JP3213537B2 - チャージポンプ回路 - Google Patents

チャージポンプ回路

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JP3213537B2
JP3213537B2 JP04367396A JP4367396A JP3213537B2 JP 3213537 B2 JP3213537 B2 JP 3213537B2 JP 04367396 A JP04367396 A JP 04367396A JP 4367396 A JP4367396 A JP 4367396A JP 3213537 B2 JP3213537 B2 JP 3213537B2
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capacitor
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剛美 別府
寛 松井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンデンサを用い
て電圧を昇圧するチャージポンプ回路に関するもので、
特にスイッチに対する制御が容易に行えるチャージポン
プ回路に関する。に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平5−244766号に記載される
ようにコンデンサとスイッチを用いて電圧を昇圧するチ
ャージポンプ回路が知られている。図2は前記チャージ
ポンプ回路を示す回路図で、端子(10)に電源電圧
(+VCC)が印加されコンデンサC1、C2に充電され
る。コンデンサC1、C2に対する充放電は、制御信号
PA乃至PDによりスイッチS1乃至S4が開閉して制御
される。制御回路(14)は、発振器(16)と、分周
器(20)と、インバーター(18)(22)を備え制
御信号PA乃至PDを発生する。
【0003】図3(A)乃至(D)は、スイッチS1乃
至S4の開閉状態を示す。図3(A)乃至(D)におい
て、「H」はスイッチが閉じたときであり、「L」はス
イッチが開いた時である。図3の時刻t1において、ス
イッチS1乃至S4が図示(図3)の開閉状態であると
する。すると、コンデンサC1は端子(10)からの電
源電圧(+VCC)に充電される。この時、コンデンサC
2は、すでに1サイクル前の動作により+2VCCに充電
されている。
【0004】次に図3の時刻t2において、スイッチS
1乃至S4が図示の開閉状態であるとする。すると、コ
ンデンサC1とC2の充電電圧の和により、+3VCCの
電圧がコンデンサC2のプラス側に生ずる。更に、図3
の時刻t3において、スイッチS1乃至S4が図示の開
閉状態であるとする。すると、コンデンサC1のプラス
側の電圧が+2VCCとなる。そのため、コンデンサC2
は+2VCCに充電される。
【0005】そして、図3の時刻t4において、スイッ
チS1乃至S4が図示の開閉状態であるとする。する
と、コンデンサC2のプラス側の電圧が+4VCCとな
り、コンデンサC0のプラス側の電圧が+4VCCとな
る。それ故、コンデンサC1の+側−側の電圧は、図3
(E)のようになり、コンデンサC2の+側−側の電圧
は、図3(F)のようになり、コンデンサC0の+側の
電圧は、図3(G)のようになる。
【0006】従って、図2の回路によれば、電源電圧
(+VCC)を4倍に昇圧することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
回路ではスイッチS1乃至S4の開閉作業が複雑になる
という問題があった。図2の回路では、図3に示される
ようにコンデンサC1側に印加される制御信号(PA、
PB)と、コンデンサC2側に印加される制御信号(P
C、PD)との周波数差が2倍の関係となっており、スイ
ッチS3及びS4の動作をスイッチS1及びS2の1動
作周期あたり2回動作させる必要があった。このため、
スイッチの切り替え動作が複雑になるだけでなく、図2
の制御回路(14)内に素子数を多く必要とする発振器
(16)や分周器(20)が必要になり、素子数が増加
してしまう、という問題があった。
【0008】このため、電源電圧(+VCC)を4倍に昇
圧する際に、コンデンサの充放電を制御するスイッチの
制御が単純に行えるものが希求されていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
みてなされたもので、電圧源に第1の整流手段を介して
接続された一方の電極と、基準電位に第1のスイッチを
介して接続されるとともに第2のスイッチを介して前記
電圧源に接続される他方の電極とを有する第1コンデン
サと、該第1コンデンサの前記一方の電極に第2の整流
手段を介して接続された一方の電極と、基準電位に第3
のスイッチを介して接続されるとともに第4のスイッチ
を介して前記第1コンデンサの前記一方の電極に接続さ
れる他方の電極とを有する第2コンデンサと、ノコギリ
波発生回路と、第1の基準電圧と該第1の基準電圧より
大きな第2の基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、
前記ノコギリ波発生回路の出力ノコギリ波と前記第1の
基準電圧とを比較し、第1の制御信号を出力する第1コ
ンパレータと、前記ノコギリ波発生回路の出力ノコギリ
波と前記第2の基準電圧とを比較し、第2の制御信号を
出力する第2コンパレータと、を備え、前記第1の制御
信号により前記第1及び第2のスイッチを相補的にオン
オフすると共に、前記第2の制御信号により前記第3及
び第4のスイッチを相補的にオンオフすることにより、
前記第2のコンデンサに前記電圧源の電圧を昇圧した電
圧を充電することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のチャージポンプ
回路を示すもので、(50)は電源電圧を抵抗で分圧
し、VH,V2、V1の3つの電圧を発生する基準電圧発
生回路、(51)は電圧VHに基づいて図4(a)の実
線のノコギリ波を発生するノコギリ波発生回路、(5
2)は電圧V1とノコギリ波発生回路(51)の出力ノ
コギリ波とをレベル比較し、図4(b)の制御信号を発
生する第1コンパレータ、(53)は電圧V2とノコギ
リ波発生回路(51)の出力ノコギリ波とをレベル比較
し、図4(c)の制御信号を発生する第2コンパレー
タ、(54)は第1コンパレータ(52)の制御信号に
応じてオンしコンデンサC1の−側をグランドに接続す
る第1トランジスタ、(55)(56)は第1コンパレ
ータ(52)の制御信号に応じて動作しコンデンサC1
の−側を電源に接続する第2及び第3トランジスタ、
(57)は第2コンパレータ(53)の制御信号に応じ
てオンしコンデンサC2の−側をグランドに接続する第
4トランジスタ、(58)(59)は第2コンパレータ
(53)の制御信号に応じて動作しコンデンサC2の−
側を電源に接続する第5及び第6トランジスタである。
【0011】尚、図1において、図2と同一の回路素子
については同一の符号を付し、説明を省略する。ノコギ
リ波発生回路(51)は、基準電圧発生回路(50)か
らの電圧VHに基づいて図4(a)の出力ノコギリ波を
発生する。そこで、該ノコギリ波の振幅に応じてV2、
V1の2つの電圧を設定し図4(b)(c)の波形を作
成する。
【0012】図4(b)(c)の波形は、周波数が同じ
でパルス幅が異なる関係となっている。図4の時刻t0
をスタートで考えれば、図4(b)(c)ともに「H」
レベル(H:コンデンサを充電動作)でスタートし、先
に図4(b)が「L」レベル(L:コンデンサを放電動
作)となる。その後、図4(C)が「L」レベルとな
る。
【0013】即ち、図4(b)(c)の信号は、周波数
が同じで位相がずれた関係となっている。図4(b)
(c)の信号を縮小して記載したのが図5(a)(b)
である。図5を用いてコンデンサC1、C2、C0の充
放電動作について説明する。まず、時刻t5では図4
(b)(c)ともに「H」レベル(H:コンデンサを充
電動作)となる。すると、第1トランジスタ(54)及
び第4トランジスタ(57)がオンする。又、第2トラ
ンジスタ(55)及び第5トランジスタ(58)がオン
し、第3トランジスタ(56)及び第6トランジスタ
(59)がオフする。その為、端子(10)からの電源
電圧に応じた電流がダイオードD1、コンデンサC1、
第1トランジスタ(54)を介して流れる。
【0014】同様に、端子(10)からの電源電圧に応
じた電流がダイオードD2、コンデンサC2、第4トラ
ンジスタ(57)を介して流れる。その結果、コンデン
サC1及びC2には、電源電圧(+VCC)が充電され
る。時刻t6で、第1コンパレータ(52)の制御信号
が「L」レベルとなると、第1トランジスタ(54)が
オフし、第3トランジスタ(56)がオンする。する
と、コンデンサC1のマイナス側の電圧が+VCCとな
り、プラス側が+2VCCとなる。この時、コンデンサC
2は、充電状態であるので電圧+2VCCを充電する。
【0015】次に、時刻t7で、第2コンパレータ(5
3)の制御信号も「L」レベルとなると、第4トランジ
スタ(57)がオフし、第6トランジスタ(59)がオ
ンする。すると、コンデンサC2のマイナス側の電圧が
+2VCCとなり、プラス側が+4VCCとなる。従って、
コンデンサC0には+4VCCの電圧が充電される。
【0016】そして、時刻t8になる。この時、コンデ
ンサC1の充電電圧は、+VCCであり、コンデンサC2
の充電電圧は、+2VCCである。そのため、時刻t5と
同様の初期状態に戻ると、コンデンサC1のプラス側の
電圧が+VCC、コンデンサC2のプラス側の電圧が+2
VCCとなっている。コンデンサC1のプラス側とマイナ
ス側の電圧は、図5(d)となる。コンデンサC2のプ
ラス側とマイナス側の電圧は、図5(e)となる。
【0017】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、スイ
ッチの切り替え動作が少なく、少ない素子数で制御が可
能なチャージポンプ回路を提供できる。特に、本発明に
よれば、チャージポンプ回路のスイッチを切り換える制
御信号を作成するのにノコギリ波発生器と該ノコギリ波
発生器の出力信号を基準電圧と比較する複数のコンパレ
ータとで行えるので、少ない素子数で制御が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチャージポンプ回路を示す回路図であ
る。
【図2】従来のチャージポンプ回路を示す回路図であ
る。
【図3】従来の特性説明をするための波形図である。
【図4】本発明の特性説明をするための波形図である。
【図5】本発明の特性説明をするための波形図である。
【符号の説明】
(C1) コンデンサ (C2) コンデンサ (51) ノコギリ波発生回路 (52) 第1コンパレータ (53) 第2コンパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−244766(JP,A) 特開 平1−60259(JP,A) 特開 平2−155458(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/07

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧源に第1の整流手段を介して接続さ
    れた一方の電極と、基準電位に第1のスイッチを介して
    接続されるとともに第2のスイッチを介して前記電圧源
    に接続される他方の電極とを有する第1コンデンサと、 該第1コンデンサの前記一方の電極に第2の整流手段を
    介して接続された一方の電極と、基準電位に第3のスイ
    ッチを介して接続されるとともに第4のスイッチを介し
    て前記第1コンデンサの前記一方の電極に接続される他
    方の電極とを有する第2コンデンサと、ノコギリ波発生回路と、 第1の基準電圧と該第1の基準電圧より大きな第2の基
    準電圧を発生する基準電圧発生回路と、 前記ノコギリ波発生回路の出力ノコギリ波と前記第1の
    基準電圧とを比較し、第1の制御信号を出力する第1コ
    ンパレータと、 前記ノコギリ波発生回路の出力ノコギリ波と前記第2の
    基準電圧とを比較し、第2の制御信号を出力する第2コ
    ンパレータと、 を備え、前記第1の制御信号により前記第1及び第2の
    スイッチを相補的にオンオフすると共に、前記第2の制
    御信号により前記第3及び第4のスイッチを相補的にオ
    ンオフすることにより、前記第2のコンデンサに前記電
    圧源の電圧を昇圧した電圧を充電することを特徴とする
    チャージポンプ回路。
  2. 【請求項2】 前記第1のスイッチはベースに前記第1
    の制御信号が印加された第1トランジスタから成り、前
    記第2のスイッチはベースに前記第1の制御信号が印加
    された第2トランジスタと該第2トランジスタのコレク
    タがベースに接続された第3トランジスタから成り、前
    記第3のスイッチはベースに前記第2の制御信号が印加
    された第4トランジスタから成り、前記第4のスイッチ
    はベースに前記第2の制御信号が印加された第5トラン
    ジスタと該第5トランジスタのコレクタがベースに接続
    された第6トランジスタから成ることを特徴とする請求
    項1に記載したチャージポンプ回路。
JP04367396A 1996-02-29 1996-02-29 チャージポンプ回路 Expired - Lifetime JP3213537B2 (ja)

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US08/799,868 US5757632A (en) 1996-02-29 1997-02-14 Switched capacitance voltage multiplier
EP97102806A EP0793333B1 (en) 1996-02-29 1997-02-20 Charge pump
DE69714628T DE69714628T2 (de) 1996-02-29 1997-02-20 Ladungspumpe
KR1019970005984A KR100239601B1 (ko) 1996-02-29 1997-02-26 충전 펌프
CN97102956A CN1050714C (zh) 1996-02-29 1997-02-28 电荷泵

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