JP3215564U - 一体成形される帽子 - Google Patents
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Abstract
【課題】作製工程や労力の低減、全生産ラインの簡素化を図ることができる一体成形される帽子を提供する。【解決手段】帽子は熱圧により一体成形され、且つ熱圧による一体成形後に、略半球状の本体11と、つば12とが形成される。帽子は、少なくとも二層の可撓性材料10で構成され、二層の可撓性材料の間に金型での熱圧成形により本体とつばとが形成され、つばに定形板2が設けられ、定形板と可撓性材料とを熱圧により一体にすることで、つばの硬度を向上させる。本体及びつばを別々に作製して縫製や接着を行う必要がないため、作製の工程を減らし、作製時間を短縮し、労力を節約することができる。且つ滑らかな輪郭を有しており、美しく見える。【選択図】図2
Description
本考案は、帽子の技術分野に関し、特に、一体成形される帽子に関するものである。
帽子は、頭に被って着用する衣類である。ほとんどは、頭の上を覆うことで頭部を保護することができ、一部の帽子はつばを有し、日差しよけの機能も備える。帽子には、日差しよけ用、装飾用、保温や保護用と多くの種類があり、選択するには工夫を要している。
また、帽子を着飾りアイテムとして使用することもできる。顔の輪郭や体つきに合わせて、自分に向いている帽子を選択する必要があり、また、服装の着用と同じく、イメージアップに成功するか否かがポイントであるため、帽子のスタイルや色などを服装とアクセサリに合わせる必要がある。さらに、帽子は、髪型を保持し、薄毛を隠し、又は制服や宗教用アイテムとして利用することもできる。帽子には、山高帽や、日よけ用など多くの種類がある。一部の帽子は、頭に密着する部分から外に向かって広がるつばと呼ばれる部分を有する。文化の違いによって、帽子関係のマナーが異なる。西洋圏では、昔から、帽子を被ることは高い身分の象徴とされているため、帽子関係のマナーも特に重視されている。
現代の帽子は、一般的に本体及びつばという2つの基本部分を含み、本体とは、頭部と同じ形状を有する略半球状の部分を指す。従来技術では、本体とつばの間、又はつばの間が、縫製又はその他の方式で接合されるのが一般的であり、つまり、本体及びつばを別々に作製し、作製完了後につなげて製品に仕上げるようにしている。そのため、プロセスが煩雑であるという問題点がある。これに鑑みて、作製の工程や労力のさらなる低減、全生産ラインの簡素化を図るべく、本考案は、一体成形される帽子及びその作製方法を提案する。
本考案は、従来技術の問題点に鑑みて、一体成形される帽子を提案することを目的とする。
上記の技術的課題を解決すべく、本考案は、以下の技術的解決手段を提案する。
一体成形される帽子であって、熱圧により一体成形され、且つ熱圧による一体成形後に略半球状の本体と、本体と接合したつばとが形成され、前記帽子は少なくとも二層の可撓性材料を組み合わせて構成され、二層の可撓性材料の間に金型での熱圧成形により前記本体とつばとが形成され、前記つばに定形板が設けられ、前記定形板と可撓性材料とを熱圧により一体にすることで、つばの硬度を向上させ、定形板は可撓性材料の間に挟まれて設けられ、定形板によりつばと本体との接合部位に接合部が形成される。
一体成形される帽子であって、熱圧により一体成形され、且つ熱圧による一体成形後に略半球状の本体と、本体と接合したつばとが形成され、前記帽子は少なくとも二層の可撓性材料を組み合わせて構成され、二層の可撓性材料の間に金型での熱圧成形により前記本体とつばとが形成され、前記つばに定形板が設けられ、前記定形板と可撓性材料とを熱圧により一体にすることで、つばの硬度を向上させ、定形板は可撓性材料の間に挟まれて設けられ、定形板によりつばと本体との接合部位に接合部が形成される。
上記技術的解決手段においては、さらに、前記可撓性材料は、スポンジ、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、ポリプロピレンカーボネート(PPC)、ポリウレタン(PU)のうち少なくとも2種である。
上記技術的解決手段においては、さらに、前記帽子の縁部に対して縁取りを行う。
上記技術的解決手段においては、さらに、熱圧による一体成形後に、前記本体に少なくとも2つの切り込み部が形成され、縫製により切り込み部をつなげる。切り込み部を設けることで、一体成形時に余分の材料により本体にしわが生じてしまうことを防止するとともに、本体の全体輪郭をより一層滑らかにすることができる。
上記技術的解決手段においては、さらに、必要に応じて、前記本体の前面にロゴを印刷することができる。
上記の技術的解決手段を用いる本考案は、従来技術と比べて、次の有益な效果を有する。
本考案は、一体成形の方式で帽子を作製し、帽子の作製プロセスを簡素化させることができ、本体及びつばを別々に作製して縫製や接着を行う必要がないため、作製の工程を減らし、作製時間を短縮し、労力を節約することができるため、コストをより一層削減することができる。本考案は、熱圧により一体成形されるため、構造が簡素化され、見た目も整っており、且つ滑らかな輪郭を有しており、美しく見える。
本考案は、一体成形の方式で帽子を作製し、帽子の作製プロセスを簡素化させることができ、本体及びつばを別々に作製して縫製や接着を行う必要がないため、作製の工程を減らし、作製時間を短縮し、労力を節約することができるため、コストをより一層削減することができる。本考案は、熱圧により一体成形されるため、構造が簡素化され、見た目も整っており、且つ滑らかな輪郭を有しており、美しく見える。
以下、実施例及び図面を踏まえて、本考案について詳細に説明する。
図1、図2、図3に示すように、一体成形される帽子であって、前記帽子1は熱圧により一体成形され、且つ帽子1は、熱圧による一体成形後に、略半球状の本体11と、本体11と接合したつば12とが形成される。
具体的に、前記帽子1は、少なくとも二層の可撓性材料10を組み合わせて構成され、二層の可撓性材料10の間に金型での熱圧成形により前記本体11とつば12とが形成され、前記つば12に定形板2が設けられ、前記定形板2と可撓性材料10とを熱圧により一体にすることで、つば12の硬度を向上させ、定形板2は可撓性材料10の間に挟まれて設けられ、定形板2によりつば12と本体11との接合部位に接合部121が形成される。
前記可撓性材料10は、スポンジ、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、ポリプロピレンカーボネート(PPC)、ポリウレタン(PU)のうち少なくとも2種である。当然ながら、その他の耐高温材料としてもよい。
必要に応じて、帽子1の縁部に対して縁取りを行うこともできる。
さらに、本考案の帽子の好ましい実施形態において、熱圧による一体成形後に、前記本体11に少なくとも2つの切り込み部111が形成され、縫製により切り込み部111をつなげる。前記切り込み部は、本体11の底部から最上部に向かって延在し、且つ切り込み部の長さは本体の底部から最上部までの距離の1/3〜1/2である。切り込み部を設けることで、一体成形時に余分の材料により本体にしわが生じてしまうことを防止するとともに、本体の全体輪郭をより一層滑らかにすることができる。
上記の一体成形される帽子の作製方法であって、以下の工程を含む。
1、予熱:帽子と同じ形状を有し突起した上型及び帽子と同じ形状を有し陥没した下型を上下に合わせてセットし、金型を予熱する。
2、材料の選択:耐高温材料から少なくとも2種を選択し、材料を整える。耐高温材料には、スポンジ、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、ポリプロピレンカーボネート(PPC)、ポリウレタン(PU)をはじめ数多くあり、本実施例では、そのうち3種=スポンジ、熱可塑性ポリウレタン(TPU)及びポリプロピレンカーボネート(PPC)を選択する。スポンジ、熱可塑性ポリウレタン(TPU)及びポリプロピレンカーボネート(PPC)を重ね合わせて広げ、つばに対応する部分で、スポンジ、熱可塑性ポリウレタン(TPU)とポリプロピレンカーボネート(PPC)の間に前記定形板を配置する。
3、熱圧:材料を金型に配置し、上型と下型とを合わせて押圧すると同時に加熱することで、材料を一体にさせて帽子の形状にする。加熱温度は190〜200℃とし、本実施例では190℃に設定し、且つ熱圧時間を30s以内とする。
4、定形:熱圧後に、帽子を取り出し、冷却して定形させる。冷風を吹きつけることで冷却することができる。
5、裁断:成形された帽子を裁断して余分の布地を取り除き、整えて所定の形状にする。本実施例では略半球状とする。
6、トリミング:必要に応じて、縫製を行わずに、又は縫製して縁取りを行う。
上記の工程により得られた帽子は、その本体とつばとが一体成形され、このような作製方式は、作製プロセスを大幅に簡素化させ、手動での操作を減らすことができる。ただし、熱圧前に、材料がシート状であり、シート状の材料を直接熱圧して球状にすると、しわが生じてしまい、同じように、熱圧して略半球状の本体を形成させる場合も同様の問題が認められるため、しわの発生を防止し、本体の全体輪郭をより一層滑らかにし、弧度を円滑にするためには、材料を整えた後に、材料に2つ、又は3つの切り込み部を設置しておくこともできる。本実施例では、前記切り込み部を3つとし、且つ本体11の成形部位に対応して、品字をなすように配置することができ、これにより、材料を熱圧して平面状の布地から略半球状になす際に、しわの発生を防止することができ、成形後に、切り込み部を閉鎖させる。
また、クライアントのニーズに応じて、本体の前面にロゴを印刷することもできる。
上記の方式により得られた一体成形される帽子は、作製のコストを削減し、作製のプロセスを簡素化させることができ、帽子の作製プロセスに大きな変革をもたらすことができる。
なお、上記では、単に本考案の実施例を記載しただけであり、本考案の実施範囲を限定するものではない。本実用新案登録請求の範囲に記載する構造、特徴及び原理に基づく同等の変化又は変更は、すべて本実用新案登録請求の範囲に含まれるものとする。
1:帽子
10:可撓性材料
11:本体
111:切り込み部
12:つば
121:接合部
2:定形板
10:可撓性材料
11:本体
111:切り込み部
12:つば
121:接合部
2:定形板
Claims (5)
- 一体成形される帽子であって、前記帽子(1)は熱圧により一体成形され、且つ熱圧による一体成形後に、略半球状の本体(11)と、本体(11)と接合したつば(12)とが形成され、前記帽子(1)は、少なくとも二層の可撓性材料(10)を組み合わせて構成され、二層の可撓性材料(10)の間に金型での熱圧成形により前記本体(11)とつば(12)とが形成され、前記つば(12)に定形板(2)が設けられ、前記定形板(2)と可撓性材料(10)とを熱圧により一体にすることで、つば(12)の硬度を向上させ、定形板(2)は可撓性材料(10)の間に挟まれて設けられ、定形板(2)によりつば(12)と本体(11)との接合部位に接合部(121)が形成されることを特徴とする一体成形される帽子。
- 前記可撓性材料(10)は、スポンジ、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、ポリプロピレンカーボネート(PPC)、ポリウレタン(PU)のうち少なくとも2種であることを特徴とする請求項1に記載の一体成形される帽子。
- 前記帽子(1)の縁部に対して縁取りを行うことを特徴とする請求項1に記載の一体成形される帽子。
- 熱圧による一体成形後に、前記本体(11)に少なくとも2つの切り込み部(111)が形成され、縫製により切り込み部(111)をつなげ、切り込み部を設けることで、一体成形時に余分の材料により本体にしわが生じてしまうことを防止するとともに、本体の全体輪郭をより一層滑らかにすることができることを特徴とする請求項1に記載の一体成形される帽子。
- 必要に応じて、前記本体(11)の前面にロゴを印刷することができることを特徴とする請求項1に記載の一体成形される帽子。
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