JP3144124B2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP3144124B2
JP3144124B2 JP03596693A JP3596693A JP3144124B2 JP 3144124 B2 JP3144124 B2 JP 3144124B2 JP 03596693 A JP03596693 A JP 03596693A JP 3596693 A JP3596693 A JP 3596693A JP 3144124 B2 JP3144124 B2 JP 3144124B2
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哲也 塘田
芳文 船橋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインバータ装置に関し、
特にインバータ出力を発生するスイッチング素子のゲー
ト駆動回路にチャージポンプ式を用いたインバータ装置
の駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のチャージポンプ回路を有す
る駆動回路と、この駆動回路で駆動される絶縁ゲート入
力を持つ電力スイッチング素子の説明図である。
【0003】図において1は直流電源、2aおよび2d
は絶縁ゲート入力を持つ電力スイッチング素子、3は直
流電源1の正極側に接続された(以下、上アームとい
う)スイッチング素子2aを駆動する駆動回路であり、
ダイオード3aを経て駆動回路3駆動用の電源となるコ
ンデンサ3bに所定の電圧が充電される。3cは制御回
路からのPWM信号を絶縁状態で伝達するフォトカプラ
である。
【0004】6は直流電源1の負極側に接続された(以
下、下アームという)スイッチング素子2dを駆動する
駆動回路であり、6aは制御回路からのPWM信号を絶
縁状態で伝達するフォトカプラである。9は駆動回路用
電源であり、12は駆動回路3のマイナス側電源ライン
である。
【0005】従来のインバータ装置は上記のように構成
されており、絶縁ゲート入力を持つスイッチング素子2
a,2dを直流電源1に対してブリッジ状に接続し、直
流電源1を適宜スイッチングすることにより所定の疑似
交流波形を出力する。また、この上アームのスイッチン
グ素子2aを駆動する駆動回路3はダイオード3aおよ
びコンデンサ3bを有するチャージポンプ回路を備えて
いる。即ち駆動回路用電源9から所定の電圧がダイオー
ド3aを経てコンデンサ3bに供給され、コンデンサ3
bを充電することにより、このコンデンサ3bを電源と
して駆動回路3が駆動する。
【0006】なお下アームのスイッチング素子2dを駆
動する駆動回路6には駆動回路用電源9から直流電源が
供給されるので、ダイオードおよびコンデンサは備えて
いない。
【0007】つぎに、このインバータ装置の動作につい
て説明をする。制御回路からの所定の信号により、下ア
ームのスイッチング素子2dがオン状態になると、上ア
ームの駆動回路3のマイナス側電源ライン12の電位
は、直流電源1のマイナス側電位とほぼ同じ電位にまで
降下する。このとき上アーム用の駆動回路3のコンデン
サ3bは駆動回路用電源9からダイオード3aを経て駆
動回路用電源9とほぼ同電圧にまで充電される。
【0008】つぎに、下アームのスイッチング素子2d
がオフ状態になり、上アームのスイッチング素子2aが
オン状態になると、上アームの駆動回路3のマイナス側
電源ライン12の電位は、今度は電流電源1のプラス側
電位とほぼ同じ電位にまで上昇する。この状態において
は、ダイオード3aは逆阻止状態となり、コンデンサ3
bの電荷は保たれ、コンデンサ3bから駆動回路3に電
源が供給し続けられる。このようにして上アームと下ア
ームが交互にオン、オフを繰り返すことにより、駆動回
路3にはコンデンサ3bから常時電源が供給され、波形
出力動作が続行される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のイ
ンバータ装置では、上アーム用の駆動回路3の電源たる
チャージポンプ回路のコンデンサ3bは下アームのスイ
ッチング素子2dがオン状態の間に充電されていた。し
たがって、このようなチャージポンプ回路を有するイン
バータ装置をPWM変調した信号の出力部として用い、
電源投入後初めて波形出力を開始するときには、出力開
始時の波形が目標通りの波形にならないという問題点が
あった。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、出力素子としてMOS−FET,IGBT等の絶縁
ゲート入力を持つ電力スイッチング素子を、チャージポ
ンプ回路を有する駆動回路を介してスイッチング制御す
る構成のインバータ装置において、波形出力開始時から
スイッチング素子がPWM信号通りに作動し、乱れのな
い出力波形を出力できるインバータ装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のインバータ装置は、絶縁ゲート入力を持つス
イッチング素子を直流電源に対してブリッジ状に接続し
たスイッチング手段と、スイッチング素子を駆動する駆
動回路と、下アームのスイッチング素子がオン状態の間
に、上アームのスイッチング素子の駆動回路の電源であ
るコンデンサを充電するチャージポンプ回路と、電源投
入時より電源であるコンデンサを充電することを可能に
するための抵抗とを具備するものである。
【0012】
【作用】本発明においては、出力素子として絶縁ゲート
入力を持つスイッチング素子を、チャージポンプ回路を
介してスイッチング制御することにより、疑似交流波形
を出力するが、電源投入時よりチャージポンプ回路のコ
ンデンサが抵抗を介して充電可能となり、波形出力の際
に下アームまたは上アームのいずれのオン信号を先に与
えても、PWM信号通りに駆動回路が駆動し、スイッチ
ング素子をオン、オフさせることができ、波形出力開始
時から乱れのない波形を出力することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例におけるインバー
タ装置の回路構成を示す回路図である。
【0015】図において1は直流電源、2aから2fは
絶縁ゲート入力を持つ電力スイッチング素子、3は上ア
ームのスイッチング素子2aを駆動する駆動回路であ
り、ダイオード3aを介して駆動回路3駆動用の電源と
なるコンデンサ3bに所定の電圧が充電される。3cは
制御回路からのPWM信号を絶縁状態で伝達するフォト
カプラである。4および5も同じく上アームのスイッチ
ング素子2b,2cを各々駆動する駆動回路であり、各
々ダイオード、コンデンサ、フォトカプラを備えてい
る。
【0016】6は下アームのスイッチング素子2dを駆
動する駆動回路であり、6aは制御回路からのPWM信
号を絶縁状態で伝達するフォトカプラである。7および
8も同じく下アームのスイッチング素子2e,2fを各
々駆動する駆動回路で各々フォトカプラを備えており、
上記の駆動回路6と同一の構成となっている。
【0017】9は駆動回路用電源、11はPWM信号発
生手段であり、駆動回路3〜8を介してスイッチング素
子2a〜2fをオン、オフさせる信号を発生する。10
aはコンデンサ3bを電源投入時より充電させるための
抵抗で、10b,10cも各々4,5の駆動回路のコン
デンサを充電させるための抵抗である。12は駆動回路
3のマイナス側電源ラインである。
【0018】本発明のインバータ装置は上記のように構
成されており、絶縁ゲート入力を持つスイッチング素子
2a〜2fを直流電源1に対してブリッジ状に接続し、
直流電源1を適宜スイッチングすることにより所定の疑
似交流波形を出力する。
【0019】また、この上アームのスイッチング素子2
a〜2cを駆動する駆動回路3〜5は各々ダイオードお
よびコンデンサを有するチャージポンプ回路を備えてい
る。またチャージポンプ回路のコンデンサを電源投入時
より充電させるための抵抗10a〜10cを備えてい
る。
【0020】この抵抗10a〜10cにより図2に矢印
で示す経路においてコンデンサ3bが充電される。この
ときの充電電圧Vccは、Vcc=E−R1で表され、
Vccの値が絶縁ゲート素子がオンできる値になるよう
抵抗10a〜10cの抵抗値を選択する。
【0021】このように電源投入時より電源たるコンデ
ンサは充電されているため、波形出力開始時から所望の
波形を出力できる。この結果この種のインバータ装置を
モータ駆動用に使用した場合に、モータの駆動を円滑に
行なえ、モータの起動特性が向上する。
【0022】ところで、上記実施例は三相ブリッジ構成
のインバータについて説明をしたが、スイッチング素子
を4個用いた単相インバータや、更に多相のインバータ
にも適用することができ同様の効果をはたす。
【0023】また、スイッチング素子としてIGBTを
用いた回路図で説明をしたが、MOS−FET等の絶縁
ゲート入力を持つ電力スイッチング素子であっても構わ
ないことは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明のインバータ装置
は、絶縁ゲート入力を持つスイッチング素子を直流電源
に対してブリッジ状に接続したスイッチング手段と、ス
イッチング素子を駆動する駆動回路と、上アームのスイ
ッチング素子の駆動回路の電源であるコンデンサを充電
するチャージポンプ回路と、電源投入時よりコンデンサ
を充電するための抵抗とを備え、スイッチング素子をチ
ャージポンプ回路を有する駆動回路を介してスイッチン
グ制御することにより、出力開始時から下アームまたは
上アームのいずれのオン信号を与えても、与えられたP
WM信号通りに駆動回路が駆動し、スイッチング素子を
オン、オフさせることができるので、出力開始時の波形
が目標通りの波形になり、この種のインバータ装置をモ
ータ駆動用に使用した場合には、モータの起動特性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるインバータ装置の回
路構成を示す回路図
【図2】本発明の一実施例におけるチャージポンプ回路
のコンデンサの充電経路の説明図
【図3】従来のインバータ装置の1相分の回路構成を示
す回路図
【符号の説明】
1 直流電源 2a,2b,2c,2d,2e,2f スイッチング素
子 3,4,5,6,7,8 駆動回路 3a ダイオード 3b コンデンサ 9 駆動回路用電源 10 PWM信号発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−21363(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/537 H02M 7/5387

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ゲート入力を持つスイッチング素子
    を直流電源に対してブリッジ状に接続したスイッチング
    手段と、前記スイッチング素子を駆動する駆動回路と、
    前記直流電源の負極側に接続されたスイッチング素子が
    オン状態の間に、前記直流電源の正極側に接続されたス
    イッチング素子の駆動回路の電源となるコンデンサを充
    電するチャージポンプ回路とを備え、前記コンデンサの
    負極側と前記直流電源の負極側との間に充電抵抗を接続
    したことを特徴とするインバータ装置。
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