JP3218202B2 - 鋼管圧入機 - Google Patents
鋼管圧入機Info
- Publication number
- JP3218202B2 JP3218202B2 JP12525297A JP12525297A JP3218202B2 JP 3218202 B2 JP3218202 B2 JP 3218202B2 JP 12525297 A JP12525297 A JP 12525297A JP 12525297 A JP12525297 A JP 12525297A JP 3218202 B2 JP3218202 B2 JP 3218202B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- divided
- divided bodies
- rotating wheel
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
の脇部等のように、上部に障害物のある高さの低い狭隘
な現場において鋼管を埋設する場合に好適な鋼管圧入機
に関する。
の埋設を図ったものとして、特開平7−238767号
公報に記載のように、自走式車両に短尺のリーダを取付
け、該リーダの前面に設けたガイドに沿ってリーダとほ
ぼ同じ長さの円筒状の回転軸を昇降自在に取付け、該回
転軸には鋼管やオーガを回転軸にロックするための複数
個のピンロック部を上下方向に配設してなるものがあ
る。この公知の鋼管等の圧入機は、回転軸内に上方より
鋼管やオーガを吊り込み、回転軸の下部の把持ドラムに
鋼管等を把持させ、かつ最初は回転軸の上部のロック部
に鋼管等をロックさせて駆動装置により鋼管等を回転さ
せて掘削を行い、これにより回転軸がロック部の1ピッ
チ分下降すると、鋼管等と回転軸とのロックを解き、回
転軸を昇降脚により押し上げて次段の下方のロック部に
より鋼管等と回転軸とをロックして再度回転軸を回転さ
せながら掘削、埋設を行うというふうに尺取り虫式に掘
削、埋設を行うものである。
知の鋼管等圧入機は、駅のレールの支持地盤に鋼管を埋
設したり、鉄筋コンクリート製の建物の地下より建物支
持用の杭となる鋼管を打ち込むような数m程度の低空頭
で鋼管を埋設する工事には使用できない。ここで、駅の
レールの支持地盤に鋼管を打ち込む工事について説明し
ておくと、既に営業している駅の地下に地下鉄のホーム
や地下街を構築する場合、地上の駅を現状のままで維持
しておくため、夜間工事により継ぎ足し式の鋼管の打ち
込みを、地表より数十m下の硬質地盤に達するまで行
い、その鋼管間を逆打ち工法により掘削、排土して鋼管
間に鋼材を架設し、地下空間を構築していくものであ
る。
合、レール上には電車に電源を供給する電線が例えば
4.5m程度の高さの所に架設されているため、その電
線に圧入機が接触しないようにして鋼管の打ち込み作業
を行わなければならない。ところが、前記公報に記載の
ように、リーダに昇降自在に支持させた円筒状の回転軸
内に鋼管をクレーン等によって吊り込むには、回転軸の
高さの約倍以上の作業空間が必要となる上、さらに、ク
レーンによる吊り込みのための高さも必要となり、実際
上は10m以上の空間が必要となる。従って、この公知
の圧入機は前記駅における鋼管の埋設作業には使用でき
ない。仮に使用可能としても、鋼管の長さを1m程度に
しなければならず、継ぎ足しに非常に時間がかかり、非
常に長い工期を要することになる。
階から地中に鋼管からなる杭を埋設して建物を支持する
工事を施工する場合にも使用できない。
がら途中まで進行した後、鋼管圧入機の故障によって途
中で機械が停止した場合、鋼管回転装置が鋼管をチャッ
クしたままとなるので、鋼管回転装置を鋼管から離脱さ
せることが困難となり、その鋼管圧入機を線路等の現場
から退避させることが困難となる。
扱える作業空間の高さが低い場合であっても、可及的に
長い鋼管を使用することができる鋼管圧入機を提供し、
もって鋼管の継ぎ足しに要する労力および時間を短縮
し、鋼管埋設能率を向上させることを目的とする。ま
た、本発明は、鋼管圧入機が故障した場合でも、鋼管を
容易に鋼管回転装置から離脱させることが可能となる鋼
管圧入機を提供することを目的とする。
中心に鋼管を挿通する開口部を有する昇降枠に、該昇降
枠に取付けられたモータにより回転される回転輪を取付
けると共に、該回転輪に鋼管を把持するチャック装置を
取付けてなる鋼管回転装置を有する鋼管圧入機におい
て、前記昇降枠および回転輪を、それぞれ、周方向に複
数個に分割された分割体により構成し、各分割体の結合
部の少なくとも一部の結合を解くことにより、鋼管を側
方から挿入する隙間が分割体間に形成されることを特徴
とする(請求項1)。
および回転輪を、それぞれ周方向に2分割された分割体
により構成すると共に、前記昇降枠、回転輪の各分割体
は、一方の突き合わせ部に設けた結合部材を中心として
相互に水平回動自在に結合し、他方の突き合わせ部を結
合部材により着脱自在に結合し、前記昇降枠、回転輪の
それぞれ一方の結合部材による結合を解いて分割体の一
端側を開くことにより、鋼管を側方から挿入する隙間が
分割体間に形成されることを特徴とする(請求項2)。
および回転輪を、それぞれ周方向に2分割された分割体
により構成すると共に、前記昇降枠、回転輪の各分割体
は、昇降枠と共に昇降される昇降基枠に相互に離反、近
接可能に取付けられ、分割体どうしを離反させた状態に
おいて、鋼管を側方から挿入する隙間が分割体間に形成
されることを特徴とする(請求項3)。
および回転輪を、それぞれ、第1の分割体と、該第1の
分割体の両端に回動自在に取付けられ、先端が結合部材
に結合される対をなす第2の分割体とにより構成すると
共に、対をなす第2の分割体どうしを結合を解いて開い
た状態において、第2の分割体間に、鋼管を側方から挿
入する隙間が形成されることを特徴とする(請求項
4)。
を周方向に複数個に分割された分割体により構成し、各
分割体の結合部の少なくとも一部の結合を解くことによ
り、鋼管を側方から挿入する隙間が分割体間に形成され
ることを特徴とする(請求項5)。
が、自走式作業機のリーダに昇降装置によって昇降され
るように取付けられてなることを特徴とする(請求項
6)。
分割体の結合部の少なくとも一部の結合を解くことによ
り、鋼管を側方から挿入する隙間が分割体間に形成さ
れ、鋼管を横移動させてその隙間から開口部内に入れ、
その後、分割体を閉じて結合し、鋼管内に鋼管の一部を
収容する。このように、鋼管を横移動によって昇降枠内
および回転輪内に入れることが可能となることにより、
上方に障害物がある場合においても、鋼管の下端を低い
位置にして昇降枠等の枠内に入れることができるから、
鋼管の長さの制限が緩和され、比較的長い鋼管を使用す
ることが可能となる。また、各分割体を人力によって分
離、結合できるようにしておけば、鋼管を把持した状態
で鋼管圧入機が故障し停止しても、鋼管から鋼管回転装
置を外すことができ、現場から鋼管圧入機を退避させる
ことができる。
の分割体が、一方の結合部材を外すことにより、他方の
結合部材を中心として開くことができ、分割体の開放端
側から鋼管を分割体内に入れることができる。
の分割体同士の結合を解いて相互に離反させることによ
り、隙間が形成され、その隙間から鋼管を分割体内に入
れることができる。
体を開いて第2の分割体間に隙間を形成し、その隙間か
ら横移動により分割体内に鋼管を入れることができる。
とすることにより、回転体の分解、結合を行う必要があ
り、また、回転体の分割面と昇降枠の分割面の合わせ作
業を行う必要がなくなる。
ダに鋼管回転装置を取付けたので、鋼管を埋設する箇所
に自走により鋼管回転装置を移動させ、容易、迅速に位
置設定を行うことができる。
一実施例を作業状態で示す平面図であり、駅のレール1
の支持地盤2に鋼管3を埋設している場合について示
す。4はホームの支持部材、5はホームのレール1側の
一部の支持部材4を除去して鋼管3の埋設を行う作業領
域を示す。レール1間にはレール1と同高となるように
木材6を敷き、その上に自走式鋼管圧入機7と、自走式
鋼管搬入機8と、鋼管運搬用トラック9を走行、固定し
て作業を行う。
鋼管搬入機8は、クローラ式下部走行体10を有する自
走式車両であり、該下部走行体10上に旋回装置11を
介して上部旋回体12を設置し、該上部旋回体12にピ
ン14を中心として油圧シリンダ15によりアーム16
を起伏自在に取付けてなる。本例のアーム16は、内蔵
油圧シリンダ17により、インナアーム18がアウタア
ーム19に対して伸縮するものであり、インナアーム1
8の先端には、ピン20を中心として油圧シリンダ21
により首振り自在にブラケット23を取付け、該ブラケ
ット23に油圧モータ24付の旋回装置25を取付け、
該旋回装置25の被旋回側に、開閉用油圧シリンダ26
により可動爪27を固定爪28に対して近接、離反させ
ることにより、鋼管3を把持、解放する把持装置29が
取付けられている。
その平面図であり、鋼管圧入機7は、クローラ式下部走
行体30を有する自走式車両からなり、該下部走行体3
0上に旋回装置31を介して上部旋回体32を設置し、
該上部旋回体32の前部に枠34を突設し、該枠34に
ピンに35を中心として油圧シリンダ36により起伏自
在にリーダ支持枠37を取付ける。枠34の左右にはア
ウトリガー39を取付け、上部旋回体32の後部の左右
にもアウトリガー40を取付ける。
の上部を前記リーダ支持枠37の上部にピン43により
連結することにより左右に揺動自在に取付け、リーダ4
2の下部の背面とリーダ支持枠37の下端部との間に、
リーダの左右の傾斜角調整用の油圧シリンダ44を取付
け、該油圧シリンダ44の伸縮によって、リーダ支持枠
37に対するリーダ42の左右の傾斜角を調整可能と
し、油圧シリンダ36、44の操作により、リーダ42
を垂直姿勢に制御することができる。45はリーダ42
の頂部に取付けた絶縁板である。
有するものであり、これらの縦枠42a内に、昇降台4
7の両側を摺動自在に嵌合することにより、昇降台47
をリーダ42に昇降自在に装着する。リーダ42の下部
と昇降台47との間には、昇降台47を昇降させるため
の2段伸縮式の油圧シリンダ49が、両端をピン50、
51により連結して取付けられる。図4に示すように、
リーダ42の下部の両脇には、鋼管3の埋設作業時にリ
ーダ42を地盤に支持させるためのアウトリガー52が
取付けられる。
用のブラケット55が固定して取付けられ、該ブラケッ
ト55に、鋼管回転装置53の昇降基枠56が、ピン5
7により上下位置変更可能に取付けられ、昇降基枠56
を昇降台に対して昇降させるための小型の油圧シリンダ
(図示せず)が設けられる。
図6は鋼管回転装置53の側面断面図、図7はその部分
拡大図、図8はその回転輪を示す平面図である。図5に
示すように、昇降枠59は、前記鋼管3を挿通する開口
部59aを有するものであり、該昇降枠59は、対をな
す分割体60、61からなり、これらの分割体60、6
1は、油圧や空気圧シリンダ等のシリンダ62のロッド
に結合される結合部材としてのピン63により、昇降基
枠56側にそれぞれ設けたブラケット64、65が結合
される。また、昇降基枠56の反対側は、それぞれの分
割体60、61にそれぞれ設けたブラケット66、67
のピン孔に、一方の分割体に取付けた油圧または空気圧
シリンダ等のシリンダ68のロッドに結合された結合部
材としてのピン69を挿着することによって着脱自在に
結合される。70、71はそれぞれ昇降基枠56と分割
体60、61との間に設けた分割体開閉用の油圧または
空気圧シリンダからなるシリンダである。
分割体60、61には、それぞれ半円状内輪73を固定
し、該内輪73には軸受74を介して外輪75が回転自
在に嵌合される。外輪75に回転輪76が固定される。
73に取付けた複数の横軸77に回転自在に取付けた横
軸ローラ78と、横軸77に取付けた縦軸79に回転自
在に取付けた縦軸ローラ80とからなり、外輪75の内
周面には、前記ローラ78、80が内接する溝81が形
成される。なお、ローラ78、80を内接する溝81を
内輪73の外周面に設け、ローラ78、80を外輪75
の内周面に設けてもよい。
る。一方、昇降枠59の各分割体60、61の一方また
は図示のように双方には、外歯歯車82に噛合する歯車
83を有する回転輪駆動用油圧モータ84、85が設置
される。
れぞれ半リング状の分割体87、88からなるものであ
り、これらの分割体87、88は、一方の突合せ部が、
それぞれの分割体87、88にそれぞれ設けたブラケッ
ト89、90を結合部材としてのピン91により結合
し、他方の突合せ部は、それぞれの分割体87、88に
設けたブラケット96、97がピン98により着脱自在
に結合される。また、各分割体87、88には、それぞ
れチャックバンド92が枢着軸94を中心として分割体
87、88の内周面から突出可能に水平回動自在に取付
けられ、各チャックバンド92と各分割体87、88と
の間には、チャックバンド92を開閉させる油圧シリン
ダ95が取付けられる。チャックバンド92と油圧シリ
ンダ95によりチャック装置が構成される。99は油圧
シリンダ95への圧油の供給を確保するために回転体7
6に設置されたアキュムレータである。図6に示すよう
に、ピン91側には、分割体87、88のいずれか一方
に固定して、ピン91と同心をなし、かつピン91の上
方に孔93aを有するブラケット93が固定される。
を用いて鋼管3の圧入を行う場合は、電車が停止する夜
間において、レール1の支持地盤2の側部の作業場所5
あるいは2条のレール1の間の箇所において鋼管3を埋
設するため、鋼管圧入機7の鋼管回転装置53の軸心を
鋼管3の設置すべき位置に合わせ、油圧シリンダ36、
46を伸縮させてリーダ42を垂直姿勢にし、最初の鋼
管3を鋼管回転装置53にセットするため、図3におい
て、油圧シリンダ49を収縮させて鋼管回転装置53を
2点鎖線で示す下限位置とする。
より、回転輪76のブラケット93のピン孔93aに、
分割体60、61の枢着軸63を挿通し、シリンダ68
を収縮させてピン69をブラケット66、67の孔から
抜き、かつ、回転輪76のブラケット96、97の孔よ
りピン98を抜き、シリンダ70、71を収縮させ、図
9、図10に示すように昇降枠59の分割体60、61
および回転輪76の分割体87、88を開く。これによ
り、分割体60、61間および分割体87、88間に鋼
管3が通過できる隙間が形成される。
持装置29により最下端の掘削機能を有する鋼管3を把
持し、鋼管搬入機8の走行、旋回、アーム16の上下、
伸縮、ブラケット23の首振り、旋回により、鋼管3を
垂直にしたままで、図3に示すように、鋼管回転装置5
3の側方より分割体60、61間および分割体87、8
8間に鋼管3を通し、鋼管3を開口部59aの中心部に
位置させると共に着地させ、続いて、シリンダ70、7
1を伸長させて昇降枠60、61を閉じ、かつ回転輪7
6の分割体87、88を閉じ、シリンダ68を伸長させ
てピン69をブラケット66、67の孔に挿着すること
により、分割体60、61を結合すると共に、分割体8
7、88のブラケット96、97の孔にピン98を挿着
して分割体87、88を結合する。また、シリンダ62
を収縮させてピン63を回転輪76のブラケット93の
孔93aより抜くことにより、回転輪76を回転自在と
する。
伸長により、把持装置29の下に鋼管回転装置53が近
接するまで上げ、続いて油圧シリンダ95を伸長させて
チャックバンド92により鋼管3を把持し、鋼管搬入機
8の把持装置29による鋼管3の把持と解き、油圧シリ
ンダ49を収縮させて鋼管3を地面に押し付けながら、
油圧モータ84、85を作動させて鋼管3を回転させて
鋼管3による掘削を開始する。
最下位置まで下がると、チャックバンド92による鋼管
3の把持を解いて油圧シリンダ49を伸長させ、チャッ
クバンド92により鋼管3の最上部を把持して再度油圧
モータ84、85により回転輪76を回転させて鋼管3
による掘削、埋設を行う。
すると、再度昇降枠59の分割体60、61および回転
輪76の分割体87、88を開く。この場合、回転体7
6の分割面を昇降枠59の分割面に合わせる必要がある
ため、例えば昇降枠59にリミットスイッチを取付け、
回転体76にストライカを取付け、両者の分割面が合致
した所でリミットスイッチが作動して油圧モータ84、
85を自動停止させるか、あるいは手動によりコントロ
ール弁を操作して油圧モータ84、85の回転を制御し
て昇降枠59と回転輪76の分割面を合わせる。
76のブラケット93の孔93aにピン63を挿着し、
昇降枠59に回転輪76を固定する。そして前述のよう
に、ピン69、98を抜き、シリンダ70、71を収縮
させて分割体60、61および分割体87、88を開
く。
装置29により鋼管3を把持し、前記分割体60、61
間の隙間および分割体87、88間の隙間より鋼管3の
下部を通して鋼管回転装置53の中心部に鋼管3を入
れ、再度分割体60、61および分割体87、88を前
述のように閉じる。
巻かれるワイヤロープをアームを介して鋼管3の中心部
よりシーブを介して吊り下げ、先端のフックを鋼管3内
の係止部に掛けて支持するか、あるいは把持装置29に
治具(これらの支持装置は図示していない)を取付けて
その治具を介して鋼管3を回転自在に支持し、先行の鋼
管3の上部の雌ねじ部に継ぎ足し用鋼管の下端の雄ねじ
部を嵌め、手で継ぎ足し用鋼管3を回して先行鋼管3に
螺合して結合するか、あるいは溶接や固定具によって結
合し、前述と同様な作業により、鋼管3の掘削、埋め込
みを行なう、このような作業を繰り返すことにより、最
終的には硬質地盤に至るまで鋼管3の埋設を行う。作業
終了時には、図3に示すピン57の着脱と不図示の油圧
シリンダの操作により、昇降基枠56の位置を下に変更
して鋼管3の頂部の位置を下げ、この状態で鋼管3の埋
設をさらに進めることにより、ダミーの短い鋼管である
やっとこ等を使用することなく、鋼管3の頂部を下げて
ホームの仮修復に邪魔にならないようにする。なお、一
般に、鋼管3内には、水等の掘削液を下端から噴出する
配管を継ぎ足し、圧送ポンプより水等を掘削部に噴出し
ながら作業を行う。
側方から鋼管3を挿入可能とすることにより、図3に示
すように、鋼管回転装置53の上部から鋼管3を差し込
む場合に比較し、鋼管回転装置53の上面と、チャック
バンド92により把持される鋼管3の頂部との間との間
の高低差ΔH分だけ長い鋼管3の埋設を行うことがで
き、その分鋼管3の継ぎ足し工程が少なくなり、能率を
向上させることができる。なお、図3の実線に示すよう
に、鋼管回転装置53を上げた状態で鋼管3の中心部へ
の搬入を行うようにしてもよい。
68を無くし、人力によって分割体60、61の開閉や
ピン63、69の着脱を行うようにしておくか、あるい
はシリンダ70、71のロッド室、ボトム室の短絡を可
能としておき、かつピン63、69がシリンダ62、6
8から外せるようにしておけば、鋼管埋設作業中、鋼管
3を把持した状態で鋼管圧入機7が故障し停止しても、
各分割体60、61、87、88を人力によって分離す
ることができるので、鋼管3から鋼管回転装置53を外
すことができ、鋼管圧入機が自走可能であれば現場から
鋼管圧入機を自走させて退避させることができ、自走不
可能であれば、何らかの牽引手段を用いて線路上から退
避させることができる。
であり、本実施例は、図11(A)の斜視図および図1
3(A)の背面図、図13(B)の側面図に示すよう
に、前記リーダ42に沿って昇降させる昇降台47に取
付ける昇降基枠56の前面の左右に、それぞれ上下に対
をなすガイドロッド100、101を設け、これらのガ
イドロッド100、101に沿ってそれぞれ昇降枠59
の左右の分割体60、61の背面に設けたブラケット1
02、103の孔102a、103a(図11(A)、
図12(A)参照)を摺動自在に嵌合すると共に、昇降
基枠56とブラケット102、103との間にそれぞれ
分割体60、61を近接、離反させるためのシリンダ1
04、105を取付けたものである。これらの分割体6
0、61は、昇降基枠56側とその反対側において、シ
リンダ62、68により上下動されるピン63、69に
より、着脱自在に結合される。油圧モータ84、85
は、これを小型化して薄型の鋼管回転装置を構成するた
め、各分割体60、61にそれぞれ2台ずつ設置してい
る。
(A)、(B)に示すように前記同様に周方向に2分割
し、それぞれ2つの突き合わせ部をピン91、98によ
り結合する。
ように、分割体60、61をそれぞれ分割体87、88
に合わせ、ピン63、69、91、98を抜き、シリン
ダ104、105を操作して昇降枠59の分割体60、
61を離反させることにより、回転輪76の分割体8
7、88も同時に離反させて、これらの分割体間に鋼管
3を側方から挿入する。鋼管3を挿入した後は、図14
(B)に示すように、前記ピン63、69、91、98
を対応するブラケットの孔に挿通して各分割体60、6
1および87、88を結合する。
例を示す平面図であり、昇降枠を、それぞれ、第1の分
割体110と、該第1の分割体110の両端にピン11
3、114により水平回動自在に取付けられる分割体1
11、112とからなり、これらの分割体111、11
2の先端のブラケット120、121が結合部材である
ピン123に結合される。分割体110、111、11
2には回転輪を回転させるための油圧モータ115、1
16、117が搭載される。
体111、112どうしを実線で示すように結合を解い
て開いた状態において、第2の分割体111、112間
に、鋼管を側方から挿入する隙間が形成される。
回転体も各分割体110〜112とそれぞれ同じ周方向
の占有角を有する分割体により構成してもよいが、図1
6(B)に示すように、回転体76Aは非分割型に構成
してもよい。回転体76Aを非分割型に構成すれば、図
3から分かるように、回転体76Aの上面から昇降枠5
9の上面までの高低差ΔH1分長い鋼管3を用いること
ができる。また、回転体76Aを非分割型とすれば、回
転体76Aを分割したり、結合する必要がなく、また、
昇降枠59の分割面に回転体の分割面を合わせる作業が
不要となるため、鋼管の搬入のための段取りが容易迅速
に行える。このような非分割型の回転体76Aは、図1
ないし図15に示した実施例においても採用可能であ
る。ただし、回転体76Aは、昇降枠59を開く際に、
1つの昇降枠分割体に保持しておくため、何らかの結合
手段によって回転体76Aを昇降枠分割体に固定して離
脱を防止することが好ましい。
線路地盤に鋼管を埋設する場合、地面からリーダ42の
頂部までの高さは約4mとし、鋼管回転装置53の取付
け部53aを除いた円盤部の高さを約80cmとした。
この場合、鋼管回転装置53を分割型にしなければ、鋼
管3の長さは約2m70cm程度となるが、分割型とす
れば、約3m20cm程度の長さのものが使用可能とな
る。また、非分割型の回転体76Aを用いた場合、約3
m程度の鋼管を使用可能となる。
8は、アーム16を起伏式にしたが、上下昇降式にして
もよい。また、本発明は、駅における鋼管の埋設や地階
における鋼管の埋設を行う場合のみならず、都市部等に
おいて、上部に障害物が存在するような場合に適用する
ことができる。また、鋼管圧入機や鋼管搬入機は、現場
の制限高さや鋼管径に応じた規模に構成でき、前記駅に
おける鋼管の埋設等に対して記述した寸法に限定されな
い。また、昇降枠や回転体の分割構造は、例えば片開き
式とする等、種々に変更可能である。
動によって昇降枠内および回転輪内に入れることが可能
となることにより、上方に障害物がある場合において
も、鋼管の下端を低い位置にして昇降枠等の枠内に入れ
ることができるから、鋼管の長さの制限が緩和され、比
較的長い鋼管を使用することが可能となる。従って、作
業空間の高さが低い場合においても、継ぎ足しに要する
労力および時間を短縮し、鋼管埋設能率を向上させるこ
とができる。また、各分割体を人力によって分離、結合
できるようにしておけば、鋼管を把持した状態で鋼管圧
入機が故障し停止しても、鋼管から鋼管回転装置を外す
ことができ、現場から鋼管圧入機を退避させることがで
きる。
することにより、回転体の分解、結合を行う必要がなく
なり、鋼管を搬入するための段取りの手間、労力を低減
できる。
に鋼管回転装置を取付けたので、鋼管を埋設する箇所に
自走により鋼管回転装置を移動させ、容易、迅速に位置
設定を行うことができる。
について示す平面図である。
面図である。
図である。
る。
である。
面図である。
態で示す平面図である。
転装置の昇降基枠を示す斜視図、(B)はその昇降枠の
概略を示す斜視図である。
置の昇降枠を示す斜視図、(B)はその回転体を示す斜
視図である。
管回転装置を示す背面図、(B)はその部分断面側面図
である。
例における鋼管回転装置を、それぞれ開いた状態、閉じ
た状態で示す平面図である。
例における鋼管回転装置の回転体を、それぞれ開いた状
態、閉じた状態で示す平面図である。
例における鋼管回転装置の昇降枠と回転体を示す平面図
である。
5:埋設作業領域、6:木材、7:鋼管圧入機、8:鋼
管搬入機、9:トラック、29:把持装置、30:下部
走行体、31:旋回装置、32:上部旋回体、36:油
圧シリンダ、37:リーダ支持枠、39、40:アウト
リガー、42:リーダ、47:昇降台、49:油圧シリ
ンダ、53:鋼管回転装置、55:ブラケット、56:
昇降基枠、59:昇降枠、59a:開口部、60、6
1:分割体、62、68、70、71:シリンダ、6
3、69:ピン、73:内輪、74:軸受、75:外
輪、76、76A:回転輪、78:横軸ローラ、80:
縦軸ローラ、81:溝、82:外歯歯車、84、85:
油圧モータ、87、88:分割体、91、98:ピン、
92:チャックバンド、95:油圧シリンダ、100、
101:ガイドロッド、102、103:ブラケット、
104、105:油圧シリンダ、110、111、11
2:分割体、113、114:ピン、115〜117:
油圧モータ、123:ピン
Claims (6)
- 【請求項1】中心に鋼管を挿通する開口部を有する昇降
枠に、該昇降枠に取付けられたモータにより回転される
回転輪を取付けると共に、該回転輪に鋼管を把持するチ
ャック装置を取付けてなる鋼管回転装置を有する鋼管圧
入機において、 前記昇降枠および回転輪を、それぞれ、周方向に複数個
に分割された分割体により構成し、 各分割体の結合部の少なくとも一部の結合を解いて分割
体間を開くことにより、鋼管を側方から挿入する隙間が
分割体間に形成されることを特徴とする鋼管圧入機。 - 【請求項2】中心に鋼管を挿通する開口部を有する昇降
枠に、該昇降枠に取付けられたモータにより回転される
回転輪を取付けると共に、該回転輪に鋼管を把持するチ
ャック装置を取付けてなる鋼管回転装置を有する鋼管圧
入機において、 前記昇降枠および回転輪を、それぞれ周方向に2分割さ
れた分割体により構成すると共に、 前記昇降枠、回転輪の各分割体は、一方の突き合わせ部
に設けた結合部材を中心として相互に水平回動自在に結
合し、他方の突き合わせ部を結合部材により着脱自在に
結合し、 前記昇降枠、回転輪のそれぞれ一方の結合部材による結
合を解いて分割体の一端側を開くことにより、鋼管を側
方から挿入する隙間が分割体間に形成されることを特徴
とする鋼管圧入機。 - 【請求項3】中心に鋼管を挿通する開口部を有する昇降
枠に、該昇降枠に取付けられたモータにより回転される
回転輪を取付けると共に、該回転輪に鋼管を把持するチ
ャック装置を取付けてなる鋼管回転装置を有する鋼管圧
入機において、 前記昇降枠および回転輪を、それぞれ周方向に2分割さ
れた分割体により構成すると共に、 前記昇降枠、回転輪の各分割体は、昇降枠と共に昇降さ
れる昇降基枠に相互に離反、近接可能に取付けられ、 分割体どうしを離反させた状態において、鋼管を側方か
ら挿入する隙間が分割体間に形成されることを特徴とす
る鋼管圧入機。 - 【請求項4】中心に鋼管を挿通する開口部を有する昇降
枠に、該昇降枠に取付けられたモータにより回転される
回転輪を取付けると共に、該回転輪に鋼管を把持するチ
ャック装置を取付けてなる鋼管回転装置を有する鋼管圧
入機において、 前記昇降枠および回転輪を、それぞれ、第1の分割体
と、該第1の分割体の両端に回動自在に取付けられ、先
端が結合部材に結合される対をなす第2の分割体とによ
り構成すると共に、 対をなす第2の分割体どうしを結合を解いて開いた状態
において、第2の分割体間に、鋼管を側方から挿入する
隙間が形成されることを特徴とする鋼管圧入機。 - 【請求項5】中心に鋼管を挿通する開口部を有する昇降
枠に、該昇降枠に取付けられたモータにより回転される
回転輪を取付けると共に、該回転輪に鋼管を把持するチ
ャック装置を取付けてなる鋼管回転装置を有する鋼管圧
入機において、 前記昇降枠を周方向に複数個に分割された分割体により
構成し、 各分割体の結合部の少なくとも一部の結合を解いて分割
体間を開くことにより、鋼管を側方から挿入する隙間が
分割体間に形成されることを特徴とする鋼管圧入機。 - 【請求項6】請求項1から5までのいずれかにおいて、 前記昇降枠が、自走式作業機のリーダに昇降装置によっ
て昇降されるように取付けられてなることを特徴とする
鋼管圧入機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12525297A JP3218202B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 鋼管圧入機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12525297A JP3218202B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 鋼管圧入機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10317379A JPH10317379A (ja) | 1998-12-02 |
JP3218202B2 true JP3218202B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=14905523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12525297A Expired - Fee Related JP3218202B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 鋼管圧入機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3218202B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3641799B2 (ja) * | 2000-04-20 | 2005-04-27 | 株式会社グランドリフォーム | 鋼管杭回転埋設装置 |
JP3725010B2 (ja) * | 2000-07-18 | 2005-12-07 | 株式会社大林組 | 鉄筋篭運搬建て込み機 |
JP3694724B2 (ja) * | 2001-06-08 | 2005-09-14 | 株式会社コプロス | 立坑構築機 |
JP3683238B2 (ja) * | 2002-07-22 | 2005-08-17 | 株式会社コプロス | 立坑構築機およびその縮幅方法 |
JP4712547B2 (ja) * | 2005-12-06 | 2011-06-29 | 日立建機株式会社 | 柱状体引き抜き用アタッチメントと柱状体引き抜き機 |
JP7048362B2 (ja) * | 2018-03-13 | 2022-04-05 | 日本車輌製造株式会社 | 杭打機 |
CN108946140B (zh) * | 2018-07-04 | 2020-05-22 | 芜湖市泰能电热器具有限公司 | 一种大型钢管自动搬运设备 |
JP6525299B1 (ja) * | 2018-09-19 | 2019-06-05 | 株式会社Die Kraft | 柱材引抜き装置 |
JP6828935B1 (ja) * | 2020-08-31 | 2021-02-10 | 株式会社徳永組 | ケーシング把持具、及び杭抜き工法 |
-
1997
- 1997-05-15 JP JP12525297A patent/JP3218202B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10317379A (ja) | 1998-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2993763B2 (ja) | 油井の中心から外れた位置に直接駆動掘削装置を支持する装置 | |
CA2344034C (en) | Drilling machine and method for sinking a well | |
JP3218202B2 (ja) | 鋼管圧入機 | |
JP5686649B2 (ja) | 超低空頭掘削装置、それに使用するケリーロッド、その掘削反力取得方法及びその移動装置 | |
JP3723134B2 (ja) | ジャケット構造体の杭との接合方法およびその接合構造、接合プラグ取付用自動装置 | |
JP5292019B2 (ja) | 杭施工装置及び場所打ちコンクリート杭の構築方法 | |
JP2007291807A (ja) | 基礎機械および軸体の着脱方法 | |
JP3255278B2 (ja) | 低空頭鋼管圧入方法と低空頭鋼管圧入機 | |
TWI740251B (zh) | 低頂空挖掘機及其組裝工法 | |
JP3901420B2 (ja) | 縦穴掘削機の据付装置及び据付方法 | |
JP7057994B2 (ja) | ソイルセメント杭の施工方法 | |
CN206707732U (zh) | 全断面二衬仰拱盾构设备 | |
JP3637173B2 (ja) | 掘削機の昇降装置 | |
JPH0813488A (ja) | 杭打機 | |
JP2001207770A (ja) | 鋼管圧入装置の運搬据付装置と運搬据付方法 | |
WO2010101315A1 (ko) | 지하 옹벽구축용 전기도보식 파일드라이버 | |
JPH0629221Y2 (ja) | 鋼管杭打設装置 | |
JP3250373B2 (ja) | 掘削装置及び掘削装置による掘削体の貫入方法 | |
JP3001783B2 (ja) | 穴掘装置およびこれを用いた穴掘工法 | |
JP3815756B2 (ja) | 竪孔用仮設エレベーター及びその輸送方法 | |
JP3805479B2 (ja) | 小口径管埋設装置 | |
JPH0426551Y2 (ja) | ||
JP3782324B2 (ja) | アースドリル | |
JP2568482Y2 (ja) | 地中掘削機 | |
CN117127635A (zh) | 一种富水区复合型基坑降水井系统及其施工方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010724 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070803 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080803 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803 Year of fee payment: 12 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |