JP4992874B2 - 空気調和機の装飾部品の取付構造 - Google Patents

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本発明は、例えば空気調和機の室外ユニット等に適用される装飾部品の取付構造に関するものである。
従来例として図4に示すように空気調和機の室内ユニット100は、熱交換器や送風ファンを備える箱形の空気調和機本体2と、同空気調和機本体2の前面に装着された前面側に段凹部131を形成した前面パネル13と、同前面パネル13の段凹部131に開閉自在に取付けられた開閉パネル4と風向板5で外郭を構成している。
近年、空気調和機の室内ユニットは設置する室内のインテリアに馴染むデザインが好まれている。そのため本体色は室内の壁紙に使われている白色やベージュ色などの明度の高い色が多く、形態においては吸込桟や吹出口による凹凸や孔によって存在が目立ちインテリアに違和感を与えることがないように、図1に示すように本体前面側は吸込桟を設けずにフラットなパネル形状のモデルが多くなってきている。このモデルは主に運転時は図4(a)に示すように風向板5が開くとともに正面の開閉パネル4が開いて前面側吸込口7から空気を吸い込み、運転停止時は凹凸の無いフラットな形でインテリアに溶け込むデザインとなっている。さらに、このモデルは意匠性の高さにより空気調和機器メーカーにおいてカタログ、CM等で宣伝するフラグシップ機に多く採用されている。しかしフラットな形はスッキリとシンプルな反面、デザイン的な特徴が付けにくく、差別化を図るのが難しい。
これを解決する方法として、開閉パネル4に透明樹脂材等を用いたり、ウレタン塗装やカールフィット等の高級感ある表面処理を施して高級感を打ち出して差別化を図ったものがある。また、前面パネルの周囲にメッキ処理やメタリック塗装を施した装飾部品を添えて、メタリックの持つ高品質感をデザインに加えたものも多い。前記従来例の空気調和機の室内ユニット100も、明度の高い本体色でシンプルな外観の中にデザインのアクセントとなるように前記前面パネル13の段凹部131には、前記開閉パネル4の外縁に沿って、製品のネーミングやブランド名を刻印したグレー色の樹脂材の上にパール塗装を施した装飾部品部16を装着して高級感を出したものである。(非特許文献1参照)
同装飾部品部16は、図4(c)および図5に示すように前記前面パネル13に取り付けられる長尺でなる上部装飾部品161と、前記前面パネル13の左右側に取り付けられる左右装飾部品162に分かれ、前記上部装飾部品161と前記左右装飾部品162の背面後方に先端が外側に突出する係止片16cをもつ複数の係止爪163が間隔を開けて互い違いに配置され、前記前面パネル13の段凹部131の前記係止爪16cに対応する位置には係止孔132が穿設され、前記係止爪163を撓ませて同係止孔132に挿入し前記係止片16cを前面パネル13の裏面に係止させることで取り付けられる。
その場合、図1に示すように運転停止時に前記開閉パネル4が閉じた時に表面が面一となったデザインを得られるが、運転時に前記開閉パネル4が開くと、図4の(a)や(b)に示すように前記係止片16cが装飾部品16の正面より外側に開いている分、前記係止孔132も装飾部品16の外側まで穿孔されていることで視認され、明度の高い本体色の中で孔の影が部分的に暗く汚れているように見えて意匠性を損ねる結果となってしまう。
仮に、係止爪163を装飾部品16の中央寄りに配置すれば問題は解決するが、装飾部品16を成形する金型にスライド型が必要となりコストアップにつながる。
「FUJITSU エアコン総合カタログ2008・夏」、株式会社富士通ゼネラル、2008年、中央見開きページ。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、空気調和機で、明度の高い本体色に明度の低い色の装飾部品を取り付けた場合に、係止部の係止爪および係止孔が視認され、係止孔の影によりそこの部分だけ汚れているように見えることで本来の意匠性を害するということを防止できる装飾部品の取付構造を提供することを目的とする。
本発明は、空気調和機本体と、同空気調和機本体の前面に装着された前面側に段凹部を形成した前面パネルと、同前面パネルの段凹部に開閉自在に取付けられた開閉パネルとにより外郭が構成され、前記前面パネルの段凹部には、前記開閉パネルの外縁に沿って装飾部品が装着され、同装飾部品は、先端に外側に突出する係止片を形成した複数の係止爪を備え、前記前面パネルの段凹部の前記係止爪に対応する位置には、係止孔が穿孔され、同係止爪を前記係止孔に係止することによって、前記装飾部品を装着するようにしてなる空気調和機の装飾部品の取付構造において、
前記前面パネルの段凹部には、前記装飾部品の外形線に沿うように溝部が設けられ、同溝部に前記係止孔が穿孔されていることで、前記溝部の中に係止孔が埋め込まれるため係止孔が外から視認されなくなる。
本発明によれば、空気調和機で明度の高い色の前面パネルに明度の低い色の装飾部品を係止爪で取り付ける際に、前記前面パネルに前記装飾部品の外形線に沿うように溝部を設け、同溝部に前記係止爪を受ける係止孔を設けたことで、前記溝部の中に係止孔が埋め込まれるため係止孔が外から視認されなくなり、係止孔の影によりそこの部分だけ汚れているように見えることで本来の意匠性を害するということを防止できる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明に係る空気調和機の室内ユニットの斜視図であり、図2は本発明に係る空気調和機の室内ユニットの開閉パネルが開いた状態を示す図で(a)は斜視図、(b)は(a)のX部拡大図で、(c)は(b)の装飾部品分解図であり、図3は図1のA−A’拡大断面図である。なお、上述した従来例と同一の構成要素には同じ参照符号を用いている。
空気調和機の室内ユニット1は、熱交換器や送風ファンを備える箱形の空気調和機本体2と、空気調和機本体2の前面に装着された前面側に段差Aでなる段凹部31を形成した前面パネル3と、同前面パネル3の段凹部31に下端を支点として開閉自在に取付けられた吸込桟の無いフラットな板状である開閉パネル4と、空気調和機本体2の下部に取り付けられた風向板5で外郭を構成し、運転停止時は図1に示すように開閉パネル4が閉じて前面パネル3と面一となって余計な凹凸の無いシンプルな形となり、運転時には図2の(a)に示すように風向板5が開くとともに前記開閉パネル4の上端が前方に傾いて前面パネル3に設けた前面側吸込口7から空気を吸い込む形態となる。また、本体色はインテリアに溶け込むように壁紙に合わせ白色やベージュ色などの明度の高い色となっている。
さらに外観にシンプルなデザインのアクセントとなり、高級感や高品質感を持たせるために、前記前面パネル3の段凹部31には、前記開閉パネル4の外縁に沿って、製品のネーミングやブランド名を刻印した本体色より明度の低いグレー色の樹脂材の上にパール塗装を施した装飾部品部6を備える。
同装飾部品6は前記開閉パネル4の外縁に沿わせて配設するため、そのままの形で一体成形すると成形金型が高額となり部品のコストアップに繋がり、また部品の取り扱いも煩雑になるため、図2の(c)に示すように前記前面パネル3の上方に取り付けられる長尺の上部装飾部品61と、前記前面パネル4の左右側に取り付けられる左右装飾部品62に分かれている。上部装飾部品61の長手方向は前記開閉パネル4の幅と略同じ長さであり、短尺側の幅は約1cmと短く、正面の装飾面6aは平滑面であり、一端に製品のネーミングが刻印されている。
また図3で示すように上部装飾部品61の背面後方に係止脚6bと、係止脚6bの突端から外側に突出した係止片6cからなる係止爪63を備えており、同係止爪63の横幅Bは10mm程度であり、開閉パネル側と対面側それぞれ互い違いに間隔Cを開けて複数配置されている。さらに同係止爪63は開閉パネル側の係止爪63aが対面側の係止爪63bより長くなっている。
また前記左右装飾部品62も同様の構成となっている。
前記前面パネル3には、前記開閉パネル4の厚さ分が段差Dとなり背面側に向かい段落ちさせて前記段凹部31が形成されている。同段凹部31には、前記対面側係止爪63bの取付位置に合わせ係止孔32bを穿設している。また、前記開閉パネル側の係止爪63aに対応した位置では、平坦な面に前記装飾部品6の形状に沿って前記係止片6cの高さEと同等の幅E’で深さF約2.5mmの溝33が設けられており、同溝33の中深くに係止爪63aに合わせた係止孔32aが設けられている。
前記上部装飾部品61を前記前面パネル3に係止する際は、先に前記上部装飾部品61の係止爪63を撓ませて前記係止孔32aおよび前記係止孔32bに挿入する。その場合開閉パネル側係止爪63aは前記溝33の奥に係止孔32aがあるため深く嵌め込み係止爪63が外から見えないように嵌める。その後に前記上部装飾部品61の左右端のラップ部64に前記左右装飾部品端部65が被さるように係止する。
これにより、開閉パネル側の係止爪63aと係止孔32aが外から視認できなくなり、本来の意匠性を害するということを防止でき美観の向上となる。さらに、本発明の装飾部品の取付構造は、空気調和機の室内ユニットに限定されず、各種の機器の同様部分に応用することができる。
従来例および本発明に係る空気調和機の室内ユニットの斜視図。 本発明の開閉パネルが開いた状態を示めす図で、(a)は斜視図、(b)は(a)のX部拡大図、(c)は(b)の装飾部品分解図。 本発明に係る図1のA−A’拡大断面図。 従来例の開閉パネルが開いた状態を示めす図で、(a)は斜視図、(b)は(a)のY部拡大図、(c)は(b)の装飾部品分解図。 従来例に係る図1のA−A’拡大断面図。
符号の説明
1 空気調和機の室内ユニット
3 前面パネル
31 段凹部
32a 係止孔
33 溝
4 開閉パネル
6 装飾部品
61 上部装飾部品
62 左右装飾部品
63 係止爪

Claims (1)

  1. 空気調和機本体と、同空気調和機本体の前面に装着された前面側に段凹部を形成した前面パネルと、同前面パネルの段凹部に開閉自在に取付けられた開閉パネルとにより外郭が構成され、前記前面パネルの段凹部には、前記開閉パネルの外縁に沿って装飾部品が装着され、同装飾部品は、先端に外側に突出する係止片を形成した複数の係止爪を備え、前記前面パネルの段凹部の前記係止爪に対応する位置には、係止孔が穿孔され、同係止爪を前記係止孔に係止することによって、前記装飾部品を装着するようにしてなる空気調和機の装飾部品の取付構造において、
    前記前面パネルの段凹部には、前記装飾部品の外形線に沿うように溝部が設けられ、同溝部に前記係止孔が穿孔されていることを特徴とする空気調和機の装飾部品の取付構造。
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