JP3216934B2 - アウターリードの曲げ成形方法及びこれを用いた半導体装置 - Google Patents

アウターリードの曲げ成形方法及びこれを用いた半導体装置

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JP3216934B2
JP3216934B2 JP06664493A JP6664493A JP3216934B2 JP 3216934 B2 JP3216934 B2 JP 3216934B2 JP 06664493 A JP06664493 A JP 06664493A JP 6664493 A JP6664493 A JP 6664493A JP 3216934 B2 JP3216934 B2 JP 3216934B2
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3421Leaded components

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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造に利用
されるアウターリードの曲げ成形方法及びこれを用いた
半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂モールドタイプの半導体装置は、樹
脂モールド後にダムバーの内側部分に残ったレジンを除
去し、ダムバーカットを行った後、アウターリードを所
定形状に曲げ成形して製品とする。図6は樹脂モールド
後にレジン落としおよびダムバーカットを行った状態を
示す。レジン落とし、ダムバーカットは櫛刃状のパンチ
を使用して行うが、加工精度上からアウターリード10
はダムバー部分でわずかに広幅になり、レジン落とし後
もリードの側面にレジンかすが付着して残留する。
【0003】アウターリード10はその基部位置で曲げ
成形するが、図6のようにダムバーカットした部分が若
干広幅になることから、このダムバー位置にリード曲げ
位置がかかるとダムバーの両端に応力が集中し、両端部
分に段がついてきれいなアール形状に曲げることができ
ない。そこで、リード曲げ位置にダムバー位置がかから
ないようダムバーをリードの基部から離した位置に設定
することが行われている。この方法によれば、図5に示
すようにリード曲げ後のダムバー12の位置はパッケー
ジの側面と平行になる直線部分にくるから精度のよいア
ール曲げが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ダムバー1
2の位置をリードの基部位置よりも離すようにするとリ
ードに付着して残留するレジンの量が増えるとともにリ
ード側面からレジンが剥離しやすくなる。これはレジン
落としした後、残留レジンを除去する処理をせずに引き
続いてリード曲げ加工を施すためで、リード曲げの際に
レジン14部分も曲げられるため剥離しやすくなり、剥
離したレジンは曲げダイ上に落下して打こんを生じさせ
る。
【0005】このため、レジン14の剥離や落下を防止
する方法として、上記例とは逆に図4に示すようにダム
バー12の位置をアウターリード10の基部にできるだ
け近づけ、ダムバー位置の外側でリード曲げするように
することが行われるようになってきた。しかしながら、
実装スペースの関係上アウターリード10を側方に張り
出すことは適当ではなく、はんだ接合部として所要の接
合面積を確保するためにはリードの基部にできるだけ近
い位置で曲げ成形することが求められる。このため、こ
の方法の場合はリードを曲げる際にできるだけ直角に近
い形状で曲げることになる。この結果、めっき割れやリ
ードの母材割れが生じて製品不良がおきやすく、製品形
状にばらつきが生じやすいといった問題点があった。
【0006】本発明は、このようなリードを曲げ成形し
て製品とする半導体装置でのリード曲げにおける問題点
を解消すべくなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、リード曲げの際にめっき割れやリードの母材割れ
を生じさせずに成形することができ、リードの曲げ精度
の高い製品として得ることができる半導体装置における
アウターリードの曲げ成形方法及びこれを用いた半導体
装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、樹脂モールド後
にレジン落とし、ダムバーカットを行った後、アウター
リードを所定形状に曲げ成形するアウターリードの曲げ
成形方法において、前記アウターリードの肩部にダムバ
ー位置を設定するとともに、該ダムバー位置を挟む両側
に各々リードの曲げ位置を設定してリードを曲げ成形す
ることを特徴とする。また、樹脂モールド後にアウター
リードを所定形状に曲げ成形して成る半導体装置におい
て、前記曲げ成形されたアウターリードの肩部にダムバ
ー位置が設定され、該ダムバー位置を挟む両側に各々リ
ードの曲げ位置を設定してリードが曲げ成形されたこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係るアウターリードの曲げ成形方法で
は、レジン落とし、ダムバーカットを行った後、アウタ
ーリードを曲げ成形する際に、ダムバー位置を挟む両側
位置に各々リードの曲げ位置を設定して曲げ成形する。
ダムバーを挟む両側で曲げ加工することで各々の曲げ位
置での曲げ角度を小さく設定することができ、母材割れ
やめっき割れが生じないようにして曲げ加工することが
できる。また、アウターリードの肩部をダムバー位置を
挟んで曲げ成形することによって曲げ精度の高い半導体
装置として提供される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る半導体装置
の一実施例の構成を示す説明図である。本実施例の半導
体装置はアウターリード10をZ形に曲げ成形する製品
で、リードの肩部分にダムバー12位置がかかるようダ
ムバー12の位置を設定し、ダムバー12を挟む両側に
それぞれ曲げ位置を設定して曲げ加工することを特徴と
する。
【0010】図1でA部およびB部がアウターリード1
0の肩部での曲げ位置を示す。図のようにA部とB部の
2か所で曲げ成形することで、A部とB部での曲げ角度
をかなりゆるやかに設定できるからリード曲げの際にリ
ードの母材やリードのめっき被膜に及ぼす悪影響を小さ
くして曲げ成形できるという利点がある。図のようにA
部での曲げ角度をθ1 、B部での曲げ角度をθ2 とする
と、肩部で90°に曲げるとするとθ1 +θ2 =90°
に設定すればよく、A部およびB部での曲げ角度は従来
のような1か所で曲げ成形する場合にくらべて半分程度
の曲げ量ですますことができる。
【0011】このようにリードの曲げ角度が小さい場合
にはリードに無理な力が作用しないから、リードの母材
に割れを生じさせたり、リードのめっき被膜に割れを生
じさせるといった問題を解消することができる。この方
法によれば、材質的に割れが生じやすい材料を用いたリ
ードフレームの場合でも、リード母材の割れ等を生じさ
せずに良好な曲げ成形ができ、不良品の発生を抑えるこ
とが可能になる。
【0012】また、上記のようにリードの曲げ位置をダ
ムバー12にかからない位置に設定することで、各々の
曲げ個所での曲げ精度を効果的に高めることができる。
これによって、最終的な製品でのアウターリード10の
曲げ精度を向上させることができ、曲げ精度のばらつき
のない良品を確実に製造することができる。なお、本実
施例の方法によれば、ダムバー12は曲げ位置AとBの
中間の平坦部分にある。
【0013】なお、本実施例の場合もダムバー12の内
側部分についてはリードの側面に付着するレジンに対し
て曲げ力が作用するが、本方法の場合はリードの曲げ角
度が小さいからレジンに対する剥離力が強く作用せず、
曲げ加工時にレジンが剥離されることを防止することが
できる。また、曲げ角度が小さいことからダムバー12
の内側の曲げ位置(A部)をパッケージ16の外面に近
い位置に設定することができ、レジンの付着長さを短く
できるからレジンを付着しやすくして剥離除去しにくく
させる作用もある。
【0014】また、上記のように本実施例の場合にはダ
ムバー12の内側の曲げ位置を従来の製品にくらべてパ
ッケージ16の外面に近い位置に設定できることと、B
部でさらに内側に曲げるようにすることから、肩部分で
の張り出し量も従来製品にくらべてさほど大きくならな
いようにでき、アウターリード10の先端位置の延出量
を抑えることができて、はんだ接合部として所要の接合
面積を確保してかつコンパクトな製品として提供するこ
とが可能になる。
【0015】なお、上記実施例ではリードをZ形に曲げ
成形する例について説明したが、本発明方法はリード曲
げ加工の際にダムバーの位置がリードの曲げ位置にかか
るような曲げ加工を行う必要がある製品の場合には、Z
曲げに限らず種々製品に適用することができる。図2は
DIPタイプの半導体装置に適用した例でアウターリー
ド10をL形に曲げ成形する製品に適用した例である。
また、図3はアウターリード10をJ形に曲げ成形する
製品に適用した例である。いずれの場合も、アウターリ
ード10を肩部分で曲げ成形する際にダムバー12を挟
む両側位置で各々曲げ成形したものである。これらの製
品の場合も母材の割れやめっき被膜の割れを防止して好
適な曲げ成形を行うことができる。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るアウターリードの曲げ成形
方法によれば、上述したように、リードの母材割れやリ
ードのめっき割れを発生させることなく、不良品の発生
を抑えて良好なリードの曲げ加工を行うことができる。
また、リードの曲げ成形精度を向上させることができ良
品を製造することができる。また、本発明に係る半導体
装置はリードの曲げ精度の高い良品として提供できる等
の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアウターリードの曲げ成形方法を
適用した半導体装置の一実施例を示す説明図である。
【図2】本発明に係るアウターリードの曲げ成形方法を
適用した半導体装置の他の実施例を示す説明図である。
【図3】本発明に係るアウターリードの曲げ成形方法を
適用した半導体装置のさらに他の実施例を示す説明図で
ある。
【図4】アウターリードの従来の曲げ形状を示す説明図
である。
【図5】アウターリードの従来の曲げ形状を示す説明図
である。
【図6】樹脂モールド後にレジン落とし、ダムバーカッ
トした状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 アウターリード 12 ダムバー 14 レジン 16 パッケージ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂モールド後にレジン落とし、ダムバ
    ーカットを行った後、アウターリードを所定形状に曲げ
    成形するアウターリードの曲げ成形方法において、 前記アウターリードの肩部にダムバー位置を設定すると
    ともに、該ダムバー位置を挟む両側に各々リードの曲げ
    位置を設定してリードを曲げ成形することを特徴とする
    アウターリードの曲げ成形方法。
  2. 【請求項2】 樹脂モールド後にアウターリードを所定
    形状に曲げ成形して成る半導体装置において、 前記曲げ成形されたアウターリードの肩部にダムバー位
    置が設定され、該ダムバー位置を挟む両側に各々リード
    の曲げ位置を設定してリードが曲げ成形されたことを特
    徴とする半導体装置。
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