JP3212133U - 緩衝機能付き包装体及びこれを用いた包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な緩衝性能を得ることができ、シンプルで組み立てやすくデザイン性にも優れた緩衝機能付き包装体及びこれを用いた包装箱を提供する。【解決手段】台紙に一列に連接された第一の側面板20、第二の側面板22及び支持板18は、互いに平行な主折罫線24a,24bで区切られている。支持板18の内側は、主折罫線24aと平行な副折罫線28a,28bによって、両端部の第一及び第二の糊付け部30,32と中央部の収容物支持部34とに区切られている。主折罫線24a,24bが折り曲げられて3つの板18,20,22が順に重なり、第一の糊付け部30が第一の側面板20に、第二の糊付け部32が第二の側面板22に各々糊付けされる。第一及び第二の側面板20,22を外向きに湾曲させる操作により、収容物支持部34が第一及び第二の側面板20,22と交差する位置に移動し、収容物支持部34の上方に収容空間36が形成される。【選択図】図1

Description

本考案は、瓶等の収容物を緩衝的に保護する緩衝機能付き包装体とこれを用いた包装箱に関する。
従来、特許文献1に開示されているように、1枚の台紙から成り、前面板の両側の側辺と、背面板の両側の側辺とをそれぞれ連結し、両側辺を互いに接近させ、前面板と背面板をそれぞれ外向きに膨らませるように湾曲させて両板の間に空間を形成し、この空間に収容物(化粧品の瓶等)を収納するようにした包装箱があった。この包装箱は、収容物を緩衝的に支持する上げ底部を有しており、台紙の前面板と背面板の下端部に、上げ底部を形成するための突片が延設され、各突片には、その内側を複数の折目線で区切ることによって、所定形状の起立片、支持片及び折り込み片が設けられている。
また、特許文献2に開示されているように、外箱の中に所定の仕切り枠体を収容することによって形成された包装箱があった。仕切り枠体は、瓶等の収容物を囲む4つの側面を有し、4方の角部から櫛形舌片が折り曲げられずに突出し、外箱の側壁の内側面を支承する。また、4つの側面の中の2つの下端部が延長され、外箱に入れるとき、この延長部分が折り曲げられ、収容物を緩衝的に支持する上げ底部が形成される。
特開2012−91841号公報 実開昭63−94115号公報
特許文献1に開示された包装箱は、上げ底部を形成するための突片等の構造が複雑であり、台紙を組み立てる作業も手間が掛かるものである。
特許文献2に開示された包装箱の場合、仕切り枠体を外箱から取り出すと上げ底部の形状が維持できないので、仕切り枠体単体で使用することは困難である。また、仕切り枠体は、複数の櫛形舌片が側方に突出する構造であり、単体で使用する場合に見栄えがよくない。
本考案は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、良好な緩衝性能を得ることができ、シンプルで組み立てやすくデザイン性にも優れた緩衝機能付き包装体及びこれを用いた包装箱を提供することを目的とする。
本考案は、1枚の台紙から成り、前記台紙は、一列に連接された第一の側面板、第二の側面板及び支持板を有し、この3つの板は、互いに平行な2つの主折罫線で区切られており、前記支持板の内側は、前記主折罫線と平行な2つの副折罫線によって、両端に位置する第一の糊付け部及び第二の糊付け部と、これらに挟まれた収容物支持部とに区切られ、
組み立て状態で、前記2つの主折罫線が折り曲げられて、前記3つの板が前記第一の側面板、前記支持板、前記第二の側面板の順に重なり、前記第一の糊付け部が前記第一の側面板に糊付けされ、前記第二の糊付け部が前記第二の側面板に糊付けされ、
前記2つの主折罫線を接近させて前記第一及び第二の側面板を各々外向きに湾曲させる操作が行われると、前記2つの副折罫線が折れ曲がり、前記収容物支持部が前記第一及び第二側面板と交差する位置に移動することによって、前記収容物支持部の上方に、前記第一及び第二の側面板と前記収容物支持部とで囲まれた収容空間が形成される緩衝機能付き包装体である。
前記第一及び第二の側面板の少なくとも一方は、補助折罫線によって上端部分が他の部分と区切られ、前記補助折罫線を折り曲げて前記上端部分を倒す操作が行われると、前記上端部分によって前記収容空間の上方が塞がれる構成にすることができる。
前記収容空間に収容物が入れられた状態で、平坦な面に置かれて自立できるように、前記第一の側面板、前記第二の側面板及び前記支持板の下端部が形成されている構成にすることが好ましい。
また、本考案は、上記の緩衝機能付き包装体とこれを収容する外箱とで構成され、収容物が入れられた前記緩衝機能付き包装体は、前記外箱内に収納されると、前記2つの主折罫線がある左右の側端部が、前記外箱の対角に位置する一対の角部の内面にガイドされ、位置決めされる包装箱である。
本考案の緩衝機能付き包装体は、瓶等の収容物を効果的に保護することができ、しかも、構造がシンプルで非常に組み立てやすく、デザイン性にも優れている。
また、本考案の包装箱は、緩衝機能を備えていない既存の外箱の中に上記緩衝機能付き包装体を設置することによって簡単に形成することができ、高い緩衝性能を有する包装箱を容易に得ることができる。
本考案の緩衝機能付き包装体の第一の実施形態の組み立て状態を示す斜視図(a)、底面図(b)である。 第一の実施形態の緩衝機能付き包装体を形成する台紙を表面側から見た展開図である。 本考案の包装箱の第一の実施形態の組み立て状態を示す斜視図である。 本考案の緩衝機能付き包装体の第二の実施形態を形成する台紙を表面側から見た展開図(a)、組み立て状態を示す底面図(b)である。
以下、本考案の緩衝機能付き包装体及びこれを用いた包装箱の第一の実施形態について、図1〜図3に基づいて説明する。この実施形態の緩衝機能付き包装体10は、図1(a)、(b)に示すように、内側に瓶等の収容物Sを収容して緩衝的に保護する部材であり、包装箱12は、別途用意した外箱14内に緩衝機能付き包装体10を設置することによって形成される箱である。
緩衝機能付き包装体10は、厚紙等のブランクシートを打ち抜いて形成された台紙16を組み立てることによって形成される。台紙16は、図2に示すように、左側から順番に支持板18、第一の側面板20、第二の側面板22が一列に連接され、互いに平行な2つの主折罫線24a,24bで区切られている。3つの板は、連接方向長さがほぼ同じに設定されている。
第一の側面板20は、長方形の上端を円弧状に膨出させたような外形で、円弧状に膨出した部分の基端部に下向き円弧状の補助折罫線26が設けられ、本体部分20aと上端部分20bとに区切られている。第二の側面板22は、外形が略正方形で、下側端辺が第一の側面板22の下側端辺とほぼ直線的に連続している。
支持板18は、外形が略U字状で、下側端辺が第一の側面板20の下側端辺とほぼ直線的に連続している。また、支持板18の内側は、主折罫線24a,24bと平行な2つの副折罫線28a,28bによって、第一の側面板20から離れた方の端部である第一の糊付け部30と、反対側の端部である第二の糊付け部32と、2つの糊付け部30,32に挟まれた収容物支持部34とに区切られている。
第一の糊付け部30の形状は上下方向に長い略長方形で、上下方向の長さが第二の側面板22の約3/5である。第二の糊付け部33の形状は上下方向に長い略長方形で、上下方向の長さが第二の側面板22とほぼ等しい。収容物支持部34の形状は左右方向に長い略長方形で、上下方向の長さが第二の側面板22の約1/5である。
ここで、収容物Sと各部の寸法との関係を説明すると、第一及び第二の側面板20,22の連接方向長さは、収容物Sの直径の約2.5倍である。第一の側面板20の下側端辺から補助折罫線26までの距離は、収容物Sの高さと収容物支持部34の上下方向の長さとを加算した値よりも少し長い。また、収容物支持部34の左右方向の長さは、収容物Sの直径よりも僅かに長い。
次に、緩衝機能付き包装体10の組み立て方法の一例を説明する。図2は台紙16を表面側から見た展開図であり、以下、台紙16の表面が凸になる折り方を正折り、裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。
まず、支持板18の第一の糊付け部30の裏面に糊を塗布し、主折罫線24aを正折りして支持板18を第一の側面板20の裏面に重ね、第一の側面板20の側端部に第一の糊付け部30を糊付けする。その後、第二の糊付け部32の表面に糊を塗布し、主折罫線24bを正折りして第二の側面板22を支持板18の表面に重ね、第二の側面板22の側端部に第二の糊付け部32を糊付けする。これで、第一の側面板20、支持板18、第二の側面板22が順番に重なった折り畳み状態となり、緩衝機能付き包装体10を製造する工場等から出荷される。
次に、収容物Sを包装する工場等において、作業者が、折り畳み状態の緩衝機能付き包装体10を立体的に変形させて収容物Sを収容する操作を行う。まず、緩衝機能付き包装体10を手に持ち、図1(a),(b)に示すように、2つの主折罫線24a,24bを接近させるように力を加え、第一及び第二の側面板20,22を各々外向きに湾曲させる操作を行う。すると、2つの副折罫線28a,28bが自動的に折れ曲がり(副折罫線28aが正折り、副折罫線28bが逆折り)、収容物支持部34が第一及び第二側面板20,22に対して交差する位置に移動する。
これで、収容物支持部34の上方に、第一及び第二の側面板20,22と収容物支持部34とで囲まれた収容空間36が形成されるので、収容物Sを中に入れる。そして、収容物Sの底部が収容物支持部34の上端部に支持された状態で、第一及び第二の側面板20,22を湾曲させる操作を止める。すると、緩衝機能付き包装体10が平坦な折り畳み状態に戻ろうとするので、収容物Sの側面が第一の側面板20の本体部20aと第二の側面板22との間に挟持され、位置決めされる。
その後、第一の側面板20の補助折罫線26を正折りし、上端部分20bを倒して収容空間36の上方を塞ぐ。これで、緩衝機能付き包装体10の組み立て作業が終了し、図1(a)に示す状態になる。
次に、図3(a),(b)に示すように、緩衝機能付き包装体10を、別に組み立てた外箱14の中に設置する。外箱14は略直方体で、内側の対角線の長さが組み立て状態の緩衝機能付き包装体10の幅(2つの主折罫線24a,24bの間隔)よりも僅かに長い。したがって、緩衝機能付き包装体10は、外箱14内に収納されると、主折罫線24a,24bがある左右の側端部が、外箱14の対角に位置する一対の角部14a,14bの内面にガイドされ、位置決めされる。そして、外箱14の天蓋を閉鎖することによって包装が終了し、収容物Sが包装箱12に入った状態で出荷される。
包装箱12は、どの方向から衝撃が加わっても収容物Sを保護することができるので、輸送中等に収容物Sが破損するのを効果的に防止することができる。また、収容物Sを購入した使用者は、外箱14を廃棄し、図1(a),(b)に示す状態で収容物Sを保管することができる。緩衝機能付き包装体10単体の緩衝性能は、外箱14を備えた包装箱12よりも低いが、家の中や事務所等で収容物Sを保管するには十分である。また、緩衝機能付き包装体10は、平坦面に縦置きすればコンパクトに自立する構造であり、デザイン性にも優れているので、部屋の雰囲気を妨げることはない。
以上説明したように、緩衝機能付き包装体10は、瓶等の収容物Sを効果的に保護することができ、しかも、構造がシンプルで非常に組み立てやすく、デザイン性にも優れている。
また、包装箱12は、緩衝機能を備えていない既存の外箱14の中に緩衝機能付き包装体10を設置することによって簡単に形成することができ、高い緩衝性能を有する包装箱を容易に得ることができる。
次に、本考案の緩衝機能付き包装体の第二の実施形態について、図4に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同一の構成は、同一の符号を付して説明する。
この実施形態の緩衝機能付き包装体38は、上記の緩衝機能付き包装体10と同様に、内側に瓶等の収容物Sを収容して緩衝的に保護する部材であり、厚紙等のブランクシートを打ち抜いて形成された台紙40を組み立てることによって形成される。台紙40は、図4(a)に示すように、左側から順番に第一の側面板20、第二の側面板22、支持板42、が一列に連接され、互いに平行な2つの主折罫線44a,44bで区切られている。3つの板は、連接方向長さがほぼ同じに設定されている。
第一の側面板20は、上記のように長方形の上端を円弧状に膨出させたような外形で、円弧状に膨出した部分の基端部に下向き円弧状の補助折罫線26が設けられ、本体部分20aと上端部分20bとに区切られている。第二の側面板22は、上記のように外形が略正方形で、下側端辺が第一の側面板22の下側端辺とほぼ直線的に連続している。
支持板42は、外形が略U字状で、下側端辺が第二の側面板22の下側端辺とほぼ直線的に連続していつ。また、支持板42の内側は、主折罫線44a,44bと平行な2つの副折罫線46a,46bによって、第二の側面板22側の端部である第一の糊付け部48と、反対側の端部である第二の糊付け部50と、2つの糊付け部48,50に挟まれた収容物支持部52とに区切られている。
第一の糊付け部48の形状は上下方向に長い略長方形で、上下方向の長さが第二の側面板22とほぼ等しい。第二の糊付け部50の形状は上下方向に長い略長方形で、上下方向の長さが第二の側面板22の約3/5である。収容物支持部52の形状は左右方向に長い略長方形で、上下方向の長さが第二の側面板22の約1/5である。
ここで、収容物Sと各部の寸法との関係を説明すると、第一及び第二の側面板20,22の連接方向長さは、収容物Sの直径の約2.5倍である。第一の側面板20の下側端辺から補助折罫線26までの距離は、収容物Sの高さと収容物支持部52の上下方向の長さとを加算した値よりも少し長い。また、収容物支持部52の左右方向の長さは、収容物Sの直径よりも僅かに長い。
次に、緩衝機能付き包装体38の組み立て方法の一例を説明する。図4は台紙40を表面側から見た展開図であり、以下、台紙40の表面が凸になる折り方を正折り、裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。
まず、支持板42の第二の糊付け部50の裏面に糊を塗布し、主折罫線44aを正折りして支持板42を第二の側面板22の裏面に重ね、第二の側面板22の側端部に第二の糊付け部50を糊付けする。その後、第一の糊付け部48の表面に糊を塗布し、主折罫線44bを正折りして第一の側面板20を支持板42の表面に重ね、第一の側面板20の側端部に第一の糊付け部48を糊付けする。これで、第一の側面板20、支持板42、第二の側面板22が順番に重なった折り畳み状態となり、緩衝機能付き包装体38を製造する工場等から出荷される。
次に、収容物Sを包装する工場等において、作業者が、折り畳み状態の緩衝機能付き包装体38を立体的に変形させて収容物Sを収容する操作を行う。まず、緩衝機能付き包装体10を手に持ち、図4(b)に示すように、2つの主折罫線44a,44bを接近させるように力を加え、第一及び第二の側面板20,22を各々外向きに湾曲させる操作を行う。すると、2つの副折罫線46a,46bが自動的に折れ曲がり(副折罫線46aが正折り、副折罫線46bが逆折り)、収容物支持部52が第一及び第二側面板20,22に対して交差する位置に移動する。
これで、収容物支持部52の上方に、第一及び第二の側面板20,22と収容物支持部54とで囲まれた収容空間36が形成されるので、収容物Sを中に入れる。そして、収容物Sの底部が収容物支持部52の上端部に支持された状態で、第一及び第二の側面板20,22を湾曲させる操作を止める。すると、緩衝機能付き包装体38が平坦な折り畳み状態に戻ろうとするので、収容物Sの側面が第一の側面板20の本体部20aと第二の側面板22との間に挟持され、位置決めされる。
その後、第一の側面板20の補助折罫線26を正折りし、上端部分20bを倒して収容空間36の上方を塞ぐ。これで、緩衝機能付き包装体10の組み立て作業が終了し、上記の緩衝機能付き包装体10と同様の外観になる(図1(a))。
なお、第一の実施形態の緩衝機能付き包装体10の場合、第二の糊付け部30は、第一の糊付け部と協働して収容部支持部34を保持する働きだけでなく、第一の側面板20の本体部分20aの端部(主折罫線24a側の端部)と第二の側面板22の端部(主折罫線24bと反対側の端部)との接合にも寄与している。本体部分20a及び第二の側面板22は、収容空間36内の収容物Sが簡単に脱落しないように、しっかりした筒状体を形成することが好ましい。そのため、第二の糊付け部32の外形は、第一の糊付け部30よりも大きくなっている。
一方、緩衝機能付き包装体38の場合、本体部分20aの端部(主折罫線44bと反対側の端部)と第二の側面板22の端部(主折罫線44a側の端部)との接合に寄与するのは、第一の糊付け部48の方である。したがって、緩衝機能付き包装体38は、第一の糊付け部48の外形が第二の糊付け部50よりも大きくなっている。なお、第二の糊付け部50の外形は、第一の糊付け部48に合わせて大きくしても構わない。
この実施形態の緩衝機能付き包装体38も、上記の緩衝機能付き包装体10と同様の作用効果を得ることができる。また、外箱14と組み合わせることによって、上記の包装箱12と同様の包装箱を構成することができる。
なお、本考案の緩衝機能付き包装体及びこれを用いた包装箱は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記の緩衝機能付き包装体10,38は、収容空間36の上方を覆う上端部分20bを第一の側面板20だけに設けている、収容物Sの上端側の保護を強化するため、第二の側面板22にも同様の上端部分を設けてもよい。また、収容物Sの上端側の保護が不要であれば、第一の側面板20も上端部分20bを省略し、第二の側面板22と同様の構造に変更することも可能である。
また、緩衝機能付き包装体を入れる外箱は、底部や蓋部の構造は自由に設定することができ、蓋部については必要に応じて省略してもよい。
10,38 緩衝機能付き包装体
12 包装箱
14 外箱
16,40 台紙
18,42 支持板
20 第一の側面板
20a 上端部分
20b 本体部分
22 第二の側面板
24a,24b,44a,44b 主折罫線
26 補助折罫線
28a,28b,46a,46b 副折罫線
30,48 第一の糊付け部
32,50 第二の糊付け部
34,52 収容物支持部
36 収容空間
S 収容物

Claims (4)

  1. 1枚の台紙から成り、前記台紙は、一列に連接された第一の側面板、第二の側面板及び支持板を有し、この3つの板は、互いに平行な2つの主折罫線で区切られており、前記支持板の内側は、前記主折罫線と平行な2つの副折罫線によって、両端に位置する第一の糊付け部及び第二の糊付け部と、これらに挟まれた収容物支持部とに区切られ、
    組み立て状態で、前記2つの主折罫線が折り曲げられて、前記3つの板が前記第一の側面板、前記支持板、前記第二の側面板の順に重なり、前記第一の糊付け部が前記第一の側面板に糊付けされ、前記第二の糊付け部が前記第二の側面板に糊付けされ、
    前記2つの主折罫線を接近させて前記第一及び第二の側面板を各々外向きに湾曲させる操作が行われると、前記2つの副折罫線が折れ曲がり、前記収容物支持部が前記第一及び第二側面板と交差する位置に移動することによって、前記収容物支持部の上方に、前記第一及び第二の側面板と前記収容物支持部とで囲まれた収容空間が形成されることを特徴とする緩衝機能付き包装体。
  2. 前記第一及び第二の側面板の少なくとも一方は、補助折罫線によって上端部分が他の部分と区切られ、前記補助折罫線を折り曲げて前記上端部分を倒す操作が行われると、前記上端部分によって前記収容空間の上方が塞がれる請求項1記載の緩衝機能付き包装体。
  3. 前記収容空間に収容物が入れられた状態で、平坦な面に置かれて自立できるように、前記第一の側面板、前記第二の側面板及び前記支持板の下端部が形成されている請求項1又は2記載の緩衝機能付き包装体。
  4. 請求項1乃至3のいずれか記載の緩衝機能付き包装体とこれを収容する外箱とで構成され、収容物が入れられた前記緩衝機能付き包装体は、前記外箱内に収納されると、前記2つの主折罫線がある左右の側端部が、前記外箱の対角に位置する一対の角部の内面にガイドされ、位置決めされることを特徴とする包装箱。
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