JP3030039B2 - 外装体 - Google Patents

外装体

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JP3030039B2
JP3030039B2 JP1323001A JP32300189A JP3030039B2 JP 3030039 B2 JP3030039 B2 JP 3030039B2 JP 1323001 A JP1323001 A JP 1323001A JP 32300189 A JP32300189 A JP 32300189A JP 3030039 B2 JP3030039 B2 JP 3030039B2
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保朋 阿久津
芳之 北村
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、空気調和機等の外装体に関する。
(ロ)従来の技術 近年、空気調和機の外観はラウンドサーフェイスと呼
ばれるように曲面が多くなっている。ここで、空気調和
機の外装体に曲面を多くする方法として、特開平1−22
5843号公報で示されるように外装体の角部を丸くして、
この外装体を一体成型するものがある。この方法では外
装体そのものが丸いため、この外装体の曲面部を含む全
体に均一にホットスタンプを施こすことがむずかしかっ
た。又、別の方法として、外装体を筺体と、ホットスタ
ンプ等の表面処理を施した曲面形状の化粧パネルとから
構成し、この筺体の角部に化粧パネルを当てがって外装
体の角部を曲面形状にするものがある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 後述の方法では外装体と化粧パネルとの結合部分がう
まくかみ合わないと、この両者に段差が生じて、この両
者に一体感がなくなり見栄えが悪くなるおそれがあっ
た。
本発明は表面処理を施こした化粧パネルと、外装パネ
ルとがうまくかみ合って両者に一体感をもたせて、見栄
えを良くすることを目的としたものである。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は、外装体を筐体
と、この筐体の曲面部に形成された凹部と、この凹部に
筐体の曲面部と面一状態に取り付けられる折り曲げ部を
設けた化粧パネルとから構成し、化粧パネルの折り曲げ
部の曲率半径を嵌まり合う凹部の対応の曲面部の曲率半
径よりも小さくし、且つ筐体の凹部の内周には、化粧パ
ネルと筐体の接合部を筐体の曲面部と面一状態に保持す
るための取付部を設けるようにしたものである。
(ホ)作用 化粧パネルを筐体に取り付けると、この筐体の凹部は
化粧パネルでおおわれ、且つ、この筐体と化粧パネルと
の接合部は面一状態となる。
(ヘ)実施例 第1図ないし第3図において、1は分離型空気調和機
の室内側ユニットで、このユニットの外装体は、フレー
ム2と、このフレーム2に取り付けられる筺体3と、こ
の筺体の前面ならび左右両側面に跨がって取り付けられ
る化粧パネル4とから構成されている。又これらフレー
ム2と、筺体3と、化粧パネル4とはいずれも合成樹脂
で成形されている。5はクロスフローファン、6は熱交
換器、7は吹出通路に配置された縦羽根、8は吹出口に
配置された横羽根(第1図では省略)、9はドレンパン
である。10は筺体3の前面から左右両側面に跨がって延
びた凹部で、特に前面の左右には夫々吸込口11が形成さ
れている。12,13はこの夫々の吸込口の左右に橋渡し状
態に設けられたガイド片で、このガイド片にエアフィル
ターの裏面がスライドする。特に、下部ガイド片13はそ
の中央でクランク状に折れ曲がっている。14はこの下部
ガイド片13に当てられる部材(以下「補強板」という)
で、補強板14の上縁には前後交互に立ち上り片が形成さ
れている。そして、この補強板14の前立ち上り片15が下
部ガイド片13のクランク部16の前面に(第2図参照)、
後立ち上り片17が下部ガイド片13の裏面に(第3図参
照)、夫々当たるようにこの補強片14の上縁を下部ガイ
ド片13に挿入し、その両端並びに中央を筺体3の裏面か
ら溶着等によって固定する。これによって下部ガイド片
13は補強されて、この下部ガイド片13と筺体3との開口
18の間隙寸法を一定に保つようにしている。
従って、エアフィルター19を吹出口20の上壁の開口21
へ挿入すると、このエアフィルター19は上述の開口18か
ら上方へ延びてガイド片12に沿って上昇する。この時、
下部ガイド片13は補強片14によって補強されているた
め、その開口18の間隙寸法は必要以上に大きくなったり
小さくなったりせず、エアフィルター19をスムーズに出
し入れできる。尚、このエアフィルター19の前面は化粧
パネル4の裏面の三角リブ22に沿う。すなわち、エアフ
ィルター19はこの三角リブ22とガイド片12とで狭まれた
状態で上下にスライドする。
23は補強片14の裏面に突出した突出爪、24はこのドレ
ンパンの前片に形成した袋状の受部(第4図参照)で、
この受部24には第5図、第6図に示すように取付具25が
嵌め込まれる。そしてこの取付具25に前述の突出爪23が
係合される。このように突出爪23を取付具25へ係合する
ことによって、補強片14の下片26がドレンパン9の下片
27と隙間なくかみ合って、吹出口20の上部に隙間が出来
ないようにしている。又、取付具25をドレンパン9の前
片28の下部に形成したので、この前片28はできるだけ上
方へ延ばすことができる。これによってドレンパン9の
深さ寸法a(第6図参照)が大きくなり、熱交換器6に
付着して滴下するドレン水を確実に受けることができ、
ドレン水の飛散を防止する。又ドレン水の貯水量を多く
することができ、ドレン水のもれの発生を防止する。第
1図において29はこの筐体3の凹部10の左右の縁に設け
た取付穴で3ケ設けられている。30は化粧パネル4の上
縁に設けた上部係合爪、31は左右縁に設けた側部係合爪
である。この化粧パネル4の前面においては桟の間にス
リット(図示せず)が設けられており、このスリットが
筐体3の吸込口11に対応する。又化粧パネル4の左右両
側面はメクラ板となっている。そして、この化粧パネル
4は筺体3の凹部10に当てがって上部係合爪30を凹部10
の上縁付近の開口(図示せず)に、側部係合爪31は凹部
10の左右の縁に設けた取付穴29に夫々嵌合される。
ここで、筺体3の曲面部32と化粧パネル4の折り曲げ
部33とは第7図、第8図に示すような関係となってい
る。すなわち、化粧パネル4の折り曲げ部33の曲率半径
(17.5R)は筺体3の曲面部32の曲率半径(20R)よりも
小さく設定されている。
又、筺体3の側面34の取付穴29付近の厚さ寸法は、化
粧パネル4の側部係合爪31からの突出寸法と略一致させ
てある。従って、この化粧パネル4の筺体3の凹部10に
取り付ける場合は、第7図一点鎖線矢印で示すように、
この化粧パネル4をその弾性力を利用して内側へ押し
て、化粧パネル4の内壁面35を凹部10の側壁36へ当てな
がら、後方へスライドさせる。これによって化粧パネル
4の側部係合爪31が筺体3の取付穴29に挿入する。そし
て、化粧パネル4から手を離すと、この化粧パネル4の
弾性力でこのパネル4は外方へ広がり、側部係合爪31が
筺体3の取付穴29と係合する。これによって化粧パネル
4の内壁面35と凹部10の側壁36との間に隙間37が生じ
る。ここて、取付穴29付近の厚さ寸法と、側部係合爪31
の突出寸法とを一致させたので、化粧パネル4の取付終
了時にはこの化粧パネル4と筺体3とが面一状態とな
る。
第8図はこの側部係合爪31間の化粧パネル4と筺体3
との係合状態を示し、この化粧パネル4の側部突起38が
筺体3の側部の溝39に嵌合し、この筺体3の側面34と化
粧パネル4とが略面一状態となる。
次に、この筺体3の凹部10における段差部は、第9図
で示すようその前部から左右両側部にかけて、その上面
40は上向きに、その下面41は下向きに夫々角度θ(5
゜)を保って傾斜している。ここで、特にこの筺体3の
曲面部32は、その前面から後方へ逆ハの字状にすなわち
末広がり状態に形成されている(第7図参照)。従っ
て、この曲面部32の側方における上面42並びに下面(図
示せず)は第10図に示すようにこの筺体の前方から見え
る。このような曲面部の側方の上面42並びに下面がこの
筺体3の前方から見えるということは、この上面42並び
に下面を、その筺体3の成型時に、この筺体3の前方に
当てられている金型の抜き勾配の面として利用できる。
従って、段差部10の上部ライン43はこの筺体3の前面か
ら側面にかけて水平に保つことができる。このように筺
体44の曲面部が末広がり状態に形成されておらず、且つ
段差部10の上面45が前部から側部にかけて傾斜している
場合は、第11図に示すよう側部の段差面46が前方から見
えないため、この筺体44の前方に当てられている金型の
抜き勾配がとれなかった。
化粧パネル4において、その上縁47は下向きは角度θ
(5゜)を保って、その下縁48は上向きに角度θ(5
゜)を保って傾斜している。このように、化粧パネル4
の上下の縁47,48の角度と、この化粧パネル4が嵌め込
まれる筺体3の凹部10の段差部の角度とを同一にしたの
で、この両者の組み合せがしっくり行なえて、この両者
の隙間を小さくできる。
(ト)発明の効果 以上述べたように本発明は、筐体の曲面部の凹部に嵌
挿して取り付けられる化粧パネルの折り曲げ部を、筐体
の凹部の曲面部の曲率半径よりも小さな曲率半径の折り
曲げ部とし、且つ筐体の凹部の内周には、化粧パネルと
筐体の接合部を筐体の曲面部と面一状態に保持するため
の取付部を設けたので、この化粧パネルがその弾性力に
よって筐体の曲面にフィットされ、筐体と化粧パネルと
が一体感を増し、筐体の外装体のラウンドサーフェイス
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本発明の実施例を示し、第1図は
分離型空気調和機の室内ユニットの分解斜視図、第2図
は同ユニットの内部構造を示す要部縦断面図、第3図は
同ユニットの吹出口の縦断面図、第4図は同ユニットの
ドレンパンの前部を示す斜視図、第5図はドレンパンと
取付具との関係を示す断面図、第6図はこのドレンパン
と取付具との組み合せ状態を示す断面図、第7図はこの
室内ユニットの筺体と化粧パネルとの組み合せ状態を示
す断面図、第8図はこの室内ユニットの側部と化粧パネ
ルの側部との組み合せ状態を示す断面図、第9図はこの
側部と化粧パネルとの組み合せ状態を示す側面図、第10
図はこの筺体の右上部を示す正面図、第11図は従来の筺
体の右上部を示す正面図である。 3……筺体、4……化粧パネル、29……取付部、32……
曲面部、33……折り曲げ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−119756(JP,U) 実開 昭51−126954(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体と、この筐体の曲面部に形成された凹
    部と、この凹部に筐体の曲面部と面一状態に取り付けら
    れる折り曲げ部を設けた化粧パネルとからなるものにお
    いて、この化粧パネルの折り曲げ部の曲率半径を前記凹
    部の対応の曲面部の曲率半径よりも小さくし、且つ前記
    筐体の凹部の内周には、前記化粧パネルと筐体の接合部
    を筐体の曲面部と面一状態に保持するための取付部を設
    けたことを特徴とする外装体。
JP1323001A 1989-12-13 1989-12-13 外装体 Expired - Fee Related JP3030039B2 (ja)

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