JP3214557B2 - 入出力制御装置及びdma転送制御方法 - Google Patents

入出力制御装置及びdma転送制御方法

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JP3214557B2
JP3214557B2 JP26348098A JP26348098A JP3214557B2 JP 3214557 B2 JP3214557 B2 JP 3214557B2 JP 26348098 A JP26348098 A JP 26348098A JP 26348098 A JP26348098 A JP 26348098A JP 3214557 B2 JP3214557 B2 JP 3214557B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DMA転送制御方
法に関し、特に、ページ越えを伴うDMA転送制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、一般的なDMA転送制御方法が
適用される入出力装置の一構成例を示すブロック図であ
る。
【0003】本構成例は図2に示すように、複数のチャ
ネル制御部30−1〜30−3と主記憶装置20との間
のデータ転送を制御するデータ転送制御部40と、チャ
ネル制御部30−1〜30−3及びデータ転送制御部4
0を制御するためのプロセッサ10と、DMA転送用絶
対アドレスが格納される記憶部50とから構成されてお
り、プロセッサ10内には、プロセッサ10が動作する
ためのファームウェア11が設けられており、また、主
記憶装置20内には、DMA転送を指示するチャネルプ
ログラム21が設けられている。
【0004】以下に、上記のように構成された入出力装
置における従来のDMA転送制御方法について説明す
る。
【0005】図3は、図2に示した入出力装置における
従来のDMA転送制御方法を説明するためのフローチャ
ートである。
【0006】まず、プロセッサ10によって、主記憶装
置20内のチャネルプログラム21のDMA転送要求
(ステップS101)に従い、データ転送制御部40内
に、DMA転送に必要なDMA転送用絶対アドレス情報
が設定される(ステップS102)。
【0007】また、このDMA転送が複数のページに跨
る場合(ステップS103)、後続ページの絶対アドレ
スが計算され、記憶部50に格納される(ステップS1
04)。
【0008】なお、この後続ページの絶対アドレス計算
処理は、記憶部50のエントリがフルになるか、後続す
るページが無くなるまでプロセッサ10によって行われ
(ステップS105)、ステップS105における処理
が終了後、プロセッサ10からデータ転送制御部40に
対してDMA転送起動の指示が送出される(ステップS
106)。
【0009】DMA転送起動後、データ転送制御部40
にてページ越えが検出されると(ステップS107)、
プロセッサ10によって、記憶部50に格納されたDM
A転送用絶対アドレス情報が1つ取り出され、データ転
送制御部40内に設定される(ステップS108)。
【0010】ここで、後続のページがある場合(ステッ
プS109)、プロセッサ10において、空いたエント
リ分の後続ページの絶対アドレス計算処理が行われる
(ステップS110,S111)。
【0011】その後、チャネル制御部3−1〜3−3の
うち、主記憶装置20とDMA転送を行っているチャネ
ル制御部とは異なる他のチャネル制御部からの処理要求
の有無がチェックされ(ステップS112)、処理要求
があった場合は、要求のあったチャネル制御部の処理が
行われる(ステップS113)。
【0012】一方、DMA転送起動後、データ転送制御
部40にてページ越えが検出されない場合は、ステップ
S112の処理に移る。
【0013】DMA転送起動後からDMA転送が終了す
る(ステップS114)までは、上述した一連の処理
(ステップS107〜S113)が繰り返し行われる。
【0014】つまり、DMA転送中においては、データ
転送制御部40にてページ越えが検出されず、チャネル
制御部3−1〜3−3のいずれからも処理要求がなかっ
た場合は、プロセッサ10は処理要求待ちの待機状態と
なる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のDMA
転送制御方法においては、プロセッサによって記憶部に
格納されるDMA転送用絶対アドレス情報格納エントリ
がフルになるまで後続ページの絶対アドレス計算処理が
行われ、その後、データ転送制御部に対してDMA転送
起動の指示が送出されているため、DMA転送起動の処
理において、長い時間プロセッサが割り当てられてしま
うという問題点がある。
【0016】また、後続ページの絶対アドレス計算処理
が行われている間は、他のチャネル制御部からの処理要
求が抑止されてしまうという問題点がある。
【0017】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、チャネルプ
ログラムを効率良く実行することができるDMA転送制
御方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数のチャネル制御部と主記憶装置との間
のDMA転送を制御するデータ転送制御部と、前記複数
のチャネル制御部及び前記データ転送制御部を制御する
プロセッサと、チャネル毎に一定量のエントリ数を持つ
DMA転送用絶対アドレス情報が格納される記憶部とを
有し、前記主記憶装置内のチャネルプログラムの指示に
より、前記主記憶装置と前記複数のチャネル制御部との
間のDMA転送を行う入出力制御装置において、前記プ
ロセッサは、DMA転送中に、現在DMA転送を行って
いるチャネル制御部とは異なる他のチャネル制御部から
処理要求が送出された場合、DMA転送が起動している
状態において、DMA転送中のページの後続ページの絶
対アドレス計算よりも、前記他のチャネル制御部からの
処理要求に対するチャネル処理を優先して行うことを特
徴とする。
【0019】また、前記プロセッサは、DMA転送中で
あり、かつ他のチャネル制御部からの処理要求がない場
合に、DMA転送中のページの後続ページの絶対アドレ
スを計算し、計算した絶対アドレスを前記記憶部に格納
し、前記データ転送制御部におけるページ越え検出に基
づいて、前記記憶部に格納された次ページの絶対アドレ
スを用いてDMA転送を行うことを特徴とする。
【0020】また、複数のチャネル制御部と主記憶装置
との間のDMA転送を制御するデータ転送制御部と、前
記複数のチャネル制御部及び前記データ転送制御部を制
御するプロセッサと、チャネル毎に一定量のエントリ数
を持つDMA転送用絶対アドレス情報が格納される記憶
部とを有する入出力制御装置にて、前記主記憶装置内の
チャネルプログラムの指示により、前記主記憶装置と前
記複数のチャネル制御部との間のDMA転送を行うDM
A転送制御方法において、DMA転送中に、現在DMA
転送を行っているチャネル制御部とは異なる他のチャネ
ル制御部から処理要求が送出された場合、DMA転送が
起動している状態において、DMA転送中のページの後
続ページの絶対アドレス計算よりも、前記他のチャネル
制御部からの処理要求に対するチャネル処理を優先して
行うことを特徴とする。
【0021】また、DMA転送中であり、かつ他のチャ
ネル制御部からの処理要求がない場合に、DMA転送中
のページの後続ページの絶対アドレスを計算し、計算し
た絶対アドレスを前記記憶部に格納し、前記データ転送
制御部におけるページ越え検出に基づいて、前記記憶部
に格納された次ページの絶対アドレスを用いてDMA転
送を行うことを特徴とする。
【0022】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、DMA転送中に、現在DMA転送を行ってい
るチャネル制御部とは異なる他のチャネル制御部から処
理要求が送出された場合、DMA転送中のページの後続
ページの絶対アドレス計算よりも、他のチャネル制御部
からの処理要求に対するチャネル処理が優先して行われ
るので、DMA転送中においても複数チャネル制御部の
処理が効率良く行われる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0024】図1は、本発明のDMA転送制御方法の実
施の一形態を説明するためのフローチャートであり、図
2に示した入出力装置におけるDMA転送制御方法の一
例を示している。
【0025】主記憶装置20内のチャネルプログラム2
1によってDMA転送が要求されると(ステップS
1)、まず、プロセッサ10よって、DMA転送用絶対
アドレス情報がデータ転送制御部40に設定される(ス
テップS2)。
【0026】データ転送制御部40に対する必要なDM
A転送用絶対アドレス情報の設定が終了すると、プロセ
ッサ10からデータ転送制御部40に対してDMA転送
起動指示が送出され(ステップS3)、DMA転送が開
始する。
【0027】DMA転送中、データ転送制御部40にお
いてページ越えが検出されると(ステップS4)、記憶
部50内のエントリに後続ページの絶対アドレス計算処
理により事前にDMA転送用絶対アドレス情報が格納さ
れているかどうかが検出され(ステップS5)、DMA
転送用絶対アドレス情報が格納されている場合、そのエ
ントリの情報がデータ転送制御部40に設定される(ス
テップS6)。
【0028】また、DMA転送用絶対アドレス情報が格
納されていない場合は、次ページの絶対アドレスが計算
され(ステップS7)、計算された絶対アドレスがデー
タ転送制御部40に設定される。
【0029】次に、他のチャネル制御部からの処理要求
の有無が検出され(ステップS8)、処理要求があった
場合、プロセッサ10において、処理要求があったチャ
ネル制御部に対する処理が行われる(ステップS9)。
【0030】ここで、ステップS4においてページ越え
が検出されず、かつ、ステップS8において処理要求が
なく、プロセッサ10が待機状態になった場合は、以下
に示す、後続ページの絶対アドレス計算処理が行われ
る。
【0031】まず、ページ跨ぎがあるかどうかが検出さ
れ(ステップS10)、ページ跨ぎがある場合、DMA
転送用絶対アドレス情報が格納されるエントリの状況が
確認され(ステップS11)、該当エントリがフルでな
い場合は、後続ページの絶対アドレスが計算され、計算
された絶対アドレスが記憶部50のエントリに格納され
る(ステップ12)。
【0032】また、ページ跨ぎがない場合や、DMA転
送用絶対アドレス情報が格納されるエントリがフルの場
合は、後続ページの絶対アドレスの計算は行われない。
【0033】DMA転送起動後からDMA転送が終了す
る(ステップS13)まで、上述した処理(ステップS
4〜S9、S10〜S12)が繰り返し行われる。
【0034】つまり、DMA転送中においては、データ
転送制御部40にてページ越えが検出されず、チャネル
制御部3−1〜3−3のいずれからも処理要求がなかっ
た場合は、ページ越えが検出されるか、あるいは、チャ
ネル制御部3−1〜3−3のいずれから処理要求がある
まで、プロセッサ10は処理要求待ちの待機状態とな
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
DMA転送中に、現在DMA転送を行っているチャネル
制御部とは異なる他のチャネル制御部から処理要求が送
出された場合、DMA転送中のページの後続ページの絶
対アドレス計算よりも、他のチャネル制御部からの処理
要求に対するチャネル処理が優先して行われるため、D
MA転送中におけるチャネルプログラムの処理効率を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のDMA転送制御方法の実施の一形態を
説明するためのフローチャートである。
【図2】一般的なDMA転送制御方法が適用される入出
力装置の一構成例を示すブロック図である。
【図3】図2に示した入出力装置における従来のDMA
転送制御方法を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 プロセッサ 11 ファームウェア 20 主記憶装置 21 チャネルプログラム 30−1〜30−3 チャネル制御部 40 データ転送制御部 50 記憶部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチャネル制御部と主記憶装置との
    間のDMA転送を制御するデータ転送制御部と、前記複
    数のチャネル制御部及び前記データ転送制御部を制御す
    るプロセッサと、チャネル毎に一定量のエントリ数を持
    つDMA転送用絶対アドレス情報が格納される記憶部と
    を有し、前記主記憶装置内のチャネルプログラムの指示
    により、前記主記憶装置と前記複数のチャネル制御部と
    の間のDMA転送を行う入出力制御装置において、 前記プロセッサは、DMA転送中に、現在DMA転送を
    行っているチャネル制御部とは異なる他のチャネル制御
    部から処理要求が送出された場合、DMA転送が起動し
    ている状態において、DMA転送中のページの後続ペー
    ジの絶対アドレス計算よりも、前記他のチャネル制御部
    からの処理要求に対するチャネル処理を優先して行うこ
    とを特徴とする入出力制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の入出力制御装置におい
    て、 前記プロセッサは、DMA転送中であり、かつ他のチャ
    ネル制御部からの処理要求がない場合に、DMA転送中
    のページの後続ページの絶対アドレスを計算し、計算し
    た絶対アドレスを前記記憶部に格納し、前記データ転送
    制御部におけるページ越え検出に基づいて、前記記憶部
    に格納された次ページの絶対アドレスを用いてDMA転
    送を行うことを特徴とする入出力装置。
  3. 【請求項3】 複数のチャネル制御部と主記憶装置との
    間のDMA転送を制御するデータ転送制御部と、前記複
    数のチャネル制御部及び前記データ転送制御部を制御す
    るプロセッサと、チャネル毎に一定量のエントリ数を持
    つDMA転送用絶対アドレス情報が格納される記憶部と
    を有する入出力制御装置にて、前記主記憶装置内のチャ
    ネルプログラムの指示により、前記主記憶装置と前記複
    数のチャネル制御部との間のDMA転送を行うDMA転
    送制御方法において、 DMA転送中に、現在DMA転送を行っているチャネル
    制御部とは異なる他のチャネル制御部から処理要求が送
    出された場合、DMA転送が起動している状態におい
    て、DMA転送中のページの後続ページの絶対アドレス
    計算よりも、前記他のチャネル制御部からの処理要求に
    対するチャネル処理を優先して行うことを特徴とするD
    MA転送制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のDMA転送制御方法に
    おいて、 DMA転送中であり、かつ他のチャネル制御部からの処
    理要求がない場合に、DMA転送中のページの後続ペー
    ジの絶対アドレスを計算し、計算した絶対アドレスを前
    記記憶部に格納し、前記データ転送制御部におけるペー
    ジ越え検出に基づいて、前記記憶部に格納された次ペー
    ジの絶対アドレスを用いてDMA転送を行うことを特徴
    とするDMA転送制御方法。
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