JP2583365Y2 - 下腹部ベルト - Google Patents

下腹部ベルト

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JP2583365Y2
JP2583365Y2 JP1992042786U JP4278692U JP2583365Y2 JP 2583365 Y2 JP2583365 Y2 JP 2583365Y2 JP 1992042786 U JP1992042786 U JP 1992042786U JP 4278692 U JP4278692 U JP 4278692U JP 2583365 Y2 JP2583365 Y2 JP 2583365Y2
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fastening
piece
belt
strips
stretchable
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JP1992042786U
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JPH0593421U (ja
Inventor
徳一郎 小林
Original Assignee
株式会社京都繊維工業
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、音声に力や張りを与え
たり、胃下垂を防止したりする伸縮可能な下腹部ベルト
に関する。
【0002】
【従来の技術】これに類するものとしては、腰痛の予防
や緩和のために磁石を有した健康ベルトが知られてい
る。この健康ベルトは、磁石からの磁力を患部に当てる
ために磁石を腰の周りに保持することを主眼とするもの
である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記健康ベル
トは、磁力を患部に与えると言う配慮からベルトそれ自
体は一種の磁石の担持体としての機能しかなく、下腹部
に快適にして強めの締め付け力を与えるような構成には
なっておらず、カラオケ等で力強い発声をするために腹
式呼吸の鍛錬や長距離ドライブ等で起こりやすい胃下垂
の予防には不適当である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、図1を参照す
ると、左右展開状態で中央帯片30、左右帯片10、2
0、各左右のこれらの間を連結する伸縮帯片40、50
とを含み、これらのうち中央帯片30及び左右帯片1
0、20は可撓性非伸縮材よりなると共に、左右帯片1
0、20のいづれかの内面と他の外面には相手面との重
ね合わせ状態で弾性係着の可能な止着面11、21を少
なくとも備え、上記伸縮帯片40、50は可撓性伸縮材
よりなって、その左右端部内面に別の止着面71、72
を有し、前記中央帯片20の外側には伸縮性弾性材より
なる付加締片70を具有してこの締片70の左右端部外
側の止着面71、72を上記の止着面11、21に夫々
止着し得るように成したほぼ左右対称の若干上反りの外
形の下腹部ベルトにおいて、上記中央帯片30は、その
中央部分がくびれるように下縁を湾曲させていることを
特徴とするものである。締め加減が容易に素早く調節で
きるものでありながら、下腹部に局部的に強い腹圧を与
えて腹式呼吸の鍛錬に適し、カラオケ等で力強い張りの
ある発声で歌えるように発声訓練に役立ち、胃下垂の予
防にも供し得るもので、腰部に違和感無く当たって腰か
ら下腹部にうまく装着できる安価で扱い易い構成の下腹
部ベルトを提供する。
【0005】
【実施例】図1及び図2に示すものは発声の援助を目的
とした例であって、この例の下腹部ベルト1は、左右展
開状態で上下幅の狭い(例えば略12cm)左右に長
い、人の腰周りに巻いて若干端部を重ねられる長さ(例
えば92cm)を有したほぼ左右対称の若干上反りの外
形を成している。
【0006】ベルト1は、表面に雌形(ループ型)の止
着面(商品名ベルクロ;マジックテープ)11を有し且
つ厚紙や革やプラスチック板等の比較的硬めの芯材12
を備えた可撓性非伸縮布の左帯片10と、表面に雌形の
止着面21を、裏面右端部に上記止着面11に係合可能
な雄形(フック型)の止着面22を有したナイロンメッ
シュ基布等の非伸縮布製右端部分20と、中央上下幅が
狭く(例えば9.5cm)左右端上下幅が広く(例えば
12cm)くびれたように上下縁にカーブを有し且つ上
記と同様な比較的硬めの芯材31を備えたナイロンメッ
シュ布等の非伸縮布製中央帯片30と、左帯片10及び
右帯片20と中央帯片30との各間に設けられたゴムバ
ンド等の可撓性伸縮帯片40、50と、上記構成帯片1
0、20、30及び伸縮帯片40、50の外周自由縁を
縁取り(パイピング)した伸縮可撓性帯片60と、5c
m幅×39cm長の付加内締片70とから構成されてい
る。
【0007】ちなみに、左帯片10は半円形左端を有し
且つ例えば23cm長に、右帯片20は半円形右端を有
し且つ例えば19cm長に、中央帯片30は中央がくび
れた略台形状で例えば26cmに、伸縮帯片40、50
は例えば12cm長の長方形状に各々形成されている。
各帯片10、20、30と伸縮帯片40、50との連結
部分は、人工皮革片81を介して縫合されている。
【0008】付加締片70は、裏面の左右端部に上記左
右両帯片10、20の表面の雌形止着面11、21に係
着可能な雄形止着面71、72を有しており、上記中央
帯片30の表面上に中央において人工皮革片82によっ
て縫い付けられている。
【0009】
【作用】図1に示している展開状態を外向きとしてベル
ト1を背後から人体の下腹部に巻き当てて、若干伸ばし
ながら左帯片10の外面の雌形止着面11に右帯片20
の内面の雄形止着面22を下腹部において押し当てて止
着させ、装着する。この時、若干上反りの外形と中央帯
片30の中央下縁のくびれによって腰部に違和感無く当
たり、下腹部でうまく左右帯片10、20を結合でき
る。次に、付加締片70を両手で引っ張って所望の締め
つけ具合になった時点で、その両端内面の雄形止着面7
1、72を左右両帯片10、20の外面の左右に長い雌
形止着面11、21に夫々止着させる。胃下垂防止のた
めに装着するときも、同様の手順で行う。外す時は、左
右両帯片10、20の止着面11、21を離脱して行
う。これら止着面は止着位置を無段階に選択できる。
【0010】上記のようにして下腹部に対し内外二重の
締付力を付与する本考案ベルトに於いては特に付加締片
70の締圧調整によりこれ迄のベルトによって得られな
かった局部的に強い腹圧を与えられるため、腹式呼吸を
身につけられ臍下丹田からの発声が可能で声の伸び張り
が良くなる。この場合、付加締片70は着装状態に於い
てベルトの外面に位置しているので当該締片70の止
着、脱離が容易で微妙な腹圧調整が自在となる。
【0011】図例の如く左右展開状態で上下幅の狭い中
央帯片30を用いると、帯片30による腰部の締圧と幅
広の左右帯片10、20による腹部の締圧とに差が生ま
れ、後者が比較的大きくなるため下腹部の圧迫感が高ま
り発声のために好適となる。
【0012】この下腹部ベルト1は、胃下垂の予防にも
供し得るもので、長距離ドライバー等、前屈し易い姿勢
のため胃下垂になり易い職業ドライバーの長時間にわた
る正しい姿勢維持を保証するのに有益である。
【0013】上記構成の他、止着面の雌・雄形の関係を
逆にできることは言うまでもない。また、左右帯片1
0、20の重ね方を反対にできるように、左帯片10、
20の止着面11、21の関係を図例のものと逆にする
こともできる。更に、付加締片70を中央帯片30上の
中央の人工皮革片のベルト通しに抜き出し可能に通した
状態で保持することもできる。健康マグネットを着脱可
能に各部片10、20、30に設ける構造とすることが
できる。また、係止面は、ベルクロに代えて、ホックや
ボタンを利用したもので構成することもできる。
【0014】
【考案の効果】以上述べた如く、本考案によれば、腰部
に違和感無く当たって腰から下腹部にうまく装着でき、
腰部から下腹部にかけて内外二重の締め付け力を与える
ことによって、腹圧を高められるのでカラオケの発声や
長距離ドライバーの姿勢維持に有益であると共に、付加
締片を伸縮性弾性材より製して着装状態でベルトの外側
に設けたのでその取扱いが容易で微妙な締圧の調整も可
能である、と言う実用的効果が得られるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の下腹部ベルトの外面側を示す平面図で
ある。
【図2】同ベルトの内面側を示す平面図である。
【図3】同ベルトの人体への装着状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 下腹部ベルト 10 左帯片 11 止着面(ベルクロ) 12 芯材 20 右帯片 21 止着面 22 止着面 30 中央帯片 31 芯材 40、50 可撓性伸縮弾性材 70 付加締片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右展開状態で中央帯片(30)、左右
    帯片(10)、(20)、各左右のこれらの間を連結す
    る伸縮帯片(40)、(50)とを含み、これらのうち
    中央帯片(30)及び左右帯片(10)、(20)は可
    撓性非伸縮材よりなると共に、左右帯片(10)、(2
    0)のいづれかの内面と他の外面には相手面との重ね合
    わせ状態で弾性係着の可能な止着面(11)、(21)
    を少なくとも備え、上記伸縮帯片(40)、(50)は
    可撓性伸縮材よりなって、その左右端部内面に別の止着
    面(71)、(72)を有し、前記中央帯片(20)の
    外側には伸縮性弾性材よりなる付加締片(70)を具有
    してこの締片(70)の左右端部外側の止着面(7
    1)、(72)を上記の止着面(11)、(21)に夫
    々止着し得るように成したほぼ左右対称の若干上反りの
    外形の下腹部ベルトにおいて、上記中央帯片(30)
    は、その中央部分がくびれるように下縁を湾曲させてい
    ることを特徴とする下腹部ベルト。
JP1992042786U 1992-05-27 1992-05-27 下腹部ベルト Expired - Lifetime JP2583365Y2 (ja)

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JPH0593421U JPH0593421U (ja) 1993-12-21
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JPS5839700U (ja) * 1981-09-11 1983-03-15 小糸工業株式会社 路線バス用現在位置検知装置
JPS5969713U (ja) * 1982-11-02 1984-05-11 ピジヨン株式会社 健康帯
JPS61133022U (ja) * 1985-02-08 1986-08-19
JPH0415212Y2 (ja) * 1988-12-15 1992-04-06

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