JP3214214B2 - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents
画像形成装置の給紙装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数枚の用紙を収容
し、画像形成装置の給紙部に装着される給紙トレイに関
し、特に、ガイド部材に対して配置するセンサにより、
給紙トレイ内に収容される用紙の位置決め状態を検知す
る手段を構成するとともに、画像形成装置の記録部に向
けて用紙を送り出す動作を制御可能にする装置に関す
る。
し、画像形成装置の給紙部に装着される給紙トレイに関
し、特に、ガイド部材に対して配置するセンサにより、
給紙トレイ内に収容される用紙の位置決め状態を検知す
る手段を構成するとともに、画像形成装置の記録部に向
けて用紙を送り出す動作を制御可能にする装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機やレーザビームプリンタ
等の画像形成装置においては、画像記録部の上流部に給
紙部を配置し、前記給紙部に対して複数の給紙トレイ等
を配置し、前記給紙トレイに対してサイズの異なる用紙
等を収容させるようにしている。そして、原稿のサイズ
や縮拡率等に応じて用紙を選択して給紙トレイから送り
出し、画像記録部でトナー画像を転写した後で、定着装
置を通して定着し、記録紙を作成するようにしている。
前記画像形成装置の給紙部に配置する給紙トレイ等の用
紙収容手段では、1種類の用紙のみを収容する装置を用
いることの他に、任意のサイズの用紙を収容可能なトレ
イとして構成された、いわゆるユニバーサルタイプの給
紙トレイを用いることが多くある。
等の画像形成装置においては、画像記録部の上流部に給
紙部を配置し、前記給紙部に対して複数の給紙トレイ等
を配置し、前記給紙トレイに対してサイズの異なる用紙
等を収容させるようにしている。そして、原稿のサイズ
や縮拡率等に応じて用紙を選択して給紙トレイから送り
出し、画像記録部でトナー画像を転写した後で、定着装
置を通して定着し、記録紙を作成するようにしている。
前記画像形成装置の給紙部に配置する給紙トレイ等の用
紙収容手段では、1種類の用紙のみを収容する装置を用
いることの他に、任意のサイズの用紙を収容可能なトレ
イとして構成された、いわゆるユニバーサルタイプの給
紙トレイを用いることが多くある。
【0003】前記ユニバーサルトレイにおいては、例え
ば、実開昭64−9925号公報等に示されるようなも
のが知られている。前記従来例の給紙トレイでは、画像
形成装置の用紙搬送の基準線を用紙搬送路の一方の側部
に設定しており、いわゆるサイドレジ方式の装置として
構成される装置に適用される。前記給紙トレイでは、用
紙の送り出し側先端部と側面の一方を、トレイの前壁と
側壁に押圧して位置決めを行う手段を構成しており、前
記用紙を押圧して規制する側板の内面等を用紙搬送の基
準線として設定し、給紙トレイを給紙部に装着した状態
で、トレイの基準線と用紙搬送路の基準線が一致させる
ようにする。また、前記トレイに収容される用紙の送り
出し側の後面と、他方の側面を位置決めするために、エ
ンドガイドとサイドガイドを配置し、用紙の四方の側面
をトレイの内部で位置決めすることにより、画像形成装
置の用紙搬送と画像の記録を行う基準線に沿わせて、用
紙を送る作用を行い得るようにしている。また、用紙を
位置決めした時のガイドの位置により、収容された用紙
のサイズを自動的に検知する手段を備えている場合もあ
る。
ば、実開昭64−9925号公報等に示されるようなも
のが知られている。前記従来例の給紙トレイでは、画像
形成装置の用紙搬送の基準線を用紙搬送路の一方の側部
に設定しており、いわゆるサイドレジ方式の装置として
構成される装置に適用される。前記給紙トレイでは、用
紙の送り出し側先端部と側面の一方を、トレイの前壁と
側壁に押圧して位置決めを行う手段を構成しており、前
記用紙を押圧して規制する側板の内面等を用紙搬送の基
準線として設定し、給紙トレイを給紙部に装着した状態
で、トレイの基準線と用紙搬送路の基準線が一致させる
ようにする。また、前記トレイに収容される用紙の送り
出し側の後面と、他方の側面を位置決めするために、エ
ンドガイドとサイドガイドを配置し、用紙の四方の側面
をトレイの内部で位置決めすることにより、画像形成装
置の用紙搬送と画像の記録を行う基準線に沿わせて、用
紙を送る作用を行い得るようにしている。また、用紙を
位置決めした時のガイドの位置により、収容された用紙
のサイズを自動的に検知する手段を備えている場合もあ
る。
【0004】前記従来例とは別に、画像形成装置の用紙
搬送の基準線が用紙搬送路の中央部に設定され、いわゆ
るセンターレジ方式の画像形成装置に対応させて、給紙
トレイが構成される場合がある。前記センターレジ方式
の画像形成装置に対しては、給紙トレイの用紙送り出し
方向の中央部に対応させて用紙を位置決めする手段を設
けている。前記センターレジ方式の給紙トレイとして
は、例えば、実開平4−58528号公報等に示される
ように構成されるもので、給紙トレイ内で用紙の位置決
めを行うために、用紙の両側の側面に対応する2つのサ
イドガイドと、用紙の後面に対応するエンドガイドとを
設けている。そして、前述したような用紙の位置決めを
行う方式の給紙トレイを用いることにより、トレイから
送り出した用紙を、画像形成装置の用紙搬送路の基準線
に沿わせて搬送し、記録紙を作成することができるよう
にされる。また、前記サイドレジ方式と同様に、ガイド
の位置により収容された用紙のサイズを自動的に検知す
る手段を備えている場合もある。
搬送の基準線が用紙搬送路の中央部に設定され、いわゆ
るセンターレジ方式の画像形成装置に対応させて、給紙
トレイが構成される場合がある。前記センターレジ方式
の画像形成装置に対しては、給紙トレイの用紙送り出し
方向の中央部に対応させて用紙を位置決めする手段を設
けている。前記センターレジ方式の給紙トレイとして
は、例えば、実開平4−58528号公報等に示される
ように構成されるもので、給紙トレイ内で用紙の位置決
めを行うために、用紙の両側の側面に対応する2つのサ
イドガイドと、用紙の後面に対応するエンドガイドとを
設けている。そして、前述したような用紙の位置決めを
行う方式の給紙トレイを用いることにより、トレイから
送り出した用紙を、画像形成装置の用紙搬送路の基準線
に沿わせて搬送し、記録紙を作成することができるよう
にされる。また、前記サイドレジ方式と同様に、ガイド
の位置により収容された用紙のサイズを自動的に検知す
る手段を備えている場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うに構成した給紙トレイを用いる場合に、トレイの内部
での用紙の位置決めが正確に行われないと、送り出した
用紙を用紙搬送路の基準線に正確に沿わせて搬送できな
いという問題や、ガイドの位置により収容された用紙の
サイズを自動的に検知している場合に、正確な用紙のサ
イズを検知できないという問題も発生する。そこで、前
記実開昭64−9925号公報等に示される給紙トレイ
では、サイドガイドに対して用紙検知手段を配置し、用
紙がサイドガイドに対して正確に位置決めされているこ
とを確認できるようにしている。しかしながら、一般の
ユニバーサルトレイにおいては、用紙を位置決めするた
めに、2つのガイド部材とトレイ枠体の2つの面を用い
ているために、用紙が正確に位置決めされたことを確認
するためには、例えば、図20に示されるように、4つ
のセンサを用いることが必要となる。
うに構成した給紙トレイを用いる場合に、トレイの内部
での用紙の位置決めが正確に行われないと、送り出した
用紙を用紙搬送路の基準線に正確に沿わせて搬送できな
いという問題や、ガイドの位置により収容された用紙の
サイズを自動的に検知している場合に、正確な用紙のサ
イズを検知できないという問題も発生する。そこで、前
記実開昭64−9925号公報等に示される給紙トレイ
では、サイドガイドに対して用紙検知手段を配置し、用
紙がサイドガイドに対して正確に位置決めされているこ
とを確認できるようにしている。しかしながら、一般の
ユニバーサルトレイにおいては、用紙を位置決めするた
めに、2つのガイド部材とトレイ枠体の2つの面を用い
ているために、用紙が正確に位置決めされたことを確認
するためには、例えば、図20に示されるように、4つ
のセンサを用いることが必要となる。
【0006】前記図20に示される給紙トレイ1は、サ
イドレジ方式の画像形成装置に対応させて構成している
もので、用紙Pの一方の側面をトレイの側板3に対して
位置決めし、用紙の送り出し側の先端面を、前板2によ
り位置決めする手段を構成している。また、前記給紙ト
レイ1の内部で、用紙の自由面に対して、エンドガイド
10とサイドガイド11を配置し、4つの位置決め部材
に対して、用紙の4つの面をそれぞれ対応させることに
より、トレイ内部での用紙の位置を正確に設定できるよ
うにしている。さらに、前記ガイド部材と枠体のそれぞ
れに対して、用紙Pが正確に位置決めされたことを確認
するために、4つのセンサSa、Sb、Sc、Sdを配
置している。そして、前記4つのセンサが用紙を検知し
た情報を、装置本体の制御装置に入力した場合に、その
給紙トレイからの給紙が可能なように構成している。
イドレジ方式の画像形成装置に対応させて構成している
もので、用紙Pの一方の側面をトレイの側板3に対して
位置決めし、用紙の送り出し側の先端面を、前板2によ
り位置決めする手段を構成している。また、前記給紙ト
レイ1の内部で、用紙の自由面に対して、エンドガイド
10とサイドガイド11を配置し、4つの位置決め部材
に対して、用紙の4つの面をそれぞれ対応させることに
より、トレイ内部での用紙の位置を正確に設定できるよ
うにしている。さらに、前記ガイド部材と枠体のそれぞ
れに対して、用紙Pが正確に位置決めされたことを確認
するために、4つのセンサSa、Sb、Sc、Sdを配
置している。そして、前記4つのセンサが用紙を検知し
た情報を、装置本体の制御装置に入力した場合に、その
給紙トレイからの給紙が可能なように構成している。
【0007】ところが、前記図20に示されるように、
トレイの内部に4つのセンサを配置することは、トレイ
の構造が複雑になることの他に、センサから装置本体の
制御装置に向けて伝達する信号の数が多くなる等の問題
が発生する。そこで例えば、図21に示されるように、
2つのセンサSb、Scをサイドガイドとエンドガイド
に対して配置し、用紙の位置決めが行われたことを確認
する方式が考えられている。しかしながら、前述したよ
うな用紙検知方式を用いる場合には、例えば、図21に
示されるように、側板3から用紙が離間する状態の場合
と、図22のように、前板2から用紙の送り出し側の先
端面が離間した状態の場合、および、図23に示される
ように、用紙の一方の側面と送り出し側先端面のいずれ
もが、前板と側板から離間した状態でも、センサからは
用紙の位置決めが行われた信号が出力される。そして、
前記図21〜23のいずれの状態でも、ガイド部材の用
紙に対する位置決めが正常に行われたことを示す信号が
出力されるために、画像形成装置の用紙搬送路内を搬送
する用紙は、基準線から離間した状態で搬送されること
になる。したがって、画像記録部の直前部に配置する用
紙整合部で、正確な整合作用を発揮することが困難であ
り、記録紙に形成される画像の位置が用紙の長さ方向ま
たは、用紙の幅方向にズレを生じて、コピーの品質を良
好に維持できない等の問題が発生する。また、前記図2
1〜23に示されるような状態で、用紙のサイズを検知
した場合には、実際とは異なるサイズを制御部に知らせ
ることになり、用紙搬送時の誤動作、記録紙に形成され
る画像の先端、側部の消し込みがズレを生じてしまう等
の問題が生じる。
トレイの内部に4つのセンサを配置することは、トレイ
の構造が複雑になることの他に、センサから装置本体の
制御装置に向けて伝達する信号の数が多くなる等の問題
が発生する。そこで例えば、図21に示されるように、
2つのセンサSb、Scをサイドガイドとエンドガイド
に対して配置し、用紙の位置決めが行われたことを確認
する方式が考えられている。しかしながら、前述したよ
うな用紙検知方式を用いる場合には、例えば、図21に
示されるように、側板3から用紙が離間する状態の場合
と、図22のように、前板2から用紙の送り出し側の先
端面が離間した状態の場合、および、図23に示される
ように、用紙の一方の側面と送り出し側先端面のいずれ
もが、前板と側板から離間した状態でも、センサからは
用紙の位置決めが行われた信号が出力される。そして、
前記図21〜23のいずれの状態でも、ガイド部材の用
紙に対する位置決めが正常に行われたことを示す信号が
出力されるために、画像形成装置の用紙搬送路内を搬送
する用紙は、基準線から離間した状態で搬送されること
になる。したがって、画像記録部の直前部に配置する用
紙整合部で、正確な整合作用を発揮することが困難であ
り、記録紙に形成される画像の位置が用紙の長さ方向ま
たは、用紙の幅方向にズレを生じて、コピーの品質を良
好に維持できない等の問題が発生する。また、前記図2
1〜23に示されるような状態で、用紙のサイズを検知
した場合には、実際とは異なるサイズを制御部に知らせ
ることになり、用紙搬送時の誤動作、記録紙に形成され
る画像の先端、側部の消し込みがズレを生じてしまう等
の問題が生じる。
【0008】前述したようなサイドレジ方式の給紙トレ
イの他に、センターレジ方式の画像形成装置には、図2
5に示されるように、用紙Pの送り出し方向の先端をト
レイの前板2に当接させ、3つのガイド部材により用紙
の他の側面を規制する方式を用いることが考えられてい
る。前記図25に示されるような給紙トレイ1におい
て、3つのガイド部材10、11、12の各々に対し
て、センサSb、Sc、Sdを各々配置し、用紙Pの3
つの側面をガイド部材に対して規制したことの信号を得
て、給紙トレイからの給紙が可能であることを判断させ
るようにする。
イの他に、センターレジ方式の画像形成装置には、図2
5に示されるように、用紙Pの送り出し方向の先端をト
レイの前板2に当接させ、3つのガイド部材により用紙
の他の側面を規制する方式を用いることが考えられてい
る。前記図25に示されるような給紙トレイ1におい
て、3つのガイド部材10、11、12の各々に対し
て、センサSb、Sc、Sdを各々配置し、用紙Pの3
つの側面をガイド部材に対して規制したことの信号を得
て、給紙トレイからの給紙が可能であることを判断させ
るようにする。
【0009】ところが、図24に示されるように、3つ
のセンサによる検知情報を用いて、給紙トレイに用紙が
セットされている状態を検知できた場合でも、用紙の先
端部と前板2との間に隙間があっても、給紙トレイから
の信号は用紙が正常に収容されているものとなる。そし
て、その状態で、給紙の動作を開始すると、トレイから
送り出される用紙は、送り出しのタイミングに時間的な
ズレが生じることになり、用紙搬送路内での用紙の検知
の動作に影響が生じるという問題や、ガイドの位置で用
紙のサイズを検知してしまうという問題が残る。したが
って、前述したような用紙の位置のズレの問題を解消す
るためには、例えば、図25に示されるように、用紙P
の4つの面が、それぞれに対応して配置する4つのセン
サにより検知されたことを確認できるようにすることが
必要となり、そのような検知手段を用いた場合には、ト
レイ内での用紙の検知手段が複雑になるという問題が解
消されない。
のセンサによる検知情報を用いて、給紙トレイに用紙が
セットされている状態を検知できた場合でも、用紙の先
端部と前板2との間に隙間があっても、給紙トレイから
の信号は用紙が正常に収容されているものとなる。そし
て、その状態で、給紙の動作を開始すると、トレイから
送り出される用紙は、送り出しのタイミングに時間的な
ズレが生じることになり、用紙搬送路内での用紙の検知
の動作に影響が生じるという問題や、ガイドの位置で用
紙のサイズを検知してしまうという問題が残る。したが
って、前述したような用紙の位置のズレの問題を解消す
るためには、例えば、図25に示されるように、用紙P
の4つの面が、それぞれに対応して配置する4つのセン
サにより検知されたことを確認できるようにすることが
必要となり、そのような検知手段を用いた場合には、ト
レイ内での用紙の検知手段が複雑になるという問題が解
消されない。
【0010】
【発明の目的】本発明は、前述したような給紙トレイ内
での用紙の位置決めの問題を解消するもので、給紙トレ
イ内での用紙の2つの角部を検知する2つの検知手段を
配置して、用紙が正確に位置決めされたことを検知でき
るようにするとともに、検知手段の構成を簡素化し、給
紙トレイから出力される信号の種類を少なくし、画像形
成装置の制御装置の負担を軽減できるような画像形成装
置の給紙装置を提供することを目的としている。
での用紙の位置決めの問題を解消するもので、給紙トレ
イ内での用紙の2つの角部を検知する2つの検知手段を
配置して、用紙が正確に位置決めされたことを検知でき
るようにするとともに、検知手段の構成を簡素化し、給
紙トレイから出力される信号の種類を少なくし、画像形
成装置の制御装置の負担を軽減できるような画像形成装
置の給紙装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、用紙を収容す
る用紙収容部内で、用紙の送り出し側の先端面と用紙の
一方の側面を、トレイの枠体により位置決めする手段を
設け、前記用紙の送り出し側後端面と他方の側面を位置
決めするために、2つのガイド部材を配置し、1つのガ
イド部材に対して他方のガイド部材を一体に移動させる
ものとして構成した給紙トレイに関する。本発明におい
ては、前記給紙トレイの枠体の交差部と2つのガイド部
材の交差部に対して、用紙の対角線上の角部を検知する
ための検知手段を配置し、トレイ内の用紙の位置の検知
を行う手段を構成している。また、本発明においては、
前記トレイの内部で移動可能に設けた2つのガイド部材
を、トレイ内での用紙の位置決めを行う枠体に沿わせて
移動させる手段を構成し、前記移動可能なガイド部材に
対して、対応する枠体に近接する位置に用紙検知手段を
配置し、前記給紙トレイに収容される用紙の対角線上の
角部を検知する手段を設けることができる。さらに、本
発明においては、前記給紙トレイ内で用紙の対角線付近
での検知を行う検知手段の情報にもとづいて、給紙トレ
イ内での用紙の情報を処理する手段を設け、前記給紙ト
レイを画像形成装置の給紙部に装着した直後、または給
紙トレイに用紙を補給する際に、給紙トレイと用紙の状
態を判断し、画像形成装置の表示部に検知情報にもとづ
いた表示を行うとともに、画像形成装置の制御を行う手
段を構成することができる。
る用紙収容部内で、用紙の送り出し側の先端面と用紙の
一方の側面を、トレイの枠体により位置決めする手段を
設け、前記用紙の送り出し側後端面と他方の側面を位置
決めするために、2つのガイド部材を配置し、1つのガ
イド部材に対して他方のガイド部材を一体に移動させる
ものとして構成した給紙トレイに関する。本発明におい
ては、前記給紙トレイの枠体の交差部と2つのガイド部
材の交差部に対して、用紙の対角線上の角部を検知する
ための検知手段を配置し、トレイ内の用紙の位置の検知
を行う手段を構成している。また、本発明においては、
前記トレイの内部で移動可能に設けた2つのガイド部材
を、トレイ内での用紙の位置決めを行う枠体に沿わせて
移動させる手段を構成し、前記移動可能なガイド部材に
対して、対応する枠体に近接する位置に用紙検知手段を
配置し、前記給紙トレイに収容される用紙の対角線上の
角部を検知する手段を設けることができる。さらに、本
発明においては、前記給紙トレイ内で用紙の対角線付近
での検知を行う検知手段の情報にもとづいて、給紙トレ
イ内での用紙の情報を処理する手段を設け、前記給紙ト
レイを画像形成装置の給紙部に装着した直後、または給
紙トレイに用紙を補給する際に、給紙トレイと用紙の状
態を判断し、画像形成装置の表示部に検知情報にもとづ
いた表示を行うとともに、画像形成装置の制御を行う手
段を構成することができる。
【0012】前記構成に加えて、本発明においては、用
紙を収容する用紙収容部内で、用紙の送り出し側の先端
面を、トレイの枠体により位置決めする手段を設け、前
記用紙の送り出し側後端面と、用紙の両側の側面を位置
決めするために、3つのガイド部材をそれぞれ移動可能
に配置して、給紙トレイを構成することができる。そし
て、前記用紙の側面を規制する1つのガイド部材を、給
紙トレイの枠体に沿わせて移動可能に設け、用紙の他方
の側面と用紙の後端面を規制する2つのガイド部材を、
1つのガイド部材に対して他方のガイド部材を一体に移
動するものとして構成し、前記トレイの枠体に沿って移
動するガイド部材に対して、枠体との交差部に用紙の角
部を検知する検知手段を配置するとともに、2つの一体
に移動するガイド部材の交差部にも用紙の角部を検知す
る検知手段を配置し、前記2つの検知手段の情報にもと
づいて、給紙トレイ内での用紙の位置決め状態を確認す
る手段を構成することが可能である。また、本発明の給
紙トレイをセンターレジ方式の装置として構成した場合
にも、前記給紙トレイ内で用紙の対角線付近での検知を
行う検知手段の情報にもとづいて、給紙トレイ内での用
紙の情報を処理する手段を設け、前記給紙トレイを画像
形成装置の給紙部に装着した直後、または給紙トレイに
用紙を補給する際に、給紙トレイと用紙の状態を判断
し、画像形成装置の表示部に検知情報にもとづいた表示
を行うとともに、画像形成装置の制御を行う手段を設け
ることができる。
紙を収容する用紙収容部内で、用紙の送り出し側の先端
面を、トレイの枠体により位置決めする手段を設け、前
記用紙の送り出し側後端面と、用紙の両側の側面を位置
決めするために、3つのガイド部材をそれぞれ移動可能
に配置して、給紙トレイを構成することができる。そし
て、前記用紙の側面を規制する1つのガイド部材を、給
紙トレイの枠体に沿わせて移動可能に設け、用紙の他方
の側面と用紙の後端面を規制する2つのガイド部材を、
1つのガイド部材に対して他方のガイド部材を一体に移
動するものとして構成し、前記トレイの枠体に沿って移
動するガイド部材に対して、枠体との交差部に用紙の角
部を検知する検知手段を配置するとともに、2つの一体
に移動するガイド部材の交差部にも用紙の角部を検知す
る検知手段を配置し、前記2つの検知手段の情報にもと
づいて、給紙トレイ内での用紙の位置決め状態を確認す
る手段を構成することが可能である。また、本発明の給
紙トレイをセンターレジ方式の装置として構成した場合
にも、前記給紙トレイ内で用紙の対角線付近での検知を
行う検知手段の情報にもとづいて、給紙トレイ内での用
紙の情報を処理する手段を設け、前記給紙トレイを画像
形成装置の給紙部に装着した直後、または給紙トレイに
用紙を補給する際に、給紙トレイと用紙の状態を判断
し、画像形成装置の表示部に検知情報にもとづいた表示
を行うとともに、画像形成装置の制御を行う手段を設け
ることができる。
【0013】
【作用】前述したように、本発明のユニバーサルトレイ
として構成された給紙トレイを、サイドレジ方式の画像
形成装置に対応させて構成した場合には、トレイの枠体
の前板と側板に対して用紙の一方の角の部分を位置決め
し、他の側面を移動可能な2つのガイド部材により規制
した状態で、前記2つの移動可能なガイド部材の交差部
に検知手段を配置することが可能になる。また、前記移
動可能な2つのガイド部材を、前板と側板のそれぞれに
対して移動可能に構成する場合には、それぞれのガイド
部材と前板または側板の交差部に検知手段を配置するこ
とにより、用紙の2つの角部を検知する手段を構成する
ことができる。したがって、本発明の画像形成装置の給
紙装置では、用紙の2つの対角線での角部に対応させ
て、2つのセンサを配置することにより、用紙の4つの
面がトレイ内部で正確に位置決めされたことを検知する
ことが可能になる。
として構成された給紙トレイを、サイドレジ方式の画像
形成装置に対応させて構成した場合には、トレイの枠体
の前板と側板に対して用紙の一方の角の部分を位置決め
し、他の側面を移動可能な2つのガイド部材により規制
した状態で、前記2つの移動可能なガイド部材の交差部
に検知手段を配置することが可能になる。また、前記移
動可能な2つのガイド部材を、前板と側板のそれぞれに
対して移動可能に構成する場合には、それぞれのガイド
部材と前板または側板の交差部に検知手段を配置するこ
とにより、用紙の2つの角部を検知する手段を構成する
ことができる。したがって、本発明の画像形成装置の給
紙装置では、用紙の2つの対角線での角部に対応させ
て、2つのセンサを配置することにより、用紙の4つの
面がトレイ内部で正確に位置決めされたことを検知する
ことが可能になる。
【0014】また、本発明のユニバーサルトレイとして
構成された給紙トレイを、センターレジ方式の画像形成
装置に対応させて構成する場合でも、1つのサイドガイ
ドと前板の交差部、および、他のサイドガイドとエンド
ガイドの交差部に検知手段を配置することができる。そ
して、2つのセンサによる検知手段を構成する場合に
は、前記サイドレジ方式のトレイの場合と同様に、トレ
イの枠体により構成される前板とエンドガイド、およ
び、2つのサイドガイドにより、トレイ内での用紙の位
置決めを正確に行ったことを確認することができる。そ
して、ユニバーサルトレイとして構成される給紙トレイ
に対して、任意のサイズの用紙を装着しても、その用紙
の位置決めの作用を正確に行うことが可能になる。さら
に、給紙トレイ内での用紙の検知の動作を、2つの検知
手段により行い得るので、画像形成装置本体の制御装置
に入力される信号の数を少なくすることができ、制御の
動作を簡素化することができる。
構成された給紙トレイを、センターレジ方式の画像形成
装置に対応させて構成する場合でも、1つのサイドガイ
ドと前板の交差部、および、他のサイドガイドとエンド
ガイドの交差部に検知手段を配置することができる。そ
して、2つのセンサによる検知手段を構成する場合に
は、前記サイドレジ方式のトレイの場合と同様に、トレ
イの枠体により構成される前板とエンドガイド、およ
び、2つのサイドガイドにより、トレイ内での用紙の位
置決めを正確に行ったことを確認することができる。そ
して、ユニバーサルトレイとして構成される給紙トレイ
に対して、任意のサイズの用紙を装着しても、その用紙
の位置決めの作用を正確に行うことが可能になる。さら
に、給紙トレイ内での用紙の検知の動作を、2つの検知
手段により行い得るので、画像形成装置本体の制御装置
に入力される信号の数を少なくすることができ、制御の
動作を簡素化することができる。
【0015】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明の画像形
成装置の給紙装置を説明する。図1に示される給紙トレ
イ1は、サイドレジ方式の画像形成装置に対応させて構
成されているもので、トレイ本体の用紙収容部の周囲
に、枠体を配置し、前記枠体の用紙送り出し方向Xに対
応する前側の前板2と、基準線側の側板3を用紙に対す
る位置決め手段として用いるようにする。また、トレイ
の内部には、用紙を載置するボトムプレート5に対し
て、サイドガイド11を案内する溝7を配置している。
そして、トレイ本体の内部で、エンドガイド10とサイ
ドガイド11を移動可能に設けており、前記2つの移動
可能なガイド部材により、用紙の後端面と側板に対向す
る他の側面を規制する手段を構成する。
成装置の給紙装置を説明する。図1に示される給紙トレ
イ1は、サイドレジ方式の画像形成装置に対応させて構
成されているもので、トレイ本体の用紙収容部の周囲
に、枠体を配置し、前記枠体の用紙送り出し方向Xに対
応する前側の前板2と、基準線側の側板3を用紙に対す
る位置決め手段として用いるようにする。また、トレイ
の内部には、用紙を載置するボトムプレート5に対し
て、サイドガイド11を案内する溝7を配置している。
そして、トレイ本体の内部で、エンドガイド10とサイ
ドガイド11を移動可能に設けており、前記2つの移動
可能なガイド部材により、用紙の後端面と側板に対向す
る他の側面を規制する手段を構成する。
【0016】さらに、前記2つの移動可能なガイド部材
においては、サイドガイド11に案内部15を設けて、
エンドガイド10を案内部15に摺動可能に設けてお
り、前記エンドガイド10に対して、サイドガイド11
に対する摺動部の基部にセンサS2を配置している。な
お、本発明の給紙トレイ1において、サイドガイド11
に対してエンドガイド10を移動可能に設ける場合に
は、用紙の送り出し側の先端面と、側端面の一方を前板
2と側板3に対して押圧する状態で載置する。その後
で、サイドガイド11を用紙の他方の側面に押圧してか
ら、エンドガイド10を用紙の後面に押圧させ、用紙に
対する位置決めを行うようにする。
においては、サイドガイド11に案内部15を設けて、
エンドガイド10を案内部15に摺動可能に設けてお
り、前記エンドガイド10に対して、サイドガイド11
に対する摺動部の基部にセンサS2を配置している。な
お、本発明の給紙トレイ1において、サイドガイド11
に対してエンドガイド10を移動可能に設ける場合に
は、用紙の送り出し側の先端面と、側端面の一方を前板
2と側板3に対して押圧する状態で載置する。その後
で、サイドガイド11を用紙の他方の側面に押圧してか
ら、エンドガイド10を用紙の後面に押圧させ、用紙に
対する位置決めを行うようにする。
【0017】前記構成に加えて、本発明の給紙トレイ1
では、前板2と側板3の交差部にセンサS1を配置し
て、トレイに収容される用紙の送り出し側と基準線側の
面の交差する角部を、センサS1により検知する手段を
構成する。そして、前記図1に示す給紙トレイ1では、
ボトムプレート5に載置した用紙の1つの角部を、前板
と側板の交差部に対して位置決めし、その後で、サイド
ガイド11を基準線と反対側の用紙の側面に対して押圧
し、前記サイドガイド11に対してエンドガイド10を
摺動させて、用紙の後部の面にエンドガイド10を押圧
するようにして、トレイ内での用紙をセットする動作を
行う。したがって、前述したような用紙の位置決めの動
作を行うことにより、給紙トレイ1に収容される用紙
は、2つの対角線方向の角部が、2つのセンサS1、S
2により検知される状態となるので、給紙トレイ内に用
紙が正確に位置決めされて収容されていることが、画像
形成装置本体の制御装置に向けて出力される状態とな
る。
では、前板2と側板3の交差部にセンサS1を配置し
て、トレイに収容される用紙の送り出し側と基準線側の
面の交差する角部を、センサS1により検知する手段を
構成する。そして、前記図1に示す給紙トレイ1では、
ボトムプレート5に載置した用紙の1つの角部を、前板
と側板の交差部に対して位置決めし、その後で、サイド
ガイド11を基準線と反対側の用紙の側面に対して押圧
し、前記サイドガイド11に対してエンドガイド10を
摺動させて、用紙の後部の面にエンドガイド10を押圧
するようにして、トレイ内での用紙をセットする動作を
行う。したがって、前述したような用紙の位置決めの動
作を行うことにより、給紙トレイ1に収容される用紙
は、2つの対角線方向の角部が、2つのセンサS1、S
2により検知される状態となるので、給紙トレイ内に用
紙が正確に位置決めされて収容されていることが、画像
形成装置本体の制御装置に向けて出力される状態とな
る。
【0018】図2に示される例において、用紙が正確に
収容されている状態では、用紙Pの角部がセンサS1に
より検知される位置にあり、対角線方向の別の角部が2
つのガイド部材の交差部に位置して、センサS2により
検知される状態にある。なお、前記図2に示される例で
は、図1の例とは異なり、エンドガイド10に対してサ
イドガイド11を摺動可能に支持し、用紙の位置決めを
行う手段を構成している。前述したような用紙検知手段
を用いる場合には、例えば、図3に示されるように、用
紙の1つの角部が2つのガイド部材の交差部に正確に位
置決めされていても、対角線方向の角部が前板2と側板
3に対して正確に位置決めされていないと、トレイから
の信号は、用紙のセット状態が不良であるとして出力さ
れる。また、図4に示されるように、センサS1により
用紙Pの角部が検知される状態でも、2つのガイド部材
の交差部でのセンサS2からの信号が、用紙の状態が良
好でないことを出力するようになる。
収容されている状態では、用紙Pの角部がセンサS1に
より検知される位置にあり、対角線方向の別の角部が2
つのガイド部材の交差部に位置して、センサS2により
検知される状態にある。なお、前記図2に示される例で
は、図1の例とは異なり、エンドガイド10に対してサ
イドガイド11を摺動可能に支持し、用紙の位置決めを
行う手段を構成している。前述したような用紙検知手段
を用いる場合には、例えば、図3に示されるように、用
紙の1つの角部が2つのガイド部材の交差部に正確に位
置決めされていても、対角線方向の角部が前板2と側板
3に対して正確に位置決めされていないと、トレイから
の信号は、用紙のセット状態が不良であるとして出力さ
れる。また、図4に示されるように、センサS1により
用紙Pの角部が検知される状態でも、2つのガイド部材
の交差部でのセンサS2からの信号が、用紙の状態が良
好でないことを出力するようになる。
【0019】前記図2の実施例とは別に、本発明の給紙
トレイでは、図5に示すように、2つのガイド部材1
0、11を、前板2と側板3に対して摺動させる機構を
構成することもできる。前記図5に示される例では、前
板2に対してサイドガイド11を摺動させ、側板3に対
してエンドガイド10を摺動させる手段を構成してい
る。そして、前記2つのガイド部材に対して、前板2と
側板3とのそれぞれの交差部にセンサS3、S4を配置
して、用紙の角部に対する検知を行う機構を構成するこ
とができる。なお、前記トレイの枠体により構成される
前板と側板のそれぞれに対して、ガイド部材を案内する
溝等を配置し、サイドガイドとエンドガイドの2つのガ
イド部材10、11を摺動させるようにする。
トレイでは、図5に示すように、2つのガイド部材1
0、11を、前板2と側板3に対して摺動させる機構を
構成することもできる。前記図5に示される例では、前
板2に対してサイドガイド11を摺動させ、側板3に対
してエンドガイド10を摺動させる手段を構成してい
る。そして、前記2つのガイド部材に対して、前板2と
側板3とのそれぞれの交差部にセンサS3、S4を配置
して、用紙の角部に対する検知を行う機構を構成するこ
とができる。なお、前記トレイの枠体により構成される
前板と側板のそれぞれに対して、ガイド部材を案内する
溝等を配置し、サイドガイドとエンドガイドの2つのガ
イド部材10、11を摺動させるようにする。
【0020】また、本発明の給紙トレイにおいては、前
記図2に示されるように、エンドガイドに対してサイド
ガイドを摺動させる手段を構成することの他に、図6に
示されるように、サイドガイド11に対してエンドガイ
ド10を摺動可能に支持させる機構を構成することも可
能である。前記図6の給紙トレイでは、前記図1の給紙
トレイと同様な用紙の位置決め手段を構成しているもの
で、用紙の角の部分を検知するためのセンサS2をエン
ドガイドの端部に配置することにより、2つのガイド部
材により規制される用紙の角の部分に対する検知の動作
を行うことができる。さらに、本発明においては、図7
に示されるように、3つのセンサS1、S5、S6を用
いて、用紙に対する検知手段を構成することもできる。
前記図7に示される例では、トレイの枠体を構成する前
板と側板の交差部に、1つのセンサS1を配置して、用
紙Pの角部に対する検知を行う手段を構成するが、用紙
の他の2つの面に対応するガイド部材は、それぞれが用
紙収容部の内部で独立して移動可能に設け、それ等のガ
イド部材に対して、中央部またはその所定の位置にセン
サS5、S6を設けている。そして、全部のセンサが用
紙の検知信号を出力した場合にのみ、給紙トレイ内部で
用紙が正常な位置にセットされているものと判断できる
ようにすることによって、トレイ内での用紙の位置決め
不良の問題が生じることを防止できる。
記図2に示されるように、エンドガイドに対してサイド
ガイドを摺動させる手段を構成することの他に、図6に
示されるように、サイドガイド11に対してエンドガイ
ド10を摺動可能に支持させる機構を構成することも可
能である。前記図6の給紙トレイでは、前記図1の給紙
トレイと同様な用紙の位置決め手段を構成しているもの
で、用紙の角の部分を検知するためのセンサS2をエン
ドガイドの端部に配置することにより、2つのガイド部
材により規制される用紙の角の部分に対する検知の動作
を行うことができる。さらに、本発明においては、図7
に示されるように、3つのセンサS1、S5、S6を用
いて、用紙に対する検知手段を構成することもできる。
前記図7に示される例では、トレイの枠体を構成する前
板と側板の交差部に、1つのセンサS1を配置して、用
紙Pの角部に対する検知を行う手段を構成するが、用紙
の他の2つの面に対応するガイド部材は、それぞれが用
紙収容部の内部で独立して移動可能に設け、それ等のガ
イド部材に対して、中央部またはその所定の位置にセン
サS5、S6を設けている。そして、全部のセンサが用
紙の検知信号を出力した場合にのみ、給紙トレイ内部で
用紙が正常な位置にセットされているものと判断できる
ようにすることによって、トレイ内での用紙の位置決め
不良の問題が生じることを防止できる。
【0021】
【実施例2 検知手段の構成】前述したように、給紙ト
レイの内部で用紙の検知に使用されるセンサは、例え
ば、図8〜図12に示されるような構成のものとするこ
とができる。前記図8に示される例では、センサとし
て、検知装置20を用いているものであり、ガイド部材
または、前板、側板の任意の部材に対して、支軸22を
介してアクチュエータ21を揺動可能に配置している。
そして、前記アクチュエータが用紙Pにより押圧されて
揺動された状態で、固定位置に設けた接点としての導電
体24に対して、アクチュエータに設けた移動接点とし
ての導電体25を接触させることにより、電気的な導通
を設定し、検知部26で用紙の検知信号を得ることがで
きるようにする。なお、前記図8に示される検知装置2
0において、アクチュエータが用紙により押圧された状
態で、用紙の位置決めが行われたことを検知するため
に、電気的な接触手段を用いているものであるから、前
記導電体24、25として、一般的な電気的導通を設定
する手段を任意に組み合わせて構成することができる。
レイの内部で用紙の検知に使用されるセンサは、例え
ば、図8〜図12に示されるような構成のものとするこ
とができる。前記図8に示される例では、センサとし
て、検知装置20を用いているものであり、ガイド部材
または、前板、側板の任意の部材に対して、支軸22を
介してアクチュエータ21を揺動可能に配置している。
そして、前記アクチュエータが用紙Pにより押圧されて
揺動された状態で、固定位置に設けた接点としての導電
体24に対して、アクチュエータに設けた移動接点とし
ての導電体25を接触させることにより、電気的な導通
を設定し、検知部26で用紙の検知信号を得ることがで
きるようにする。なお、前記図8に示される検知装置2
0において、アクチュエータが用紙により押圧された状
態で、用紙の位置決めが行われたことを検知するため
に、電気的な接触手段を用いているものであるから、前
記導電体24、25として、一般的な電気的導通を設定
する手段を任意に組み合わせて構成することができる。
【0022】前記図8に示される検知装置の他に、本発
明においては、図9に示されるような検知手段を用いる
ことができるものであり、用紙Pの角の部分を検知する
ように、反射型光センサ30を配置する手段を設けるこ
とが可能である。前記図9に示される例では、ボトムプ
レート5に対して溝部を介して摺動されるガイド部材と
してのエンドガイド10の下端部に、用紙の下部に向け
て支持手段10aを配置して、前記支持手段の延長部に
反射型光センサ30を取り付けるようにする。そして、
前記反射型光センサ30の発光部材と、受光部材とを近
接させて用紙の角の部分を検知できるように配置し、用
紙Pがボトムプレートの上で正確に位置決めされた状態
を光センサにより検知して、画像形成装置本体の制御装
置へ、用紙の検知信号を出力させるようにする。
明においては、図9に示されるような検知手段を用いる
ことができるものであり、用紙Pの角の部分を検知する
ように、反射型光センサ30を配置する手段を設けるこ
とが可能である。前記図9に示される例では、ボトムプ
レート5に対して溝部を介して摺動されるガイド部材と
してのエンドガイド10の下端部に、用紙の下部に向け
て支持手段10aを配置して、前記支持手段の延長部に
反射型光センサ30を取り付けるようにする。そして、
前記反射型光センサ30の発光部材と、受光部材とを近
接させて用紙の角の部分を検知できるように配置し、用
紙Pがボトムプレートの上で正確に位置決めされた状態
を光センサにより検知して、画像形成装置本体の制御装
置へ、用紙の検知信号を出力させるようにする。
【0023】前記各実施例とは別に、本発明において
は、図10、11に示すように、給紙トレイの前板2と
側板3の交差部に透過型光センサ31を斜めに配置する
ことができる。本実施例においては、前板と側板の交差
部に開口部2aを配置し、さらに、ボトムプレート5の
角の部分に対しても、光を透過させる開口を設けること
ができる。そして、ボトムプレート5に載置された用紙
に対して、角の部分に対する検知の動作を、ボトムプレ
ート5が上昇される前の段階で行い、センサからの用紙
検知情報を、画像形成装置の制御装置に向けて出力させ
るようにする。したがって、前記図10に示される透過
型光センサ31は、トレイの角の部分に対応させて配置
することにより、用紙の角の部分に対する検知の作用を
行うことができる。
は、図10、11に示すように、給紙トレイの前板2と
側板3の交差部に透過型光センサ31を斜めに配置する
ことができる。本実施例においては、前板と側板の交差
部に開口部2aを配置し、さらに、ボトムプレート5の
角の部分に対しても、光を透過させる開口を設けること
ができる。そして、ボトムプレート5に載置された用紙
に対して、角の部分に対する検知の動作を、ボトムプレ
ート5が上昇される前の段階で行い、センサからの用紙
検知情報を、画像形成装置の制御装置に向けて出力させ
るようにする。したがって、前記図10に示される透過
型光センサ31は、トレイの角の部分に対応させて配置
することにより、用紙の角の部分に対する検知の作用を
行うことができる。
【0024】さらに、本発明においては、検知手段を、
図12に示されるような検知部材35として構成するこ
とができるもので、ガイド部材または枠体に対して支軸
37を介してアクチュエータ36を配置し、前記アクチ
ュエータ36の揺動を検知するための透過型光センサ3
8を設けている。前記図12に示される例においては、
アクチュエータ36が用紙Pにより揺動されて、ガイド
部材の外側に突出することを透過型光センサ38により
検知すると、トレイ内での用紙Pの位置決めがなされた
ことの信号が得られる。また、前記アクチュエータに対
応させて配置するセンサとしては、透過型の光センサを
使用することの他に、マイクロスイッチをアクチュエー
タが押す等の手段により、検知する方式を用いることも
できる。なお、前記本発明のセンサとして用いる部材
は、電子写真複写機等で従来より使用されている任意の
センサ部材を用いることができるもので、アクチュエー
タに対して反射型および、透過型光センサを組み合わせ
ることや、マイクロスイッチを組み合わせること等の手
段を用いることができる。さらに、前記センサは、用紙
の角の部分を検知するために、前板と側板の交差部、ま
たは、前板と側板のそれぞれに対して移動案内されるガ
イド部材との交差部、2つのガイド部材の交差部等の任
意の位置に配置することができる。
図12に示されるような検知部材35として構成するこ
とができるもので、ガイド部材または枠体に対して支軸
37を介してアクチュエータ36を配置し、前記アクチ
ュエータ36の揺動を検知するための透過型光センサ3
8を設けている。前記図12に示される例においては、
アクチュエータ36が用紙Pにより揺動されて、ガイド
部材の外側に突出することを透過型光センサ38により
検知すると、トレイ内での用紙Pの位置決めがなされた
ことの信号が得られる。また、前記アクチュエータに対
応させて配置するセンサとしては、透過型の光センサを
使用することの他に、マイクロスイッチをアクチュエー
タが押す等の手段により、検知する方式を用いることも
できる。なお、前記本発明のセンサとして用いる部材
は、電子写真複写機等で従来より使用されている任意の
センサ部材を用いることができるもので、アクチュエー
タに対して反射型および、透過型光センサを組み合わせ
ることや、マイクロスイッチを組み合わせること等の手
段を用いることができる。さらに、前記センサは、用紙
の角の部分を検知するために、前板と側板の交差部、ま
たは、前板と側板のそれぞれに対して移動案内されるガ
イド部材との交差部、2つのガイド部材の交差部等の任
意の位置に配置することができる。
【0025】
【実施例3 センターレジ方式の給紙トレイ】前記実施
例においては、給紙トレイをサイドレジ方式の画像形成
装置に対応させたものとして構成しているが、本発明に
おいては、センターレジ方式の画像形成装置に対応させ
て、給紙トレイを構成し、用紙の検知手段を組み込むこ
ともできる。図13に示す例は、センターレジ方式のユ
ニバーサルトレイに設ける用紙の位置決め手段に対し
て、センサを配置する場合を示しているもので、トレイ
の内部で、用紙の送り出し方向X側の前板2と、エンド
ガイド10、および、2つのサイドガイド11、12に
より用紙の位置決めを行うようにする。前記給紙トレイ
1Aでは、従来のセンターレジ方式の給紙トレイの場合
と同様に、ボトムプレートにガイド部材の移動を案内す
る溝6、6aを配置し、トレイの底板に対して前記案内
溝6、6aに対応する位置に、ガイド部材に対する案内
手段と固定手段とを配置して、ガイド部材を案内できる
ようにする。
例においては、給紙トレイをサイドレジ方式の画像形成
装置に対応させたものとして構成しているが、本発明に
おいては、センターレジ方式の画像形成装置に対応させ
て、給紙トレイを構成し、用紙の検知手段を組み込むこ
ともできる。図13に示す例は、センターレジ方式のユ
ニバーサルトレイに設ける用紙の位置決め手段に対し
て、センサを配置する場合を示しているもので、トレイ
の内部で、用紙の送り出し方向X側の前板2と、エンド
ガイド10、および、2つのサイドガイド11、12に
より用紙の位置決めを行うようにする。前記給紙トレイ
1Aでは、従来のセンターレジ方式の給紙トレイの場合
と同様に、ボトムプレートにガイド部材の移動を案内す
る溝6、6aを配置し、トレイの底板に対して前記案内
溝6、6aに対応する位置に、ガイド部材に対する案内
手段と固定手段とを配置して、ガイド部材を案内できる
ようにする。
【0026】前記図13の給紙トレイ1Aでは、図14
にも示されるように、サイドガイド11の用紙送り出し
側の端部を前板2に近接させて配置し、他方のサイドガ
イド12に設けた案内部15を介して、エンドガイド1
0を移動させるように設けている。そして、用紙の1つ
の角部を前板2とサイドガイド11の交差部に位置決め
し、対角線方向の他の角部に対応する用紙の側にサイド
ガイド12を押圧して位置決めし、その後で、サイドガ
イド12に対してエンドガイド10を移動させ、用紙の
後端面を押圧して、用紙をトレイの内部で位置決めす
る。さらに、前記3つの移動可能なガイド部材10〜1
2に対して、サイドガイド11と前板2との交差部の近
傍と、サイドガイド12とエンドガイド10との交差部
の近傍に、センサS1、S2をそれぞれ配置し、用紙P
の角の部分に対する検知作用を行い得るようにする。し
たがって、前述したような給紙トレイ1Aに対して2つ
のセンサを配置し、用紙の角の部分を検知する手段を構
成することにより、トレイ内での用紙の位置決めの状態
を知ることができる。
にも示されるように、サイドガイド11の用紙送り出し
側の端部を前板2に近接させて配置し、他方のサイドガ
イド12に設けた案内部15を介して、エンドガイド1
0を移動させるように設けている。そして、用紙の1つ
の角部を前板2とサイドガイド11の交差部に位置決め
し、対角線方向の他の角部に対応する用紙の側にサイド
ガイド12を押圧して位置決めし、その後で、サイドガ
イド12に対してエンドガイド10を移動させ、用紙の
後端面を押圧して、用紙をトレイの内部で位置決めす
る。さらに、前記3つの移動可能なガイド部材10〜1
2に対して、サイドガイド11と前板2との交差部の近
傍と、サイドガイド12とエンドガイド10との交差部
の近傍に、センサS1、S2をそれぞれ配置し、用紙P
の角の部分に対する検知作用を行い得るようにする。し
たがって、前述したような給紙トレイ1Aに対して2つ
のセンサを配置し、用紙の角の部分を検知する手段を構
成することにより、トレイ内での用紙の位置決めの状態
を知ることができる。
【0027】また、本発明の給紙トレイ1Aでは、図1
5に示されるように、エンドガイド10に対してサイド
ガイド12を移動可能に支持する手段を用いることがで
きる。前記給紙トレイ1Aにおいては、用紙をトレイの
用紙収容部に装着し、用紙の前面を前板2に押圧する状
態で、サイドガイド11とエンドガイド10を用紙の後
面と側面に向けて移動させる。その後で、エンドガイド
10に対してサイドガイド12を移動させて、用紙の他
の側面に押圧させるようにする。したがって、前述した
ような用紙に対する位置決め手段を設けることにより、
トレイ内部での用紙に対する位置の規制の動作を、容易
に行うことができる。そして、前記給紙トレイでは、用
紙の対角線方向の2つの角部を検知するためのセンサS
1、S2を配置することにより、用紙に対する検知の作
用を行うことができる。
5に示されるように、エンドガイド10に対してサイド
ガイド12を移動可能に支持する手段を用いることがで
きる。前記給紙トレイ1Aにおいては、用紙をトレイの
用紙収容部に装着し、用紙の前面を前板2に押圧する状
態で、サイドガイド11とエンドガイド10を用紙の後
面と側面に向けて移動させる。その後で、エンドガイド
10に対してサイドガイド12を移動させて、用紙の他
の側面に押圧させるようにする。したがって、前述した
ような用紙に対する位置決め手段を設けることにより、
トレイ内部での用紙に対する位置の規制の動作を、容易
に行うことができる。そして、前記給紙トレイでは、用
紙の対角線方向の2つの角部を検知するためのセンサS
1、S2を配置することにより、用紙に対する検知の作
用を行うことができる。
【0028】前述したように、2つのセンサを用いるこ
との他に、前記給紙トレイ1Aにおいては、図16に示
されるように、3つのセンサS1、S5、S6を用い
て、用紙の位置決め状態の検知を行う機構を構成するこ
とができる。前記図16に示す給紙トレイでは、2つの
サイドガイド11、12の用紙送り出し側先端部を、前
板2に摺動させる状態で移動可能に設け、エンドガイド
10を別個に移動させる手段を構成している。また、前
記2つのサイドガイドは、連動手段を用いて、用紙の側
面に押圧する機構を用いることもできる。そして、前記
3つのガイド部材に対して、センサS1、S5、S6を
それぞれ配置し、用紙の1つの角部と、2つの面とをそ
れぞれ検知することができるようにする。しかしなが
ら、前述したように、3つのセンサを用いる場合には、
他の実施例に比較して、センサの数が増加するという不
都合が生じることは避けられないことになる。なお、前
記図13〜16のそれぞれに示した実施例では、センサ
として、前記図8〜図12の各々に示したような手段を
用いることができるものであり、その他に、任意の構成
の検知手段を用いることもできる。
との他に、前記給紙トレイ1Aにおいては、図16に示
されるように、3つのセンサS1、S5、S6を用い
て、用紙の位置決め状態の検知を行う機構を構成するこ
とができる。前記図16に示す給紙トレイでは、2つの
サイドガイド11、12の用紙送り出し側先端部を、前
板2に摺動させる状態で移動可能に設け、エンドガイド
10を別個に移動させる手段を構成している。また、前
記2つのサイドガイドは、連動手段を用いて、用紙の側
面に押圧する機構を用いることもできる。そして、前記
3つのガイド部材に対して、センサS1、S5、S6を
それぞれ配置し、用紙の1つの角部と、2つの面とをそ
れぞれ検知することができるようにする。しかしなが
ら、前述したように、3つのセンサを用いる場合には、
他の実施例に比較して、センサの数が増加するという不
都合が生じることは避けられないことになる。なお、前
記図13〜16のそれぞれに示した実施例では、センサ
として、前記図8〜図12の各々に示したような手段を
用いることができるものであり、その他に、任意の構成
の検知手段を用いることもできる。
【0029】
【実施例4 給紙トレイ内での用紙の検知動作】前述し
たように、給紙トレイの内部で用紙の検知を行う手段を
設けた場合に、その給紙トレイに設けた検知手段として
のセンサからの信号は、給紙トレイを画像形成装置の給
紙部に装着した後で、トレイと装置本体の制御装置の間
での信号伝達系統が接続される。その後で、画像形成装
置本体の制御装置では、給紙トレイの内部での用紙の位
置決め状態を、センサからの用紙検知信号により判断
し、そのトレイからの給紙が可能か否かの判断を行う。
そして、トレイ内の用紙の状態が正常であると判断され
ると、そのトレイに収容されている用紙のサイズを記憶
しておき、記録紙の作成の動作に対応させるようにす
る。また、給紙トレイ内での用紙の位置決め信号にもと
づいて、以下に示すフローチャートにしたがって検知の
動作を行い、用紙検知信号が正常に出力されていない状
態では、コントロールパネルに表示することや、オペレ
ータに対して点検を指令する等の動作を行うように、そ
の制御装置での処理プログラムを設定することができ
る。
たように、給紙トレイの内部で用紙の検知を行う手段を
設けた場合に、その給紙トレイに設けた検知手段として
のセンサからの信号は、給紙トレイを画像形成装置の給
紙部に装着した後で、トレイと装置本体の制御装置の間
での信号伝達系統が接続される。その後で、画像形成装
置本体の制御装置では、給紙トレイの内部での用紙の位
置決め状態を、センサからの用紙検知信号により判断
し、そのトレイからの給紙が可能か否かの判断を行う。
そして、トレイ内の用紙の状態が正常であると判断され
ると、そのトレイに収容されている用紙のサイズを記憶
しておき、記録紙の作成の動作に対応させるようにす
る。また、給紙トレイ内での用紙の位置決め信号にもと
づいて、以下に示すフローチャートにしたがって検知の
動作を行い、用紙検知信号が正常に出力されていない状
態では、コントロールパネルに表示することや、オペレ
ータに対して点検を指令する等の動作を行うように、そ
の制御装置での処理プログラムを設定することができ
る。
【0030】a:用紙を上昇させる動作の開始前に、用
紙の検知を行う場合には、図17のフローチャートに示
されるような順序にしたがって、トレイ内での用紙の状
態の判定を行う。まず、給紙トレイを画像形成装置の給
紙部に挿入した後で、a−1のステップでは、給紙トレ
イ内での用紙が正しくセットされているか否かを検知
し、用紙が正常な状態にある場合には、ステップa−2
に移行して、用紙を給紙位置に上昇さて、用紙の送り出
しの動作に対応させて待機させるようにする。また、前
記ステップa−1で用紙が正しくセットされていないと
判断されると、a−3のステップに移行し、用紙セット
不良の情報を表示部に表示して、オペレータに対してト
レイの点検を指令する。そして、用紙のセット状態が不
完全なものに対しては、給紙トレイ内での用紙の状態を
正しく直してトレイを再び挿入することにより、給紙可
能な状態とすることができるようにする。
紙の検知を行う場合には、図17のフローチャートに示
されるような順序にしたがって、トレイ内での用紙の状
態の判定を行う。まず、給紙トレイを画像形成装置の給
紙部に挿入した後で、a−1のステップでは、給紙トレ
イ内での用紙が正しくセットされているか否かを検知
し、用紙が正常な状態にある場合には、ステップa−2
に移行して、用紙を給紙位置に上昇さて、用紙の送り出
しの動作に対応させて待機させるようにする。また、前
記ステップa−1で用紙が正しくセットされていないと
判断されると、a−3のステップに移行し、用紙セット
不良の情報を表示部に表示して、オペレータに対してト
レイの点検を指令する。そして、用紙のセット状態が不
完全なものに対しては、給紙トレイ内での用紙の状態を
正しく直してトレイを再び挿入することにより、給紙可
能な状態とすることができるようにする。
【0031】b:給紙トレイを挿入した後で、用紙の上
昇と用紙の検知の動作を同時に行う場合には、図18の
フローチャートに示されるような順序で、用紙の状態の
判断を行う。この場合には、給紙トレイを給紙部に挿入
すると、a−10のステップで用紙を給紙位置に上昇さ
せる動作を開始し、その動作に平行してa−11のステ
ップで用紙が正しくセットされているか否かの判断を行
う。そして、用紙が正しくセットされていることが確認
されると、用紙が給紙位置で停止した状態で、用紙の送
り出しに向けて待機させるようにする。また、前記前記
a−11のステップで、用紙が正しくセットされていな
いと判断された場合には、a−12のステップに移行し
て用紙セット不良の表示を行い、給紙トレイ内での用紙
の上昇の動作を停止し、用紙を下降位置に戻して、オペ
レータが用紙を再びセットし直すようにする。
昇と用紙の検知の動作を同時に行う場合には、図18の
フローチャートに示されるような順序で、用紙の状態の
判断を行う。この場合には、給紙トレイを給紙部に挿入
すると、a−10のステップで用紙を給紙位置に上昇さ
せる動作を開始し、その動作に平行してa−11のステ
ップで用紙が正しくセットされているか否かの判断を行
う。そして、用紙が正しくセットされていることが確認
されると、用紙が給紙位置で停止した状態で、用紙の送
り出しに向けて待機させるようにする。また、前記前記
a−11のステップで、用紙が正しくセットされていな
いと判断された場合には、a−12のステップに移行し
て用紙セット不良の表示を行い、給紙トレイ内での用紙
の上昇の動作を停止し、用紙を下降位置に戻して、オペ
レータが用紙を再びセットし直すようにする。
【0032】c:給紙トレイに用紙をセットした時点
で、用紙の状態の判断を行う場合。例えば、給紙トレイ
は給紙部に対して挿脱可能であるが、トレイを給紙部か
ら取り外すことができないような装置では、給紙トレイ
に対して用紙をセットし、ガイド部材を用紙に対して押
圧した時点で、用紙のセット状態を判断する制御手段を
設けることができる。図19に示すフローチャートで
は、用紙を給紙トレイにセットすると、その時点でa−
20のステップに示す信号の処理の動作が行われ、用紙
が正しくセットされているか否かの判断が行われる。そ
して、用紙が正常にセットされていない状態では、a−
21のステップに示すように、表示部に用紙のセット不
良の表示を行い、オペレータに対して注意を喚起するこ
とができる。なお、図19のフローチャートにしたがっ
て用紙の検知を行う場合には、給紙トレイを給紙部から
引き出して用紙を補給する際に、用紙のセット不良の表
示を出力させておき、用紙が正しく装着されたことを、
センサの信号により判断できた場合以外は、用紙セット
不良の信号の出力を継続するような方式を用いることも
できる。
で、用紙の状態の判断を行う場合。例えば、給紙トレイ
は給紙部に対して挿脱可能であるが、トレイを給紙部か
ら取り外すことができないような装置では、給紙トレイ
に対して用紙をセットし、ガイド部材を用紙に対して押
圧した時点で、用紙のセット状態を判断する制御手段を
設けることができる。図19に示すフローチャートで
は、用紙を給紙トレイにセットすると、その時点でa−
20のステップに示す信号の処理の動作が行われ、用紙
が正しくセットされているか否かの判断が行われる。そ
して、用紙が正常にセットされていない状態では、a−
21のステップに示すように、表示部に用紙のセット不
良の表示を行い、オペレータに対して注意を喚起するこ
とができる。なお、図19のフローチャートにしたがっ
て用紙の検知を行う場合には、給紙トレイを給紙部から
引き出して用紙を補給する際に、用紙のセット不良の表
示を出力させておき、用紙が正しく装着されたことを、
センサの信号により判断できた場合以外は、用紙セット
不良の信号の出力を継続するような方式を用いることも
できる。
【0033】前記図17〜19のそれぞれに示されるよ
うなフローチャートにしたがって、用紙のセット状態の
判断を行う場合には、ユニバーサルトレイがセンターレ
ジ方式の場合と、サイドレジ方式の場合のいずれにも適
用できるものであり、給紙トレイ内部に配置するセンサ
の数には影響されない。しかしながら、給紙トレイに配
置する用紙検知手段としてのセンサの数は、給紙トレイ
と画像形成装置本体の制御装置との間を接続する信号経
路に大きな影響を与えるものであり、制御装置での信号
処理のための動作にも影響を与える要因となる。したが
って、本発明の実施例に示されるように、給紙トレイに
2つのセンサを配置して、用紙の検知を行う手段を設け
る方が、3、4個のセンサを用いる場合に比較して多く
の利点を有するものとなる。
うなフローチャートにしたがって、用紙のセット状態の
判断を行う場合には、ユニバーサルトレイがセンターレ
ジ方式の場合と、サイドレジ方式の場合のいずれにも適
用できるものであり、給紙トレイ内部に配置するセンサ
の数には影響されない。しかしながら、給紙トレイに配
置する用紙検知手段としてのセンサの数は、給紙トレイ
と画像形成装置本体の制御装置との間を接続する信号経
路に大きな影響を与えるものであり、制御装置での信号
処理のための動作にも影響を与える要因となる。したが
って、本発明の実施例に示されるように、給紙トレイに
2つのセンサを配置して、用紙の検知を行う手段を設け
る方が、3、4個のセンサを用いる場合に比較して多く
の利点を有するものとなる。
【0034】
【発明の効果】本発明の画像形成装置の給紙装置は、前
述したような構成を有するものであるから、例えば、2
つのセンサを給紙トレイに配置して、用紙の対角線方向
の2つの角部に対する検知を行う手段を構成することに
より、用紙のセット状態の検知を正確に行うことができ
る。また、2つのセンサを配置することにより、本発明
の給紙トレイでは、用紙の検知情報を画像形成装置の制
御装置に向けて送り出す機構を簡素化することが可能で
あり、制御装置における信号処理の動作を容易に行うこ
とができる。そして、給紙トレイ内での用紙の位置決め
が正常に行い得るような確認手段を構成することによ
り、画像形成装置の画像記録部に向けて送り出す用紙
を、基準線に沿って搬送することができ、搬送の途中で
用紙を整合する作用を容易に行うことができる。
述したような構成を有するものであるから、例えば、2
つのセンサを給紙トレイに配置して、用紙の対角線方向
の2つの角部に対する検知を行う手段を構成することに
より、用紙のセット状態の検知を正確に行うことができ
る。また、2つのセンサを配置することにより、本発明
の給紙トレイでは、用紙の検知情報を画像形成装置の制
御装置に向けて送り出す機構を簡素化することが可能で
あり、制御装置における信号処理の動作を容易に行うこ
とができる。そして、給紙トレイ内での用紙の位置決め
が正常に行い得るような確認手段を構成することによ
り、画像形成装置の画像記録部に向けて送り出す用紙
を、基準線に沿って搬送することができ、搬送の途中で
用紙を整合する作用を容易に行うことができる。
【0035】また、本発明の給紙トレイを、サイドレジ
方式の画像形成装置に対応させて構成した場合には、ト
レイの枠体の前板と側板に対して用紙の一方の角の部分
を位置決めし、他の側面を移動可能な2つのガイド部材
により規制した状態で、前記2つの移動可能なガイド部
材の交差部に検知手段を配置することが可能になる。そ
して、用紙の2つの対角線での角部に対応させて、2つ
のセンサを配置することにより、用紙の4つの面がトレ
イ内部で正確に位置決めされたことを検知することが可
能になる。さらに、給紙トレイをセンターレジ方式の画
像形成装置に対応させて構成する場合でも、1つのサイ
ドガイドと前板の交差部、および、他のサイドガイドと
エンドガイドの交差部に検知手段を配置することができ
る。そして、給紙トレイ内での用紙の検知の動作を、2
つの検知手段により行い得るので、画像形成装置本体の
制御装置に入力される信号の数を少なくすることがで
き、制御の動作を簡素化することができる。また、前記
サイドガイドの位置により用紙のサイズを検知する手段
を備えている場合には、正確な用紙サイズを検知するこ
とが可能になる。
方式の画像形成装置に対応させて構成した場合には、ト
レイの枠体の前板と側板に対して用紙の一方の角の部分
を位置決めし、他の側面を移動可能な2つのガイド部材
により規制した状態で、前記2つの移動可能なガイド部
材の交差部に検知手段を配置することが可能になる。そ
して、用紙の2つの対角線での角部に対応させて、2つ
のセンサを配置することにより、用紙の4つの面がトレ
イ内部で正確に位置決めされたことを検知することが可
能になる。さらに、給紙トレイをセンターレジ方式の画
像形成装置に対応させて構成する場合でも、1つのサイ
ドガイドと前板の交差部、および、他のサイドガイドと
エンドガイドの交差部に検知手段を配置することができ
る。そして、給紙トレイ内での用紙の検知の動作を、2
つの検知手段により行い得るので、画像形成装置本体の
制御装置に入力される信号の数を少なくすることがで
き、制御の動作を簡素化することができる。また、前記
サイドガイドの位置により用紙のサイズを検知する手段
を備えている場合には、正確な用紙サイズを検知するこ
とが可能になる。
【図1】 本発明の給紙トレイの構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】 給紙トレイ内での用紙の位置決めが正常に行
われている状態の平面図である。
われている状態の平面図である。
【図3】 用紙の先端面が正しくセットされていない状
態の説明図である。
態の説明図である。
【図4】 用紙の後端面が正しくセットされていない状
態の説明図である。
態の説明図である。
【図5】 2つのガイド部材を枠体に沿わせて摺動させ
るトレイの説明図である。
るトレイの説明図である。
【図6】 サイドガイドに対してエンドガイドを案内す
る方式のトレイの説明図である。
る方式のトレイの説明図である。
【図7】 3つのセンサを用いる場合の説明図である。
【図8】 本発明のセンサとして電気接点方式の装置を
使用する場合の説明図である。
使用する場合の説明図である。
【図9】 反射型光センサの使用例の説明図である。
【図10】 透過型光センサの使用例の平面図である。
【図11】 図10のA方向から見た側面図である。
【図12】 揺動部材と透過型光センサを組み合わせた
センサの説明図である。
センサの説明図である。
【図13】 給紙トレイをセンターレジ方式に対応させ
た構成する例の斜視図である。
た構成する例の斜視図である。
【図14】 図13のトレイ内で用紙が正常にセットさ
れている状態の説明図である。
れている状態の説明図である。
【図15】 ガイド部材の組み合わせが異なる例の説明
図である。
図である。
【図16】 3つのセンサを使用する場合の説明図であ
る。
る。
【図17】 給紙トレイ内での用紙の判断を行う動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図18】 用紙の判断の動作の別の例を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図19】 用紙の判断の動作の他の例を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図20】 従来のトレイに4つのセンサを配置する例
の説明図である。
の説明図である。
【図21】 給紙トレイに2つのセンサを配置した場合
の欠点の説明図である。
の欠点の説明図である。
【図22】 給紙トレイに2つのセンサを配置した場合
の別の欠点の説明図である。
の別の欠点の説明図である。
【図23】 給紙トレイに2つのセンサを配置した場合
の他の欠点の説明図である。
の他の欠点の説明図である。
【図24】 センターレジ方式の給紙トレイに3つのセ
ンサを配置する場合の問題を示す説明図である。
ンサを配置する場合の問題を示す説明図である。
【図25】 4つのセンサを配置するセンターレジ方式
のトレイの構成を示す説明図である。
のトレイの構成を示す説明図である。
1 給紙トレイ、 2 前板、 3 側板、 5
ボトムプレート、6・7 案内溝、 10 エ
ンドガイド、11・12 サイドガイド、 15
案内部、 20 検知装置、21 アクチュエー
タ、 24・25 導電体、 26 検知部、30
反射型光センサ、 31 透過型光センサ、 3
5 検知部材、36 アクチュエータ、 38
透過型光センサ。
ボトムプレート、6・7 案内溝、 10 エ
ンドガイド、11・12 サイドガイド、 15
案内部、 20 検知装置、21 アクチュエー
タ、 24・25 導電体、 26 検知部、30
反射型光センサ、 31 透過型光センサ、 3
5 検知部材、36 アクチュエータ、 38
透過型光センサ。
フロントページの続き (72)発明者 吉田 敦 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−170340(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/04 320
Claims (5)
- 【請求項1】 用紙を収容する用紙収容部内で、用紙の
送り出し側の先端面と用紙の一方の側面を、トレイの枠
体により位置決めする手段を設け、 前記用紙の送り出し側後端面と他方の側面を位置決めす
るために、2つのガイド部材を配置し、1つのガイド部
材に対して他方のガイド部材を一体に移動させるものと
して構成した給紙トレイにおいて、 前記給紙トレイの枠体の交差部と2つのガイド部材の交
差部に対して、用紙の対角線上の角部を検知するための
検知手段を配置し、 トレイ内部での用紙の位置の検知を行うことを特徴とす
る画像形成装置の給紙装置。 - 【請求項2】 前記トレイの内部で移動可能に設けた2
つのガイド部材を、トレイ内での用紙の位置決めを行う
枠体に沿わせて移動させる手段を構成し、 前記移動可能なガイド部材に対して、対応する枠体に近
接する位置に用紙検知手段を配置し、 前記給紙トレイに収容される用紙の対角線上の角部を検
知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置
の給紙装置。 - 【請求項3】 前記給紙トレイ内で用紙の対角線付近で
の検知を行う検知手段の情報にもとづいて、給紙トレイ
内での用紙の情報を処理する手段を設け、 前記給紙トレイを画像形成装置の給紙部に装着した直
後、または給紙トレイに用紙を補給する際に、給紙トレ
イと用紙の状態を判断し、 画像形成装置の表示部に検知情報にもとづいた表示を行
うとともに、画像形成装置の制御を行うことを特徴とす
る請求項1または2に記載の画像形成装置の給紙装置。 - 【請求項4】 用紙を収容する用紙収容部内で、用紙の
送り出し側の先端面を、トレイの枠体により位置決めす
る手段を設け、 前記用紙の送り出し側後端面と、用紙の両側の側面を位
置決めするために、3つのガイド部材をそれぞれ移動可
能に配置してなる給紙トレイにおいて、 前記用紙の側面を規制する1つのガイド部材を、給紙ト
レイの枠体に沿わせて移動可能に設け、 用紙の他方の側面と用紙の後端面を規制する2つのガイ
ド部材を、1つのガイド部材に対して他方のガイド部材
を一体に移動するものとして構成し、 前記トレイの枠体に沿って移動するガイド部材に対し
て、枠体との交差部に用紙の角部を検知する検知手段を
配置するとともに、2つの一体に移動するガイド部材の
交差部にも用紙の角部を検知する検知手段を配置し、 前記2つの検知手段の情報にもとづいて、給紙トレイ内
での用紙の位置決め状態を確認することを特徴とする画
像形成装置の給紙装置。 - 【請求項5】 前記給紙トレイ内で用紙の対角線付近で
の検知を行う検知手段の情報にもとづいて、給紙トレイ
内での用紙の情報を処理する手段を設け、 前記給紙トレイを画像形成装置の給紙部に装着した直
後、または、給紙トレイに用紙を補給する際に、給紙ト
レイと用紙の状態を判断し、 画像形成装置の表示部に検知情報にもとづいた表示を行
うとともに、画像形成装置の制御を行う手段を、画像形
成装置本体の制御装置に設けることを特徴とする請求項
4に記載の画像形成装置の給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03781994A JP3214214B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 画像形成装置の給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03781994A JP3214214B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 画像形成装置の給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07225533A JPH07225533A (ja) | 1995-08-22 |
JP3214214B2 true JP3214214B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=12508136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03781994A Expired - Fee Related JP3214214B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 画像形成装置の給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3214214B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100594968B1 (ko) | 2003-12-27 | 2006-06-30 | 삼성전자주식회사 | 급지카세트의 용지검출장치 및 이를 구비한 화상형성장치 |
JP6048668B2 (ja) * | 2012-04-17 | 2016-12-21 | 株式会社リコー | 給紙装置、及び、画像形成装置 |
JP2019101276A (ja) * | 2017-12-04 | 2019-06-24 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1994
- 1994-02-10 JP JP03781994A patent/JP3214214B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07225533A (ja) | 1995-08-22 |
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