JP3017809U - 腰部クロス固定コルセットベルト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】伸縮性弾力布を多重に組み合わせ、それらの伸
縮力の相互作用により、腰痛の予防と腰部を保護するこ
とができ、なおかつ快適に装着できる健康用具を提供す
る。 【構成】（イ）伸縮性弾力布（１、１′）を２枚平行に
並べ、その上に伸縮性弾力布（２、２′）を交差するよ
うに並べる。 （ロ）さらに、左右に固定布（３、３′）を支持布
（４、４′）にてそれぞれ止める。 （ハ）固定布（３）に面ファスナーメス（６）を、固定
布（３′）に面ファスナーオス（５）をそれぞれつけ
る。 以上のような構成であることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、伸縮性弾力布の組み合わせにより、腰部を固定支持し、腰痛の予防 および腰を保護する、腰部コルセットベルトに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、様々な腰部固定コルセットがあるが、いずれも、脊椎の、主に腰椎を支軸 として腹部で固定している。腰椎を支持する固定板を入れたり、補助ベルトを付 けたものもある。 これらは腰椎の固定を目的とし、腰椎を支軸として、そこから腹部に対しての一 方向の力で固定している。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これでは、体の前屈と後屈に対する固定支持力は大きいが、側屈や体をねじるよ うな複雑な動きに対しては、窮屈であったり、固定力が弱すぎたりした。 腰痛症の原因は様々ではあるが、腰部周辺の筋肉の劣化によるものは大きな一因 である。 この考案は、腰部周辺の筋肉の複雑な動きを保護し、しかも快適に装着できる、 腰痛の予防および腰を保護するためのコルセットを開発しようとするものである 。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

いまこれを、第１、２、３図について説明すれば、 （イ）伸縮性弾力布（１、１′）を２枚平行に並べ、その上に伸縮性弾力布（２ 、２′）を交差するように並べる。 （ロ）さらに、左右に固定布（３、３′）を支持布（４、４′）にてそれぞれ止 める。 （ハ）固定布（３）にマジックテープメス（６）を、固定布（３′）にマジック テープオス（５）をそれぞれつける。 本考案は、以上のような構成よりなる腰部クロス固定コルセットベルトである。

【０００５】

【作 用】

左手に固定布（３）を持ちながら腰部に巻きつけて、右手で固定布（３′）を持 ち、伸縮固定度を適度に合わせ、マジックテープオス（５）をマジックテープメ ス（６）に付けて固定し、装着する。 なお、第４図に示すように、伸縮性弾力布（１）を上部方向に、伸縮性弾力布（ １′）を下部方向に、それぞれ移動させる事により腰部を広範囲に固定支持する 事ができる。

【０００６】

【考案の効果】

これにより、伸縮性弾力布（１）と（１′）が体の前屈と後屈を固定支持すると 共に、伸縮性弾力布（２）と（２′）が体の側屈を固定支持し、さらには、それ らの伸縮力が相互に作用することにより、腰部周辺の複雑な筋肉の動きに合わせ て固定支持する事ができる。 また、腰部周辺には伸縮素材のみを使用しているとともに、装着時に伸縮固定度 を調節できるので、無理な固定力が係り過ぎない。 したがって、快適に装着しながら腰痛を予防し、腰を保護する効果がある。 なお第５図に示すように、伸縮性弾力布（７）を付け加えてもよい。

【提出日】平成７年４月１９日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】 【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、伸縮性弾力布の組み合わせにより、腰部を固定支持し、腰痛の予防 および腰を保護する、腰部コルセットベルトに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、様々な腰部固定コルセットがあるが、いずれも、脊椎の、主に腰椎を支軸 として腹部で固定している。腰椎を支持する固定板を入れたり、補助ベルトを付 けたものもある。 これらは腰椎の固定を目的とし、腰椎を支軸として、そこから腹部に対しての一 方向の力で固定している。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これでは、体の前屈と後屈に対する固定支持力は大きいが、側屈や体をねじるよ うな複雑な動きに対しては、窮屈であったり、固定力が弱すぎたりした。 腰痛症の原因は様々ではあるが、腰部周辺の筋肉の劣化によるものは大きな一因 である。 この考案は、腰部周辺の筋肉の複雑な動きを保護し、しかも快適に装着できる、 腰痛の予防および腰を保護するためのコルセットを開発しようとするものである 。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

いまこれを、第１、２、３図について説明すれば、 （イ）伸縮性弾力布（１、１′）を２枚平行に並べ、その上に伸縮性弾力布（２ 、２′）を交差するように並べる。 （ロ）さらに、左右に固定布（３、３′）を支持布（４、４′）にてそれぞれ止 める。 （ハ）固定布（３）に面ファスナーメス（６）を、固定布（３′）に面ファスナ ーオス（５）をそれぞれつける。 本考案は、以上のような構成よりなる腰部クロス固定コルセットベルトである。

【０００５】

【作 用】

左手に固定布（３）を持ちながら腰部に巻きつけて、右手で固定布（３′）を持 ち、伸縮固定度を適度に合わせ、面ファスナーオス（５）を面ファスナーメス（ ６）に付けて固定し、装着する。 なお、第４図に示すように、伸縮性弾力布（１）を上部方向に、伸縮性弾力布（ １′）を下部方向に、それぞれ移動させる事により腰部を広範囲に固定支持する 事ができる。

【０００６】

【考案の効果】

これにより、伸縮性弾力布（１）と（１′）が体の前屈と後屈を固定支持すると 共に、伸縮性弾力布（２）と（２′）が体の側屈を固定支持し、さらには、それ らの伸縮力が相互に作用することにより、腰部周辺の複雑な筋肉の動きに合わせ て固定支持する事ができる。 また、腰部周辺には伸縮素材のみを使用しているとともに、装着時に伸縮固定度 を調節できるので、無理な固定力が係り過ぎない。 したがって、快適に装着しながら腰痛を予防し、腰を保護する効果がある。 なお第５図に示すように、伸縮性弾力布（７）を付け加えてもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の内部を点線で表した図面である

【図２】 本考案の平面図である。

【図３】 本考案の底面図である。

【図４】 本考案の使用中の腰部の斜視図である

【図５】 本考案の他の実施例の内部を点線で表した図
面である。

【符号の説明】

１，１′ 伸縮性弾力布 ２、２′ 伸縮性弾力布 ３，３′ 固定布 ４、４′ 支持布 ５ マジックテープ（登録商標）オス ６ マジックテープ（登録商標）メス ７ 伸縮性弾力布

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【手続補正書】

【提出日】平成７年４月１９日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】 明細書

【考案の名称】 腰部クロス固定コルセットベルト

【実用新案登録請求の範囲】

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の内部を点線で表した図面である。

【図２】 本考案の平面図である。

【図３】 本考案の底面図である。

【図４】 本考案の使用中の腰部の斜視図である。

【図５】 本考案の他の実施例の内部を点線で表した図
面である。

【符号の説明】 １、１′ 伸縮性弾力布 ２、２′ 伸縮性弾力
布 ３、３′ 固定布 ４、４′ 支持布 ５ 面ファスナーオス ６ 面ファスナーメス ７ 伸縮性弾力布

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）伸縮性弾力布（１、１′）を２枚平
   行に並べ、その上に伸縮性 弾力布（２、２′）を交差
   するように並べる。 （ロ）さらに、左右に固定布（３、３′）を支持布
   （４、４′）にてそれぞれ止める。 （ハ）固定布（３）にマジックテープメス（６）を、固
   定布（３′）にマジックテープオス（５）をそれぞれつ
   ける。 以上のごとく構成された腰部クロス固定コルセットベル
   ト