JP3219265B2 - 乳房カップを有する衣類 - Google Patents
乳房カップを有する衣類Info
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- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D7/00—Bathing gowns; Swim-suits, drawers, or trunks; Beach suits
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41C—CORSETS; BRASSIERES
- A41C3/00—Brassieres
- A41C3/12—Component parts
Description
る衣類に関するものである。特に着用する事によって、
乳房の丸みと高さを出し、かつ脇部がスレンダーなスッ
キリしたやせて見える感じを与える乳房カップを有する
衣類に関する。
類、具体的には、例えばブラジヤー、ロングラインブラ
ジャー、ビスチエ、ボディスーツ、スリーインワン、ブ
ラテディ、ブラキャミソールあるいはブラスリップなど
の乳房カップを有するファンデーション類や水着などの
衣類は、着用者の乳房に当てがわれる膨らみのある乳房
カップを有しており、これらの乳房カップを有する衣類
は、女性用の被服として広く普及している。乳房カップ
は、不織布やポリウレタンフォームなどの素材が使用さ
れており、乳房の形を美しく補整するための機能を持た
せるために種々の提案がなされている。例えば乳房カッ
プの脇部分、あるいは脇からバージス最下点にわたっ
て、あるいは乳房カップの下辺部に沿った部分に略三日
月状などの厚みの厚いパッドを設けたり、より腰の強い
素材を用いてバストアップをはかったり乳房の脇への流
れを防止した乳房カップを有する衣類は、近年乳房の形
を補整する機能を有する乳房カップを有する衣類として
普及してきている。
を着用した場合、乳房の形は補整される場合もあるが、
胸が豊かに見えるようになるものの、前記乳房カップの
強化部分の位置によって、乳房の肉が前中心側やあるい
は脇側にはみ出すような形で補整されるため、特に太っ
た人でなくともバストがスッキリ見えなかったり、バス
トが大きい人は全体の感じが太り気味に見えてしまうた
め、特に最近はバストの突出高さは低く押さえ込まず胸
のボリュームは保持しながら、乳房の脇側部がスレンダ
ーなスッキリした細身な感じを与えるような補整が望ま
れるようになってきている。
らバージス最下点にわたって、あるいは乳房カップの下
辺部に沿った部分を補強部材で補強し、バストアップな
どを達成しようとする試みは種々採用されている。しか
し、脇部ならびに前中心部を補強しただけのものは他の
部分に余り考慮が払われていないため、脇部の補強によ
り脇からの乳房へ押圧力は作用するものの、他の部分の
素材特性に考慮が払われていないので、反作用で、結局
乳房の肉が脇側に流れる傾向になる。
側に寄せようとする試みは、乳房の反発とパッドの厚み
で脇が膨らんで太って見えると言う問題がある。
材を用い、前中心側を比較的柔らかく伸びのある素材で
乳房カップを作成してみたが、この場合は前述のものに
比べて反発力による乳房の肉の脇流れは少なくなるが、
乳房の造形性が優れているとは言えず、極端に前中心側
に乳房の肉が寄った形になり、きれいなまろやかな丸み
がでないことが分かった。
押さえてシェイプアップし、その押さえによってはみ出
した肉が前中心側上部にはみ出させずにバストを人体の
前方にスッキリと押し出してバストの突出を高くし且つ
まろやかな丸みを帯びさせると共に脇部がスレンダーな
スッキリした細身な感じを与える補整機能を有する乳房
カップを有する衣類を提供する事を目的とするものであ
る。
決するために、下記のような乳房カップを有する衣類を
提供する。
部分(a1)または上側周辺近傍部分の少なくとも主要
部分をカバーし前中心側周辺近傍部分に至る部分
(a2)と、(b)脇上辺部からバージスライン最下点
近傍にかけての脇側周辺近傍部分(b1)または脇上辺
部からバージスライン最下点を通り前中心側に至る脇側
周辺から下側周辺部分(b2)とを比較的圧縮率の小さ
い素材で構成し、その残余の部分であるトップを含むほ
ぼ中間部分(c)を比較的圧縮率の大きい柔軟な素材で
構成してなり、且つ(a)と(b)の素材の圧縮率のい
ずれよりも(c)の素材の圧縮率の方が大きく、(a)
と(b)の素材の圧縮率が3〜10%であり、(c)の
素材の圧縮率が10〜25%であることを特徴とする乳
房カップを有する衣類。
衣類は、乳房カップの(a)上側周辺近傍部分(a1)
または上側周辺近傍部分の少なくとも主要部分をカバー
し前中心側周辺近傍部分に至る部分(a2)と、(b)
脇上辺部からバージスライン最下点近傍にかけての脇側
周辺近傍部分(b1)または脇上辺部からバージスライ
ン最下点を通り前中心側に至る脇側周辺から下側周辺部
分(b2)とを圧縮率が3〜10%の比較的圧縮率の小
さい素材で構成したので、バストの脇側の形をしっかり
と押さえてシェイプアップし、その押さえによってはみ
出した肉が前中心側上部にはみ出ることがなく、乳房の
上側へのはみ出しも押さえ、乳房カップのトップを含む
中間部分(c)を(a)と(b)の素材の圧縮率のいず
れよりも圧縮率が大きく、圧縮率が10〜25%の比較
的圧縮率の大きい柔軟な素材で構成することによってバ
ストを人体の前方にスッキリと押し出してバストの突出
高さを高くし乳房のボリューム感を保ち且つまろやかな
丸みを帯びさせると共に、脇部や上部に乳房の肉がはみ
出さず、特に脇部がスレンダーなスッキリした細身な感
じを与える補整機能を付与する事ができる。
る。
3.5〜8%であり、(c)の素材の圧縮率が14〜2
0%である前記(1)項に記載の乳房カップを有する衣
類。
り、前記(1)項に記載の作用効果がより安定して発揮
され、しかも着用感の優れた乳房カップを有する衣類を
提供する事ができ好ましい。
ており、前記表カップ生地として少なくとも下カップ部
分の表カップ生地が伸縮性の生地である前記(1)項〜
(2)項のいずれかに記載の乳房カップを有する衣類。
り、表カップ生地を取り付けてより装飾性などを向上さ
せる場合に於ても、表カップ生地の少なくとも下カップ
部分の生地が伸縮性の生地であるので、乳房の丸みと高
さを出し、かつバスト脇部がスレンダーな細身な感じを
与える本発明の乳房カップを有する衣類の前記作用効果
を妨げることなく、表カップ生地を設ける事ができ好ま
しい。
ウレタンフォームまたは圧縮ポリウレタンフォームの少
なくとも片面に織物または編物が積層された圧縮ポリウ
レタンフォームの積層物からなる前記(1)項〜(3)
項のいずれかに記載の乳房カップを有する衣類。
り、圧縮ポリウレタンフォームは、安価でしかも容易に
本発明で用いるに好ましい圧縮率特性を満たすものが得
られ、かつ、人体への当たりが柔らかく着用感の低下も
なく特に好ましい素材である。
布、非圧縮ポリウレタンフォームまたはこれらのいずれ
かの少なくとも片面に伸縮性を有する織物または伸縮性
を有する編物が積層された積層物からなる群から選ばれ
たいずれかである前記(1)項〜(4)項のいずれかに
記載の乳房カップを有する衣類。
り、これらは、比較的弱い力で圧縮される圧縮特性を有
しており、また、柔軟性に優れているので、(a)、
(c)で押し出された乳房の肉をこの部分で吸収し、前
述した(c)の持つべきバストを人体の前方にスッキリ
と押し出してバストの突出高さを高くし且つまろやかな
丸みを帯びさせる作用効果を効果的に安定的に発揮で
き、しかも着用感が非常に良好であり好ましい。
プとバージスラインの最下点を結ぶ仮想直線4と、乳房
カップのトップを通り前記仮想直線4と直角に交わる仮
想直線5とで4つの部分に区分した時に、前中心側で下
側の部分の面積の少なくとも1/3の部分が(c)部分
によって占められている前記(1)項〜(5)項のいず
れかに記載の乳房カップを有する衣類。
り、特に脇部がスレンダーなスッキリした細身な感じを
与える補整機能を付与する事ができると共に、バストを
形よく人体の前方に押し出してバストをより美しい形に
補整する補整機能を付与する事ができ好ましい。
(b)の素材に比べて、伸びが大きいことを特徴とする
前記(1)項〜(5)項のいずれかに記載の乳房カップ
を有する衣類。
り、(a)及び(b)の部分で押し出された乳房の肉
が、大きな反発力を受けずに(c)部分の伸びにより形
よく吸収されるため、更に一段と脇部がスレンダーなス
ッキリした細身な感じを与える補整機能を付与する事が
できると共に、バストを形よく人体の前方に押し出して
バストをより美しい形に補整する補整機能を付与する事
ができ好ましい。
ャーであって、前記ブラジャーはそのバック布が身体の
脇に当たる部分に圧縮ポリウレタンフォーム及び/また
はノーバインダー圧縮不織布からなる脇押さえが更に取
り付けられている前記(1)項〜(7)項のいずれかに
記載の乳房カップを有する衣類。
り、ブラジャーのバック布に、それが身体の脇に当たる
部分に圧縮ポリウレタンフォーム及び/またはノーバイ
ンダー圧縮不織布からなる脇押さえが更に取り付けられ
ていることにより、身体の脇の肉をしっかりと押さえる
ことができるので、前記乳房カップの作用効果と合わせ
てよりスレンダーな細身な感じを与える着痩せする補整
機能をより効果的に付与する事ができるブラジャーを提
供することができ好ましい。
の乳房カップは、乳房カップの(a)上側周辺近傍部分
(a1)または上側周辺近傍部分の少なくとも主要部分
をカバーし前中心側周辺近傍部分に至る部分(a2 )
と、(b)脇上辺部からバージスライン最下点近傍にか
けての脇側周辺近傍部分(b1)または脇上辺部からバ
ージスライン最下点を通り前中心側に至る脇側周辺から
下側周辺部分(b2)とを比較的圧縮率の小さい素材で
構成し、その残余の部分であるトップを含むほぼ中間部
分(c)を(a)と(b)の素材の圧縮率のいずれより
も圧縮率が大きい、比較的圧縮率の大きい柔軟な素材で
構成し、(a)と(b)の素材の圧縮率を3〜10%、
(c)の素材の圧縮率を10〜25%としたものであ
る。
用いられる代表的な乳房カップを説説明するために、図
1〜3に人体左側の乳房カップ(代表例として3/4カ
ップタイプ)の正面図を示した。
みの頂点部分を意味し、図1に示した乳房カップ1は、
前記で(a)部分として説明したもののうち上側周辺近
傍部分(a1 )12と、前記で(b)部分として説明し
たもののうち脇上辺部からバージスライン最下点3近傍
にかけての脇側周辺近傍部分(b1 )13とが圧縮率が
3〜10%の比較的圧縮率の小さい素材で構成されてお
り、その残余の部分であるトップ2を含むほぼ中間部分
(c)14を(a)と(b)の素材の圧縮率のいずれよ
りも圧縮率が大きく、圧縮率が10〜25%の比較的圧
縮率の大きい柔軟な素材で構成されている例である。1
5、16はこれらの素材の境界部である接ぎラインを示
している。なお、本発明では、ほぼ中間部分(c)の説
明として、“トップを含む”と言う用語を用いている
が、境界部である接ぎライン15または16がトップ2
の上を通っている場合も、本発明で言う“トップを含
む”に該当する意味で用いている。また、脇上辺部から
バージスライン最下点3近傍にかけての脇側周辺近傍部
分(b1 )は厳密にバージスライン最下点で終わってい
る事は要求されず、バージスライン最下点3よりも少し
前中心寄りになったり、脇側になっていてもよく、本発
明の目的を達成出来る範囲で適宜ずれている事は何等差
支えなく、その意味で「脇上辺部からバージスライン最
下点『近傍』にかけて」と表現している。これらの点は
他の例に於ても同様である。
の乳房カップを有する衣類に用いられる別の態様の3/
4カップタイプの乳房カップの正面図である。
(a)部分として説明したもののうち上側周辺近傍部分
の少なくとも主要部分をカバーし前中心側周辺近傍部分
に至る部分(a2 )12´と、前記で(b)部分として
説明したもののうち脇上辺部からバージスライン最下点
3近傍にかけての脇側周辺近傍部分(b1 )13´とが
圧縮率が3〜10%の比較的圧縮率の小さい素材で構成
されており、その残余の部分であるトップ2を含むほぼ
中間部分(c)14´が(a)と(b)の素材の圧縮率
のいずれよりも圧縮率が大きく、圧縮率が10〜25%
の比較的圧縮率の大きい柔軟な素材で構成されている例
である。15´、16´はこれらの素材の境界部である
接ぎラインを示している。
乳房カップを有する衣類に用いられる更に別の態様の3
/4カップタイプの乳房カップの正面図である。
(a)部分として説明したもののうち上側周辺近傍部分
(a1 )12´´と、前記で(b)部分として説明した
もののうち脇上辺部からバージスライン最下点を通り前
中心側に至る脇側周辺から下側周辺部分(b2 )13´
´とが圧縮率が3〜10%の比較的圧縮率の小さい素材
で構成されており、その残余の部分であるトップ2を含
むほぼ中間部分(c)14´´を(a)と(b)の素材
の圧縮率のいずれよりも圧縮率が大きく、圧縮率が10
〜25%の比較的圧縮率の大きい柔軟な素材で構成され
ている例である。15´´、16´´はこれらの素材の
境界部である接ぎラインを示している。
衣類は、乳房カップの(a)上側周辺近傍部分(a1 )
12、12´´または上側周辺近傍部分の少なくとも主
要部分をカバーし前中心側周辺近傍部分に至る部分(a
2 )12´と、(b)脇上辺部からバージスライン最下
点近傍にかけての脇側周辺近傍部分(b1 )13、13
´または脇上辺部からバージスライン最下点を通り前中
心側に至る脇側周辺から下側周辺部分(b2 )13´´
とを圧縮率が3〜10%の比較的圧縮率の小さい素材で
構成したので、バストの脇側の形をしっかりと押さえて
シェイプアップし、その押さえによってはみ出した肉が
前中心側上部にはみ出ることがなく、乳房の上側へのは
み出しも押さえ、乳房カップのトップ2を含む中間部分
(c)14、14´または14´´を(a)と(b)の
素材の圧縮率のいずれよりも圧縮率が大きく、圧縮率が
10〜25%の比較的圧縮率の大きい柔軟な素材で構成
することによってバストを人体の前方にスッキリと押し
出してバストの突出高さを高くし乳房のボリューム感を
保ち且つまろやかな丸みを帯びさせると共に、脇部や上
部に乳房の肉がはみ出さず、特に脇部がスレンダーなス
ッキリした細身な感じを与える補整機能を付与する事が
できる。
する衣類に用いられるこれら乳房カップの実例は本発明
の理解を容易にするための例であって、乳房カップの具
体的な形はその使用目的や、衣類の種類、フルカップ、
3/4カップ、2/3カップ、1/2カップなどのタイ
プによっても変ってくるので、本発明の乳房カップを有
する衣類に用いられる乳房カップは図1〜3に示された
もののみに限定されるものではない。また、図1〜3に
はいずれも3枚接ぎで構成されている乳房カップを図示
したが、(a)、(b),(c)に相当する部分のいず
れかまたはそれぞれを更に2つ以上に分けて、例えば
(a)の部分を2枚接ぎまたはそれ以上にするとか、
(b)の部分をを2枚接ぎまたはそれ以上にするとか,
(c)に相当する部分を2枚接ぎまたはそれ以上にする
とか、またはこれらのいずれかの組合せにするなど、本
発明の作用効果を発現し得る限り接ぎ合わせの数は特に
限定されるものではない。
れる乳房カップは、乳房カップのトップとバージスライ
ンの最下点を結ぶ仮想直線4と、乳房カップのトップを
通り前記仮想直線4と直角に交わる仮想直線5とで4つ
の部分に区分した時に、前中心側で下側の部分の面積の
少なくとも1/3の部分が(c)部分によって占められ
ていることが好ましいが、ここで言う「4つの部分に区
分した時に、前中心側で下側の部分の面積」が容易に理
解できるように、この説明をするための乳房カップの正
面図を図4に示した。
最も膨らみの大きい部分を2で示してある。そしてバー
ジスラインの最下点を3で示した。この2と3を結ぶ仮
想直線を4とし、乳房カップ1のトップ2を通り前記縦
の仮想直線4と直角に交わる仮想直線を5とすると、前
記仮想直線4と仮想直線5とで4つの部分に区分した時
に、前中心側で下側の部分6の面積の少なくとも1/3
の部分が前述した(c)部分によって占められているこ
とが、特に脇部がスレンダーなスッキリした細身な感じ
を与える補整機能を付与する事ができると共に、バスト
を形よく人体の前方に押し出してバストをより美しい形
に補整する補整機能を付与する事ができ好ましい。
と同様に乳房カップは基本的概念はあるとしても具体的
な形はその使用目的や、衣類の種類、フルカップ、3/
4カップ、2/3カップ、1/2カップなどのタイプな
ど設計に応じて変ってくるので、トップ2の位置やバー
ジスラインの最下点3の位置は乳房カップに応じて当然
変わるものであり、従って仮想直線4、5の位置も具体
的な個々の乳房カップに応じて決められるべきものであ
る。
1種であるブラジャーの一例の正面図を示した。図5に
示したブラジャーに於ては乳房カップ1として前述の図
1に示したタイプの乳房カップを用いている。従って図
1と同一の部分は同一の符号を付して、詳細な説明は省
略した。
バック布17が身体の脇に当たる部分に圧縮ポリウレタ
ンフォーム及び/またはノーバインダー圧縮不織布から
なる脇押さえ18が更に取り付けられている。19はス
トラップ(肩紐)を示している。
り、乳房カップを構成する前記(a)、(b)、(c)
の接ぎラインの態様が図5の乳房カップのそれと比べて
若干異なっている態様である。すなわち図5に示された
乳房カップ1の(b)部分として説明した脇上辺部から
バージスライン最下点3近傍にかけての脇側周辺近傍部
分(b1 )13はその上側の先端部がカップの上辺縁ま
で到達している態様であるのに対し、図6のブラジャー
に示された乳房カップ1は、乳房カップ1の(a)部分
として説明した上側周辺近傍部分(a1 )12の脇側の
先端がカップ1の脇上辺縁まで到達している態様である
点が図5に示したブラジャーと異なり、その他の点は図
5に示した態様と実質的に同一である。尚、図6におい
て接ぎライン15aは前述の(a)の部分12と、
(b)の部分13及びトップを含むほぼ中間部分(c)
14との接ぎラインを示し、接ぎライン16aは(b)
の部分13と、中間部分(c)14との接ぎラインを示
している。図6に示したタイプも図5に示したタイプも
ほぼ同様の前述した本発明の作用効果を達成することが
できる。
ーの一例の斜視図を示した。尚、表カップの裏側の乳房
カップ1は図5と同一の態様としたが、図6やあるいは
図2、図3の態様としても良いことは容易に理解され
る。図7に於て、21が表カップを示しており、この例
では表カップは上カップ部分22と下カップ部分23と
からなり、その少なくとも下カップ部分23が伸縮性の
生地から構成されている。少なくとも下カップ部分23
が伸縮性の生地から構成されていることにより、本発明
の乳房カップを有する衣類の前記作用効果を妨げること
なく、表カップ生地を設ける事ができ好ましい。また、
この場合の伸縮性は少なくとも衣類(ブラジャー)縦方
向の伸縮性を有することが好ましく、もちろん縦横両方
向や更に斜め方向などの伸縮性を有する生地も極めて好
適に用いる事ができる。これら伸縮性を有する少なくと
も下カップ部分の表カップ生地の具体例としては、特に
限定するものではないが、例えば、ツーウェイトリコッ
ト、ベアーフライス、ストレッチレース、ポリウレタン
繊維含有ラッセル編物(パワーネットと称されることが
ある。)、その他ポリウレタン繊維などの弾性繊維の使
用された伸縮性の編物、織物などを使用することができ
る。
類の1種であるボディスーツの一例の斜視図を示した。
このボディスーツに図示された乳房カップ1の態様は図
1に示した乳房カップ1の態様と実質的に同様なタイプ
の乳房カップを有しているが、図2や図3または図6に
示したようなタイプの乳房カップを備えたものであって
もよいことは容易に理解される。尚、一般にボディスー
ツに於ては乳房カップは表カップ布でカバーされている
ので、乳房カップの接ぎライン15、16は点線で示し
た。表カップが設けられる場合には、前述した様に表カ
ップ生地としては少なくとも下カップ部分の表カップ生
地として伸縮性の生地が用いられている。
類の1種である水着の一例の斜視図を示した。この水着
に図示された乳房カップ1の態様は図1に示した乳房カ
ップ1の態様と実質的に同様なタイプの乳房カップを有
しているが、図2や図3または図6に示したようなタイ
プの乳房カップを備えたものであってもよいことは容易
に理解される。尚、一般に水着に於ては乳房カップは水
着の表布(少なくとも下カップ部分の表布の生地として
伸縮性の生地が用いられている。)でカバーされている
ので乳房カップの接ぎライン15、16は点線で示し
た。
ついて、その具体例としてブラジャー、ボディスーツ、
水着を取り上げて説明したが、本発明はこの図示した実
施の態様例で示したもののみに限定されるものではな
く、例えばビスチエ、スリーインワン、ブラテディ、ブ
ラキャミソールあるいはブラスリップなどの乳房カップ
を有するファンデーション類のみならず、他の各種の乳
房カップを有する女性用の衣類についても同様に適用で
きることは容易に理解されるところである。
分(a1 )または上側周辺近傍部分の少なくとも主要部
分をカバーし前中心側周辺近傍部分に至る部分(a2 )
と、(b)脇上辺部からバージスライン最下点近傍にか
けての脇側周辺近傍部分(b1 )または脇上辺部からバ
ージスライン最下点を通り前中心側に至る脇側周辺から
下側周辺部分(b2 )とを圧縮率が3〜10%の比較的
圧縮率の小さい素材で構成することにより、バストの脇
側の形をしっかりと押さえてシェイプアップし、その押
さえによってはみ出した肉が前中心側上部にはみ出るこ
とがなく、乳房の上側へのはみ出しも押さえ、また、乳
房カップのトップを含む中間部分(c)を(a)と
(b)の素材の圧縮率のいずれよりも圧縮率が大きく、
圧縮率が10〜25%の比較的圧縮率の大きい柔軟な素
材で構成することにより、バストを人体の前方にスッキ
リと押し出してバストの突出高さを高くし乳房のボリュ
ーム感を保ち且つまろやかな丸みを帯びさせると共に、
脇部や上部に乳房の肉がはみ出さず、特に脇部がスレン
ダーなスッキリした細身な感じを与える補整機能を付与
する事ができる。
(b)の素材の圧縮率が3.5〜8%であり、(c)の
素材の圧縮率が14〜20%の範囲である。
(a)と(b)の素材の嵩高保持率が(c)の素材の嵩
高保持率よりも大きい素材を用いることがより好まし
い。また更に(c)の素材の伸びが(a)と(b)の素
材の伸びよりも伸びの大きな素材であることが好まし
い。
って測定する事ができる。
枚重ねて、その上に縦横10cm×10cm(重さ50
gf/100cm2 )のアルミニウム板をのせ、その状
態で四辺において10枚分の試験片の厚みを測定し、一
枚当たりの試験片の厚みの平均値(A)を算出する。
もりを30秒間載せ、前記の操作と同様にして圧縮さ
れた状態の一枚当たりの試験片の厚みの平均値(B)を
算出する。
置した後、再び2000gfのおもりをアルミニウム板
の上に24時間載せ、おもりを除いて1時間放置後の状
態の一枚当たりの試験片の厚みの平均値(C)を前記
の操作と同様にして算出する。
(%)を求める。
(b)、(c)の素材とも同じ条件で伸びを測定して比
較すればよく、特に限定するものではないが、通常イン
ストロン型定速伸長型引張試験機(例えば島津製作所製
“オートグラフ”AG−500Dなど)を用いて一定加
重を掛けた時の伸長率などを測定する方法で判定するこ
とができる。尚、伸びの測定は、その素材の最もよく伸
びる方向の伸長率の値で比較する。
しては、例えば、フォームラバーや圧縮ポリウレタンフ
ォームなどがあげられるが、特に圧縮ポリウレタンフォ
ームが好ましい。また(a)の素材としてはストレッチ
レースなども使用可能である。圧縮ポリウレタンフォー
ムの嵩密度は特に限定するものではないが0.075〜
0.300g/ccのものが好ましく用いられる。また
フォームラバーや圧縮ポリウレタンフォームの少なくと
も片面に織物または編物が積層された圧縮ポリウレタン
フォームやフォームラバーの積層物も好ましく用いられ
る。積層される織物または編物としては、伸縮性であっ
ても伸縮性がなくてもよい。この様な織物または編物を
積層する事により、肌触りを改良したり、見栄えをよく
することができ好ましい。特に限定するものではないが
トリコット編物、例えばナイロントリコット、ポリエス
テルトリコット、綿トリコット、綿とナイロンまたはポ
リエステルの混編トリコットなどが好適に用いられる。
これらのトリコット編物は伸縮性を有するが、伸びを比
較的少なく抑えたい場合には、2枚以上重ねて積層して
もよい。
率が大きすぎるものが一般的であり、通常のポリウレタ
ンフォームは好ましくない。ただし、(a)と(b)を
構成する素材は圧縮ポリウレタンフォームやフォームラ
バーのみに限定されるものではなく、着用感を低下させ
ずに本発明の目的を達成出来るものであれば使用可能で
ある。
ては、例えば、ストレッチ性不織布、非圧縮ポリウレタ
ンフォームまたはこれらのいずれかの少なくとも片面に
伸縮性を有する織物または伸縮性を有する編物が積層さ
れた積層物などが用いられ、これらは、比較的圧縮率が
大きい圧縮特性を有しており、また、柔軟性に優れてい
るので、前述した(c)の持つべきバストを人体の前方
にスッキリと押し出してバストの突出高さを高くし且つ
まろやかな丸みを帯びさせる作用効果を効果的に安定的
に発揮でき、しかも、着用感を低下させず、着用感が非
常に良好であり好ましい。
レタンフォームなどを用いる場合には、これらのいずれ
かの少なくとも片面に伸縮性を有する織物または伸縮性
を有する編物が積層された積層物を用いることが肌触り
を改良したり、見栄えをよくすることができ好ましい。
特に限定するものではないが積層する伸縮性を有する織
物または編物としてはトリコット編物、例えばナイロン
トリコット、ポリエステルトリコット、綿トリコット、
綿とナイロンまたはポリエステルの混編トリコットなど
の伸縮性を有するものが好適に用いられる。
物の圧縮率や嵩高保持率を求めるには、積層物の状態で
前記の測定法に従って求めればよい。
プを有する衣類に於ては、乳房カップの(a)及び
(b)に相当する12、13の部分の素材はトリコット
編物がその両面に積層された圧縮ポリウレタンフォーム
(圧縮率4.2%、嵩高保持率92.3%、厚さ3m
m、圧縮ポリウレタンフォーム部分のみの嵩密度0.2
80g/cc)を用い、(c)に相当する14の部分の
素材はトリコット編物がその両面に積層されたストレッ
チ性不織布(圧縮率16.5%、嵩高保持率41.3
%、厚さ4mm、ストレッチ性不織布部分のみの目付1
45g/m2 )を用いる組み合わせと、(a)及び
(b)に相当する12、13の部分の素材がトリコット
編物がその両面に積層された圧縮ポリウレタンフォーム
(圧縮率7.0%、嵩高保持率52.2%、厚さ3m
m、圧縮ポリウレタンフォーム部分のみの嵩密度0.0
784g/cc)を用い、(c)に相当する14の部分
の素材はトリコット編物がその両面に積層されたストレ
ッチ性不織布(圧縮率16.5%、嵩高保持率41.3
%、厚さ4mm、ストレッチ性不織布部分のみの目付1
45g/m2 )を用いる組み合わせの2通りをそれぞれ
について採用したが、これのみに限定されるものではな
いことは前述した通りである。
房カップの(a)上側周辺近傍部分(a1 )または上側
周辺近傍部分の少なくとも主要部分をカバーし前中心側
周辺近傍部分に至る部分(a2 )と、(b)脇上辺部か
らバージスライン最下点近傍にかけての脇側周辺近傍部
分(b1 )または脇上辺部からバージスライン最下点を
通り前中心側に至る脇側周辺から下側周辺部分(b2 )
とを圧縮率が3〜10%の比較的圧縮率の小さい素材で
構成したので、バストの脇側の形をしっかりと押さえて
シェイプアップし、その押さえによってはみ出した肉が
前中心側上部にはみ出ることがなく、乳房の上側へのは
み出しも押さえ、乳房カップのトップを含む中間部分
(c)を(a)と(b)の素材の圧縮率のいずれよりも
圧縮率が大きく、圧縮率が10〜25%の比較的圧縮率
の大きい柔軟な素材で構成することによってバストを人
体の前方にスッキリと押し出してバストの突出高さを高
くし乳房のボリューム感を保ち且つまろやかな丸みを帯
びさせると共に、脇部や上部に乳房の肉がはみ出さず、
特に脇部がスレンダーなスッキリした細身な感じを与え
る補整機能を付与する事ができる。
衣類に於て、(a)と(b)の素材の圧縮率が3.5〜
8%であり、(c)の素材の圧縮率が14〜20%であ
る本発明の好ましい態様とすることにより、前記(1)
項に記載の効果がより安定して発揮され、しかも着用感
の優れた乳房カップを有する衣類を提供する事ができ好
ましい。
衣類に於て、更に乳房カップが表カップを有しており、
前記表カップ生地として少なくとも下カップ部分の表カ
ップ生地が伸縮性の生地である本発明の好ましい態様と
することにより、表カップ生地を取り付けてより装飾性
などを向上させる場合に於ても、表カップ生地の少なく
とも下カップ部分の生地が伸縮性の生地であるので、乳
房の丸みと高さを出し、かつバスト脇部がスレンダーな
細身な感じを与える本発明の乳房カップを有する衣類の
前記効果を妨げることなく、表カップ生地を設ける事が
でき好ましい。
衣類に於て、(a)と(b)の素材が圧縮ポリウレタン
フォームまたは圧縮ポリウレタンフォームの少なくとも
片面に織物または編物が積層された圧縮ポリウレタンフ
ォームの積層物からなる本発明の好ましい態様とするこ
とにより、圧縮ポリウレタンフォームは、安価でしかも
容易に本発明で用いるに好ましい伸び特性や弾性回復率
を満たすものが得られ、かつ、人体への当たりが柔らか
く着用感の低下もなく特に好ましい。
衣類に於て、(c)の素材がストレッチ性不織布、非圧
縮ポリウレタンフォームからなる群から選ばれたいずれ
かである本発明の好ましい態様とすることにより、これ
らは、比較的弱い力で圧縮される圧縮特性を有してお
り、また、柔軟性に優れているので、(a)、(c)で
押し出された乳房の肉をこの部分で吸収し、前述した
(c)の持つべきバストを人体の前方にスッキリと押し
出してバストの突出高さを高くし且つまろやかな丸みを
帯びさせる作用効果を効果的に安定的に発揮でき、しか
も着用感が非常に良好であり好ましい。
衣類に於て、乳房カップを、乳房カップのトップとバー
ジスラインの最下点を結ぶ仮想直線4と、乳房カップの
トップを通り前記仮想直線4と直角に交わる仮想直線5
とで4つの部分に区分した時に、前中心側で下側の部分
の面積の少なくとも1/3の部分が(c)部分によって
占められている本発明の好ましい態様とすることによ
り、特に脇部がスレンダーなスッキリした細身な感じを
与える補整機能を付与する事ができると共に、バストを
形よく人体の前方に押し出してバストをより美しい形に
補整する補整機能を付与する事ができ好ましい。
衣類に於て、更に(c)の素材が、(a)及び(b)の
素材に比べて伸びが大きい本発明の好ましい態様とする
ことにより、(a)及び(b)の部分で押し出された乳
房の肉が、大きな反発力を受けずに(c)部分の伸びに
より形よく吸収されるため、更に一段と脇部がスレンダ
ーなスッキリした細身な感じを与える補整機能を付与す
る事ができると共に、バストを形よく人体の前方に押し
出してバストをより美しい形に補整する補整機能を付与
する事ができ好ましい。
衣類に於て、乳房カップを有する衣類がブラジャーであ
って、前記ブラジャーはそのバック布が身体の脇に当た
る部分に圧縮ポリウレタンフォーム及び/またはノーバ
インダー圧縮不織布からなる脇押さえが更に取り付けら
れている本発明の好ましい態様とすることにより、ブラ
ジャーのバック布に、それが身体の脇に当たる部分に圧
縮ポリウレタンフォーム及び/またはノーバインダー圧
縮不織布からなる脇押さえが更に取り付けられているこ
とにより、身体の脇の肉をしっかりと押さえることがで
きるので、前記乳房カップの作用効果と合わせてよりス
レンダーな細身な感じを与える着痩せする補整機能をよ
り効果的に付与する事ができるブラジャーを提供するこ
とができ好ましい。
左の乳房カップの一例の正面図。
左の乳房カップの別の一例の正面図。
左の乳房カップの更に別の一例の正面図。
乳房カップの用語の説明のための左の乳房カップの一例
の正面図。
ブラジャーの一例の正面図。
ブラジャーの別の一例の正面図。
表カップを有するブラジャーの一例の斜視図。
ボディスーツの一例の斜視図。
水着の一例の斜視図。
(a1 ) 12´ 上側周辺近傍部分の少なくとも主要部分をカバ
ーし前中心側周辺近傍部分に至る部分(a2 ) 13、13´ 乳房カップの脇上辺部からバージスライ
ン最下点3近傍にかけての脇側周辺近傍部分(b1 ) 13´´ 脇上辺部からバージスライン最下点を通り前
中心側に至る脇側周辺から下側周辺部分(b2 ) 14、14´、14´´ 乳房カップのトップを含むほ
ぼ中間部分(c) 15、15´、15´´、15a 接ぎライン 16,16´、16´´、16a 接ぎライン 17 ブラジャーのバック布 18 脇押さえ 19 ストラップ(肩紐) 21 表カップ 22 表カップの上カップ部分 23 表カップの下カップ部分
Claims (8)
- 【請求項1】 乳房カップの(a)上側周辺近傍部分
(a1)または上側周辺近傍部分の少なくとも主要部分
をカバーし前中心側周辺近傍部分に至る部分(a2)
と、(b)脇上辺部からバージスライン最下点近傍にか
けての脇側周辺近傍部分(b1)または脇上辺部からバ
ージスライン最下点を通り前中心側に至る脇側周辺から
下側周辺部分(b2)とを比較的圧縮率の小さい素材で
構成し、その残余の部分であるトップを含むほぼ中間部
分(c)を比較的圧縮率の大きい柔軟な素材で構成して
なり、且つ(a)と(b)の素材の圧縮率のいずれより
も(c)の素材の圧縮率の方が大きく、(a)と(b)
の素材の圧縮率が3〜10%であり、(c)の素材の圧
縮率が10〜25%であることを特徴とする乳房カップ
を有する衣類。 - 【請求項2】 (a)と(b)の素材の圧縮率が3.5
〜8%であり、(c)の素材の圧縮率が14〜20%で
ある請求項1に記載の乳房カップを有する衣類。 - 【請求項3】 更に乳房カップが表カップを有してお
り、前記表カップ生地として少なくとも下カップ部分の
表カップ生地が伸縮性の生地である請求項1〜2のいず
れかに記載の乳房カップを有する衣類。 - 【請求項4】 (a)と(b)の素材が圧縮ポリウレタ
ンフォームまたは圧縮ポリウレタンフォームの少なくと
も片面に織物または編物が積層された圧縮ポリウレタン
フォームの積層物からなる請求項1〜3のいずれかに記
載の乳房カップを有する衣類。 - 【請求項5】 (c)の素材がストレッチ性不織布、非
圧縮ポリウレタンフォームまたはこれらのいずれかの少
なくとも片面に伸縮性を有する織物または伸縮性を有す
る編物が積層された積層物からなる群から選ばれたいず
れかである請求項1〜4のいずれかに記載の乳房カップ
を有する衣類。 - 【請求項6】 乳房カップを、乳房カップのトップとバ
ージスラインの最下点を結ぶ仮想直線4と、乳房カップ
のトップを通り前記仮想直線4と直角に交わる仮想直線
5とで4つの部分に区分した時に、前中心側で下側の部
分の面積の少なくとも1/3の部分が(c)部分によっ
て占められている請求項1〜5のいずれかに記載の乳房
カップを有する衣類。 - 【請求項7】 更に、(c)の素材が、(a)及び
(b)の素材に比べて、伸びが大きいことを特徴とする
請求項1〜6のいずれかに記載の乳房カップを有する衣
類。 - 【請求項8】 乳房カップを有する衣類がブラジャーで
あって、前記ブラジャーはそのバック布が身体の脇に当
たる部分に圧縮ポリウレタンフォーム及び/またはノー
バインダー圧縮不織布からなる脇押さえが更に取り付け
られている請求項1〜7のいずれかに記載の乳房カップ
を有する衣類。
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- 1997-10-17 WO PCT/JP1997/003771 patent/WO1998018354A1/ja active Application Filing
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