
に多数の半径方向排出孔48が設けられており、これが
キッャプの内側に向かって開口し、位置49で環状みぞ
47に開口する。キャップ24は金属で製造された中実
の荒削りされた部品である。
【0026】図1はキャップ24の中空の円筒状延長部
44がケーシングのヘッド部2にねじ込まれていること
を示す。この目的で、バルブチャンバ22の上縁に外ね
じ45にねじ合わされる内ねじ50が設けられている。
【0027】キャップ24は円筒部46の外周に配置さ
れたアパーチャリング51を支持する。図6は環状みぞ
47を被覆する脚部52および下方から円筒部46に係
合する脚部53を有するアパーチャリング51を示す。
脚部43はキャップ24とヘッド部2の上縁間にクラン
プされ、キャップ24をケーシング1に対しシールす
る。脚部52はその外周の一部に沿ってのびるスロット
状排出開口部54を有する(ほぼ45°)。排出開口部
55の上側において、脚部51に脚部52に対し鋭角を
もって傾斜するエアガイドフィン55が設けられてい
る。アパーチャリング51を回転させ、フィンガをエア
ガイドフィン55に係合させることができる。したがっ
て、環状みぞ47に対する排出開口部54の位置を変化
させることができる。
【0028】シリンダ3の半径方向孔56がシリンダを
包囲するピストン復帰チャンバ57に接続される。この
ピストン復帰チャンバ57はノーズ部7付近に配置され
た半径方向孔56よりも大きい直径の他の半径方向孔5
8を介して作用チャンバに接続されている。
【0029】打ち込み工具の作用は次の通りである。図
1に示されている初期位置において、圧縮エアの貯槽1
0が中空スペース18、チューブ20および流路21を
介してバルブチャンバ22に接続される。したがって、
バルブピストン25の上面が貯槽10からの圧縮エアを
受ける。これに加えて、バルブピストン25の下面のシ
リンダ3を越えて突出する領域が圧縮エアを受ける。ヘ
リカルスプリング31およびバルブピストン25の上面
に作用する圧力が下面に作用する圧力よりも高いため、
バルブピストンがシリンダ3の上縁に向かって付勢され
る。ピストン4の上方の作用チャンバがバルブピストン
の貫通孔29を介してブッシュ26の内部スペースに接
続され、排出みぞ43を介して延長部44の内部スペー
スに接続される。それがさらに、キャップ24の排出孔
48および環状みぞ47およびアパーチャリング51の
排出開口部54を介して大気に接続される。
【0030】トリガレバー14を操作すると、中空スペ
ース18およびバルブチャンバ22が大気に接続され
る。したがって、圧縮エアがバルブピストン25の下面
にだけ作用し、これがヘリカルスプリング31の力に抗
してその上側開位置に変位し、ピストンの延長部28の
上縁がバルブシートエレメント34に係合し、シールさ
れる。これによって大気への作用チャンバの連通が遮断
される。さらに、バルブピストン25の上方移動により
圧縮エアが貯槽10からシリンダ3の上縁を横切り、作
用チャンバ内に流れ、ピストン4は下方に押し下げられ
る。したがって、マガジン8から送り込まれるファスナ
エレメントが放出プランジャ5によってノーズ部7から
放出される。
【0031】トリガレバー14を開放すると、それが図
1の初期位置に復帰する。したがって、バルブピストン
25の上部領域が圧縮エアを受ける。ブッシュ36のみ
ぞ41は圧縮エアをピストンの延長部28まで分布させ
る。したがって、バルブピストン25が図示されている
下側閉位置に復帰し、作用チャンバが大気に再度連通
し、開かれる。ピストンの下側位置において、圧縮エア
が半径方向孔56を通り、ピストン復帰チャンバ57に
送られている。このエアが他の半径方向孔58を通り、
ピストン4の下方の作用チャンバ内に流れ、その上側チ
ャンバは通気されており、ピストンが図1の初期位置に
復帰する。
【0032】この打ち込み工具の利点は、キャップ24
を容易にねじ合わせ、取り外すことができ、バルブシー
トエレメント34およびクランプされたブッシュ36を
それに支持することができるということである。さら
に、中実の丸削りされた部品を衝撃面として使用するこ
とができる。これに加えて、出口開口部54を調節する
ことによりアパーチャリング51が上方に移動するピス
トンによって流動するエアを使用者に便宜な方向に方向
選定するようにすることができる。これに加えて、アパ
ーチャリング51がキャップ24をケーシング1に対し
シールする。
【0033】キャップ59の他の実施例を示す図7にお
いて、それはメインバルブの上方のフランジ状のキャッ
プをケーシングに固定するねじを収容するための複数の
円形状に配置された貫通孔60を有する。キャップ59
はメインバルブチャンバに近接して開口する制御バルブ
の孔または制御流路をシールするための側方に突出する
ノーズ51を支持する。キャップ59の下面にバルブシ
ートエレメントと相互作用する中央盲孔62および吸音
手段を収容し、エアを放出する周囲みぞ63が設けられ
ている。半径方向放出孔64がみぞ63からキャップ4
9の外周に開口し、環状みぞ65に開口する。
【0034】実質上L字状の横断面のアパーチャリング
66がキャップ59の外周に取り付けられている。垂直
脚部67が位置68に配置され、アパーチャリングをノ
ズル61に係合するまでキャップ59の円筒状外周に沿
って調節することができる。
【0035】アパーチャリング66はその外周の一部に
沿ってのびるスロット状出口開口部69を有する。下方
に傾斜するエアガイドフィン70が出口開口部69の上
方に設けられている。
【0036】アパーチャリング66の水平脚部71が下
方からキャップ59の下面に係合し、それが下面とケー
シングの上縁間にクランプされる。水平脚部71は貫通
孔60の外側にのび、アパーチャリング66の回転と干
渉しない。
【0037】環状みぞ65はキャップ59の外周に沿っ
てアパーチャリング66の垂直脚部67の回転範囲内に
のびる。したがって、みぞ63から放出孔64を介して
環状みぞ65に入る排出エアは出口開口部69から流出
するだけであり、アパーチャリング66の回転位置によ
ってその放出が決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】中央ねじキャップを有する打ち込み工具の断面
図である。
【図2】打ち込み工具の正面図である。
【図3】打ち込み工具のバルブピストンを拡大して示す
平面図(a)および断面図(b)である。
【図4】打ち込み工具のブッシュを拡大して示す平面図
(a)、側面図(b)、底面図(c)および断面図
(d)である。
【図5】打ち込み工具のキャップを拡大して示す平面図
(a)および断面図(b)である。
【図6】打ち込み工具のアパーチャリングを拡大して示
す断面図(a)、平面図(b)および側面図(c)であ
る。
【図7】ねじによってケーシングにフランジ状に取り付
けることができるアパーチャリングを有するキャップの
平面図(a)および断面図(b)である。
【符号の説明】
1 ケーシング 3 シリンダ 15、16、17 制御バルブ 20、30、43、47、48 出口流路 22 バルブチャンバ 24 キャップ手段 25 バルブピストン 29、30 貫通孔 34 バルブシートエレメント 46 キャップ手段の外周 49 開口部 51 アパーチャリング 54 出口開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−208569(JP,A) 実開 平5−37475(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25C 7/00 B25C 1/04

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシング(1)と、前記ケーシング内に
    配置されたシリンダ(3)と、前記シリンダの上方に同
    心に配置されたメインバルブとを備え、前記メインバル
    ブは前記ケーシング(1)内に配置され、キャップ手段
    (24)によって閉じられるバルブチャンバ(22)を
    有し、前記メインバルブはさらに、前記バルブチャンバ
    (22)内にシールされ、スライド可能に案内されたバ
    ルブピストン(25)を有し、前記バルブピストンは圧
    縮エア源に接続された入口流路が前記シリンダの上側作
    用チャンバに接続される下側位置をもち、前記バルブピ
    ストンはその貫通孔(29、30)を介して前記作用チ
    ャンバに接続された出口流路(43、47、48)がシ
    ール係合するバルブシートエレメント(34)によって
    閉じられる上側位置をもち、前記バルブピストンはさら
    に、前記圧縮エア源の圧力を連続的に受ける下面、およ
    び制御バルブ(15、16、17)によって大気または
    前記圧縮エア源の圧力を選択的に受ける上面を有するフ
    ァスナエレメントの打ち込み工具において、前記出口流
    路(20、30、43、47、48)が前記キャップ手
    段(24)の外周(46)の少なくとも1つの開口部
    (49)を有し、前記キャップ手段が前記流路の開口部
    と相互作用する少なくとも1つの出口開口部(54)を
    有する回転可能に配置されたアパーチャリング(51)
    を支持し、外周接続流路(47)が前記キャップ手段と
    前記アパーチャリング間にのび、流路の開口部と前記出
    口開口部を接続し、前記アパーチャリング(51)は前
    記キャップ手段(24)と前記ケーシング(1)間にク
    ランプされ、シールされており、前記アパーチャリング
    (51)はL字状の横断面をもち、垂直脚部(52)が
    前記キャップ手段(24)の外周(46)に配置され、
    水平脚部(53)が前記キャップ手段(24)および前
    記ケーシング(1)の対面するシール面間に配置されて
    いることを特徴とするファスナエレメントの打ち込み工
    具。
  2. 【請求項2】前記キャップ手段(24)の出口流路は少
    なくとも1つの半径方向放出孔(48)およびその外端
    に配置された流路開口部(49)を有することを特徴と
    する請求項1に記載の打ち込み工具。
  3. 【請求項3】前記接続流路は前記キャップ手段(24)
    の外周(46)に沿って形成された環状みぞ(47)を
    有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の打ち込み工具。
  4. 【請求項4】前記出口開口部(54)は前記アパーチャ
    リング(51)の外周部に沿ってスロット状にのびるこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    打ち込み工具。
  5. 【請求項5】前記アパーチャリング(51)のエアガイ
    ドフィン(55)が前記出口開口部(54)に関係する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載
    の打ち込み工具。
  6. 【請求項6】前記キャップ手段(24)は前記ケーシン
    グ(1)に対する中央ねじ連結部(45、50)を有す
    ることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載の打ち込み工具。
  7. 【請求項7】前記キャップ手段(24)は丸削りされた
    スチール部品によって形成されていることを特徴とする
    請求項1〜請求項6のいずれかに記載の打ち込み工具。
  8. 【請求項8】前記ねじ連結部は前記キャップ手段(2
    4)の中空の円筒状延長部(44)に設けられた外ねじ
    (45)および前記バルブチャンバ(22)の上縁に設
    けられた内ねじ(50)を有することを特徴とする請求
    項6または請求項7に記載の打ち込み工具。
  9. 【請求項9】制御バルブの制御流路(19、21)が前
    記キャップ手段(24)の下方で前記バルブチャンバ
    (22)内に開口していることを特徴とする請求項1〜
    請求項8のいずれかに記載の打ち込み工具。
  10. 【請求項10】前記制御流路は前記ケーシングの下方か
    ら加工された盲孔(20)および/または前記キャップ
    手段が取り外されたとき、直線動作によって利用するこ
    とができる接続部(21)からなることを特徴とする請
    求項1〜請求項9のいずれかに記載の打ち込み工具。
  11. 【請求項11】前記バルブピストン(25)はその上面
    の中空の円筒状延長部(28)を有し、これを前記バル
    ブピストンの貫通孔(29、30)が貫通し、前記円筒
    状延長部は前記キャップ手段(24)のブッシュ(3
    6)内にシールされ、スライド可能に案内され、前記上
    側位置で前記バルブシートエレメント(34)にシール
    係合するようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項
    10のいずれかに記載の打ち込み工具。
  12. 【請求項12】前記ブッシュ(36)は前記キャップ手
    段(24)内に保持され、シールされていることを特徴
    とする請求項11に記載の打ち込み工具。
  13. 【請求項13】前記ブッシュ(36)は前記キャップ手
    段(24)の下面に向かってのびる上面の中空の円筒状
    延長部(42)を有し、この延長部は前記出口流路の半
    径方向流路部(43)を有することを特徴とする請求項
    12に記載の打ち込み工具。
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