JP3218816U - 折り畳み式車止め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製作コストが安価であり、使用時に腰を深くかがめる必要もなく、また手が汚れることもない折り畳み式車止め装置を提供する。【解決手段】本考案の折り畳み式車止め装置は、上部にグリップ11を備えた本体10と、本体10の下端に設けられたハの字状の湾曲レール12と、本体10の腕部15にそれぞれ軸支された左右一対のアーム16と、各アーム16の下端に回動可能に軸支された三角柱形の輪止め19と、一対のアーム16を所定位置まで拡げるスプリング21とを備える。一対のアーム16を畳むときに輪止め19の先端26が、湾曲レール12にガイドされて上向きに回転する構造とした。【選択図】図1

Description

本考案は、収納時に折り畳んでおくことができる折り畳み式車止め装置に関するものである。
バスやトラック等の大型車両を駐車する際には、運転手がタイヤの前後と路面との間に三角柱形の輪止めを挟み、車両が不用意に動き出すことを防止している。
一般的には、一対の輪止めをロープで繋いだ車止めが使用されている。しかしこのような従来の車止めは、運転手が深く腰をかがめてタイヤと路面との間に差し込まねばならず、作業姿勢が不自然で腰に負担がかかるという問題があった。また雨天時には、タイヤに付着した泥が車止めにも付着するので、運転手の手が汚れることがあった。
そこで本考案者は、上部にグリップを備えた本体の左右に開閉可能なアームを設け、各アームの先端に三角柱形の輪止めを軸支した折り畳み式車止め装置を先に考案し、特許文献1として提案済みである。この特許文献1の折り畳み式車止め装置は、アームを折り畳んで収納することができる。また使用時には、スプリングによって拡げることができ、グリップを持って操作することができるので、腰を深くかがめる必要もなく、また手が汚れることもない利点がある。
しかし、この特許文献1の折り畳み式車止め装置は、左右のアーム間を伸縮可能なパンタグラフ式のリンク機構によって連結していたため、製作コストが高くなるという問題があった。
実用新案登録第3216269号公報
従って本考案の目的は上記した従来の問題点を解決し、構造を簡素化して製作コストを低減させ、しかも使用時に腰を深くかがめる必要もなく、また手が汚れることもない折り畳み式車止め装置を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本考案の折り畳み式車止め装置は、上部にグリップを備えた本体と、本体の下端に設けられたハの字状の湾曲レールと、本体の腕部にそれぞれ軸支された左右一対のアームと、各アームの下端に回動可能に軸支された三角柱形の輪止めと、一対のアームを所定位置まで拡げるスプリングとを備え、一対のアームを畳むときに各アームの下端の三角柱形の輪止めが、ハの字状の湾曲レールにガイドされて上向きに回転する構造としたことを特徴とするものである。
請求項2のように、本体の腕部に、一対のアームを畳んだ状態に保持するストッパと、アームの開き幅を規制するストッパとを設けることが好ましい。
また請求項3のように、本体の下部に、ハの字状の湾曲レールを下方に押し出すスプリングを内蔵させた構造とすることが好ましい。
本考案の折り畳み式車止め装置は、左右一対のアームの下端に三角柱形の輪止めを軸支し、一対のアームを畳むときに各アームの下端の三角柱形の輪止めが、ハの字状の湾曲レールにガイドされて上向きに回転する構造としたので、使用しないときには全体をコンパクトに折り畳むことができる。
また使用時には、スプリングによって左右一対のアームを開き、本体の上部のグリップを握って三角柱形の輪止めをタイヤの両側に差し込むことができるので、腰を深くかがめる必要もなく、また手が汚れることもない。
さらに本考案の折り畳み式車止め装置は構造が簡単であるため、安価に製造することができる利点がある。
本考案の実施形態を示すアームを開いた状態の正面図である。 本考案の実施形態を示す使用状態の正面図である。 折り畳み途中の状態を示す正面図である。 アームを折り畳んだ状態の正面図である。 アームを畳んだ状態に保持するストッパを示す水平断面図である。 アームの開き幅を規制するストッパを示す水平断面図である。
以下に図面を参照しつつ、本考案の実施形態を示す。
図1は本考案の実施形態を示すアームを開いた状態の正面図であり、10は上部にグリップ11及び安全標識33を備えた本体である。本体10は縦長の柱状体であり、その下端にはハの字状の湾曲レール12が設けられている。
本実施形態ではハの字状の湾曲レール12は板バネからなり、その基部である上部はスライダ13に固定されている。このスライダ13は本体10の内部をスライド可能であり、本体10に内蔵された圧縮コイルばねであるスプリング14によって、常に下向きに押されている。このためハの字状の湾曲レール12の下端は、常に路面に接する位置にある。
本体10のグリップ11の下方には、水平方向に延びる腕部15が、溶接などの適宜の固定手段によって形成されている。そしてその両端部には、左右一対のアーム16が軸17によって揺動可能に軸支されている。
各アーム16の下端には、三角柱形の輪止め19が軸20によって回転自在に軸支されている。輪止め19は紙面の奥方向に延びるもので、その材質は特に限定されるものではないが、ゴムや木材などの滑りにくい材質であることが望ましい。輪止め19は直角三角形であることが好ましいが、各頂点には適宜のアールを付けておくものとする。
各アーム16の上端間には、引っ張りコイルばねからなるスプリング21が取り付けられている。このため外力を加えられない状態においては、各アーム16は外側に拡がろうとする。しかし腕部15の上部には、アーム16の開き幅を規制する第1のストッパ23が取り付けてある。このため各アーム16の最大開き幅はこの第1のストッパ23によって制限される。この最大開き幅は車両のタイヤのサイズに合わせて設定される。本実施形態では、大型車用のタイヤと、2または4トン車用のタイヤの何れにも対応できるように、腕部15の2か所に第1のストッパ23の挿入孔22が形成してある。
図1のように各アーム16を所定幅まで拡げた状態で、グリップ11を握って図2のように左右の輪止め19をタイヤの両側に差し込む。この状態では直角三角形の斜辺24がタイヤに接し、下辺25が路面に接することとなる。これによって、車両が不用意に動き出すことを確実に防止することができる。運転手は深く腰をかがめる必要はなく、車止め作業を容易に行うことができる。また輪止め19に手を触れる必要がないので、雨の日にも手が汚れることがない。
折り畳みの際には、アーム16を持ってアーム16を内側に押し込む。湾曲レール12はスプリング14によって常に路面に接する位置まで押し出されているので、アーム16を内側に押し込むと、図3に示すように輪止め19の先端26は湾曲レール12にガイドされて上向きに押し上げられ、図4のように折り畳まれる。手を離すとアーム16はまた拡がってしまうので、アーム16を畳んだ状態に保持する第2のストッパ27が設けられている。ストッパ23及びストッパ27は左右両側に設けられる。
図5に示すように、この実施形態の第2のストッパ27は略三角形状であり、腕部15に対して前後方向にスライド可能に設けられている。具体的には、ストッパ27はスプリング28によって常に前方に押されているが、腕部15のブラケット29に先端が固定されたプッシュプルケーブル30のインナーケーブル31がストッパ27に取り付けられている。プッシュプルケーブル30の他端はグリップ11に設けた引手32に接続されている。このため、引手32をフリーにした状態ではストッパ27は出没可能であるが、引手32を引けば強制的にストッパ27を後退させることができる。
図5の(A)に示すように、アーム16が開いた状態では、アーム16は第1のストッパ23に当接しているが、アーム16を閉じて行くと図5の(B)に示すように、アーム16の軸17よりも上の部分が、第2のストッパ27の斜面18に当接してストッパ27を後退させながら外側に移動する。そしてアーム16がストッパ27の右端部を超えると、ストッパ27はスプリング28によって前方に飛び出し、図5の(C)に示す状態となる。この状態で、図4のようにアーム16を畳んだ状態に保持することができる。
また使用時には、図5の(D)に示すように、グリップ11に設けた引手32を引けば、強制的にストッパ27を後退させることができるので、アーム16はストッパ27から外れ、スプリング21の力によって第1のストッパ23に当たる位置まで移動し、図1及び図5の(A)に示す開いた状態とすることができる。
なお、第1のストッパ23の形態は特に限定されるものではない。図6の(A)に示すように単なるピンとしても、(B)に示すようにボルトナットとしても、(C)に示すように曲げピンとすることもできる。
以上に説明したように、本考案の折り畳み式車止め装置は、製作コストを低減させ、使用時に腰を深くかがめる必要もなく、また手が汚れることもないなど、実用的価値の高いものである。
10 本体
11 グリップ
12 湾曲レール
13 スライダ
14 スプリング
15 腕部
16 アーム
17 軸
18 斜面
19 輪止め
20 軸
21 スプリング
22 挿入孔
23 第1のストッパ
24 直角三角形の斜辺
25 直角三角形の下辺
26 輪止めの先端
27 第2のストッパ
28 スプリング
29 ブラケット
30 プッシュプルケーブル
31 インナーケーブル
32 引手
33 安全標識

Claims (3)

  1. 上部にグリップを備えた本体と、
    本体の下端に設けられたハの字状の湾曲レールと、
    本体の腕部にそれぞれ軸支された左右一対のアームと、
    各アームの下端に回動可能に軸支された三角柱形の輪止めと、
    一対のアームを所定位置まで拡げるスプリングとを備え、
    一対のアームを畳むときに各アームの下端の三角柱形の輪止めが、ハの字状の湾曲レールにガイドされて上向きに回転する構造としたことを特徴とする折り畳み式車止め装置。
  2. 本体の腕部に、一対のアームを畳んだ状態に保持するストッパと、アームの開き幅を規制するストッパとを設けたことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式車止め装置。
  3. 本体の下部に、ハの字状の湾曲レールを下方に押し出すスプリングを内蔵させたことを特徴とする請求項1又は2に記載の折り畳み式車止め装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020131938A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 株式会社ネクスコ・エンジニアリング新潟 車輪止め装置
JP2021139223A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 東日本電信電話株式会社 車輪止め装置

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