JP3216821U - 洗濯バサミ - Google Patents

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喜寛 高山
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Abstract

【課題】大小2種類の挟み部を切り替えて効率的に使用できる洗濯バサミを提供する。【解決手段】洗濯バサミ1は、第1挟み部10、第2挟み部20、第1挟み部又は第2挟み部の何れか一方の挟み部を閉状態としておくために一方の挟み部の先端を内側に向けて付勢させるバネ部材30、及び、第1挟み部と第2挟み部との間に設けられ、バネ部材を保持する保持部40を備える。保持部は、バネ部材による付勢力を第1挟み部又は第2挟み部の何れか一方に付与することをスライド移動により切り替え可能に構成され、バネ部材の付勢力が第1挟み部に付与される場合には第2挟み部の内側への操作に応じて第1挟み部が閉状態から開状態となり、バネ部材の付勢力が第2挟み部に付与される場合には第1挟み部の内側への操作に応じて第2挟み部が閉状態から開状態となる。【選択図】図5

Description

本考案は、洗濯バサミに関する。
特許文献1及び特許文献2には、大きさの異なる大小2種類の洗濯バサミを有する構成が開示されている。このような洗濯バサミは、例えばタオルケットなどの比較的大きめの洗濯物を物干し竿に吊り掛けて干す場合、洗濯物の上部を大きい洗濯バサミで物干し竿に止め、洗濯物の側端部を複数の箇所において小さい洗濯バサミで止め、風による洗濯物の移動や落下等を防止するために用いることができる。また、特許文献3には、反転型の洗濯バサミが開示されている。
特開2007−014419号公報 登録実用新案第3146300号公報 特開2009−183658号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に示す洗濯バサミでは、洗濯物の大きさに応じて大きさの異なる2種類の洗濯バサミの一方だけを使用して洗濯物を止める場合、他方の洗濯バサミを使用しないことになり、使用方法として効率的でないことがある。また、特許文献1等に記載の洗濯バサミ構成では、大きさの異なる2種類の洗濯バサミそれぞれを用意する必要があり、その分、その製造や設計等に手間がかかる。更に、従来の洗濯バサミでは、挟み部の一部が欠けてしまった場合、他の部分(例えば操作部)が壊れていなくても洗濯バサミとしては使用できなくなってしまう。そこで、より効率的に使用することができる洗濯バサミの実現が望まれている。
本考案は、より効率的に使用することができる洗濯バサミを開示することを目的とする。
本考案の一形態に係る洗濯バサミは、第1挟み部と、第1挟み部とは逆側に位置する第2挟み部と、第1挟み部又は第2挟み部の何れか一方の挟み部を閉状態としておくために当該一方の挟み部の先端を内側に向けて付勢させるバネ部材と、第1挟み部と第2挟み部との間に設けられ、バネ部材を保持する保持部と、を備えている。保持部は、バネ部材による付勢力を第1挟み部又は第2挟み部の何れか一方に付与することを切り替え可能に構成されており、バネ部材による付勢力が第1挟み部に付与される場合には、第2挟み部の内側への操作に応じて第1挟み部は閉状態から開状態となり、バネ部材による付勢力が第2挟み部に付与される場合には、第1挟み部の内側への操作に応じて第2挟み部は閉状態から開状態となる。
本考案によれば、洗濯バサミをより効率的に使用することができる。
図1の(a)は、本考案の一実施形態に係る洗濯バサミの第1態様の閉状態を示す斜視図であり、図1の(b)は、その第1態様の開状態を示す斜視図である。 図2の(a)は、図1に示す洗濯バサミの第1態様の正面図であり、図2の(b)はその平面図であり、図2の(c)はその背面図であり、図2の(d)はその左側側面図であり、図2の(e)はその右側側面図であり、図2の(f)はその底面図である。 図3の(a)は、本考案の一実施形態に係る洗濯バサミの第2態様の閉状態を示す斜視図であり、図3の(b)は、その第2態様の開状態を示す斜視図である。 図4の(a)は、図3に示す洗濯バサミの第2態様の正面図であり、図4の(b)はその平面図であり、図4の(c)はその背面図であり、図4の(d)はその左側側面図であり、図4の(e)はその右側側面図であり、図4の(f)はその底面図である。 図5の(a)から(e)は、本考案の一実施形態に係る洗濯バサミを図1に示す第1態様から図3に示す第2態様に変換させる際の動きを模式的に示す斜視図である。
[本願考案の実施形態の説明]
最初に本願考案の実施形態の内容を列記して説明する。本願考案に係る洗濯バサミは、 第1挟み部と、第1挟み部とは逆側に位置する第2挟み部と、第1挟み部又は第2挟み部の何れか一方の挟み部を閉状態としておくために当該一方の挟み部の先端を内側に向けて付勢させるバネ部材と、第1挟み部と第2挟み部との間に設けられ、バネ部材を保持する保持部と、を備えている。保持部は、バネ部材による付勢力を第1挟み部又は第2挟み部の何れか一方に付与することを切り替え可能に構成されており、バネ部材による付勢力が第1挟み部に付与される場合には、第2挟み部の内側への操作に応じて第1挟み部は閉状態から開状態となり、バネ部材による付勢力が第2挟み部に付与される場合には、第1挟み部の内側への操作に応じて第2挟み部は閉状態から開状態となる。
上記の洗濯バサミでは、バネ部材を保持する保持部が、バネ部材による付勢力を第1挟み部又は第2挟み部の何れか一方に付与することを切り替え可能に構成されており、バネ部材による付勢力が第1挟み部に付与される場合には、第2挟み部の内側への操作に応じて第1挟み部は閉状態から開状態となり、バネ部材による付勢力が第2挟み部に付与される場合には、第1挟み部の内側への操作に応じて第2挟み部は閉状態から開状態となるように構成されている。この場合、保持部でのバネ部材の切り替えにより、洗濯バサミの挟み部の開閉操作を行うための操作部をもう1つの挟み部としても機能させることができるため、洗濯バサミをより効率的に使用することができる。
上記の洗濯バサミでは、第2挟み部の先端間の最大離間距離が第1挟み部の先端間の最大離間距離よりも大きくてもよい。この場合、1つの洗濯バサミに対して、大小2種類の洗濯バサミの機能を付与することが可能となる。また、第1挟み部の先端間の最大離間距離と第2挟み部の先端間の最大離間距離とが同じであってもよい。この場合は、1つの洗濯バサミに対して、同一種類の2つの洗濯バサミ機能を付与することができ、例え一方の挟み部が欠ける等しても、他方の挟み部を使用することができるため、洗濯バサミとして継続して使用することができる。なお、この点は、上述した大小2種類の洗濯バサミの場合も同様である。
上記の洗濯バサミでは、保持部は、バネ部材の付勢力を付与するバネ先端が第1挟み部側と第2挟み部側との間でスライド移動可能なようにバネ部材を保持し、バネ部材は、当該スライド移動後にバネ先端を軸として回動可能であってもよい。この場合、1つの洗濯バサミに2つ以上の洗濯バサミ機能を持たせる切り替え構成を簡易な構造で実現することができる。
上記の洗濯バサミでは、バネ部材は、一部が欠けた円環形状を呈し、一対のバネ先端を有し、保持部には、バネ部材の一対のバネ先端がスライド移動可能な溝がそれぞれ設けられていてもよい。この場合、1つの洗濯バサミに2つ以上の洗濯バサミ機能を持たせる切り替え構成を簡易な構造で実現することができる。
[本願考案の実施形態の詳細]
以下、本考案の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する場合がある。
最初に、本考案の一実施形態に係る洗濯バサミ1の構成について、図1〜図4を参照して説明する。図1の(a)は、洗濯バサミ1の第1態様の閉状態を示す斜視図であり、図1の(b)は、その第1態様の開状態を示す斜視図である。図2は、図1に示す洗濯バサミ1の第1態様(閉状態)の六面図である。図3の(a)は、洗濯バサミ1の第2態様の閉状態を示す斜視図であり、図3の(b)は、その第2態様の開状態を示す斜視図である。図4は、図3に示す洗濯バサミ1の第2態様(閉状態)の六面図である。洗濯バサミ1は、例えば図1に示すように、第1挟み部10、第2挟み部20、バネ部材30及び保持部40を備えて構成されている。洗濯バサミ1では、第1挟み部10により対象物(洗濯物等)を挟み込む場合(「第1態様」ともいう)、第2挟み部20が第1挟み部10の開閉を行うための操作部として機能し、第2挟み部20を内側に向かって操作することにより第1挟み部10が内側に付勢された閉状態(図1の(a)部を参照)から開状態(図1の(b)部を参照)へと回動軸Gを中心として回動するようになっている。
また、洗濯バサミ1は、詳細については後述するが、図3に示すように、保持部40によって保持されるバネ部材30を別の配置箇所(反転状態)に移動させることができる切り替え構成を有している。洗濯バサミ1では、この切り替えにより、第2挟み部20により対象物(洗濯物等)を挟み込むことができ、この場合(「第2態様」ともいう)、第1挟み部10が第2挟み部20の開閉を行うための操作部として機能し、第1挟み部10を内側に向かって操作することにより第2挟み部20が内側に付勢された閉状態(図3の(a)部を参照)から開状態(図3の(b)部を参照)へと回動軸Gを中心として回動するようになっている。このような切り替え機能を有する洗濯バサミ1の第1挟み部10、第2挟み部20及び保持部40は、例えばプラスチックなどから形成され、バネ部材30は、例えば金属などから形成される。バネ部材30は、例えば一部が欠けた円環形状を呈し、一対の先端31,32(バネ先端)を有する。バネ部材30は、これらバネ先端31,32がやや外側に広がるように保持部40に保持されるため、保持部40と一体となっている第1挟み部10又は第2挟み部20の先端を内側に付勢させる。
続いて、洗濯バサミ1の構成について、より詳細に説明する。図1及び図2に示すように、第1挟み部10は、それぞれが直線状に伸びる一対の挟み片11,12を含んで構成される。一対の挟み片11,12は、両者の間に所定の角度が形成されるように位置している。一対の挟み片11,12を有する第1挟み部10は、第1態様では、バネ部材30の先端31,32が一対の挟み片11,12の回動軸Gよりも先端側を内側に向かって付勢することにより、一対の挟み片11,12の先端13,14を互いに押圧させ、このバネ力により、挟み込まれた対象物(洗濯物等)をその間に保持することができるようになっている。
第2挟み部20は、それぞれが略円弧状に伸びる一対の挟み片21,22を含んで構成され、第1態様では、第1挟み部10の開閉操作の操作部として機能する。第1態様では、第2挟み部20にはバネ部材30による付勢力が直接的には付与されておらず、第2挟み部20の挟み片21,22の先端23,24付近を内側に向かって押し込むことにより、回動軸Gを軸中心として一対の挟み片11,12を広げる方向に回動させ、第1挟み部10を開かせる。なお、第1挟み部10の挟み片11と第2挟み部20の挟み片21とは一体的に形成することができ、第1挟み部10の挟み片12と第2挟み部20の挟み片22とは一体的に形成することができ、これら一体的に形成された2つの部材が回動軸Gを中心として回動できるように相互に組み付けられる。また、バネ部材30は、これら第1挟み片11,12と第2挟み片21,22との境界領域の平面において、その一部が支持される構成であってもよい。
保持部40は、2つの先端31,32を有する略円環形状のバネ部材30をスライド移動及び回動動作できる状態で保持する部材であり、第1挟み部10と第2挟み部20との間に(より具体的には、その一面側に)設けられている。保持部40は、バネ部材30(先端31,32)を第1態様の位置に配置させるための切欠き41と、バネ部材30(先端31,32)を第2態様の位置に配置させるための切欠き42と、切欠き41及び切欠き42を繋ぐスライド溝43とを、両側にそれぞれ有している。保持部40は、図1に示すように、第1態様では、バネ部材30の先端31,32を切欠き41に位置させて、逆側の円環部分が第2挟み部20側に位置するようにバネ部材30を保持する。一方、保持部40は、図3に示すように、第2態様では、バネ部材30の先端31,32を切欠き42に位置させて、逆側の円環部分が第1挟み部10側に位置するようにバネ部材30を保持する。
各切欠き41,42は、バネ部材30が第1挟み部10又は第2挟み部20の面と平行な状態ではバネ部材30のスライド移動をロックするように構成されており、一方、バネ部材30が第1挟み部10又は第2挟み部20の面に対して立ち上がる状態ではバネ部材30のスライド移動(図5の(c)から(d)への移動又はその逆)を可能とするように構成されている。保持部40は、第1挟み部10及び第2挟み部20と同様に一対の保持片44,45から構成することができ、一方の保持片44は、挟み片11及び21を一体とした部材の上面に設けられ、他方の保持片45は、挟み片12及び22を一体とした部材の上面に設けられてもよい。なお、保持部40は、第1挟み部10や第2挟み部20と一体に構成されていなくてもよいが、バネ部材30による付勢力を第1挟み部10や第2挟み部20に伝達できる構成であればよい。
また、バネ部材30が第2態様に変更された場合には、図3及び図4に示すように、第2挟み部20は、バネ部材30の先端31,32が一対の挟み片21,22の回動軸Gよりもやや先端側の部分を内側に向かって付勢することになり、一対の挟み片21,22の先端23,24を互いに押圧させ、このバネ力により、挟み込まれた対象物をその間に保持することができるようになる。また、第2態様では、第1挟み部10にはバネ部材30による付勢力が直接的には付与されておらず、第1挟み部10は、第2挟み部20の開閉操作の操作部として機能する。そして、第1挟み部10の挟み片11,12の先端13,14付近を内側に向かって押し込むことにより、回動軸Gを軸中心として一対の挟み片21,22を広げる方向に回動させ、第2挟み部10を開かせる(図3の(b)参照)。
次に、このような構成を有する洗濯バサミ1を、第1態様から第2態様に変換させる動作について、図5を参照して説明する。図5の(a)から(e)は、洗濯バサミ1を図1に示す第1態様から図3に示す第2態様に変換させる際の動きを順に示す斜視図である。図5の(a)に示すように、まず第1態様の洗濯バサミ1のバネ部材30を第2挟み部20の面方向と平行な状態から、図中の矢印で示すように、洗濯バサミ1の使用者が立ち上がり方向へと引き上げる(図5の(b)を参照)。続いて、バネ部材30が引き上げられた洗濯バサミ1では第1挟み部10への付勢力の付与が解除された状態であり、図5の(b)に示すように、使用者は第2挟み部20の先端23,24を内側に向かって押圧する。
続いて、図5の(c)に示すように、上述した押圧操作により第2挟み部20の先端23,24が互いに接する状態(第1挟み部10の先端13,14が離間する状態)となると、バネ部材30を図示右斜め上に向かって使用者が引き上げるように移動させる。この移動動作により、バネ部材30の先端31,32が保持部40の切欠き41からスライド溝43を通って切欠き42へと移動し、バネ部材30の配置箇所が変更される。そして、図5の(d)に示す位置までバネ部材30が移動すると、バネ部材30を第2挟み部20とは逆の第1挟み部10側に押し倒すように折り畳み、図5の(e)に示す第2態様となる。この際、バネ部材30はその一部が第1挟み部10の長手方向の略中央付近に設けられた窪みの底面上に支持される。第2態様では、第1態様とは逆に、第2挟み部20が洗濯バサミ1の挟み込みを奏する部分として機能し、第1挟み部10が第2挟み部20の操作部として機能する。より具体的には、この第2態様では、第1挟み部10は第2挟み部20の操作部として機能し、図3に示すように、第1挟み部10にバネ部材30による付勢力が直接的には付与されておらず、第1挟み部10の挟み片11,12の先端13,14を内側に向かって押すことにより、回動軸Gを軸中心として一対の挟み片21,22を広げる方向に回動させ、第2挟み部20を開かせることができる(図3の(b)参照)。洗濯バサミ1では、第1挟み部10の挟み片11,12(先端13,14)間の最大離間距離(図1の(b)を参照)は、第2挟み部20の挟み片21,22(先端23,24)間の最大離間距離(図3の(b)を参照)よりも小さくなっており、第2挟み部20では、第1挟み部10で挟める対象物よりも大きい対象物を挟み混むことができるようになっている。なお、洗濯バサミ1の第2態様から第1態様への変更は、上述した操作を逆に行うことにより実行することができる。
以上、上記実施形態に係る洗濯バサミ1によれば、バネ部材30を保持する保持部40が、バネ部材30による付勢力を第1挟み部10又は第2挟み部20の何れか一方に付与することを切り替え可能に構成されており、バネ部材30による付勢力が第1挟み部10に付与される場合(第1態様の場合)には、第2挟み部20の内側への操作に応じて第1挟み部10は閉状態(図1の(a)を参照)から開状態(図1の(b)を参照)となる。一方、バネ部材30による付勢力が第2挟み部20に付与される場合(第2態様の場合)には、第1挟み部10の内側への操作に応じて第2挟み部20は閉状態(図3の(a)を参照)から開状態(図3の(b)を参照)となる。このような洗濯バサミ1の構成によれば、挟み部の開閉操作を行うための操作部をもう1つの挟み部としても機能させることができるため、洗濯バサミをより効率的に使用することができる。
洗濯バサミ1では、第1挟み部10の先端13,14間の最大離間距離が第2挟み部20の先端23,24間の最大離間距離よりも小さい。このため、1つの洗濯バサミに対して、大小2種類の洗濯バサミの機能を付与することが可能である。また、1つの洗濯バサミに対して、2つの洗濯バサミ機能を付与することができるため、例え一方の挟み部が欠ける等しても、他方の挟み部を使用することができるため、洗濯バサミとして継続して使用することができる。
洗濯バサミ1では、保持部40は、バネ部材30の先端31,32が第1挟み部10側と第2挟み部20側との間でスライド移動可能なようにバネ部材30を保持し、バネ部材30は、当該スライド移動後に先端31,32を軸として回動可能である。このため、1つの洗濯バサミに2つ以上の洗濯バサミ機能を持たせる構成を簡易な構造で実現することができる。
洗濯バサミ1では、バネ部材30は、一部が欠けた円環形状であり、2つの先端31,32を有し、保持部40には、バネ部材30の先端31,32がスライド移動可能なスライド溝43が設けられている。このため、1つの洗濯バサミに2つ以上の洗濯バサミ機能を持たせる構成を簡易な構成で実現することができる。
以上、本考案をその実施形態に基づき説明したが、本考案は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。例えば、上記実施形態では、第2挟み部20の大きさが第1挟み部10の大きさよりも大きい例を示したが、第1挟み部10の大きさが第2挟み部20の大きさより大きい構成でもよい。また、第1挟み部10の大きさと第2挟み部20の大きさとが同じ、つまり、第1挟み部10の先端13,14間の最大離間距離と第2挟み部20の先端23,24間の最大離間距離とが同じであってもよい。この場合であっても、1つの洗濯バサミに対して、他種類又は同一種類の2つの洗濯バサミ機能を付与することができ、例え一方の挟み部が欠ける等しても、他方の挟み部を使用することができるため、洗濯バサミとして継続して使用することができる。
1…洗濯バサミ、10…第1挟み部、11,12…挟み片、13,14…先端、20…第2挟み部、21,22…挟み片、23,24…先端、30…バネ部材、31,32…先端、40…保持部、41,42…切欠き、43…スライド溝、G…回動軸。

Claims (4)

  1. 第1挟み部と、
    前記第1挟み部とは逆側に位置する第2挟み部と、
    前記第1挟み部又は前記第2挟み部の何れか一方の挟み部を閉状態としておくために当該一方の挟み部の先端を内側に向けて付勢させるバネ部材と、
    前記第1挟み部と前記第2挟み部との間に設けられ、前記バネ部材を保持する保持部と、
    を備え、
    前記保持部は、前記バネ部材による付勢力を前記第1挟み部又は前記第2挟み部の何れか一方に付与することを切り替え可能に構成されており、前記バネ部材による付勢力が前記第1挟み部に付与される場合には、前記第2挟み部の内側への操作に応じて前記第1挟み部は閉状態から開状態となり、前記バネ部材による付勢力が前記第2挟み部に付与される場合には、前記第1挟み部の内側への操作に応じて前記第2挟み部は閉状態から開状態となる、洗濯バサミ。
  2. 前記第2挟み部の先端間の最大離間距離が前記第1挟み部の先端間の最大離間距離よりも大きい、請求項1に記載の洗濯バサミ。
  3. 前記保持部は、前記バネ部材の付勢力を付与するバネ先端が前記第1挟み部側と前記第2挟み部側との間でスライド移動可能なように前記バネ部材を保持し、前記バネ部材は、当該スライド移動後に前記バネ先端を軸として回動可能である、請求項1又は請求項2に記載の洗濯バサミ。
  4. 前記バネ部材は、一部が欠けた円環形状を呈し、一対のバネ先端を有し、
    前記保持部には、前記バネ部材の前記一対のバネ先端がスライド移動可能な溝がそれぞれ設けられている、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の洗濯バサミ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112210977A (zh) * 2019-07-10 2021-01-12 青岛海尔洗衣机有限公司 一种衣物夹持装置、叠衣机及叠衣机的控制方法

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