JPH0415212Y2 - - Google Patents

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JPH0415212Y2
JPH0415212Y2 JP1988163174U JP16317488U JPH0415212Y2 JP H0415212 Y2 JPH0415212 Y2 JP H0415212Y2 JP 1988163174 U JP1988163174 U JP 1988163174U JP 16317488 U JP16317488 U JP 16317488U JP H0415212 Y2 JPH0415212 Y2 JP H0415212Y2
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elastic fabrics
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elastic
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JP1988163174U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ゴム弾性を有する布帛を使用した腰
椎軟性コルセツトに関するものである。
従来技術 この種の腰椎軟性コルセツトは、従来、一枚の
布状に形成されるため、腰部にフイツトせず、体
動により、頭側にずれ動いた。また、身体を屈曲
(前屈)させると腹部が浮き、腹圧をかけるとい
うコルセツト本来の目的が達せられないという欠
点があつた。
即ち、腹圧をかけると、腰椎にかかる負荷(椎
間板内圧)を減ずるが、従来のコルセツトは腹直
筋にのみ注目し、前述の如く、1枚の布状に形成
されていたため、静止時には有効であるが、体を
動かすと、違和感があり、十分機能しないという
欠点があつた。
考案の解決しようとする課題 本考案は、腹圧をかけるためには、腹斜筋が大
きく影響することに着眼し、体動の邪魔になら
ず、しかも、前屈時にも均一な腹圧がかかる、扱
い易く、効率のよい腰椎軟性コルセツトを提供す
ることを課題とする。
課題を解決するための手段 本考案は、腰椎軟性コルセツトの両側部を、そ
れぞれ4本の独立したテープ状弾性布帛を組み合
わせて形成することによつて、上記課題を解決し
た。
即ち、本考案のコルセツトは、背部材Aを中心
に帯状に形成されており、左右両端に設けられた
前部材B,B′の係止具の係止によつて装着する
ものであつて、背部材Aと前部材B,B′の間に
は、前述の如く4本のテープ状弾性布帛からなる
脇部材C,C′が取りつけられているものである。
脇部材C,C′、即ち、4本のテープ状弾性布帛
は、背部材A及び前部材B,B′に、それぞれ非
伸縮性の形状保持性ある骨部材を介して取りつけ
られており、しかも、脇部材C,C′の2本のテー
プ状弾性布帛はそれぞれ背部材Aと前部材B,
B′の上下を実質的に平行に結ぶように横方向に
取りつけられ、残りの2本のテープ状弾性布帛は
背部材Aと前部材B,B′の間を互いに交差して
斜めに結ぶように取りつけられることを特徴とす
る。
このように、本考案のコルセツトは、脇部材
C,C′が、一枚の布帛からなるものではなく、そ
れぞれ2本の横に走るテープ状弾性布帛と、その
間を斜めに走る2本の交差するテープ状弾性布帛
という4本の弾性布帛から構成されるため、腹斜
筋を圧して、腰によくフイツトし、体動に応じて
上下にずれることなく、安定して装着でき、常に
適度の腹圧のかかる、非常に効率のよい製品とな
る。
本考案のコルセツトにおいて、背部材A及び前
部材B,B′は共に、紐、非伸縮性布帛及び伸縮
性布帛のいずれから構成されてもよいが、脇部材
C,C′の取りつけ位置には、体動によつて、コル
セツトの位置がずれないように、コルセツトの幅
を一定の保持する骨部材を設ける必要がある。
この骨部材としては、張りのある合成皮革など
のシート部材が単独で使用されてもよいが、薄い
プラスチツク板や金属板などを合成皮革などで挟
んで使用するのが好ましい。
脇部材C,C′を構成する弾性布帛は、全て同一
幅に形成されてもよいが、一般に上方の横に走る
弾性布帛より、下方の横に走る弾性布帛の幅を大
きく形成するのが、腹圧を掛け易く、装着安定性
も増すので好ましい。また、斜めに走る2本の弾
性布帛は、広く形成されるのが好ましく、それぞ
れ前部材B,B′の幅の30〜45%程度に形成する
のが好ましい。
また、背部材Aの幅は、一般に前部材B,
B′より広く形成されるのが好ましく、前部材B,
B′に取りつけられる係止具としては、紐、各種
留め金、フアスナー類などがいずれも使用できる
が、ベルベツト式フアスナーの使用が特に扱い易
く好ましい。
実施例 次に本考案の一例を図面に従つて説明する。
この例では、第1図及び第2図に示す通り、背
部材A、前部材B,B′、及び脇部材C,C′がいず
れも、ゴム弾性ある布帛から形成されており、背
部材A及び前部材B,B′に対する脇部材C,C′の
取りつけは、2枚の合成皮革の間に金属板を挟ん
だ骨部材3a,3bを介してなされている。
脇部材C,C′は、それぞれ4本の4本のテープ
状弾性布帛1a,1b,1c,1dから構成され
ており、上下2本の弾性布帛1a,1bは背部材
Aと前部材B,B′を横方向に実質的に平行に結
び、斜めの2本の弾性布帛1c,1dは背部材A
と前部材B,B′間に交差して存在する。
また、上下2本の弾性布帛1a,1bは背部材
Aの近くで、更に補助的な骨部材3c−合成皮革
と布帛の間に金属板を挟んだもの−によつて、斜
めの2本の弾性布帛1c,1dから離れて一定の
間隔に保持されている。
なお、前部材B,B′には、ベルベツト式フア
スナーからなる一対の係止具2a,2bが取りつ
けられている。
このコルセツトは、腰に巻きつけ、第3図の如
く、係止具2a,2bを係止して使用するもので
あるが、横方向に走る2本の弾性布帛1a,1b
の存在によつて、安定して定位置に保たれると同
時に、斜めに走る2本の弾性布帛1c,1dの存
在によつて、腹斜筋に沿つて、フイツト性よく装
着でき、前屈などの体動によつても、ずれること
なく、常に腹圧を掛けることができ、腰痛に対す
る腰部保護に非常に役立つものであつた。
考案の効果 本考案のコルセツトは、腹斜筋を圧して、常に
フイツト性よく装着でき、前屈時にも体動の邪魔
にならず、しかも、均一な腹圧がかかるため、腰
痛に対する腰部保護などに非常に効率よく使用で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例の表面図、第2図は第1
図の例の裏面図、第3図は第1図の例の使用状態
を示す斜視図である。 1a,1b,1c,1d……弾性布帛、2a,
2b……係止具、3a,3b,3c……骨部材、
A……背部材、B,B′……前部材、C,C′……脇
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背部材Aを中心に帯状に形成され、左右両端に
    設けられた前部材B,B′に係止具2a,2bが
    取りつけられており、背部材Aと前部材B,
    B′の間には左右に伸張可能なゴム弾性を有する
    脇部材C,C′が取りつけられているものであつ
    て、脇部材C,C′が、背部材A及び前部材B,
    B′に、それぞれ非伸縮性の形状保持性ある骨部
    材3a,3bを介して取りつけられていること、
    及び脇部材C,C′がそれぞれ独立した4本のテー
    プ状弾性布帛1a,1b,1c,1dから構成さ
    れており、この内2本の弾性布帛1a,1bは背
    部材Aと前部材B,B′の上下を実質的に平行に
    結ぶように横方向に取りつけられており、他の2
    本の弾性布帛1c,1dは背部材Aと前部材B,
    B′の間を互いに交差して斜めに結ぶように取り
    つけられていることを特徴とする腰椎軟性コルセ
    ツト。
JP1988163174U 1988-12-15 1988-12-15 Expired JPH0415212Y2 (ja)

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JP1988163174U JPH0415212Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15

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JPH0282322U JPH0282322U (ja) 1990-06-26
JPH0415212Y2 true JPH0415212Y2 (ja) 1992-04-06

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ID=31447663

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Families Citing this family (4)

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JP2583365Y2 (ja) * 1992-05-27 1998-10-22 株式会社京都繊維工業 下腹部ベルト
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JPS62186716U (ja) * 1986-05-20 1987-11-27

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JPH0282322U (ja) 1990-06-26

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