JP3213569B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP3213569B2 JP3213569B2 JP23416197A JP23416197A JP3213569B2 JP 3213569 B2 JP3213569 B2 JP 3213569B2 JP 23416197 A JP23416197 A JP 23416197A JP 23416197 A JP23416197 A JP 23416197A JP 3213569 B2 JP3213569 B2 JP 3213569B2
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- air
- air filter
- filter
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Description
り、特にそのフィルタの誤装着防止対策に関するもので
ある。
機と室外機とからなる分離型空気調和機の室内機を示す
側断面図、図9はその要部拡大断面図である。
ス2の前面と上部に空気吸込口3,4が設けられ、下側
には斜め下向きに開口する空気吹出口5が設けられてい
る。上記前面側の空気吸込口3は取り外し可能な吸込口
パネル6で覆われている。
が形成されており、この通風路7の入口側に貫流式のク
ロスフローファン8が配設されている。そして、上記空
気吸込口3,4とクロスフローファン8との間に熱交換
器9が配設され、冷房運転時にはファン8により吸い込
まれた空気を冷却し、暖房運転時にはファン8により吸
い込まれた空気を加熱するようになっている。
る空気の左右方向の吹出角度を変更するための複数枚の
風向変更板10が左右方向に連動して回動自在に設けら
れている。
との間には、エアフィルタ11が取り外し可能に装着さ
れる。このエアフィルタ11は、空気吸込口3,4の全
面を覆って、吸い込まれる空気中の埃等を除去するもの
で、弾性を有する合成樹脂製の枠付きのものである。そ
の下枠12aには、下方に突出する挿入片13が形成さ
れるとともに、前方に突出する摘み14が形成されてい
る。また、この摘み14が形成された箇所に対応する挿
入片13の先端側には前方に膨らんだ係合凸部13aが
形成されている。
たって階段状に2段の段部15a,15bが形成されて
いる。1段目の段部15aは吸込口パネル6が装着され
たときに、その下端部が収まって外装ケース2との段差
を無くし、見た目を良くするために設けられている。
11の下端部を装着するために設けられている。この段
部15bには、エアフィルタ11の下枠12aに下方に
突設された前記挿入片13が挿入される挿入孔16が形
成されている。この挿入孔16の前壁には、エアフィル
タ11側の挿入片13に形成された前記係合凸部13a
が掛かる係合凹部16aが形成されている。
には、図示しない空気清浄フィルタや前記エアフィルタ
11が取り付けられる取付枠17が設けられている。こ
の取付枠17の下枠17aにおける前記エアフィルタ1
1の摘み14に対応する位置には窪み17bが形成され
ている。
に予め湾曲した形状であり、全体的に弾性を有してい
る。そして、エアフィルタ11を取り付けるときには、
エアフィルタ11の上端側を外装ケース2上部側の空気
吸込口4と熱交換器9との間に挿入する。このとき、エ
アフィルタ11の下枠12aに突設された挿入片13
が、取付枠17の下枠17aの前面側に位置する。そし
て、摘み14を持ってエアフィルタ11の挿入片13を
段部15bに形成された挿入孔16に挿入すると、エア
フィルタ11の弾性により挿入片13の係合凸部13a
が挿入孔16の前壁に形成された係合凹部16aに引掛
かり、フィルタ11がしっかりと装着される。その後、
吸込口パネル6を装着する。エアフィルタ11の取り外
しは上記とは逆の手順で行われる。
アフィルタ11を正しく装着することができるが、エア
フィルタ11は埃等が付着して目詰まりを起こすので、
一定期間毎に取り外して掃除をしてから再度装着しなけ
ればならない。この取り外し及び再装着は定期的に行わ
れ、最初のうちは取扱説明書等を見ながら上述した手順
で正しく装着されるが、慣れてくると誤装着を起こすこ
とがある。
ルタ11の下端部に形成された挿入片13が2段目の段
部15bに形成された挿入孔16に挿入されずに、1段
目の段部15aに収まった状態に誤装着されることがあ
る。この状態でも、1段目の段部15aの後壁とエアフ
ィルタ11の下端部の背面側は平坦であるので、ぴった
りとくっつき、しかもフィルタ枠の弾性で下端部が下方
に押されるので、摘み14から手を離しても図10の状
態に維持され、余り違和感を感じない。
その上から吸込口パネル6が装着されると、エアフィル
タ11の摘み14等が吸込口パネル6の裏面側に当たっ
て、無理をすると、それらのいずれかが損傷する等の問
題があった。
するためになされたものであり、フィルタの誤装着を容
易に気付くことができる空気調和機を提供することを目
的とするものである。
に、本願発明は、前面に空気吸込口が形成された外装ケ
ースと、前記空気吸込口に装着される吸込口パネルと、
外装ケース内に収納される熱交換器と、前記吸込口パネ
ルと前記熱交換器との間に取り外し可能に装着されるフ
ィルタとを備えた空気調和機において、空気吸込口の下
縁側に複数段の段部が形成され、前記段部の所定段に前
記フィルタの下端部側が挿入される挿入部が形成され、
前記挿入部が形成された段部以外の段部への前記フィル
タの装着を妨げる凸部を設け、且つ前記凸部は前記フィ
ルタの横方向の中央よりも一方側にずらして配置したこ
とを特徴とするものである。
着される段部の後壁に形成するとともに当該凸部に位置
決め部を形成して、前記吸込口パネルの装着時の位置決
め部材として兼用することを特徴とするものである。
を参照して詳細に説明する。
側断面図、図2は吸込口パネルとエアフィルタを取り外
した状態の正面図、図3はエアフィルタ装着部近傍の斜
視図、図4は要部拡大断面図である。各図において、前
記図8〜図10と同一符号は同一又は相当部分を示して
いる。
ス2の前面と上部に空気吸込口3,4が設けられ、下側
には斜め下向きに開口する空気吹出口5が設けられてい
る。上記前面側の空気吸込口3は取り外し可能な吸込口
パネル6で覆われる。
が形成されており、この通風路7の入口側に貫流式のク
ロスフローファン8が配設されている。そして、上記空
気吸込口3,4とクロスフローファン8との間に熱交換
器9が配設され、冷房運転時にはファン8により吸い込
まれた空気を冷却し、暖房運転時にはファン8により吸
い込まれた空気を加熱するようになっている。
る空気の左右方向の吹出角度を変更するための複数枚の
風向変更板10が左右方向に連動して回動自在に設けら
れている。
との間には、本願に係わるエアフィルタ11が取り外し
可能に装着される。このエアフィルタ11は、左右2枚
で空気吸込口3,4の全面を覆って、吸い込まれる空気
中の埃等を除去するもので、弾性を有する合成樹脂製の
エアフィルタ枠12に被着されている。このエアフィル
タ11は、熱交換器9と空気吸込口3,4との間に配置
されるように予め湾曲した形状であり、室内機1内に挿
入するだけで熱交換器9を覆うようになっている。
下方に突出する3片の挿入片13がほぼ等間隔に形成さ
れるとともに、中央部には前方に突出する摘み14が形
成されている。また、この摘み14が形成された箇所に
対応する中央の挿入片13の先端側には前方に膨らんだ
係合凸部13aが形成されている。
たって階段状に2段の段部15a,15bが形成されて
いる。1段目の段部15aは吸込口パネル6が装着され
たときに、その下端部が収まって外装ケース2との段差
を無くすために設けられており、これにより見た目を良
くするようにしている。
11の下端部を装着するために設けられている。この段
部15bには、各エアフィルタ枠12の下枠12aに下
方に突設された各挿入片13が挿入される挿入孔16が
左右3つずつ形成されている。それぞれの中央の挿入孔
16の前壁には、エアフィルタ11側の中央の挿入片1
3の先端側に形成された前記係合凸部13aが掛かる係
合凹部16aが形成されている。
には、図示しない空気清浄フィルタや前記エアフィルタ
11が取り付けられる取付枠17が設けられている。こ
の取付枠17の下枠17aにおける前記エアフィルタ1
1の摘み14に対応する位置には窪み17bが形成され
ている。
の段部15aの後壁中央部には、開口18が形成され、
その中に、吸込口パネル6の下部裏面側に形成された係
合突起(図示せず)を弾性挟持することにより吸込口パ
ネル6を装着状態に固定するための係合フック19が収
納されている。
目の段部15aの後壁上部に、各エアフィルタ11の片
側位置、ここでは取付枠17の中央寄りにずらせて水平
方向に突出する凸片20,20を形成している。これら
の凸片20は、1段目の段部15aへの各エアフィルタ
11の誤装着を妨げるもので、ここに誤装着されるとエ
アフィルタ11の下部裏面に上記凸片20が当たって安
定しない(ぴったりくっつかない)ので、利用者に違和
感を与えて、誤装着を気付かせることができる。
吸込口パネル6の下部裏面側に形成された位置決め用突
起(図示せず)が位置決めされる三角溝20aを形成し
ている。ここで、右側のエアフィルタ11のための誤装
着防止用凸片20は、左側にずらして配設することによ
り、図2に示すように、室内機1の外装ケース2のほぼ
中央に位置するので、吸込口パネル6の装着時の位置決
め部材として有効に機能する。
を吸込口パネル6の装着時の位置決め部材として兼用で
きるようにすることにより、それぞれを別個に形成する
のに比べて、外装ケース2の形状を複雑にすることなく
成形することができるので、成形の安定性が向上し、不
良成形品の発生が低減する。
タ11を装着するときは、前記従来技術で説明したのと
同様な手順で行われる。
側を外装ケース2上部側の空気吸込口4と熱交換器9と
の間に挿入する。このとき、エアフィルタ11の下枠1
2aに突設された挿入片13が、取付枠17の下枠17
aの前面側に位置する。そして、摘み14を持ってエア
フィルタ11の挿入片13を取付枠17の下枠17aに
形成された2段目の段部15bに形成された挿入孔16
に挿入する。
挿入片13の係合凸部13aが挿入孔16の前壁に形成
された係合凹部16aに引掛かり、フィルタ11がしっ
かりと装着される。
吸込口パネル6の装着時には、吸込口パネル6の下部裏
面側に形成された位置決め用突起が、1段目の段部15
aの中央部にある誤装着防止用凸片20に形成された三
角溝20aに位置決めされて、係合突起が係合フック1
9に嵌まるので、容易に装着することができる。エアフ
ィルタ11の取り外しは上記とは逆の手順で行われる。
なる場合について説明する。
端部に形成された挿入片13が2段目の段部15bに形
成された挿入孔16に挿入されずに、1段目の段部15
aに誤装着されたとする。ところが、このとき、エアフ
ィルタ11の下枠12aの背面側に1段目の段部15a
の後壁上部に突設された凸片20が当たるので、エアフ
ィルタ11の下端部が安定せず、利用者が違和感を感じ
て、誤装着に気付く。誤装着に気付いた利用者は、エア
フィルタ11の摘み14を持ち上げて、本来の2段目の
段部15bにエアフィルタ11の下端部を移動して、上
述した手順でエアフィルタ11下端部の挿入片13を2
段目の段部15bの挿入孔16に挿入するので、エアフ
ィルタ11を正しく装着することができる。
ィルタ11の片側位置にずらせて形成しているので、利
用者に与える違和感が大きく、誤装着をより確実に速や
かに気付かせることができる。
凸片20を室内機1の外装ケース2側に形成した場合に
ついて示したが、エアフィルタ11側に形成しても同様
な作用効果が得られる。
タ11の下枠12aの背面側に凸部21を形成する一
方、エアフィルタ11の下端部が装着される2段目の段
部15bの後壁(取付枠17の下枠17a)には上記凸
部21が挿入可能な挿入孔17cを形成している。
7c)は前記実施形態と同様に、エアフィルタ11の片
側にずらして形成されている。そして、エアフィルタ1
1の挿入片13が第1段目の段部15aに位置したとき
に、この凸部21が第1段目の段部15aの背面側に当
接するようになっている。したがって、図7に示すよう
な誤装着時にエアフィルタ11の状態が安定しないの
で、利用者に与える違和感を大きくし、誤装着をより確
実に速やかに気付かせるようにしている。
は、エアフィルタ11の挿入片13を2段目の段部15
bの挿入孔16に少し挿入する。このとき、凸部21が
挿入できる大きさに挿入孔17cが形成されているの
で、凸部21が挿入孔17cに挿入されて挿入片13を
更に挿入孔16に押し込むことができる。
部材として兼用するため横幅を持たせたが、本実施形態
の凸部21は位置決め機能を有しないので、先端に丸み
を持たせた円柱状に形成すればよい。
な作用効果が得られると共に、エアフィルタ11側に凸
部21を形成する方が成形上簡単であるため、外装ケー
ス2の形状を複雑にすることなく成形することができ、
成形の安定性が向上して、不良成形品の発生を低減する
ことができる。
空気吸込口が形成された外装ケースと、前記空気吸込口
に装着される吸込口パネルと、外装ケース内に収納され
る熱交換器と、前記吸込口パネルと前記熱交換器との間
に取り外し可能に装着されるフィルタとを備えた空気調
和機において、空気吸込口の下縁側に複数段の段部が形
成され、前記段部の所定段に前記フィルタの下端部側が
挿入される挿入部が形成され、前記挿入部が形成された
段部以外の段部への前記フィルタの装着を妨げる凸部を
設けたので、フィルタ挿入部が形成された段部以外の段
部へ誤装着されると、誤装着防止用の凸部が当たって違
和感を与えるので、誤装着を容易に気付かせることがで
き、誤装着による装置の損傷等を未然に防ぐことができ
る。また、前記凸部を前記フィルタの横方向の中央より
も一方側にずらして配置したので、利用者に与える違和
感が大きく、誤装着をより確実に速やかに気付かせるこ
とができる。
れる段部の後壁に形成するとともに当該凸部に位置決め
部を形成して、吸込口パネルの装着時の位置決め部材と
して兼用するようにしたことにより、それぞれを別個に
形成するのに比べて、外装ケースの形状を複雑にするこ
となく成形することができるので、成形の安定性が向上
し、不良成形品の発生を低減することができる。
室内機を示す側断面図。
ルタを取り外した状態の正面図。
の斜視図。
を示す要部拡大断面図。
図。
着時を示す要部拡大断面図。
図。
を示す要部拡大断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】前面に空気吸込口が形成された外装ケース
と、前記空気吸込口に装着される吸込口パネルと、外装
ケース内に収納される熱交換器と、前記吸込口パネルと
前記熱交換器との間に取り外し可能に装着されるフィル
タとを備えた空気調和機において、空気吸込口の下縁側
に複数段の段部が形成され、前記段部の所定段に前記フ
ィルタの下端部側が挿入される挿入部が形成され、前記
挿入部が形成された段部以外の段部への前記フィルタの
装着を妨げる凸部を設け、且つ前記凸部は前記フィルタ
の横方向の中央よりも一方側にずらして配置したことを
特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】前記凸部を前記吸込口パネルが装着される
段部の後壁に形成するとともに当該凸部に位置決め部を
形成して、前記吸込口パネルの装着時の位置決め部材と
して兼用することを特徴とする請求項1記載の空気調和
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23416197A JP3213569B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23416197A JP3213569B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1172266A JPH1172266A (ja) | 1999-03-16 |
JP3213569B2 true JP3213569B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=16966623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23416197A Expired - Fee Related JP3213569B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3213569B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
DE10018273B4 (de) * | 2000-04-13 | 2005-10-20 | Mtu Aero Engines Gmbh | Bürstendichtung |
JP2009103399A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-05-14 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
JP5956163B2 (ja) * | 2012-01-17 | 2016-07-27 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
JP5971233B2 (ja) * | 2013-12-25 | 2016-08-17 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機の室内機 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP23416197A patent/JP3213569B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1172266A (ja) | 1999-03-16 |
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