JP3214270U - 展示用フレーム - Google Patents
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Abstract
【課題】額縁と絵画とを別個の作品として扱い、額縁をそのままで絵画のみを入れ替えたり、絵画をそのまま飾って額縁のみを変更することのできる、展示用フレームを提供する。【解決手段】展示物2を受容する展示用フレーム1であって、展示物2が前面Fから視認可能かつ展示物を後面Rから受容可能な枠状をなすフレーム3と、フレーム3の裏面下部に設けられ、枠内に突出したストッパー4と、フレーム3の裏面上部に設けられ、枠内に出没可能なトンボ5とを有し、ストッパー4及びトンボ5は、展示物を受容した状態で後部に逸脱不能に規制する。【選択図】図1
Description
本考案は、展示物を受容するための展示用フレームに関する。
一般に、絵画や書画、写真等を展示する額縁は、画鋲で壁に掛けたり、額縁の下部を長押に乗せるとともに、上部を紐で吊るしたりして使用されている。
額縁は一般的に、受容する絵画等に合わせた寸法のものが用意され、また額縁は絵画を引き立てるためのものであって額縁が作品であるという考え方はされない。そのため、額縁と絵画とを別個の作品として扱い、額縁をそのままで絵画のみを入れ替えたり、絵画をそのまま飾って額縁のみを変更するというような使用はなされなかった。
また、焼き物などの焼縮する素材で額縁を構成する際に規格に合わせるための仕組みは存在しなかった。
本考案は、以上の点に鑑み、額縁と絵画とを別個の作品として扱い、額縁をそのままで絵画のみを入れ替えたり、絵画をそのまま飾って額縁のみを変更することのできる、展示用フレームを供給することを課題とする。
上記課題は、本考案の構成によれば、展示物が前面から視認可能かつ展示物を後面から受容可能な枠状をなすフレームと、前記フレームの裏面下部に設けられ、前記枠内に突出したストッパーと、前記フレームの裏面上部に設けられ、前記枠内に出没可能なトンボとを有し、前記ストッパー及び前記トンボは、展示物を受容した状態で後部に逸脱不能に規制する、展示用フレームにより、達成される。
前記展示用フレームは、展示物を受容するための内枠面及び後面を構成し、前記ストッパー及び前記トンボを保持するシャーシと、前記シャーシに外嵌し、前記展示用フレームの前面及び外枠面を構成するボディーとを有するものであってもよい。
前記シャーシは、前記ボディーを保持するための複数の孔を有するものであってもよい。
本考案による展示用フレームは、展示物が前面から視認可能かつ展示物を後面から受容可能な枠状をなし、裏面下部に設けられ、前記枠内に突出したストッパーと、裏面上部に設けられ、前記枠内に出没可能なトンボとを有し、前記ストッパー及び前記トンボは、展示物を受容した状態で後部に逸脱不能に規制することにより、作品が簡単に着脱可能となっており、労せずして展示物を交換することができる。本考案により作品を展示した場合、その交換作業は、トンボを操作して展示物を展示用フレームの後面から取り外し、別の作品を台座に取り付けトンボを操作して逸脱不能とするという工程の作業で終了する。手軽に作品を交換することができるため、季節ごとにする模様替えに合わせて作品を交換することが可能となる。展示会において数多くの
作品を交換する場合にも、本考案によれば時間と手間をかけずに簡単に作業を行うことができる。額を壁面に取り付けるのみならず、展示物を壁面に取り付けて額のみを交換するといった運用も可能である。
作品を交換する場合にも、本考案によれば時間と手間をかけずに簡単に作業を行うことができる。額を壁面に取り付けるのみならず、展示物を壁面に取り付けて額のみを交換するといった運用も可能である。
本考案による展示用フレームは、展示物を受容するための内枠面及び後面を構成し、前記ストッパー及び前記トンボを保持するシャーシと、前記シャーシに外嵌し、前記展示用フレームの前面及び外枠面を構成するボディーとを有するものである場合、シャーシに展示物を受容することができるので展示物の規格に合わせた内枠面とすることができ、このシャーシにボディーを外嵌することで、装飾要素を持つボディーを様々な素材とすることができる。例えば、ボディーを焼き物で構成する場合には焼縮が生じるために展示物の規格に合わせたサイズとすることが困難だが、ボディーをシャーシ上に構成することにより、シャーシの内枠サイズが規定されることから、展実物の受容に支障がなく、ボディーの素材を様々なものとすることができる。
[第一の実施形態]
図1は、本考案を適用した展示用フレームの第一の実施形態を示している。図1に示す展示用フレーム1は、展示物2を受容する展示用フレームであって、展示物2が前面F方向から視認可能かつ展示物2を後面R方向から受容可能な枠状をなすフレーム3と、フレーム3の裏面下部に設けられ、フレーム3の枠内に突出したストッパー4と、フレーム3の裏面上部に設けられ、フレーム3の枠内に出没可能なトンボ5とを有し、ストッパー4及びトンボ5は、展示物2を受容した状態で後部に逸脱不能に規制する。
図1は、本考案を適用した展示用フレームの第一の実施形態を示している。図1に示す展示用フレーム1は、展示物2を受容する展示用フレームであって、展示物2が前面F方向から視認可能かつ展示物2を後面R方向から受容可能な枠状をなすフレーム3と、フレーム3の裏面下部に設けられ、フレーム3の枠内に突出したストッパー4と、フレーム3の裏面上部に設けられ、フレーム3の枠内に出没可能なトンボ5とを有し、ストッパー4及びトンボ5は、展示物2を受容した状態で後部に逸脱不能に規制する。
ストッパー4は、フレーム3の裏面下部から展示物2の背面に沿って上方へ延びた爪状部材である。
トンボ5は、フレーム3の裏面上部に設けられた一対の爪状部材であり、それぞれ、回転軸を介してフレーム3の裏面に取り付けられ、展示物2の背面に平行な面内を回動する。そして、その先端がフレーム3の枠内に突出した場合には展示物2を受容した状態で後部に逸脱不能に規制し、その先端がフレーム3の枠内にない状態では展示物2がフレーム3に対し着脱可能となる。
[第ニの実施形態]
図2は、本考案を適用した展示用フレームの第ニの実施形態を示している。
図2において、展示用フレーム11は、展示物12を受容するための内枠面及び後面を構成し、ストッパー14及びトンボ15を保持するシャーシ16と、シャーシ16に外嵌し、展示用フレーム11の前面及び外枠面を構成するボディー17とを有する。ボディー17とシャーシ16とはフレーム13を構成する。
図2は、本考案を適用した展示用フレームの第ニの実施形態を示している。
図2において、展示用フレーム11は、展示物12を受容するための内枠面及び後面を構成し、ストッパー14及びトンボ15を保持するシャーシ16と、シャーシ16に外嵌し、展示用フレーム11の前面及び外枠面を構成するボディー17とを有する。ボディー17とシャーシ16とはフレーム13を構成する。
シャーシ16は、シャーシ16の裏面下部に設けられ、フレーム13の枠内に突出したストッパー14と、シャーシ16の裏面上部に設けられ、フレーム13の枠内に出没可能なトンボ15とを有し、ストッパー14及びトンボ15は、展示物12を受容した状態で後部(R方向)に逸脱不能に規制する。
ストッパー14は、フレーム13のシャーシ16の裏面下部から展示物12の背面に沿って上方(U方向)へ延びた爪状部材である。
トンボ15は、フレーム13のシャーシ16の裏面上部に設けられた一対の爪状部材であり、それぞれ、回転軸を介してシャーシ16の裏面に取り付けられ、展示物12の背面に平行な面内を回動する。そして、その先端がフレーム13の枠内に突出した場合には展示物12を受容した状態で後部に逸脱不能に規制し、その先端がフレーム13の枠内にない状態では展示物12がフレーム13に対し着脱可能となる。
シャーシ16は、一枚または複数枚の金属板から形成され、図3に示すように、展示物12を受容するための長方形の内枠面16a及びこの内枠面16aの後端から外方向へ張り出した後面16bを備える。
内枠面16a及び後面16bは、複数設けられた小さな孔16cを有する。
内枠面16a及び後面16bは、複数設けられた小さな孔16cを有する。
図2に示すように、ボディー17はシャーシ16に外嵌し、展示用フレーム11の前面及び外枠面を構成する。このようにフレーム13をボディー17及びシャーシ16の二部材から構成することで、ボディー17を焼き物・タイル工芸、ガラス工芸などで作成する場合には、シャーシ16がベース部材として機能するため、ボディー17に縮みや変形があった場合でもシャーシ16の内寸法を保つことができ、展示物12の受容に影響がない。
ボディー17は孔16cを介してシャーシ16に取り付けられ、一体化する。
ボディー17は孔16cを介してシャーシ16に取り付けられ、一体化する。
図4は、展示物の例を示す。(a)はパネルの展示物21を表面21a及び裏面21bから図示したものである。また、(b)はキャンパス裏打ちの展示物22を構成する木枠22a及びキャンバス22bを図示したものである。
展示物はNSサイズ(594×246mm)、NMサイズ(1255×520mm)、NLサイズ(1620×671mm)など様々なものが可能であり、それに合わせてフレームの内寸を設定すれば良い。
なお、展示物の裏面には壁に取り付けられるための適宜の手段が設けられていてもよい。
展示物はNSサイズ(594×246mm)、NMサイズ(1255×520mm)、NLサイズ(1620×671mm)など様々なものが可能であり、それに合わせてフレームの内寸を設定すれば良い。
なお、展示物の裏面には壁に取り付けられるための適宜の手段が設けられていてもよい。
図5は、展示物の収納構造を示す。展示物32は、個別ケース33に格納された状態で、引き出し状の内箱34及び外箱35に格納される。図5に示すように、展示物をフレームと別に保管し、展示物とフレームとの組み合わせを楽しむことができる。
1,11 展示用フレーム
2,12 展示物
3,13 フレーム
4,14 ストッパー
5,15 トンボ
16 シャーシ
17 ボディー
2,12 展示物
3,13 フレーム
4,14 ストッパー
5,15 トンボ
16 シャーシ
17 ボディー
Claims (3)
- 展示物を受容する展示用フレームであって、
展示物が前面から視認可能かつ展示物を後面から受容可能な枠状をなすフレームと、
前記フレームの裏面下部に設けられ、前記枠内に突出したストッパーと、
前記フレームの裏面上部に設けられ、前記枠内に出没可能なトンボとを有し、
前記ストッパー及び前記トンボは、展示物を受容した状態で後部に逸脱不能に規制する、
展示用フレーム。 - 前記展示用フレームは、
展示物を受容するための内枠面及び後面を構成し、前記ストッパー及び前記トンボを保持するシャーシと、
前記シャーシに外嵌し、前記展示用フレームの前面及び外枠面を構成するボディーとを有する、
請求項1に記載の展示用フレーム。 - 前記シャーシは、前記ボディーを保持するための複数の孔を有する、
請求項2に記載の展示用フレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017004788U JP3214270U (ja) | 2017-10-20 | 2017-10-20 | 展示用フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017004788U JP3214270U (ja) | 2017-10-20 | 2017-10-20 | 展示用フレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3214270U true JP3214270U (ja) | 2017-12-28 |
Family
ID=60860347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017004788U Expired - Fee Related JP3214270U (ja) | 2017-10-20 | 2017-10-20 | 展示用フレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3214270U (ja) |
-
2017
- 2017-10-20 JP JP2017004788U patent/JP3214270U/ja not_active Expired - Fee Related
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