JP2596048Y2 - 姿勢矯正バンド - Google Patents

姿勢矯正バンド

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JP2596048Y2
JP2596048Y2 JP1993048087U JP4808793U JP2596048Y2 JP 2596048 Y2 JP2596048 Y2 JP 2596048Y2 JP 1993048087 U JP1993048087 U JP 1993048087U JP 4808793 U JP4808793 U JP 4808793U JP 2596048 Y2 JP2596048 Y2 JP 2596048Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ゴムバンドの反発力
を利用して、人為的に正しい姿勢を保てるようにした姿
勢矯正バンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の姿勢矯正バンドには、例
えば図13に示したものが存在する。この姿勢矯正バン
ドは、背当て布20の両側にそれぞれ上部から下部にかけ
てゴムバンド21、21を掛け渡すと共に、背当て布20の下
部に腹当てバンド22を有したものとしている。
【0003】前記姿勢矯正バンドを使用するには、図1
4に示したように、使用者の両肩にゴムバンド21、21を
通した後、腹部に腹当てバンド22を巻き付ける。このよ
うにすることにより、ゴムバンド21、21の伸縮力で背当
て布20の上部より使用者の両肩が後ろへ引っ張られるの
で、胸が張り出し、姿勢が矯正される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の姿勢矯正バンドは、ゴムバンド21、21の背当て布20
の両側への取り付け位置を調整することができず、また
ゴムバンド21、21の長さを調整することがきないので、
使用者の両肩の後ろへの引っ張りが強すぎて肩がこった
り、締めつけが強く血行障害を起こす等の課題を有して
いた。
【0005】また、従来の姿勢矯正バンドは、腹部に腹
当てバンド22を巻き付けるようにしているため、腹部が
圧迫されて長時間使用すると気分が悪くなるという課題
を有していた。さらに、従来の姿勢矯正バンドは、只単
に使用者の胸を張り出させ姿勢を矯正するだけであるの
で、実用性に乏しいという課題を有していた。
【0006】そこで、この考案は、上記従来の姿勢矯正
バンドが有する課題を解決するためになされたものであ
り、姿勢を矯正するばかりでなく、腰痛を和らげたり、
使用者の歩行や走行を助けることができ、しかも血行障
害を起こすことのない姿勢矯正バンドを提供することを
目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この考案の姿
勢矯正バンドは、クッション材1を内側に備えた腰当て
バンド2に、引張り用ゴムバンド3aの上端に肩掛け用
ゴムバンド3bを接続してなる胴部バンド3を取り付け
たものとし、前記ゴムバンド3a、3bに、それぞれ長
さ調整金具5を備えたものとしている。
【0008】また、必要い応じ、前記腰当てバンド2の
下側に、引張り用ゴムバンド4aの下端に巻付け用ゴム
バンド4bを接続してなる脚部バンド4を取り付けたも
のとしてもよい。さらに、好ましくは、前記胴部バンド
3、脚部バンド4を腰当てバンド2に着脱自在としたも
のにすることができる。
【0009】
【作用】この考案の姿勢矯正バンドは、使用者の両肩に
肩掛け用ゴムバンド3bを掛けた後、腰部に腰当てバン
ド2を巻き付けると、肩と腰とが引張り用ゴムバンド3
aおよび肩掛け用ゴムバンド3bで直結されるので、上
体の動きに従ってこれらバンドの伸縮力により、胸が張
り出すと共に腰が持ち上げられ、姿勢が矯正されると共
に使用者の歩行や走行が助けられる。
【0010】また、この考案の姿勢矯正バンドは、使用
者の体格や体調に合わせて、引張り用ゴムバンド3aお
よび肩掛け用ゴムバンド3bの長さを調整することによ
り伸縮力を調節したり、これらバンドの腰当てバンド2
への取り付け位置を変えることができるので、血行障害
を起こすことがない。さらに、脚部バンド4を取り付け
たこの考案の姿勢矯正バンドは、腰当てバンド2が使用
者の腰部からずり上がるのを防止する。
【0011】
【実施例】以下、この考案の姿勢矯正バンドの構成を、
実施例として示した図面に基づいて詳細に説明する。こ
の考案の姿勢矯正バンドは、図1〜3に示したように、
クッション材1を内側に備えた腰当てバンド2の上側
に、引張り用ゴムバンド3aの上端に肩掛け用ゴムバン
ド3bを接続してなる胴部バンド3を着脱自在に取り付
けると共に、前記腰当てバンド2の下側に、引張り用ゴ
ムバンド4aの下端に巻付け用ゴムバンド4bを接続し
てなる脚部バンド4を着脱自在に取り付けたものとし、
前記ゴムバンド3a、3b、4aに、それぞれ長さ調整
金具5を備えたものとしている。なお、前記脚部バンド
4は、取り付けなくても実施することができるが、腰当
てバンド2が使用者の腰部からずり上がるのを防止する
ためには取り付けたものとするのが好ましい。
【0012】前記クッション材1は、ウレタンゴムを使
用しており、実施例では図4、5に示したように、表面
に当てた布6の上縁、下縁を縫い付け、この布6との間
に挿入部7を設けている。そして、この挿入部7に腰当
てバンド2を挿入させることにより、このクッション材
1を腰当てバンド2に装着している。前記腰当てバンド
2は、伸縮性を有するのものとする場合にはゴムバンド
を使用し、前記クッション材1の挿入部7に挿入させた
後、図6、7に示したように、両端にワンタッチ式のバ
ックル8を取り付けている。
【0013】前記胴部バンド3は、皮革等からなる止着
片9を縫い付けることにより引張り用ゴムバンド3aの
上端に肩掛け用ゴムバンド3bを止着して両者を接続し
たものとしているが、図8に示したように、引張り用ゴ
ムバンド3aの上端に挿入穴10を設け、この挿入穴10に
肩掛け用ゴムバンド3bを挿入させることにより、止着
しないで移動可能な状態にして両者を接続したものとし
てもよい。さらに、前記胴部バンド3の引張り用ゴムバ
ンド3aおよび肩掛け用ゴムバンド3bの下端には、そ
れぞれクリップ金具11を取り付けており、この胴部バン
ド3を腰当てバンド2に着脱自在に取り付けたものとし
ている。
【0014】前記脚部バンド4は、引張り用ゴムバンド
4aの下端を巻付け用ゴムバンド4bの適宜位置に縫い
付けて両者を接続したものとしている。さらに、前記脚
部バンド4の引張り用ゴムバンド4aの上端には、クリ
ップ金具11を取り付けており、この脚部バンド4を腰当
てバンド2に着脱自在に取り付けたものとしている。ま
た、巻付け用ゴムバンド4bの両端にはベルベットファ
スナー12を取り付けたものとしている。
【0015】前記長さ調整金具5は、引張り用ゴムバン
ド3a、肩掛け用ゴムバンド3b、引張り用ゴムバンド
4aの適宜位置に備え付けており、図9、10に示しよ
うに、一端にバンド押さえ部5aを有すると共に、他端
にバンド挿入部5bを備えたものとしている。以上のよ
うに構成したこの考案の姿勢矯正バンドを装着するに
は、図11、12に示したように、使用者の両肩に肩掛
け用ゴムバンド3bを掛けた後、腰部に腰当てバンド2
を巻き付け、さらに両足の太股に脚部バンド4を巻き付
けると、両肩と腰と両足が引張り用ゴムバンド3a、肩
掛け用ゴムバンド3b、および引張り用ゴムバンド4a
で直結される。
【0016】この状態で歩行すると、使用者が左足を前
に出した時には右手が前に出るので右肩が上がって、肩
掛け用ゴムバンド3bの右側が伸びる。そして、次に前
に出す右足の動作は、この肩掛け用ゴムバンド3bの伸
縮力により助けられる。しかも、右肩が支点となって、
右腰が持ち上げられるので、次に前に出す右足の動作が
助けられる。右足を前に出した時にも、次に前に出す左
足の動作が前記したのと同様に助けられる。したがっ
て、使用者の足腰への負担が軽くなり、歩行や走行が助
けられると共に、腰痛を和らげることができる。
【0017】また、この考案の姿勢矯正バンドは、装着
時には常に、引張り用ゴムバンド3aの伸縮力により下
向きの力が働き、背骨を真っ直ぐに伸ばすので、猫背や
前かがみの姿勢を矯正することができる。さらに、肩掛
け用ゴムバンド3bの伸縮力により両肩が後方へ左右均
等に引っ張られるので、胸が張り出した状態となり、両
肩は自然に同じ高さとなり、左肩下がりや右肩下がりの
姿勢を矯正することができる。
【0018】なお、猫背や前かがみの姿勢の矯正を重点
的に行う場合には、引張り用ゴムバンド3aと肩掛け用
ゴムバンド3bの接続部を使用者の首筋近くに移動させ
ると引張り用ゴムバンド3aの伸縮力が強くなるので、
これら姿勢の矯正はより効果的に行われる。また、左肩
下がりや右肩下がりの姿勢を矯正を重点的に行う場合に
は、前記接続部を下に移動させると肩掛け用ゴムバンド
3bの伸縮力が強くなるので、これら姿勢の矯正はより
効果的に行われる。
【0019】
【考案の効果】この考案の姿勢矯正バンドは、以上に述
べたように構成されており、姿勢を矯正するばかりでな
く、腰痛を和らげたり、使用者の歩行や走行を助けるこ
とができ、しかも血行障害を起こすことがなく、また腰
当てバンド2が腰部からずり上がることもないので、実
用性に優れたものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の姿勢矯正バンドの一実施例を示す斜
視図である。
【図2】この考案の姿勢矯正バンドの平面図である。
【図3】図2中のA−A線による断面図である。
【図4】この考案の姿勢矯正バンドのクッション材の平
面図である。
【図5】図4中のB−B線による断面図である。
【図6】この考案の姿勢矯正バンドの腰当てバンドの平
面図である。
【図7】図6中のC−C線による断面図である。
【図8】この考案の姿勢矯正バンドの胴部バンドの他例
を示す平面図である。
【図9】この考案の姿勢矯正バンドの長さ調整金具の平
面図である。
【図10】この考案の姿勢矯正バンドの長さ調整金具の
側面図である。
【図11】この考案の姿勢矯正バンドの使用状態を示す
説明図である。
【図12】この考案の姿勢矯正バンドの使用状態を示す
説明図である。
【図13】従来の姿勢矯正バンドの斜視図である。
【図14】従来の姿勢矯正バンドの使用状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 クッション材 2 腰当てバンド 3 胴部バンド 3a 引張り用ゴムバンド 3b 肩掛け用ゴムバンド 4 脚部バンド 4a 引張り用ゴムバンド 4b 巻付け用ゴムバンド 5 長さ調整金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61F 5/01 A61F 5/02

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クッション材(1)を内側に備えた腰当
    てバンド(2)に、引張り用ゴムバンド(3a)の上端
    に肩掛け用ゴムバンド(3b)を接続してなる胴部バン
    ド(3)を取り付けたものとし、前記ゴムバンド(3
    a)、(3b)に、それぞれ長さ調整金具(5)を備え
    たものとしたことを特徴とする姿勢矯正バンド。
  2. 【請求項2】 クッション材(1)を内側に備えた腰当
    てバンド(2)に、引張り用ゴムバンド(3a)の上端
    に肩掛け用ゴムバンド(3b)を接続してなる胴部バン
    ド(3)を着脱自在に取り付けたものとし、前記ゴムバ
    ンド(3a)、(3b)に、それぞれ長さ調整金具
    (5)を備えたものとしたことを特徴とする姿勢矯正バ
    ンド。
  3. 【請求項3】 クッション材(1)を内側に備えた腰当
    てバンド(2)の上側に、引張り用ゴムバンド(3a)
    の上端に肩掛け用ゴムバンド(3b)を接続してなる胴
    部バンド(3)を取り付けると共に、前記腰当てバンド
    (2)の下側に、引張り用ゴムバンド(4a)の下端に
    巻付け用ゴムバンド(4b)を接続してなる脚部バンド
    (4)を取り付けたものとし、前記ゴムバンド(3
    a)、(3b)、(4a)に、それぞれ長さ調整金具
    (5)を備えたものとしたことを特徴とする姿勢矯正バ
    ンド。
  4. 【請求項4】 クッション材(1)を内側に備えた腰当
    てバンド(2)の上側に、引張り用ゴムバンド(3a)
    の上端に肩掛け用ゴムバンド(3b)を接続してなる胴
    部バンド(3)を着脱自在に取り付けると共に、前記腰
    当てバンド(2)の下側に、引張り用ゴムバンド(4
    a)の下端に巻付け用ゴムバンド(4b)を接続してな
    る脚部バンド(4)を着脱自在に取り付けたものとし、
    前記ゴムバンド(3a)、(3b)、(4a)に、それ
    ぞれ長さ調整金具(5)を備えたものとしたことを特徴
    とする姿勢矯正バンド。
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KR100731961B1 (ko) * 2006-02-24 2007-06-29 김상호 다리깁스 고정기
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