JP3214185U - 電子レンジ用炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子レンジによる炊飯において、ご飯を、使用者の好みに合わせた炊き上がりとする事が出来る電子レンジ用炊飯器を提供する。【解決手段】電子レンジ用炊飯器1は、米及び炊飯水を収容する内容器2と、電子レンジのマイクロ波の照射エネルギーを吸収し蒸気となる水を収容し、この水の中に内容物をその一部が浸かった状態で収容する外容器3と、内容器の外壁に設けられた螺旋状突起2aと噛み合う螺旋状溝6aを持ち外容器の上部に置かれる調整リング6と、外容器と内容器とを塞ぐ外蓋4とを備え、外容器に対する内容器の高さを調節し、内容器が浸かった状態の水位を調整する事が可能である。【選択図】図1
Description
本考案は電子レンジ用炊飯器に関するものである。
従来米及び炊飯水を収容する内容器2と間隙を設けて該内容器2を収容する外容器3と、この外容器3と内容器2とを塞ぐ外蓋4と備えた電子レンジ用炊飯器1において、前記内容器2と前記外容器3とにより形成される空間部Aに、前記内容器2を保温するための保温水11を貯留するべく、前記空間部Aに保温水の注水口15を設けた電子レンジ用炊飯器が提案されている。(特許文献1参照)
しかしながら、特許文献1の電子レンジ用炊飯器は、電子レンジによる炊飯においてご飯を使用者の好みに合わせた炊き上がりとする事が出来ない。また保温水はマイクロ波により一部蒸気となるが炊飯に利用されていない。
しかしながら、特許文献1の電子レンジ用炊飯器は、電子レンジによる炊飯においてご飯を使用者の好みに合わせた炊き上がりとする事が出来ない。また保温水はマイクロ波により一部蒸気となるが炊飯に利用されていない。
電子レンジによる炊飯において、ご飯を使用者の好みに合わせた炊き上がりとする事ができる電子レンジ用炊飯器を提供する事を目的とするものである。
米及び炊飯水を収容する内容器と、電子レンジのマイクロ波の照射エネルギーを吸収し蒸気となる水を収容し、この水の中に内容物をその一部が浸かった状態で収容する外容器と、この外容器と内容器とを塞ぐ外蓋とを備えた電子レンジ用炊飯器において、外容器に収容された内容器の外容器に対する内容器の高さを調節し、内容器が浸かった状態の水位を調整する事が可能な電子レンジ用炊飯器。
内容器の上端に取り付けられ、内容器の上端より上方に延び、内容器の開口を囲むように形成された周壁を備え、周壁には蒸気が挿通可能な複数の孔が形成されたリング状プレートを更に備える請求項1に記載の電子レンジ用炊飯器。
本考案によれば、電子レンジによる炊飯において、ご飯を使用者の好みに合わせた炊き上がりとする事が出来る電子レンジ炊飯器ができる。
本考案の電子レンジ用炊飯器を図面に基づき具体的に説明する。図1は本考案の電子レンジ用炊飯器1の断面図である。電子レンジ用炊飯器1は、米9及び炊飯水10を収容する内容器2と、電子レンジのマイクロ波の照射エネルギーを吸収し蒸気となる水を収容し、この水の中に内容物をその一部が浸かった状態で収容する外容器3と、この外容器と内容器とを塞ぐ外蓋4とを備え、外容器3に収容された内容器2の外容器3に対する内容器2の高さを調節し、内容器2が浸かった状態の水位16を調整する事が可能である。
また、電子レンジ用炊飯器1は、内容器2の上端に取り付けられ、内容器2の上端より上方に延び、内容器の開口を囲むように形成された周壁を備え、周壁には蒸気が挿通可能な複数の孔が形成されたリング状プレート5を更に備える。
より詳細には米9及び炊飯水10を収容する内容器2と、蒸気が通過する間隔を設けて該内容器を収容する外容器3と、内容器2の外壁に設けられた螺旋状突起2aと噛み合う螺旋状溝6aを持ち外容器3の上部に置かれ、蒸気が通過する開口15が設けられた調整リング6と、調整リング6の上部に内接し蒸気通過用穴を多数持つリング状プレート5を取り付けた外殻蓋4、そして前記内容器2及び外容器3には、内容物の米9及び炊飯水10の上面を覆うようにマイクロ波遮断層5aが設けられている。図1に示す実施例では、前記マイクロ波遮断層5aが外蓋4に備えられており、該外蓋4は、内容器2の上面側を覆うように設けられている。そして、該周縁部12の端部は高さ調整リング6に対し垂直に折返されて粘性を伴う析出物が外蓋4から流れ出る事を防止する構成となっている。また、外蓋4には、蒸気抜け穴7が穿設され、該蒸気抜け穴7は、外気と連通する。外容器3には1対の持ち手13があり、外容器3の持ち手13の上部には切込みがある。調整リング6には1対の持ち手14があり、持ち手14を外容器3の切込みに合わせ、この切込みに持ち手14を挿通させながら調整リング6を外容器3の内側に挿入する。調整リング6は、持ち手14が外容器3の持ち手13の上に重なり持ち手13に支えられる。
外容器3の内周面には内側に突出する3aが形成されている。調整リング6の外周には、外側に突出する6aが形成されている。調整リング6が外容器3の持ち手13に支えられた状態で調整リング6の持ち手14を左右どちらかに回転させることで、調整リング6の下部外周面突起6bと外容器内周面突起3aとが上下方向において重なった位置に配置され、お互いに噛み合う。これにより、外容器3の内部で発生する水蒸気の圧力により、調整リング6が上方に浮いてしまうのを防止できる。
前記内容器2と外容器3とで形成される空間部Aには、前記内容器2を保温する保温水11を貯留する。保温水11の水位16は、内容器2が保温水11に浸かる深さで上下する。
前記内容器2は水位目盛8が設けられており、該水位目盛8は、内容器2の米9の炊飯量に対応する目盛となっている。
前記内容器2、外容器3及び外蓋4は、電子レンジの加熱に耐えうる素材で、例えば、炊飯に適した耐熱性を有するポリプロピレン樹脂などで形成するのが良い。また、マイクロ波遮断層5を備えた外蓋4は、前記ポリプロピレン樹脂などにアルミニウム等のマイクロ波不透過性の金属の薄幕を被着、ラミネート、又は金属蒸着などの手段により形成するのが良い。
実施形態は米9及び炊飯水10を収容する内容器2と、蒸気が通過する間隔を設けて該内容器を収容する外容器3と、内容器2の外壁に設けられた螺旋状突起2aと噛み合う螺旋状溝6aを持ち外容器3の上部に置かれる調整リング6と、調整リング6の上部に内接し蒸気通過用穴を多数持つリング状プレート5を取り付けた外殻蓋4を備えた電子レンジ用炊飯器1において、前記内容器の外壁に設けられた突起2aが前記高さ調整リング6内壁に設けられた溝6bとかみ合い、内容器2は外容器3の内側に接触することなく調整リング6から吊り下げられた状態となり、内容器2を内容器2と外容器3間に形成される空間部Aで任意に上下の位置で固定し、内容器2を調整リング6の溝に沿って回転する事により、空間部Aの貯水内に沈み込む深さを任意に調節する技術的手段を講じた。併せて調整リング突起6aと外容器3aがかみ合う事により、外容器3の内部で高さ調整リング6が発生する水蒸気の圧力により上方に浮いてしまう事を防止できる技術的手段を講じた。また空間部Aの貯水11が加熱され一部昇華した蒸気が内容器2に導かれて対流する技術的手段を講じた。さらに蒸らし操作時の結露水の滴下をリング状プレート5と内容器2との空間から保温水貯水空間部Aに導く技術的手段を講じた。
次に、上記のように構成される電子レンジ用炊飯器1の作用を説明する。
まず、外蓋4を取り去り、内容器を高さ調整リング6に固定し、内容器2に米9を入れるとともに、炊飯水10を水位目盛8まで注水する。次に、保温水11を注水すると、保温水11は、内容器2と外容器3とにより形成される空間部Aに貯留される。そして、内容器2外容器3及び高さ調整リング6の上面には、リング状プレート5を取り付けた外蓋4を覆って容器を塞いでおく。以上で炊飯の準備が完了する。
以上のように炊飯の準備を終えた電子レンジ用炊飯器1を、家庭用電子レンジの中に入れてマイクロ波を照射すると、炊飯水10及び保温水11は数分で沸騰し、米9の炊飯が行われる。すなわち、前記電子レンジ用炊飯器1は、マイクロ波遮断層5が、内容器2の上面及び側面を覆うように外蓋4として設けられ、米9及び炊飯水10が上方から加熱されないよう、つまり、内容器2の下側部及び底部からの加熱が可能となるので、炊飯水10の対流が下から上に効率よく行われ、米9への均一な熱伝達が可能となる。特に、空間部Aの保温水11は、内容器2を湯せんにするため、米9への均一な熱伝達を促進し、局部的な過熱による吹きこぼれを防止できる。
前記内容器2内の炊飯水10は、炊飯により米9に吸水されるとともに、水蒸気となって調整リング6蒸気抜け穴7から排出される。そして、保温水11から発生した蒸気は調整リング6の蒸気抜け開口15から内容器2にリング状プレート5から吹き込みマイクロ波によりさらに加熱され、米9に水分を補給し、ご飯の硬化を抑制すると共に熱伝達により炊飯時間の短縮化を促進する。
沸騰状態が一定時間継続し、米9の炊飯が完了すると、電子レンジを停止して蒸らし操作に移る。この蒸らし操作は、米粒表層部に付着している水分が急激に米粒内に吸収され、水分分布を均一にさせるために炊飯に欠くことのできない操作であり、この期間は米粒を高温で保持することが好ましい。本実施例の電子レンジ用炊飯器1は、内容器2内の米9の熱が、外部に直接放散せず、マイクロ波の照射によって加熱された空間部Aの保温水11により長時間保温することができるので、蒸らし操作を効果的に行って、美味しい御飯を得ることができる。
1 電子レンジ用炊飯器
2 内容器
2a 内容器螺旋状突起
3 外容器
3a 外容器突出
4 外蓋
5 リング状プレート
5a マイクロ波遮断層
6 高さ調整リング
6a 高さ調整リング螺旋状突起
6b 高さ調整リング突出
7 蒸気抜け穴
8 水位目盛
9 米
10 炊飯水
11 保温水
12 外蓋周縁部
13 外容器持ち手
14 高さ調整リング持ち手
15 高さ調整リング蒸気抜け開口
16 保温水水位
2 内容器
2a 内容器螺旋状突起
3 外容器
3a 外容器突出
4 外蓋
5 リング状プレート
5a マイクロ波遮断層
6 高さ調整リング
6a 高さ調整リング螺旋状突起
6b 高さ調整リング突出
7 蒸気抜け穴
8 水位目盛
9 米
10 炊飯水
11 保温水
12 外蓋周縁部
13 外容器持ち手
14 高さ調整リング持ち手
15 高さ調整リング蒸気抜け開口
16 保温水水位
Claims (2)
- 米及び炊飯水を収容する内容器と、電子レンジのマイクロ波の照射エネルギーを吸収し蒸気となる水を収容し、この水の中に内容物をその一部が浸かった状態で収容する外容器と、この外容器と内容器とを塞ぐ外蓋とを備えた電子レンジ用炊飯器において、外容器に収容された内容器の外容器に対する内容器の高さを調節し、内容器が浸かった状態の水位を調整する事が可能な電子レンジ用炊飯器。
- 内容器の上端に取り付けられ、内容器の上端より上方に延び、内容器の開口を囲むように形成された周壁を備え、周壁には蒸気が挿通可能な複数の孔が形成されたリング状プレートを更に備える請求項1に記載の電子レンジ用炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017004784U JP3214185U (ja) | 2017-10-03 | 2017-10-03 | 電子レンジ用炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017004784U JP3214185U (ja) | 2017-10-03 | 2017-10-03 | 電子レンジ用炊飯器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3214185U true JP3214185U (ja) | 2017-12-28 |
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Family Applications (1)
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JP2017004784U Expired - Fee Related JP3214185U (ja) | 2017-10-03 | 2017-10-03 | 電子レンジ用炊飯器 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110604463A (zh) * | 2018-06-14 | 2019-12-24 | Bsh家用电器有限公司 | 用于运行烹饪设备的方法和烹饪设备 |
CN111481047A (zh) * | 2019-01-29 | 2020-08-04 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 锅具组件及烹饪器具 |
US20210022540A1 (en) * | 2019-01-29 | 2021-01-28 | Foshan Shunde Midea Electrical Heating Appliances Manufacturing Co., Limited | Pot assembly and cooking appliance |
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2017
- 2017-10-03 JP JP2017004784U patent/JP3214185U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN111481047B (zh) * | 2019-01-29 | 2022-04-19 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 锅具组件及烹饪器具 |
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