JP3219899B2 - オゾン排風ファンの異常検知装置 - Google Patents

オゾン排風ファンの異常検知装置

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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリなどに用いられる、機内のオゾン等を排出す
るファンの異常検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機では帯電チャージャ等を
備えており、装置の動作時にはその放電動作(マイナス
放電又はAC放電)によって、有害物質であるオゾンを
発生する。このようなオゾンに関しては環境汚染を防止
するため、その発生量に安全基準値がある。このような
オゾンの外部への洩れ量が基準値以下となるようにオゾ
ン発生を押さえる必要がある。
【0003】この点、複写機等では電源がオンの間、即
ち動作時にはファンが常に回転駆動され、露光ランプ等
の発熱に対する冷却排熱動作がなされている。そして、
このような冷却ファンにオゾンフィルタを備え、このオ
ゾンフィルタを通して排風させることにより、外部に排
出させるオゾンの量が一定値以下となるようにしてい
る。しかるに、複写機の動作中に冷却ファンの故障や冷
却ファンの配線コードの断線などに起因して冷却ファン
が停止してしまった場合には、排気が自然対流のみとな
り、オゾンフィルタの効率が落ち、帯電チャージャの放
電などにより発生したオゾンを効率良く処理できなくな
ってしまう。このような状態でコピー動作を継続する
と、オゾン発生量が安全基準値をオーバーしてしまう恐
れがある。そこで、実開昭01−157350、特開昭
01−177052等が提案され、冷却ファンの異常時
には、異常信号や複写機本体の動作停止を行っている。
【0004】しかしながら、冷却ファンの異常を理由
に、複写機本体を即停止させてしまうと、画像形成が正
常に行われていたにもかかわらず、本体内に残された転
写紙はジャム紙として除去しなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ファ
ン停止の異常時であってもオゾンによる汚染防止を確保
することができ、且つ本体内に残されている転写紙を有
効に活用できるファンの異常検知装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題は本発明によ
り、オゾンフィルタ付きのオゾン排風ファンを用い、機
内に発生したオゾンの機外への排気を防止する画像形成
装置のオゾン排風ファンの異常検知装置において、オゾ
ン排風ファンの異常回転を検知する異常検知手段と、該
異常検知手段により異常回転が検知されると、この検知
された時点で画像形成装置の感光体に形成されている顕
像物のみを転写紙に転写して定着・排紙するとともに、
画像形成装置の感光体より上流に位置するレジストロー
ラで待機している用紙をそのまま残留させて画像形成装
置の駆動を停止する制御手段を有することにより解決さ
れる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面に従って、詳細に説明
する。
【0008】図1は、本発明に係るオゾン排風ファンの
異常検知装置したときの一例を示す概略斜視図である。
【0009】オゾン排風ファン(以下、ファンと呼ぶ)
1は、本体内で発生したオゾンなどが第1のダクト2を
通して送られてくる。そして、ファン1の回転により第
2のダクト3を通り、機外へと排出される。第2のダク
ト3には、オゾンフィルタ4が備わっており、これによ
り機外へ排出するオゾン量を安全基準値以下にしてい
る。
【0010】ファン1は、遮光部5を有しており、この
一部に反射部6が設けられている。ファン1の上方に設
けられたブラケット10には、上記反射部6が回転する
ことにより通過する位置に孔部11を設けている。
【0011】そして、図示しない発光部より光線を発
し、反射部6に反射して、そして反射部6より反射した
光線は、孔部11を通り光線を受光する反射型センサ2
0が、ブラケット10の上方に設けられている。
【0012】この反射部6と反射型センサ20により、
ファン1の回転数を検知可能とし、ファン1の異常な回
転駆動を即座に検知することができる。
【0013】尚、ファン1の異常検知としては、ファン
1の駆動電流を検出することで、基準値と比較して異常
回転を検知することも可能である。
【0014】第2図は、本発明に係る制御ブロック図で
ある。
【0015】ファン1の回転の有無を反射型センサ20
により検知し、メイン制御部におけるCPU(Cent
ral Processing Unit:中央処理装
置)30で判断する。ここで異常がなければ、そのまま
本体は駆動動作を行なうが、異常と判断した場合は、操
作部31に異常表示を行なう。
【0016】そして、異常と判断した時点で、機内で画
像処理が行なわれている転写紙を画像形成(転写から定
着・排紙までの工程)後、本体における駆動を停止させ
る。
【0017】この異常判断をしたとき、どの工程におけ
る転写紙を排出させるのかは、異常回転によりオゾンの
排出が安全基準値を超えない程度の時間内で処理可能な
工程までとする。具体的には、この異常判断をした時点
で、感光体上に形成されている顕像物のみを転写紙に転
写を行ない、定着・排紙する。感光体より上流に位置す
るレジストローラで待機している転写紙は、そのまま残
留させ、ジャム紙として後で機内より取り出すか、若し
くは、ファン1が正常に駆動し、本体の駆動も復帰した
時点で、レジストタイミングで搬送し、画像形成に利用
しても良い。
【0018】このように機内にある転写紙を処理するこ
とで、正常に転写が行われた転写紙は排紙され複写を完
了させるため、機内に残留する転写紙が減少し、転写紙
が無駄にならない。
【0019】第3図は、CPUにおける検知制御の動作
フローチャートである。
【0020】40は、ある一定時間のファン1の停止判
断タイマを設定し、割込み制御により、センサの入力を
チェックするものである。つまり停止判断タイマが設定
した所定時間内で、low信号からhigh信号に立ち
上がるセンサ入力を検知すると、41により、駆動正常
と判断し、停止判断タイマをリセットして、そのまま駆
動を継続する。
【0021】42は、所定時間になっても、停止判断タ
イマ内で、同一レベルのままのセンサ入力を検知したと
き、なんらかの異常によりファン1が駆動していないた
め、異常検知をセットするものである。
【0022】そして、43は、この42によりファン1
の異常を表示する信号を出力するものである。
【0023】更に、44により、本体の停止を行うもの
である。このとき、この停止タイミングは、上述したよ
うに画像形成中の転写紙が排出後に行われる。
【0024】上記は、ファン1が駆動しているか否かを
判断することで、異常駆動としているが、正常回転数で
あるか否か、つまり、正常より回転が遅いか、速いかを
判断しても同様である。
【0025】また、ファンが2個以上設けられていて
も、どのファンが異常であるかを判断し、上記のように
制御すれば良い。
【0026】更に、転写紙の搬送用の吸着ファンとオゾ
ン排風ファンを兼用することで、搬送吸着力の異常も検
知することが可能である。
【0027】
【発明の効果】以上の構成によれば、ファン停止の異常
時であってもオゾンによる汚染防止を確保することがで
き、且つ画像形成中の転写紙を機内より排出させるた
め、機内に残留した転写紙の取り除き作業等の後処理を
軽減することができ、更に転写紙を無駄にしなくて済
む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオゾン排風ファンの異常検知装置
を示す概略斜視図
【図2】本発明に係る制御ブロック図
【図3】CPUにおける検知制御の動作フローチャート
【符号の説明】
1 オゾン排風ファン 2 第1のダクト 3 第2のダクト 4 オゾンフィルタ 20 反射型センサ 30 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−10007(JP,A) 特開 平1−177052(JP,A) 特開 昭58−93072(JP,A) 特開 平4−83268(JP,A) 特開 平3−228070(JP,A) 特開 平1−316274(JP,A) 特開 昭64−4757(JP,A) 特開 昭61−140959(JP,A) 特開 昭62−32471(JP,A) 特開 昭63−210958(JP,A) 特開 昭63−257768(JP,A) 特開 平1−193760(JP,A) 実開 平1−157348(JP,U) 実開 平1−157350(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オゾンフィルタ付きのオゾン排風ファン
    を用い、機内に発生したオゾンの機外への排気を防止す
    る画像形成装置のオゾン排風ファンの異常検知装置にお
    いて、 オゾン排風ファンの異常回転を検知する異常検知手段
    と、 該異常検知手段により異常回転が検知されると、この検
    知された時点で画像形成装置の感光体に形成されている
    顕像物のみを転写紙に転写して定着・排紙するととも
    に、画像形成装置の感光体より上流に位置するレジスト
    ローラで待機している用紙をそのまま残留させて画像形
    成装置の駆動を停止する制御手段を有することを特徴と
    するオゾン排風ファンの異常検知装置。
  2. 【請求項2】 前記異常検知手段による異常回転検知後
    に前記オゾン排風ファンが正常に駆動された場合、画像
    形成装置本体の駆動復帰により前記レジストローラで待
    機させた用紙を搬送し、画像形成に利用させることを特
    徴とする請求項1記載のオゾン排風ファンの異常検知装
    置。
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