JP3218221U - たすきベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】心地良く装着しながら前屈位姿勢を正しい姿勢へと自然に改善できるたすきベルトを提供する。
【解決手段】たすき掛け式に上半身に装着して上半身の正しい姿勢を意識づける、たすきベルトXである。本たすきベルトXは、伸縮性及び弾力性を有する長尺帯状のベルト本体1により形成され、このベルト本体1の身体に当てない表面側に対して長手方向に沿った中央線上に伸縮性を有さずベルト本体1よりも細幅に形成された非伸縮テープ3が貼り合わされた構成とする。
【選択図】図2

Description

本考案は、上半身の姿勢を自然に正しい姿勢へと改善する、たすきベルトに関する。
長時間のうつむき姿勢での仕事や家事・育児、或いは加齢等により、前屈みがちな猫背姿勢(前屈位姿勢)が日常的に習慣化されると、首や肩、背中の関節や筋肉、神経が圧迫され、肩や首が凝ったり、腰痛等の症状が引き起こされたり、歩行能力が低下したりする。従来、上半身の姿勢を背筋を伸ばした正しい姿勢に矯正する環状ベルトからなる姿勢矯正具が知られている(特許文献1)。この姿勢矯正具は、伸縮性を有し、背中側で交差するように左右の肩部にたすき掛け状態で装着する環状ベルトにより構成され、この環状ベルトの伸縮性により、上半身に胸を張る方向に張力を作用させて姿勢を矯正するものである。
特開平10−151149号公報
このような従来の姿勢矯正具では、環状ベルトの伸縮性により、上半身に常に胸を張る方向に張力を作用させている。このため、装着時における拘束感や圧迫感が強く、上半身や腕を自由に動かし難いものであり、また、長期間継続して使用することは苦痛となり得るものであった。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、心地良く装着しながら前屈位姿勢を正しい姿勢へと自然に改善できる、たすきベルトを提供するものである。
本考案に係るたすきベルトは、
たすき掛け式に上半身に装着して上半身の正しい姿勢を意識づける、たすきベルトであって、
伸縮性及び弾力性を有する長尺帯状のベルト本体により形成され、このベルト本体の身体に当てない表面側に対して長手方向に沿った中央線上に伸縮性を有さずベルト本体よりも細幅に形成された非伸縮テープが貼り合わされた構成とするものである。
上記構成より、非伸縮テープにより本たすきベルト自体を長手方向へ引っ張る際にかかる伸縮を無くしている。これにより、本たすきベルトが張力を発揮して身体への締め付けを生じさせることがなく、ふんわりと余裕をもって緩く装着することができる。細幅の非伸縮テープは、ベルト本体の身体に当てない表面側に取り付けられているので、非伸縮テープが身体に食い込んで不快感を生じさせることもない。身体に当てる裏面側は、伸縮性及び弾力性を有するベルト本体が配置されるので、柔らかな装着感となり着け心地が良く、上半身や腕の動きも制限されることがない。従って、長期に継続使用しても苦になることがない。
ベルト本体には、一端部に環状体より形成する固定器が取り付けられ、他端側の表面に面ファスナーが設けられ、
肩から脇下を通す左右一対の肩掛け部と左右の肩掛け部に連続して背中で交差する交差部とを形成するたすき掛け式に装着した状態で、面ファスナーの他端部を一端部の固定器に挿通して折り返して面ファスナーを係止させる構成とするのが好ましい。
これにより、装着者の体格に応じてベルトの長さを調節することができる。従って、拘束感や圧迫感を感じることなく且つ上半身や腕の動きに支障なく身体にフィットした着け心地の良い状態に本たすきベルトを上半身に装着することができる。
本たすきベルトにおいて、例えば、ベルト本体は、ポリウレタン又はナイロンの硬質ゴム成形体から構成され、ベルト幅が3.5cm程度に形成され、非伸縮テープは、長手方向に非伸縮のナイロンテープ素材から構成され、テープ幅が1cm程度に形成される。
以上のように、本考案に係るたすきベルトによれば、身体を締め付けることなくふんわり緩く装着することにより、前屈みの姿勢になるとそれに気付かせて正しい姿勢を意識づけることができ、自然な状態で背筋を伸ばした理想の姿勢へと姿勢改善することができる。従って、前屈みがちな姿勢から自ら意識して胸を張る姿勢を取ることができ、歩き始めの一歩が出やすい状態へとサポートする歩行補助の効果が発揮される。また、正しい姿勢へと改善されることにより、上半身のバランスが取れ、深く呼吸することができるため血行が良くなり、背部や肩・首周りの不快感が緩和される効果が発揮される。
本考案の実施形態に係るたすきベルトを示す平面図であり、図1(A)は表面側の図であり、図1(B)は裏面側の図である。 本考案の実施形態に係るたすきベルトの使用状態を示す模式図であり、図2(A)は正面側から見た図であり、図2(B)は背面から見た図である。
以下に、本考案の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、実施形態によるたすきベルト(X)は、長尺帯状のベルト本体(1)により形成され、このベルト本体(1)の表面側に対して長手方向に沿った中央線上にベルト本体(1)よりも細幅に形成された非伸縮テープ(3)が縫製、接着等により貼り合わされた構成を備えている。
ベルト本体(1)は、ポリウレタン又はナイロンの硬質ゴム成形体から形成され、伸縮性及び弾力性を有するものである。このベルト本体(1)自体は、長さ方向の伸び率が1.1〜1.3倍程度有している。ベルト本体(1)のベルト幅は、3.5cm程度に形成され、これよりもベルト幅が太くなると身体に圧迫感等の負担をかけるおそれがあり、また、これよりも細くなると身体への食い込み感を与えるおそれがある。ベルト本体(1)の長さは、例えば、140cm、160cm、180cm、210cmなど、装着者のサイズに合わせて必要に応じて用意することができる。
非伸縮テープ(3)は、長手方向に非伸縮のナイロンテープ素材から形成され、長手方向にはほとんど伸縮性を有しないものである。非伸縮テープ(3)のテープ幅は、1cm程度に形成され、これよりもテープ幅が細くなると身体への食い込み感を与えるおそれがあり、また、これよりもテープ幅が太くなると身体に圧迫感等の負担をかけるおそれがある。ベルト本体(1)自体は、長手方向に10cmあたり約2cmほどの伸縮性を有するものであるが、非伸縮テープ(3)が取り付けられることにより、ベルト本体(1)の伸縮性は失われ、長手方向に伸びが生じ難い状態となっている。
ベルト本体(1)には、一端部にポリアセタール製の環状体より形成された固定器(2)が取り付けられ、他端側の表面に非伸縮テープ(3)の上から面ファスナー(10)のメス面部(11)とオス面部(12)とが中央側から順に縫い付けられている。なお、オス面部(12)を中央側に設け、メス面部(11)を外側に設けるようにしてもよい。固定器(2)は、その一辺(2a)にベルト本体(1)の一端部を巻き付けて縫い合わせて取り付けられている。ベルト本体(1)の他端側の面ファスナー(10)は、固定器(2)に挿通させて固定器(2)の他辺(2b)に沿って表側同士を内側に合わせた中表状態に二つ折りにしてオス面部(12)をメス面部(11)の所定位置に係着させることにより、ベルト本体(1)の長さを調節することができる。図1に示す例では、メス面部(11)の長手方向の長さがオス面部(12)の長さよりも長く形成しているが、メス面部(11)の方を短く形成してもよいし、メス面部(11)とオス面部(12)とを同じ長さに形成してもよい。
非伸縮テープ(3)及び面ファスナー(10)は、ベルト本体(1)の表面にのみ設けられる構成とし、これら非伸縮テープ(3)や面ファスナー(10)は、図1(B)に示すように、ベルト本体(1)の裏面には設けられておらず、ベルト本体(1)の裏面側ではベルト本体(1)自体の伸縮性及び弾力性を有している。
次に、図2を参照して、本たすきベルト(X)の装着例を説明する。
まず、ベルト本体(1)の裏面を身体側に向けて、固定器(2)が設けられているベルト本体(1)の一端が左腕前方に垂れ下がるようにベルト本体(1)を左肩に掛けて、ベルト本体(1)の他端を背中側に垂らす。このベルト本体(1)の他端を左肩の背中側から右脇下へ斜めに渡して右脇下から前方へ引っ張り上げて右肩に掛ける。この右肩に掛けたベルト本体(1)の他端を右肩の背中側から左脇下へ斜めに渡して左脇下から前方へ引っ張り上げる。この引っ張り上げたベルト本体(1)の他端側の表面には、面ファスナー(10)が設けられているから、図2(A)に示すように、この面ファスナー(10)部分を左腕前方に垂れ下がった状態の固定器(2)内に挿通させて中表状態に二つ折りし、オス面部(12)をメス面部(11)に係着させる。これにより、図2(A)に示すように本たすきベルト(X)は、両腕の付け根部分が挿通する肩掛け部(13)と、図2(B)に示すように背中で交差する交差部(14)とを有するたすき掛け式に身体に装着させることができる。
本たすきベルト(X)は、非伸縮テープ(3)によりベルト本体(1)自体を長手方向へ引っ張る際にかかる伸縮を無くしている。従って、このたすき掛けの装着状態では、本たすきベルト(X)が張力を発揮して身体への締め付けを生じさせることがなく、図2(B)に示すように、両脇下は、例えば卵を挟むような感覚で、肩掛け部(13)の下端部で締め付けられないように余裕(S)を持たせてふんわりと装着させることができる。細幅の非伸縮テープ(3)は、ベルト本体(1)の身体に当てない表面側に取り付けられているので、非伸縮テープ(3)が身体に食い込んで不快感を生じさせることもない。身体に当てる裏面側は、伸縮性及び弾力性を有するベルト本体(1)が配置されるので、柔らかな装着感となり着け心地が良く、上半身や腕の動きも制限されることがない。従って、長期に継続使用しても苦になることがない。
また、本たすきベルト(X)は、固定器(2)と面ファスナー(10)によって装着者の体格に応じてベルトの長さを自由に調節することができる。従って、拘束感や圧迫感を感じることなく且つ上半身や腕の動きに支障なく身体にフィットした着け心地の良い状態に本たすきベルト(X)を上半身に装着することができる。
以上より、本たすきベルト(X)によれば、非伸縮テープ(3)によりベルト本体(1)の長手方向の伸縮性を無くしているので、身体を締め付けることなくふんわり緩く装着することにより、前屈みの姿勢になると、背中の交差部(14)及び左右の肩掛け部(13)が上方へ引っ張られ、その結果、装着者は、前屈み姿勢になっていることに容易に気付く。これにより、装着者には、正しい姿勢を意識づけることができ、自然な状態で背筋を伸ばした理想の姿勢へと姿勢改善することができる。従って、前屈みがちな姿勢から自ら意識して胸を張る姿勢を取ることができ、歩き始めの一歩が出やすい状態へとサポートする歩行補助の効果が発揮され、腰痛や背中痛等を緩和、予防することができる。また、正しい姿勢へと改善されることにより、上半身のバランスが取れ、深く呼吸することができるため血行が良くなり、背部や肩・首周りの不快感が緩和される効果が発揮される。本たすきベル(X)は、肌に直接装着しても良いし、衣服の上から装着しても同様の効果を有する。
なお、本考案は、上記の実施形態に限定されず、実用新案登録請求の範囲内で様々な変更を行うことができる。
(1)・・・ベルト本体
(2)・・・固定器
(3)・・・非伸縮テープ
(10)・・・面ファスナー
(11)・・・メス面部
(12)・・・オス面部
(13)・・・肩掛け部
(14)・・・交差部
(S)・・・余裕
(X)・・・たすきベルト

Claims (3)

  1. たすき掛け式に上半身に装着して上半身の正しい姿勢を意識づける、たすきベルトであって、
    伸縮性及び弾力性を有する長尺帯状のベルト本体により形成され、このベルト本体の身体に当てない表面側に対して長手方向に沿った中央線上に伸縮性を有さずベルト本体よりも細幅に形成された非伸縮テープが貼り合わされた構成とする、たすきベルト。
  2. 請求項1に記載のたすきベルトにおいて、
    ベルト本体には、一端部に環状体より形成する固定器が取り付けられ、他端側の表面に面ファスナーが設けられ、
    肩から脇下を通す左右一対の肩掛け部と左右の肩掛け部に連続して背中で交差する交差部とを形成するたすき掛け式に装着した状態で、面ファスナーの他端部を一端部の固定器に挿通して折り返して面ファスナーを係止させる構成とする、たすきベルト。
  3. 請求項1又は2に記載のたすきベルトにおいて、
    ベルト本体は、ポリウレタン又はナイロンの硬質ゴム成形体から構成され、ベルト幅が3.5cm程度に形成され、
    非伸縮テープは、長手方向に非伸縮のナイロンテープ素材から構成され、テープ幅が1cm程度に形成されている、たすきベルト。
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