JP3212931B2 - 波長変換方法及び波長変換素子 - Google Patents
波長変換方法及び波長変換素子Info
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- G02F1/353—Frequency conversion, i.e. wherein a light beam is generated with frequency components different from those of the incident light beams
- G02F1/3544—Particular phase matching techniques
- G02F1/3546—Active phase matching, e.g. by electro- or thermo-optic tuning
Description
長変換素子に関し、特に半導体製造プロセス、微細加
工、医療等に応用され波長変換された短波長のレーザ光
を得るための波長変換方法及び波長変換素子に関するも
のである。
換素子は当該素子中に含まれる不純物の不要吸収や残留
吸収、またはレーザ光の2光子吸収等の影響によって、
波長変換中に熱が発生する場合がある。また、波長変換
光が吸収端近傍の場合には、透過率が小なるために光の
一部が素子に吸収されて熱になる。波長変換素子の温度
が上昇すると、結晶中の屈折率が低下して位相整合条件
が崩れて変換光の出力が低下することになる。そこで、
安定した波長変換光を出力させるためには、素子の温度
を一定に維持することが必要になる。
なる金属で構成したホルダ中に波長変換素子を設置し
て、そのホルダをオーブンまたは温度コントロールされ
た水等の冷却媒体で常温以上に保持している。このと
き、ホルダの温度は常時モニタされ、温度が変化した場
合にはオーブンや冷却媒体の温度を制御して一定の温度
に維持するよう制御されている。
きな波長変換素子を使用する場合には、素子の温度変動
を波長変換効率が低下しない許容温度範囲以内に厳密に
制御する必要がある。この場合、波長変換素子はペルチ
ェ素子等を用いて精度良く温度制御がなされる。素子の
温度を更に安定化させるために、例えば、特開平5−4
1557号公報では、波長変換素子を穴の開いたペルチ
ェ素子中に埋め込む方法が提案されている。
には、結晶長を大とすることが考えられる。しかし、波
長変換結晶が有する複屈折性のために生じるウオークオ
フ角の問題があり、素子長を大としてもある一定の長さ
以上は有効に作用しない。そこで、当該ウオークオフ角
を補償すべく、2個以上の素子を位相整合方位に対して
180°回転させた方位に設置する技術が提案されてお
り、例えば、特開昭50−150453号公報や米国特
許第5,047,668号公報等に開示されている。
製造プロセス等の分野では、より微細な加工が可能なよ
り短波長の波長変換光が求められている。また、加工の
生産性を向上せさるためにも、短波長光源の高出力化が
期待されている。
有する屈折率の分散特性と吸収端の波長により制限され
る高調波が発生可能な波長範囲に限られてくる。吸収端
近傍まで波長変換可能な材料があっても、吸収端付近で
は屈折率の分散が大きく、吸収や表面反射ロスのために
透過率が低く、効率の良い波長変換を行うことができな
い。
上昇が大きく位相整合条件が崩れてしまい、電子雪崩現
象による誘電破壊も生じ易い。そのため、吸収端付近の
波長変換は実用化されていない。
換素子の持つ屈折率の温度,波長,位相整合角度に対す
る許容範囲が小さくなる傾向があるため、安定した波長
変換が難しくなるという問題がある。また複屈折性のた
めのウォークオフ角が大きくなってしまう波長変換素子
もあり短波長の光程誘電破壊閾値も低くなるので、結晶
長を長くしたり素子中のエネルギ密度を大きくして波長
変換効率を向上させることは難しい。ウォークオフ角を
2個の素子を用いて補償する試みもなされているが、よ
り簡便な方法で波長変換効率を向上させることが求めら
れている。
のエネルギが波長変換材料のバンドキャップを越えてし
まうため2光子吸収により熱の発生効率が高くなる。熱
が発生すると素子中の屈折率が変化して位相整合条件が
崩れ変換光出力が低下してしまう。産業応用において
は、より高出力な紫外光が求められているため、効率良
く素子を温度制御することが必要である。
子部分であるが、従来方法ではこの部分を素子の回りか
ら温度を制御しても波長変換素子の熱伝導率が小さいた
めに、十分に素子の内部まで制御することができないた
め、制御しやすい素子の開発が必要である。
ベータバリウムボレイト(β−BaB2 O4 :BBO)
を用いて193nmの紫外光を発生させる場合、この波
長はBBOの吸収端である189nmに近く、193n
mでは透過率が25%程度となってしまい、熱の発生が
大きくまた誘電破壊が生じ易いことである。193nm
はエキシマレーザのAr-Fが発振する光であり、この光は
次世代の半導体メモリーの生産に応用が期待されてい
る。
低くまた危険なガスを用いるため安全対策が必要であ
り、ランニングコストが高い。また装置の大きさが大き
く、設置場所に面積を取られる。一方、もし193nm
を、BBOを用いた全固体レーザで置換えられれば、ラ
ンニングコスト,装置コストの低減だけでなく、スペー
スや光の安定性等の問題も解決できる。
波長変換光を得るため、変換効率が大きく、温度制御さ
れやすい波長変換方法及び波長変換素子を提供し、変換
光出力の信頼性を向上させることにより紫外レーザ装置
の産業応用を促進することである。
バリウムボレイトからなる波長変換素子を用いて略19
3nmの変換光を得る波長変換方法であって、前期波長
変換素子を0℃以下に冷却することを特徴とする波長変
換方法が得られる。
出力されるレーザ光の進行方向をプリズムを用いて18
0°回転させて、前記波長変換素子へ再入力することを
特徴とする波長変換方法が得られる。
°,45°,45°に夫々加工された三角柱プリズム型
波長変換素子からなり、レーザ光をこの三角柱プリズム
型波長変換素子へ入射せしめ直交する2面にて2回反射
させることにより、入射レーザ光と波長変換された出力
光との進行方向を互いに180°異なるようにしたこと
を特徴とする波長変換素子が得られる。
部材と、より熱伝導率が大なる部材とが交互に複数枚積
層して接合されており、前記波長変換用部材の各々は、
ウオークオフ角を補償すべく位相整合方位を軸に180
°回転した位置で接合されていることを特徴とする波長
変換素子が得られる。
度を冷却することにより吸収端が短波長側に伸びる材料
があり、吸収端近傍の波長に対する透過率が向上する。
透過率は冷却温度が低い程大きくなる。この特性を示す
波長変換素子を使用して透過率が冷却により改善される
領域の波長変換を行う場合、波長変換光が素子に吸収,
反射されないため熱の発生も少なく、変換効率が良く安
定した波長変換光を得ることができる。また吸収のため
励起された電子の数が減り、電子雪崩による誘電破壊も
生じにくくなる。
ウォークオフ角の補償を入力したレーザ光を180°回
転させることで1個の素子の内部で行うことが出来、レ
ーザ光の波長変換効率を簡便に向上させることが可能と
なる。
熱した場合、最も熱を持っている結晶中の光路を効率良
く温度制御するために、レーザ光の入出力面に波長変換
素子よりも熱伝導率の大きな材料を接合した波長変換素
子を用い、この複合素子を温度制御することで発生した
熱を直接入出力面から奪い、光路中の温度を一定に保ち
やすくすることが出来る。
て図面を参照して詳細に説明する。
素子の吸収スペクトルを示す図である。図1を参照する
と、波長変換素子の持つ吸収端1から長波長側に100
nm程度の範囲の波長は、屈折率が増大するために表面
反射が大きく、また材料に光が吸収されてしまうため、
透過率を測定すると曲線2の様に吸収端に近付くにつれ
て透過率が減少していく。
される波長変換素子を用いた場合、変換光3の透過率は
4で示され、変換光のエネルギの一部は材料に吸収され
てしまい熱の発生や誘電破壊を生じさせる。しかし波長
変換素子の温度を摂氏0℃以下に冷却することにより、
波長変換素子の吸収端を5に示した様に短波長側にシフ
トする材料では、冷却しない場合と比較して吸収スペク
トルが曲線6の様に変化し、変換光の透過率が7で示す
様に向上するため吸収の影響が小さくなり、誘電破壊や
熱の発生を抑制して安定した変換光出力を得ることが出
来る。
すると、図2の様に吸収端から長波長側に10nm程度
の範囲の透過率が変化し、吸収端は常温8の状態では1
89nmであるが、0℃のBBO9では188nm,−
50℃のBBO10では187nm,−100℃のBB
O11では185nm,−150℃のBBO12では1
83nmにシフトする。
による高調波発生が可能であり、この範囲の高調波を得
る場合、素子を冷却することで変換光の吸収が減少し安
定した信頼性のある紫外波長変換光を得ることが可能で
ある。
図である。レーザ光に対して高調波が得られる位相整合
方位に加工された波長変換素子13に、光軸14が含む
面を上部になる様に設置してレーザ光15を入射する。
素子中の第1波長変換部16で一部が波長変換された
後、素子から出力されたレーザ光及び波長変換光17は
プリズム18に入射される。
0°方向を転換した光は再度波長変換素子13に入射さ
れ、第2波長変換部21で入射レーザ光は波長変換さ
れ、波長変換光22が出力される。第1と第2の波長変
換部分は光の進行方向に対して光軸が180°回転して
いることになり、ウォークオフ角を補償することが可能
となる。また、1個の素子で素子長を2倍に取ることが
出来るため変換効率を向上させることが出来る。
あり、図3と同等部分は同一符号にて示している。この
波長変換素子23は図4に示す様に角度が90°,45
°,45°のプリズム状に加工されており、入射面24
から垂直に入射されたレーザ光15に対して位相整合角
が取れる方位で光軸14は入射面と垂直の方位になる様
に加工されている。入射されたレーザ光は第1波長変換
部16で一部が波長変換され、第1反射面19で垂直に
反射され、また、第2反射面20で垂直に反射された
後、第2の波長変換部21で入射光は波長変換され、素
子から波長変換光22が出力される。
位であるが、光軸が180°回転しているためウォーク
オフ角を補償することが可能となり、また1個の素子で
位相整合が取れる長さを2倍にすることが出来る素子で
あるため、波長変換効率が向上する。
図である。両面研磨された波長変換素子13に波長変換
素子よりも熱伝導率の良い材料25をレーザ光及び波長
変換光17が入出力する面26に接合する。この複合素
子全体を銅やアルミ等で作製された金属ホルダー27に
設置し、ホルダーは水や液体窒素等の媒体,オーブンや
ペルチェ素子等で温度制御する。
一に冷却することを考えれば円筒型の方が望ましい。ま
た、素子の大きさは出来るだけ必要最小限に加工した方
が温度制御されやすい。従来の方法では冷却が難しかっ
た波長変換素子中のレーザ光及び波長変換光の光路17
に生じた熱を波長変換素子の熱伝導28だけで冷却され
ていたが、波長変換素子から接合した熱伝導率の良い材
料への熱伝導29が大きくなるため素子の温度を制御し
やすくなる。すなわち、この複合素子を用いることで素
子中の温度を均一に保つことが出来、安定した波長変換
光を出力出来る。
の関係を示す図であり、図5の接合のために用いる材料
に熱伝導率が大きく、また吸収端が短波長に伸びている
図6に示したダイヤモンド,サファイヤ,水晶,ガーネ
ットを用いる。
ある。図7の様に、図4で示したプリズム型波長変換素
子23に熱伝導の大きな材料25を接合することで、光
路中で発生した熱が接合面30を通して効率良く除去す
ることができる波長変換素子となる。
図である。図8の様に、ディスク状にした波長変換素子
31の間に、素子よりも熱伝導率が大きくレーザ光及び
波長変換に対して透明な材料25を接合して使用し、こ
の複合素子全体を温度コントロールすることにより、素
子長が長い場合では冷却できなかった結晶の中心部分を
各々の短い素子長中で効率良く冷却することが出来る。
この複合素子は高出力の紫外光を出力する波長変換の場
合に非常に有効となる。
ークオフ角の影響により、素子数を多くしてもレーザ光
と波長変換光の相互作用長を長く取ることが出来ない。
しかし、図9の様に、波長変換素子の各々を結晶軸が1
80°反転する様な配置で設置することで、ウォークオ
フ角を補償して効率良く波長変換を行うことが出来、ま
たディスク状の素子の枚数を増やして変換効率の向上が
可能となる。
との接合に関し、図10の様に、まず接合面30をRI
M5Å程度に研磨する。次に光学材料を端から徐々に近
付けていき(33)、完全に密着させる(34)。この
とき密着が十分でない場合は素子を真空容器35に入れ
て容器を真空ポンプ36で引き、界面に残っている空気
を除去する。こうすることで界面はファンデルワールス
力で結合(オプティカルコンタクト)することが出来
る。
する。この実施例では波長変換素子としてベータバリウ
ムボレイト(BBO)を用いたが、これに限定されるも
のではない。
レーザを発振する波長と同じ193nmを発生させるた
めには、193nmにおける透過率を向上させる必要が
ある。そこで、まずBBO素子の低温における193n
mの透過特性を調べた。基本波にTi:サファイヤの発
振する772nmの第4高調波である193nmを発生
させるための位相整合方位θ=70.9°にBBOをカ
ットし、入射面6×6mmで長さが5mmの素子を用意
した。
空チャンバー内の銅製のホルダー中に保持し、液体窒素
で−195℃まで冷却していき、193nmの透過率の
変化を調べた。BBOの193nmの屈折率は、屈折率
分散の次の式、 no2 =2.7359+0.01878/(λ2 −0.
01822)−0.01345λ2 ne2 =2.3753+0.01224/(λ2 −0.
01667)−0.01516λ2 よりnoで1.929329、neで1.723228
である。
(1−n)2 /(1−n)2 )は10%、両面透過させ
た場合は約20%となる。図11の様に−195℃まで
冷やすことにより透過率は80%となり、表面反射のロ
スを差し引くと殆ど結晶中に吸収されないことが分かっ
た。
に、772nmを発振するパルスTi:サファイヤレー
ザ37の基本波を用いた。出力は平均で1Wである。図
12の様に、まずθ=36.5でカットしたTypeI
のLBO38で第2高調波(SHG光)である386n
mを発生し、次にθ=46.4°にカットしたType
IのBBO39で第3高調波(THG光)である25
7.3nmに変換し、最後にθ=70.9°にカットし
たTypeIのBBO40で基本波の772nmとTH
G光である257.3nmを光混合して第4高調波(F
HG光)である193nmに変換する構成とした。
4×10nmに加工し、素子には図13の様にサファイ
ヤ39を両面からオプティカルコンタクトで貼付け、銅
製のホルダー40でマウントした後、ホルダー全体をペ
ルチェ素子41で30℃に保持した。サファイヤは一軸
性結晶であるが、BBO中を透過するレーザ光及び波長
変換光に影響がない様に光軸方向に垂直加工してあるc
板を用いた。
mでφが4mmの素子を2個用意し、図14の様に3枚
のc板サファイヤ39で挟み、夫々の素子はウォークオ
フ角を補償する方位になる様に設置してオプティカルコ
ンタクトさせ、全体は円筒型の穴の開いたペルチェ素子
41に保持して約30℃に保持した。
でφ6mmの結晶43を銅製のコールドフィンガー44
に保持し、サファイヤの窓45がついている真空デュワ
ー46中に保持して液体窒素47で約195℃まで冷却
した。この素子構成で193nmの発振実験を行ったと
ころ、図16の性能48の様に、約100mWの193
nm光が安定して50時間出力されることが分かった。
と同じ構成で行い、3個の波長変換素子のうち1個だけ
の条件を変化させた場合の193nm出力の安全性を比
較した。まずSHG素子にサファイヤ基板を接合せずに
行ってみたところ、図16の特性49の様に、サファイ
ヤとSHG素子との界面反射ロスがなくなった分だけ初
期の出力は向上したが、レーザ光の光路中に温度勾配が
生じて徐々に出力が低下していった。
個を用い、サファイヤの基板を接合せずに193nm発
生を行ったところ、図16の特性50の様にウォークオ
フの補償を行っていない分だけ初期出力が30%程度低
下し、またその後出力も素子中に温度勾配が生じて位相
整合条件が崩れ、徐々に出力が低下していった。次に、
193nmを得るためのFHG素子を液体窒素で冷やさ
ずに常温で行ったところ、193nmの出力は、図16
の特性51の様に20%以下となり、また出力は急激に
低下した。素子を観測したところ、193nmの吸収の
ために誘電破壊が生じていることが分かった。
ーザの発振する1064nm光の第4高調波(FHG)
が得られる方位はθ=47.6°である。この方位にな
る様に、図17で示した3mmの素子長で入射面積が5
×10mmの素子52を加工し、入射面積が6×6mm
の石英ガラスで出来たプリズム53を2個設置した。こ
の素子にNd:YAGレーザの第2高調波であるビーム
径1mmの5Wの532nm光を入射したところ、第1
から第3の波長変換部(16,21,54)で波長変換
され、またウォークオフ角も補償されるため変換効率が
向上し、1.5WのFHG光を得ることが出来た。
ワンパスで波長変換を行ったところ、出力は500mW
しか得られず、図17の場合と比較して約1/3の出力
しか得られなかった。
レーザの発振する得られる1064nmの第3高調波
(THG)が得られる方位はTypeIでθ=31°で
ある。この方位が入射方位となる様に、図18の様なプ
リズムに加工したBBO素子55を2個用意した。この
プリズムに1064nm1Wと532nm500mWを
入射したところ、第1〜第4の波長変換部(16,2
1,54,56)で波長変換され、またウォークオフ角
も補償することが出来たため変換効率が向上し、500
mWの355nm出力が得られた。
G素子を用い、実施例3と同じレーザ光を入射したとこ
ろ、355nm出力は350mWであり、実施例3の7
0%の出力しか得られなかった。
レーザの発振する第4高調波が得られる方位であるθ=
47.6°に加工した。素子の大きさは入出力面を6×
6mm,厚さを2mmとし、この素子57を4枚用意し
た。この素子と同じ大きさの冷却材料として用いるサフ
ァイヤ基板39を5枚用意した。これ等の素子の入出力
を平面度RIM5Å以下、平行度は5秒以下に加工研磨
した。BBOは互いの素子の光軸が180°回転させて
ウォークオフ角を補償する方位に調整し、この間にサフ
ァイヤ基板を挿入してこれ等の素子をオプティカルコン
タクトした後、図19の様に穴の開いたペルチェ素子4
1にマウントし25℃に保持した。
Wの1064nmからBBOを用いて得られた第2高調
波(波長532nm)の50Wの光を入射したところ、
15Wの266nm光が得られた。連続的な波長変換の
安定性を調べたところ、図20の特性58の様に100
時間に渡り±1%以内であり、非常に安定した紫外出力
が長時間安定して得られることが分かった。これは波長
変換素子で発生した第4高調波の光路の温度が常にサフ
ァイヤにより吸収されて25℃に保持されており、位相
整合条件が一定しているためである。
用い、サファイヤ基板を用いずにBBO素子だけを用い
て図21の様に素子を一体化させ、同じペルチェ素子で
25℃に保持した。波長532nmの50Wの光を入射
したところ、始めは実施例4と比較して界面表面反射ロ
スが少ないため17Wの266nmが得られたが、数分
後には図20の特性59の様に、12W程度まで低下し
た。低下しきったところで素子の角度を再度調整したと
ころ出力は16Wまで回復したが(60)、また徐々に
低下していき、100時間後に12W程度まで低下した
(61)。
中が十分に冷却されていないために時間と共に温度分布
が生じ、屈折率が変化してしまうために出力が低下して
しまう。また素子の角度を調整しても紫外出力が大きく
なると熱発生も大きく、屈折率が変化して変換効率が下
がり、また紫外出力が下がるという悪循環が生じて一定
した出力の光が得られない。
子の吸収端近傍の波長変換を行う場合、本発明によれば
吸収端を短波長側にシフトさせることが可能となり、波
長変換光の透過率が向上して出力の増大、安定性、信頼
性の向上が達成されることである。
が向上することで光が結晶に吸収反射されることがなく
なり、エネルギーのロスが少なくなるからである。
整合方位に2回以上のレーザ光を透過させることが出
来、波長変換効率を増大させることが可能であることで
ある。その理由は結晶長を2倍に稼ぐことが出来、また
ウォークオフ角を補償するからである。
却することで素子中に発生した熱による屈折率分布を抑
制することが出来ることである。その理由は屈折率の分
布は熱の分布と一致するため、熱勾配を抑制することに
より位相整合条件が安定し、変換光出力も安定化させる
ことが出来る。
搭載した紫外発生レーザ装置は出力が安定し、信頼性が
向上するため微細加工,半導体プロセス,医療等に応用
される。また、特に193nm発生装置は次世代メモリ
のプロセスに用いるAr−Fエキシマレーザの代替とし
て用いることが可能であるため、半導体産業に与える効
果は大きい。
スペクトルを示す図である。
す図である。
明図である。
長変換素子を示す図である。
る。
料を接合した波長変換素子を示す図である。
料で挟んで接合した波長変換素子を示す図である。
償する様に配置し、その間に熱伝導率の大きな材料を接
合した波長変換素子を示す図である。
プティカルコンタクトを示す図である。
す図である。
子を示す図である。
ァイヤ基板を接合したBBOの、THG素子を示す図で
ある。
示す図である。
レーザ光を3回透過させた波長変換方法を示す図であ
る。
換方法を示す図である。
ォークオフ角が補償する様に配置し、その間にサファイ
ヤ基板を接合した波長変換素子を示す図である。
る。。
ォークオフ角が補償する様に配置した波長変換素子を示
す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 3つの角度が90°,45°,45°に
夫々加工された三角柱プリズム型波長変換素子からな
り、レーザ光をこの三角柱プリズム型波長変換素子へ入
射せしめ直交する2面にて2回反射させることにより、
入射レーザ光と波長変換された出力光との進行方向を互
いに180°異なるようにし、かつウォークオフ角を補
償することを特徴とする波長変換素子。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32439897A JP3212931B2 (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 波長変換方法及び波長変換素子 |
US09/199,059 US6215580B1 (en) | 1997-11-26 | 1998-11-24 | Wavelength converter for generating optical harmonics of incident laser light at high efficiency and method for varying wavelength of incident laser light |
EP98122388A EP0919852A1 (en) | 1997-11-26 | 1998-11-25 | Wavelength converter and method for generating optical harmonics of incident laser light |
Applications Claiming Priority (1)
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JP32439897A JP3212931B2 (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 波長変換方法及び波長変換素子 |
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JP3212931B2 true JP3212931B2 (ja) | 2001-09-25 |
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Family Applications (1)
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