JP2000063060A - 工事用エレベータ - Google Patents
工事用エレベータInfo
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- JP2000063060A JP2000063060A JP23574898A JP23574898A JP2000063060A JP 2000063060 A JP2000063060 A JP 2000063060A JP 23574898 A JP23574898 A JP 23574898A JP 23574898 A JP23574898 A JP 23574898A JP 2000063060 A JP2000063060 A JP 2000063060A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 工事用エレベータの全設備の組立、解体後に
本設エレベータを始めから組み立てるという二度手間を
なくし、建築コスト低減を実現するとともに、エレベー
タの据付効率向上を可能とする工事用エレベータの提
供。 【解決手段】 複数台のエレベータの昇降路がその昇降
路側部材２１を隔てて互いに隣接するよう構築される建
屋に昇降可能に取付けられる工事用エレベータを、前記
複数の昇降路間の昇降路側部材２１が構築される以前
に、前記複数の昇降路のうち両端に位置する昇降路の互
いに対向する昇降路壁１ａ、１ｂへ一対のガイドレール
５、６を設置するとともに、これら一対の本設エレベー
タ用ガイドレール５、６にその両端部が案内されて昇降
し、前記ガイドレールを結ぶ直線方向を長尺方向とする
昇降台２を設けた構成にしてある。
本設エレベータを始めから組み立てるという二度手間を
なくし、建築コスト低減を実現するとともに、エレベー
タの据付効率向上を可能とする工事用エレベータの提
供。 【解決手段】 複数台のエレベータの昇降路がその昇降
路側部材２１を隔てて互いに隣接するよう構築される建
屋に昇降可能に取付けられる工事用エレベータを、前記
複数の昇降路間の昇降路側部材２１が構築される以前
に、前記複数の昇降路のうち両端に位置する昇降路の互
いに対向する昇降路壁１ａ、１ｂへ一対のガイドレール
５、６を設置するとともに、これら一対の本設エレベー
タ用ガイドレール５、６にその両端部が案内されて昇降
し、前記ガイドレールを結ぶ直線方向を長尺方向とする
昇降台２を設けた構成にしてある。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に建屋建築中に
資材運搬等に使用される工事用エレベータに関する。 【０００２】 【従来の技術】従来における建屋建築中に使用される工
事用エレベータの一例としては、特開平７−２３７８５
７号公報、特開平７−２９１５５８号公報等にその記載
がみられる。 【０００３】これらの従来技術の工事用エレベータは、
建築資材である鉄筋、鉄骨等の長尺部材を載置可能な長
尺寸法を有する昇降台と、この昇降台の長尺方向両端部
に近接するよう昇降台の昇降行程全域にわたって立設さ
れる一対の支持塔と、これら一対の支持塔にそれぞれ設
けられ前記昇降台と係合し、その昇降を案内するガイド
レールとを備えて構成されていた。 【０００４】そして前記昇降台を、前記建築資材を搭載
した状態で前記ガイドレールに案内させて昇降させるこ
とにより運搬し、建屋建築を行っていた。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
技術の工事用エレベータは、構成する部材、すなわち前
記昇降台、支持塔、ガイドレールの部材全てが建屋建築
時のみに用いる仮設材であることから、設備の組立、解
体後に本設エレベータを始めから組み立てるという二度
手間が発生し、建築コストをアップさせる要因となると
いう不都合があった。 【０００６】本発明は上記不都合を鑑みてなされたもの
で、その目的は、建築コスト低減を実現するとともに、
エレベータの据付効率向上を可能とする工事用エレベー
タを提供するにある。 【０００７】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数台のエレベータの昇降路がその昇降路
側部材を隔てて互いに隣接するよう構築される建屋に昇
降可能に取付けられる工事用エレベータにおいて、前記
複数の昇降路間の昇降路側部材が構築される以前に、前
記複数の昇降路のうち両端に位置する昇降路の互いに対
向する昇降路壁へ一対の本設エレベータ用ガイドレール
を設置するとともに、これら一対の本設エレベータ用ガ
イドレールにその両端部が案内されて昇降し、前記ガイ
ドレールを結ぶ直線方向を長尺方向とする昇降台を設け
て構成したことを特徴とする。 【０００８】本発明によれば上記のように工事用エレベ
ータを構成したことから、前記ガイドレールを、本設の
エレベータ、すなわち建屋完成時において顧客が利用す
るエレベータのガイドレールとしたならば前記仮設材を
低減し建築コストダウンを実現できる。 【０００９】また、複数の昇降路の両端側壁に一対のガ
イドレールを設け、この一対のガイドレールに案内され
るよう昇降台を構成したため、昇降台は、前記一対のガ
イドレール間を連結する長尺寸法を有することから長尺
材である前記建築資材を載置運搬可能である。 【００１０】また、このガイドレールを前記顧客用エレ
ベータのガイドレールの据付位置に据付けたならこのガ
イドレールをそのまま顧客用エレベータのガイドレール
として用いることができ早期にガイドレール据付を完了
できることから、顧客用エレベータの据付効率をも向上
可能である。 【００１１】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。ここで図１は本発明による工事用エ
レベータの斜視図、図２は工事用エレベータの組立手順
を示すフローチャート、図３は工事用エレベータの解体
手順を示すフローチャート、図４は中間部材が工事用エ
レベータによって取付けられた昇降路の上面図である。 【００１２】図１において、１は２台並列となって設置
されるエレベータの昇降路、２は工事用のエレベータ昇
降台、工事用のエレベータ昇降台２の下部に位置する２
ａ、２ｂは工事用エレベータの駆動部となる自走式巻上
機である。３は工事用のエレベータの揚重用ワイヤロー
プ４を昇降路１の頂部から垂下させるための滑車、５お
よび６は昇降路１の両端に位置する壁面１ａ、１ｂにブ
ラケット２２にて固定され、複数本が連結され、かつ、
工事用エレベータをガイドする本設エレベータ用のガイ
ドレール、７は工事用エレベータ昇降台２をガイドレー
ル５および６に沿わせるためのガイド部、８および９は
ガイドレール５および６と、本設エレベータ用緩衝器１
０、１１を昇降路１に固定する緩衝器固定台、１２、１
３は昇降路１の出入口である。 【００１３】この実施形態の工事用エレベータは図２に
示すフローチャートのような手順で組み立てられる。 【００１４】まず、Ｓ１に示すように昇降路最上部に滑
車３を設置する。そして滑車３にワイヤロープ４を通
す。滑車３および揚重ロープ４は最上階の図示しないデ
ッキプレート上にて設置作業を行う。この図示しないデ
ッキプレートはあらかじめ建築側に、切り落とさず、滑
車３と揚重ロープ４を設置後切断するよう要求しておけ
ばよい。 【００１５】次いで、Ｓ２に示すように緩衝器固定台
８、９を昇降路１の底部へそれぞれ所定の位置へ設置す
る。この所定位置とは、２台並列となって設置されるエ
レベータのための所定位置となる。 【００１６】そして、Ｓ３に示すようにガイドレール
５、６の最下部レール５ａ、６ａをそれぞれ緩衝器固定
台８、９および昇降路１の壁面に図示されないブラケッ
トにて固定する。 【００１７】次いで、Ｓ４に示すように工事用エレベー
タの昇降台２を塔内１へ昇降路入口１１より搬入し、昇
降路１の底部へ設置する。この時ガイドレール５、６に
工事用エレベータ昇降台２のガイド部を沿うように設置
する。 【００１８】そしてＳ５に示すように工事用エレベータ
の昇降台２下部に位置する自走式巻上機２ａ、２ｂと先
ほどあらかじめ取付けておいたワイヤロープ３を連結さ
せる。 【００１９】次にＳ６に示すように工事用エレベータの
昇降台２に残りのガイドレール５、６を載せ、工事用エ
レベータの昇降台２を自走式巻上機２ａ、２ｂを駆動さ
せることにより上昇させ、最下部レール５ａ、６ａの上
部近傍まで移動させる。 【００２０】そして最下部レール５ａ、６ａの上端部に
ガイドレール５、６を連結させ、図示されないブラケッ
トにて昇降路１の壁面に固定する。このＳ６の作業を繰
り返し、昇降路１の全行程に渡り一本化されたガイドレ
ール５、６は設置、固定される。 【００２１】以上により工事用エレベータの昇降台２
は、ガイドレール５、６をガイドし、昇降路１を上下動
することができ、工事用エレベータの使用が可能とな
る。 【００２２】次いで工事用エレベータ乗かご２は図３に
示すフローチャートのような手順で分解し、同時に本設
のエレベータの設置を行う。 【００２３】まず、Ｔ１に示すように昇降路１の底部に
図示しない２台並列となっている本設エレベータの釣り
合い錘用の緩衝器固定台を設置し、Ｔ２のように図示し
ない最下部の釣り合い錘用ガイドレールを図示しない釣
り合い錘用の緩衝器固定台に固定する。 【００２４】次にＴ３に示すように工事用エレベータの
昇降台２に図示しない残りの釣り合い錘用のガイドレー
ル５、６を載せ、工事用エレベータの昇降台２を自走式
巻上機２ａ、２ｂを駆動させることにより上昇させ、図
示しない釣り合い錘用の最下部ガイドレールの上部近傍
まで移動させる。 【００２５】そして釣り合い錘用の最下部ガイドレール
の上端部に釣り合い錘用のガイドレールを連結させ、図
示されないブラケットにて昇降路１の壁面に固定する。
このＴ３の作業を繰り返し、昇降路１の全行程に渡り一
本化された釣り合い錘用のガイドレールは設置、固定さ
れる。 【００２６】次にＴ４に示すように工事用エレベータの
昇降台２を昇降路１の最上部まで移動させ、工事用エレ
ベータの昇降台２より、図４に示すようにガイドレール
５と対となるガイドレール５ａとガイドレール６と対と
なるガイドレール６ａを昇降路１に固定するブラケット
２０を取付ける中間部材２１を昇降路１に取付ける。以
降中間部材２１を昇降路１の上部より下部に向かって、
必要数を順次取付けていく。 【００２７】次にＴ５に示すように工事用エレベータの
昇降台２を解体し、昇降路１の出入口１２より搬出す
る。 【００２８】そして工事用エレベータの昇降台２を搬出
後、ガイドレール５と対となるガイドレール５ａとガイ
ドレール６と対となるガイドレール６ａをブラケット２
０と２台のエレベータの昇降路を区切る昇降路壁部材と
なる中間部材２１とを介して昇降路１へ固定する。 【００２９】このように上述した工事用エレベータは、
本設エレベータのガイドレール５、６および緩衝器固定
台８、９を流用して使用することが可能なため、仮設材
の削減が図られ、かつ、工事用エレベータのガイドレー
ル５、６の解体時間が削減されまた本設エレベータのガ
イドレール５、６および緩衝器類１０〜１３の設置時間
の削減を図ることができる。 【００３０】 【発明の効果】本発明によれば、工事用エレベータの全
設備の組立、解体後に本設エレベータを始めから組み立
てるという二度手間をなくし、建築コスト低減を実現す
るとともに、エレベータの据付効率向上を可能とするこ
とができる。
資材運搬等に使用される工事用エレベータに関する。 【０００２】 【従来の技術】従来における建屋建築中に使用される工
事用エレベータの一例としては、特開平７−２３７８５
７号公報、特開平７−２９１５５８号公報等にその記載
がみられる。 【０００３】これらの従来技術の工事用エレベータは、
建築資材である鉄筋、鉄骨等の長尺部材を載置可能な長
尺寸法を有する昇降台と、この昇降台の長尺方向両端部
に近接するよう昇降台の昇降行程全域にわたって立設さ
れる一対の支持塔と、これら一対の支持塔にそれぞれ設
けられ前記昇降台と係合し、その昇降を案内するガイド
レールとを備えて構成されていた。 【０００４】そして前記昇降台を、前記建築資材を搭載
した状態で前記ガイドレールに案内させて昇降させるこ
とにより運搬し、建屋建築を行っていた。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
技術の工事用エレベータは、構成する部材、すなわち前
記昇降台、支持塔、ガイドレールの部材全てが建屋建築
時のみに用いる仮設材であることから、設備の組立、解
体後に本設エレベータを始めから組み立てるという二度
手間が発生し、建築コストをアップさせる要因となると
いう不都合があった。 【０００６】本発明は上記不都合を鑑みてなされたもの
で、その目的は、建築コスト低減を実現するとともに、
エレベータの据付効率向上を可能とする工事用エレベー
タを提供するにある。 【０００７】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数台のエレベータの昇降路がその昇降路
側部材を隔てて互いに隣接するよう構築される建屋に昇
降可能に取付けられる工事用エレベータにおいて、前記
複数の昇降路間の昇降路側部材が構築される以前に、前
記複数の昇降路のうち両端に位置する昇降路の互いに対
向する昇降路壁へ一対の本設エレベータ用ガイドレール
を設置するとともに、これら一対の本設エレベータ用ガ
イドレールにその両端部が案内されて昇降し、前記ガイ
ドレールを結ぶ直線方向を長尺方向とする昇降台を設け
て構成したことを特徴とする。 【０００８】本発明によれば上記のように工事用エレベ
ータを構成したことから、前記ガイドレールを、本設の
エレベータ、すなわち建屋完成時において顧客が利用す
るエレベータのガイドレールとしたならば前記仮設材を
低減し建築コストダウンを実現できる。 【０００９】また、複数の昇降路の両端側壁に一対のガ
イドレールを設け、この一対のガイドレールに案内され
るよう昇降台を構成したため、昇降台は、前記一対のガ
イドレール間を連結する長尺寸法を有することから長尺
材である前記建築資材を載置運搬可能である。 【００１０】また、このガイドレールを前記顧客用エレ
ベータのガイドレールの据付位置に据付けたならこのガ
イドレールをそのまま顧客用エレベータのガイドレール
として用いることができ早期にガイドレール据付を完了
できることから、顧客用エレベータの据付効率をも向上
可能である。 【００１１】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。ここで図１は本発明による工事用エ
レベータの斜視図、図２は工事用エレベータの組立手順
を示すフローチャート、図３は工事用エレベータの解体
手順を示すフローチャート、図４は中間部材が工事用エ
レベータによって取付けられた昇降路の上面図である。 【００１２】図１において、１は２台並列となって設置
されるエレベータの昇降路、２は工事用のエレベータ昇
降台、工事用のエレベータ昇降台２の下部に位置する２
ａ、２ｂは工事用エレベータの駆動部となる自走式巻上
機である。３は工事用のエレベータの揚重用ワイヤロー
プ４を昇降路１の頂部から垂下させるための滑車、５お
よび６は昇降路１の両端に位置する壁面１ａ、１ｂにブ
ラケット２２にて固定され、複数本が連結され、かつ、
工事用エレベータをガイドする本設エレベータ用のガイ
ドレール、７は工事用エレベータ昇降台２をガイドレー
ル５および６に沿わせるためのガイド部、８および９は
ガイドレール５および６と、本設エレベータ用緩衝器１
０、１１を昇降路１に固定する緩衝器固定台、１２、１
３は昇降路１の出入口である。 【００１３】この実施形態の工事用エレベータは図２に
示すフローチャートのような手順で組み立てられる。 【００１４】まず、Ｓ１に示すように昇降路最上部に滑
車３を設置する。そして滑車３にワイヤロープ４を通
す。滑車３および揚重ロープ４は最上階の図示しないデ
ッキプレート上にて設置作業を行う。この図示しないデ
ッキプレートはあらかじめ建築側に、切り落とさず、滑
車３と揚重ロープ４を設置後切断するよう要求しておけ
ばよい。 【００１５】次いで、Ｓ２に示すように緩衝器固定台
８、９を昇降路１の底部へそれぞれ所定の位置へ設置す
る。この所定位置とは、２台並列となって設置されるエ
レベータのための所定位置となる。 【００１６】そして、Ｓ３に示すようにガイドレール
５、６の最下部レール５ａ、６ａをそれぞれ緩衝器固定
台８、９および昇降路１の壁面に図示されないブラケッ
トにて固定する。 【００１７】次いで、Ｓ４に示すように工事用エレベー
タの昇降台２を塔内１へ昇降路入口１１より搬入し、昇
降路１の底部へ設置する。この時ガイドレール５、６に
工事用エレベータ昇降台２のガイド部を沿うように設置
する。 【００１８】そしてＳ５に示すように工事用エレベータ
の昇降台２下部に位置する自走式巻上機２ａ、２ｂと先
ほどあらかじめ取付けておいたワイヤロープ３を連結さ
せる。 【００１９】次にＳ６に示すように工事用エレベータの
昇降台２に残りのガイドレール５、６を載せ、工事用エ
レベータの昇降台２を自走式巻上機２ａ、２ｂを駆動さ
せることにより上昇させ、最下部レール５ａ、６ａの上
部近傍まで移動させる。 【００２０】そして最下部レール５ａ、６ａの上端部に
ガイドレール５、６を連結させ、図示されないブラケッ
トにて昇降路１の壁面に固定する。このＳ６の作業を繰
り返し、昇降路１の全行程に渡り一本化されたガイドレ
ール５、６は設置、固定される。 【００２１】以上により工事用エレベータの昇降台２
は、ガイドレール５、６をガイドし、昇降路１を上下動
することができ、工事用エレベータの使用が可能とな
る。 【００２２】次いで工事用エレベータ乗かご２は図３に
示すフローチャートのような手順で分解し、同時に本設
のエレベータの設置を行う。 【００２３】まず、Ｔ１に示すように昇降路１の底部に
図示しない２台並列となっている本設エレベータの釣り
合い錘用の緩衝器固定台を設置し、Ｔ２のように図示し
ない最下部の釣り合い錘用ガイドレールを図示しない釣
り合い錘用の緩衝器固定台に固定する。 【００２４】次にＴ３に示すように工事用エレベータの
昇降台２に図示しない残りの釣り合い錘用のガイドレー
ル５、６を載せ、工事用エレベータの昇降台２を自走式
巻上機２ａ、２ｂを駆動させることにより上昇させ、図
示しない釣り合い錘用の最下部ガイドレールの上部近傍
まで移動させる。 【００２５】そして釣り合い錘用の最下部ガイドレール
の上端部に釣り合い錘用のガイドレールを連結させ、図
示されないブラケットにて昇降路１の壁面に固定する。
このＴ３の作業を繰り返し、昇降路１の全行程に渡り一
本化された釣り合い錘用のガイドレールは設置、固定さ
れる。 【００２６】次にＴ４に示すように工事用エレベータの
昇降台２を昇降路１の最上部まで移動させ、工事用エレ
ベータの昇降台２より、図４に示すようにガイドレール
５と対となるガイドレール５ａとガイドレール６と対と
なるガイドレール６ａを昇降路１に固定するブラケット
２０を取付ける中間部材２１を昇降路１に取付ける。以
降中間部材２１を昇降路１の上部より下部に向かって、
必要数を順次取付けていく。 【００２７】次にＴ５に示すように工事用エレベータの
昇降台２を解体し、昇降路１の出入口１２より搬出す
る。 【００２８】そして工事用エレベータの昇降台２を搬出
後、ガイドレール５と対となるガイドレール５ａとガイ
ドレール６と対となるガイドレール６ａをブラケット２
０と２台のエレベータの昇降路を区切る昇降路壁部材と
なる中間部材２１とを介して昇降路１へ固定する。 【００２９】このように上述した工事用エレベータは、
本設エレベータのガイドレール５、６および緩衝器固定
台８、９を流用して使用することが可能なため、仮設材
の削減が図られ、かつ、工事用エレベータのガイドレー
ル５、６の解体時間が削減されまた本設エレベータのガ
イドレール５、６および緩衝器類１０〜１３の設置時間
の削減を図ることができる。 【００３０】 【発明の効果】本発明によれば、工事用エレベータの全
設備の組立、解体後に本設エレベータを始めから組み立
てるという二度手間をなくし、建築コスト低減を実現す
るとともに、エレベータの据付効率向上を可能とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による工事用エレベータの斜視図であ
る。 【図２】工事用エレベータの組立手順を示すフローチャ
ートである。 【図３】工事用エレベータの解体手順を示すフローチャ
ートである。 【図４】中間部材が工事用エレベータによって取付けら
れた昇降路の上面図である。 【符号の説明】 １ エレベータ昇降路 ２ 昇降台 ３ 滑車 ４ 揚重用ワイヤロープ ５、６ ガイドレール ７ ガイド部 ８、９ 緩衝器固定台 １０、１１ 緩衝器 １２、１３ 昇降路出入口
る。 【図２】工事用エレベータの組立手順を示すフローチャ
ートである。 【図３】工事用エレベータの解体手順を示すフローチャ
ートである。 【図４】中間部材が工事用エレベータによって取付けら
れた昇降路の上面図である。 【符号の説明】 １ エレベータ昇降路 ２ 昇降台 ３ 滑車 ４ 揚重用ワイヤロープ ５、６ ガイドレール ７ ガイド部 ８、９ 緩衝器固定台 １０、１１ 緩衝器 １２、１３ 昇降路出入口
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 複数台のエレベータの昇降路がその昇降
路側部材を隔てて互いに隣接するよう構築される建屋に
昇降可能に取付けられる工事用エレベータにおいて、 前記複数の昇降路間の昇降路側部材が構築される以前
に、前記複数の昇降路のうち両端に位置する昇降路の互
いに対向する昇降路壁へ一対の本設エレベータ用ガイド
レールを設置するとともに、これら一対の本設エレベー
タ用ガイドレールにその両端部が案内されて昇降し、前
記ガイドレールを結ぶ直線方向を長尺方向とする昇降台
を設けたことを特徴とする工事用エレベータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23574898A JP2000063060A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 工事用エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23574898A JP2000063060A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 工事用エレベータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000063060A true JP2000063060A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=16990652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23574898A Pending JP2000063060A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 工事用エレベータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000063060A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007022714A (ja) * | 2005-07-14 | 2007-02-01 | Sansei Kenki Kk | エレベータ |
| JP2011032067A (ja) * | 2009-08-04 | 2011-02-17 | Nihon Bisoh Co Ltd | 仮設ガイドレールの取付金具 |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP23574898A patent/JP2000063060A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007022714A (ja) * | 2005-07-14 | 2007-02-01 | Sansei Kenki Kk | エレベータ |
| JP2011032067A (ja) * | 2009-08-04 | 2011-02-17 | Nihon Bisoh Co Ltd | 仮設ガイドレールの取付金具 |
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