JP2001238520A - 汎用コンバイン - Google Patents

汎用コンバイン

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JP2001238520A
JP2001238520A JP2000054975A JP2000054975A JP2001238520A JP 2001238520 A JP2001238520 A JP 2001238520A JP 2000054975 A JP2000054975 A JP 2000054975A JP 2000054975 A JP2000054975 A JP 2000054975A JP 2001238520 A JP2001238520 A JP 2001238520A
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JP
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reel
steering handle
lever
general
traveling
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JP2000054975A
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English (en)
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Atsuya Sakata
淳哉 坂田
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】掻込リールの位置を迅速かつ的確に調節するこ
とのできる汎用コンバインを提供すること。 【解決手段】走行装置1,1を具備する機体2前方に刈取
部8を配設し、前記機体2上部に、前記走行装置1,1を
操縦する操向用ハンドル91を設けた操縦部9と、前記刈
取部8で刈取り送給された穀稈を脱穀する脱穀部5とを
設け、さらに、前記操向用ハンドル91を、操縦部9前部
の略左右中央位置に設けた汎用コンバインにおいて、前
記操向用ハンドル91の横一側方に走行用主変速レバー94
を設けるとともに、操向用ハンドル91の横他側方に、前
記刈取部8に設けた掻込リール85の昇降操作を行うリー
ル操作レバー96を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汎用コンバインに
関するものであり、詳しくは、同コンバインの操向装置
及び刈取部の操作を行う操作部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の汎用コンバインでは、機
体の前方に連結した掻込リールを昇降自在、かつ、前後
位置調節自在に構成し、穀物の種類やその生育状態に応
じた最適の掻込みが行えるようにしている。
【0003】そして、かかる掻込リールの操作は、操縦
部内に配設した操作手段を介して行っている。
【0004】例えば、運転席の直前方に操向用のステア
リングホイルを配設したものである場合、ステアリング
ホイルの左後側方、すなわち、運転席の前端部の左側方
に走行用の主変速レバーを設け、同レバーのグリップ上
に刈取部全体の昇降スイッチや掻込リールの上下位置調
節スイッチを設けるとともに、前記ステアリングホイル
の右側にコラム式操作レバーを操作自在に突設し、同操
作レバーの上下・前後への操作に応じて、掻込リールの
前後位置調節や回転速度調節を行うようにしたものがあ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
ものは、操作性について未だ解決されていない課題が残
されていた。
【0006】すなわち、掻込リールの前後位置調節はス
テアリングホイルの右側に配置されたコラム式操作レバ
ーで行い、上下位置調節はステアリングホイルの左側に
配置された主変速レバー上のスイッチで行うというよう
に、掻込リールの位置調節手段が左右に分離しているた
めに、掻込リールの前後位置調節は右手で行い、上下位
置調節は左手で行わなければならない。
【0007】これでは、走行中であればステアリングハ
ンドルを左右の手で持ち替えなければならなくなり、掻
込リールの前後位置、上下位置を迅速かつ的確に調節す
ることが難しくなるとともに、作業能率までも低下して
しまう。
【0008】本発明は、上記課題を解決することのでき
る汎用コンバインを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明で
は、走行装置を具備する機体前方に刈取部を配設し、前
記機体上部に、前記走行装置を操縦する操向用ハンドル
を設けた操縦部と、前記刈取部で刈取り送給された穀稈
を脱穀する脱穀部とを設け、さらに、前記操向用ハンド
ルを、操縦部前部の略左右中央位置に設けた汎用コンバ
インにおいて、前記操向用ハンドルの横一側方に走行用
主変速レバーを設けるとともに、操向用ハンドルの横他
側方に、前記刈取部に設けた掻込リールの昇降操作を行
うリール操作レバーを配設した。
【0010】また、請求項2記載の本発明では、走行装
置を具備する機体前方に刈取部を配設し、前記機体上部
に、前記走行装置を操縦する操向用ハンドルを設けた操
縦部と、前記刈取部で刈取り送給された穀稈を脱穀する
脱穀部とを設け、さらに、前記操向用ハンドルを、操縦
部前部の略左右中央位置に設けた汎用コンバインにおい
て、前記操向用ハンドルの横一側方に走行用主変速レバ
ーを設けるとともに、操向用ハンドルの横他側方に、前
記刈取部の掻込リールの昇降操作と前後位置調節操作と
を行うリール操作レバーを配設した。
【0011】また、請求項3記載の本発明では、上記主
変速レバー上に、掻込リールの回転速度を調節する速度
調節部を設けた。
【0012】また、請求項4記載の本発明では、上記リ
ール操作レバーを、操向用ハンドルから一定距離をあけ
て配設するとともに、左右・前後の十字状にシフトさせ
ることにより、掻込リールの昇降・前後位置調節をそれ
ぞれ行えるようにした。
【0013】さらに、請求項5記載の本発明では、上記
リール操作レバーを、操向用ハンドルを配設した操縦コ
ラムから横方向へ突設し、上下・前後の十字状にシフト
させることにより、掻込リールの昇降・前後位置調節を
それぞれ行えるようにした。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、走行装置を具備する機
体前方に刈取部を配設し、前記機体上部に、前記走行装
置を操縦する操向用ハンドルを設けた操縦部と、前記刈
取部で刈取り送給された穀稈を脱穀する脱穀部とを設
け、さらに、前記操向用ハンドルを、操縦部前部の略左
右中央位置に設けた汎用コンバインにおいて、前記操向
用ハンドルの横一側方に走行用主変速レバーを設けると
ともに、操向用ハンドルの横他側方に、前記刈取部に設
けた掻込リールの昇降操作を行うリール操作レバーを配
設したものである。
【0015】特に、かかるリール操作レバーに、さらに
掻込リールの前後位置調節操作を行えるようにすること
が好ましく、かかる構成とすれば、一方の手で操向用ハ
ンドルを操作しながら、他方の手でもって、掻込リール
の前後位置調節及び昇降調節とを同時に行えるので、収
穫状況に応じた掻込リールの位置調整を迅速かつ正確に
行うことができる。
【0016】また、上記主変速レバー上には、掻込リー
ルの回転速度を調節する速度調節部を設けるとよい。
【0017】すなわち、掻込リールの位置調節を終える
と、今度は適当な走行速度の設定を行うために主変速レ
バーを操作しながら、同時に掻込リールの回転速度の調
節も行える。
【0018】また、上記主変速レバーは、機体進行方向
に対して操向用ハンドルの左後側方に配設し、一方、リ
ール操作レバーは、機体進行方向に対して操向用ハンド
ルの直右側方に一定距離をおいて配設することができ
る。
【0019】しかも、上記リール操作レバーを、左右・
前後の十字状にシフトさせることにより、掻込リールの
昇降・前後位置調節をそれぞれ行えるようにすることが
好ましい。
【0020】かかる構成によれば、リール操作レバー
を、主変速レバー同様に、所謂シフトレバー式で操作で
きるので、操作性が向上する。
【0021】また、他の実施の形態として、前記リール
操作レバーを、操向用ハンドルを配設した操縦コラムか
ら横方向へ突設し、これを上下・前後の十字状にシフト
させることにより、掻込リールの昇降・前後位置調節を
それぞれ行えるようにする構成とすることもできる。
【0022】この場合、リール操作レバーが操向用ハン
ドルに近接することになり、このような構成としても操
作性が向上する。
【0023】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0024】図1は本実施例にかかる汎用コンバインの
側面図、図2は同平面図、図3は刈取部の説明図であ
る。
【0025】図1及び図2に示すように、本実施例に係
る汎用コンバインAは、左右のクローラ式走行装置1,1
を下部に設けて自走可能に構成した走行機体2の上部
に、同機体2の前進方向に向かって右側前部にキャビン
3を配設し、同キャビン3の後方に原動機部(図示せ
ず)及び穀粒蓄積用タンク4を配設するとともに、走行
機体2の左側には、円周外面にダブルピッチのスクリュ
ー板と適宜個数の扱歯とを植設した前後長手状の扱胴5a
などを内蔵した脱穀部5とを配設している。
【0026】そして、同脱穀部5の下方には、受け網や
シーブなどを備える揺動選別装置6と、唐箕71を具備
し、この唐箕71の送風による風選別装置7を配設してい
る。51は前記穀粒蓄積用タンク4内の穀粒を外部に排出
するための排出筒である。
【0027】また、走行機体2の前面に刈取部8を上下
揺動自在に取付けている。
【0028】同刈取部8は、前記脱穀部5の前部開口に
連通するフィーダハウス81と、同フィーダハウス81の前
端開口部に連通する矩形筒状の介装枠体82と、同介装枠
体82に着脱自在に取付けられるとともに、走行機体2の
全幅にわたって左右に延びたバケット状のプラットホー
ム83とを具備する刈取前処理装置8aを備えている。84は
同刈取前処理装置8aの昇降用アクチュエータとしての油
圧シリンダである。
【0029】さらに、同刈取部8は、図3に示すよう
に、前記プラットホーム83の前側上部に、走行機体2の
全幅にわたってタインバー85aを有し、かつ前転可能に
取付けた掻込リール85を備えている。85bは前記タイン
バー85aに、全幅方向に一定間隔で多数設けた掻込タイ
ン、85cは掻込リール駆動用チェーン、85dは同チェーン
85cのケースである。
【0030】また、前記プラットホーム83の下面側に
は、図2に示すように、左右長手状に伸延したバリカン
状の刈刃86を設けており、さらにプラットホーム83の底
板上方には、掻込オーガ87を架設している。
【0031】なお、上記した掻込リール85、刈刃86、掻
込オーガ87は、前記原動機部からの動力を伝達する伝導
軸などからなる伝導機構(図示せず)を介して回転駆動
される。
【0032】図2中、87a,87bは、掻込オーガ87の円周
面に、同オーガ87の軸方向中央部分を残して互いに反対
の旋回方向となるように設けられたスクリュー状掻板で
ある。また、87cは、スクリュー状掻板87a,87bが設けら
れていない前記オーガ87の軸方向中央部分に、円周の略
下面側で下向きに突出させ、路上面側で没するように出
没自在に設けられた掻込棒である。さらに、88は刈取前
処理装置8aの左右両端から前方へ突出させた分草体であ
る。
【0033】上記した刈取部8の構成により、掻込リー
ル85で後方に引き倒された穀稈を刈刃86で刈取り、そし
て、掻込オーガ87により集稈する。このとき、刈取られ
た穀稈は、掻込オーガ87に設けた前記スクリュー状掻板
87a,87bによりプラットホーム83上を横方向に送られ
て、掻込オーガ87の横方向中央部において掻込棒87cに
より掻きこまれ、前記フィーダハウス81の前端開口部に
おいて同フィーダハウス81内に設けたチェーンコンベヤ
81a(図3)に受け継がれて前記脱穀部5に搬送され
る。
【0034】ところで、前記掻込リール85は、図3に示
すように、穀稈の倒伏状態や生育状態に応じて、リール
昇降用油圧シリンダ89a及びリール前後調整用油圧シリ
ンダ89bにより、上下位置調節及び前後位置調節自在に
構成されている。
【0035】そして、掻込リール85の位置調節は、前記
調節用アクチュエータであるリール昇降用油圧シリンダ
89a及びリール前後調整用油圧シリンダ89bを介して、前
記キャビン3内に設けられた操縦部9おいて操作可能と
なっている。
【0036】なお、図3中、80は刈取部8の刈取り高さ
を自動調節するための接地型センサであり、支軸80aを
中心に下方へ回動して接地し、圃場の凹凸を検出するこ
とができるように構成されている。
【0037】ここで、本発明の要部となる操縦部9の構
成について、図4及び図5を参照しながら説明する。図
4は操縦部9の説明図、図5はリール操作レバーの拡大
説明図である。
【0038】本実施例における操縦部9は、図4に示す
ように、前面にフロントガラス31を備え、機体進行方向
に対して右側面に乗降ドア32を、左側にはガラス窓33を
設けた平面視矩形形状のキャビン3内に設けてられてい
る。32aは乗降ドア32の取っ手である。
【0039】操縦部9は、その前部中央に操縦コラム90
を立設し、同コラム90の上面に前記クローラ式走行装置
1,1を操向するための操向ハンドルであるステアリング
ホイル91を回転自在及び前後チルト自在に取付け、操縦
コラム90の後方には運転座席92を配設している。このよ
うに、運転座席92の前方には操縦コラム90のみを配置し
ているために、前方視界を広く確保している。90aはス
テアリングホイル91のチルト用レバー、91aはステアリ
ングホイル91を片手で容易に操作できるようにホイルに
回転自在に取り付けた補助グリップである。
【0040】また、操縦コラム90の左側方に、前記ガラ
ス窓33に沿って操作盤93を配設するとともに、同操作盤
93上に走行用の主変速レバー94を前後シフト自在に立設
している。
【0041】また、操縦コラム90の右側に、一定間隔あ
けて第二操作盤95を配設するとともに、同第二操作盤95
上には、掻込リール85を前後に移動させたり、昇降させ
たりして前後・上下位置調節を行うリール操作レバー96
を前後・左右方向へシフト自在に立設している。
【0042】さらに、同第二操作盤95の後方には、穀粒
を排出するための排出筒51の旋回や初期位置への収納な
どをコントロールするコントロールパネル51aを配設し
ている。
【0043】図4中、93a,93bはスピードメータやタコ
メータなどを中心とするメータ類、93cは刈取部8の昇
降スイッチ群、93dは刈取クラッチ、93eは揺動選別装置
6において、穀稈の状態に応じて穀粒などの漏下量を適
宜変更するためにシーブの角度を変更するシーブ角度変
更レバー、93fは刈取高微調整用ペダル、93gはリール回
転コントロールスイッチである。
【0044】上記構成において、本実施例では、図5に
示すように、リール操作レバー96を前後・左右の十字状
にシフト可能に構成しており、同レバー96を前・後方へ
それぞれシフトすれば、掻込リール85を前側・後側に位
置調整することができ、レバー96を左・右方へそれぞれ
シフトすれば、掻込リール85を下側・上側に位置調整す
ることができる。なお、リール操作レバー96は、中立位
置に復帰するように付勢された構造とすることが好まし
い。
【0045】また、本実施例では、主変速レバー94のグ
リップ94aに、掻込リール85の回転速度をマニュアルで
調節するリール速度調整スイッチ97を設けている。
【0046】かかるリール速度調整スイッチ97を上・下
方向にそれぞれ操作すると、掻込リール85を駆動するア
クチュエータがスイッチ97の上・下への操作に応じてリ
ール速度を早めたり、減速したりするように作動するも
ので、所望する掻込リール85の回転速度を得ることがで
きる。
【0047】なお、本実施例においては、前述したよう
に、リール回転コントロールスイッチ93gにより、基本
的には、走行速度に応じてリール回転を自動調整するよ
うに制御されているが、必要に応じてリール速度調整ス
イッチ97をマニュアル操作することによって掻込リール
85の回転速度を変更することができるものである。
【0048】すなわち、掻込リール85の位置調節を終え
た後、適当な走行速度の設定を行うために主変速レバー
94を操作しながら、同時に、必要を覚えたと同時に掻込
リール85の回転速度の調節を即座に行うことができる。
【0049】本実施例は上記してきたように構成されて
おり、操縦コラム90及びステアリングホイル91の右側方
に配設した単一のリール操作レバー96のシフト操作によ
り、掻込リール85の昇降・前後位置調節をそれぞれ行え
るようにしたことで、左手でステアリングホイル91を操
作しながら、右手でもって、掻込リール85の前後位置調
節及び昇降による上下位置調節とを同時に行えることに
なり、収穫状況に応じた掻込リール85の位置調整を迅速
かつ正確に行うことができ、作業効率を向上させること
ができる。
【0050】図6に示したものはリール操作レバー96の
他の実施例である。
【0051】本実施例では、リール操作レバー96をクラ
ンク状に折曲形成するとともに、中立復帰付勢されたコ
ラム式で操作可能としており、図示するように、ステア
リングホイル91を配設した操縦コラム90の右側面から横
方向へ突設している。
【0052】そして、これを先の実施例同様に十字状に
シフトさせることにより、掻込リール85の昇降・前後位
置調節をそれぞれ行えるようにしている。
【0053】なお、ここでは、リール操作レバー96を前
・後方へそれぞれシフトすれば、掻込リール85を前側・
後側に位置調整することができ、同レバー96を上・下方
へそれぞれシフトすれば、掻込リール85を上側・下側に
位置調整することができる。
【0054】この場合、リール操作レバー96がステアリ
ングホイル91に近接しているので、手を必要以上に伸ば
したりすることなく迅速かつ簡単に操作できるという効
果を奏する。
【0055】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0056】(1)請求項1記載の本発明では、走行装
置を具備する機体前方に刈取部を配設し、前記機体上部
に、前記走行装置を操縦する操向用ハンドルを設けた操
縦部と、前記刈取部で刈取り送給された穀稈を脱穀する
脱穀部とを設け、さらに、前記操向用ハンドルを、操縦
部前部の略左右中央位置に設けた汎用コンバインにおい
て、前記操向用ハンドルの横一側方に走行用主変速レバ
ーを設けるとともに、操向用ハンドルの横他側方に、前
記刈取部に設けた掻込リールの昇降操作を行うリール操
作レバーを配設したことにより、掻込リールの昇降操作
をワンレバーで行うことができるので操作性が向上す
る。
【0057】(2)請求項2記載の本発明では、走行装
置を具備する機体前方に刈取部を配設し、前記機体上部
に、前記走行装置を操縦する操向用ハンドルを設けた操
縦部と、前記刈取部で刈取り送給された穀稈を脱穀する
脱穀部とを設け、さらに、前記操向用ハンドルを、操縦
部前部の略左右中央位置に設けた汎用コンバインにおい
て、前記操向用ハンドルの横一側方に走行用主変速レバ
ーを設けるとともに、操向用ハンドルの横他側方に、前
記刈取部の掻込リールの昇降操作と前後位置調節操作と
を行うリール操作レバーを配設したことにより、掻込リ
ールの操作をワンレバーで行うことができるので操作性
が向上する。
【0058】(3)請求項3記載の本発明では、上記主
変速レバー上に、掻込リールの回転速度を調節する速度
調節部を設けたことにより、掻込リールの位置調節を終
えた後、適当な走行速度の設定を行うために主変速レバ
ーを操作しながら、必要に応じて掻込リールの回転速度
の調節を即座に行える。
【0059】(4)請求項4記載の本発明では、上記リ
ール操作レバーを、操向用ハンドルから一定距離をあけ
て配設するとともに、左右・前後の十字状にシフトさせ
ることにより、掻込リールの昇降・前後位置調節をそれ
ぞれ行えるようにしたので、主変速レバー同様に所謂シ
フトレバー式で操作できるので、違和感がなく操作性が
良好となる。
【0060】(5)請求項5記載の本発明では、上記リ
ール操作レバーを、操向用ハンドルを配設した操縦コラ
ムから横方向へ突設し、上下・前後の十字状にシフトさ
せることにより、掻込リールの昇降・前後位置調節をそ
れぞれ行えるようにしたので、リール操作レバーが操向
用ハンドルに近接することになり、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】汎用コンバインの側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】刈取部の説明図である。
【図4】操縦部の説明図である。
【図5】リール操作レバーの説明図である。
【図6】他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
A 汎用コンバイン 1 クローラ式走行装置 2 機体 5 脱穀部 8 刈取部 9 操縦部 85 掻込リール 90 操縦コラム 91 ステアリングホイル(操向用ハンドル) 94 主変速レバー 96 リール操作レバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行装置(1),(1)を具備する機体(2)前方に
    刈取部(8)を配設し、前記機体(2)上部に、前記走行装置
    (1),(1)を操縦する操向用ハンドル(91)を設けた操縦部
    (9)と、前記刈取部(8)で刈取り送給された穀稈を脱穀す
    る脱穀部(5)とを設け、さらに、前記操向用ハンドル(9
    1)を、操縦部(9)前部の略左右中央位置に設けた汎用コ
    ンバインにおいて、 前記操向用ハンドル(91)の横一側方に走行用主変速レバ
    ー(94)を設けるとともに、操向用ハンドル(91)の横他側
    方に、前記刈取部(8)に設けた掻込リール(85)の昇降操
    作を行うリール操作レバー(96)を配設したことを特徴と
    する汎用コンバイン。
  2. 【請求項2】走行装置(1),(1)を具備する機体(2)前方に
    刈取部(8)を配設し、前記機体(2)上部に、前記走行装置
    (1),(1)を操縦する操向用ハンドル(91)を設けた操縦部
    (9)と、前記刈取部(8)で刈取り送給された穀稈を脱穀す
    る脱穀部(5)とを設け、さらに、前記操向用ハンドル(9
    1)を、操縦部(9)前部の略左右中央位置に設けた汎用コ
    ンバインにおいて、 前記操向用ハンドル(91)の横一側方に走行用主変速レバ
    ー(94)を設けるとともに、操向用ハンドル(91)の横他側
    方に、前記刈取部(8)の掻込リール(85)の昇降操作と前
    後位置調節操作とを行うリール操作レバー(96)を配設し
    たことを特徴とする汎用コンバイン。
  3. 【請求項3】主変速レバー(94)上に、掻込リール(85)の
    回転速度を調節する速度調節部を設けたことを特徴とす
    る請求項2記載の汎用コンバイン。
  4. 【請求項4】リール操作レバー(96)を、操向用ハンドル
    (91)から一定距離をあけて配設するとともに、左右・前
    後の十字状にシフトさせることにより、掻込リール(85)
    の昇降・前後位置調節をそれぞれ行えるようにしたこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の汎用
    コンバイン。
  5. 【請求項5】リール操作レバー(96)を、操向用ハンドル
    (91)を配設した操縦コラム(90)から横方向へ突設し、上
    下・前後の十字状にシフトさせることにより、掻込リー
    ル(85)の昇降・前後位置調節をそれぞれ行えるようにし
    たことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の汎用コンバイン。
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CN109511376A (zh) * 2019-01-17 2019-03-26 中国农业大学 一种玉米联合收获机拨禾装置

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