JPH0529705Y2 - - Google Patents

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JPH0529705Y2
JPH0529705Y2 JP1990092452U JP9245290U JPH0529705Y2 JP H0529705 Y2 JPH0529705 Y2 JP H0529705Y2 JP 1990092452 U JP1990092452 U JP 1990092452U JP 9245290 U JP9245290 U JP 9245290U JP H0529705 Y2 JPH0529705 Y2 JP H0529705Y2
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belt
back support
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support belt
reinforcing
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は背筋の湾曲した人が使用することによ
り背筋を適切な姿勢に正すことができる姿勢の矯
正ベルトに関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
身体の上半分を前屈させた姿勢を長時間にわた
つて維持することが多いデスクワーク従事者など
に背筋の上半分が前側に湾曲する「猫背」の症状
が多発していることが指摘されている。
このような背筋の異常は、単に体型の異常とい
うだけでなく、肩凝りや胸部の圧迫、或いは内蔵
疾患等の誘因となるものであり、早期の矯正が要
望されている。
これらの要望に対応する背筋矯正具として実開
昭58−25113号公報や実開昭61−151716号公報に
記載されている姿勢矯正具が開発された。
上記公知の矯正具は、弾性素材によつて構成し
た腰ベルトの中央部から上方に、弾性素材からな
る背当て用ベルトを起立させ、前記背当て用ベル
ト上端部両側に同じく弾性素材からなる肩掛け用
ベルトをループ状に張り出し形成し、また、前記
背当て用ベルト内には硬質の板状部材を介在させ
た構造であり、肩掛け用ベルトの収縮力を利用す
ることにより両肩部を後方に引き起こし、背筋部
分には背当て用ベルトの内部に介在させた硬質の
板材を当接させることにより背筋の湾曲を矯正す
るというものである。
しかしながら前記公知構造の場合は、背当て用
ベルトの中に介在させる硬質の板材と、背当て用
ベルトを構成する布帛素材とが一体化され、両者
の間に摺動効果が発揮できにくい構造となつてい
るため、運動等に伴う使用者の体型の変化に板材
を含む背当て用ベルトが追随でき難いという欠点
が指摘される。
〔考案の目的〕
本考案は上記の事情に鑑みこれに対応しようと
するものであり、腰ベルトに対し背当て用ベルト
と背当て用補強板とをそれぞれ分離して起立させ
ることにより体型の変化に自由に追従させること
ができ、きわめて優れた使用効果を発揮できる姿
勢の矯正ベルトを提供することを目的としてい
る。
〔考案の要点〕
本考案は、伸縮性素材からなる腰ベルトの背面
中央部に、同じく伸縮性素材からなる背当て用ベ
ルトの下端部を接続させ全体形状がほぼ逆T字状
を呈するよう形成し、背当て用ベルトの上端部両
側と、背当て用ベルトの中間部分の両側面とに肩
掛け用ベルトを差し渡してベルト本体を構成する
とともに、腰ベルトの背面中央部に、背当て用ベ
ルトの内側に位置し、これと重合するように硬質
の合成樹脂板等からなる補強矯正材の基端部を介
在させ、かつ、補強矯正材の下端部は腰ベルトに
接続させるよう構成してなる姿勢矯正用のベルト
を考案の要点としている。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
本考案の姿勢矯正用ベルトは伸縮性を有する帯
状布帛を用いてそれぞれ形成した腰ベルト1、背
当て用ベルト2及び肩掛けベルト3,3と、硬質
の板状素材により構成した矯正補強具4とによつ
て構成している。
腰ベルト1は、伸縮性をい有する帯状の布帛に
より構成するもので、両端部にはベルベツト式フ
アスナーからなる係止具11,11をそれぞれ取
付けている。
背当て用ベルト2は、腰部から肩部近くに達す
る長さを持つた比較的幅の広い帯状布帛により形
成するもので、帯状体の下端部を腰ベルト1の背
面中央部の上端縁に縫着一体化させ、全体形状が
ほぼ逆T字状を呈するよう形成している。
なお第1図及び第2図に例示するように、背当
て用ベルト2の構造は上端部を分岐させることに
より全体形状がほぼY字状を呈するよう形成する
ことが望ましく、このように形成することで肩掛
けベルト3,3の上端部と背当て用ベルト2との
接続部が使用者の体型にフイツトした状態とする
ことができる。
肩掛けベルト3,3は伸縮性を有する細幅の帯
状布帛で形成するもので、上端部を背当て用ベル
ト2の上端両側部に接続し、下端部は背当て用ベ
ルト2の高さ方向の中間部側縁に接続することに
よつてランドセルやリユツクサツク等における肩
掛け帯と同様の構造としている。
31は肩掛けベルト3の端部に取付けたベルト
の長さ調節金具であり、これを調節することで肩
掛けベルト3を使用者の体型に合致した長さに調
節できるようにしている。
矯正補強具4は、適宜幅の硬質合成樹脂板等か
らなる補強板41を、布帛等で形成した収容袋4
2の中に収容して形成するもので、収容袋42の
下端部を腰ベルト1の背面中央部の下端縁に固定
し、上端部は遊端としている。
なお矯正補強具4の高さは背当て用ベルト2の
長さより少しだけ短くなるよう構成しており、こ
れにより、使用時に矯正補強具4の上端部が背当
て用ベルト2の上端部から露出しないよう図つて
いる。
21は矯正補強具4の上端部と背当て用ベルト
2の上端部近くとを連結した起立位置の維持用ベ
ルトであり、これにより上端部を遊端とした矯正
補強具4の上端部が、使用時に背当て用ベルト2
との背面位置から一定の範囲(一定の幅)以上ズ
レないようにすると共に、使用時に背当て用ベル
ト2の長さが伸張した場合にも背当て用ベルト2
の伸張に影響されることなく、矯正補強具4の上
端部との連結関係を維持できるよう図つている。
起立位置の維持用ベルト21は、伸縮性を具え
た細幅の帯状布帛を用いて構成するものであり、
具体的には起立位置の維持用ベルト21の一方の
端部を補強板41の収容袋42の上端部分に係止
し(縫着し)、他方の端部は背当て用ベルト2の
内側上端部近くに係止(縫着)して構成してい
る。(第1図及び第3図参照) 22は、背当て用ベルト2の中間部に長さ方向
を横切るよう取付けた横ずれ防止用ベルトであ
り、横ずれ防止用ベルト22の両端部を背当て用
ベルト2の両端部に縫着することで背当て用ベル
ト2と横ずれ防止用ベルト22との間にループ状
の〓間を形成し、この〓間部分に矯正補強具4を
通すことによつて矯正補強具4が背当て用ベルト
2の背面位置からズレないようにし、併せて背当
て用ベルト2の中間部分が正確に直立状態を維持
できるようにしている。
なお実施例では補強板の収容袋42内に補強板
41を二本収容した構造を例示したがこの構造に
限定されるものではなく、例えば、収容袋42内
に一枚の補強板41を収容した構造とすること
や、或いは一つの収容袋42内に細幅に形成した
三枚以上の補強板41……41を収容するような
構造とすることもできる。
〔考案の使用〕
上記のように構成した本考案は以下のように使
用する。
使用に際し、背当て用ベルト2の位置が背面に
くるように腰ベルト1を使用者の腰部に巻付け、
腰ベルト1の両端部に形成した係止具11,11
を互いに係止させることにより腰部に対する固定
を行う。(この場合、矯正補強具4は背当て用ベ
ルト2の内側に位置して起立している。) 次いで、背当て用ベルト2の両側に取付けた肩
掛け用ベルト3,3を使用者の背面からランドセ
ルを背負うような方法で両方の肩に掛ける。
肩掛けベルト3,3を使用者の身体に装着する
と、伸縮性を有する素材で構成した肩掛けベルト
3,3が、その収縮力により使用者の身体(上半
身)を背当て用ベルト2の方向に引き起こすよう
に作用し、これにより背筋の湾曲を矯正すること
ができる。
なお、この場合背当て用ベルト2の内側に硬質
板等からなる矯正補強具4が起立しているので、
肩掛けベルト3,3と背当て用ベルト2によつて
引き起こされた背筋部分は矯正補強具4の面に沿
つて正しく起立させられる。
〔考案の効果〕
上記のように構成した本考案の効果は以下のと
おりである。
(1) 背当て用ベルト2と矯正補強具4とを別々に
構成し、それぞれの下端部を腰ベルト1に縫着
一体化させた構造としたので、使用者の体型に
合致させるため(装着時の体型と使用時の動作
に伴い伸縮する背筋の変化に合致させるため)
背当て用ベルト2を伸張させる場合に、背当て
用ベルト2を矯正補強具4に影響されることな
くスムーズに伸張させることが可能となり、背
当て用ベルトの内部に補強板を一体化させてい
た従来構造のものが有する調節操作の不具合を
完全に解消することができた。
(2) 矯正補強具4内に(収容袋42内に)収容す
る補強板41を二枚の板に分離した場合は、中
央部の〓間部分に背骨を位置させながら当接さ
せられるので、収容袋42内に収容された硬質
の補強板41が背骨を押圧することによる痛み
を感じることなく矯正効果を発揮させられる利
点がある。
(3) 上端部を遊端とした矯正補強具4の上端部と
伸縮性を有する背当て用ベルト2の上端部と
に、伸縮性を有する起立位置の維持用ベルト2
1の両端部を差し渡して連結したので、使用時
に矯正補強具4の起立位置が背当て用ベルト2
の起立位置からズレようとしても起立位置の維
持用ベルト21の伸縮長さ範囲以上に揺動する
ことができず常に正確な起立位置(重合位置)
を維持でき、使用時に両者の位置がズレルこと
による不体裁な外観となるのを防止できる。
(4) 矯正補強具4は、その下端部を腰ベルト1に
固定し、上端部には伸縮性素材からなる起立位
置の維持用ベルト21の一端部を連結し、起立
位置の維持用ベルト21の他端部を背当て用ベ
ルト2の上端部に連結したので、矯正補強具4
を、背当て用ベルト2の伸張に影響されること
なく常に腰から背中の一定位置に当接すること
ができ、矯正補強具4の効果を減ずることがな
い。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は一
部を拡大して示す斜視図、第2図は使用状態を背
面側から捉えた斜視図、第3図は第1図〜線
に沿う断面図である。 1……腰ベルト、11……係止具、2……背当
て用ベルト、21……起立位置の維持用ベルト、
22……横ずれ防止用ベルト、3……肩掛けベル
ト、31……ベルト長さの調節金具、4……矯正
補強具、41……補強板、42……収容袋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 伸縮性素材からなる腰ベルト1の背面中央部
    に、同質材からなる背当て用ベルト2の下端部
    を接続させ全体形状がほぼ逆T字状を呈するよ
    う形成し、背当て用ベルト2の上端部両側と、
    背当て用ベルト2の高さ方向の中間部両側面と
    に伸縮性素材からなる肩掛け用ベルト3,3を
    差し渡してベルト本体を構成するとともに、腰
    ベルト1の背面中央部に、背当て用ベルト2の
    内側に位置し、これと重合するように矯正補強
    具4の下端部を接続させ、矯正補強具4の上端
    部と背当て用ベルトの上端部とに、伸縮性素材
    で形成した起立位置の維持用ベルト21を差し
    渡して構成する姿勢の矯正ベルト。 (2) 矯正補強具4は、収容袋42内に硬質の合成
    樹脂板等からなる補強板41を収容させたもの
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載の姿
    勢の矯正ベルト。
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JP5185639B2 (ja) * 2008-01-24 2013-04-17 ピップ株式会社 衣料
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