JP3212435B2 - コンバインの刈取部移動装置 - Google Patents

コンバインの刈取部移動装置

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JP3212435B2
JP3212435B2 JP35358793A JP35358793A JP3212435B2 JP 3212435 B2 JP3212435 B2 JP 3212435B2 JP 35358793 A JP35358793 A JP 35358793A JP 35358793 A JP35358793 A JP 35358793A JP 3212435 B2 JP3212435 B2 JP 3212435B2
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hydraulic
hydraulic actuator
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俊徳 藤本
寛之 笹浦
真弥 小松
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セイレイ工業株式会社
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刈取部を機体に対して
左右に移動可能にするコンバインの刈取部移動装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、機体の左右バランスをよくした
り、また、刈取作業時に畦畔にそわせて進行させての枕
刈りなどを容易にするために、刈取部を機体に対して左
右に横移動させる技術は特開昭63−279714号公
報によって公開されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このように
刈取部を左右に横移動させる装置のものを、簡単な構成
のもので移動可能ならしめコストダウンをはかるととも
に操作も容易なものにして操作性のよい移動装置を提供
するを目的として創作されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前項に記載
の目的を遂行するために、油圧アクチュエ−タにより走
行装置の左右操向クラッチを操作するものであって、刈
取部を油圧アクチュエ−タにより機体に対して左右移動
可能とするコンバインにおいて、走行装置の左右操向ク
ラッチを操作する油圧アクチュエ−タを作動させる油圧
バルブの油圧回路切り替えによって該バルブで刈取部左
右移動用油圧アクチュエ−タを操作することを特徴とす
るものである。
【0005】
【作用】これにより、切り替えスイッチをONすること
によって、走行装置の左右操向クラッチを操作するとこ
ろの油圧アクチュエ−タを作動させる油圧バルブの油圧
回路が切り替えられて、油圧バルブで刈取部の左右移動
用アクチュエ−タを操作することが可能なものになる。
【0006】
【実施例】以下、本発明による刈取部の横移動装置につ
いて実施例図を参照し説明するのであるが、先ずコンバ
イン自体について「図4」により記載すると、(6)は
走行装置(2)上に載設する搭載台、(A)はフィ−ド
チエン(7)を左側に張設し扱胴(8)・処理胴(9)
・揺動選別体(10)等を内蔵して搭載台(6)の左側
に載置する脱穀部、(B)は分草体(11)・引起しケ
−ス(12)・刈刃(13)及び刈取穀稈を脱穀部
(A)がわに搬送する搬送機構(14)などからなり脱
穀部(A)の前方に設けられた刈取部、(15)はフィ
−ドチエン(7)の終端部から脱穀済の藁稈を後方に搬
出する排藁チエン(16)の終端部をのぞませる藁カッ
タ−、(17)は操縦部、(18)は脱穀部(A)から
の穀粒を貯溜する穀粒タンクであって、操縦部(17)
と穀粒タンク(18)は搭載台(6)の右側に位置し、
連続的に植立穀稈を刈取り脱穀部(A)に搬送して脱穀
処理し、穀粒を穀粒タンク(18)に貯留しながら脱穀
済の藁稈を排藁チエン(16)により搬出して藁カッタ
−(15)で切断処理するようになっている。なお、
(19)は穀粒タンク(18)に貯留された穀粒を機外
に取出す排出オ−ガである。
【0007】また、刈取部(B)は左右方向に横架する
入力軸ケ−ス(20)に一体的に設けたギヤボックス
(21)から前下方に向けて縦出力ケ−ス(22)が延
設され、この縦出力ケ−ス(22)の前方がわ下端部に
横出力ケ−ス(23)をT字形に装着するとともに、こ
の横出力ケ−ス(23)に刈取フレ−ム(24)が一体
的に取付けられ、油圧シリンダ−装置(25)により縦
出力ケ−ス(22)を押上げることによって前記入力軸
ケ−ス(20)を軸にして刈取部(B)全体が上下動し
刈高さの調節や機体の旋回あるいは路上走行を可能にし
ている。なお、前記入力軸ケ−ス(20)は搭載台
(6)から立設する左右の支持体(26)(26)によ
って回動可能に支持されている。
【0008】そして、刈取部(B)は前述のように、分
草体(11)・引起しケ−ス(12)・刈刃(13)及
び搬送機構(14)などから構成されていて、その引起
しケ−ス(12)は横方向に数本のものを並設して植立
穀稈の3条分を引起し、その3条分の穀稈を掻込みなが
ら刈刃(13)で刈取り、搬送機構(14)によって刈
取穀稈をY字形に後送し脱穀部(A)に供給するように
している。
【0009】また、刈取部(B)の横移動は「図3」に
示したように横出力ケ−ス(23)を縦出力ケ−ス(2
2)に対して横方向に摺動自在に嵌合してT字形に装着
するようにし、その横出力ケ−ス(23)内に内装の左
右がわの各伝動軸(27)(27)をそれぞれ分割して
スプライン嵌合により伸縮自在にするとともに、油圧ア
クチュエ−タ(3)により横出力ケ−ス(23)と刈取
フレ−ム(24)を左右横方向に移動させるようにして
いる。
【0010】コンバインの操向操作は操縦部(17)の
メイン操作盤(28)から上方に突出するステアリング
レバ−(5)の左または右への傾倒操作により走行ミッ
ション(29)の左右操向クラッチを操作する油圧アク
チュエ−タ(1)を作動させて操向させるのであるが、
「図1」と「図2」に示すように、油圧バルブ(4)と
油圧アクチュエ−タ(1)とを結ぶ油圧回路(30)
(30)部分に電磁弁(31)(31)を介装し、その
電磁弁(31)(31)を別の油圧回路(32)(3
2)により前記油圧アクチュエ−タ(3)に接続し、ま
た、ステアリングレバ−(5)にはプッシュ式の切り替
えスイッチ(S)を設けてこの切り替えスイッチ(S)
と電磁弁(31)(31)とを結線して、切り替えスイ
ッチ(S)をONし電磁弁(31)(31)を作動させ
ると油圧バルブ(4)からの油圧回路(30)(30)
が別の油圧回路(32)(32)がわに連結されて油圧
アクチュエ−タ(3)を作動させるようにしてある。
【0011】これによって、運転者は操縦部(17)に
あってステアリングレバ−(5)の傾倒操作により機体
を変向させて走行させるとき、切り替えスイッチ(S)
をプッシュしてONしステアリングレバ−(5)を
(ニ)または(ホ)のように傾倒操作することによって
刈取部(B)を左または右の横方向に移動させることが
できるものになって構成が簡単なものになる。また、そ
の場合に切り替えスイッチ(S)をステアリングレバ−
(5)に設けることによって刈取部(B)の横移動を適
時適切に行わせることができ機体の左右バランスや刈取
作業時の枕刈りを行わんとす際に即座に対処し得られる
ものになる。なお、(33)は切り替えスイッチ(S)
のONにより点灯する表示ランプを示したものである。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、油圧アク
チュエ−タ(1)により走行装置(2)の左右操向クラ
ッチを操作するものであって、刈取部(B)を油圧アク
チュエ−タ(3)により機体に対して左右移動可能とす
るコンバインにおいて、走行装置(2)の左右操向クラ
ッチを操作する油圧アクチュエ−タ(1)を作動させる
油圧バルブ(4)の油圧回路切り替えによって該バルブ
(4)で刈取部左右移動用油圧アクチュエ−タ(3)を
操作することを特徴とするものであるから、走行装置
(2)の左右操向クラッチを操作するところの油圧アク
チュエ−タ(1)を作動させる油圧バルブ(4)の油圧
回路が切り替えられて、油圧バルブ(4)で刈取部
(B)の左右移動用アクチュエ−タ(3)を操作するこ
とが可能になり、簡単な構成のものになって、コストダ
ウンするとともに操作性のよい移動装置を提供できたの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧アクチュエ−タへの油圧回路図である。
【図2】操縦部におけるメイン操作盤の平面図である。
【図3】刈取部の要部を示す平面図である。
【図4】コンバイン全体の側面図である。
【符号の説明】
1 油圧アクチュエ−タ 2 走行装置 3 油圧アクチュエ−タ 4 油圧バルブ 5 ステアリングレバ− B 刈取部 S 切り替えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 34/28 101 A01B 63/10 A01D 67/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧アクチュエ−タ(1)により走行装
    置(2)の左右操向クラッチを操作するものであって、
    刈取部(B)を油圧アクチュエ−タ(3)により機体に
    対して左右移動可能とするコンバインにおいて、走行装
    置(2)の左右操向クラッチを操作する油圧アクチュエ
    −タ(1)を作動させる油圧バルブ(4)の油圧回路切
    り替えによって該バルブ(4)で刈取部左右移動用油圧
    アクチュエ−タ(3)を操作することを特徴とするコン
    バインの刈取部移動装置。
  2. 【請求項2】 該油圧回路切り替えスイッチ(S)をス
    テアリングレバ−(5)に設けたことを特徴とする請求
    項1記載のコンバインの刈取部移動装置。
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