JP2516804Y2 - フイルタの組立構造 - Google Patents
フイルタの組立構造Info
- Publication number
- JP2516804Y2 JP2516804Y2 JP8002591U JP8002591U JP2516804Y2 JP 2516804 Y2 JP2516804 Y2 JP 2516804Y2 JP 8002591 U JP8002591 U JP 8002591U JP 8002591 U JP8002591 U JP 8002591U JP 2516804 Y2 JP2516804 Y2 JP 2516804Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- holding cover
- holding
- engaging
- prefilter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は空気調和機に組み込むの
に好適なフイルタの組立構造に関する。
に好適なフイルタの組立構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分離型空気調和機の壁掛け式室内
ユニットの縦断面図が図3に示されている。図3におい
て、1は本体、2は本体1の前面上部に設けられた吸込
グリル、3は熱交換器、4は熱交換器3の下部後方に配
設さたクロスロー型フアン、5は本体1の前面下部に設
けられた吹出口、6は吹出口5に設置されたル−バ、7
は熱交換器7の下に配設されたドレンパン、8は吸込グ
リル2の背後に配設されたフイルタ、9は本体1内に吸
込グリル2から吹出口5に至る空気流路10を形成するケ
ーシングである。フイルタ8は図2に示すように、室内
空気中の大形の塵埃等を捕捉するためのプレフイルタ81
と、煙草の煙、臭気等を除去するための静電フイルタ、
脱臭フイルタ等からなるクリーンフイルタ82と、保持カ
バー83とからなり、このクリーンフイルタ82を保持カバ
ー83内に収容してプレフイルタ81に設けた3つの爪84を
保持カバー83に設けた係合穴85に係止することによって
組み立てられる。
ユニットの縦断面図が図3に示されている。図3におい
て、1は本体、2は本体1の前面上部に設けられた吸込
グリル、3は熱交換器、4は熱交換器3の下部後方に配
設さたクロスロー型フアン、5は本体1の前面下部に設
けられた吹出口、6は吹出口5に設置されたル−バ、7
は熱交換器7の下に配設されたドレンパン、8は吸込グ
リル2の背後に配設されたフイルタ、9は本体1内に吸
込グリル2から吹出口5に至る空気流路10を形成するケ
ーシングである。フイルタ8は図2に示すように、室内
空気中の大形の塵埃等を捕捉するためのプレフイルタ81
と、煙草の煙、臭気等を除去するための静電フイルタ、
脱臭フイルタ等からなるクリーンフイルタ82と、保持カ
バー83とからなり、このクリーンフイルタ82を保持カバ
ー83内に収容してプレフイルタ81に設けた3つの爪84を
保持カバー83に設けた係合穴85に係止することによって
組み立てられる。
【0003】空気調和機の運転時、フアン4が回転し、
熱交換器3には図示しない室外ユニットからの冷媒が循
環する。すると、室内空気が、実線矢印で示すように、
吸込グリル2を通って本体1内に吸入され、フイルタ8
を流過することによってその中に含まれる塵埃が除去さ
れ、熱交換器3を流過することによって冷却又は加熱さ
れ、フアン4によって付勢された後、吹出口5からル−
バ6に案内されて室内に吹き出される。
熱交換器3には図示しない室外ユニットからの冷媒が循
環する。すると、室内空気が、実線矢印で示すように、
吸込グリル2を通って本体1内に吸入され、フイルタ8
を流過することによってその中に含まれる塵埃が除去さ
れ、熱交換器3を流過することによって冷却又は加熱さ
れ、フアン4によって付勢された後、吹出口5からル−
バ6に案内されて室内に吹き出される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記空気調和機におい
ては、フイルタ8のプレフイルタ81は約2週間毎に清掃
しなければならないが、その都度、3つの爪84を係合穴
85から外してクリーンフイルタ82及び保持カバー83をプ
レフイルタ81から取り外すのが面倒であるという問題が
っあた。
ては、フイルタ8のプレフイルタ81は約2週間毎に清掃
しなければならないが、その都度、3つの爪84を係合穴
85から外してクリーンフイルタ82及び保持カバー83をプ
レフイルタ81から取り外すのが面倒であるという問題が
っあた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するために提案されたものであって、その要旨とすると
ころは、プレフイルタにクリーンフイルタを抱き合わせ
て組み立てるフイルタの組立構造において、保持カバー
に設けられた保持爪によってクリーンフイルタを上記保
持カバーに保持し、上記保持カバーの両側にピンを設け
るとともにその上部に取っ手を設け、上記ピン及び上記
取っ手に設けた突起をプレフイルタに設けた係合溝及び
係合穴に係合させることにより上記保持カバーをプレフ
イルタに係止したことを特徴とするフイルタの組立構造
にある。
するために提案されたものであって、その要旨とすると
ころは、プレフイルタにクリーンフイルタを抱き合わせ
て組み立てるフイルタの組立構造において、保持カバー
に設けられた保持爪によってクリーンフイルタを上記保
持カバーに保持し、上記保持カバーの両側にピンを設け
るとともにその上部に取っ手を設け、上記ピン及び上記
取っ手に設けた突起をプレフイルタに設けた係合溝及び
係合穴に係合させることにより上記保持カバーをプレフ
イルタに係止したことを特徴とするフイルタの組立構造
にある。
【0006】
【作用】本考案においては、上記構成を具えているた
め、クリーンフイルタを保持爪によって保持カバーに保
持させ、ピン及び突起を係合溝及び係合穴に係合させる
ことによって保持カバーをプレフイルタに係止する。
め、クリーンフイルタを保持爪によって保持カバーに保
持させ、ピン及び突起を係合溝及び係合穴に係合させる
ことによって保持カバーをプレフイルタに係止する。
【0007】
【実施例】本考案の1実施例が図1に示されている。フ
イルタ100 はプレフイルタ101 と、クリーンフイルタ10
2 と、保持カバー103 とからなる。保持カバー103 は可
撓性の合成樹脂を射出成形することによって形成され全
体として枠状をなしている。そして、その前面及び後面
には内方に突出する保持爪104 が設けられ、この保持爪
104 によって保持カバー103 内に格納されたクリーンフ
イルタ102 が脱出しないように保持している。保持カバ
ー103 の両側面下部にはそれぞれ側方に突出するピン10
5 が設けられ、これらピン105 が係合する係合溝106 が
プレフイルタ101 の枠107 の両側面にその前縁から切り
込まれている。また、保持カバー103 の上面後部には斜
め上方に立ち上がる取っ手108 が設けられ、この取っ手
108 の下部には前方に延びる舌片109 が形成されてい
る。そして、この舌片109 の下面中央には下方に突出す
る突起110 が形成され、この突起110 が係合する係合穴
111 が枠107 の上面に穿設されている。
イルタ100 はプレフイルタ101 と、クリーンフイルタ10
2 と、保持カバー103 とからなる。保持カバー103 は可
撓性の合成樹脂を射出成形することによって形成され全
体として枠状をなしている。そして、その前面及び後面
には内方に突出する保持爪104 が設けられ、この保持爪
104 によって保持カバー103 内に格納されたクリーンフ
イルタ102 が脱出しないように保持している。保持カバ
ー103 の両側面下部にはそれぞれ側方に突出するピン10
5 が設けられ、これらピン105 が係合する係合溝106 が
プレフイルタ101 の枠107 の両側面にその前縁から切り
込まれている。また、保持カバー103 の上面後部には斜
め上方に立ち上がる取っ手108 が設けられ、この取っ手
108 の下部には前方に延びる舌片109 が形成されてい
る。そして、この舌片109 の下面中央には下方に突出す
る突起110 が形成され、この突起110 が係合する係合穴
111 が枠107 の上面に穿設されている。
【0008】しかして、フイルタ100 を組み立てる場合
には、クリーンフイルタ102 を保持カバー103 内に格納
して保持爪104 によって保持する。次いで、一対のピン
105をそれぞれ係合溝106 の入口に整合させて保持カバ
ー103 を前方に押し込むと、保持カバー103 はプレフイ
ルタ101 の枠107 内に入ると同時にピン105 が係合溝10
6 の最奥部へ係合し、かつ、突起110 が係合穴111 に係
止されてプレフイルタ101 、クリーンフイルタ102 及び
保持カバー103 は一体に組み立てられる。
には、クリーンフイルタ102 を保持カバー103 内に格納
して保持爪104 によって保持する。次いで、一対のピン
105をそれぞれ係合溝106 の入口に整合させて保持カバ
ー103 を前方に押し込むと、保持カバー103 はプレフイ
ルタ101 の枠107 内に入ると同時にピン105 が係合溝10
6 の最奥部へ係合し、かつ、突起110 が係合穴111 に係
止されてプレフイルタ101 、クリーンフイルタ102 及び
保持カバー103 は一体に組み立てられる。
【0009】プレフイルタ101 を清掃するの際には、取
っ手108 を矢印に示すように、斜め下方に引き下げる
と、舌片109 が傾転して突起110 が上方に引上げられて
係合穴111 から離脱する。そこで、取っ手108 を持って
保持カバー103 を斜め上方に持ち上げるとピン105 が係
合溝106 から引き出され、保持カバー103 はプレフイル
タ101 から分離する。
っ手108 を矢印に示すように、斜め下方に引き下げる
と、舌片109 が傾転して突起110 が上方に引上げられて
係合穴111 から離脱する。そこで、取っ手108 を持って
保持カバー103 を斜め上方に持ち上げるとピン105 が係
合溝106 から引き出され、保持カバー103 はプレフイル
タ101 から分離する。
【0010】
【考案の効果】本考案においては、保持カバーに設けら
れた保持爪によってクリーンフイルタを保持カバーに保
持し、上記保持カバーの両側にピンを設けるとともにそ
の上部に取っ手を設け、上記ピン及び上記取っ手に設け
た突起をプレフイルタに設けた係合溝及び係合穴に係合
させて上記保持カバーをプレフイルタに係止したため、
クリーンフイルタを保持爪によって保持カバーに保持さ
せ、ピン及び突起を係合溝及び係合穴に係合させること
によって組み立てることができ、また、取っ手を引っ張
るのみによって保持カバー及びクリーンフイルタを同時
にプレフイルタから取り外すことができる。従って、プ
レフイルタの清掃を容易、かつ、迅速に行うことが可能
となる。
れた保持爪によってクリーンフイルタを保持カバーに保
持し、上記保持カバーの両側にピンを設けるとともにそ
の上部に取っ手を設け、上記ピン及び上記取っ手に設け
た突起をプレフイルタに設けた係合溝及び係合穴に係合
させて上記保持カバーをプレフイルタに係止したため、
クリーンフイルタを保持爪によって保持カバーに保持さ
せ、ピン及び突起を係合溝及び係合穴に係合させること
によって組み立てることができ、また、取っ手を引っ張
るのみによって保持カバー及びクリーンフイルタを同時
にプレフイルタから取り外すことができる。従って、プ
レフイルタの清掃を容易、かつ、迅速に行うことが可能
となる。
【図1】本考案の1実施例を示す縦断面図で、(A) は組
立時の状態、(B) は分離時の状態、(C) は(B) 図のC矢
に沿う矢視図を示している。
立時の状態、(B) は分離時の状態、(C) は(B) 図のC矢
に沿う矢視図を示している。
【図2】従来のフイルタの分解斜視図である。
【図3】従来の分離型空気調和機の壁掛式室内ユニット
の縦断面図である。
の縦断面図である。
100 フイルタ 101 プレフイルタ 102 クリーンフイルタ 103 保持カバー 104 保持爪 105 ピン 108 取っ手 110 突起 106 係合溝 111 係合穴
Claims (1)
- 【請求項1】 プレフイルタにクリーンフイルタを抱き
合わせて組み立てるフイルタの組立構造において、保持
カバーに設けられた保持爪によってクリーンフイルタを
上記保持カバーに保持し、上記保持カバーの両側にピン
を設けるとともにその上部に取っ手を設け、上記ピン及
び上記取っ手に設けた突起をプレフイルタに設けた係合
溝及び係合穴に係合させることにより上記保持カバーを
プレフイルタに係止したことを特徴とするフイルタの組
立構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8002591U JP2516804Y2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | フイルタの組立構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8002591U JP2516804Y2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | フイルタの組立構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525218U JPH0525218U (ja) | 1993-04-02 |
JP2516804Y2 true JP2516804Y2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=13706744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8002591U Expired - Lifetime JP2516804Y2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | フイルタの組立構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516804Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100733294B1 (ko) * | 2002-02-07 | 2007-06-28 | 주식회사 엘지이아이 | 공기 조화기의 필터 장착구조 |
JPWO2019045119A1 (ja) | 2017-08-29 | 2020-10-22 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP8002591U patent/JP2516804Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0525218U (ja) | 1993-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3006590B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2516804Y2 (ja) | フイルタの組立構造 | |
KR20000068353A (ko) | 공기조화기 | |
JP2836981B2 (ja) | 天井埋込形空気調和機 | |
CN207334926U (zh) | 空调室内机 | |
JPH05223308A (ja) | 熱交換器付換気扇 | |
JP2004219049A (ja) | 空気調和機 | |
KR100700756B1 (ko) | 공기 조화기 | |
JPS6027327Y2 (ja) | 製氷機のグリル構造 | |
JP3213569B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2604956Y2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2755608B2 (ja) | エアフィルタの取付装置 | |
KR100554592B1 (ko) | 공기 조화기 | |
KR100596529B1 (ko) | 공기조화기 | |
KR101181554B1 (ko) | 공기 조화기 | |
JPH0791807A (ja) | ショーケース | |
JPS6021733Y2 (ja) | 冷蔵庫の機械室構造 | |
JPH076697B2 (ja) | 温風暖房機 | |
JPS5854574Y2 (ja) | 空調機器用フィルタ− | |
KR100246900B1 (ko) | 공기조화기 | |
KR101180992B1 (ko) | 공기 조화기 | |
KR19990036355U (ko) | 공기조화기의 보조흡입그릴장치 | |
JPH0532986U (ja) | 筐体へのルーバ取付構造 | |
JP2004069274A (ja) | 空気清浄機 | |
JP2003185173A (ja) | 空気調和機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960618 |