JP3213185B2 - 天井用換気扇 - Google Patents
天井用換気扇Info
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- JP3213185B2 JP3213185B2 JP31651394A JP31651394A JP3213185B2 JP 3213185 B2 JP3213185 B2 JP 3213185B2 JP 31651394 A JP31651394 A JP 31651394A JP 31651394 A JP31651394 A JP 31651394A JP 3213185 B2 JP3213185 B2 JP 3213185B2
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Description
板あるいは吊持金具と外箱との連結構造に改良を加えた
天井用換気扇に関する。
えば、図17に示すように、天井1の開口縁部の木枠2
に、排気口体3を有する取付板4の下部を取付ける一
方、外箱5をその排気口(図示せず)が前記排気口体3
に連通するようにして上記木枠2に取付けるようにした
ものがある。なお、上記排気口体3は図示しない排気ダ
クトに接続されるものである。また、上記外箱5は、上
下面を開口する箱本体6と、これの上面開口縁部に周縁
部が重ね合わされた状態にかしめ接合された上板7とか
ら構成されている。
との連結を図るべく、図18に拡大して示すように、上
板7に切起こしにより突部8を形成し、取付板4に打出
しにより係合片9を形成し、これら突部8と係合片9と
の係合により、取付板4と外箱5とが離れないように連
結している。
にしたものがある。すなわち、上板7に凹状の絞り部1
1を形成する一方、取付板4にこの絞り部11に係合す
る支持部12を形成している。
来の前者のものの場合、外箱5の上板7に、突部8形成
による孔8aが生じてしまい、この孔8aから空気が漏
れる不具合がある。これを防止しようとすれば、テープ
10を貼る必要があり、製作工数が多くかかるという問
題がある。
るために、その分上板7の使用材料が多く必要となり、
外箱の材料コストが高くなる不具合があった。
との連結構造だけでなく、吊持金具と外箱との連結構造
においてもいえることであった。すなわち、吊持金具
は、天井裏に取付けられており、外箱は、この吊持金具
により吊持された形態で天井に取付けられるものであ
る。この場合、外箱には、前述の突部8あるいは絞り部
11が形成されるもので、これに対応して、吊持金具に
は前述の係合片9あるいは支持部12が形成されるもの
である。
あり、その目的は、通気口体を有する取付板あるいは吊
持金具と外箱とを連結するについて、外箱に空気漏れを
来すことがなくてシール用テープを不要にできると共
に、外箱の使用材料の増加を抑えることができ、製作性
の向上およびコストの低廉価に寄与できる天井用換気扇
を提供するにある。
続用の通気口体を有し、下部が天井の開口縁部に取付け
られる取付板と、上下面が開口する箱本体およびこれの
上面開口縁部に周縁部が重ね合わされた状態にかしめ接
合された上板から構成され、送風装置を内蔵すると共
に、一側部に通気口を有し、該通気口が前記通気口体に
連通するようにして前記天井に設けられる外箱とを具備
し、前記外箱のかしめ部に形成された突部と、前記取付
板に形成され前記突部と係合して該取付板と前記外箱の
一側部とを連結する係合部とを具備してなる(請求項1
の発明)。
具と、上下面が開口する箱本体およびこれの上面開口縁
部に周縁部が重ね合わされた状態でかしめ接合された上
板から構成され、送風装置を内蔵し、前記吊持金具によ
り吊持された形態で前記天井に設けられる外箱とを具備
し、前記外箱のかしめ部に形成された突部と、前記吊持
金具に形成され前記突部と係合して該吊持金具と前記外
箱とを連結する係合部とを備えてなる(請求項2の発
明)。
体を有し、下部が天井の開口縁部に取付けられる取付板
と、上下面が開口する箱本体およびこの上面開口縁部に
周縁部が重ね合わされた状態にかしめ接合された上板か
ら構成され、送風装置を内蔵すると共に、一側部に排気
口を有すると共に他の側部のいずれかに吸気口を有し、
該吸気口が前記吸気口体に連通するようにして前記天井
に設けられる外箱とを具備し、前記外箱の側部のうち前
記排気口が存する側部以外の複数の側部のかしめ部に形
成された突部と、前記取付板に形成され前記突部のうち
前記吸気口が存する側部に対応する突部と係合して該取
付板と前記外箱とを連結する係合部とを備えてなる(請
求項3の発明)。
有し、下部が天井の開口縁部に取付けられる取付板と、
この取付板の外側に宛てがわれるようにして天井裏に設
けられる吊持金具と、上下面が開口する箱本体およびこ
れの上面開口縁部に周縁部が重ね合わされた状態にかし
め接合された上板から構成され、送風装置を内蔵すると
共に、一側部に通気口を有し、該通気口が前記通気口体
に連通し且つ前記吊持金具により吊持された形態で前記
天井に設けられる外箱とを具備し、前記外箱のかしめ部
に形成された突部と、前記取付板に形成され前記突部と
係合して該取付板と前記外箱の一側部とを連結する取付
板用係合部と、前記吊持金具に形成され前記取付板用係
合部と共に前記突部と係合して該吊持金具と前記外箱と
を連結する吊持金具用係合部とを備えてなる(請求項4
の発明)。
ずれかにおいて、突部が、外箱のかしめ部における最上
層に形成されているところに特徴を有する(請求項5の
発明)。第6の手段は、第1ないし第4の手段のいずれ
かにおいて、突部が、袋状に形成されているところに特
徴を有する(請求項6の発明)。第7の手段は、第6の
手段において、係合部が、切起こしにより形成されてい
るところに特徴を有する(請求項7の発明)。
係合部とを係合させてこれら外箱と取付板とを連結させ
るについて、その突部を、箱本体の上面開口縁部と上板
の周縁部とが重ね合わされたかしめ部に形成するように
したから、不可避的に孔部が生じる打出しまたは切起こ
し等により突部を形成したとしても、その孔部は、かし
め部における重なり部分により閉鎖され、この結果、空
気漏れが発生することはない。そして、このように打出
しまたは切起こし等により突部を形成することが可能で
あるから、従来の絞り部と違って外箱の使用材料が多く
なることもない。
金具の係合部とを係合させてこれら外箱と吊持金具とを
連結させるについて、その突部を、箱本体の上面開口縁
部と上板の周縁部が重ね合わされたかしめ部に形成する
ようにしたから、不可避的に孔部が生じる打出しまたは
切起こし等により突部を形成したとしても、その孔部
は、かしめ部における重なり部分により閉鎖され、この
結果、空気漏れが発生することはない。そして、このよ
うに打出しまたは切起こし等により突部を形成すること
が可能であるから、従来の絞り部と違って外箱の使用材
料が多くなることもない。
板の係合部とを係合させてこれら外箱と取付板とを連結
させるについて、その突部を、箱本体の上面開口縁部と
上板の周縁部が重ね合わされたかしめ部に形成するよう
にしたから、不可避的に孔部が生じる打出しまたは切起
こし等により突部を形成したとしても、その孔部は、か
しめ部における重なり部分により閉鎖され、この結果、
空気漏れが発生することはない。そして、このように打
出しまたは切起こし等により突部を形成することが可能
であるから、従来の絞り部と違って外箱の使用材料が多
くなることもない。
側部以外の複数の側部のかしめ部に突部を形成している
から、外箱の吸気方向に応じて取付板の位置が変更され
る場合に、いずれの変更位置においても、外箱と取付板
とを連結できるようになり、便利である。
板の係合部とを係合させてこれら外箱と取付板とを連結
させ、且つ、外箱の突部と吊持金具の係合部とを係合さ
せてこれら外箱と吊持金具とを連結させるについて、そ
の突部を、箱本体の上面開口縁部と上板の周縁部が重ね
合わされたかしめ部に形成するようにしたから、不可避
的に孔部が生じる打出しまたは切起こし等により突部を
形成したとしても、その孔部は、かしめ部における重な
り部分により閉鎖され、この結果、空気漏れが発生する
ことはない。そして、このように打出しまたは切起こし
等により突部を形成することが可能であるから、従来の
絞り部と違って外箱の使用材料が多くなることもない。
しかも、外箱の突部に、取付板用係合部と吊持金具用係
合部との双方を係合させるから、突部の個数の削減を図
ることができる。
しめ部における最上層に形成されているから、製作が容
易である。第6の手段においては、突部が、袋状に形成
されているから、強度が強くなる。この場合、第7の手
段においては、係合部が、切起こしにより形成されてい
るから、係合部を比較的容易に形成でき、しかもこの係
合部と係合する突部が上述したように強度が強い袋状に
形成されているから、これらの係合強度が低下すること
はない。
し図8を参照しながら説明する。まず、図5ないし図7
に示すように、天井21には、開口22が形成されてお
り、その開口縁部には木枠23が取付けられている。取
付板24は、鋼板製であり、下部にフランジ25を有
し、このフランジ25が前記木枠23に木ねじ24a
(図1に図示)により固定されて天井21の裏側へ入り
込む形態に設けられている。この取付板24の上部には
通気用の口部24bが形成され、この口部24b周縁部
にダクト接続用の通気口体たる排気口体26が設けられ
ている。また、この取付板24の上部左右部位には、係
合部27,27が、その上下端縁が取付板24から切り
離されるようにして打出し形成されている。さらに上記
フランジ部25には下方へ突出する凸部28が形成され
ている。
29には、アンカーボルト30,30が垂設されてい
る。吊持金具31,31は鋼板製であり、これらは、そ
れぞれ、その上端にほぼ水平に形成された取付片部31
aが前記アンカーボルト30,30にナット32,32
により固定されることにより天井21の裏側に取付けら
れている。この吊持金具31,31の上部には、それぞ
れ、上述と同様の打出しにより係合部33が形成され、
また下部にはねじ孔34が形成されている。
体36と上板37とかしめにより接合して構成されてい
る。そのかしめ手順について述べると、図8に示すよう
に、かしめ前においては、箱本体36の上面開口縁部に
は、内方へ延びるフランジ状の第1の被かしめ部36a
とこれの先端にほぼV状に折り返されて連続する第2の
被かしめ部36bとが形成されており、また、上板37
の周縁部には、他の部分より一段高い第1の被かしめ部
37aとその先端に上述とは逆向きのほぼV状に折り返
されて連続する第2の被かしめ部37bとが形成されて
いる。この場合、上記上板37の第1の被かしめ部37
aには、後述する突部38が形成されている。
の第1の被かしめ部37aを宛がい、押型Bを受型Aに
押圧することにより、箱本体36の第1の被かしめ部部
36aおよび第2の被かしめ部36b部分を、上記上板
37の第1の被かしめ部部37aおよび第2の被かしめ
部37b部分に押圧し、もって、これら箱本体36の上
面開口縁部と上板37の周縁部とを重ね合わした状態に
かしめ接合する。このようして形成されたかしめ部39
においては、図4に示すように、その最上層である上板
37の第1の被かしめ部37aに前述の突部38が形成
されている。この突部38は、図7に示すように前記取
付板24の係合部27,27および吊持金具31の係合
部30にそれぞれ対応する位置に、片端縁が切り離され
るようにして打出し形成されており、袋状をなす。
ケーシング取付用の開口部40が形成されており、この
開口部40の縁部には外箱35内に位置するように本体
ケーシング41が取付けられていると共に、上方に突出
するようにして上ケーシング42が取付けられており、
これらによりファンケーシング43が構成されている。
このファンケーシング43の吐気部は、外箱35の一側
部たる左側部において通気口たる排気口44として開口
している。また、外箱35内には、上記ファンケーシン
グ43とで送風装置45を構成するモータ46および遠
心ファン47が設けられている。
持金具31のねじ孔34に対応してねじ挿通孔48が形
成されている。さらにまた、下面開口縁部にはフランジ
49が形成されており、このフランジ49には、前記取
付板24の凸部28に対応して差込孔50が形成されて
いる。
に、室内側から天井21の開口22を通して天井21の
裏側へ挿入されるものであり、その挿入によって、外箱
35の左側部のかしめ部39における突部38が、取付
板24の係合部27と係合して、該取付板24と外箱3
5の左側部とを位置決め状態に連結すると共に、他の突
部38が、吊持金具31の係合部33と係合して、該吊
持金具31と外箱35とを位置決め状態に連結する。な
お、このとき、取付板24の凸部28に対して差込孔5
0が嵌合されて、上記位置決めに寄与するようになる。
この挿入状態で、外箱35の排気口44が取付板24の
排気口体26に連通された状態となる。
側から固定手段としてのねじ51をねじ挿通孔48を通
して吊持金具31のねじ孔34にねじ締めし、もって吊
持金具31により外箱35を吊持する。そして、外箱3
6のフランジ49を固定手段たる木ねじ52(図6参
照)により木枠23に固定し、もって外箱35を木枠2
3に取付ける。このフランジ49での取付けと前記吊持
金具31による吊持とにより、外箱35を天井21に設
けている。この後、化粧枠53が取付けられる。なお、
送風装置45が運転されると、室内空気が外箱35の下
面開口から吸入され、さらに、ファンケーシング43に
吸入され、排気口44および排気口体26並びに図示し
ない排気ダクトを通って屋外に排出される。
突部38と取付板24の係合部27とを係合させてこれ
ら外箱35と取付板24とを連結させるについて、その
突部38を、箱本体36の上面開口縁部と上板37の周
縁部とが重ね合わされたかしめ部39に形成するように
したから、不可避的に孔部が生じる打出しにより突部3
8を形成しても、その孔部38a(図3および図4参
照)は、かしめ部39における重なり部分この場合箱本
体36の第2の被かしめ部36bにより閉鎖される。こ
の結果、空気漏れの発生を防止するができる。そして、
このように打出しにより突部38を形成することが可能
であるから、従来の絞り部と違って外箱35の使用材料
が多くなることもない。
の係合部33とを係合させてこれら外箱35と吊持金具
31とを連結させるについても、上述と同様に、その突
部38を、箱本体36の上面開口縁部と上板37の周縁
部が重ね合わされたかしめ部39に形成するようにした
から、不可避的に孔部38aが生じる打出しにより突部
38を形成したとしても、その孔部38aは、かしめ部
39における重なり部分この場合箱本体36の第2の被
かしめ部36bにより閉鎖される。この結果、空気漏れ
の発生を防止するができる。そして、このように打出し
により突部38を形成することが可能であるから、従来
の絞り部と違って外箱35の使用材料が多くなることも
ない。この結果、製作性の向上およびコストの低廉価に
寄与できる。
を、外箱35のかしめ部39における最上層である上板
37の第1の被かしめ部37aに形成したから、これら
被かしめ部36a,36b,37a,37bのかしめを
支障なく行なうことができ、総じて、製作性の向上を図
ることができる。また本実施例においては、突部38
を、袋状に形成したから、突部38の強度を強くでき
る。
での突部38と係合部33との係合と、下部でのねじ止
めとで連結するようにしたから、上部および下部の双方
をねじ止めする場合に比して組立性の向上を図ることが
できる。
ており、同図においては、取付板24における係合部5
4を、切起こしにより形成している。この係合部54に
は係合孔54aが形成されている。この実施例によれ
ば、係合部54を比較的容易に形成できる。この場合こ
の係合部51の係合相手である突部38が強度が強い袋
状をなすことにより、これらの係合強度が低下すること
はない。
例を示しており、この実施例においては、次の点が第1
の実施例と異なる。すなわち、排気口体26を有する取
付板24の他に、吸気ダクト接続用の吸気口体61を有
する取付板62を備えている。そして、この取付板62
には、取付板24と同様に、係合部63,63が形成さ
れている。
が存する側部以外の複数の側部、この場合前後側部およ
び右側部のかしめ部39に、前記係合部63,63用の
突部64,64をそれぞれ形成している。さらに外箱3
5の例えば右側部には、図示しないが通気口たる吸気口
が形成されている。
63は、外箱35において前記突部64のうち前記吸気
口が存する側部である右側部に対応する突部64,64
と係合して該取付板62と前記外箱35の該右側部とを
連結するものである。
接続用の吸気口体61を有する取付板62に係合部63
を形成し、前記外箱35の側部のうち排気口44が存す
る側部以外の複数の側部のかしめ部39に突部64を形
成したから、外箱35の吸気方向に応じて取付板62の
位置が変更される場合に、いずれの変更位置において
も、外箱35と取付板62とを連結でき、便利である。
例を示している。吊持金具71は、取付板72の外側に
宛てがわれるようにして天井裏に設けられており、この
吊持金具71および取付板72には、それぞれ切起こし
により吊持金具用係合部73および取付板用係合部74
が形成されている。この吊持金具用係合部73および取
付板用係合部74には係合孔73a,74aが形成され
ている。外箱35のかしめ部39には第1の実施例と同
様の突部75が形成されている。前記吊持金具用係合部
73および取付板用係合部74は、共に前記突部75に
係合されている。なお、この吊持金具71の下部は、外
箱35および取付板72を通したねじにより外箱35と
固定されている。また、吊持金具71は図示しないが第
1の実施例と同様に今一つ設けられている。この実施例
によれば、外箱35の突部75に、取付板用係合部74
と吊持金具用係合部73との双方を係合させるから、突
部75の個数の削減を図ることができる。
部は、本発明の第5の実施例として示す図14の突部8
1のように切起こしにより形成しても良い。また、突部
は、本発明の第6の実施例として示す図15の突部82
のように、かしめ部39における上から二層目である箱
本体36の第2の被かしめ部36bに形成しても良く、
この場合、上板37の第1の被かしめ部37aに逃げ孔
部37cを形成すれば良い。この場合突部は、本発明の
第7の実施例として示す図16のように、切起こしによ
る突部83でも良い。
に、次の効果を得ることができる。請求項1の発明によ
れば、外箱の突部と取付板の係合部とを係合させてこれ
ら外箱と取付板とを連結させるについて、その突部を、
箱本体の上面開口縁部と上板の周縁部とが重ね合わされ
たかしめ部に形成するようにしたから、空気漏れが発生
することを防止でき、よって、従来要していたテーピン
グを不要にでき、しかも、外箱の使用材料が多くなるこ
ともなくし得る。この結果、製作性の向上およびコスト
の低廉価に寄与できる。
持金具の係合部とを係合させてこれら外箱と吊持金具と
を連結させるについて、その突部を、箱本体の上面開口
縁部と上板の周縁部とが重ね合わされたかしめ部に形成
するようにしたから、空気漏れが発生することを防止で
き、よって、従来要していたテーピングも不要にでき、
しかも、外箱の使用材料が多くなることもなくし得る。
排気口体を有する取付板の係合部とを係合させてこれら
外箱と取付板とを連結させるについて、その突部を、箱
本体の上面開口縁部と上板の周縁部とが重ね合わされた
かしめ部に形成するようにしたから、空気漏れが発生す
ることを防止でき、よって、従来要していたテーピング
も不要にでき、しかも、外箱の使用材料が多くなること
もなくし得、さらには、外箱の側部のうち排気口が存す
る側部以外の複数の側部のかしめ部に突部を形成してい
るから、外箱の吸気方向に応じて取付板の位置が変更さ
れる場合に、いずれの変更位置においても、外箱と取付
板とを連結でき、便利である。
付板の係合部とを係合させてこれら外箱と取付板とを連
結させ、且つ、外箱の突部と吊持金具の係合部とを係合
させてこれら外箱と吊持金具とを連結させるについて、
その突部を、箱本体の上面開口縁部と上板の周縁部が重
ね合わされたかしめ部に形成するようにしたから、空気
漏れが発生することを防止でき、よって、従来要してい
たテーピングも不要にでき、しかも、外箱の使用材料が
多くなることもなくし得る。さらには、外箱の突部に、
取付板用係合部と吊持金具用係合部との双方を係合させ
るから、突部の個数の削減を図ることができる。
のかしめ部における最上層に形成されているから、製作
性の向上を図ることができる。請求項6の発明において
は、突部が、袋状に形成されているから、突部の強度を
強くできる。請求項7の発明においては、係合部が、切
起こしにより形成されているから、係合部を比較的容易
に形成でき、この係合部と係合する突部が上述したよう
に強度が強い袋状に形成されているから、これらの係合
強度の低下を防止できる。
図
の斜視図
視図
側面図
側面図
側面図
26は排気口体(通気口体)、27は係合部、31は吊
持金具、33は係合部、35は外箱、36は箱本体、3
7は上板、38は突部、39はかしめ部、44は排気口
(通気口)、45は送風装置、54は係合部、61は吸
気口体、62は取付板、63は係合部、71は吊持金
具、72は取付板、73は吊持金具用係合部、74は取
付板用係合部、75は突部、82は突部、83は突部を
示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 ダクト接続用の通気口体を有し、下部が
天井の開口縁部に取付けられる取付板と、 上下面が開口する箱本体およびこれの上面開口縁部に周
縁部が重ね合わされた状態にかしめ接合された上板から
構成され、送風装置を内蔵すると共に、一側部に通気口
を有し、該通気口が前記通気口体に連通するようにして
前記天井に設けられる外箱とを具備し、 前記外箱のかしめ部に形成された突部と、 前記取付板に形成され前記突部と係合して該取付板と前
記外箱の一側部とを連結する係合部とを備えてなる天井
用換気扇。 - 【請求項2】 天井裏に設けられる吊持金具と、 上下面が開口する箱本体およびこれの上面開口縁部に周
縁部が重ね合わされた状態でかしめ接合された上板から
構成され、送風装置を内蔵し、前記吊持金具により吊持
された形態で前記天井に設けられる外箱とを具備し、 前記外箱のかしめ部に形成された突部と、 前記吊持金具に形成され前記突部と係合して該吊持金具
と前記外箱とを連結する係合部とを備えてなる天井用換
気扇。 - 【請求項3】 吸気ダクト接続用の吸気口体を有し、下
部が天井の開口縁部に取付けられる取付板と、 上下面が開口する箱本体およびこの上面開口縁部に周縁
部が重ね合わされた状態にかしめ接合された上板から構
成され、送風装置を内蔵すると共に、一側部に排気口を
有すると共に他の側部のいずれかに吸気口を有し、該吸
気口が前記吸気口体に連通するようにして前記天井に設
けられる外箱とを具備し、 前記外箱の側部のうち前記排気口が存する側部以外の複
数の側部のかしめ部に形成された突部と、 前記取付板に形成され前記突部のうち前記吸気口が存す
る側部に対応する突部と係合して該取付板と前記外箱と
を連結する係合部とを備えてなる天井用換気扇。 - 【請求項4】 ダクト接続用の通気口体を有し、下部が
天井の開口縁部に取付けられる取付板と、 この取付板の外側に宛てがわれるようにして天井裏に設
けられる吊持金具と、 上下面が開口する箱本体およびこれの上面開口縁部に周
縁部が重ね合わされた状態にかしめ接合された上板から
構成され、送風装置を内蔵すると共に、一側部に通気口
を有し、該通気口が前記通気口体に連通し且つ前記吊持
金具により吊持された形態で前記天井に設けられる外箱
とを具備し、 前記外箱のかしめ部に形成された突部と、 前記取付板に形成され前記突部と係合して該取付板と前
記外箱の一側部とを連結する取付板用係合部と、 前記吊持金具に形成され前記取付板用係合部と共に前記
突部と係合して該吊持金具と前記外箱とを連結する吊持
金具用係合部とを備えてなる天井用換気扇。 - 【請求項5】 突部は外箱のかしめ部における最上層に
形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のい
ずれかに記載の天井用換気扇。 - 【請求項6】 突部は袋状に形成されていることを特徴
とする請求項1ないし4のいずれかに記載の天井用換気
扇。 - 【請求項7】 係合部は、切起こしにより形成されてい
ることを特徴とする請求項6記載の天井用換気扇。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP31651394A JP3213185B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 天井用換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP31651394A JP3213185B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 天井用換気扇 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08178387A JPH08178387A (ja) | 1996-07-12 |
JP3213185B2 true JP3213185B2 (ja) | 2001-10-02 |
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ID=18077950
Family Applications (1)
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JP31651394A Expired - Fee Related JP3213185B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 天井用換気扇 |
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JP (1) | JP3213185B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102579637B1 (ko) * | 2021-11-04 | 2023-09-18 | 김한종 | 화분형 반려동물 유골함 |
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JPWO2019092892A1 (ja) * | 2017-11-07 | 2020-04-23 | 三菱電機株式会社 | ダクト用換気扇 |
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1994
- 1994-12-20 JP JP31651394A patent/JP3213185B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR102579637B1 (ko) * | 2021-11-04 | 2023-09-18 | 김한종 | 화분형 반려동물 유골함 |
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