JP3163485U - 釣用スナップ - Google Patents

釣用スナップ Download PDF

Info

Publication number
JP3163485U
JP3163485U JP2010005261U JP2010005261U JP3163485U JP 3163485 U JP3163485 U JP 3163485U JP 2010005261 U JP2010005261 U JP 2010005261U JP 2010005261 U JP2010005261 U JP 2010005261U JP 3163485 U JP3163485 U JP 3163485U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latching
metal wire
fishing
snap
latching portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2010005261U
Other languages
English (en)
Inventor
創 高瀬
創 高瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gamakatsu Co Ltd
Original Assignee
Gamakatsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gamakatsu Co Ltd filed Critical Gamakatsu Co Ltd
Priority to JP2010005261U priority Critical patent/JP3163485U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3163485U publication Critical patent/JP3163485U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】掛け止め部を主部から外すことなく釣具の連結環を着脱することが可能であるとともに、強度があり、その強度が劣化しにくい釣用スナップを提供する。【解決手段】釣用スナップ1は、金属線材2が、一端部分にU字状の第1の掛け止め部3を有するとともに他端部分にU字状の第2の掛け止め4部を有し、中ほどの主部2aをはさむ両側を互いに接近する向きにそれぞれ折り曲げたうえ各掛け止め部3・4を他方の掛け止め部を越えた位置で主部2aに掛け止めることにより二つの環状部5・6を有するように形成されている。第1の掛け止め部3は、U字をなす曲がり部分3aの内側の半径RLを、当該掛け止め部3の先端3bを通して金属線材2に嵌める釣具の連結環を当該曲がり部分3aに沿って主部2aの外側を周回させ得るよう、主部2aに対して隙間を有する大きさとした。【選択図】図1

Description

請求項に係る考案は、各種釣具の連結環(ルアーのアイなど)を取り付けることのできる釣用スナップに関するものである。
釣糸とルアーとを接続する手段として、スナップと呼ばれる、金属線材で形成された連結具が用いられている。よく利用されるスナップとして、一つの環状部を有するクイックスナップと、二つの環状部を有するツイン(クロス)ロックスナップとがある。
クイックスナップの一例を図4に示す。クイックスナップ1’は、1本の金属線材2’の、ほぼ直線状の主部2a’の両側に曲げ加工を施して、一方の側にリング11’を形成し、他方の側に環状部21’を形成している。リング11’においては、金属線材2’の端部2b’は主部2a’に密着させて巻き付けられている。環状部21’においては、金属線材2’のもう一方の端部2c’は、リング11’寄りに曲げられたうえ、主部2a’に対して隙間S’をあけて巻き付けられている。
このようなクイックスナップ1’にルアーの連結環(アイと呼ばれる。図示せず)を取り付ける場合、連結環を金属線材2’の端部2c’に通し、主部2a’の回りの隙間S’に沿って滑らせて環状部21’に到達させる。ルアーを外す際は、環状部21’に入れた時と反対の向きに連結環を移動させ、金属線材2’の端部2c’から抜き出す。
一方、ツインロックスナップには、たとえば特許文献1に記載のスナップがある。そのスナップは、両端にU字形の掛け止め部を形成した金属線材の両側を中央部に向けて環を描くように曲げたうえ、各掛け止め部を、互いに他方の掛け止め部を越える位置で(つまりクロスさせるように)金属線材の主部に掛け止めている。本考案によるスナップも、図1・図3に示すようにその点は同様であり、ツインロックスナップの特徴を有している。ただし、従来のツインロックスナップでは、掛け止め部のU字形の内側の間隔は、掛け止めた金属線材に密に嵌る寸法とされている。
このようなツインロックスナップにルアーを接続する際は、一方の環状部を大きく曲げる方向につまんで掛け止め部を主部から一旦外したうえ、ルアーの連結環を掛け止め部の先端から通して環状部に入れ、再び掛け止め部を主部に掛けて環状部を閉じる。ルアーを外す際は、この逆の手順に従う。
実開昭54−99886号公報
上記のクイックスナップ1’(図4)は、連結環の取り付けまたは取り外しの作業を、主部2a’の回りの隙間S’に連結環を滑らせるだけで容易に行える利点があるものの、引張り力を受けるときそれに抗する強度が低いという課題がある。すなわち、巻き付けた端部2c’がリング11’から離れていく向きの動きを阻止する要素を持たないため、釣り中にスナップ1’が強い(10kg程度の)引張り力を受けた場合、環状部21’等が伸びて端部2c’が主部2a’から分離する結果、連結環が意図せずに外れてしまうことがある。
一方、特許文献1等に示されるツインロックスナップは、二つの掛け止め部がクロスする位置にあるため、引張り力を受けても、各掛け止め部が他方の掛け止め部の移動を阻止する結果、環状部が閉じた状態に保たれやすい。したがって、クイックスナップよりも大きい35kg程度の引張り力にも耐えることができる。
しかし、従来のツインロックスナップは、強度面で有利である反面、ルアー等の連結環を着脱する際の作業性には課題がある。その着脱の際、掛け止め部を金属線材の主部から外すために相当な力を必要とし、ルアーの連結や解除が容易には行えない。また、掛け止め部の開閉(主部から外す等の操作)を繰り返すうちに金属線材の変形や劣化を招き、ルアーの連結環が外れてしまうこともあった。
上記の観点から、本考案は、釣具の連結環を着脱することが容易であるとともに、引張り力に抗する強度が高くてその強度が低下しにくい釣用スナップを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、考案の釣用スナップは、
・ 金属線材が、両端部分のそれぞれにU字状の第1の掛け止め部とU字状の第2の掛け止め部とを有し、中ほどの主部をはさむ両側を互いに接近する向きにそれぞれ折り曲げたうえ各掛け止め部を他方の掛け止め部を越えた位置で(つまりクロスするように)主部に掛け止めることにより二つの環状部を有するように形成された釣用スナップ(前述のツインロックスナップに該当するもの)であって、
・ 両端部分の各掛け止め部のうち第1の掛け止め部は、U字をなす曲がり部分の内側の半径を、当該掛け止め部の先端を通して金属線材に嵌める釣具の連結環(ルアーのアイなど)を当該曲がり部分に沿って主部の外側を周回させ得る程度に主部の外周の半径を上回る大きさとした
ことを特徴とする。
ここでいう掛け止め部は、金属線材の先端付近に180°前後の曲がり部分を形成することによって概ねU字状にした部分(たとえば図1(d)・(e)の部分)をいう。上記の釣用スナップでは、主部とつながる両端部のそれぞれに第1および第2の掛け止め部を有することとしている。上記スナップは、そうした掛け止め部を含む金属線材の両側を内向き(互いに接近する向き)に折り曲げ、図1(b)のように、各掛け止め部を他方の掛け止め部を越えた位置で主部に掛け止めることにより、二つの環状部を形成したものである。考案により、第1の掛け止め部の曲げ半径は、図2(a)〜(d)のように主部の外側に釣具の連結環を周回させ得る程度に大き目に設定している。
このように構成された釣用スナップであれば、曲がり部分の内側の半径が大きい第1の掛け止め部を主部に掛け止めたまま、容易にその先端から上記環状部の線材上にまで釣具の連結環を通すことができる。すなわち、第1の掛け止め部の先端に嵌めた連結環は、これを引張っるか、主部を押えるか、またはそれらを同時に行うかして、曲がり部分の内側と主部との間に確保される上記連結環が通る隙間を曲がり部分に沿って滑らせることにより、環状部(スナップの端部付近)にまで到達させることができる。この作業は、U字状の掛け止め部を主部から外さずに行うことができるうえ、掛け止め部を外すときほどの大きな力を必要としないので、短時間で容易に行うことができる。
連結環を釣用スナップから外すときはこの逆の手順に従えばよく、やはり大きな力を必要とせずに、短時間で容易に環状部から連結環を外すことができる。
このように、考案に係る釣用スナップは、掛け止め部を主部に掛け止めたままの状態で手早く容易に釣具の連結環を環状部に着脱することを可能にする。金属線材を大きく変形させることなく作業を行えるので、線材の劣化や曲がりが発生しにくく、したがって長期間の使用が可能になる。
上記した二つの掛け止め部のうち、第1の掛け止め部における曲がり部分の内側の半径は、上記した大きさであるとともに、それよりも曲がり部分の内側の半径が小さい第2の掛け止め部がすり抜けられない大きさとなるように、寸法を定めるのが好ましい。
こうした釣用スナップであれば、釣具の連結環を上記のように容易に環状部に取り付けることができるうえ、つぎのような利点がある。すなわち、二つの環状部を両側に引張るような強い負荷(引張り力)が作用したとき、環状部が変形して両掛け止め部が互いに接触し合うようになっても、各掛け止め部が互いに他方の掛け止め部を乗り越えたりすり抜けたりすることがないよう絡み合う。そのため、この釣用スナップには、大きな引張り力に抗し得る高い強度が備わっているといえる。
考案の釣用スナップについてはさらに、第1の掛け止め部と第2の掛け止め部とを主部の中心線をはさんで反対向きに突出したものとし、上記二つの環状部を略同一の平面内に形成するほか、外力を受けない常態(自然状態)においては、金属線材の主部と上記第1の掛け止め部との間、および、上記第1の掛け止め部付近の金属線材と上記第2の掛け止め部付近の金属線材との間(すなわち、二つの各環状部を形成する金属線材が交差するように近づく箇所)に、接触部分か、または釣具の連結環の太さを下回る間隔の接近部分かが存在するように形成したことを特徴とする。
図1のスナップ1の例では、金属線材の主部2aと第1の掛け止め部3との間に接触部分7を設け、第1の掛け止め部3付近の金属線材と第2の掛け止め部4付近の金属線材との間に接近部分8を設けている(図1(b)・(c)参照)。
このような釣用スナップであれば、環状部に取り付けた連結環が環状部から外れるまでの過程では、上記第1の掛け止め部付近の金属線材と上記第2の掛け止め部付近の金属線材との間、および、金属線材の主部と上記第1の掛け止め部との間、の2箇所において上記の接近部分または接触部分を通過しなければならない。そのため、釣りを行っているとき等に、使用者の意図に反して連結環が環状部から外れるのを防止できる。
なお、上記二つの環状部を略同一の平面内に形成している(ただし、両掛け止め部付近では金属線材を交差させていることで生じるずれがある)ので、第1の掛け止め部付近と第2の掛け止め部付近との間に接触部分または接近部分を設けることが、構成上無理なく実現できる。また、第1の掛け止め部と第2の掛け止め部とを主部の中心線をはさんで反対向きに突出させるので、上記二つの環状部を略同一の平面内に形成するうえでも有利である。
上記第1の掛け止め部付近の金属線材と上記第2の掛け止め部付近の金属線材との間に上記のとおり接触部分または接近部分を設けるためには、少なくとも一方の掛け止め部に近い箇所で金属線材の一部に、他方の掛け止め部付近の金属線材に接近する方向への屈曲部分を形成するとよい。
このように形成されたスナップであれば、上記した接触部分または接近部分を設けやすく、簡単な構成で前記の効果を得ることができる。なお、「他方の掛け止め部付近の金属線材に接近する方向への屈曲部分」とは、それぞれの掛け止め部を主部に掛け止めるべく環状部の面内で曲げた部分ではなく、たとえば、環状部が含まれる平面から面外への方向へ屈曲させた部分をいい、図1(a)に示す屈曲部分9がその例である。図1の例では、屈曲部分9を形成したために接近部分8を設けやすくなった。屈曲部分9を形成しない場合には、二つの環状部5・6を略同一の平面内に形成するのが難しく、したがって厚みが増してスナップ1が嵩張るものとなる。
図1(a)は、考案の実施に係る一形態としての釣用スナップ1の平面図であり、同(b)はその正面図、同(c)はその右側面図である。また同(d)は、同(b)におけるd−d線矢視にて第1の掛け止め部3を示す部分図であり、同(e)は、同(b)におけるe−e線矢視にて第2の掛け止め部4を示す部分図である。 図2(a)〜(d)は、釣用スナップ1にルアー11のアイ12を取り付ける手順を説明する図である。なお(a)〜(c)においては、第2の掛け止め部4と第2の環状部6の図示は省略されている。 釣用スナップ1に、ルアー11のアイ12を取り付けた状態を示す全体図である。 従来のクイックスナップ1’を示す全体図である。
以下、考案の実施についての一形態を、図1〜図3に基づき説明する。
図1(a)・(b)に示すように、釣用スナップ1は、1本の金属製ワイヤ2の、中ほどの主部2aをはさむ両側を互いに接近する向きに曲げ、ワイヤ2の一端部分に形成したU字状の第1の掛け止め部3と、他端部分に形成したU字状の第2の掛け止め部4とを、互いに他方の掛け止め部を越えた位置で主部2aに掛け止めることによって、二つの環状部、すなわち、第1の環状部5と第2の環状部6とを形成したものである。
二つの掛け止め部3・4は、それぞれのU字をなす180゜前後の曲がり部分3a・4aが、図1(b)・(c)に示すように、主部2aの中心線をはさんで互いに逆の向きになるように形成している。
第1の掛け止め部3は、曲がり部分3aの内側の半径RL(図1(d))を、以下のような大きさとしている。すなわち、図2(b)のように主部2aに対して隙間Sを有する大きさとし、ワイヤ2(主部2a)の太さ(直径)φ、ルアー11のアイ12(図3(a))の太さ(直径)Dに対して、
2RL ≧ φ+D …(1)
となるようにしている。
また、外力を受けない常態(自然状態)においては、ワイヤ2の主部2aと第1の掛け止め部3との間に、図1(b)・(c)に示すように接触部分7が存在するよう掛け止め部3を形成している。
釣用スナップ1は、上記のように大きめの曲げ半径にて曲がり部分3aを形成した第1の掛け止め部3を有するので、ルアー11のアイ12を、図2(a)〜(d)の手順にしたがって第1の環状部5に容易に装着することができる。すなわち、まず、釣用スナップ1の第1の環状部5を持ち、アイ12を、掛け止め部3の先端部分3bに通してワイヤ2に嵌めたのち(図2(a))、掛け止め部3を、主部2aに掛け止めたまま、主部2aと曲がり部分3aの内側の隙間Sを通過させる(同(b))。さらに、上記の接触部分7を離す方向にアイ12を引張っるか、主部2aを押えるか、またはそれらを同時に行うかして、主部2aと曲がり部分3aとの間に空間を確保しながら、アイ12を曲がり部分3aに沿って主部2aの外側を周回させ(同(c))、第1の環状部5にまで到達させる(同(d))。
ルアー11を釣用スナップ1から取り外す際は、これとは逆の手順にしたがって、第1の環状部5からアイ12を抜き取ることができる。
図1(d)に示す第1の掛け止め部3における曲がり部分3aの内側の半径RLは、上記(1)式を満たす大きさであるとともに、第2の掛け止め部4が内側をすり抜けることのできない大きさとしている。第2の掛け止め部4については、曲がり部分4aの内側が主部2aの外側面にほぼ密着するよう形成するので、図1(e)のとおり曲がり部分4aの内側の半径をRSとすると、その外側の幅寸法は2RS+2φで表すことができる。そのため、第1の掛け止め部3における曲がり部分3aの内側の半径RLは、
2RL < 2RS+2φ …(2)
をも満たす大きさとする。
この(2)式を満たすようにしたため、図3のように第1の環状部5にルアー11のアイ12を装着し、第2の環状部6に釣糸13を結び付けた状態で、アイ12と釣糸13とによって釣用スナップ1が引っ張られる方向の負荷を受けた場合、二つの環状部5・6が変形して二つの掛け止め部3・4が接近し、強く接触し合う位置に移動したとしても、二つの掛け止め部3・4が互いに絡み合い、二つの環状部5・6は伸びてほどけることなく保持される。その結果、釣果やルアー11が失われずに済む。
二つの環状部5・6は、図1(a)・(b)に示すように、略同一の平面内に形成するとともに、第1の掛け止め部3付近のワイヤ2bと第2の掛け止め部4付近のワイヤ2cとの間に、アイ12の太さDを下回る間隔Wの接近部分8を設けている。この接近部分8は、上記のワイヤ2bに、ワイヤ2cと接近する方向への屈曲部分9(第1の環状部5が含まれる平面から面外に出る方向へ屈曲させた部分)を形成することにより設けている。
そうして接近部分8を設けたのは、ルアー11のアイ12がスナップ1から不意に外れルことを防止するためである。すなわち、釣用スナップ1の第1の環状部5に取り付けたアイ12は、環状部5から外れるまでの過程で、上記の接近部分8と、前述の接触部分7(ワイヤ2の主部2aと第1の掛け止め部3との間)との2箇所を通過しなければならない。そのため、釣り中にルアー11が激しく動いたとき等に使用者の意図に反してアイ12が環状部5から外れることが効果的に防止される。
これまで述べたように、図示の釣用スナップ1は、ルアーのアイのような連結環の着脱が容易に行えるとともに、強い引張り力に抗することができ、また、着脱の際に掛け止め部3の開閉が必要ないのでワイヤ2の変形や金属疲労を防止することもでき、長期間の安定的な使用を可能にする。
上記のように構成した釣用スナップ1の実施例を以下に示す。
ワイヤ2の材質: ステンレス鋼
ワイヤ2の太さφ: 0.7mm
アイの太さD: 1.3mm
隙間S: 1.3mm
曲がり部分3aの内側半径RL: 1.0mm
曲がり部分4aの内側半径RS: 0.4mm
接近部分の間隔W: 0.5mm
この実施例における釣用スナップ1では、第1の掛け止め部3の曲がり部分3aの内側は、2.00mm(RL×2)の幅を有するので、直径φが0.7mmの主部2aに掛け止めたとき、主部2aの片側に最大1.3mmの隙間Sが確保できる。したがって、直径Dが1.3mmのアイ12を、第1の掛け止め部3を主部2aから外すことなく、隙間Sを通過させて第1の環状部5まで到達させることが可能である。
しかも、第1の掛け止め部3の曲がり部分3aの内側の幅(2.00mm)は、第2の掛け止め部4の外側の幅(2RS+2φ=2.2mm)より小さいため、スナップ1の環状部5・6間に引張り力が作用したときも、第1の掛け止め部3の内側を第2の掛け止め部4がすり抜けて環状部5・6が伸びてしまうことがない。
1 釣用スナップ
2 ワイヤ
2a 主部
3 第1の掛け止め部
3a 曲がり部分
3b 先端部分
4 第2の掛け止め部
4a 曲がり部分
5 第1の環状部
6 第2の環状部
7 接触部分
8 接近部分
9 屈曲部分
11 ルアー
12 アイ

Claims (4)

  1. 金属線材が、両端部分のそれぞれにU字状の第1の掛け止め部とU字状の第2の掛け止め部とを有し、中ほどの主部をはさむ両側を互いに接近する向きにそれぞれ折り曲げたうえ各掛け止め部を他方の掛け止め部を越えた位置で主部に掛け止めることにより二つの環状部を有するように形成された釣用スナップであって、
    両端部分の各掛け止め部のうち第1の掛け止め部は、U字をなす曲がり部分の内側の半径を、当該掛け止め部の先端を通して金属線材に嵌める釣具の連結環を当該曲がり部分に沿って主部の外側を周回させ得るほどに主部の外周の半径を上回る大きさとしたことを特徴とする釣用スナップ。
  2. 上記した二つの掛け止め部のうち上記第1の掛け止め部における曲がり部分の内側の半径は、上記の大きさであるとともに、それよりも曲がり部分の内側の半径が小さい第2の掛け止め部がすり抜けられない大きさとなるように、寸法を定めたことを特徴とする請求項1に記載の釣用スナップ。
  3. 第1の掛け止め部と第2の掛け止め部とは主部の中心線をはさんで互いに反対向きに突出したものとし、上記二つの環状部を略同一の平面内に形成し、外力を受けない常態においては、金属線材の上記主部と上記第1の掛け止め部との間、および、上記第1の掛け止め部付近の金属線材と上記第2の掛け止め部付近の金属線材との間に、接触部分か、または釣具の連結環の直径を下回る間隔の接近部分かが存在するように形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の釣用スナップ。
  4. 上記第1の掛け止め部付近の金属線材と上記第2の掛け止め部付近の金属線材との間に上記のとおり接触部分または接近部分を設けるために、少なくとも一方の掛け止め部に近い箇所で金属線材の一部に、他方の掛け止め部付近の金属線材に接近する方向への屈曲部分を形成したことを特徴とする請求項3に記載の釣用スナップ。
JP2010005261U 2010-08-05 2010-08-05 釣用スナップ Expired - Lifetime JP3163485U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010005261U JP3163485U (ja) 2010-08-05 2010-08-05 釣用スナップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010005261U JP3163485U (ja) 2010-08-05 2010-08-05 釣用スナップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3163485U true JP3163485U (ja) 2010-10-14

Family

ID=54874981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010005261U Expired - Lifetime JP3163485U (ja) 2010-08-05 2010-08-05 釣用スナップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3163485U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020039310A (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 株式会社Drt 釣り用スナップ
JP2021108645A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 グローブライド株式会社 釣用スナップ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020039310A (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 株式会社Drt 釣り用スナップ
JP7153177B2 (ja) 2018-09-12 2022-10-14 株式会社Drt 釣り用スナップ
JP2021108645A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 グローブライド株式会社 釣用スナップ
JP7235694B2 (ja) 2020-01-07 2023-03-08 グローブライド株式会社 釣用スナップ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3163485U (ja) 釣用スナップ
US11369098B2 (en) Artificial bait and split ring therefor
US20050217167A1 (en) Fishing hook and lure, snag releasing
JP2016010352A (ja) フックキーパ付き釣竿
JP4848057B1 (ja) 釣針
US8365461B2 (en) Long line fishing connector
JP2011004726A (ja) 釣糸の編込み結合具
JP7454840B2 (ja) 魚釣り用のスプリットリング
JP3152562U (ja) 釣り用仕掛けの連結具
JP5255591B2 (ja) 釣用スナップ
KR101279620B1 (ko) 연승 낚시
JP2015006157A (ja) 釣り用スナップ
US20200323184A1 (en) Fishing hook having flexible eye
JP3196747U (ja) 釣り用接続具
JP7351815B2 (ja) スイベル
JP3227013U (ja) 釣り針
JP5845905B2 (ja) バネの引っ張り具
JP3195136U (ja) 疑似餌及びラインアイを備えた連結部材
JP5788529B2 (ja) 連結具及びその使用方法
JP6650096B2 (ja) つり針
US20080155885A1 (en) Slip-on fishing swivel
JP7144090B2 (ja) 連結具
JP2011036230A (ja) 釣り用スナップ
JP5431742B2 (ja) 掛止金具、及び該掛止金具を備える引張コイルバネ並びにケーブルハンガー
JP2007189967A (ja) 釣糸止め具および釣糸止め構造

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3163485

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term