JP3213580B2 - タンデム型脱揮押出機 - Google Patents
タンデム型脱揮押出機Info
- Publication number
- JP3213580B2 JP3213580B2 JP07566698A JP7566698A JP3213580B2 JP 3213580 B2 JP3213580 B2 JP 3213580B2 JP 07566698 A JP07566698 A JP 07566698A JP 7566698 A JP7566698 A JP 7566698A JP 3213580 B2 JP3213580 B2 JP 3213580B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stage
- extruder
- raw material
- vent
- tandem
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/375—Plasticisers, homogenisers or feeders comprising two or more stages
- B29C48/39—Plasticisers, homogenisers or feeders comprising two or more stages a first extruder feeding the melt into an intermediate location of a second extruder
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/375—Plasticisers, homogenisers or feeders comprising two or more stages
- B29C48/385—Plasticisers, homogenisers or feeders comprising two or more stages using two or more serially arranged screws in separate barrels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
出機に関するものである。
は、一般に図3〜図5に示す構成のものが採用されてい
る。
などの揮発性不純物を3%未満含む場合、または原料が
溶液状の樹脂で、揮発性不純物を3%未満含む場合に用
いられている脱揮押出機の構成図である。
場合、通常、原料供給口28の下流側(フロント側)に
多段ベントを有する多段ベント押出機23を使用して脱
揮を行っている。なお、同図には、フロント側に第1段
ベント25、第2段ベント26、第3段ベント27を有
する多段ベント押出機23が示されている。多段ベント
押出機23の内部には、可塑化部29aと、ベント間を
分離し、樹脂温度上昇、表面更新などを行う混練部29
b、29cとを有するスクリュが挿入されている。
などの揮発性不純物を含む場合に用いられている脱揮押
出機の構成図である。
揮発性不純物を3%以上含む場合、通常、原料供給口3
8の上流側(リヤ側)に1段ベント、下流側(フロント
側)に多段ベントを有する多段ベント押出機33を使用
して脱揮を行っている。多段ベント押出機33の内部に
は、ベント間を分離し、樹脂温度上昇、表面更新などを
行う混練部39a,39b,39cを有するスクリュが
挿入されている。なお、同図には、リア側にリアベント
34、フロント側に第1段ベント35、第2段ベント3
6、第3段ベント37を有する多段ベント押出機33が
示されている。図5は、原料が水または水と揮発性不純
物の混合溶液を含んだ固体樹脂またはゴムで、水を3%
以上含む場合に用いられている脱水、脱揮押出機の構成
図である。
発性不純物の混合溶液を含んだ固体状の樹脂またはゴム
の場合、通常、原料供給口47の下流側に多段スリット
44a,44bを使用して脱水を行ない、その下流側に
ある多段ベント45,46を使用して、脱揮乾燥を行っ
ている。同図にはフロント側に第1段スリット44a、
第2段スリット44b、第1段ベント45、第2段ベン
ト46を有する多段スリットおよび多段ベント押出機4
3が示されている。多段スリットおよび多段ベント押出
機43の内部には、樹脂またはゴムと水を分離する絞り
機能を持った混練部48a,48bおよびベント間を分
離し、樹脂温度上昇、表面更新などを行う混練部49を
有するスクリュが挿入されている。
技術で述べた図3、すなわち原料が固体状の樹脂で揮発
性不純物が3%以上または溶液状の樹脂で揮発性不純物
が3%以上を含む場合には、脱揮押出機の処理能力が、
第1段ベントのベントアップまたはエントレ(樹脂の飛
散)現象により制限される。また、要求される濃度(残
留揮発分濃度)以下の製品を得るためには、脱揮押出機
の長さ(L/D)を長くしなければならないので、例え
ばL/Dが50以上になる場合もある。
が溶液状の樹脂で揮発性不純物を3%以上を含む場合に
は、脱揮押出機の処理能力が、原料供給口に供給される
原料の温度により大きく変化する。供給される原料の温
度が低いと、リアベントからの揮発分のフラッシュ能力
が落ち、濃度(揮発分濃度)の高い溶液が第1段ベント
へ流れるためベントアップまたはエントレ現象を起こし
処理能力を低下させなければならなかった。
が水または水と揮発性不純物の混合溶液を含んだ固体状
の樹脂またはゴムで、水を3%以上含む場合には、脱水
スリットで水を3%未満に脱水できなかった時、処理能
力は第1段ベントのベントアップまたはエントレ現象に
より制限される。また、脱水スリットで1%未満に脱水
できた時、処理能力はフロント側の多段ベントおよび混
練部での発熱による樹脂またはゴムに与える物性変化制
限により制限される。
および処理能力を向上することを課題とする。
の原料吐出口が、配管を介して第2段押出機の原料供給
口に接続されているタンデム型脱揮押出機に関するもの
であり、前記第1段押出機は、その原料供給口の下流側
に多段脱水スリットを有し、該スリットを介して水また
は水と揮発性不純物の混合溶液を含んだ固体状の樹脂原
料またはゴム原料を脱水し、該原料の脱水度をコントロ
ールする脱水機であり、前記第2段押出機は、その原料
供給口に対して上流側に1段ベント、下流側に多段ベン
トを有し、前記第1段押出機からの原料を過剰発熱しな
いように温度コントロールしながら脱水乾燥する多段ベ
ント押出機である。このように、各押出機の役割を分担
することにより、脱揮能力ひいては処理能力の向上を図
ることができる。
に図面を参照して説明する。
機の構成図である。同図に示すように、本発明によるタ
ンデム型脱揮押出機は、第1段押出機1,1aと第2段
押出機3がタンデムに配置されている。第2段押出機3
に対する第1段押出機1,1aの配列は、設置場所の条
件により、並列(上下、水平)または垂直とされる。な
お、第1段押出機1,1aの吐出口は、ポリマー配管9
を介して第2段押出機3の原料供給口8に接続されてい
る。
発性不純物を3%以上含む場合、第1段押出機1は可塑
化機、第2段押出機3は、その原料供給口8に対して上
流側(リヤ側)に1段ベント、下流側(フロント側)に
多段ベントを有する多段ベント押出機3とされている。
なお、同図には、リア側にリアベント4、フロント側に
第1段ベント5、第2段ベント6、第3段ベント7を有
する多段ベント押出機3が示されている。
され、多段ベント押出機3で脱揮される。このように、
2台の押出機が役割を分担することにより、脱揮能力お
よび処理能力が向上する。また、多段ベント押出機3の
長さ(L/D)を短くすることができるので、製作面で
加工限度を越えることなく、また設置場所の長さにも対
応できるようになる。また、フロント側のベントの数
は、要求される品質により1〜6まで設置可能である。
発性不純物を3%以上含む場合、第1段押出機2は加熱
機、第2段押出機3は、原料が固体状の樹脂の場合と同
様、リア側にリアベント4、フロント側に第1段ベント
5、第2段ベント6、第3段ベント7を有する多段ベン
ト押出機3とされている。
トロールされ、多段ベント押出機3で脱揮される。この
ように、加熱機2で原料の温度がコントロールされるの
で、脱揮能力が向上する。また、多段ベント押出機3の
第1段ベント5へ流れる溶液状の樹脂原料の濃度(残留
揮発分含有量)を低下させることができるので、第1段
ベント5のベントアップまたはエントレ現象を防ぎ、処
理能力を向上することができる。また、フロント側のベ
ントの数は、要求される品質により1〜6まで設置可能
である。
ンプとしていたが、本発明のように、加熱機とすること
で一台で対応することができる。
加熱して押出すのみの押出機であるので、通常、ベント
口が設けられていない。
液を含んだ固体状の樹脂またはゴムで、水および揮発性
不純物を3%以上含む場合、図2に示すように、第1段
押出機は脱水スリット10a,10bを有する脱水機
2、第2段押出機は、その原料供給口8に対して上流側
に1段ベント、フロント側に多段ベントを有する多段ベ
ントを有する多段押出機3とされている。なお、同図に
は、リヤ側にリヤベント5、フロント側に第1段ベント
5、第2段ベント6、第3段ベント7を有する多段ベン
ト押出機3が示されている。
料は、脱水機2で水が脱水され、多段ベント押出機3で
脱水乾燥される。このように、2台の押出機が役割を分
担することにより、脱揮能力および処理能力が向上す
る。また、脱水機2で脱水度をコントロールできるの
で、多段ベント押出機3のフロント側の第1段ベント5
でのベントアップまたはエントレ現象を防ぎ、処理能力
を向上することができる。また、多段ベント押出機3で
は温度コントロールできるため、樹脂またはゴムの発熱
が抑えられ発熱による物性変化を抑制でき、処理能力を
向上できる。フロントベント側の数は、要求される品質
により1〜6まで設置可能である。
以上のように構成されているため、次のような効果を得
ることができる。
純物を1%以上含む場合、供給される固体状の樹脂原料
に含まれる揮発分の濃度にもよるが、約20%の濃度
(揮発分含有量)の原料を脱揮して、2000ppm以
下の濃度の製品とすることができる。また、従来の装置
に比し、処理能力で2倍、第2段押出機のL/Dは約1
/2にすることができる。
純物を1%以上含む場合、従来の技術の項で述べた脱揮
押出機に比べ、多段ベント押出機に供給される原料の供
給温度を10℃以上アップするとができるので、処理能
力を30%以上向上することができる。
ある。
図である。
られる脱揮押出機の構成図である。
られる脱揮押出機の構成図である。
はゴムである場合に用いられる脱水、脱揮押出機の構成
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 第1段押出機(2)の原料吐出口が、配
管(9)を介して第2段押出機(3)の原料供給口
(8)に接続されているタンデム押出機において、 前記第1段押出機(2)は、その原料供給口の下流側に
多段脱水スリット(10a,10b)を有し、該スリッ
トを介して水または水と揮発性不純物の混合溶液を含ん
だ固体状の樹脂原料またはゴム原料を脱水し、該原料の
脱水度をコントロールする脱水機であり、前記第2段押
出機(3)は、その原料供給口(8)に対して上流側に
1段ベント、下流側に多段ベントを有し、前記第1段押
出機(2)からの原料を過剰発熱しないように温度コン
トロールしながら脱水乾燥する多段ベント押出機である
ことを特徴とするタンデム型脱揮押出機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07566698A JP3213580B2 (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | タンデム型脱揮押出機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07566698A JP3213580B2 (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | タンデム型脱揮押出機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11268098A JPH11268098A (ja) | 1999-10-05 |
JP3213580B2 true JP3213580B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=13582775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07566698A Expired - Fee Related JP3213580B2 (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | タンデム型脱揮押出機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3213580B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4094248B2 (ja) * | 2001-05-31 | 2008-06-04 | 株式会社日本製鋼所 | 超臨界流体を利用した混練・脱揮押出成形装置 |
JP2005161596A (ja) * | 2003-12-01 | 2005-06-23 | Mitsui Chemicals Inc | 熱可塑性樹脂ブレンド物の製造方法 |
JP5748259B2 (ja) * | 2008-10-27 | 2015-07-15 | 日本合成化学工業株式会社 | ビニルアルコール系樹脂の製造方法 |
DE102010047482A1 (de) * | 2010-10-06 | 2012-04-12 | Diamat Maschinenbau Gmbh | Extrudieranlage |
CN112955484A (zh) * | 2018-10-23 | 2021-06-11 | 巴斯夫欧洲公司 | 异氰酸酯聚酰胺嵌段共聚物 |
TW202411311A (zh) * | 2022-06-29 | 2024-03-16 | 日商可樂麗股份有限公司 | 乙烯-乙烯醇共聚物含水顆粒之製造方法 |
-
1998
- 1998-03-24 JP JP07566698A patent/JP3213580B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11268098A (ja) | 1999-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6613871B2 (en) | Method for reducing the polymer content of effluent during the drainage of polymer/water mixtures | |
US6287470B1 (en) | Two-step method for dehydrating plastic dispersions | |
JP3124924B2 (ja) | 熱可塑性合成樹脂の製造方法 | |
US6165399A (en) | Process for producing thermoplastics | |
JP3863581B2 (ja) | 熱可塑性プラスチック溶融物と水相からなる2相液状混合物の脱水方法 | |
JPH1034730A (ja) | 同方向回転2軸押出機による高融点樹脂の脱水システム | |
US5958316A (en) | Preparation of thermoplastics | |
JP3213580B2 (ja) | タンデム型脱揮押出機 | |
US5851463A (en) | Preparation of thermoplastics | |
US20160152813A1 (en) | Process for the manufacturing of abs-molding compositions | |
JP2002539987A (ja) | プラスチック、特に高分子量のポリカーボネート溶液を脱ガスするための装置および方法 | |
JP2017177687A (ja) | 光学フィルムの製造方法及び製造装置 | |
TW318808B (ja) | ||
JPH01202406A (ja) | 2軸押出機によるゴム状重合体の脱水乾燥方法 | |
JPH10193351A (ja) | Ep(d)mの脱水と乾燥 | |
JPH07214553A (ja) | ゴムを処理することによる実質的に乾燥した材料の入手法 | |
US5817266A (en) | Dewatering of water-moist graft rubber | |
JPH04139202A (ja) | ゴム成分を含む含水重合体の2軸スクリュー型圧搾脱水方法及び同脱水機 | |
JP2000318017A (ja) | 2軸押出機とその2軸押出機による熱可塑性樹脂原料の脱水方法 | |
CN201579973U (zh) | 塑料挤出机上的原料预热装置 | |
JP2001353719A (ja) | 含水原料の脱水乾燥方法およびその装置 | |
JP3886467B2 (ja) | スクリュ式混練押出機 | |
US20240239020A1 (en) | Drying installation for granular polymer material | |
JP2011133212A (ja) | 押出式真空乾燥機 | |
JP3154953B2 (ja) | 木粉入りコンパウンドペレットの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130719 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130719 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |