JP3216468U - ルアー用連結金具および擬似餌セット - Google Patents

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Abstract

【課題】 変形、損傷が生じにくいルアー用連結金具、および、ルアー用連結金具と同様に機能する擬似餌セットを提供する。【解決手段】 ルアー用連結金具1は、道糸3側に位置する半円弧の第1端部20と、第1端部20から伸びてルアー5側に位置する半円弧の第2端部30と、を有する第1スナップ10と、道糸3側に位置する半円弧の第3端部60と、第3端部60から伸びてルアー5側に位置する半円弧の第4端部70と、を有する第2スナップ50と、第1端部20および第3端部60に連結され第1端部20および第3端部60を道糸3に連結する連結環80と、を備え、第2端部30および第4端部70は、ルアー5に連結される。【選択図】 図1

Description

本考案は、道糸とルアーとの連結に適用されるルアー用連結金具、およびルアー用連結金具とルアーとをセットにした擬似餌セットに関する。
に関する。
ルアー等の擬似餌を用いた釣りが知られている。ルアーは、対象とする魚種によって種々の形態が適用される。つまり、ルアーは、そのときの状況に応じて交換されることがある。ルアーの交換を容易にするために、道糸とルアーとの間に連結金具が適用されることがある(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の擬似餌セットは、ルアーに釣り用スナップが取り付けられている(特許文献1段落0021、0022、図2)。
これにより、ルアー等の擬似餌を、容易且つ強固に連結することができる釣り具を提供できる(同段落0015)とされている。
特開2015−6157号公報
しかしながら、魚体の種類は様々であり自然界では想定以上の獲物が存在する場合がある。このような大きな獲物の場合、強度があると思われていた釣り用スナップが変形したり、損傷したりすることがある。
本考案は、このような想定外の獲物に対しても対応でき、変形、損傷が生じにくいルアー用連結金具を提供することを目的とする。
また、本考案は、変形、損傷が生じにくいルアー用連結金具を適用した擬似餌セットを提供することを他の目的とする。
本考案に係るルアー用連結金具は、道糸側に位置する半円弧の第1端部と、前記第1端部から伸びてルアー側に位置する半円弧の第2端部と、を有する第1スナップと、前記道糸側に位置する半円弧の第3端部と、前記第3端部から伸びて前記ルアー側に位置する半円弧の第4端部と、を有する第2スナップと、前記第1端部および前記第3端部に連結され前記第1端部および前記第3端部を道糸に連結する連結環と、を備え、前記第2端部および前記第4端部は、前記ルアーに連結されること、を特徴とする。
したがって、本考案に係るルアー用連結金具は、第1スナップと第2スナップを並列に連結するので、変形、損傷が生じにくくなる。
また、本考案に係るルアー用連結金具の一実施の形態においては、前記第1端部は、両側にそれぞれ伸びた第1枝部および第2枝部を有し、前記第2端部は、両側にそれぞれ伸びた第3枝部および第4枝部を有し、前記第1枝部は、第1中間枝部を介して前記第3枝部に続き、前記第2枝部は、前記第2端部に向かう中間の第1曲げ部において前記第1中間枝部に向けて曲がった第2中間枝部を有し、前記第2中間枝部は、前記第1枝部に対する前記第2枝部の弾性によって前記第1中間枝部に掛けられる第1掛け部を有し、前記第4枝部は、前記第3枝部に対する弾性によって前記第1曲げ部に掛けられる第2掛け部を有し、前記第3端部は、両側にそれぞれ伸びた第5枝部および第6枝部を有し、前記第4端部は、両側にそれぞれ伸びた第7枝部および第8枝部を有し、前記第5枝部は、第3中間枝部を介して前記第7枝部に続き、前記第6枝部は、前記第4端部に向かう中間の第2曲げ部において前記第3中間枝部に向けて曲がった第4中間枝部を有し、前記第4中間枝部は、前記第5枝部に対する前記第6枝部の弾性によって前記第3中間枝部に掛けられる第3掛け部を有し、前記第8枝部は、前記第7枝部に対する弾性によって前記第2曲げ部に掛けられる第4掛け部を有すること、を特徴とする。
また、本考案に係るルアー用連結金具の一実施の形態においては、前記第1端部は、両側にそれぞれ伸びた第1枝部および第2枝部を有し、前記第2端部は、両側にそれぞれ伸びた第3枝部および第4枝部を有し、前記第1枝部は、第1中間枝部を介して前記第3枝部に続き、前記第2枝部は、前記第2端部に向かう中間の第1曲げ部において前記第1中間枝部に向けて曲がった第2中間枝部を有し、前記第2中間枝部は、前記第1中間枝部に固定された第1固定部を有し、前記第4枝部は、前記第3枝部に対する弾性によって前記第1曲げ部に掛けられる第1単独掛け部を有し、前記第3端部は、両側にそれぞれ伸びた第5枝部および第6枝部を有し、前記第4端部は、両側にそれぞれ伸びた第7枝部および第8枝部を有し、前記第5枝部は、第3中間枝部を介して前記第7枝部に続き、前記第6枝部は、前記第4端部に向かう中間の第2曲げ部において前記第3中間枝部に向けて曲がった第4中間枝部を有し、前記第4中間枝部は、前記第3中間枝部に固定された第2固定部を有し、前記第8枝部は、前記第7枝部に対する弾性によって前記第2曲げ部に掛けられる第2単独掛け部を有すること、を特徴とする。
また、本考案に係るルアー用連結金具の一実施の形態においては、前記第1固定部において、前記第1中間枝部と前記第2中間枝部は、互いに溶接で固定され、前記第2固定部において、前記第3中間枝部と前記第4中間枝部は、互いに溶接で固定され、前記連結環は、スプリットリングであること、を特徴とする。
また、本考案に係るルアー用連結金具の一実施の形態においては、前記第1スナップおよび前記第2スナップは、配置が互いに対称であること、を特徴とする。
また、本考案に係るルアー用連結金具の一実施の形態においては、前記第1スナップおよび前記第2スナップは、形状が互いに対称であること、を特徴とする。
また、本考案に係る擬似餌セットは、道糸に連結される連結環と、ルアーの先端に位置するルアー連結部と、前記連結環と前記ルアー連結部との間のルアー用連結金具と、を有する擬似餌セットであって、前記ルアー用連結金具は、本考案に係るルアー用連結金具であること、を特徴とする。
したがって、本考案に係る擬似餌セットは、変形、損傷が生じにくいルアー用連結金具を適用するので、変形、損傷が生じにくいという効果を奏する。
本考案に係るルアー用連結金具は、2つのスナップを並列に連結するので、変形、損傷が生じにくいという効果を奏する。
また、本考案に係る擬似餌セットは、変形、損傷が生じにくいルアー用連結金具を適用するので、変形、損傷が生じにくいという効果を奏する。
本考案の実施の形態1に係るルアー用連結金具および擬似餌セットを平面的に示す模式図である。 図1に示したルアー用連結金具の第1スナップを拡大して示す拡大模式図であり、(A)は、第2掛け部が第1曲げ部から解放された状態を示し、(B)は、第2掛け部が第1曲げ部に掛けられた状態を示す。 本考案の実施の形態2に係るルアー用連結金具および擬似餌セットを平面的に示す模式図である。 図3に示したルアー用連結金具の第1スナップを拡大して示す拡大模式図であり、スプリットリングを第1端部に対する連結環として使用できる状態を説明する模式図である。
以下、本考案に係るルアー用連結金具および擬似餌セットについて、図面(図1〜図4)を参照して説明する。
[実施の形態1(図1、図2)]
図1および図2を参照して、本考案の実施の形態1に係るルアー用連結金具、および擬似餌セットについて説明する。
図1は、本考案の実施の形態1に係るルアー用連結金具1および擬似餌セット2を平面的に示す模式図である。
図2は、図1に示したルアー用連結金具1の第1スナップ10を拡大して示す拡大模式図であり、(A)は、第2掛け部33が第1曲げ部24から解放された状態を示し、(B)は、第2掛け部33が第1曲げ部24に掛けられた状態を示す。
本実施の形態に係るルアー用連結金具1は、道糸3側に位置する半円弧の第1端部20と、第1端部20から伸びてルアー5側に位置する半円弧の第2端部30と、を有する第1スナップ10と、道糸3側に位置する半円弧の第3端部60と、第3端部60から伸びてルアー5側に位置する半円弧の第4端部70と、を有する第2スナップ50と、第1端部20および第3端部60に連結され第1端部20および第3端部60を道糸3に連結する連結環80と、を備え、第2端部30および第4端部70は、ルアー5に連結される。
ルアー用連結金具1は、道糸3とルアー5との間に第1スナップ10および第2スナップ50を並列に連結するので、強度が向上し、大きい魚体によるスナップの変形、損傷を抑制しやすくなり、ルアー5の交換性を維持して釣果の向上を図りやすい。なお、ルアー5は、例えば小型の魚体を模した形状である。
ルアー用連結金具1の材料は、金属線(例えば、直径0.2〜1mmのステンレス鋼、銅など)であり、第1端部20、第2端部30、第3端部60および第4端部70において適度の強度と弾性(バネ性)を有する。ルアー用連結金具1は、全体として一体である。つまり、ルアー用連結金具1は、弾性によって解放され、あるいは、弾性によって、連結環80と連結され、あるいはルアー連結部6と連結された状態で閉じられる。
連結環80は、例えば単一リング、あるいはスプリットリング81(図3、図4参照)であり、容易に第1端部20および第3端部60を連結する。また、ルアー5が有するルアー連結部6は、弾性によって、第2端部30および第4端部70に連結される。第2端部30および第4端部70のルアー連結部6に対する連結については、後述する。
上記したとおり、ルアー用連結金具1は、第1スナップ10および第2スナップ50を備える。
第1スナップ10において、第1端部20は、両側にそれぞれ伸びた第1枝部21および第2枝部23を有し、第2端部30は、両側にそれぞれ伸びた第3枝部31および第4枝部32を有し、第1枝部21は、第1中間枝部22を介して第3枝部31に続き、第2枝部23は、第2端部30に向かう中間の第1曲げ部24において第1中間枝部22に向けて曲がった第2中間枝部25を有し、第2中間枝部25は、第1枝部21に対する第2枝部23の弾性によって第1中間枝部22に掛けられる第1掛け部26を有し、第4枝部32は、第3枝部31に対する弾性によって第1曲げ部24に掛けられる第2掛け部33を有する。
また、第2スナップ50において、第3端部60は、両側にそれぞれ伸びた第5枝部61および第6枝部63を有し、第4端部70は、両側にそれぞれ伸びた第7枝部71および第8枝部72を有し、第5枝部61は、第3中間枝部62を介して第7枝部71に続き、第6枝部63は、第4端部70に向かう中間の第2曲げ部64において第3中間枝部62に向けて曲がった第4中間枝部65を有し、第4中間枝部65は、第5枝部61に対する第6枝部63の弾性によって第3中間枝部62に掛けられる第3掛け部66を有し、第8枝部72は、第7枝部71に対する弾性によって第2曲げ部64に掛けられる第4掛け部73を有する。
弾性の作用について、主に図2を参照して説明する。
図2(A)において、第2掛け部33は、第1曲げ部24から解放された状態として示され、第4枝部32は、ルアー連結部6を掛けることができる。図2(B)において、第2掛け部33は、第1曲げ部24に掛けられた状態とされている。つまり、(A)(B)両者間は、道糸3の方向と交差する方向における互いの弾性を利用した適切な外力を加えることで相互に変換される。
なお、第1端部20の側においても第1掛け部26は、同様に第1中間枝部22から解放される。連結環80の第1端部20および第3端部60に対する連結の前後に関する説明として後述する。
第1スナップ10において、第1端部20は、第1枝部21、第2枝部23、第1中間枝部22、および第2中間枝部25で輪状となり、第2中間枝部25が有する第1掛け部26は、弾性によって第1中間枝部22に掛けられるので、連結環80に連結される。
第1端部20と連結環80を連結するときは、解放された第2中間枝部25に連結環80を掛けた後、第1掛け部26を第1中間枝部22に掛ける。なお、第1掛け部26は、第2中間枝部25の先端に鉤状に位置している。
第1スナップ10において、第2端部30は、第1中間枝部22、第3枝部31、第4枝部32、および第2中間枝部25で輪状となり、第4枝部32が有する第2掛け部33は、弾性によって第1曲げ部24に掛けられるので、ルアー連結部6に連結される。なお、第2掛け部33は、第4枝部32の先端に鉤状に位置している。
第2スナップ50は、第1スナップ10と同様に機能するので第2スナップ50についての拡大図の図示は省略する。
第2スナップ50において、第3端部60は、第5枝部61、第6枝部63、第3中間枝部62、および第4中間枝部65で輪状となり、第4中間枝部65が有する第3掛け部66は、弾性によって第3中間枝部62に掛けられるので、第1スナップ10に併せて連結環80に連結される。
第3端部60と連結環80を連結するときは、解放された第4中間枝部65に連結環80を掛けた後、第3掛け部66を第3中間枝部62に掛ける。なお、第3掛け部66は、第4中間枝部65の先端に鉤状に位置している。
第2スナップ50において、第4端部70は、第3中間枝部62、第7枝部71、第8枝部72、および第4中間枝部65で輪状となり、第8枝部72が有する第4掛け部73は、弾性によって第2曲げ部64に掛けられるので、ルアー連結部6に連結される。なお、第4掛け部73は、第8枝部72の先端に鉤状に位置している。
つまり、第1スナップ10および第2スナップ50は、道糸3(連結環80)とルアー5(ルアー連結部6)との間において、同様の形態で並列に連結されるので、機械的強度を向上しやすく、容易にルアー5を交換しやすい。
第1スナップ10について、連結環80が第1端部20に連結され、ルアー連結部6が第2端部30に連結される過程を、連結される前の閉じた状態から連結終了までの過程として更に説明する。
第4枝部32を第3枝部31の側に寄せて第2掛け部33を第1曲げ部24から外す(図2(A))。これにより、第4枝部32は、第1曲げ部24から解放され、第2枝部23と第2中間枝部25は、第4枝部32から解放されて可動状態となる。
次に、第2枝部23を第1枝部21の側に寄せて第1掛け部26を第1中間枝部22から外す。これにより、第2中間枝部25は、第1中間枝部22から解放されて自由端になる(図示省略)。自由端となった第2中間枝部25に連結環80を掛ける。連結環80を第2中間枝部25に掛けた状態で、第1掛け部26を第1中間枝部22に掛けると、第1端部20と連結環80は連結される(図2(A))。
更に解放状態の第4枝部32にルアー連結部6を掛ける(図2(A))。ルアー連結部6を第4枝部32に掛けた状態で、第2掛け部33を第1曲げ部24に掛ければ第2端部30はルアー連結部6に連結される(図2(B))。
第2スナップ50について、連結環80が第3端部60に連結され、ルアー連結部6が第4端部70に連結される過程を、連結される前の閉じた状態から連結終了までの過程として更に説明する。なお、上記したとおり、第2スナップ50についての拡大図は省略する。
第8枝部72を第7枝部71の側に寄せて第4掛け部73を第2曲げ部64から外す。これにより、第8枝部72は、第2曲げ部64から解放され、第6枝部63と第4中間枝部65は、第8枝部72から解放されて可動状態となる。
次に、第6枝部63を第5枝部61の側に寄せて第3掛け部66を第3中間枝部62から外す。これにより、第4中間枝部65は、第3中間枝部62から解放されて自由端になる(図示省略)。自由端となった第4中間枝部65に連結環80を掛ける。連結環80を第4中間枝部65に掛けた状態で、第3掛け部66を第3中間枝部62に掛けると、第3端部60と連結環80は連結される。
更に解放状態の第8枝部72にルアー連結部6を掛ける。ルアー連結部6を第8枝部72に掛けた状態で、第4掛け部73を第2曲げ部64に掛ければ第4端部70はルアー連結部6に連結される。
第1スナップ10と第2スナップ50との対称性について説明する。
ルアー用連結金具1において、第1スナップ10および第2スナップ50は、配置が互いに対称であることが好ましい。第1スナップ10と第2スナップ50とは配置が互いに対称であるので、いずれの方向からの外力に対しても均等に対抗しやすく、変形等の損傷を生じにくい。配置が対称であるとは、例えば多少の寸法の違いがあっても良いこと、第2中間枝部25および第4中間枝部65の曲がりの向きが対称であることなどを含む概念である。
ルアー用連結金具1において、第1スナップ10および第2スナップ50は、形状が互いに対称であることが好ましい。第1スナップ10と第2スナップ50とは形状が互いに対称であるので、いずれの方向からの外力に対しても均等に対抗しやすく、変形等の損傷を生じにくい。形状が対称であるとは、例えば対称となる部分が同一寸法であることを含む概念であり、一方からの外力に対して他方が反対方向で対抗するので更に変形が生じにくくなる。
本実施の形態に係る擬似餌セット2は、道糸3に連結される連結環80と、ルアー5の先端に位置するルアー連結部6と、連結環80とルアー連結部6との間のルアー用連結金具1と、を有する。つまり、擬似餌セット2は、道糸3に連結される連結環80と、連結環80に連結されるルアー用連結金具1と、ルアー用連結金具1に連結されるルアー連結部6とを備える。
このため、擬似餌セット2は、ルアー5の交換が容易で、外力への対抗力が大きく変形しにくく、損傷しにくいという効果を奏する。したがって、擬似餌セット2は、釣果が向上しやすい。
[実施の形態2(図3、図4)]
図3および図4を参照して、本考案の実施の形態2に係るルアー用連結金具、および擬似餌セットについて説明する。基本的な構成は、実施の形態1と同様であるので同一の部分については、同一の符号を付して説明を適宜省略する。
図3は、本考案の実施の形態2に係るルアー用連結金具1sおよび擬似餌セット2を平面的に示す模式図である。
図4は、図3に示したルアー用連結金具1sの第1スナップ10sを拡大して示す拡大模式図であり、スプリットリング81を第1端部20sに対する連結環80として使用できる状態を説明する模式図である。
本実施の形態に係るルアー用連結金具1sは、道糸3側に位置する半円弧の第1端部20sと、第1端部20sから伸びてルアー5側に位置する半円弧の第2端部30と、を有する第1スナップ10sと、道糸3側に位置する半円弧の第3端部60sと、第3端部60sから伸びてルアー5側に位置する半円弧の第4端部70と、を有する第2スナップ50sと、第1端部20sおよび第3端部60sに連結され第1端部20sおよび第3端部60sを道糸3に連結する連結環80(スプリットリング81)と、を備え、第2端部30および第4端部70は、ルアー5に連結される。
ルアー用連結金具1sは、道糸3とルアー5との間に第1スナップ10sおよび第2スナップ50sを並列に連結するので、強度が向上し、大きい魚体によるスナップの変形、損傷を抑制しやすくなり、ルアー5の交換性を維持して釣果の向上を図りやすい。
上記したとおり、ルアー用連結金具1sは、第1スナップ10sおよび第2スナップ50sを備える。
第1スナップ10sにおいて、第1端部20sは、両側にそれぞれ伸びた第1枝部21および第2枝部23を有し、第2端部30は、両側にそれぞれ伸びた第3枝部31および第4枝部32を有し、第1枝部21は、第1中間枝部22を介して第3枝部31に続き、第2枝部23は、第2端部30に向かう中間の第1曲げ部24において第1中間枝部22に向けて曲がった第2中間枝部25sを有し、第2中間枝部25sは、第1中間枝部22に固定された第1固定部29を有し、第4枝部32は、第3枝部31に対する弾性によって第1曲げ部24に掛けられる第1単独掛け部39を有する。
また、第2スナップ50sにおいて、第3端部60sは、両側にそれぞれ伸びた第5枝部61および第6枝部63を有し、第4端部70は、両側にそれぞれ伸びた第7枝部71および第8枝部72を有し、第5枝部61は、第3中間枝部62を介して第7枝部71に続き、第6枝部63は、第4端部70に向かう中間の第2曲げ部64において第3中間枝部62に向けて曲がった第4中間枝部65sを有し、第4中間枝部65sは、第3中間枝部62に固定された第2固定部69を有し、第8枝部72は、第7枝部71に対する弾性によって第2曲げ部64に掛けられる第2単独掛け部79を有する。
第1スナップ10sにおいて、第1端部20sは、第1枝部21、第2枝部23、第1中間枝部22、および第2中間枝部25sで開放端の無い輪状となる(図4参照)。したがって、開放端の無い輪状のままでは、第1端部20sは連結環80に連結できない。しかし、連結環80としてスプリットリング81が適用された場合、第1端部20sは、スプリットリング81の自由リング端81fから挿入され連結される(図4参照)。つまり、スプリットリング81は、連結環80となり、道糸3に連結される。
第1スナップ10sにおいて、第2端部30は、第1中間枝部22、第3枝部31、第4枝部32、および第2中間枝部25sで輪状となりうる。つまり、ルアー連結部6に第4枝部32を通した後、第4枝部32が有する第1単独掛け部39は、弾性によって第1曲げ部24に掛けられるので、第2端部30はルアー連結部6に連結される。なお、第1単独掛け部39は、第2掛け部33と実質同一である。
第2スナップ50sは、第1スナップ10sと同様に機能するので第2スナップ50sについての拡大図の図示は省略する。
第2スナップ50sにおいて、第3端部60sは、第5枝部61、第6枝部63、第3中間枝部62、および第4中間枝部65sで開放端の無い輪状となる。したがって、開放端の無い輪状のままでは、第3端部60sは連結環80に連結できない。しかし、連結環80としてスプリットリング81が適用された場合、第3端部60sは、スプリットリング81の自由リング端81fから挿入され連結される。つまり、スプリットリング81は、連結環80となり、道糸3に連結される。
第2スナップ50sにおいて、第4端部70は、第3中間枝部62、第7枝部71、第8枝部72、および第4中間枝部65sで輪状となりうる。つまり、ルアー連結部6に第8枝部72を通した後、第8枝部72が有する第2単独掛け部79は、弾性によって第2曲げ部64に掛けられるので、第2端部30はルアー連結部6に連結される。なお、第2単独掛け部79は、第4掛け部73と実質同一である。
第1スナップ10sおよび第2スナップ50sは、道糸3(連結環80)とルアー5(ルアー連結部6)との間において、同様の形態で並列に連結されるので、機械的強度を向上しやすく、容易にルアー5を交換しやすい。
第1固定部29において、第1中間枝部22と第2中間枝部25sは、互いに溶接で固定され、第2固定部において、第3中間枝部62と第4中間枝部65sは、互いに溶接で固定されていることが好ましい。また、連結環80は、上記したとおり、スプリットリング81であることが好ましい。
第1端部20sおよび第3端部60sの側は、第1固定部29および第2固定部69が溶接されて閉じているので、第1スナップ10s(第1端部20s)および第2スナップ50s(第3端部60s)の形状は、簡略化され、強度を確保しやすい。また閉じた状態の第1端部20sおよび第3端部60sへ連結環80を連結するためにスプリットリング81が適用されるので、第1スナップ10sおよび第2スナップ50sの扱いが容易となる。
第1スナップ10sと第2スナップ50sとの対称性について説明する。
ルアー用連結金具1sにおいて、第1スナップ10sおよび第2スナップ50sは、配置が互いに対称であることが好ましい。実施の形態1と同様であるので詳細な説明は省略する。
ルアー用連結金具1sにおいて、第1スナップ10sおよび第2スナップ50sは、形状が互いに対称であることが好ましい。実施の形態1と同様であるので詳細な説明は省略する。
本実施の形態に係る擬似餌セット2は、道糸3に連結される連結環80と、ルアー5の先端に位置するルアー連結部6と、連結環80とルアー連結部6との間のルアー用連結金具1sと、を有する。つまり、擬似餌セット2は、道糸3に連結される連結環80と、連結環80に連結されるルアー用連結金具1sと、ルアー用連結金具1に連結されるルアー連結部6とを備える。実施の形態1と同様であるので詳細な説明は省略する。
本考案によるルアー用連結金具1、ルアー用連結金具1s、および擬似餌セット2は、ルアーを用いた釣具に適用されて釣具の利便性と信頼性を向上できるので、産業上の利用性が大きい。
1、1s ルアー用連結金具
2 擬似餌セット
3 道糸
5 ルアー
6 ルアー連結部
10、10s 第1スナップ
20、20s 第1端部
21 第1枝部
22 第1中間枝部
23 第2枝部
24 第1曲げ部
25、25s 第2中間枝部
26 第1掛け部
29 第1固定部
30 第2端部
31 第3枝部
32 第4枝部
33 第2掛け部
39 第1単独掛け部
50、50s 第2スナップ
60、60s 第3端部
61 第5枝部
62 第3中間枝部
63 第6枝部
64 第2曲げ部
65、65s 第4中間枝部
66 第3掛け部
69 第2固定部
70 第4端部
71 第7枝部
72 第8枝部
73 第4掛け部
79 第2単独掛け部
80 連結環
81 スプリットリング
81f 自由リング端

Claims (7)

  1. 道糸側に位置する半円弧の第1端部と、前記第1端部から伸びてルアー側に位置する半円弧の第2端部と、を有する第1スナップと、
    前記道糸側に位置する半円弧の第3端部と、前記第3端部から伸びて前記ルアー側に位置する半円弧の第4端部と、を有する第2スナップと、
    前記第1端部および前記第3端部に連結され前記第1端部および前記第3端部を道糸に連結する連結環と、を備え、
    前記第2端部および前記第4端部は、前記ルアーに連結されること、
    を特徴とするルアー用連結金具。
  2. 請求項1に記載のルアー用連結金具であって、
    前記第1端部は、両側にそれぞれ伸びた第1枝部および第2枝部を有し、前記第2端部は、両側にそれぞれ伸びた第3枝部および第4枝部を有し、
    前記第1枝部は、第1中間枝部を介して前記第3枝部に続き、前記第2枝部は、前記第2端部に向かう中間の第1曲げ部において前記第1中間枝部に向けて曲がった第2中間枝部を有し、
    前記第2中間枝部は、前記第1枝部に対する前記第2枝部の弾性によって前記第1中間枝部に掛けられる第1掛け部を有し、前記第4枝部は、前記第3枝部に対する弾性によって前記第1曲げ部に掛けられる第2掛け部を有し、
    前記第3端部は、両側にそれぞれ伸びた第5枝部および第6枝部を有し、前記第4端部は、両側にそれぞれ伸びた第7枝部および第8枝部を有し、
    前記第5枝部は、第3中間枝部を介して前記第7枝部に続き、前記第6枝部は、前記第4端部に向かう中間の第2曲げ部において前記第3中間枝部に向けて曲がった第4中間枝部を有し、
    前記第4中間枝部は、前記第5枝部に対する前記第6枝部の弾性によって前記第3中間枝部に掛けられる第3掛け部を有し、前記第8枝部は、前記第7枝部に対する弾性によって前記第2曲げ部に掛けられる第4掛け部を有すること、
    を特徴とするルアー用連結金具。
  3. 請求項1に記載のルアー用連結金具であって、
    前記第1端部は、両側にそれぞれ伸びた第1枝部および第2枝部を有し、前記第2端部は、両側にそれぞれ伸びた第3枝部および第4枝部を有し、
    前記第1枝部は、第1中間枝部を介して前記第3枝部に続き、前記第2枝部は、前記第2端部に向かう中間の第1曲げ部において前記第1中間枝部に向けて曲がった第2中間枝部を有し、
    前記第2中間枝部は、前記第1中間枝部に固定された第1固定部を有し、前記第4枝部は、前記第3枝部に対する弾性によって前記第1曲げ部に掛けられる第1単独掛け部を有し、
    前記第3端部は、両側にそれぞれ伸びた第5枝部および第6枝部を有し、前記第4端部は、両側にそれぞれ伸びた第7枝部および第8枝部を有し、
    前記第5枝部は、第3中間枝部を介して前記第7枝部に続き、前記第6枝部は、前記第4端部に向かう中間の第2曲げ部において前記第3中間枝部に向けて曲がった第4中間枝部を有し、
    前記第4中間枝部は、前記第3中間枝部に固定された第2固定部を有し、前記第8枝部は、前記第7枝部に対する弾性によって前記第2曲げ部に掛けられる第2単独掛け部を有すること、
    を特徴とするルアー用連結金具。
  4. 請求項3に記載のルアー用連結金具であって、
    前記第1固定部において、前記第1中間枝部と前記第2中間枝部は、互いに溶接で固定され、
    前記第2固定部において、前記第3中間枝部と前記第4中間枝部は、互いに溶接で固定され、
    前記連結環は、スプリットリングであること、
    を特徴とするルアー用連結金具。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一つに記載のルアー用連結金具であって、
    前記第1スナップおよび前記第2スナップは、配置が互いに対称であること、
    を特徴とするルアー用連結金具。
  6. 請求項5に記載のルアー用連結金具であって、
    前記第1スナップおよび前記第2スナップは、形状が互いに対称であること、
    を特徴とするルアー用連結金具。
  7. 道糸に連結される連結環と、ルアーの先端に位置するルアー連結部と、前記連結環と前記ルアー連結部との間のルアー用連結金具と、を有する擬似餌セットであって、
    前記ルアー用連結金具は、請求項1から請求項6までのいずれか1つに記載のルアー用連結金具であること、
    を特徴とする擬似餌セット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11369098B2 (en) * 2019-03-12 2022-06-28 Globeride, Inc. Artificial bait and split ring therefor

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