JP3217202B2 - 小型エレベータの鉄塔構造 - Google Patents
小型エレベータの鉄塔構造Info
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- JP3217202B2 JP3217202B2 JP01364494A JP1364494A JP3217202B2 JP 3217202 B2 JP3217202 B2 JP 3217202B2 JP 01364494 A JP01364494 A JP 01364494A JP 1364494 A JP1364494 A JP 1364494A JP 3217202 B2 JP3217202 B2 JP 3217202B2
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般住宅などの低階層
建物に設けられる小型エレベータの鉄塔構造に関する。
建物に設けられる小型エレベータの鉄塔構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭63−310486
号公報に記載されているように、縦枠の上部に、乗かご
を駆動するトラクションマシンを支持する支持ベースを
備えた小型エレベータの鉄塔構造が提案されている。こ
の従来の鉄塔構造にあっては、重量の大きいトラクショ
ンマシンを縦枠の上部に据付ける必要があることから、
このトラクションマシンの搬入、据付作業が困難である
という問題があった。
号公報に記載されているように、縦枠の上部に、乗かご
を駆動するトラクションマシンを支持する支持ベースを
備えた小型エレベータの鉄塔構造が提案されている。こ
の従来の鉄塔構造にあっては、重量の大きいトラクショ
ンマシンを縦枠の上部に据付ける必要があることから、
このトラクションマシンの搬入、据付作業が困難である
という問題があった。
【0003】そこで、このような従来の問題を解決する
一手段として、縦枠の下部に、ロープを介して乗かごを
駆動するトラクションマシンを支持する支持ベースを設
け、上記の縦枠の上部に、上記のロープが巻掛けられる
プーリを支持するプーリベースを設けた小型エレベータ
の鉄塔構造が実用化されている。
一手段として、縦枠の下部に、ロープを介して乗かごを
駆動するトラクションマシンを支持する支持ベースを設
け、上記の縦枠の上部に、上記のロープが巻掛けられる
プーリを支持するプーリベースを設けた小型エレベータ
の鉄塔構造が実用化されている。
【0004】図3はこの種の小型エレベータの鉄塔構造
を説明する斜視図である。
を説明する斜視図である。
【0005】この図3に示す小型エレベータは、図示し
ない建屋内に立設され、図示しない乗かごが昇降する昇
降路を形成する4本の縦枠1a〜1dと、これらの縦枠
1a〜1dの下部に設けられ、図示しないトラクション
マシンを支持する支持ベース2と、縦枠1a〜1dの上
部に設けられ、図示しないプーリを支持するプーリベー
ス3とを備えている。そして、このプーリベース3は溶
接部4を介して一体的に構成されており、このプーリベ
ース3の縦寸法と横寸法はそれぞれ例えば1600×8
00mm程度である。なお、上記の縦枠1a、1bの上
端に、支持フレーム5aが固定され、縦枠1c、1dの
上端に、他の支持フレーム5bが固定され、この一対の
支持フレーム5a、5b上にプーリベース3が載置され
ている。
ない建屋内に立設され、図示しない乗かごが昇降する昇
降路を形成する4本の縦枠1a〜1dと、これらの縦枠
1a〜1dの下部に設けられ、図示しないトラクション
マシンを支持する支持ベース2と、縦枠1a〜1dの上
部に設けられ、図示しないプーリを支持するプーリベー
ス3とを備えている。そして、このプーリベース3は溶
接部4を介して一体的に構成されており、このプーリベ
ース3の縦寸法と横寸法はそれぞれ例えば1600×8
00mm程度である。なお、上記の縦枠1a、1bの上
端に、支持フレーム5aが固定され、縦枠1c、1dの
上端に、他の支持フレーム5bが固定され、この一対の
支持フレーム5a、5b上にプーリベース3が載置され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、プーリベース3がかなり大きな一体構造物
(縦、横寸法が例えば1600mm×800mm程度)
であるとともに、重量が40〜50kg程度で重いた
め、このプーリベース3を縦枠1a〜1dの上部まで引
上げて支持フレーム5上に載置する作業が困難であって
作業効率が低いばかりか、プーリベース3の据付作業に
複数の作業者が必要であった。また、高所で40〜50
kg程度の比較的重量物を取扱うことから作業者の安全
性にも問題があった。
来技術では、プーリベース3がかなり大きな一体構造物
(縦、横寸法が例えば1600mm×800mm程度)
であるとともに、重量が40〜50kg程度で重いた
め、このプーリベース3を縦枠1a〜1dの上部まで引
上げて支持フレーム5上に載置する作業が困難であって
作業効率が低いばかりか、プーリベース3の据付作業に
複数の作業者が必要であった。また、高所で40〜50
kg程度の比較的重量物を取扱うことから作業者の安全
性にも問題があった。
【0007】さらに、上述したようにプーリベース3が
かなり重いことから、このプーリベース3の位置ずれを
調整する際に、その微調整が難しいという問題もあっ
た。
かなり重いことから、このプーリベース3の位置ずれを
調整する際に、その微調整が難しいという問題もあっ
た。
【0008】なお、小型エレベータを一般住宅に据付け
る場合、エレベータ部品の設置スペースなどが制約を受
けることが多く、例えば縦枠1a〜1dの上端から天井
までの距離が300mm程度のみであることから、上述
した搬入時の作業効率の低下が顕著であった。
る場合、エレベータ部品の設置スペースなどが制約を受
けることが多く、例えば縦枠1a〜1dの上端から天井
までの距離が300mm程度のみであることから、上述
した搬入時の作業効率の低下が顕著であった。
【0009】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、プーリベ
ースの搬入を容易に、かつ安全に行なうことのできる小
型エレベータの鉄塔構造を提供することにある。
に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、プーリベ
ースの搬入を容易に、かつ安全に行なうことのできる小
型エレベータの鉄塔構造を提供することにある。
【0010】また、その第2の目的は、迅速にプーリベ
ースを所定位置に芯出し固定することのできる小型エレ
ベータの鉄塔構造を提供することにある。
ースを所定位置に芯出し固定することのできる小型エレ
ベータの鉄塔構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ため、本発明は、建屋内に立設され、乗かごが昇降する
昇降路を形成する縦枠と、この縦枠の下部に設けられ、
上記乗かごをロープを介して駆動するトラクションマシ
ンを支持する支持ベースと、上記縦枠の上部に設けら
れ、上記ロープが巻掛けられるプーリを支持するプーリ
ベースとを備えた小型エレベータの鉄塔構造において、
上記プーリベースを複数の分割部分から形成するととも
に、上記分割部分を互いに締結する締結手段を設けた構
成にしてある。
ため、本発明は、建屋内に立設され、乗かごが昇降する
昇降路を形成する縦枠と、この縦枠の下部に設けられ、
上記乗かごをロープを介して駆動するトラクションマシ
ンを支持する支持ベースと、上記縦枠の上部に設けら
れ、上記ロープが巻掛けられるプーリを支持するプーリ
ベースとを備えた小型エレベータの鉄塔構造において、
上記プーリベースを複数の分割部分から形成するととも
に、上記分割部分を互いに締結する締結手段を設けた構
成にしてある。
【0012】
【作用】本発明は、上記のように構成したので、プーリ
ベースの搬入時に、プーリベースの分割部分のそれぞれ
を順次搬入する。これにより、プーリベースの各分割部
分の寸法および重量が小さいことから、搬入作業が容易
であるばかり、一人のみの作業者による単独作業が可能
であり、また縦枠の上部での高所作業を比較的安全な状
態で行なうことができる。また、上記プーリベースの分
割部分のそれぞれを順次縦枠の上部まで引上げた後、こ
れらの分割部分を締結手段を介して互いに締結する。こ
れによって、分割部分の接合部を溶接する作業を要せず
にプーリベースを設置できる。しかも、プーリベースの
各分割部分の重量が小さいことから、プーリベースの位
置ずれを調整する際に各分割部分を個々に移動させるこ
とにより、位置決め時の微調整を容易に行なうことがで
きる。したがって、迅速にプーリベースを芯出し固定で
きる。
ベースの搬入時に、プーリベースの分割部分のそれぞれ
を順次搬入する。これにより、プーリベースの各分割部
分の寸法および重量が小さいことから、搬入作業が容易
であるばかり、一人のみの作業者による単独作業が可能
であり、また縦枠の上部での高所作業を比較的安全な状
態で行なうことができる。また、上記プーリベースの分
割部分のそれぞれを順次縦枠の上部まで引上げた後、こ
れらの分割部分を締結手段を介して互いに締結する。こ
れによって、分割部分の接合部を溶接する作業を要せず
にプーリベースを設置できる。しかも、プーリベースの
各分割部分の重量が小さいことから、プーリベースの位
置ずれを調整する際に各分割部分を個々に移動させるこ
とにより、位置決め時の微調整を容易に行なうことがで
きる。したがって、迅速にプーリベースを芯出し固定で
きる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の小型エレベータの鉄塔構造の
実施例を図に基づいて説明する。
実施例を図に基づいて説明する。
【0014】図1は本発明の小型エレベータの鉄塔構造
を含む一実施例を示す斜視図、図2は図1の小型エレベ
ータに備えられるプーリベースの分解斜視図である。な
お、図1において前述した図3に示すものと同等のもの
には同一符号を付してある。すなわち、1a〜1dは縦
枠、2は支持ベース、5a、5bは支持フレームであ
る。
を含む一実施例を示す斜視図、図2は図1の小型エレベ
ータに備えられるプーリベースの分解斜視図である。な
お、図1において前述した図3に示すものと同等のもの
には同一符号を付してある。すなわち、1a〜1dは縦
枠、2は支持ベース、5a、5bは支持フレームであ
る。
【0015】図1に示す本実施例の鉄塔構造が適用され
る小型エレベータでは、前述した図3に示すものと比べ
て、プーリベース6が4つの分割部分、例えば支持部材
7、8、ロープ端支持台9およびプーリ支持台10から
形成されており、支持部材7、8に対してロープ端支持
台9およびプーリ支持台10をそれぞれ締結するボルト
などの締結手段11が設けられている。
る小型エレベータでは、前述した図3に示すものと比べ
て、プーリベース6が4つの分割部分、例えば支持部材
7、8、ロープ端支持台9およびプーリ支持台10から
形成されており、支持部材7、8に対してロープ端支持
台9およびプーリ支持台10をそれぞれ締結するボルト
などの締結手段11が設けられている。
【0016】上述した支持部材7、8は、それぞれの両
端が支持フレーム5a、5b上に載置され、これらの支
持部材7、8上に、ロープ端支持台9およびプーリ支持
台10の両端が載置されている。この状態で締結手段1
1を介してロープ端支持台9およびプーリ支持台10が
支持部材7、8に締結されるとともに、上記の締結手段
11のうちの一部のものを介して支持部材7、8が支持
フレーム5a、5bに締結される。上述したロープ端支
持台9には、図示しない乗かごを吊上げるロープの端部
が取付けられ、プーリ支持台10には、上記のロープが
巻掛けられる図示しないプーリが載置され、このプーリ
支持台10はボルト12を介して支持フレーム5bに締
結される。
端が支持フレーム5a、5b上に載置され、これらの支
持部材7、8上に、ロープ端支持台9およびプーリ支持
台10の両端が載置されている。この状態で締結手段1
1を介してロープ端支持台9およびプーリ支持台10が
支持部材7、8に締結されるとともに、上記の締結手段
11のうちの一部のものを介して支持部材7、8が支持
フレーム5a、5bに締結される。上述したロープ端支
持台9には、図示しない乗かごを吊上げるロープの端部
が取付けられ、プーリ支持台10には、上記のロープが
巻掛けられる図示しないプーリが載置され、このプーリ
支持台10はボルト12を介して支持フレーム5bに締
結される。
【0017】この実施例にあっては、まず建屋内の設置
部分の底部に支持ベース2を芯出し固定し、この支持ベ
ース2の四隅に各縦枠1a〜1dの下端を固定し、支持
ベース2上に各縦枠1a〜1dを立設した後、縦枠1
a、1bの上部に支持フレーム5aを取付けるととも
に、他の縦枠1c、1dの上部に支持フレーム5bを取
付ける。
部分の底部に支持ベース2を芯出し固定し、この支持ベ
ース2の四隅に各縦枠1a〜1dの下端を固定し、支持
ベース2上に各縦枠1a〜1dを立設した後、縦枠1
a、1bの上部に支持フレーム5aを取付けるととも
に、他の縦枠1c、1dの上部に支持フレーム5bを取
付ける。
【0018】次いで、一方の支持部材7を支持フレーム
5a、5b上まで引上げて、支持部材7の一端7aを支
持フレーム5a上に載置し、他端7bを支持フレーム5
b上に載置した後、この他端7bをボルト等により仮固
定し、同様に、他方の支持部材8を支持フレーム5a、
5b上まで引上げて、支持部材8の一端8aを支持フレ
ーム5a上に載置し、他端8bを支持フレーム5b上に
載置した後、この他端8bをボルト等により仮固定す
る。
5a、5b上まで引上げて、支持部材7の一端7aを支
持フレーム5a上に載置し、他端7bを支持フレーム5
b上に載置した後、この他端7bをボルト等により仮固
定し、同様に、他方の支持部材8を支持フレーム5a、
5b上まで引上げて、支持部材8の一端8aを支持フレ
ーム5a上に載置し、他端8bを支持フレーム5b上に
載置した後、この他端8bをボルト等により仮固定す
る。
【0019】次いで、ロープ端支持台9を支持部材7、
8上まで引上げて所定位置に載置し、支持フレーム5
a、支持部材7の一端7a、およびロープ端支持台9を
重ね合わせた状態で締結手段11を介して締結し、同様
に、支持フレーム5a、他の支持部材8の一端8a、お
よびロープ端支持台9を締結手段11を介して締結す
る。次いで、支持部材7の他端7b、および支持部材8
の他端8bから上記の仮固定用のボルト等を取外した
後、プーリ支持台10を支持部材7、8上まで引上げて
所定位置に載置し、支持フレーム5a、支持部材7の他
端7b、およびプーリ支持台10を重ね合わせた状態で
締結手段11を介して締結し、同様に、支持フレーム5
a、他の支持部材8の他端8b、およびプーリ支持台1
0を締結手段11を介して締結する。さらに、プーリ支
持台10をボルト12を介して支持フレーム5bに締結
して、一連の鉄塔組立作業を終了する。
8上まで引上げて所定位置に載置し、支持フレーム5
a、支持部材7の一端7a、およびロープ端支持台9を
重ね合わせた状態で締結手段11を介して締結し、同様
に、支持フレーム5a、他の支持部材8の一端8a、お
よびロープ端支持台9を締結手段11を介して締結す
る。次いで、支持部材7の他端7b、および支持部材8
の他端8bから上記の仮固定用のボルト等を取外した
後、プーリ支持台10を支持部材7、8上まで引上げて
所定位置に載置し、支持フレーム5a、支持部材7の他
端7b、およびプーリ支持台10を重ね合わせた状態で
締結手段11を介して締結し、同様に、支持フレーム5
a、他の支持部材8の他端8b、およびプーリ支持台1
0を締結手段11を介して締結する。さらに、プーリ支
持台10をボルト12を介して支持フレーム5bに締結
して、一連の鉄塔組立作業を終了する。
【0020】その後、支持ベース2上にトラクションマ
シンを搭載するとともに、プーリベース6のプーリ支持
台10にプーリを搭載し、縦枠1a〜1dで形成される
昇降路内に図示しない乗かごおよびつり合いおもりを搬
入して、トラクションマシンの駆動により、プーリに巻
掛けたロープ(図示せず)を介して乗かごおよびつり合
いおもりを昇降させるようになっている。
シンを搭載するとともに、プーリベース6のプーリ支持
台10にプーリを搭載し、縦枠1a〜1dで形成される
昇降路内に図示しない乗かごおよびつり合いおもりを搬
入して、トラクションマシンの駆動により、プーリに巻
掛けたロープ(図示せず)を介して乗かごおよびつり合
いおもりを昇降させるようになっている。
【0021】このように構成した実施例では、プーリベ
ース6の各分割部分、すなわち支持部材7、8、ロープ
端支持台9およびプーリ支持台10のそれぞれを順次搬
入することにより、それぞれの分割部分の寸法および重
量が小さいことから、搬入作業が容易であるばかり、一
人のみの作業者による単独作業が可能であり、また縦枠
1a〜1dの上部での高所作業を比較的安全な状態で行
なうこともできる。
ース6の各分割部分、すなわち支持部材7、8、ロープ
端支持台9およびプーリ支持台10のそれぞれを順次搬
入することにより、それぞれの分割部分の寸法および重
量が小さいことから、搬入作業が容易であるばかり、一
人のみの作業者による単独作業が可能であり、また縦枠
1a〜1dの上部での高所作業を比較的安全な状態で行
なうこともできる。
【0022】そして、上記のようにプーリベース6の各
分割部分、すなわち支持部材7、8、ロープ端支持台9
およびプーリ支持台10の搬入後、支持部材7、8に対
してロープ端支持台9およびプーリ支持台10を締結手
段11を介して互いに締結するので、分割部分の接合部
を溶接する作業を要せずに、一体化したプーリベース6
が得られる。このプーリベース6の位置ずれを調整する
際に、各分割部分を個々に移動させることにより、各分
割部分の重量が小さいことから位置決め時の微調整を容
易に行なえる。したがって、迅速にプーリベース6を所
定位置に芯出し固定できる。
分割部分、すなわち支持部材7、8、ロープ端支持台9
およびプーリ支持台10の搬入後、支持部材7、8に対
してロープ端支持台9およびプーリ支持台10を締結手
段11を介して互いに締結するので、分割部分の接合部
を溶接する作業を要せずに、一体化したプーリベース6
が得られる。このプーリベース6の位置ずれを調整する
際に、各分割部分を個々に移動させることにより、各分
割部分の重量が小さいことから位置決め時の微調整を容
易に行なえる。したがって、迅速にプーリベース6を所
定位置に芯出し固定できる。
【0023】なお、本実施例ではプーリベース6を4つ
の分割部分から形成したが、必要に応じて、支持ベース
を他の個数の分割部分から形成することもできる。
の分割部分から形成したが、必要に応じて、支持ベース
を他の個数の分割部分から形成することもできる。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、プ
ーリベースの分割部分のそれぞれを順次搬入することに
より、各分割部分の寸法および重量が小さいことから、
搬入作業が容易であるばかり、一人のみの作業者による
単独作業が可能であり、縦枠の上部での高所作業を比較
的安全な状態で行なえる。また、分割部分の接合部を溶
接する作業を要せずにプーリベースを設置できるととも
に、各分割部分の位置調整が比較的容易であることか
ら、プーリベースを迅速に所定位置に芯出し固定でき
る。したがって、本発明によれば、小型エレベータを据
付ける際の作業効率や安全性を向上できるという効果が
ある。
ーリベースの分割部分のそれぞれを順次搬入することに
より、各分割部分の寸法および重量が小さいことから、
搬入作業が容易であるばかり、一人のみの作業者による
単独作業が可能であり、縦枠の上部での高所作業を比較
的安全な状態で行なえる。また、分割部分の接合部を溶
接する作業を要せずにプーリベースを設置できるととも
に、各分割部分の位置調整が比較的容易であることか
ら、プーリベースを迅速に所定位置に芯出し固定でき
る。したがって、本発明によれば、小型エレベータを据
付ける際の作業効率や安全性を向上できるという効果が
ある。
【図1】本発明の小型エレベータの鉄塔構造を含む一実
施例を示す斜視図である。
施例を示す斜視図である。
【図2】図1の小型エレベータに備えられるプーリベー
スの分解斜視図である。
スの分解斜視図である。
【図3】従来の小型エレベータの鉄塔構造を説明する斜
視図である。
視図である。
1a〜1d 縦枠 2 支持ベース 6 プーリベース 7、8 支持部材(分割部分) 9 ロープ端支持台(分割部分) 10 プーリ支持台(分割部分) 11 締結手段
フロントページの続き (72)発明者 寺西 勝也 茨城県勝田市堀口832番地の2 日立エ レベータエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−310486(JP,A) 特開 平4−153180(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 7/00
Claims (1)
- 【請求項1】 建屋内に立設され、乗かごが昇降する昇
降路を形成する縦枠と、この縦枠の下部に設けられ、上
記乗かごをロープを介して駆動するトラクションマシン
を支持する支持ベースと、上記縦枠の上部に設けられ、
上記ロープが巻掛けられるプーリを支持するプーリベー
スとを備えた小型エレベータの鉄塔構造において、 上記プーリベースを複数の分割部分から形成するととも
に、上記分割部分を互いに締結する締結手段を設けたこ
とを特徴とする小型エレベータの鉄塔構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01364494A JP3217202B2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 小型エレベータの鉄塔構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01364494A JP3217202B2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 小型エレベータの鉄塔構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07215624A JPH07215624A (ja) | 1995-08-15 |
JP3217202B2 true JP3217202B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=11838947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01364494A Expired - Fee Related JP3217202B2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 小型エレベータの鉄塔構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3217202B2 (ja) |
-
1994
- 1994-02-07 JP JP01364494A patent/JP3217202B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07215624A (ja) | 1995-08-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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